JP4120214B2 - 超音波振動子用整合層の製造方法 - Google Patents

超音波振動子用整合層の製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、超音波を利用して気体や液体の流量測定、流速測定する超音波流量計の整合部材の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
超音波流量計に用いる超音波振動子は、例えば、特開平11−118550号公報に開示されており、図6,7に示すように、超音波振動子1、ケース2、このケース2の天部3に固定された整合層4とからなる。
【0003】
また、5は天部3の内壁面に配置された圧電体、6はケース2を固定するための支持部、7は導電体、8は支持部6に固定された端子板、9a、9bは端子板8に固定された端子、10は端子9aと端子9bを絶縁するための絶縁部、11は圧電体5に設けられた溝である。
【0004】
端子9a、9bから導電体7を介して、圧電体5に電圧が加わると、圧電体5は圧電現象により振動する。
【0005】
図8は特にケース2の天部3に固定された整合層4を示し、12はケース2の天部3と整合層4を接着固定するためのエポキシ系接着剤である。
【0006】
図7の圧電体5は約500KHzで振動し、その振動はケース2に伝わり、さらに図8に示すエポキシ系接着剤12を介して整合層4に伝わる。整合層4の振動は気体に音波として伝搬する。
【0007】
図9に整合層4の切削概略行程を示す。13は必要大きさに側壁を切削研磨した整合部材である。この整合層4は、一般に必要寸法よりも大きい体積を有する整合部材13をあらかじめ作成し、必要な寸法を考慮して整合部材13の側壁を研磨した後、必要な厚みに切削して得たものである。
【0008】
また、この整合層4は、中空状を有する微小中空球体とその微小中空球体を包囲する材料の混合物から構成される。
【0009】
これらの整合層は、例えば特公平2559144号公報に、整合層内部に微少ガラス中空球体と複数の空隙(気孔)を有するようにガラス発泡体材料を用いる構造が公開されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の整合層4では、整合部材13の側壁を研磨装置等により切削、研磨した後、必要な厚みに切削して整合層を得るために、側壁表面にガラス中空球体の割れの一部が露出する。これにより、整合層4の壁面は、微小な凹凸状を形成した多孔性を有する。
【0011】
このようにして作成した整合層は、ケースの天部の外壁接着面にエポキシ系接着剤12を介して固定される。
【0012】
そして、エポキシ系接着剤12を固化させるために加熱させると、エポキシ系接着剤12が整合層4の側壁壁面に染みだして伝わり、ついには整合層4の天部にまで達する状態になる。
【0013】
これは、整合層4の壁面微小な多孔性を有するために、毛細管現象によりエポキシ系接着剤が壁面を伝って上昇するからである。
【0014】
また、整合層4は一般に中空球体が微小な中空ガラスとエポキシ系樹脂の混合体からなる。このとき、整合層4は微小中空ガラス間に気泡が残存すると、整合層の間を通過する振動のばらつきが大きくなり、整合層の振動による音波の伝搬強さのばらつきが大きくなり、気体流量測定時のノイズ原因になる。
【0015】
本発明は前記従来の課題を解決するもので、ケースと整合層の接着剤による加熱硬化の際の整合層壁面への接着剤の染みだしを防止することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
前記の従来の課題を解決するために本発明は、整合部材作成治具に充填された中空球体に結合材料を供給、含浸させる第1の工程と、前記第1の工程で得られた中空球体と結合材料との混合体を整合部材作成治具から取り出し、硬化させる第2の工程と、硬化した混合体の外周を切削・研磨加工する第3の工程と、超音波振動子を構成するケースに整合層を接着剤を介して固定する際にこの接着剤のせり上がりを防止すべく、前記第3の工程における切削・研磨加工後の混合体の外周を高分子材料で被覆するための第4の工程と、前記第1〜第4の工程により得られた整合部材を所定の厚みに切断して整合層とする第5の工程とからなるもので、整合部材から取りだされた整合層壁面の微小穴の露出を防止できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の整合層の製造方法は、整合部材作成治具に充填された中空球体に結合材料を供給、含浸させる第1の工程と、前記第1の工程で得られた中空球体と結合材料との混合体を整合部材作成治具から取り出し、硬化させる第2の工程と、硬化した混合体の外周を切削・研磨加工する第3の工程と、超音波振動子を構成するケースに整合層を接着剤を介して固定する際にこの接着剤のせり上がりを防止すべく、前記第3の工程における切削・研磨加工後の混合体の外周を高分子材料で被覆するための第4の工程と、前記第1〜第4の工程により得られた整合部材を所定の厚みに切断して整合層とする第5の工程からなることを特徴とする。
【0018】
したがって、高分子材料で被覆したことにより、接着剤を加熱硬化させてケ−スの天部に整合層を固定させる際に、接着剤が加温により流動して整合層の側壁に染み出すことを防止することができる。
【0019】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図を用いて説明する。
【0020】
(実施例1)
図1はと図2は、本発明の第1実施例における整合部材と整合部材から作成される整合層の製造工程の概略図である。
【0021】
図1において、整合部材作成治具14の貫通孔15内に、中空球体と結合材料の混合体を作成して、整合部材16を製造する。
【0022】
中空球体を構成する中空ガラス17はそれぞれ10から100umの粒径を有し、平均粒径は約60umである。
【0023】
次に製造工程順に説明していく。まず整合部材作成治具14の貫通孔15の下部にフィルター19を設置して中空ガラス17を貫通孔15内に投入し、貫通孔15内を中空ガラスで満たす。
【0024】
この際、貫通孔15内に中空ガラス17を均一に充填させるため、整合部材作成治具14を加振装置上で振動させる。もちろん、貫通孔15内に均一に中空ガラスが充填されるならこの方法に限るものではない。
【0025】
次に、貫通孔15の上にもフィルター19を設置した後、エポキシ樹脂18を吸引するための吸引口20を設けた吸引ブロック21を設置する。
【0026】
貫通孔15に中空ガラス17を満たした整合部材作成治具14をエポキシ樹脂18で満たした容器23内に設置する。
【0027】
貫通孔15の下側に設置したフィルター19は貫通孔15内の中空ガラス17が漏れないようにするためであり、また、上側に設けたフィルター19はエポキシ樹脂18を吸引したとき、貫通孔15内の中空ガラス17をエポキシ樹脂18と一緒に吸引しないようにするためである。ここでは、フィルター19にろ紙を用いた。
【0028】
なお、先に述べたフィルター19の目的を達成せいていれば材質にはこだわらない。
【0029】
そして、吸引ブロック21の吸引口20から真空ポンプ22により容器23内のエポキシ樹脂18を吸引する。
【0030】
これにより、整合部材作成治具14の貫通孔15に充填された中空ガラス17がエポキシ樹脂18で含浸させることとなる。
【0031】
その結果、中空ガラス17の周囲にエポキシ樹脂が塗布されて密着性が向上し、加えて、空隙層などの気泡がなくなる。
【0032】
なお、エポキシ樹脂18を吸引するときには、エポキシ樹脂18が硬化しない温度で、且つエポキシ樹脂18の粘度が低くなる温度で吸引する方が、樹脂の流動性が高くなるので貫通孔15内にエポキシ樹脂を含浸しやすくなる。
【0033】
使用したエポキシ樹脂18の硬化条件は80℃×2h後、120℃×2hであるので、エポキシ樹脂18を約60℃中で吸引した。
【0034】
このように中空ガラス17が充填された貫通孔15内にエポキシ樹脂18を含浸させた後、吸引用ブロック21を整合部材作成治具14から取り外す。
【0035】
次いで、貫通孔15内に存在する中空ガラス17とエポキシ樹脂18の混合体である混合体24を棒状治具等を用いて押し出す。
【0036】
その後、取り出した混合体24を加熱硬化させ、室温で冷却して整合部材16を作成する。これを所定の断面積とすべく外周を切削・研磨加工する。
【0037】
このため、整合部材16の壁面は、結合材料であるエポキシ樹脂18が削り取られている状態となる。
【0038】
この状態での整合部材16の壁面全体を、図2に示すように高分子材料であるエポキシ樹脂28をスプレーガン装置29を用いて均一に塗布し、80℃中で3時間放置して加熱硬化させ、最後にこの整合部材16を所定の厚みに切断して整合層25を得る。
【0039】
なお、エポキシ樹脂28はスプレーガン29によりに整合部材の壁面表面に塗布したが、エポキシ樹脂28等の高分子材料が、表面均一に塗布形成できるのであれば、はけなどによると塗布加工でも、ディップなどによる塗布加工でもよく、加工方法にこだわるものではない。
【0040】
また、高分子材料としてエポキシ樹脂28を用いたが、整合部材壁面に均一に塗布できる高分子材料であればエポキシ樹脂に限らない。
【0041】
しかし、結合材料の組成変形温度より高い温度で固化する高分子材料を用いると、整合部材の材料劣化を生じることが考えられ、整合部材の機械強度を損なうおそれがあるので、結合材料の組成変形温度以下の高分子材料で表面塗布をする必要がある。
【0042】
前記整合部材作成治具14は、貫通孔15内壁を含めて撥水撥油処理として治具表面がテフロン加工されている。
【0043】
整合部材作成治具14から中空ガラス17とエポキシ樹脂18の混合体を取り出すときに、貫通孔15の内壁がテフロン加工されているために、加圧したときに簡単に取り出しやすい。
【0044】
貫通孔15内壁が撥水撥油加工処理されていないと、貫通孔15内壁にエポキシ樹脂18が接着して混合体24が崩れてしまい、整合部材に割れなどが発生する。
【0045】
また、整合部材作成治具14が撥水撥油加工処理されているため、付着したエポキシ樹脂18の掃除、手入れが容易である。
【0046】
そのため、整合部材16の作成のために同じ整合部材作成治具14を繰り返し使用できる。もちろん、吸引ブロックもテフロン加工されている。
【0047】
なお、中空ガラス17とエポキシ樹脂18の混合体が取り出しやすい表面加工であるならば、テフロン加工に限るものではない。
【0048】
作成された整合部材16の断面形状は円形をしているが、円形形状にはこだわるものではない。
【0049】
エポキシ樹脂18は、低粘度のエポキシ樹脂を使用する。
【0050】
具体的な粘度は300〜1000(mPa・s)(at25℃)である。通常エポキシ樹脂粘度は数万から数十万(mPa・s)(at25℃)である。
【0051】
このように低粘度のエポキシ樹脂を使用するのは、エポキシ樹脂を真空吸引するために流動性が高く、中空ガラス17の周囲にできるだけ薄く塗布できるので、中空ガラス17同志の密着性向上に寄与する。
【0052】
また、真空吸引時の作業性が向上する。粘度が約10,000(mPa・S)(at25℃)のエポキシ樹脂と粘度が約700(mPa・S)(at25℃)のエポキシ樹脂をそれぞれ使用して、貫通孔15の体積およびその中に充填する中空ガラス17の量を同一にして、それぞれのエポキシ樹脂の真空ポンプ22による吸引時間は、前記粘度のエポキシ樹脂で比較して、低粘度エポキシ樹脂の方が約1/3に短縮できる。
【0053】
前記実施例1で作成した整合層25をエポキシ接着剤12でケース2の天部3に固定して加熱硬化させた場合と、比較例として図9に示すように従来の整合部材から側壁を切削研磨加工して取り出した整合部材13から一定の厚みで切削することにより得た比較例整合層4を同様の条件下で加熱硬化させた場合において、ケース2と本実施例整合層25およびケース2と比較例整合層4の接着状態を比較した。
【0054】
通常、ケース2に整合層を接着固定する場合は、図3に示すようにケース2の内壁に圧電体3とケース2の天部3に整合層を共にエポキシ接着剤12で接着固定する固定治具26を用いる。
【0055】
このとき、圧電体5と整合層間を一定加圧下で挟持して、エポキシ接着剤12を加熱硬化させて固定する。
【0056】
図3のような接着工程を行う場合、比較例整合層4を用いてケース2の天部3に接着する際、加熱硬化中にエポキシ接着剤12が比較例整合層4の側壁をせり上がり、整合層とケース2を接着する側の固定治具26に付着してそのまま固化してしまう。
【0057】
その状態を図4(a)に示す。そのため、固定治具26を離すとき比較例の場合は整合層4を破壊してしまうことがあった。
【0058】
それに対して、本実施例の整合層25を同様に接着した場合を図4(b)に示す。
【0059】
本実施例の整合層25の場合は、側壁にエポキシ接着剤12がせり上がることはない。そのため、固定治具26と整合層25が接着してしまうことがない。
【0060】
これは、比較例整合層4は整合部材13の側壁が研磨加工されているために、比較例整合層4の壁面表面のエポキシ樹脂18が削られてなくなっているので、比較例整合層4の壁面表面には中空ガラス17の割れや気泡があり、小さな孔が露出している。
【0061】
そのため、天部3表面に比較例整合層4をエポキシ接着剤12で加熱硬化させて接着固定させる際、加温されて流動性が高くなったエポキシ接着剤12の一部が毛細管現象により比較例整合層4の壁面に沿って付着していくためである。
【0062】
本実施例の整合部材16から取り出す整合層25は、同様にエポキシ接着剤12を用いてケース2の天部3に接着してもエポキシ接着剤12が整合層25の壁面に付着していない。
【0063】
これは、整合部材16は側壁をエポキシ樹脂28で塗布し、整合層25の側壁表面の微小な孔がふさがれているために、エポキシ接着剤12が整合層壁面をせり上がる現象はおきないのであり、固定治具26と整合層25が固着することはないのである。
【0064】
(実施例2)
図5は、本発明の第2実施例における整合部材の製造工程の概略図である。
【0065】
21はエポキシ樹脂18を吸引するための吸引用ブロックであり、27は混合体24をその貫通孔15に備えた硬化用ブロックである。整合部材作成治具14は吸引用ブロック21と硬化用ブロック27から構成される。
【0066】
製造工程順に説明していくと、まず硬化用ブロック27に混合体24を設ける方法は実施例1で述べたのでここでは詳述しない。
【0067】
次に、硬化用ブロック27から吸引用ブロック21を取り外す。そして、硬化用ブロック27の貫通孔15に混合体24を備えたまま加熱硬化する。硬化条件は実施例1と同様である。
【0068】
その後、混合体24を棒状治具で押し出して整合部材16を得る。
【0069】
実施例1と同様に吸引用ブロック21と硬化用ブロック27はともに表面をテフロン加工している。そのため、実施例2で製造した整合部材16を硬化ブロックから容易に取り出すことができる。
【0070】
取り出した整合部材は実施例1と同じように、所定の形状、大きさになるようにその壁面が研磨される。
【0071】
そして、壁面表面を高分子材料で塗布して塗幕を形成し、整合部材16を得る。
【0072】
整合部材16を所定の厚みに切断して実施例1と同じく整合層25を得る。
【0073】
この整合層25がケース2の天部3にエポキシ系接着剤12を介して接着固定されるとき、整合層25の側壁にエポキシ接着剤12が接着面からせり上がることはない。
【0074】
実施例2では硬化用ブロック27の貫通孔15を2箇所以上多数設けているので、整合部材16が一度に多数個得ることができる。
【0075】
また、吸引用ブロック21と硬化用ブロック27が分かれているために、硬化用ブロック27を加熱硬化させている間に、同じ吸引用ブロック21を用いて、別の硬化用ブロック27で混合体24を作成することができ、整合部材16の生産性が向上する。
【0076】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、接着剤を用いて超音波振動子を構成するケースと整合層を固定するときに、接着剤は側壁表面をせり上がって付着せずに、整合層とケース間の接着面積内に留まる。すなわち、前記整合層接着工程で、整合層固定治具に接着剤が付着することがないので、整合層の接着が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1における整合部材の製造工程を示す概略図
【図2】 本発明の実施例1における整合部材側壁への塗布加工を示す概略図
【図3】 整合層と圧電体のケースへの接着工程を示す概略図
【図4】 (a)比較例整合層とケースの接着状態を示す概略図
(b)本発明の実施例整合層とケースの接着状態を示す概略図
【図5】 本発明の実施例2における吸引用ブロックと硬化用ブロックを示す構造図
【図6】 従来の超音波振動子の概略図
【図7】 同超音波振動子の断面図
【図8】 同整合層とケースの接着状態を示す断面図
【図9】 従来方法による整合部材の製造工程を示す概略図
【符号の説明】
2 ケース
13 整合部材
14 整合部材作成治具
15 貫通孔
17 中空ガラス(中空球体)
18 エポキシ樹脂(結合材料)
21 吸引ブロック
25 整合層
26 固定治具
27 効果用ブロック
28 エポキシ樹脂
29 スプレーガン装置

Claims (1)

  1. 整合部材作成治具に充填された中空球体に結合材料を供給、含浸させる第1の工程と、前記第1の工程で得られた中空球体と結合材料との混合体を整合部材作成治具から取り出し、硬化させる第2の工程と、硬化した混合体の外周を切削・研磨加工する第3の工程と、超音波振動子を構成するケースに整合層を接着剤を介して固定する際にこの接着剤のせり上がりを防止すべく、前記第3の工程における切削・研磨加工後の混合体の外周を高分子材料で被覆するための第4の工程と、前記第1〜第4の工程により得られた整合部材を所定の厚みに切断して整合層とする第5の工程からなる超音波振動子用整合層の製造方法。
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