JP4122153B2 - プリンタ - Google Patents

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  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、記録シート上に画像を形成するプリンタが広く知られている。通常、このようなプリンタでは、記録シートを格納する格納部から、画像形成を行う画像形成部に対して記録シートを搬送する搬送路が設けられている。
【0003】
そして、機構を簡略化するため、記録シートの格納部から、画像形成部までほとんど記録シートが撓むことのない、直線的な搬送路を有するプリンタも多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、装置を小型化するためには、曲線的な搬送路によって、格納部から画像形成部まで記録シートを搬送することが非常に有効である。
【0005】
そして、そのような曲線的な搬送路においては、搬送中の記録シート表面に傷が付くことの無いように細心の注意を払った機構が望まれる。
【0006】
本発明は上記の要望に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、記録シートを傷つけることなく曲線的に搬送可能なプリンタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係るプリンタは、
ロール状の記録シートを格納するための格納手段と、
搬送された記録シートの表面にカラー画像を形成する画像形成ユニットと、
前記格納手段に格納された記録シートを前記画像形成ユニットに搬送する第1、第2搬送手段と、
前記第1搬送手段と前記第2搬送手段との間で、前記格納手段から搬送された記録シートの搬送方向を変える方向転換手段と、
を備えるプリンタであって、
前記第1、第2搬送手段は、互いに直交する前記方向転換前の搬送路及び前記方向転換後の搬送路にそれぞれ配置され、互いに同期しつつ、前記記録シートを往復走行させることが可能であり、
前記方向転換手段は、
前記第1、第2搬送手段によって送りこまれる前記記録シートを巻付けることによって前記記録シートに連れ回る従動ローラである内側ローラと、
前記内側ローラに巻付いた前記記録シートが外側に膨らまないようにガイドするため、前記記録シートに連れ回る従動ローラである第1乃至第3外側ローラと、
を含み、
前記内側ローラは、前記方向転換前の搬送路及び前記方向転換後の搬送路を接線とする位置に配置され、
前記第1外側ローラ及び前記第3外側ローラは、それぞれ、前記方向転換前の搬送路及び前記方向転換後の搬送路を挟んで前記内側ローラに対向する位置に配置され、
前記第2外側ローラは、前記第1、第3外側ローラ間の搬送路の中間に配置され、
前記第2外側ローラの中心軸は、前記内側ローラの軸から見て方向転換前の搬送路の延長線と方向転換後の搬送路の延長線の交点方向に配置され、
前記記録シートの所定の記録面を前記画像ユニットに複数回搬送することによって、複数色の画像を重ねて形成することを特徴とする。
【0008】
前記外側ローラは、前記内側ローラに前記記録シートを押圧しつつ回転し、前記内側ローラの外周面の内、前記記録シートと接する孤の中間点に対向して配置されることを特徴とする。
【0009】
前記記録シートを格納するための格納手段と、前記搬送手段によって前記格納手段から搬送された記録シートの表面にカラー画像を形成する画像形成ユニットと、を更に有し、
前記搬送手段は、前記記録シートを往復走行させることが可能であり、前記記録シートの所定の記録面を前記画像ユニットに複数回搬送することによって、複数色の画像を重ねて形成することを特徴とする。
【0010】
前記画像形成ユニットは、熱転写方式により画像を形成するユニットであり、前記格納手段は、ロール状の前記記録シートを格納する手段であり、前記画像形成ユニットにおける画像形成後に前記記録シートを所定サイズに切断する切断手段を更に有することを特徴とする。
【0011】
なお、上記「ローラ」には、円筒状の回転体の他、球状、楕円球状、ラグビーボール状など、ロール紙の表面を傷つけない、様々な回転体が含まれるものとする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素の相対配置、数値等は、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0013】
ここでは、本発明に係るプリンタの好適な一実施形態として、熱転写方式のサーマルプリンタについて説明する。
【0014】
図1は、サーマルプリンタ100の外観斜視図である。
【0015】
図のようにサーマルプリンタ100は、安定感のある箱形の筐体101を有し、筐体101には、記録リボンを交換するために開閉可能な上部扉110と、記録シートとしてのロール紙を交換するために開閉可能な前面扉111が設けられている。110h及び111hは、それぞれ上部扉110及び前面扉111の開閉用の引手である。
【0016】
また、プリンタ背面には、電源ケーブルのコネクタ及びUSBコネクタ(共に不図示)が用意されており、一般的なコンセントから電力の供給を受けると共に、点線で示すように、ホストコンピュータ200に対しUSBケーブル201を介して接続可能である。そして、ホストコンピュータから受信した画像データに応じて熱転写ユニットを駆動し、ロール紙の表面に画像を形成し、所定サイズに切断して排紙口5から排出する。
【0017】
印刷設定は全てホストコンピュータ側で行うことができるため、プリンタ自体には、操作部は設けられていない。
【0018】
次に、図2を用いて、上部扉110及び前面扉111の開放状態について説明する。図2は、サーマルプリンタ100へのロール紙RPと記録リボンユニット120の着脱の様子を示す一部破断外観斜視図である。
【0019】
図2において、上部扉110は、装置奥側の回動軸22を中心にして矢印D1方向に回動可能である。上部扉110を図2の位置に保持するためのストッパ(不図示)が設けられている。
【0020】
また、上部扉110は、引手110hの内部と連動して扉と平行に移動するかぎ状部材97を備えている。このかぎ状部材97は、不図示のばねにより、上部扉110の回動軸22側に付勢されており、上部扉110が閉じた状態で、本体基部2の内壁に植設されたピン44に対して係合するように構成されている。ユーザが引手110hに手を入れ、ばねの付勢力に抗してかぎ状部材97を移動することにより、ピン44との係合が解除され、上部扉110が開放可能となる。図2のように上部扉110を開放した状態においては、記録リボンFを供給スプール3と巻取りスプール4に巻回した記録リボンユニット120を矢印D3方向に移動して交換することが可能である。また一方で、上部扉110の裏側には、画像形成ユニットの1部としてサーマルヘッド10が設けられており、図2の状態でその点検作業が可能である。更に、図示はされていないが、上部扉110の裏側には、上部扉110が閉じた状態で記録リボンFをうまくサーマルヘッド10に接触させるガイド部材が設けられている。
【0021】
一方、図2は、前面扉111を引出した状態でもある。ユーザが引手111hに手を差込んで前面扉111を引くと、格納手段としての、引出形状のペーパーラック50が引出される。ペーパーラック50は、本体側の底面に設けられた2本のシャフト52(1本は不図示)上を矢印D2方向にスライド可能であり、かつこのシャフト52自体も、本体側底面上を矢印D2方向にスライド可能である。これにより、ペーパーラック50を、本体から大きく引出すことができ、ロール紙RPの交換を容易にしている。
【0022】
なお、ここで、ロール紙RPは、幅152mmの記録シートからなり、葉書サイズ(152mm×102mm)や、その倍のサイズ(152mm×204mm)等の画像記録が可能である。もちろん本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、いわゆるL版等の画像記録が可能な、幅127mmのロール紙や、A4サイズ等のの画像記録が可能な、幅210mmのロール紙などを収容可能な構成であってもよい。
【0023】
また、ペーパーラック50には、交換用のロール紙RPに予め設けられている軸35が嵌り込むように軸受34が設けられており、これにより、ペーパーラック50は、ロール紙RPを、回転可能に支持する。
【0024】
また、ペーパーラック50には、軸33aを中心に回動可能なゴムローラ支持部材33が設けられている。このゴムローラ支持部材33を図の矢印D4方向に回動させた状態でロール紙RPの交換が可能となっている。ロール紙RPの交換は、▲1▼ペーパーラック50を引出し、▲2▼ゴムローラ支持部材33を、矢印D4方向に移動し、▲3▼ロール紙が巻かれていた中空パイプの芯を取出し、▲4▼新しいロール紙RPの軸35を軸受34にはめ込み、▲5▼ゴムローラ支持部材33を図2の位置に戻して、ロール紙RPの紙端を樹脂製の給紙ローラ32a及びゴムローラ32bで挟み込んだ状態で、ゴムローラ支持部材33を不図示の固定具で固定し、▲6▼前面扉111を押して、ペーパーラック50を本体内に戻す、という手順で行われる。
【0025】
なお、給紙ローラ32aの回転軸の一端にはギア36が固定されている。
【0026】
図3は、サーマルプリンタ100の内部構造を示す概略断面図である。以下に、この図3を用いて、サーマルプリンタ100の内部構造及びその動作について、詳しく説明する。
【0027】
ペーパーラック50を本体内に収容すると、ギア36が本体側のギア37と噛合い、ギア37の回転が給紙ローラ32aに伝達されるようになる。このギア37の回転軸には更に歯付きプーリ38が固定されており、この歯付きプーリ38にはタイミングベルト39が巻きかけられている。タイミングベルト39はステッピングモータ40によって駆動され、歯付きプーリ38を回転させ、最終的に給紙ローラ32aを回転させて、ロール紙RPを図中上方に搬送する。すなわち、給紙ローラ32a、ゴムローラ32b、ギア37、歯付きプーリ38、タイミングベルト39、及びステッピングモータ40が、搬送手段として機能する。
【0028】
ロール紙RPは、これらの搬送手段により、ガイド板41を通り、方向転換手段としての方向転換ユニット42に送り込まれ、そこで、ほぼ90度、方向を転換される。
【0029】
方向転換されたロール紙RPが更に搬送される位置にニップ部を有する搬送ローラ対43a、43bが配置されており、搬送ローラ43aの回転軸にはタイミングベルト39が巻かけられた歯付きプーリ45が固定されている。これにより、搬送ローラ対43a、43bは、給送ローラ対32a、32bと同期して回転し、ロール紙RPを、ガイド板46を通過させ、サーマルヘッド10とプラテンローラ11の間に挿入する。なお、搬送ローラ43aの表面には滑り止めの突起が設けられている。
【0030】
プラテンローラ11は、耐熱弾性ラバー製であり、サーマルヘッド10と圧接する位置に自由回転可能に軸支されている。なお、プラテンローラの代りに、耐熱弾性ラバー製の板状の平板プラテンを、サーマルヘッド10に対向配設してもよい。
【0031】
記録リボンFは、サーマルヘッド10の発熱面に適当に接触するように案内されており、プラテンローラ11とサーマルヘッド10の発熱面との間で、ロール紙RPと記録リボンFとを接触させる。その状態で、ロール紙RPと記録リボンFとを同じスピードで搬送しつつ、サーマルヘッド10を発熱させれば、記録リボンF上のインクが熱によって溶融又は昇華することでロール紙RPに転写される。
【0032】
なお、ここで、記録リボンFには、ロール紙RP上に記録する画像の1枚分の面積ごとに、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の固形インクエリアが形成され、更に続けて、記録面を保護するための保護剤を乗せたオーバコートエリアが形成されている。
【0033】
画像記録時には、図中上方の待機位置(不図示)にサーマルヘッド10を移動し、巻取りスプール4を回転させて記録リボンFの巻取りを行い、イエローインクエリアの開始位置をサーマルヘッド10の記録位置に合わせる。同時に、ステッピングモータ40を高速駆動して、ロール紙RPの先端が1画像分の長さ(例えば102mm)だけ記録位置よりも前に進んだ位置に来るように搬送する。
【0034】
続いて、図示の記録位置までサーマルヘッド10を移動し、ホストコンピュータから送られた画像データに応じてサーマルヘッド10を発熱させ、同時に、巻取りスプール4を回転させて記録リボンFの巻取りを行いつつ、ステッピングモータ40へ通電して、ロール紙RPを逆方向に搬送する。これにより、イエローのみ1画像分記録される。
【0035】
図3の2点鎖線は、この時点でペーパーラック内のロール紙RPが撓んでいる様子を示したものである。
【0036】
イエローの画像記録が終了すると、再度、サーマルヘッド10が待機位置に戻され、ステッピングモータ40を高速駆動して、ロール紙RPを正方向に搬送すると共に、記録リボンFのマゼンダインクエリアの開始位置がサーマルヘッド10の記録位置になるように、記録リボンFを巻取る。
【0037】
以下同様に、マゼンダの画像記録をイエロー画像に重ねて行い、それが終了すると今度はシアンの画像記録を行い、続けて同様に、オーバーコートの塗布を行う。すなわち、給紙ローラ対32a、32bと搬送ローラ対43a、43bとがそれぞれロール紙RPをニップして同期して回転することにより、合計4回の往復走行を行い、それぞれの復路でイエロー、マゼンダ、シアン、オーバーコートをロール紙RPに重ねて転写することによって、ロール紙RPの表面に所定のサイズの画像を形成する。
【0038】
全ての画像記録工程が終了すると、ステッピングモータ40を駆動して、搬送ローラ対43a、43bを回転させ、ロール紙RPを、ガイド板47を通して切断手段としてのカッター48に搬送する。ロール紙RPに画像を転写するにあたっては、前後の画像の重なりをなくすため、先端に所定の余白(例えば4mm)を設けて記録している。その先端部分の余白をカッター48でカットし、カットスラグSとしてスラグボックス51に収容する。その後、更に1画像分ロール紙RPを搬送してカッター48でカットし、プリントPとして、排出口5から排出する。
【0039】
なお、ペーパーラック50の前面扉111の内側には不図示のマグネットが貼付けられており、金属製のスラグボックス51はワンタッチで着脱可能となっている。
【0040】
次に、図4を用いて、方向転換ユニット42の構成について詳しく説明する。図4(a)は、方向転換ユニット42を拡大した側断面図であり、図4(b)は、方向転換ユニット42を上方からみた平面図である。
【0041】
図4(a)に示すように、方向転換ユニット42は、ロール紙RPの裏面と接触して、ロール紙RPを巻付けて搬送する内側ローラ42aと、内側ローラ42aに巻付いたロール紙RPが往復走行中に外側に膨らまないようにガイドする樹脂製の外側ローラ42b,42c,42dと、樹脂製のガイド板42eとを含む。方向転換ユニット42を構成する各要素の具体的な材質として、例えば、内側ローラ42aはAESまたはPC樹脂製、外側ローラ42b,42c,42dはAESまたはPC樹脂製、ガイド板42eはAES樹脂製であることが、ロール紙RPに対する摩擦、及び装置の生産性(コスト)の面から見て、最も望ましい。
【0042】
なお、AES樹脂は、アクリロニトリル・エチレンプロピレンゴム・スチレン樹脂およびPC樹脂はポリカーボネート樹脂の略である。
【0043】
内側ローラ42aと外側ローラ42b,42c,42dとの間には、わずかな間隙が存在しているが、ロール紙RPを搬送する際には、外側ローラ42b,42c,42dは、内側ローラ42aにロール紙RPを押圧しつつ回転する。外側ローラ42b,42c,42dと、内側ローラ42aとは、駆動されておらず、ロール紙RPの搬送に合わせて従動回転(連れ回り)する。また、外側ローラ42cは、内側ローラ42aの外周面の内、ロール紙RPと接する孤の部分(図中では、左上の1/4円周上)の中間点Mに対向して配置される。つまり、外側ローラ42cの中心軸は、内側ローラ42aの軸から見て方向転換前の搬送路と方向転換後の搬送路の延長線の交点方向に配置されており、内側ローラ42aと外側ローラ42cの中心を結んだ直線は、それぞれの搬送路と、同じ角度(45度)をなしている。さらに言換えれば、外側ローラ42cは、搬送路の付き当て位置付近に配置されている。
【0044】
この外側ローラ42cの存在によって、湾曲した搬送路の中間点付近での、ロール紙RPの膨らみを抑え、湾曲した搬送路中でロール紙RPが内側ローラ42aから離れないようにすることができる。そして、これにより、ロール紙RP表面が、ガイド板42eとこすれ合って傷つくことを回避できる。ひいては、画像形成の品質自体が向上する。つまり、プリントP上にきれいな画像が記録される。
【0045】
図4(b)に示すように、内側ローラ42aと外側ローラ42b,42c,42dとは、それぞれ3つの短いローラから構成されており、ガイド板42eは、3つの外側ローラ42b,42c,42dの間に、櫛状に並べて狭持されている。
【0046】
なお、ここでは、外側ローラとして、3つのローラを等間隔に配置しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、4つのローラを搬送路に対して等間隔に配置しても良いし、もっと多数のローラを搬送路に並べて配置してもよい。また、ローラと表現しているが、搬送路に沿って回転可能であれば球状のボールを用いてもよい。また、外側ローラは樹脂製としたが、表面が磨き上げられた金属製のローラであっても良いし、その他、記録シートとしてのロール紙の表面を傷つけない材質であればよい。また、本実施形態では、内側ローラ42aと外側ローラ42b,42c,42dとは、それぞれ3つの短いローラから構成されているものとしたが、本願発明はこれに限定されるものではなく、長い一つのローラから構成されていても、又は、より多くの短いローラから構成されていてもよい。
【0047】
以上のように構成されるサーマルプリンタは業務用として最適であり、例えばデジカメから直接印画するようにした有料の街頭設置用の記録装置として使用できる。
【0048】
尚、本発明は上記の構成に限定されず、記録シートの搬送を行いつつ印画形成する記録装置には全て適用可能であり、印画は上記のカラー印画に限定されず、例えばモノクロ用でもよいことは言うまでもなく、この場合には黒層の印画動作のみでよいのでさらなる高速化が実現可能となる。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、記録シートを傷つけることなく搬送可能なプリンタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのサーマルプリンタの外観斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態としてのサーマルプリンタへのロール紙と記録リボンユニットの着脱の様子を示す一部破断斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態としてのサーマルプリンタの内部構成を示す側断面図である。
【図4】本発明の一実施形態としてのサーマルプリンタに設けられた方向転換ユニット42の構成を説明するための図である。
【符号の説明】
2 本体
3 供給スプール
4 巻取りスプール
5 排出口
10 サーマルヘッド
11 プラテンローラ
25 ロール紙軸体
32a 給紙ローラ
32b ゴムローラ
34 軸受
35 ロール紙軸体
39 タイミングベルト
40 ステッピングモータ(共通の駆動モータ)
41,47,49 ガイド板
42 方向転換ユニット
42a 内側ローラ
42b,42c,42d 外側ローラ
42e ガイド板
43a,43b 搬送ローラ
48 カッター
50 ペーパーラック
51 スラグボックス
52 軸体
120 記録リボンユニット
RP ロール紙
P プリント
F 記録リボン

Claims (3)

  1. ロール状の記録シートを格納するための格納手段と、
    搬送された記録シートの表面にカラー画像を形成する画像形成ユニットと、
    前記格納手段に格納された記録シートを前記画像形成ユニットに搬送する第1、第2搬送手段と、
    前記第1搬送手段と前記第2搬送手段との間で、前記格納手段から搬送された記録シートの搬送方向を変える方向転換手段と、
    を備えるプリンタであって、
    前記第1、第2搬送手段は、互いに直交する前記方向転換前の搬送路及び前記方向転換後の搬送路にそれぞれ配置され、互いに同期しつつ、前記記録シートを往復走行させることが可能であり、
    前記方向転換手段は、
    前記第1、第2搬送手段によって送りこまれる前記記録シートを巻付けることによって前記記録シートに連れ回る従動ローラである内側ローラと、
    前記内側ローラに巻付いた前記記録シートが外側に膨らまないようにガイドするため、前記記録シートに連れ回る従動ローラである第1乃至第3外側ローラと、
    を含み、
    前記内側ローラは、前記方向転換前の搬送路及び前記方向転換後の搬送路を接線とする位置に配置され、
    前記第1外側ローラ及び前記第3外側ローラは、それぞれ、前記方向転換前の搬送路及び前記方向転換後の搬送路を挟んで前記内側ローラに対向する位置に配置され、
    前記第2外側ローラは、前記第1、第3外側ローラ間の搬送路の中間に配置され、
    前記第2外側ローラの中心軸は、前記内側ローラの軸から見て方向転換前の搬送路の延長線と方向転換後の搬送路の延長線の交点方向に配置され、
    前記記録シートの所定の記録面を前記画像ユニットに複数回搬送することによって、複数色の画像を重ねて形成することを特徴とするプリンタ。
  2. 前記第2外側ローラは、前記内側ローラに前記記録シートを押圧しつつ回転し、前記内側ローラの外周面の内、前記記録シートと接する孤の中間点に対向して配置されることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
  3. 前記画像形成ユニットは、熱転写方式により画像を形成するユニットであり、
    前記画像形成ユニットにおける画像形成後に前記記録シートを所定サイズに切断する切断手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
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