JP4119817B2 - パラメータ実長展開装置、方法及びそのプログラム - Google Patents

パラメータ実長展開装置、方法及びそのプログラム Download PDF

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Description

本発明は、目標形状を部材形状に展開するパラメータ実長展開装置、方法及びそのプログラムに関する。
従来、船型形状を材料の鋼板(平板)に展開する作業(以下、現図展開という)における実長展開手法に、「タスキ掛け実長展開」が存在する。この手法によれば、三角形をつくる実長をベースに頂点を求めることで、目標とする船型形状を部材形状に展開する場合の位置を決定する。具体的には、まずボディプラン上で三角形を作り、斜めに線を決めて実長を求める。同様に、フレームについて、ボディプランを測ることで実長を求める。そして、フレームの実長、タスキの実長、シームの実長のそれぞれを使って三角形の頂点を求める。以上により、三角形をつくる実長をベースに頂点の位置を算出する。
この展開の基線は中央部に設定し、中央部から順に前後方向に振って展開している。
特開平11−65628号公報
上述した「タスキ掛け実長展開」は、主に目標形状の曲がりがきつい所に適用されている。実長展開手法としては、この他に、「基線展開」、「修正基線展開」などの各種の展開法があり、目標形状にあわせて展開手法を使い分けている。
この理由は、実長展開では、距離、角度、面積のすべてを同時に正確に展開できないため、形状毎にどれか一つ若しくは二つの保存量を保ちながら曲面を平面に展開しているためである。
この様子を図18を用いて説明すると、AB、AC、AD、BC、BDの実長は展開時に正確に求められるのに対して、CDは推定長であり、ここに誤差が含まれる。
このため、製作時にはこの誤差を補正する作業を行なう必要がある。この補正は形状毎に違うため、補修作業にも熟練を要することになる。
したがって、展開の違いによって、作業の方法が異なるため、形状毎に適切な展開方法を選択すること自体も熟練技能を必要とする作業となる。このため、現図展開作業者には経験と勘が要求され、経験の浅い作業者では所定の曲面を得ることができないという問題点があった。さらに、熟練技術者の減少により、技術伝承が問題となりつつあるという問題点もある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、目標形状を部材形状に展開する場合に生じる展開誤差を抑え、高精度な展開作業を可能とするパラメータ実長展開装置、方法及びそのプログラムを提供することにある。
この発明は上記の課題を解決すべくなされたもので、本発明は、所定の図形表現により生成される実空間上の目標形状の曲率線及び該曲率線を通過する実空間上の座標を求め、該曲率線及び該曲率線を通過する実空間上の座標を2次元空間で表されるパラメータ空間に写像する目標形状写像手段と、前記パラメータ空間上に写像した前記目標形状の座標値を、前記目標形状を展開する部材形状の前記パラメータ空間上における座標値とし、この座標値に対応する前記実空間上の座標値を算出する実空間座標値算出手段と、前記算出した部材形状の実空間上の座標値に基づいて、前記目標形状と前記部材形状との対応点間距離を算出する対応点間距離算出手段とを具備することを特徴とする
また、本発明において、前記対応点間距離算出手段は、前記目標形状のパラメータ空間座標値、及び該目標形状のパラメータ空間座標値に対応する前記部材形状のパラメータ空間座標値を求め、一方の前記パラメータ空間座標値を他方の前記パラメータ空間座標値の方に所定刻み幅ずつ進ませるとともに、進ませた各位置に対応する前記実空間上の座標値を算出し、算出した前記実空間上の座標値間の距離を累積加算して前記目標形状と前記部材形状との対応点間距離を算出することを特徴とする。
また、本発明は、所定の図形表現により生成される実空間上の目標形状及び部材形状の曲率線及び該曲率線を通過する実空間上の座標をそれぞれ求め、該曲率線及び該曲率線を通過する実空間上の座標を2次元空間で表されるパラメータ空間にそれぞれ写像する曲率線解析手段と、前記パラメータ空間上に写像した前記目標形状及び前記部材形状の座標値に対応する前記実空間上の座標値をそれぞれ算出する実空間座標値算出手段と、前記実空間座標値算出手段によって算出された前記実空間上の前記目標形状の座標値及び前記部材形状の座標値に基づいて、前記目標形状と前記部材形状との対応点間距離を算出する対応点間距離算出手段とを具備することを特徴とする。
また、本発明は、コンピュータが、所定の図形表現により生成される実空間上の目標形状の曲率線及び該曲率線を通過する実空間上の座標を求め、該曲率線及び該曲率線を通過する実空間上の座標を2次元空間で表されるパラメータ空間に写像し、前記パラメータ空間上に写像した前記目標形状の座標値を、前記目標形状を展開する部材形状の前記パラメータ空間上における座標値とし、この座標値に対応する前記実空間上の座標値を算出し、前記算出した部材形状の実空間上の座標値に基づいて、前記目標形状と前記部材形状との対応点間距離を算出することを特徴とする。
また、本発明は、前記目標形状と前記部材形状との対応点間距離、前記目標形状のパラメータ空間座標値、及び該目標形状のパラメータ空間座標値に対応する前記部材形状のパラメータ空間座標値を求め、一方の前記パラメータ空間座標値を他方の前記パラメータ空間座標値の方に所定刻み幅ずつ進ませるとともに、進ませた各位置に対応する前記実空間上の座標値を算出し、算出した前記実空間上の座標値間の距離を累積加算して算出されることを特徴とする。
また、本発明は、所定の図形表現により生成される実空間上の目標形状の曲率線及び該曲率線を通過する実空間上の座標を求め、該曲率線及び該曲率線を通過する実空間上の座標を2次元空間で表されるパラメータ空間に写像する処理と、前記パラメータ空間上に写像した前記目標形状の座標値を、前記目標形状を展開する部材形状の前記パラメータ空間上における座標値とし、この座標値に対応する前記実空間上の座標値を算出する処理と、前記算出した部材形状の実空間上の座標値に基づいて、前記目標形状と前記部材形状との対応点間距離を算出する処理とをコンピュータに実行させるためのパラメータ実長展開プログラムである。
また、本発明は、前記目標形状と前記部材形状との対応点間距離、前記目標形状のパラメータ空間座標値、及び該目標形状のパラメータ空間座標値に対応する前記部材形状のパラメータ空間座標値を求め、一方の前記パラメータ空間座標値を他方の前記パラメータ空間座標値の方に所定刻み幅ずつ進ませるとともに、進ませた各位置に対応する前記実空間上の座標値を算出し、算出した前記実空間上の座標値間の距離を累積加算して算出されることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、所定の図形表現により生成される実空間上の目標形状の曲率線及び該曲率線を通過する実空間上の座標を求め、該曲率線及び該曲率線を通過する実空間上の座標を2次元空間で表されるパラメータ空間に写像し、前記パラメータ空間上に写像した前記目標形状の座標値を、前記目標形状を展開する部材形状の前記パラメータ空間上における座標値とし、この座標値に対応する前記実空間上の座標値を算出し、前記算出した部材形状の実空間上の座標値に基づいて、前記目標形状と前記部材形状との対応点間距離を算出する。
したがって、目標形状と部材形状の実長の違いが加工変量として推定できる効果が得られる。またこの加工変量は、展開方法に近似方法を使わないので、展開誤差を含まず、高精度な製図が出力される。換言すれば、幾何学的な解法のため、高精度に展開作業が実施できるようになる。同時に形状毎に適切な展開手法を選択する必要が無くなるため、技能レス作業となり、経験の浅い作業者でも高精度に展開作業を実施できるようになる効果が得られる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
以下、図面を参照して、本発明のパラメータ実長展開装置の一実施形態について説明する。図1は、本実施形態のパラメータ実長展開装置の構成図である。本実施形態のパラメータ実長展開装置は、3次元CADから得られる3次元形状データ(図2の目標形状曲面データ、図3の部材形状曲面データ)を用いて、目標形状と部材形状それぞれをuvパラメータ空間(図4の2次元空間)に変換し、uvパラメータ空間上での目標形状と部材形状との対応点を決定して、実空間(3次元空間)での対応点間距離を算出して実長を求めるものである。
すなわち、図1に示すように、本実施形態のパラメータ実長展開装置は、目標形状曲面データ及び部材形状曲面データを入力して、NURBS(Non−Uniform Rational b−spline)表現設定部1及び曲率線解析部2で実長算出処理の前処理を行う。
NURBS表現設定部1は、目標形状曲面データ及び部材形状曲面データについて、NURBSで表現するためのパラメータ(コントロールポイント、ノットベクトル、階数)を設定する。なお、本実施形態においては、図形表現アルゴリズムとして、NURBSを用いる場合の例を示すが、本発明はこれに限られるものではなく、他の図形表現アルゴリズムを適用するようにしてもよい。
曲率線解析部2は、NURBS表現設定部1と同様に入力データの前処理として、目標形状曲面データ及び部材形状曲面データについて、曲率線解析を実空間座標系及びパラメータ空間座標系で実行する。ここで、実空間座標系とは、図5に示すいわゆる3次元の(x、y、z)座標系をいうものであり、パラメータ空間座標系とは、図6(及び図4)に示すように、実空間座標系を2次元空間に写像変換したuv座標系をいう。
すなわち、曲率線解析部2は、実空間座標系における目標形状曲面データ及び部材形状曲面データを入力して、曲率線及び曲率線が通過する実空間座標を算出する曲率線解析を行う。本実施形態においては、一次基本量E,F,G及び二次基本量L,M,Nに基づいて、曲率線を算出する。
以下、一次基本量E,F,G、二次基本量L,M,N及び曲率線の算出方法について説明する。
Figure 0004119817
のパラメータ形式で表示される曲面上の点列情報(u、v)のuとvに関数関係がある場合、s(u、v)は曲面上の曲線を表し、偏導関数∂s/∂u=Suは、u=一定の曲線の接線ベクトルを表し、偏導関数∂s/∂v=Svは、v=一定の曲線の接線ベクトルを表す。
このとき、基本ベクトルSu、Svは、曲面の接平面を形成する。また、曲面上の2点s(u、v)からs(u+du、v+dv)を結ぶベクトルdsは
Figure 0004119817
で表される。ここでdsの絶対値の二乗は
Figure 0004119817
で表され,曲面の基本ベクトルより、上述の一次基本量が次式で定義される。
Figure 0004119817
また上記式3及び式4をまとめると、
Figure 0004119817
となる。
基本ベクトルSu、Suがなす角をωとすると、これらの内積Fと、基本ベクトルのベクトル積の絶対値Hは、一次基本量を用いて以下のように表される。
Figure 0004119817
Figure 0004119817
この算出値Hを用いて、曲面上の単位法線ベクトルnは以下の式で表される。
Figure 0004119817
また、曲面上の点Pにおける接線ベクトルの線束はこの接平面内に存在し、単位接線ベクトルtの1つは、以下の式で表される。
Figure 0004119817
このtとnで定まる平面を法平面という。また、この法断面上の点Pにおける曲率κを法曲率といい、tを法断面の弧長sで微分すると、
Figure 0004119817
となる。両辺に法線ベクトルを掛けて、以下に示す二次基本量
Figure 0004119817
を導入すると、
Figure 0004119817
となる。
なお、式5を式12に代入すると、以下の式が得られる。
Figure 0004119817
以上によって一次基本量及び二次基本量から法曲率が算出される。
次に、一次基本量E,F,G及び二次基本量L,M,Nに基づいて、メッシュにおける主曲率κ1、κ2を算出する。
すなわち、まず上述の曲率κの極値を算出する。法平面と曲面との交線である法断面の形状は、その接線方向とともに変化し、それに伴って法曲率も変化する。この形状は法平面を半回転させたところでもとの状態に戻る。
今、γを
Figure 0004119817
とおき、さらにκをγの関数κ(γ)と書き直すと、
Figure 0004119817
となる。このγの2次式よりdκ(γ)/dγ=0において、κ(γ)は極値を取る。
そして、この極値条件のもとで、式15を微分し、κとγを(κ〜)と(γ〜)と書き換えると、
Figure 0004119817
を得る。そして、式16に代入すると、
Figure 0004119817
を得る。これらの式より以下の関係式が得られる。
Figure 0004119817
Figure 0004119817
式18を変形すると、
Figure 0004119817
が得られる。κ〜2の係数は、式7より正であり、この根をκ1、κ2とすると、図6に示すように、この値が主曲率となる。
次に主曲率に基づいてガウス曲率または平均曲率を算出する。すなわち、2次方程式の根と係数の関係より、
Figure 0004119817
Figure 0004119817
が表現される。ここで、Km、Kgはそれぞれ平均曲率及びガウス曲率である。Kg=0となるのは、曲面が可展面となる場合であり、曲面上の曲率線は直線になる。
また、主曲率に基づいて、メッシュの主方向を示す曲率線を算出する。すなわち、式29よりκ〜を消去すると、
Figure 0004119817
または、
Figure 0004119817
を得る。これら2式はともに、曲率線の式であり、2次方程式であるので、γ1、γ2は以下の関係がある。
Figure 0004119817
曲面上の点において、γ1、γ2で決まる方向において、曲率は極値を取る。曲面上の接線ベクトルは、(Sudu+Svdv)であり、γ1、γ2に対応する2つの接線ベクトルの内積は、
Figure 0004119817
となり、この{ }内を変換すると、
Figure 0004119817
はゼロとなる。すなわち、主曲率の法断面の2つの接線方向は、直交している事が分かる。この方向は主方向と呼ばれ、この主方向と曲面上の接線が一致する場合、これが曲率線となる。
以上により、メッシュの主方向を示す曲率線の算出処理が行われる。
以上により算出した目標形状及び部材形状における曲率線について、曲率線解析部2は、さらに、適当な分割間隔で曲率線が通過する実空間座標を算出する。
そして、曲率線解析部2は、算出した曲率線及びその通過する実空間座標値をパラメータ空間に写像する。これにより、所定の図形表現により生成される実空間上の目標形状が、目標形状の接平面を形成する接線ベクトルによって定義されるパラメータ空間に写像される。
パラメータ空間座標値算出部3は、曲率線解析部2より入力する曲率線通過情報(実空間座標・パラメータ空間座標における曲率線、曲率線が通過する座標値)に基づいて、パラメータ空間における目標形状の複数の曲率線間の交点の座標を算出する。具体的には、図4に示すように、u軸方向、v軸方向に伸びる複数の曲率線の交点座標値(u、v)を求める。
実空間座標値算出部4は、目標形状、部材形状それぞれについて、パラメータ空間座標値算出部3より入力するパラメータ空間における複数の曲率線間の交点の座標から実空間に逆写像して、交点の実空間座標値を算出する。あるいは、実空間座標値算出部4は、写像した目標形状のパラメータ空間座標値(交点と一致してもよい)を部材形状のパラメータ空間座標値として、この部材形状のパラメータ空間座標値と対応する実空間座標値を算出する。
曲率線通過順序整列部5は、目標形状、部材形状それぞれについて、実空間座標値算出部4から入力する曲率線の通過する実空間座標と交点座標とを曲率線の通過する順序で並べ替える。
実長算出部6は、曲率線通過順序整列部5が並べ替えた順番に基づいて、目標形状、部材形状それぞれについて、対応する交点を特定する。そして、この対応する交点間の距離を算出し、この差分を求めることで目標形状と部材形状との対応点間距離、つまり、加工変量を算出する。あるいは、実長算出部6は、部材形状のパラメータ空間座標値と対応する実空間座標値に基づいて、実空間上における目標形状と部材形状との対応点間距離を算出する
この目標形状と部材形状との対応点間距離の算出方法は、いずれも、実長算出部6において、目標形状のパラメータ空間座標値と部材形状のパラメータ空間座標値との間のパラメータ空間座標値と対応する実空間座標値を算出し、この算出した実空間座標値と実空間座標値算出部4が算出した部材形状の実空間座標値との間の距離を累積加算して算出されるものである。
基線ライン設定部7は、図7に示すようにガウス曲率分布解析を行い、曲率線解析結果に基づいて基線のラインを決定する(図8を参照)。
実長展開部8は、基線ライン設定部7によって決定された基線を中心に、実長算出部6が算出した交点間の距離を用いてタスキ掛け実長展開を行い、展開された実空間座標を算出する。
次に、図面を参照して、本実施形態のパラメータ実長展開装置の動作について説明する。図9は、本実施形態のパラメータ実長展開装置における パラメータ実長展開処理の過程を示すフローチャートである。
今、パラメータ実長展開装置に目標形状曲面データ及び部材形状曲面データが入力されると、NURBS表現設定部1において、上述した曲面表現パラメータ(コントロールポイント、ノットベクトル、階数)が設定され(図9のステップS1)、曲率線解析部2において、曲率線通過情報(実空間座標・パラメータ空間座標)が算出される(ステップS2)。
パラメータ空間座標値算出部3は、NURBS表現設定部1及び曲率線解析部2から入力するNURBS表現での曲面データ及び曲率線通過情報に基づいて、パラメータ空間における複数の曲率線間の交点の座標を算出する(ステップS4)。
図10は、ステップS4の詳細な処理フローを示す。
すなわち、パラメータ空間座標値算出部3は、目標形状、部材形状それぞれについて、曲率線解析部2から入力する曲率線通過情報に基づいて、図4に示すパラメータ空間における複数の曲率線間(曲率線のパラメータ空間線分と、他の曲率線のパラメータ空間線分)の交点を算出する(ステップS10)。そして、曲率線メッシュの格子点パラメータ座標を代入し、曲率線の交点情報を求める(ステップS11)。
以上により、交点のパラメータおよび交差するライン情報が算出される。
次に実空間座標値算出部4は、ステップ10で求めた交点を逆写像目標点とし、パラメータ空間上でこの逆写像目標点を通過する線を設定する。この逆写像目標点を通過する線は、直線、曲線いずれであってもよいが、既知の関数パラメータで表現される線である。本実施形態においては、簡単のためにu=一定の直線である場合について説明する。
すなわち、実空間座標値算出部4は、この逆写像目標点を通過する、u=一定の直線と、パラメータ空間上に写像された曲率線とのパラメータ空間上での交点の実空間座標を算出する(ステップS4)。具体的には、実空間座標値算出部4は、実空間上の曲率線が通過する実空間座標と、パラメータ空間上での曲率線の始点(v=0と曲率線の交点)から交点までの曲率線に沿った実長距離と曲率線全長との比、つまり、
(始点から交点までの距離)/(曲率線全長)
で示されるパラメータとに基づいて、交点の実空間座標を算出する。
曲率線通過順序整列部5は、目標形状、部材形状それぞれについて、実空間座標値算出部4から入力する曲率線の通過する実空間座標と交点座標とを曲率線の通過する順序で並べ替え(ステップS5)、実長算出部6は、曲率線通過順序整列部5が並べ替えた順番に基づいて、目標形状、部材形状それぞれについて、対応する交点を特定する。そして、この対応する交点間の距離(実長)を通過点の情報に基づいて算出する。
図11は、この対応する交点間の距離の詳細な算出フローを示す。
実長算出部6は、まず目標形状、部材形状それぞれについて、特定された2つの交点に基づいて、パラメータ空間における指定パラメータ範囲を決定し、実空間座標値算出部4と同様の手法により、特定された2つの交点のパラメータ空間座標値に対応する実空間座標値を求める(ステップS20)。初回のループでは、前回の実空間上の座標値が存在しないため、ステップS21をスキップする。そして、特定された2つの交点間の距離に対して微小な、所定のパラメータ空間の刻み幅だけ、片方の指定パラメータを他方の指定パラメータに向かって進める、つまり、微小な刻み幅だけ指定パラメータに加算する(ステップS22)。
ここで、加算結果が指定パラメータ範囲を超えていれば(ステップS23でNo)、特定された2つの交点間の距離(実長)が出力され、超えていなければ(ステップS23でYes)、さらにステップS20〜S22が繰り返し実行される。
すなわち、片方の指定パラメータが加算された状態で、再度、これに対応する実空間座標値が算出され(ステップS20)、前回(初回)算出した実空間上の座標値との直線距離を算出し、これを累積加算していく(ステップS21)。以上のように、指定パラメータ範囲を超えない範囲で、微小な刻み幅だけ指定パラメータを加算しては、算出した実空間上の座標値との直線距離をさらに加算し、これを繰り返し実行することで、指定パラメータ範囲外になった時点、つまり、他方の指定パラメータを越えた時点で実長が算出される。
以上により、曲率線交点間の実長が算出される。
図12、図13は、タスキ掛け実長展開の過程を示すフローチャートである。
上述したように、パラメータ空間で曲率線によるメッシュを作成し、メッシュ格子辺の実長を算出すると(図12のステップS30)、基線ライン設定部7は、ガウス曲率分布解析を行い、曲率線解析結果に基づいて基線のラインを決定する(ステップS31)。
実長展開部8は、基線ライン設定部7によって決定された基線を中心に、実長算出部6が算出した交点間の距離を用いてタスキ掛け実長展開を行い、展開された実空間座標を算出する。すなわち、実長展開部8は、面のコントロールポイントとノットベクトルを読み込み(図13のステップS40)、図14に示すように基線Xを中心にして、図15に示すように長手方向に要素分割し(ステップS41)、分割された各要素に対して、4辺と対角線の長さを算出する(ステップS42)。
そして、基線Xから板幅方向に、中央のメッシュの展開が完了すると、さらに、中央から両端に向かって展開していく。
各メッシュの展開手法については、図16に示すように、まず点B点Cを固定とし、対角線ACと辺ABより交点Aを求める(ステップS43)。次に、点B点Cを固定とし、対角線DBと辺CDより交点Dを求め(ステップS44)、求めた点A点D間の長さと、パラメータから求められる点A点D間の長さを比較し長さが平均となる新たな点A点Dを算出する(ステップS45)。
なお、基準としている点B点Cは、すでに求められている下要素の上部2点を代入している。
ここで、タスキ掛けで求めた線長ADとuvパラメータで求めた線長ADは異なる。したがって、図17に示すように、誤差を少なくするためそれぞれの平均(L−L´)/2を取る座標値に修正する。ただし、Lは曲面上の実長を示し、L´はタスキ掛けにより求めた2点間の距離を示す。
以上の算出処理をまず板幅方向の要素数だけ繰り返し実行した後(ステップS46でYes)、板長手方向の要素数だけ繰り返し実行して展開処理が完了する(ステップS47でYes)。
以上説明したように、本実施形態のパラメータ実長展開装置によれば、目標形状と部材形状の実長の違いが加工変量として推定できる効果が得られる。またこの加工変量は、展開方法に近似方法を使わないので、展開誤差を含まず、高精度な製図が出力される。換言すれば、幾何学的な解法のため、高精度に展開作業が実施できるようになる。同時に形状毎に適切な展開手法を選択する必要が無くなるため、技能レス作業となり、経験の浅い作業者でも高精度に展開作業を実施できるようになる効果が得られる。
なお、本実施形態においては、目標形状と部材形状それぞれについて、曲率線交点間の実長を算出し、この差分を求めることでこの差分を求めることで目標形状と部材形状との対応点間距離、つまり、加工変量を算出する場合の例を示したが、本発明はこれに限られず、目標形状のu、v座標値を部材形状(パラメータ空間)に投影して、直接、実空間上の目標形状、部材形状の対応点間距離を算出するようにしてもよい。この場合、曲率線解析部2は、目標形状をuv空間上に無次元化して投影し(uv変換)、パラメータ空間座標値算出部3が、目標形状のメッシュ座標位置(u、v座標値)を求める。
そして、パラメータ空間座標値算出部3は、パラメータ空間の(目標形状)u、v座標値を部材形状のu、v座標値とする、つまり、目標形状のu、v座標値を部材形状(パラメータ空間)に投影し、実空間座標値算出部4が、部材形状のu、v座標値から実空間座標値(x、y、z)に変換する。実空間座標値算出部4算出した実空間座標値は、同様に、曲率線通過順序整列部5によって、目標形状、部材形状それぞれについて、曲率線の通過する順序で並べ替えられ、実長算出部6により目標形状、部材形状の対応点間距離が算出される。
このように構成することで、目標形状と部材形状の実長の違いが加工変量として推定できる効果が得られる。またこの加工変量は、展開方法に近似方法を使わないので、展開誤差を含まず、高精度な製図が出力される。換言すれば、幾何学的な解法のため、高精度に展開作業が実施できるようになる。同時に形状毎に適切な展開手法を選択する必要が無くなるため、技能レス作業となり、経験の浅い作業者でも高精度に展開作業を実施できるようになる効果が得られる。
上述のパラメータ実長展開装置は、内部に、コンピュータシステムを有している。
そして、上述したパラメータ実長展開処理に関する一連の処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。
すなわち、パラメータ実長展開装置における、各処理手段、処理部は、CPU等の中央演算処理装置がROMやRAM等の主記憶装置に上記プログラムを読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、実現されるものである。
ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
パラメータ実長展開装置の構成図。 目標形状図。 部材形状図。 パラメータ空間を示すuv座標系の説明図。 実空間を示すxyz座標系の説明図。 図5から写像したパラメータ空間を示すuv座標系の説明図。 目標形状のガウス曲率分布図。 目標形状の曲率線解析結果を示す説明図。 パラメータ実長展開処理の過程を示すフローチャート。 ステップS4の詳細な処理フローを示すフローチャート。 対応する交点間の距離の詳細な算出フローを示すフローチャート。 タスキ掛け実長展開の過程を示すフローチャート。 タスキ掛け実長展開の過程を示すフローチャート。 基線Xのとり方を示す図。 要素分割の様子を示す図。 各メッシュの展開図。 各メッシュの修正展開図。 実長展開の特徴説明図。
符号の説明
1…NURBS表現設定部
2…曲率線解析部
3…パラメータ空間座標値算出部
4…実空間座標値算出部
5…曲率線通過順序整列部
6…実長算出部
7…基線ライン設定部
8…実長展開部

Claims (7)

  1. 所定の図形表現により生成される実空間上の目標形状の曲率線及び該曲率線を通過する実空間上の座標を求め、該曲率線及び該曲率線を通過する実空間上の座標を2次元空間で表されるパラメータ空間に写像する目標形状写像手段と、
    前記パラメータ空間上に写像した前記目標形状の座標値を、前記目標形状を展開する部材形状の前記パラメータ空間上における座標値とし、この座標値に対応する前記実空間上の座標値を算出する実空間座標値算出手段と、
    前記算出した部材形状の実空間上の座標値に基づいて、前記目標形状と前記部材形状との対応点間距離を算出する対応点間距離算出手段と
    を具備することを特徴とするパラメータ実長展開装置。
  2. 前記対応点間距離算出手段は、
    前記目標形状のパラメータ空間座標値、及び該目標形状のパラメータ空間座標値に対応する前記部材形状のパラメータ空間座標値を求め、一方の前記パラメータ空間座標値を他方の前記パラメータ空間座標値の方に所定刻み幅ずつ進ませるとともに、進ませた各位置に対応する前記実空間上の座標値を算出し、算出した前記実空間上の座標値間の距離を累積加算して前記目標形状と前記部材形状との対応点間距離を算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載のパラメータ実長展開装置。
  3. 所定の図形表現により生成される実空間上の目標形状及び部材形状の曲率線及び該曲率線を通過する実空間上の座標をそれぞれ求め、該曲率線及び該曲率線を通過する実空間上の座標を2次元空間で表されるパラメータ空間にそれぞれ写像する曲率線解析手段と、
    前記パラメータ空間上に写像した前記目標形状及び前記部材形状の座標値に対応する前記実空間上の座標値をそれぞれ算出する実空間座標値算出手段と、
    前記実空間座標値算出手段によって算出された前記実空間上の前記目標形状の座標値及び前記部材形状の座標値に基づいて、前記目標形状と前記部材形状との対応点間距離を算出する対応点間距離算出手段と
    を具備することを特徴とするパラメータ実長展開装置。
  4. コンピュータが、
    所定の図形表現により生成される実空間上の目標形状の曲率線及び該曲率線を通過する実空間上の座標を求め、該曲率線及び該曲率線を通過する実空間上の座標を2次元空間で表されるパラメータ空間に写像し、
    前記パラメータ空間上に写像した前記目標形状の座標値を、前記目標形状を展開する部材形状の前記パラメータ空間上における座標値とし、この座標値に対応する前記実空間上の座標値を算出し、
    前記算出した部材形状の実空間上の座標値に基づいて、前記目標形状と前記部材形状との対応点間距離を算出することを特徴とするパラメータ実長展開方法。
  5. 前記目標形状と前記部材形状との対応点間距離は、
    前記目標形状のパラメータ空間座標値、及び該目標形状のパラメータ空間座標値に対応する前記部材形状のパラメータ空間座標値を求め、
    一方の前記パラメータ空間座標値を他方の前記パラメータ空間座標値の方に所定刻み幅ずつ進ませるとともに、進ませた各位置に対応する前記実空間上の座標値を算出し、算出した前記実空間上の座標値間の距離を累積加算して算出される
    ことを特徴とする請求項4に記載のパラメータ実長展開方法。
  6. 所定の図形表現により生成される実空間上の目標形状の曲率線及び該曲率線を通過する実空間上の座標を求め、該曲率線及び該曲率線を通過する実空間上の座標を2次元空間で表されるパラメータ空間に写像する処理と、
    前記パラメータ空間上に写像した前記目標形状の座標値を、前記目標形状を展開する部材形状の前記パラメータ空間上における座標値とし、この座標値に対応する前記実空間上の座標値を算出する処理と、
    前記算出した部材形状の実空間上の座標値に基づいて、前記目標形状と前記部材形状との対応点間距離を算出する処理と
    をコンピュータに実行させるためのパラメータ実長展開プログラム。
  7. 前記目標形状と前記部材形状との対応点間距離は、
    前記目標形状のパラメータ空間座標値、及び該目標形状のパラメータ空間座標値に対応する前記部材形状のパラメータ空間座標値を求め、
    一方の前記パラメータ空間座標値を他方の前記パラメータ空間座標値の方に所定刻み幅ずつ進ませるとともに、進ませた各位置に対応する前記実空間上の座標値を算出し、算出した前記実空間上の座標値間の距離を累積加算して算出される
    ことを特徴とする請求項6に記載のパラメータ実長展開プログラム。
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