JP2010242306A - 建設機械の油圧制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両本体を微速で旋回させる場合に、エンジン等油圧ポンプの駆動装置にかかる負荷を低減させることが可能な建設機械の油圧制御装置を提供する。
【解決手段】旋回自在に設けられた旋回体と、旋回体を旋回駆動させる旋回モータ19とを備えたパワーショベル車の油圧制御装置18であって、作動油を供給する第1油圧ポンプP1及び第2油圧ポンプP2と、第1油圧ポンプP1から吐出される作動油により駆動される第1油圧アクチュエータと、第2油圧ポンプから吐出される作動油により駆動される上記旋回モータ19を含む第2油圧アクチュエータと、第1油圧ポンプと第1油圧アクチュエータとを繋ぐメイン流路20と、第2油圧ポンプP2と第2油圧アクチュエータとを繋ぐサブ流路30とを連通させる流路を開閉可能な流路制御弁50と、流路制御弁50の流路の開閉を操作する微速旋回スイッチ54とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、油圧アクチュエータを駆動させて所要の作業を行う建設機械の油圧制御装置に関し、さらには、水平方向への旋回作動において所定速度以上での旋回を規制する微速旋回モードと通常旋回モードの切り替えが可能な建設機械の油圧制御装置に関する。
油圧アクチュエータを駆動させて所要の作業を行う作業機の一例として、建設機械が挙げられる。建設機械は、駆動装置として例えばディーゼルエンジンを備えており、このエンジンにより油圧ポンプを回転駆動させて、油圧ポンプから吐出される作動油(圧油)を油圧アクチュエータに伝達して、所要の作業を行わせるようにその油圧回路が構成されている。このような建設機械の一例として掘削作業を行うパワーショベル車があり、走行装置の上に旋回油圧モータの駆動により水平旋回される車両本体が設けられ、車両本体の前部にパワーショベル機構が取り付けられて構成される。
ここで、パワーショベル車に搭載された従来の油圧制御装置218を、図6(a)に示す。油圧制御装置218は、エンジン211の駆動により第1油圧ポンプP21及び第2油圧ポンプP22が作動油を貯留する作動油タンク240から作動油を得て当該作動油により各油圧アクチュエータの作動を制御する装置である。油圧制御装置218は、各油圧アクチュエータ(左右のクローラを駆動させる左右の走行モータ209L,209R、ブーム、アーム、バケット、及びブレードを作動させるブームシリンダ213a、アームシリンダ214a、バケットシリンダ215a、ブレードシリンダ208a、及び車両本体の上部旋回体を旋回させる旋回モータ219)と、第1コントロールバルブ221及び第2コントロールバルブ222と、旋回制御バルブ231と、ブレード制御バルブ232等により構成されている。第1油圧ポンプP21及び第2油圧ポンプP22から供給される作動油は、メイン流路220及びサブ流路230を経て各油圧アクチュエータに供給されるように構成されている。
このように構成された油圧制御装置218を用いて行われる各アクチュエータの作動について以下で説明する。まず、エンジン211の駆動により第1油圧ポンプP21及び第2油圧ポンプP22はそれぞれ作動油を作動油タンク240から得て、第1油圧ポンプP21は第1及び第2コントロールバルブ221,222、第2油圧ポンプP22は旋回制御バルブ231及びブレード制御バルブ232に、それぞれ作動油を供給する。そして、第1コントロールバルブ221は、各アクチュエータの作動を操作可能な操作装置(図示せず)により操作された操作内容に応じて供給量及び供給方向を制御して、左走行モータ209L、ブームシリンダ213a、及びバケットシリンダ215aに作動油を供給する。第2コントロールバルブ222、旋回制御バルブ231、及びブレード制御バルブ232も同様の制御に応じて、それぞれ、アームシリンダ214a、旋回モータ219、ブレードシリンダ208aに作動油を供給するように構成されている。このように、複数の油圧ポンプが設けられ、それぞれの油圧ポンプから吐出された作動油を制御バルブによる流量等の制御を行って各アクチュエータに供給することにより、各アクチュエータを作動させる油圧回路構造が周知となっている(例えば、特許文献1を参照)。
また、上述したような油圧回路構造はミニショベル車で一般的となっており、油圧回路としてはいわゆるオープンセンタ式及びロードセンシング式が周知となっている。なお、ミニショベル車より大きな建設機械については、可変容量型の油圧ポンプにより旋回モータに作動油を供給するものも周知となっており、ミニショベル、小型ショベルとしては、土砂を移動させるブレードが有るものと無いものがある。
特開2006−161510号公報
ところで、図6(a)に示すような従来の油圧回路構造を備えた油圧制御装置を用いた場合における車両本体の水平方向への旋回作動について、穴掘り作業や土砂のダンプカーへの積み込み作業等を行う際には素早い作動が必要になるため、旋回モータ219に作動油を供給する第2油圧ポンプP22の容量を大きくする必要がある。しかし、吊り作業や土砂を大量に積み込んだバケットを旋回させる作業等を行う時は微速で旋回させる方が望ましい。
このような場合上記のように第2油圧ポンプP22の容量を大きくすると、図6(b)に示すように、旋回操作レバーの操作量に応じて第2油圧ポンプP22の吐出油量が大きくなり、また旋回の速度が高速になるため、作業者は、車両本体を高速で旋回作動させないように操作を精細に行わなければならず、作業負担を増大させることになる。また、旋回モータ219に大量の作動油が供給されないように、第2油圧ポンプP22と旋回モータ219の間に絞りを介して、第2油圧ポンプP22から吐出された作動油の一部を作動油タンク240に導くことも可能ではある。しかし、このような構成にしても、第2油圧ポンプP22は大量の作動油を吐出し続け、当該吐出された作動油をブリードオフすることにより旋回モータ219へ供給される油量を減らすようにしているため、無駄なエネルギー損失が発生しているという課題があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、車両本体を微速で旋回させる場合に、エンジン等油圧ポンプの駆動装置にかかる負荷を低減させることが可能な建設機械の油圧制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る建設機械の油圧制御装置は、基台(例えば、実施形態における走行フレーム3d)と、基台に旋回動自在に支持された旋回台(例えば、実施形態における旋回機構5)と、旋回台を旋回動させる旋回油圧アクチュエータ(例えば、実施形態における旋回モータ19)とを備えた建設機械において、旋回油圧アクチュエータを作動するために用いられる作動油を吐出する第1油圧ポンプ及び第2油圧ポンプと、第1油圧ポンプ及び第2油圧ポンプにより吐出された作動油を旋回油圧アクチュエータへ供給する制御を行う作動油制御弁(例えば、実施形態における旋回制御バルブ31,131)と、第2油圧ポンプと作動油制御弁とを繋ぐ第2油圧ポンプ用供給路(例えば、実施形態におけるサブ流路30,130)と、第1油圧ポンプと第2油圧ポンプ用供給路とを繋ぐ第1油圧ポンプ用供給路(例えば、実施形態におけるメイン流路20,120)と、第1油圧ポンプ用供給路の開閉制御を行う開閉制御弁(例えば、実施形態における流路制御弁50,150)と、作動油制御弁の作動制御を行うために操作される旋回操作手段と、開閉制御弁の作動制御を行うために操作される開閉操作手段(例えば、実施形態における微速旋回スイッチ54,154)とを備えたことを特徴とする。
また、第1油圧ポンプ用供給路における第1油圧ポンプに対して開閉制御弁の下流側に設けられ、開閉制御弁から第2油圧ポンプ用供給路への作動油の流入を許可するが、第2油圧ポンプ用供給路から開閉制御弁への作動油の流入を禁止するチェック弁(例えば、実施形態におけるチェックバルブ60,160)を備えることが好ましい。
以上、本発明に係る建設機械の油圧制御装置においては、微速で車両本体を旋回させる場合は第2油圧ポンプから吐出された作動油のみが旋回モータに供給され、通常時(素早い作動が必要な場合)は第1油圧ポンプから吐出された作動油が合流して、第1油圧ポンプ及び第2油圧ポンプの両方から吐出された作動油が旋回モータに供給されるように構成される。このため、通常時は車両本体を素早く旋回することが可能であるとともに第2油圧ポンプの容量が車両本体を微速で旋回させるだけの量で足りるようになるため、従来のように第2油圧ポンプの容量を大きくする必要がなくなる。また、微速旋回時は、第2油圧ポンプから供給された作動油のみで旋回モータが駆動するため、操作装置の操作量に拘わらず車両本体の旋回速度を微速にすることができ作業者への操作負担の増大を防止することが可能になるとともに、エンジン等、油圧ポンプの駆動装置にかかる負荷を低減させることができる。
本発明に係る油圧制御装置を適用させた建設機械の一例として示すパワーショベル車の斜視図である。 本発明に係る油圧制御装置を示す第1実施例のオープンセンタ式の油圧回路である。 上記油圧回路における、旋回操作レバーの操作量と旋回モータに供給される作動油の流量との関係を示すグラフである。 本発明に係る油圧制御装置を示す第2実施例のロードセンシング式の油圧回路である。 可変容量ポンプを用いたときと固定容量ポンプを用いたときのP−Q特性の差を示したグラフである。 従来の油圧制御装置の一例として示す油圧回路図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について、図1を参照しながら説明する。本発明に係る油圧制御装置を搭載した建設機械の一例としてクローラ型パワーショベル車1(以下、パワーショベル車1と称する)について説明する。パワーショベル車1は、図1に示すように、左右一対のクローラ走行機構を有した走行装置3と、走行装置3の上部に設けられた旋回機構5により水平旋回可能に設けられた上部旋回体を有する車両本体2と、車両本体2の前部に水平旋回(水平揺動)可能に取り付けられたパワーショベル機構4と、車両本体2の後部に上下に揺動自在に設けられたブレード8(排土板)から構成されている。
走行装置3は、駆動輪3a、従動輪3b、及びこれらの駆動輪3a、従動輪3bに巻き掛けられた履帯3cからなるクローラ機構を走行フレーム3dの左右に設けて構成されている。右側に設けられた駆動輪3aは右走行モータ9Rにより駆動され、左側に設けられた駆動輪3aは左走行モータ9Lにより駆動されるように構成されている。また、上記走行フレーム3dの中央上部には旋回機構5が設けられており、旋回機構5は、後述する操作装置17(図1参照)の旋回操作レバー(図示せず)を傾動操作することにより、後述する旋回モータ19により旋回機構5を介して車両本体2の上部旋回体を旋回駆動することが可能になっている。
旋回機構5の上部には車体フレーム6が設けられ、車体フレーム6の上部には運転キャビン7及びディーゼルエンジンであるエンジン11が搭載されたエンジンルーム10等が配設されている。運転キャビン7には、図1に示すように、作業者が搭乗するためのオペレータシート16と、パワーショベル車1の各種動作を操作するための操作装置17とが設けられており、作業者は、運転キャビン7のオペレータシート16に搭乗して操作装置17を操作することにより、パワーショベル車1の作動を操作することが可能になっている。
パワーショベル機構4は、車体フレーム6の前方に突出して形成された本体枢結部(図示せず)に対して水平旋回若しくは揺動自在に枢結されたブーム13と、ブーム13の先端に同一垂直面内で上下に揺動可能に枢結されたアーム14と、アーム14の先端に同一垂直面内で上下に揺動可能に枢結されたバケット15とから構成されている。また、車体フレーム6の前端から前方に突出してスイング側枢結部12及び揺動シリンダ(図示せず)が設けられ、スイング側枢結部12を揺動シリンダにより揺動させることが可能になっている。また、ブーム13を上下に揺動させるブームシリンダ13aがスイング側枢結部12とブーム13とを繋いで配設され、アーム14を上下に揺動させるアームシリンダ14aがブーム13とアーム14とを繋いで配設され、バケット15を上下に揺動させるバケットシリンダ15a及びリンク15bが、アーム14とバケット15とを繋いで配設される。なお、ブレード8は、ブレードシリンダ8a(図2参照)により上下に揺動されるようになっている。
上述したように、本実施形態におけるパワーショベル車1では、旋回モータ19を回転させることにより旋回機構5を介して車両本体2の上部旋回体を旋回させることが可能になっている。ところで、この上部旋回体を旋回させる速度について、パワーショベル車1が行う作業内容によっては、微速で旋回させたい場合がある。例えば、バケット15に満杯に土砂が積まれた状態でバケット15を旋回させながら別の場所に移動させるような作業を行う場合、上部旋回体を高速で旋回させると上記土砂がバケット15からこぼれることがあるので、一定速度以上で旋回しないように旋回速度が規制される構成が望まれる。また、パワーショベル車1を用いて荷物の吊り上げ作業を行う場合、高重量の荷物を吊り上げている状態で不用意に上部旋回体を旋回させると、吊り上げられている荷物が大きく揺れて周囲の作業者や物体に衝突する虞がある等といった問題がある。そこで、作業者に旋回操作レバーの操作量を微量にさせることで旋回速度を低速にすることも可能ではあるが、これでは、作業者に精細な操作を強いる負担を与えることになる。
上記のような問題を回避するため、本実施形態におけるパワーショベル車1においては、運転キャビン7の操作装置17にオン/オフ操作が可能な微速旋回スイッチ54が設けられ、微速旋回スイッチ54をオン操作をすることにより、重量物の吊作業等に備え旋回速度を微速にするか(以下、微速旋回モードと称する)、通常の穴掘り作業や土砂のダンプカーへの積み込み等素早い操作が必要な場合に備え旋回速度を高速にするか(以下、通常旋回モードと称する)を選択することが可能になっている。以下で、上述した各油圧アクチュエータ(左右の走行モータ9L,9R、ブームシリンダ13a、アームシリンダ14a、バケットシリンダ15a、ブレードシリンダ8a、旋回モータ19)を油圧により作動させるとともに、上述した微速旋回スイッチ54を操作することにより微速旋回モード及び通常旋回モードを切替可能な油圧制御装置の構成及び作動について、2つの実施例を挙げて説明する。
第1実施例における油圧制御装置18は、全てのアクチュエータが作動油を必要としない待機状態において作動油を全て作動油タンク40に戻すオープンセンタ方式と称される油圧回路に構成されている。油圧制御装置18は、エンジン11と、作動油を貯留する作動油タンク40と、後述する流路制御弁50及びチェックバルブ60と共にエンジンルーム10の内部に設けられており、図2に示すように、上述した各油圧アクチュエータと、第1及び第2コントロールバルブ21,22と、旋回制御バルブ31と、ブレード制御バルブ32と、第1ないし第3油圧ポンプP1,P2,P3とにより構成されている。
第1ないし第3油圧ポンプP1,P2,P3は、図2に示すように、エンジン11の図示省略する出力軸と接続されており、エンジン11により駆動できるようになっている。第1及び第2油圧ポンプP1,P2は、図示省略する斜板を有するいわゆる斜板式ピストンポンプであり、当該斜板の角度を制御することにより、吐出する作動油の吐出量を制御することが可能になっている。第1及び第2油圧ポンプP1,P2は、パワーショベル車1のメインとなる作動である車両本体2の走行、パワーショベル機構4の作動を行うために設けられた油圧ポンプであり、図2に示すように、エンジン11の駆動に伴い、作動油タンク40から得た作動油をそれぞれ吐出するように構成されている。第3油圧ポンプP3は、旋回モータ19による車両本体2の旋回、ブレード8の揺動等の作動をさせるために設けられた固定容量型の油圧ポンプであり、その容量は第1油圧ポンプP1及び第2油圧ポンプP2と比較して小さくなっている。なお、本実施例においては、図2に示すように、上記第1及び第2油圧ポンプP1,P2は、左右の走行モータ9L,9R、ブームシリンダ13a、アームシリンダ14a、及びバケットシリンダ15aに作動油を供給し、第3油圧ポンプP3は、ブレードシリンダ8a及び旋回モータ19に作動油を供給するように構成されている。
以上のように構成される第1実施例の油圧制御装置18においては、図2に示すように、メイン流路20及びサブ流路30を供給路として各油圧アクチュエータに作動油が供給されるようになっている。メイン流路20には、第1及び第2油圧ポンプP1,P2、第1及び第2コントロールバルブ21,22が設けられ、左右の走行モータ9L,9R、ブームシリンダ13a、アームシリンダ14a、バケットシリンダ15aへの作動油の供給を制御することが可能になっている。また、サブ流路30には、第3油圧ポンプP3、旋回制御バルブ31及びブレード制御バルブ32が設けられ、旋回モータ19及びブレードシリンダ8aへの作動油の供給を制御することが可能になっている。
なお、ブレードシリンダ8a及びブレード制御バルブ32が、サブ流路30に設けられている理由は、ブレード8は車両本体2を走行させながら使用する場合が多く(走行させながら土砂を移動させる等)、左右の走行モータ9L,9Rが設けられているメイン流路20の第1及び第2油圧ポンプP1,P2に作動油を供給させると、作動油の油量が少なくなった際にブレード8の作動、または左右の走行モータ9L,9Rに影響を及ぼし、車両本体2の左右の走行装置3に速度差が発生する可能性があるからである。
第1コントロールバルブ21は、図示省略する左走行制御バルブ、ブーム制御バルブ、及びバケット制御バルブにより構成されており、エンジン11により駆動された第1油圧ポンプP1から吐出された作動油が左走行制御バルブ、ブーム制御バルブ、及びバケット制御バルブにより、上述した操作装置17の操作量等に応じて供給量及び供給方向が制御され、左走行モータ9L、ブームシリンダ13a、バケットシリンダ15aに作動油を供給するように構成されている。第2コントロールバルブ22は、図示省略する右走行制御バルブ及びアーム制御バルブにより構成され、エンジン11により駆動された第2油圧ポンプP2から吐出された作動油が、右走行制御バルブ及びアーム制御バルブにより、操作装置17の操作量等に応じて、供給量及び供給方向が制御され、右走行モータ9R及びアームシリンダ14aに作動油を供給するように構成されている。
サブ流路30においては、旋回制御バルブ31及びブレード制御バルブ32が設けられている。エンジン11により駆動された第3油圧ポンプP3から吐出された作動油は、旋回制御バルブ31及びブレード制御バルブ32により、操作装置17の操作に応じて供給方向及び供給量が制御され、旋回モータ19及びブレードシリンダ8aに作動油を供給するように構成されている。なお、旋回制御バルブ31の内部にはスプールが移動自在に設けられており、操作装置17の旋回操作レバーが操作されていない状態(傾動操作量が零の状態)においては、付勢バネ31dによって、図2に示す中立位置31aに保持されて旋回モータ19への作動油の供給が遮断されるようになっている。また、旋回操作レバーが一方に傾動操作されるとスプールが移動し、右旋回位置31bに切り替わる。このとき、旋回モータ19に右方向から作動油が供給されて、その供給量に応じた速度で旋回モータ19を右方向に回転させることができるようになっている。また、旋回操作レバーが上記と反対方向に傾動操作されるとスプールが上記と反対方向に移動し、左旋回位置31cに切り替わる。このとき、旋回モータ19に左方向から作動油が供給されてその供給量に応じた速度で旋回モータ19を左方向に回転させることができるようになっている。
流路制御弁50は、第1及び第2油圧ポンプP1,P2から延びたメイン流路20に設けられており、図2に示すように、流路制御弁50の一端には付勢ばね51が設けられ、付勢ばね51により、通常は図2に示す連通位置52に位置した状態になっている。流路制御弁50の他端には、上述した運転キャビン7内の操作装置17に設けられたオン/オフ操作が可能な微速旋回スイッチ54(後に詳述)及び流路制御装置55が接続されている。微速旋回スイッチ54がオン操作されると、流路制御装置55から電気信号が出力されることにより、流路制御弁50は付勢ばね51の付勢力に抗して遮断位置53に位置され、微速旋回スイッチ54がオフ操作されると、上記電気信号が遮断され連通位置52に位置するようになっている。また、チェックバルブ60は、メイン流路20とサブ流路30の間に設けられ、チェックバルブ60により、メイン流路20からサブ流路30への作動油への供給は許容されるがサブ流路30からメイン流路20への供給は規制されるようになっている。
上述したようなオープンセンタ式の油圧回路を採用している第1実施例の油圧制御装置18において、可変容量型である第1及び第2油圧ポンプP1,P2は、軽負荷時には最大油量の作動油を吐出し高負荷時及び固定容量型である第3油圧ポンプP3が高圧になった時には流量制御が働くように作動することによりエンジンストールの発生を防止することができるようになっている。また、第3油圧ポンプP3の容量を小さくしてサブ流路30の作動油の流量を小さくすることで、車両本体2の旋回を減速させることができるとともに第3油圧ポンプP3を使用しない時のエネルギー損失の無駄を削減することができる。本実施例において、微速旋回モードでは容量を小さくした第3油圧ポンプP3のみから吐出された作動油により微速で車両本体2を旋回させるようにし、通常旋回モードでは第1及び第2油圧ポンプP1,P2から吐出された作動油をサブ流路30に合流させ、第1ないし第3油圧ポンプP1,P2,P3から吐出された作動油により通常の速度で車両本体2を旋回させることが可能になっている。
図3は、通常旋回モードにおける、旋回操作レバーの傾動操作量と、第1及び第2油圧ポンプP1,P2から吐出されサブ流路30へ合流する作動油の流量、並びに第3油圧ポンプP3の作動油の吐出流量との関係を示すグラフであり、図3(a)は上記操作量と第1及び第2油圧ポンプP1,P2によりサブ流路30に合流する作動油の流量との関係を示したグラフ、図3(b)は操作量と第3油圧ポンプP3の吐出油量との関係を示したグラフ、図3(c)は操作量と旋回モータ19に供給される作動油の流量との関係を示したグラフである。図3からわかるように、通常旋回モード(微速旋回スイッチ54がオフ操作された状態)では、操作量を零から少しずつ大きくしていくと、操作量に比例した量の作動油が固定容量型の第3油圧ポンプP3から吐出され旋回モータ19に供給される。そして、第3油圧ポンプP3の最大容量を超えると第1及び第2油圧ポンプP1,P2からサブ流路30に合流する作動油の量が増え始め、操作量に応じて旋回モータ19に供給される作動油の量が増加し、旋回モータ19の回転速度を上げて車両本体2の上部旋回体を通常の速度で旋回させることができるようになっている。なお、微速旋回モードでは、第1及び第2油圧ポンプP1,P2からサブ流路30への作動油の合流がないため、第3油圧ポンプP3から吐出された作動油のみで旋回モータ19が回転駆動するようになっている。
以上のような構成の油圧回路がオープンセンタ回路となっている第1実施例の油圧制御装置18において、微速旋回スイッチ54をオン/オフ操作し微速旋回モードまたは通常旋回モードにしたときの、旋回モータ19等の作動について説明する。まず、微速旋回スイッチ54をオン操作し微速旋回モードになっている場合は、流路制御弁50が遮断位置53に位置し、メイン流路20とサブ流路30は遮断された状態になる。この状態では、旋回制御バルブ31に第3油圧ポンプP3から吐出された作動油のみが供給される。すなわち、第3油圧ポンプP3から吐出された作動油は、旋回制御バルブ31に供給され、供給量及び供給方向が制御された後旋回モータ19に供給され、当該作動油の旋回モータ19への供給により旋回モータ19が回転駆動する。このとき、旋回モータ19は、小容量の第3油圧ポンプP3のみから供給された作動油により回転駆動するため、低速で車両本体2の上部旋回体を旋回させることができる。
一方、微速旋回スイッチ54をオフ操作し通常旋回モードになっている場合は、流路制御弁50が連通位置52に位置し、メイン流路20とサブ流路30が連通された状態になっている。この状態において、第1及び第2油圧ポンプP1,P2から吐出された作動油は、流路制御弁50及びチェックバルブ60を介し第3油圧ポンプP3から吐出された作動油と合流し、当該作動油は旋回制御バルブ31に供給され、旋回制御バルブ31により供給量及び供給方向が制御されて旋回モータ19に供給され、当該作動油の旋回モータ19への供給により旋回モータ19が回転駆動する。このとき、旋回モータ19は、第1ないし第3油圧ポンプP1,P2,P3から供給された作動油により回転駆動するため、通常の穴掘り作業や土砂のダンプカーへの積み込み等素早い操作が必要な場合に、高速で車両本体2の上部旋回体を旋回させることができる。
また、以下で第2実施例における油圧制御装置118について図4を参照しながら説明する。第2実施例における油圧制御装置118においては、第1実施例の油圧制御装置18と構成が同じ箇所もあるため、同じ箇所については説明を省略し構成が異なる部分を中心に説明する。第2実施例における油圧制御装置118は、各アクチュエータの油圧を油圧ポンプへ伝達させ吐出量を制御するフィードバック制御を行うことにより、各アクチュエータの要求に応じて必要な流量のみの作動油を吐出させるロードセンシング式と称される油圧回路に構成されている。ロードセンシング式の場合は、各アクチュエータにかかっている負荷の最高圧を油圧ポンプへフィードバックし、その最高圧より一定の差圧を目標圧として油圧ポンプの流量を制御させるように構成されており、操作を行っていないときは最小限の量(待機油量)の作動油が吐出されるようになっている。
油圧制御装置118は、ディーゼルエンジンであるエンジン111と、作動油を貯留する作動油タンク140と、流路制御弁150及びチェックバルブ160と共にエンジンルーム10の内部に設けられている。油圧制御装置118は、図4に示すように、各油圧アクチュエータと、コントロールバルブ121と、旋回制御バルブ131と、第1及び第2油圧ポンプP11,P12とにより構成されている。
第1及び第2油圧ポンプP11,P12は、第1実施例と同様にエンジン111により駆動できるようになっており、第1油圧ポンプP11は、パワーショベル車1の車両本体2の走行、パワーショベル機構4の作動を行うために設けられ、第2油圧ポンプP12は、旋回モータ19による車両本体2の上部旋回体を旋回させるために設けられた固定容量型の油圧ポンプであり、その容量は第1油圧ポンプP11と比べて小さくなっている。
以上のように構成される第2実施例の油圧制御装置118においては、図4に示すように、メイン流路120及びサブ流路130を供給路として各油圧アクチュエータに作動油が供給されるようになっている。メイン流路120には、第1油圧ポンプP11及びコントロールバルブ121が設けられ、また、サブ流路130には、第2油圧ポンプP12、旋回制御バルブ131が設けられ、各油圧アクチュエータへの作動油の供給制御を行うことが可能になっている。
第2実施例の油圧制御装置118においても、第1実施例の油圧制御装置18と同じように、流路制御弁150及びチェックバルブ160が設けられており、これらは、第1実施例の流路制御弁50及びチェックバルブ60と同じ役割を果たす。すなわち、流路制御弁150の一端に付勢ばね151が設けられ、通常は図4に示す連通位置152に位置した状態になっており、操作装置17に設けられたオン/オフ操作が可能な微速旋回スイッチ154及び流路制御装置155が接続されている。そして、第1実施例と同じように微速旋回スイッチ154がオン操作され流路制御装置155から電気信号が出力されることにより、流路制御弁150は遮断位置153に位置され、オフ操作されると連通位置152に位置するようになっている。また、チェックバルブ160によりメイン流路120からサブ流路130への作動油の供給のみが許可されるようになっている。
上述したような構成の第2実施例の油圧制御装置118においては、ロードセンシング式の油圧回路を採用し可変容量型の第1油圧ポンプP11を用いているため、負荷に合わせて圧力と流量の両方を制御することが可能になり、省エネルギー効果が高くなるという利点を得られる。また、繊細な操作が必要な車両本体2の上部旋回体の旋回作動(旋回モータ19の回転駆動)においてはオープンセンタ式としている(旋回独立回路とも称する)。ここで、旋回作動に用いられる第2油圧ポンプP12は固定容量型であるため常に最大量の作動油を吐出するが、この第2油圧ポンプP12として小容量の油圧ポンプを使用することで、車両本体2の旋回を微速にすることができるとともに無駄な作動油の吐出を防止することができ省エネルギー効果が得られる。本実施例では、この容量を小さくした第2油圧ポンプP12のみから吐出された作動油により微速で車両本体2の上部旋回体を旋回させる状態を微速旋回モードとし、第1油圧ポンプP11から吐出された作動油をサブ流路130に合流させることにより通常の速度で上部旋回体を旋回させる状態を通常旋回モードとしている。
以上のような構成のロードセンシング式の油圧回路における第2実施例の油圧制御装置118において、微速旋回スイッチ154を操作し微速旋回モードまたは通常旋回モードにしたときの、旋回モータ19等の作動について以下で説明する。まず、微速旋回スイッチ154をオン操作し微速旋回モードになっている場合は、流路制御弁150が遮断位置153に位置し、メイン流路120とサブ流路130は遮断される。この状態では、旋回制御バルブ131には第2油圧ポンプP12から吐出された作動油のみが供給される。すなわち、第2油圧ポンプP12から吐出された作動油は、旋回供給バルブ131に供給され、供給量及び供給方向が制御された後旋回モータ19に供給され、これにより旋回モータ19は回転駆動する。このとき、旋回モータ19は、小容量の第2油圧ポンプP12のみから供給された作動油により回転駆動するため、低速で車両本体2の上部旋回体を旋回させることが可能となる。
また、微速旋回スイッチ154をオフ操作し通常旋回モードになっている場合は、流路制御弁150は連通位置152に位置し、メイン流路120とサブ流路130が連通された状態になっている。この状態において、第1及び第2油圧ポンプP11,P12から吐出された作動油は、流路制御弁150及びチェックバルブ160を介して第2油圧ポンプP12から吐出された作動油と合流し、当該作動油が旋回制御バルブ131に供給され、旋回制御バルブ131により供給量及び供給方向が制御されて旋回モータ19に供給され、当該作動油の旋回モータ19への供給により旋回モータ19が回転駆動する。このとき、旋回モータ19は、第1及び第2油圧ポンプP11,P12から供給された作動油により回転駆動するため、通常時の速度で車両本体2の上部旋回体を旋回させることができる。
以上、上述した第1及び第2実施例における油圧制御装置18,118においては、微速旋回スイッチ54(154)をオン操作し微速旋回モードにしたときは、サブ流路30(130)をメイン流路20(120)から独立させ、旋回モータ19への作動油の流量を抑えることが可能になるため、旋回速度を減速させることができ、作業者に精細な操作を強いることなく低速で車両本体2を旋回作動させることができる。一方、微速旋回スイッチ54(154)をオフ操作して通常旋回モードにしたときはメイン流路20(120)からサブ流路30(130)へ作動油を合流させることにより、旋回モータ19に作動油を供給するための油圧ポンプが吐出する作動油の供給量を増加させる必要がなくなり、上記油圧ポンプの容量を小さくしても通常の旋回速度を得ることができる。なお、第1実施例におけるオープンセンタ式、第2実施例におけるロードセンシング式のどちらの油圧回路においても同様の効果を得ることができる。
以上、本発明は上記の実施形態に限定して解釈されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において適宜改良可能である。例えば、上述した実施形態では、各油圧アクチュエータに作動油を供給するための油圧ポンプの数を2つまたは3つにした例について説明したが4つ以上の油圧ポンプを用いるようにしてもよい。
また、上述の第1及び第2実施例では、メイン流路20(120)へ作動油を吐出する油圧ポンプとして可変容量型の油圧ポンプを用いた例について説明したが、可変容量型でない固定容量型の油圧ポンプを使用することも理論的には可能である。ただし、図5に示すように、固定容量型の油圧ポンプはポンプ吐出圧が小さくなってもポンプ吐出油量が不変であるのに対し、可変容量型の油圧ポンプはポンプ吐出油量を変えることができる。このため、ポンプ吐出圧が小さい時はポンプ吐出油量を多くして、ポンプ吐出圧が大きい時はポンプ吐出油量を少なくすることが可能となる。このように、可変容量型の油圧ポンプを用いる場合、油圧ポンプを駆動させるエンジンの出力を有効に使うことができるという利点がある。
なお、上述の実施形態では油圧ポンプを駆動させる駆動装置として、ディーゼルエンジンであるエンジン11(111)を用いた例について説明したが、これに限定されることなく、例えば、電動モータを用いてこれらのポンプを駆動させるようにしてもよい。
そして、上述の実施形態では、車両本体2を旋回させる機器として、旋回モータ19を用いた例について説明したが、モータに限定されることはなく、別の油圧アクチュエータにより車両本体2を旋回させるようにしてもよい。
さらに、上述の実施形態では、建設機械の一例としてクローラ型のパワーショベル車1を用いた例について説明したが、これに限定されることはなく、例えば、ショベルローダ、油圧クレーン等他の建設機械に本発明を適用させてもよい。
P1 第1油圧ポンプ(第1実施例、可変容量型)
P2 第2油圧ポンプ(第1実施例、可変容量型)
P3 第3油圧ポンプ(第1実施例、固定容量型)
P11 第1油圧ポンプ(第2実施例、可変容量型)
P12 第2油圧ポンプ(第2実施例、固定容量型)
1 パワーショベル車(建設機械)
3 走行装置
3d 走行フレーム(基台)
5 旋回機構(旋回台)
19 旋回モータ(旋回油圧アクチュエータ)
20,120 メイン流路(第1油圧ポンプ用供給路)
30,130 サブ流路(第2油圧ポンプ用供給路)
31,131 旋回制御バルブ(作動油制御弁)
50,150 流路制御弁(開閉制御弁)
54,154 微速旋回スイッチ(開閉操作手段)
60,160 チェックバルブ(チェック弁)

Claims (2)

  1. 基台と、前記基台に旋回動自在に支持された旋回台と、前記旋回台を旋回動させる旋回油圧アクチュエータとを備えた建設機械において、
    前記旋回油圧アクチュエータを作動するために用いられる作動油を吐出する第1油圧ポンプ及び第2油圧ポンプと、
    前記第1油圧ポンプ及び前記第2油圧ポンプにより吐出された作動油を前記旋回油圧アクチュエータへ供給する制御を行う作動油制御弁と、
    前記第2油圧ポンプと前記作動油制御弁とを繋ぐ第2油圧ポンプ用供給路と、
    前記第1油圧ポンプと前記第2油圧ポンプ用供給路とを繋ぐ第1油圧ポンプ用供給路と、
    前記第1油圧ポンプ用供給路の開閉制御を行う開閉制御弁と、
    前記作動油制御弁の作動制御を行うために操作される旋回操作手段と、
    前記開閉制御弁の作動制御を行うために操作される開閉操作手段とを備えたことを特徴とする建設機械の油圧制御装置。
  2. 前記第1油圧ポンプ用供給路における前記第1油圧ポンプに対して前記開閉制御弁の下流側に設けられ、前記開閉制御弁から前記第2油圧ポンプ用供給路への作動油の流入を許可するが、前記第2油圧ポンプ用供給路から前記開閉制御弁への作動油の流入を禁止するチェック弁を備えることを特徴とする請求項1に記載の建設機械の油圧制御装置。
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