JP4123086B2 - 画像処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機などの画像処理装置に係り、詳細には、基本機能に加えて、選択機能を備えた画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機などの画像処理装置には、各種の選択機能(オプション機能)が設けられている。複写機などでは、通常、基本機能のみが使用可能な状態で、オプション機能は使用不能な状態に設定されており、このようなオプション機能を使用可能とするときには、コントロールパネル上のキー操作によって、所望のオプション機能を選択し、使用可能状態に設定するのが一般的方法となっている。
【0003】
ところで、コントロールパネル上で、オプション機能の設定を行う時には、認証番号(パスワード)等の入力作業を行うようにして、オプション機能の不正使用を防止する必要があり、このために、オプション機能の設定操作が煩わしくなっている。
【0004】
ここから、オプション機能を制御するときに、電子カードなどの記憶媒体にオプション機能を制御するための信号を記録しておき、複写機に設けているカードリーダなどの読み取り装置に、その電子カードを装着して、制御信号を読み取らせることにより、コントロールパネル上でのキー操作を行うことなく、所望の機能を使用可能とする方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−312137号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、単なる電子カード等の記憶媒体は、セキュリティ性が低く、データの複製が比較的容易であり、電子カードの不正複製等がなされてしまうと、第三者が、複写機等の画像処理装置のオプション機能の使用制限を任意に解除して使用することができてしまうという問題がある。
【0007】
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、複写機などの画像処理装置において、基本機能に加えて設けられている選択機能の不正な利用を防止可能とする画像処理装置を提案することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、基本機能に加えて、設定に応じて使用可能となる選択機能を備えた画像処理装置であって、前記選択機能の使用可能とするか否かの設定を記憶して保持可能な記憶手段と、前記選択機能を使用可能とする設定情報を記録した携帯型記憶媒体を着脱可能に装着する装着手段と、前記装着手段に装着された前記携帯型記憶媒体に記録されている設定情報を読み込んで、設定情報に応じて前記選択機能が使用可能又は使用不可となるように前記記憶手段の設定を書き換える機能設定手段と、前記認証情報が読み出された前記携帯型記憶媒体に記録されている設定情報を消去する消去手段と、を含むことを特徴とする。
【0009】
この発明によれば、記憶手段に記憶されている設定に基づいて選択機能が使用可能又は使用不可となる。記憶手段に記憶する設定を書き換える時には、書き換える設定情報を携帯型記録媒体に記録し、この携帯型記録媒体を装着手段に装着する。
【0010】
これにより、機能設定手段が、記憶媒体に記録されている設定情報に基づいて、記憶手段の設定を書き換える。また、消去手段は、携帯型記録媒体に記録されている設定情報を消去する。
【0011】
これにより、選択機能の設定を変更することができる。また、携帯型記録媒体に記録している設定情報を再度利用することができなくなるので、選択機能の設定が不正に使用されてしまうのを確実に防止することができる。
【0012】
また、携帯型記録媒体に記録している設定情報を消去してしまうことにより、設定情報が複写されて再利用されてしまうのを防止することができる。
【0013】
また、本発明では、予め前記選択機能が使用不可となる設定が前記記憶手段に記憶されているときに、前記機能設定手段が前記携帯型記憶媒体に記録されている設定情報に基づいて使用可能に設定することを特徴とする。
【0014】
これにより、選択機能の不正使用を的確に防止することが可能となる。
【0015】
また、本発明は、前記携帯型記憶媒体に前記設定情報を書き換える装置を特定可能とする装置IDが記録されているときに、前記装置IDが自機の装置IDであるか否かを判定する判定手段を含み、前記機能設定手段が、前記判定手段の判定結果に基づいて、前記記憶手段の設定を書き換えることを特徴とする。
【0016】
この発明によれば、携帯型記録媒体に、設定情報を適用する装置IDを記録し、装置IDが一致したときに、記憶手段の設定を書き換えることができるようにしている。
【0017】
これにより、携帯型記録媒体に記録した設定情報の不正使用を防止することができる。
【0018】
このような本発明では、前記携帯型記憶媒体に、複数の選択機能のそれぞれに対する設定情報が記録されているものであっても良く、これにより、複数の選択機能に対する設定を一括して行うことができる。
【0019】
また、本発明では、前記記憶手段に不揮発性メモリを設け、該不揮発性メモリに前記設定情報を記録することができ、前記記憶手段として、不揮発性メモリを用いることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。図1には、本実施の形態に画像処理装置として適用した複写機10の概略構成を示している。
【0021】
なお、本実施の形態に適用した複写機10は、一例として図示しない原稿に記録された画像を読み込んで、この原稿画像に応じた画像を記録紙に形成して出力するコピー機能に加えて、パーソナルコンピュータ等の各種の画像処理端末にネットワーク接続されて、画像処理端末から入力される画像データに応じた画像を記録紙に形成して出力するプリンタ機能、原稿画像に応じた画像データを画像処理端末へ出力するスキャナ機能、通信回線を介して画像データの送受信を行うファクシミリ機能を備えた所謂複合機となっている。
【0022】
複写機10は、CPU12、ROM14及びRAM16を備えた一般的構成の処理制御部18を有しており、ROM14に記憶されているプログラムに基づいて各種の処理が可能となっている。
【0023】
また、複写機10には、スキャナ部20、印刷出力部22及び画像処理部24を備えている。
【0024】
スキャナ部20は、画像等が記録された図示しない原稿が装着されることにより、この原稿に記録された画像を読み取って画像データを生成する。画像処理部24は、この画像データに対して所定の処理を施して、印刷出力部22へ出力する。印刷出力部22は、画像処理部24から入力される画像データに応じた画像を、図示しない記録紙に形成して出力する。
【0025】
これにより、複写機10では、スキャナ部20に装着された原稿画像を記録紙に形成する複写が可能となっている。
【0026】
また、複写機10には、ネットワーク通信部26、ファクシミリ通信部28及びHDD(ハードディスクドライブ)30が設けられている。
【0027】
複写機10では、ネットワーク通信部26を介して図示しないパーソナルコンピュータ等の各種の画像処理端末とネットワーク接続されるようになっており、これにより、複写機10では、画像処理端末との間で、画像データ等の各種のデータの交換が可能となっている。
【0028】
これにより、複写機10では、スキャナ部20によって読み込んだ原稿画像の画像データを画像処理端末等へ出力するスキャナ装置として作動可能となると共に、画像処理端末から入力される画像データ等の印刷データが入力されることにより、この印刷データ(画像データ)に応じた画像を記録紙に形成して出力するネットワークプリンタとして作動可能となっている。また、このときの画像データ等を、HDD30に一時記憶可能となっている。
【0029】
また、複写機10は、ファクシミリ通信部28に接続される電話回線を開始てファクシミリ通信が可能となっており、これにより、スキャナ部20で読み込んだ画像の送信及び受信した画像を記録紙に形成して出力するなどのファクシミリ装置として動作が可能となっている。
【0030】
また、複写機10には、コントロールパネル32が設けられており、このコントロールパネル32の図示しないキー操作によって、所望の操作が可能となっている。
【0031】
ところで、この複写機10には、記憶手段として不揮発性メモリを用いたNvRAM34が設けられている。複写機10には、装置を特定可能とする装置IDが設定されており、NvRAM34には、この装置IDが記憶されている。
【0032】
また、複写機10では、基本機能が複写機能となっており、また、複写機10では、オプション機能としてスキャナ機能、プリンタ機能及びファクシミリ機能を選択して使用可能となっている。
【0033】
NvRAM34には、これらのオプション機能のそれぞれについて、使用可能状態とするか否かの設定が記憶されており、複写機10では、例えば電源投入後の立ち上げ時に、NvRAM34に記憶されている設定条件を読み出して、オプショナル機能を使用可能とするか否かの設定が行われるようになっている。
【0034】
一方、複写機10には、機能設定部36、入出力インターフェイス(以下、単に「I/F38」とする)及び入出力ポート(I/Oポート40)が設けられている。
【0035】
I/Oポート40には、携帯型記憶媒体として用いる機能設定キー42が装着可能となっている。
【0036】
機能設定キー42は、ハードウェアモジュールであり、コネクタ44が設けられたケーシング46内に、不揮発性メモリとしてNvRAM48が設けられており、このコネクタ44が複写機10のI/Oポート40に装着可能となっている。また、この機能設定キー42は、ケーシング46内にNvRAM48を設けた簡単な構成であり、かつ、小型化形成できるので、高い携帯性を有している。
【0037】
機能設定部36は、I/Oポート40に機能設定キー42が装着されることにより、機能設定キー42内のNvRAM48に記録されているデータの読み込み及び、NvRAM48に記録されているデータの消去が可能となる。
【0038】
この機能設定キー42に設けているNvRAM48には、複写機10のオプション機能に対して、使用可能又は使用不可能となる設定が記憶されるようになっている。すなわち、複写機10の各オプション機能のそれぞれに対して、使用可能とするか否かが設定されることにより、その設定状態が書き込まれている。
【0039】
また、NvRAM48には、オプション機能に対する設定を適用する複写機10に対して設定されている装置IDが記録されている。
【0040】
複写機10に設けている機能設定部36では、機能設定キー42が装着されると、先ず、NvRAM48に記録されている装置IDを読み出し、NvRAM34に等に予め記憶している自機の装置IDを比較し、装置IDが一致したときに、機能設定キー42のNvRAM48に記録している各オプション機能に対する設定を読み込み、この設定をNvRAM34に書き込むことにより、機能設定キー42に記録されている設定に応じて、各オプション機器のそれぞれを使用可能とするか否かの設定を行う。
【0041】
また、機能設定部36では、各オプション機能に対する設定を行うと、NvRAM48に記憶しているデータを消去するようにしている。
【0042】
ここで、機能設定キー42を用いた複写機10での各オプション機能に対する設定の概略を、図2及び図3を参照しながら説明する。なお、複写機10では、図示しない電源スイッチがオン(電源投入)されると、NvRAM34に記録されている各オプション機能に対する設定を読み込み、読み込んだ設定に基づいて、各オプション機能を使用可能とするか否かの設定を行うようになっている。
【0043】
図2には、複写機10での機能設定処理の概略を示しており、このフローチャートは、複写機10の電源投入時や、コントロールパネル32のキー操作によって機能設定が選択されたときなどの予め設定されたタイミングで実行される。例えば、このフローチャートを電源投入時に実行するときには、NvRAM34からのオプション機能の設定の読み込みに先立って実行される。
【0044】
このフローチャートでは、最初のステップ100で、I/Oポート40に機能設定キー42が装着されているか否かを確認する。このときに、機能設定キー42がI/Oポート40に装着されていることが検出されて、ステップ100で肯定判定されることにより、ステップ102へ移行して機能設定処理を開始する。なお、機能設定キー42が、I/Oポート40に装着されていないときには、ステップ100で否定判定されて機能設定処理を終了する。これにより、NvRAM34に記録されている設定に基づいた機能設定がなされる。
【0045】
一方、ステップ102では、先ず、機能設定キー42のNvRAM48に記録されている装置IDを読み込み、ステップ104で、この装置IDと、NvRAM34に記録している自機の装置IDを比較し、装置IDが一致しているか否かを確認する(ステップ106)。
【0046】
このとき、装置IDが一致していなければ、自機に対する機能設定キーでないので、ステップ106で否定判定して、機能設定処理を終了する。また、I/Oポート40に装着された機能設定キー42に装置IDを含むデータが記録されていないときも、ステップ106で否定判定して、機能設定処理を終了する。
【0047】
これに対して、自機に対する機能設定キー42であり、装置IDが一致した時には、ステップ106で肯定判定してステップ108へ移行し、機能設定キー42のNvRAM48に記録されている各オプション機能の設定(機能設定データ)を読み込み、ステップ110で、この機能設定データに基づいた機能設定を行う。
【0048】
図3には、機能設定キーに記録されている機能設定データに基づいた設定の一例を示している。なお、このフローチャートでは、機能1から機能NまでのN個のオプション機能があるものとしている。
【0049】
このフローチャートでは、最初のステップ120で変数nの初期設定を行うと、この変数nに応じた機能設定データ上の機能nの設定を読み込み(ステップ122)、機能設定データから、この機能nを使用可能とするか否かを確認する(ステップ124)。
【0050】
ここで、機能nを使用可能とするときには、ステップ124で肯定判定して、ステップ126へ移行し、NvRAM34の機能nに対するデータを、機能nが使用可能となるように書き込む。
【0051】
これに対して、機能nが使用不可となるようにするときには、ステップ124で否定判定して、ステップ128へ移行し、NvRAM34の機能nに対するデータを、機能nが使用不可となるように書き込む。
【0052】
機能nに対する設定を書き込むと、ステップ128へ移行し、変数nが機能数Nに達したか否かを確認し、達していなければ、ステップ128で否定判定して、ステップ130へ移行し、変数nをインクリメントして、次の機能(機能n)に対する設定を行う。
【0053】
このようにして、全てのオプション機能に対する設定の書込みが終了して、ステップ128で肯定判定されることにより、機能設定データに基づいた機能設定を終了する。
【0054】
なお、機能設定キー42に記録されている機能設定データに基づいたNvRAM34の設定の書換えは、これに限るものではなく、例えば、使用可能となるように設定されている機能(オプション機能)のみを抽出し、抽出したオプション機能又は、データをNvRAM34に書き込む等の任意の方法を用いることができる。
【0055】
一方、図2のフローチャートでは、機能設定データに基づいた機能設定(ステップ110)が終了すると、ステップ112へ移行する。このステップ112では、機能設定キー42に設けているNvRAM48に記録されているデータの全てを消去し、機能設定キー42を用いた機能設定が不可能となるようにして、機能設定処理を終了する。
【0056】
このようにして機能設定を行うことにより、I/Oポート40から機能設定キー42を取り外した状態で、機能設定キー42の設定に基づいて、各オプション機能が使用可能(又は不可)となる。すなわち、機能設定キー42に記憶されている機能設定に基づいた複写機10の使用が可能となる。
【0057】
一方、複写機10の機能設定部36では、機能設定キー42を用いた機能設定を終了すると、機能設定キー42のNvRAM48に記録しているデータを消去するので、この機能設定キー42を用いて、新たな複写機10に対する機能設定を行うことができなくなるので、機能設定キー42の機能設定データの不正使用を、確実に防止することができる。
【0058】
また、NvRAM48のデータを消去することにより、新たな機能設定データを書き込むことができ、これにより、機能設定キー42の再利用が可能となるので、機能設定を行うためのハードウェアを有効に利用することができる。
【0059】
このような、複写機10では、I/F38として任意のインターフェイスを使用することができる。すなわち、SCSI−1、SCSI−2、SCSI−3(Ultra SCSI)、Fast CSCI、Wide SCSI等のSCSI(Small Computer System Interface)や、USB(Universal Serial Bus)、IEEE1394等のデータ転送に使用可能な従来公知の規格のインターフェイスを適用することができ、これに合わせて、I/Oポート40及び機能設定キー42のコネクタ44を設ければ良い。
【0060】
I/F38は、複写機10と機能解除キー42の間で専用に用いるものであっても良く、また、I/O40とコネクタ44を、複写機10と機能設定キー42の間で専用に設定したものを用いても良い。
【0061】
専用のI/O40及びコネクタ44を用いることにより、機能設定キー42の複製防止を図ることができる。
【0062】
また、複写機10側には、機能設定キー42の外形形状(ケーシング46の外形形状)に合わせたソケットを設け、機能設定キー42を複写機10のソケットに装着することにより、コネクタ40がI/Oポート40に接続されるようにすることが好ましく、これにより、機能設定キー42の装着ミスや装着不良の発生を防止することができる。また、このときに、ケーシング46を特異な形状とし、この形状に合わせたソケットを複写機10に設けることにより、機能設定キー42の、より確実な複製防止を図ることができ、機能設定キー42が複製されてしまうことにより、複合機10の機能設定が、不正に変更されてしまうのを確実に防止することができる。
【0063】
一方、複写機10では、機能設定部36が、機能設定キー42に設けているNvRAM48に記録しているデータを消去するようにしたが、消去機能は機能設定キー42に自体に合わせ持たせても良い。このときには、例えば、NvRAM48に記録している機能設定データが機能設定部36(複写機10)に読み出されたときに、NvRAM48のデータが消去されるようにしても良く、また、機能設定部36から所定の信号が入力されたときに、この信号の入力をトリガーとして、NvRAM48のデータが消去されるようにしても良い。
【0064】
これにより、機能設定キー42のより確実な複製防止、NvRAM48に記録しているデータの複製防止が可能となる。
【0065】
なお、以上説明した本実施の形態は、本発明の構成を限定するものではない。例えば、本実施の形態では、コピー機能に加えて、スキャナ機能、プリンタ機能及びファクシミリ機能を備え複写機10を例に説明したが、本発明の画像処理装置の構成はこれに限るものではなく、本発明は、基本機能に加えて、少なくとも一つの選択機能(オプション機能)を備えた画像処理装置であれば、任意の画像処理装置に適用することができる。
【0066】
また、実施の形態では、機能設定キー42を用いて説明したが、携帯型記憶媒体としては、これに限らず、任意の構成を適用することができる。
【0067】
さらに、本実施の形態では、機能設定キー42に複写機10を特定する装置IDを記録するようにしたが、この装置IDを不要とすることができる。すなわち、複写機10の数が限られているため等で、複写機10の特定が不要であったり、複数台の複写機10の何れかで所望のオプション機能が使用可能となればよいときなどにおいては、装置IDを特定しない機能設定キー42を用いることができる。
【0068】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、選択機能の設定情報を記録した携帯型記憶媒体を用い、この携帯型記録媒体を装着手段によって装着することにより、記憶手段に記憶している設定の書換えを行う。また、設定の書換えを行った携帯型記憶媒体から設定情報を消去することにより、選択機能を使用する時の設定が容易となると共に、設定情報が複製されたり不正に使用されてしまうのを確実に防止することができるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態に適用した複写機の概略構成図である。
【図2】 機能設定キーを用いた機能設定の一例を示す流れ図である。
【図3】 機能設定キーに記録している機能設定データを用いた設定の書換えの一例を示す流れ図である。
【符号の説明】
10 複写機(画像処理装置)
18 処理制御部
20 スキャナ部
22 印刷出力部
24 画像処理部
26 ネットワーク通信部
28 ファクシミリ通信部
34 NvRAM(記憶手段、不揮発メモリ)
38 I/F(装着手段)
40 I/O(装着手段)
42 機能設定キー(携帯型記憶媒体)
44 コネクタ(装着手段)
48 NvRAM(不揮発M性メモリ)
Claims (6)
- 基本機能に加えて、設定に応じて使用可能となる選択機能を備えた画像処理装置であって、
前記選択機能の使用可能とするか否かの設定を記憶して保持可能な記憶手段と、
前記選択機能を使用可能とする設定情報を記録した携帯型記憶媒体を着脱可能に装着する装着手段と、
前記装着手段に装着された前記携帯型記憶媒体に記録されている設定情報を読み込んで、設定情報に応じて前記選択機能が使用可能又は使用不可となるように前記記憶手段の設定を書き換える機能設定手段と、
前記認証情報が読み出された前記携帯型記憶媒体に記録されている設定情報を消去する消去手段と、
を含むことを特徴とする画像処理装置。 - 予め前記選択機能が使用不可となる設定が前記記憶手段に記憶されているときに、前記機能設定手段が前記携帯型記憶媒体に記録されている設定情報に基づいて使用可能に設定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記携帯型記憶媒体に前記設定情報を書き換える装置を特定可能とする装置IDが記録されているときに、前記装置IDが自機の装置IDであるか否かを判定する判定手段を含み、前記機能設定手段が、前記判定手段の判定結果に基づいて、前記記憶手段の設定を書き換えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記携帯型記憶媒体に、複数の選択機能のそれぞれに対する設定情報が記録されていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の画像処理装置。
- 前記記憶手段に不揮発性メモリを設け、該不揮発性メモリに前記設定情報を記録していることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の画像処理装置。
- 前記記憶手段として、不揮発性メモリを用いていることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載の画像処理装置。
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