JPH08201112A - 操作位置信号発生装置 - Google Patents

操作位置信号発生装置

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JPH08201112A
JPH08201112A JP1011395A JP1011395A JPH08201112A JP H08201112 A JPH08201112 A JP H08201112A JP 1011395 A JP1011395 A JP 1011395A JP 1011395 A JP1011395 A JP 1011395A JP H08201112 A JPH08201112 A JP H08201112A
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JP
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line
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JP1011395A
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Toshitsugu Yamamoto
敏嗣 山本
Shunji Oku
俊二 奥
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication of JPH08201112A publication Critical patent/JPH08201112A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コードパターンと起動パターンとを1枚のパ
ターン板上に形成して装置全体の小型化と簡素化を図
る。 【構成】 基台となるホルダ1、ダイヤル2、接片部材
3及びパターン板4を有する。接点部材3はダイヤル2
と一体で回動されるとともに、GNDの接片31及び3
ラインのための接片32〜34を有する。この接片に対
応してパターン板4には第1〜第4のコードパターンと
起動パターンの合計5種類のパターンが同心状で3ライ
ン分に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば直線移動式や回
動(ダイヤル)式のように移動可能にされ、その移動範
囲内の複数個所で停止位置を持つように構成された操作
部と、上記複数の停止位置を識別可能に指示するコード
信号を発生するべく複数ラインからなるコードパターン
が形成されたパターン板とを備えた操作位置信号発生装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラ、ビデオその他、種々の機
器や装置には、各機器等の機能を充分に発揮させ得るよ
うにマニュアル操作可能な操作部材が付設されており、
一般的にはダイヤル式の操作部材が、その汎用性の点か
ら採用されている。このダイヤル操作部材は、回動方向
に複数の停止位置を有し、各停止位置で種々の操作指示
を与えるように構成されているものであって、各停止位
置を識別可能にしてそれぞれの停止位置に応じた所要の
操作指示を与えるべく、同心状の複数のラインを利用し
てコードパターンを発生するパターン板が設けられてい
る。
【0003】例えば、カメラのアクセサリーに、かかる
ダイヤル操作部材を1または2個付設して、撮影条件そ
の他、所要の操作指示をカメラ本体に与えんとする場
合、このコードパターン状態の信号伝達のために、直接
コードパターンをカメラ本体の接続端子に接続しようと
すると接続端子を数多く用意しなければならない。この
ため、コスト、スペース、信頼性の面で満足できるもの
にならない。また、信号伝達をシリアル交信方式にすれ
ば、接続端子の数を少なくすることができるが、ダイヤ
ル操作部材が操作されたことが分からないため、常に信
号伝達を行わねばならず、消費電力が多くなる。しか
し、ダイヤル操作部材が操作されたことを報知するため
の起動信号をダイヤル操作に対応して発生させることが
できれば、ダイヤル操作時のみの交信で済むので、消費
電流を抑制することが可能となる。
【0004】図9〜図13は従来のダイヤル操作部材の
構造を示すもので、図9〜図11はそれぞれ組立てを説
明する分解図で、図9は上方から見た図、図10は下方
から見た図、図11は側面から見た一部断面図、図12
(a)は組立て状態の平面図、(b)は側断面図で、図
13(a)はパターン板の平面図、(b)はその裏面図
である。
【0005】このダイヤル操作部材は、基台となるホル
ダ11、ダイヤル12、接片部材13及びパターン板1
4からなる基本構成を有する。ダイヤル12はホルダ1
1にビス15によって軸受111を中心に回動可能に取
り付けられるとともに、その反対面に接片部材13がか
しめられて固接されている。パターン板14は接片部材
13、ダイヤル12を挾むようにしてビス16で基台1
1に固接される。ホルダ11は周方向の一部が切欠かれ
ており、ここからダイヤル12の一部が露出し、回動操
作可能になされている。ホルダ11の内側面適所には2
個のスプリング18が取り付けられ、このスプリング1
8によってダイヤル面を押圧する各ボール17が介設さ
れており、一方、ダイヤル12の押圧面の周方向には溝
乃至は凹部からなるクリック部112が形成されてお
り、ダイヤル12が回転してボール17がこのクリック
部112に嵌入することで、ダイヤル12を停止位置で
確実に停止し得るようにしている。
【0006】パターン板14は、その内側(上面)に停
止位置を識別するための1ラインのグランドと複数ライ
ンからなるコードパターン114(図13(a)参照)
が同心状に形成され、外側面(下面)には各ラインの接
続を行うための接続ランド214(図13(b)参照)
が形成されている。コードパターン114と接続ランド
214とはスルーホールで電気的に接続されている。接
片部材13はパターン板14の各ライン位置に対応する
数の接片を有し、それぞれパターンに対応するラインを
押圧して確実な接触を確保している。
【0007】また、図14、図15に示すダイヤル操作
部材は、起動信号を発生する起動パターン板をダイヤル
操作部材に一体で設けた構成を示すもので、図14
(a)は平面図、(b)は側断面図、図15は起動パタ
ーン板の平面図である。
【0008】このダイヤル操作部材は、上板201と下
板202の間に回動可能に支持されたダイヤル21とこ
のダイヤル21の回転軸上で一体回転するギア22とを
有するとともに、ギア22と噛合するギア24及びこの
ギア24の回転軸上で一体回転する起動パターン板25
を備える。なお、下板202の上面には、前述のパター
ン板14と同様に1ラインのグランドと3ラインからな
るコードパターンが形成されており、さらに、下板20
2のグランドとコードパターンに押圧接触され、ダイヤ
ル21と一体的に回転する切片部材26が配設されてい
る。
【0009】起動パターン板25には、図15に示すよ
うな起動パターン125(斜線部分は共通電位)が形成
されており、上板201の適所には起動パターン板25
の上面の起動パターンに接触する起動用接片271と裏
面の共通電位部分に接触する共通接片272が配設され
ている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図9乃至図13に示す
ダイヤル操作部材は起動信号のパターンを有しておら
ず、従って、ダイヤルが操作されたかどうかの判断をす
ることができず、すなわちダイアルの停止位置を検出す
るためには常に検出動作を行わなければならないという
問題がある。
【0011】また、図14、図15に示すダイアル操作
部材は、起動パターン板25が下板202とは別体とし
て設けられており、起動パターン板25を下板202と
同期回転させるためのギア22,24及び起動側の接片
271,272が接片部材26とは別に必要となるとと
もに、かかる部材を収容するスペースも考慮しなければ
ならない。
【0012】本発明は上記に鑑みてなされたもので、コ
ードパターンと起動パターンとを1枚のパターン板上に
形成して装置全体の小型化と簡素化を図る操作位置信号
発生装置を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、移動範囲内の
複数個所で停止位置を持つように構成された操作部と、
上記複数の停止位置を識別可能に指示するコード信号を
発生するべく複数ラインからなるコードパターンが形成
されたパターン板とを備えてなり、上記パターン板に
は、更に起動ラインが設けられ、隣接する上記停止位置
の中間位置を示す起動パターンが上記起動ライン上に形
成されてなるものである(請求項1)。
【0014】また、上記起動パターンは上記停止位置を
除いて形成されていてもよい(請求項2)。
【0015】また、本発明は、上記コードパターンの一
部は上記起動ライン上であって、起動パターンの形成さ
れていない個所を利用して形成されるのが好ましい(請
求項3)。
【0016】また、上記操作部は、回動動作を行うもの
で、上記パターン板にはコードパターンのライン及び起
動ラインが同心状に形成されてなるとともに、上記起動
ラインが最外周に設けられているのが好ましい(請求項
4)。
【0017】
【作用】本発明によれば、操作部が現在の停止位置から
他の停止位置へ向けて移動操作されると、起動パターン
によって起動信号が生成され、操作部が操作されたこと
が検出される。この起動信号を受けてコードパターンが
示すコード信号の検出が開始され、操作部が停止される
位置のコード信号が最終的に検出される。
【0018】請求項2記載の発明によれば、起動パター
ンは停止位置を除いて形成されているので、停止位置で
は電気的に遮断された状態にあり、電流が消費されるこ
とがなくなる。
【0019】請求項3記載の発明によれば、コードパタ
ーンの一部は起動ライン上であって、起動パターンの形
成されていない個所を利用して形成されているので、コ
ードパターンのために要求されるライン数が、その分少
くなる。
【0020】請求項4記載の発明によれば、起動ライン
が最外周に設けられているので、周長が大きい分、起動
パターンの角度精度が低くてもよく、また、起動ライン
にコードパターンの一部を設けることが容易となる。
【0021】
【実施例】本発明に係る操作位置信号発生装置が適用さ
れるダイヤル操作部材を一例として図1〜図6を用いて
説明する。図1(a)はパターン板の裏面図、(b)は
パターン板の平面図、図2〜図4はそれぞれ組立てを説
明する分解図で、図2は上方から見た図、図3は下方か
ら見た図、図4は側面から見た一部断面図、図5(a)
は組立て状態の平面図、(b)は側断面図である。ま
た、図6はパターン板のパターンを直線状に展開した図
である。
【0022】本ダイヤル操作部材は、基台となるホルダ
1、ダイヤル2、接片部材3及びパターン板4を有する
とともに、それぞれ2個ずつのボール7及びスプリング
8を備える。ダイヤル2はホルダ1にビス5によって軸
受1aを中心に回動可能に取り付けられるとともに、そ
の上面に接片部材3がかしめ止めにより固接されてい
る。パターン板4は接片部材3、ダイヤル2を挾むよう
にしてビス6で基台1と組み合わされて固接される。
【0023】ホルダ1は、その上面であって軸受1aの
周りに円形の凹部1bが形成されており、この凹部1b
にダイヤル2が嵌挿されるようになっているとともに、
周方向の一部が切欠かれて、この切欠からダイヤル2の
一部が露出して手動によるダイヤル回動操作が可能にな
されている。また、ホルダ1の凹部1bの適所、好まし
くは軸受1aに対して対称となる位置には小径の穴1c
が2個形成されており、これらの穴1cにスプリング
8、ボール7がこの順番で嵌入され、ボール7がスプリ
ング8により上方への付勢力を受けてダイヤル2の下面
にバランス良く押圧接触するようにしてある。
【0024】ダイヤル2は中央にビス5が貫通可能であ
って、図4において下面側が軸受1aに嵌挿される突状
を有する軸孔2aが形成され、周側面は確実な回動操作
を確保するべく凸凹状に形成されている。また、ダイヤ
ル2の下面側であって、軸孔2aの周りには後述する停
止位置に相当する個所に径方向の溝2b(本実施例では
12個)が形成されている。そして、ダイヤル2が回転
されて溝2bがボール7の真上に位置すると、ボール7
の一部が溝2bに嵌まってクリック感を持たせ、停止位
置が確保されるようにしている。
【0025】接片部材3は導電性の弾性部材からなり、
所定レベルの電圧が印加されるようになっているととも
に、基部30から櫛状にグランド(GND)の接片31
及び各ラインのための接片32〜34が延設形成され、
それらは途中で屈曲されて、あるいは先端に凸状の屈曲
形状を有する先端部のみがいわゆる点接触可能なように
されている。接片部材3は各接片31〜34がダイヤル
3のほぼ中央から径方向に配列されるように配設されて
いる。基部30の適所には、2個の小孔30aが形成さ
れており、この2個の小孔30aはダイヤル2の上面に
形成された2個の突起2cに嵌入されてかしめられ、ダ
イヤル2に一体固定されるようにしてある。
【0026】パターン板4は裏面、すなわち接片部材3
に対面する面に導電材等の表面塗布によって、停止位置
を識別可能にする複数ラインからなるコードパターン4
0が同心状に形成されるとともに、その外周部に同様に
同心状の起動パターン41が1ラインだけ形成され、更
に、上面側には図外のパターン検出部に接続するための
複数の接続ランド42がスルーホール44を介して接続
されている。パターン板4は左右一対(一方のみ図示)
のビス6によりホルダ1に取り付けられている。また、
ホルダ1の上面には、凹部1bの外側に突起1dが対称
に形成され、この突起1dにパターン板4の周辺部の2
個所が当接して両者間の離間寸法を確保し、その間に接
片部材3が好適に介在し得るようにしてある。従って、
接片部材3の接片32〜34のそれぞれ先端部が対応す
るラインのコードパターン40及び起動パターン41に
のみ押圧接触するようになっている。
【0027】図1を用いて、パターン板4のコードパタ
ーン40、起動パターン41及び接続ランド42との関
係を説明する。図1(a)に示すように、パターン板4
のパターンは、中心部に円形のグランド(GND)パタ
ーン43があり、その周囲に同心状に、内側から第1〜
第3のライン40a〜40cの3ライン分が準備され、
これらのラインにそれぞれパターンが形成されている。
第1、第2のライン40a,40bにはコードパターン
40が、第3のライン40cには起動パターン41及び
コードパターン40の一部が形成されている。
【0028】第1のライン40aは第1のコードパター
ン401,第3のコードパターン403及び第4のコー
ドパターン404が、第2のライン40bには第1のコ
ードパターン401,第2のコードパターン402及び
第4のコードパターン404が、そして、第3のライン
40cには起動パターン41と第1のコードパターン4
01が形成されている。起動パターン41は周方向に1
2等分された領域に所定幅を有して形成され、隣接する
起動パターン41間の内の所定の2個所には第1のコー
ドパターンが割り込むように形成されている。
【0029】一方、接続ランド42は、図1(b)に示
すように、第1〜第4の接続ランド42a〜42d、G
NDランド42e及び起動ランド42fが形成されてお
り、それぞれのランドには対応する第1〜第4のコード
パターン401〜404、GNDパターン43及び起動
パターン41がそれぞれのスルーホール44によって電
気的に接続されている。
【0030】図6に示す直線状に展開されたパターン図
を用いて、各停止位置(図中の1〜12の数字個所)に
おけるコードを説明する。なお、最上部の斜線ラインは
GNDパターン43を示している。
【0031】また、図中、「起」の文字を囲む斜線部で
示す起動パターン41は各停止位置の中間に形成されて
いる。従って、ダイヤル4がいずれかの停止位置にあっ
て操作されていない状態では、接片34が起動パターン
41に接触しておらず、起動パターン41は接片34か
ら所定電圧信号が印加されないので、オフの状態にあ
り、一方、ダイヤル4が操作されると、接片34が必ず
起動パターン41に接するようになるため、起動パター
ン41に電圧が印加されてオンとなり、これによりダイ
ヤル4が操作されたことを検出することができるように
なっている。なお、起動パターン41の幅は、停止位置
で接片34と接触しなければ、その寸法は問わず、ま
た、その位置も寸法的に正確な中間位置でなくてもよ
い。
【0032】コードパターン40に関し、各コードを1
(パターン有)、0(パターン無)と表現するととも
に、(第1のコードパターン,第2のコードパターン,
第3のコードパターン,第4のコードパターン)の4ビ
ット情報で表すと、停止位置「1」〜停止位置「12」
までは、順に、1(0,0,0,0),2(0,0,
1,0),3(1,0,1,0),4(1,0,1,
1),5(0,0,1,1),6(0,0,0,1),
7(1,0,0,1),8(1,1,0,1),9
(0,1,0,1),10(0,1,0,0),11
(1,1,0,0),12(1,0,0,0)となり、
それぞれの停止位置を識別することが可能である。ここ
において、停止位置「4」及び停止位置「8」では第1
のコードパターン401が第3のライン40cの起動パ
ターン41間に形成されている。このようにコードパタ
ーンの一部を起動パターンの形成ライン内に割り込ませ
ることで、本来コードパターンとして4ライン必要であ
ったものを、起動ラインをも含めて合計3ラインに圧縮
でき、コードパターンのライン数を最小限に抑えること
ができる。
【0033】図7は、図6のパターン展開図に対応する
もので、本来コードパターンとして4ライン必要であっ
たものを、起動ラインをも含めて合計4ラインに圧縮し
た他の実施例である。この実施例では、第2のパターン
402と第3のパターン403とを共通のライン上に形
成して、図6のコードと同一のコードを実現させたもの
である。
【0034】図8は、図6のパターン展開図に対応する
もので、各コードパターン毎に1ラインを要している
が、従来、コードパターンと起動パターンとが別部材と
して設けられていたものを1枚のパターン板上に形成し
たもので、このように両パターンを一体化させること
で、ダイヤル操作部材の全体構造の小型化が図れる。
【0035】上記ダイヤル操作部材の操作に関連して、
その動作について説明する。ダイヤル4の停止位置を検
出して、停止位置に応じた操作指示内容を出力するため
に、本ダイヤル操作部材を装填する装置本体(例えばカ
メラ)側には検出部が設けられており、この検出部は、
接片部材3に所定レベルの電圧を印加するとともに、パ
ターン板4の接続ランド42a〜42fからの上記所定
レベルの電圧の有無を検出し、検出動作の開始及び停止
位置の検出動作を行う。
【0036】非操作状態では、ダイヤル4は「1」〜
「12」のいずれかの停止位置に停止しており、この状
態では、起動パターン41と接片34とが否接触である
ため、起動信号は出力されていない。従って、図外の検
出部は検出動作を行わない。そして、ダイヤル4が回動
操作されると、接片34が起動パターン41に接触する
こととなり、これにより、検出部は接続ランド42fに
所定レベルの電圧が発生したことを検出し、停止位置の
検出動作を開始する。すなわち、接続ランド42a〜4
2dに発生する電圧のパターンを判別して、ダイヤル4
がいずれの位置にあるかを、所定周期で繰り返し検出動
作を行う。この検出動作中に、ダイヤル4の回動が続い
て接片34が起動パターン41から離れ、接続ランド4
2fに電圧は出力されなくなると、そのときの検出位置
を停止位置と判断する。
【0037】なお、起動信号が、例えば所定の時間内
に、連続して発生されなければ、その停止位置が最終の
位置とし、一方、直後に再び起動信号が発生するとき
は、ダイヤル4が引き続いて回動操作されているとし
て、前記と同様な位置検出動作を実行して停止位置を判
別し、最終的な停止位置を求めるようにすることもでき
る。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、パターン
板に、複数の停止位置を識別可能に指示するコード信号
を発生するべく複数ラインからなるコードパターンに加
えて、隣接する上記停止位置の中間位置を示す起動パタ
ーンを起動ライン上に形成した構成としたので、コード
パターンと起動パターンとを1枚のパターン板に形成す
ることができ、装置全体の小型化と簡素化が可能とな
る。
【0039】請求項2記載の発明によれば、起動パター
ンを、停止位置を除いて形成した構成としたので、停止
中は電流が流れないため、省電化を図ることができる。
【0040】請求項3記載の発明によれば、コードパタ
ーンの一部を起動用ライン上であって起動パターンの形
成されていない個所を利用して形成した構成としたの
で、コードパターンのライン数を最小限に抑えることが
でき、より一層の小型化が可能となる。
【0041】請求項4記載の発明によれば、操作部が回
動動作を行うタイプの場合に、起動ラインを最外周に設
けた構成としたので、起動ラインの周長が大きい分、起
動パターンの角度精度が低くてもよく、また、起動ライ
ンにコードパターンの一部を割り込ませることが容易と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る操作位置信号発生装置が適用され
るダイヤル操作部材を一例として示すもので、(a)は
パターン板の裏面図、(b)はパターン板の平面図であ
る。
【図2】組立てを説明する分解図で、上方から見た図で
ある。
【図3】組立てを説明する分解図で、下方から見た図で
ある。
【図4】組立てを説明する分解図で、側面から見た図一
部断面図である。
【図5】(a)は組立て状態の平面図、(b)は側断面
図である。
【図6】パターン板のパターンを直線状に展開した図で
ある。
【図7】パターン板の他の例を示すパターンを直線状に
展開した図である。
【図8】パターン板の更に他の例を示すパターンを直線
状に展開した図である。
【図9】従来のダイヤル操作部材の構造を示すもので、
上方から見た分解図である。
【図10】従来のダイヤル操作部材の構造を示すもの
で、下方から見た分解図である。
【図11】従来のダイヤル操作部材の構造を示すもの
で、側面から見た一部断面の分解図である。
【図12】従来のダイヤル操作部材の構造を示すもの
で、(a)は組立て状態の平面図、(b)は側断面図で
ある。
【図13】従来のダイヤル操作部材の構造を示すもの
で、(a)はパターン板の平面図、(b)はその裏面図
である。
【図14】起動信号を発生する起動パターン板をダイヤ
ル操作部材に一体で設けた従来構成を示すもので、
(a)は平面図、(b)は側断面図である。
【図15】起動信号を発生する起動パターン板をダイヤ
ル操作部材に一体で設けた従来構成を示すもので、起動
パターン板の平面図である。
【符号の説明】
1 ホルダ 1a 軸受 1b 凹部 1c 穴 1d 突起 2 ダイヤル 2a 軸孔 2b 溝 2c 突起 3 接片部材 30 基部 30a 小孔 31〜34 突起 4 パターン板 40 コードパターン 40a 第1のライン 40b 第2のライン 40c 第3のライン 401 第1のコードパターン 402 第2のコードパターン 403 第3のコードパターン 404 第4のコードパターン 41 起動パターン 42 接続ランド 43 GNDパターン 44 スルーホール 5,6 ビス 7 ボール 8 スプリング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動範囲内の複数個所で停止位置を持つ
    ように構成された操作部と、上記複数の停止位置を識別
    可能に指示するコード信号を発生するべく複数ラインか
    らなるコードパターンが形成されたパターン板とを備え
    てなり、上記パターン板には、更に起動ラインが設けら
    れ、隣接する上記停止位置の中間位置を示す起動パター
    ンが上記起動ライン上に形成されていることを特徴とす
    る操作位置信号発生装置。
  2. 【請求項2】 上記起動パターンは、上記停止位置を除
    いて形成されていることを特徴とする請求項1記載の操
    作位置信号発生装置。
  3. 【請求項3】 上記コードパターンの一部は上記起動ラ
    イン上であって、起動パターンの形成されていない個所
    を利用して形成されていることを特徴とする請求項2記
    載の操作位置信号発生装置。
  4. 【請求項4】 上記操作部は、回動動作を行うもので、
    上記パターン板にはコードパターンのライン及び起動ラ
    インが同心状に形成されてなるとともに、上記起動ライ
    ンが最外周に設けられていることを特徴とする請求項1
    記載の操作位置信号発生装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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