JP4119680B2 - スイッチ付きロータリエンコーダ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シャフトの回転方向及び軸線方向の変位にクリック感をもたせたるようにしたスイッチ付きロータリエンコーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、このような分野の技術として、特開2000−299034号公報がある。この公報に記載されたスイッチ付きロータリエンコーダは、シャフトを回転させることで、その変位量を検出し、その一方で、シャフトを軸線方向に押すことで、スイッチのオンオフを行わせることができる。そして、このようなロータリエンコーダは、回転方向及び軸線方向の両変位においてクリック感(スイッチ感)が得られるよう構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前述した従来のスイッチ付きロータリエンコーダにおいて、スイッチング時にシャフトを軸線方向に押圧した際、ボールが段差部を乗り越える時のクリック感によって、確実なスイッチングの手応えを得ようとしている。しかしながら、コイルバネでボールを径方向に押圧するのみであるから、バネの弾性力以上のクリック感を得ることができず、クリック感が不足する場合もあった。
【0004】
本発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、特に、良好なクリック感が得られるようにしたスイッチ付きロータリエンコーダを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るスイッチ付きロータリエンコーダは、ハウジングと、このハウジングに対し回転方向及び軸線方向に変位するシャフトと、ハウジング内に収容されると共に、シャフトに固定した回転部と、回転部の回転方向の変位を検出する検出部と、シャフトの軸線方向の移動によってスイッチングするスイッチ部と、ハウジング内に収容されると共に、シャフト側で回転方向に並設した歯部と、ハウジング内に収容されると共に、歯部に係合する第1の転動体を径方向に付勢する第1の弾性部材と、シャフトの周方向に形成した溝部と、溝部内に一部を落ち込ませた第2の転動体と、第2の転動体に当接させる斜面をもった中間部材と、中間部材を第2の転動体に向けて軸線方向に付勢する第2の弾性部材と、第2の転動体を係止し、ハウジング側に設けられたストッパ面とを備え、第2の転動体は、一部が溝部内に落ち込ませられた状態で、中間部材の斜面と溝部の底面とにより保持されており、シャフトを軸線方向に押し込むと、第2の転動体は、溝部を乗り越えて外方に転がり出ることを特徴とする。
【0006】
ロータリエンコーダの耐久性を高める上で、特に問題となっているのがクリック感の劣化であり、クリック感の劣化がロータリエンコーダの信頼性の低下に直結する。そこで、スイッチング時におけるクリック感の質的向上を図り、クリック感を劣化させ難くするために、シャフトの溝部内に第2の転動体の一部を落ち込ませ、第2の弾性部材によって付勢した中間部材の斜面を第2の転動体に押し付けるようにする。その結果、スイッチング時にシャフトを押すと、シャフトの溝部が軸線方向に移動するに伴って、付勢された状態の第2の転動体が第2の弾性部材の弾性力に抗して溝部から外れようとする。このとき、第2の転動体が、斜面を介して中間部材を軸線方向に押し戻すので、軸線方向において、シャフトの移動量以上に第2の弾性部材が圧縮されることになる。そして、溝部から転動体が外れた瞬間に、第2の弾性部材が急激に解放される。第2の弾性部材のこのような急激な負荷変動は、中間部材の採用により生み出され、瞬発的な強いクリック感が達成される。斜面をもったこのような中間部材の採用は、低コストで且つ簡単な構造をもって良好なクリック感を生み出すことになる。
【0007】
また、中間部材には、第2の転動体を収容する転動体収容凹部が周方向に複数個設けられ、各転動体収容凹部の壁面を斜面として形成すると好適である。このような転動体収容凹部内に第2の転動体を収容することで、第2の転動体の安定した転がりを達成させることができる。
【0008】
また、ハウジングの内壁面とシャフトの外周との間に形成した収容空間内には、シャフトの外周を包囲するように軸線方向に延在する圧縮コイルバネからなる第2の弾性部材と、シャフトの溝部内に落ち込ませるボールからなる第2の転動体と、第2の弾性部材と第2の転動体とで挟持するリング体からなる中間部材とが収容されると好適である。このように、第2の弾性部材に圧縮コイルバネを利用し、第2の転動体にボールを利用し、中間部材にリング体を利用することで、安価なロータリエンコーダを製作することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明に係るスイッチ付きロータリエンコーダの好適な実施形態について詳細に説明する。
【0010】
図1に示すように、ロータリエンコーダ1は、上蓋をなす回路基板2とボディ3とからなるハウジング4を有している。このハウジング4には進退及び回転自在なシャフト5が取り付けられ、シャフト5は、ハウジング4に設けられた軸受部3aによって、軸線A方向の変位と、この軸線Aを中心に回転する変位との両変位の操作が可能である。さらに、このシャフト5の一端は、ハウジング4の内部空間S内に差込まれ、シャフト5の他端は外部に露出させてツマミの軸部を形成する。
【0011】
内部空間Sにおいて、透明な樹脂板で形成させた回転部6がシャフト5に対して圧入固定されている。この回転部6において、回路基板2側に位置する表側には、放射状に延びる複数のレンズ面6aが設けられ、裏側には、傾斜した反射面をもつプリズム部6bが形成されている。また、回路基板2には、プリズム部6bに向けて光を照射する発光素子7と、この発光部7を挟むようにして配置させた受光素子8,9とからなる検出部12が設けられている。
【0012】
よって、シャフト5によって回転部6を所定方向に回転させると、発光素子7からの光は、プリズム部6bで反射した後に各受光素子8,9で受光される。このときの光は、レンズ面6aによって強弱のあるパルス光として受光され、この受光に基づいて、回転部6の回転量が得られ、受光素子8と受光素子9とで起こる受光の位相差によって回転部6の回転方向が検出される。
【0013】
また、ロータリエンコーダ1において、回転方向のクリック感をもたせる方策として、内部空間S内で回転部6に並設させるように、シャフト5には円筒状のギア部材10が圧入固定されている。このギア部材10の外周には、複数の歯部10aが等ピッチで形成され、それぞれの歯部10aは軸線A方向に延在する。そして、歯部10a,10aの間には谷部10bが形成され、谷部10bの数によってパルス数すなわちクリック数が決定される。この場合、25パルスであり、比較的高いパルス数である。
【0014】
これに対して、ハウジング4のボディ3には、ギア部材10の外方に位置してギア部材10の径方向に延在する複数の押圧素子収容部11が設けられ、押圧素子収容部11の開放端側をギア部材10に対向させる。そして、この押圧素子収容部11内には、ボール(第1の転動体)13及び螺旋状の圧縮コイルバネ(第1の弾性部材)14が収容され、圧縮コイルバネ14によってボール13をギア部材10に向け付勢させる。また、圧縮コイルバネ14によりボール13は歯部10aに押し付けられているので、シャフト5を1回転させる間に25度のクリック感が得られる。
【0015】
なお、押圧素子収容部11は、圧縮コイルバネ14及びボール13の装填を考慮して、圧縮コイルバネ14及びボール13を収容した状態で、押え板15によって蓋がなされ、この押え板15はボディ3にネジ止めされる。このような押え板15の採用により、圧縮コイルバネ14及びボール13の飛び出しが適切に防止されると共に、バネ14及びボール13の組み込みを容易にする。
【0016】
更に、シャフト5の先端には突起部19が一体に設けられ、回路基板2には、シャフト5の突起部(プッシャ)19によってオン/オフするコンタクトスイッチ(スイッチ部)20が設けられている。軸線A方向において、このコンタクトスイッチ20は、シャフト5の突起部19に対向して配置されている。このコンタクトスイッチ20は、シャフト5の突起部19により押し込まれたときにオンし、シャフト5の突起部19が離間したときにオフする。
【0017】
このような構成は、例えば、シャフト5を回転させた時に検出されるパルス量と関連付けられた所望の数値に達したと作業者が判断したとき、シャフト5から指を離すことなく、その時点でシャフト5の押し込み操作を行うことによって、その数値を所定の機器に入力することができ、操作の確実性及び迅速性を達成するものである。なお、回路基板2にはリードピン22が接続される。このリードピン22は、回路基板2上の電子部品に電気的に接続すると共に、受光素子8,9及びコンタクトスイッチ20により検出された検出結果を電気信号として外部に送信するのに用いられている。
【0018】
さらに、図1及び図2に示すように、ボディ3に形成したネジ部23側には、シャフト5によるスイッチング時のクリック感を達成するためのクリック手段24が設けられている。このクリック手段24の主たる構成は、シャフト5の周方向に形成した溝部25と、定常時において溝部25内に一部を落ち込ませたボール(第2の転動体)26と、ボール26に周面に当接させる斜面27aを有する中間部材27と、中間部材27をボール26に向けて軸線A方向に付勢する圧縮コイルバネ(第2の弾性部材)28と、ボディ3側に設けられてボール26を係止させるストッパ面32とである。
【0019】
そして、ネジ部23側において、ハウジング4の内壁面とシャフト5の外周との間に形成した収容空間P内には、ボール26、中間部材27及び圧縮コイルバネ28が収容されている。この中間部材27は、シャフト5を包囲すると共に、ボール26と圧縮コイルバネ28とで挟持したリング体として形成されている。中間部材27には、ボール26を収容する転動体収容凹部30が周方向に3個設けられている(図5参照)。そして、各転動体収容凹部30の壁面を斜面27aとして形成し、この斜面27aは、軸線Aに対して所定角度(例えば45°)をもった傾斜面をなす。
【0020】
また、このような中間部材27は、シャフト5の外周を包囲するように軸線A方向に延在する圧縮コイルバネ28によって、軸線A方向に付勢される。一方、収容空間Pの端に設けたストッパ面32に係止させられたボール26は、シャフト5の溝部25内に落ち込ませた状態で、中間部材27の斜面27aによって溝部25の底面に押し付けられている。このような状態で、シャフト5を軸線A方向に押し込むと、図3及び図4に示すように、ストッパ面32で係止された状態のボール26は、溝部25を乗り越えて外方に転がり出るが、このとき、ボール26は、中間部材27の斜面27aを介して常に付勢され続ける。そして、溝部25からボール26が外れる瞬間に強いクリック感が得られる。なお、溝部25において、ボール26が転がり出る面をテーパー面25aとして形成することで、適切なクリック感を長期に亘って維持することができる。
【0021】
前述したように、スイッチング時にクリック感を得るにあたっては、圧縮コイルバネ28によって付勢した中間部材27の斜面27aがボール26を常に押し続けているので、軸線A方向において、シャフト5の押込み移動量以上に圧縮コイルバネ28が圧縮されることになる。従って、溝部25からボール26が外れた瞬間に圧縮コイルバネ28が急激に解放され、圧縮コイルバネ28の急激な負荷変動によって瞬発的な強いクリック感が生み出される。また、このような構成のクリック手段24は、低コストで且つ簡単な構造をもって良好なクリック感を達成する場合に最適である。
【0022】
本発明は、前述した実施形態に限定されるものではない。例えば、ロータリエンコーダ1は、前述したように回転部が光学式に対応するものに限らず、機械式や磁気式のものであってもよい。また、弾性部材14,28として、前述した螺旋圧縮コイルバネに限定されず、板バネ、竹の子バネ又はゴム等であってもよい。また、転動体13,26はボールに限定されず円柱体などの転がり面をもったものであってもよい。そして、中間部材27において、転動体収容凹部30は、3個に限定されず、適切なクリック感達成のために等間隔をもって形成されることは言うまでもない。
【0023】
【発明の効果】
本発明によるスイッチ付きロータリエンコーダは、以上のように構成されているため、次のような効果を得る。すなわち、ハウジングと、このハウジングに対し回転方向及び軸線方向に変位するシャフトと、ハウジング内に収容されると共に、シャフトに固定した回転部と、回転部の回転方向の変位を検出する検出部と、シャフトの軸線方向の移動によってスイッチングするスイッチ部と、ハウジング内に収容されると共に、シャフト側で回転方向に並設した歯部と、ハウジング内に収容されると共に、歯部に係合する第1の転動体を径方向に付勢する第1の弾性部材と、シャフトの周方向に形成した溝部と、溝部内に一部を落ち込ませた第2の転動体と、第2の転動体に当接させる斜面をもった中間部材と、中間部材を第2の転動体に向けて軸線方向に付勢する第2の弾性部材と、第2の転動体を係止し、ハウジング側に設けられたストッパ面とを備え、第2の転動体は、一部が溝部内に落ち込ませられた状態で、中間部材の斜面と溝部の底面とにより保持されており、シャフトを軸線方向に押し込むと、第2の転動体は、溝部を乗り越えて外方に転がり出ることにより、良好なクリック感が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスイッチ付きロータリエンコーダの一実施形態を示す断面図である。
【図2】図1の要部拡大断面図である。
【図3】スイッチング状態のロータリエンコーダを示す断面図である。
【図4】図3の要部拡大断面図である。
【図5】図1に示したロータリエンコーダに適用する中間部材、ボール及び圧縮コイルバネを示す斜視図である。
【符号の説明】
A…軸線、P…収容空間、1…スイッチ付きロータリエンコーダ、4…ハウジング、5…シャフト、6…回転部、10a…歯部、12…検出部、13…ボール(第1の転動体)、14…圧縮コイルバネ(第1の弾性部材)、20…コンタクトスイッチ(スイッチ部)、25…溝部、26…ボール(第2の転動体)、27…中間部材(リング体)、27a…斜面、28…圧縮コイルバネ(第2の弾性部材)、
30…転動体収容凹部。
Claims (3)
- ハウジングと、
ハウジングに対し回転方向及び軸線方向に変位するシャフトと、
前記ハウジング内に収容されると共に、前記シャフトに固定した回転部と、
前記回転部の前記回転方向の変位を検出する検出部と、
前記シャフトの前記軸線方向の移動によってスイッチングするスイッチ部と、
前記ハウジング内に収容されると共に、前記シャフト側で前記回転方向に並設した歯部と、
前記ハウジング内に収容されると共に、前記歯部に係合する第1の転動体を径方向に付勢する第1の弾性部材と、
前記シャフトの周方向に形成した溝部と、
前記溝部内に一部を落ち込ませた第2の転動体と、
前記第2の転動体に当接させる斜面をもった中間部材と、
前記中間部材を前記第2の転動体に向けて前記軸線方向に付勢する第2の弾性部材と、
前記第2の転動体を係止し、前記ハウジング側に設けられたストッパ面とを備え、
前記第2の転動体は、一部が前記溝部内に落ち込ませられた状態で、前記中間部材の前記斜面と前記溝部の底面とにより保持されており、
前記シャフトを前記軸線方向に押し込むと、前記第2の転動体は、前記溝部を乗り越えて外方に転がり出ることを特徴とするスイッチ付きロータリエンコーダ。 - 前記中間部材には、前記第2の転動体を収容する転動体収容凹部が周方向に複数個設けられ、各転動体収容凹部の壁面を前記斜面として形成したことを特徴とする請求項1記載のスイッチ付きロータリエンコーダ。
- 前記ハウジングの内壁面と前記シャフトの外周との間に形成した収容空間内には、前記シャフトの外周を包囲するように前記軸線方向に延在する圧縮コイルバネからなる前記第2の弾性部材と、前記シャフトの前記溝部内に落ち込ませるボールからなる前記第2の転動体と、前記第2の弾性部材と前記第2の転動体とで挟持するリング体からなる中間部材とが収容されたことを特徴とする請求項1又は2記載のスイッチ付きロータリエンコーダ。
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