JP4119157B2 - リング部材移載装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はリング部材移載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
リング部材の製造において、作製され搬送されてきたリング部材を次工程のために、保管用台車へ移載する作業(移載作業)は、例えば、リング部材がゴム製タイヤのビード部材である場合、従来は人の手により行われている。そして、このビード部材が移載される保管用の台車は、多数のビード部材を掛止させるため複数の受持杆が水平突出状に複数段形成されており、この受持杆の最高部の高さは人の身長以上の場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述の従来の移載作業において、作業者が取り扱うビード部材の一束の重量は約10kg程度あり、さらに、作業者一人が受け持つ製造ラインも複数あるため、従来のビード部材の移載作業では作業者に多大な負荷をかけており、その作業効率も悪いものであった。
【0004】
そこで本発明は、確実にリング部材を台車に移載させ、省スペースかつ作業効率の良いリング部材移載装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明に係るリング部材移載装置は、鉛直軸心廻りに回転可能なセンターポストと、複数のリング部材を掛止する水平突出状の掛止片持アームを有し該センターポストの側壁に着脱自在のハンガー部材と、水平突出状の受持杆を複数有する台車と、該ハンガー部材を該センターポストから取り外し該台車側へ移動させる移動機構と、を備え、上記センターポストにより所定取上位置に回転搬送させた上記ハンガー部材を上記移動機構が該センターポストから上方へ向かって取り外して、ハンガー部材と対面する上記台車の幅方向と、上記台車の受持杆の長手方向と、上下方向から成る3軸方向の移動により上記リング部材を上記台車の上記受持杆に移載させるよう構成し、しかも、上記移動機構は上記ハンガー部材を前後左右位置ずれしないよう把持する嵌合把持部を有し、該嵌合把持部は、一対の対面状の爪部を有し、さらに、上記ハンガー部材の基端部の上部に取手部が設けられて該取手部には上記幅方向に水平に開口する凹溝が形成されていて、該凹溝に上記爪部が閉じて掛止状態となり、上記移動機構は取手部を拘束して上方へ向かって取り外し自在に構成され、さらに、上記ハンガー部材はその基端部側に鉛直矩形板状のベース板を有し、かつ、上記センターポストの側壁には、4個の周溝付きローラが水平軸心廻りに回転可能として設けられ、かつ、上記鉛直矩形板状のベース板の4隅部側が上記周溝付きローラの周溝に挟まれて保持され、しかも、4個の上記ローラの内の上部2個のローラの上面に当接して掛止するストッパー片を、上記ベース板の上部に突設され、該ベース板を有する上記ハンガー部材は、上方へ向かってスライド取り出し自在に、上記センターポストに保持され、該ハンガー部材を上記移動機構にて上方へ向かって離脱するものである。
また、上記リング部材をタイヤ用ビード部材とリング状スペーサーとで一組とし、該ビード部材と該スペーサーとが交互に掛止されるものである
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図示の実施の形態に基づき、本発明を詳説する。
【0007】
図1はリング部材Wを作製し台車4へ積載させる製造装置の平面図を示し、図2はその製造装置が有する本発明のリング部材移載装置Mの実施の一形態を示す斜視図である。この製造装置は例えば、ゴム製タイヤの製造ラインに設置され、リング部材Wはタイヤを構成するリング状のビード部材(ビードコア)7とすることができる。
【0008】
図1について説明すると、成形機(ワインダー)12により成形されたビード部材7は移載機13に蹴り出され、移載機13においてスペーサー供給機14によりリング状のスペーサー8が供給されて、ビード部材7とスペーサー8とが一組となる。そしてこの一組となったリング部材Wは、整列位置Bにおいて、リング部材移載装置Mのハンガー部材2へ送り出される。そして設定数のリング部材W…が整列位置Bにおいて一つのハンガー部材2へ掛止されると、移載装置Mのセンターポスト1の鉛直軸心C廻りの回転により、複数のリング部材W…が掛止されたハンガー部材2を取上位置Aまで自動搬送する。その後、移載装置Mの移動機構6により、そのハンガー部材2のリング部材W…(複数組の集合体)が一度に台車4の受持杆5へ移載される。従ってこのリング部材Wは、ビード部材7とスペーサー8とが交互に掛止された状態となる。
【0009】
図2について説明すると、リング部材移載装置Mは、鉛直軸心C廻りに回転可能な柱状のセンターポスト1と、複数のリング部材W…を吊り下げ状態に掛止する水平突出状の掛止片持アーム3を有しセンターポスト1の側壁に着脱自在の複数のハンガー部材2…と、水平突出状の受持杆5を複数有する台車4と、ハンガー部材2をセンターポスト1から取り外し台車4側へ移動させる移動機構6と、を備えている。
【0010】
そして、センターポスト1の鉛直軸心C廻りの回転によりハンガー部材2を上記の整列位置Bから所定取上位置Aまで回転搬送して、センターポスト1の上方位置に配設した移動機構6が、取上位置Aにあるハンガー部材2をセンターポスト1から取り外して、ハンガー部材2の3軸方向(X,Y,Z方向)移動によりハンガー部材2に掛止されているリング部材W…を台車4の受持杆5に移載させるよう構成している。なお、X方向は取上位置Aにおいてハンガー部材2と対面する台車4の幅方向で、Y方向は台車4の受持杆5の長手方向で、Z方向は高さ方向である。即ち、X・Y方向は水平方向であり、Z方向は鉛直方向である。
【0011】
センターポスト1について説明すると、図2に示すように、センターポスト1は水平面上に立設した角柱部材であり、鉛直軸心C廻りに図外の駆動手段により自動的に制御運転されて回転可能とされている。そして、センターポスト1の壁面上方位置に、ハンガー部材2がその基端部2b側において片持ち水平突出状に、かつ、着脱自在に保持されている。図2においては、センターポスト1を四角柱とし、各面にハンガー部材2を設けて合計4台としているが、センターポスト1の断面形状及び、ハンガー部材2の台数に制限はない。
【0012】
図3から図6は、嵌合把持部9を有する移動機構6がハンガー部材2をセンターポスト1から取り出す様子を示した斜視図であり、ハンガー部材2は、センターポスト1壁面の保持手段15において着脱自在とされている。保持手段15は4個の水平回転軸心の周溝付きローラ16…を有し、ハンガー部材2はその基端部2b側に鉛直矩形板状のベース板17を有し、そのベース板17の4隅部側が夫々4個の周溝付きローラ16…の周溝に挟まれた状態となる。さらに、ベース板17の上部は上部2つのローラ16,16の上面に当接して掛止するストッパー片17aを有しており、ハンガー部材2がセンターポスト1に保持される。これにより、ハンガー部材2はセンターポスト1に安定して保持されると共に、上方(Z方向上向き)へ向かって滑らかにスライド取り出しが可能とされる。
【0013】
移動機構6は、図2に示すように、ハンガー部材2の取手部18を挟持する嵌合把持部9を3次元(X,Y,Z方向)に移動させるよう構成している。そして、移動機構6は、ハンガー部材2の取手部18を把持した嵌合把持部9をZ方向に上昇させて、ハンガー部材2をセンターポスト1から離脱させ、嵌合把持部9をX,Y,Z方向に移動させて、ハンガー部材2に掛止されたリング部材Wを台車4の受持杆5へ移載させるよう構成している。
【0014】
具体的に説明すると移動機構6は、嵌合把持部9と、嵌合把持部9を先端部(下端部)に取着する連結アーム19と、連結アーム19を3次元移動させる駆動部31と、を備えている。駆動部31は、図示省略するが、サーボモータと、このモータにより回転する雄ネジ杆と、雄ネジ杆に螺合する雌ネジ部材とを有し、雄ネジ杆の回転により雌ネジ部材が雄ネジ杆及びそれに平行なガイド部材に沿ってスライド移動するボールネジ式の駆動手段等で、この駆動手段3台を夫々の軸心が直交するよう配設されている。従って、連結アーム19は、Z方向である高さ方向に往復動可能で、さらに、Y方向の第一レール部材20に沿って往復動可能で、第二レール部材21がX方向の第二レール部材21に沿って往復動可能である。
【0015】
次に図3から図6により、ハンガー部材2のセンターポスト1からの取り出しについて説明する。
まず、図3に示すように取上位置Aの上方位置から嵌合把持部9がZ方向降下してくる。そして、図4に示すように嵌合把持部9が、ハンガー部材2の基端部2b側の上部に設けた取手部18に対応する高さ位置に停止する。次に、図5に示すように、嵌合把持部9が閉じ、取手部18を両側から挟持する。
【0016】
なお嵌合把持部9は、ハンガー部材2を前後左右位置ずれしないよう把持するものであり、図7の断面図と図8の平面図に示すように、嵌合把持部9は一対の対面する凸状断面の爪部22,22を有し、取手部18はその爪部22,22が嵌合する一対の凹溝23,23を水平方向外向きに形成している。これにより取手部18は上下方向(Z方向)拘束されて掛止状態となり、吊り出し可能となる。
【0017】
さらに、取手部18は凹溝23の内壁面から水平方向突出状の円弧断面の凸部25を形成し、爪部22の中央部にはこの凸部25に嵌合する嵌合凹部24を形成している。従って、嵌合把持部9が取手部18を挟持することにより、この凸部25と嵌合凹部24とが嵌合し、取手部18は前後左右方向(Y方向及びX方向)に拘束される。
爪部22,22はX方向を軸心方向とする伸縮アクチュエータ(流体シリンダー)26により開閉するもので、爪部22及び凹溝23はY方向にある程度の長さ寸法───(X方向の)爪及び溝幅寸法より十分長い長手寸法───を有しており、爪部22,22の水平方向の相互接近動作(矢印d)により、張出し状姿勢のハンガー部材2を安定して保持(チャック)できる。
【0018】
ハンガー部材2のセンターポスト1からの取り出しの説明に戻るが、ハンガー部材2の取手部18を両側から挟持した嵌合把持部9は移動機構6の動作によりZ方向上向きに上昇し、図6に示すように、ハンガー部材2はセンターポスト1から上方位置へ確実に取り出される。
【0019】
図9から図12はハンガー部材2の側面図であり、ハンガー部材2は、複数のリング部材W…を吊り下げ状態に掛止する水平突出状の掛止片持アーム3を有し、かつ、掛止片持アーム3をハンガー部材2の基端部2b側(Y方向)へ水平後退させるスライド手段10を有している。スライド手段10は掛止片持アーム3の基端部3bに連結させたベースブロック体27と、ベースブロック体27をハンガー部材2の基端部2b側へ滑らかに後退させるガイドレール部28とを有している。
【0020】
また図11及び図12に示すように、移動機構6は後退した掛止片持アーム3を前進復帰させる押出手段11を有している。図12は掛止片持アーム3が後退した状態で、図11は押出手段11の伸長動作により掛止片持アーム3が前方へ押し戻されて復帰した状態である。押出手段11は、移動機構6の連結アーム19の下端部側に伸縮方向をY方向とした伸縮アクチュエータであり、流体シリンダー等を用いている。
【0021】
次に、移動機構6により取り出されたハンガー部材2のリング部材Wを、台車4の受持杆5へ移載させる移載手段について図9と図10により説明する。なおこれらの図は移動機構6(嵌合把持部9)を省略しており、リング部材Wを断面としている。なお、台車4の一本の受持杆5には、ハンガー部材2複数台のリング部材W…が掛止可能とされるもので、例えば3台のハンガー部材2の積載量が一本の受持杆5の積載量に対応している。
【0022】
移動機構6によりセンターポスト1から取り出されたハンガー部材2は、1回目移載工程として、図9に示すように、台車4方向へ水平前進する(矢印a)。この際、図13のリング部材Wの正面図に示すように、掛止片持アーム3の上辺部(水平杆3c)が受持杆5よりも上方位置であって、リング部材Wのリング状内周空間部29を受持杆5が挿入状となるよう、掛止片持アーム3(ハンガー部材2)はY方向前進する。その後、ハンガー部材2は受持杆5よりも下方位置まで降下(矢印b)してリング部材Wを受持杆5に受け渡す。
【0023】
掛止片持アーム3は平行な一対の水平杆3c,3cによりリング部材Wの内周最頂部両側の2点を支持しており、この一対の水平杆3c,3cの間に受持杆5が位置されて上記受け渡し動作を行うため、図13の二点鎖線に示すように、リング部材Wの内周最頂部が受持杆5により1点で支持されることとなる。
そして、ハンガー部材2は図9の矢印cに示すように戻り動作をし、移動機構6が空のハンガー部材2をセンターポスト1へ戻し、1回目移載工程を終える。
【0024】
次に、2回目移載工程を説明する。この工程は図10に示すように、1回目移載工程にて移載された受持杆5に対して次のハンガー部材2′が行うものである。なお、1回目移載したリング部材Wを先行リング部材W1 とし、2回目移載されるリング部材Wを後行リング部材W2 とする。
【0025】
2回目の移載工程は、まず、図2に示したセンターポスト1が90°回転して、次のハンガー部材2′が取上位置Aに搬送される。そしてハンガー部材2′を取り上げ、移動機構6がハンガー部材2′を上述と同様(矢印a)に水平前進させる。この際、掛止片持アーム3の先端面がまず先行リング部材W1 の後面部に当接し、掛止片持アーム3は、後方のストッパ30により位置保持される後行リング部材W2 との間で滑って上記のスライド手段10により後退する(矢印e)。その後、掛止片持アーム3の後行リング部材W2 が先行リング部材W1 に当接し、先行リング部材W1 を受持杆5の基端部5b側へ押し込んで、ハンガー部材2′が1回目と同様(矢印b)に降下して後行リング部材W2 を受持杆5に移載させる。さらに、1回目と同様(矢印c)に戻り動作を行い、2回目の移載工程を終える。
【0026】
この2回目移載工程についてさらに説明すると、ハンガー部材2が前進して受持杆5の先端部5aへ接近し、掛止片持アーム3の先端面が先行リング部材W1 に当接するが、受持杆5と先行リング部材W1 との接触摩擦力により、先行リング部材W1 が掛止片持アーム3を押し込み、その後、先行リング部材W1 と後行リング部材W2 とが当接状となって、ハンガー部材2に設けたへ字形(図3参照)のストッパ30により後行リング部材W2 を介在して、先行リング部材W1 を押し込むこととなる。
【0027】
さらに、この2回目移載工程と同様の動作を3回目移載工程として行い、一本の受持杆5に対するリング部材Wの3回の移載を終了する。
また、矢印cのハンガー部材2の戻り動作時において、上述の押出手段11が作動し、移載の際後退した掛止片持アーム3を押し戻して元の状態とする。
そして、以上の移載動作を他の受持杆5に対しても行い、台車4に所定量のリング部材Wを積載する。
【0028】
台車4は所定位置に載置され、リング部材Wが一杯になると空の台車4に取り替えられるもので、図示省略するが、台車4近傍に設けたセンサー(光電管)により、台車4にリング部材Wが空であることを認識し、予め設定してある受持杆5から順にリング部材Wを移載させていく。また、台車4の受持杆5にリング部材Wが残っている場合、その受持杆5を飛ばして他の受持杆5へ移載するよう設定してもよい。
また、この移載装置Mの3次元動作を行う移動機構6は、サーボモータ等により3次元動作の移動量制御を行うため、台車4の受持杆5の本数・配置が変更されても、移動量の設定を変更することにより迅速に対応可能となる。
【0029】
【発明の効果】
本発明は上述の構成により次のような効果を奏する。
【0030】
(請求項1によれば)多数のリング部材Wを用意する回転自在なセンターポスト1において、ハンガー部材2が所定の取上位置Aで移動機構6により取り出されるため、移動機構6のハンガー部材2の取り出しにおける動作・構成が簡単となり、装置の省スペース化が図れる。
リング部材Wを複数掛止するハンガー部材2を、台車4側へ3次元の動作により移動させて移載するため、一度に多数のリング部材Wを効率よく移載でき、かつ作業が正確である。
片持ち状の掛止片持アーム3に複数のリング部材Wが掛止されていても、移動機構6は確実にハンガー部材2を平行姿勢のまま把持でき、リング部材Wを正確に台車4の受持杆5へ自動的に移載できる。
【0031】
(請求項2によれば)整列状態のビード部材7,7に所定の間隔をもたせるため、後工程においてビード部材7の取り出しが容易となる
【図面の簡単な説明】
【図1】 リング部材の製造装置の平面図である。
【図2】 本発明のリング部材移載装置の実施の一形態を示す斜視図である。
【図3】 ハンガー部材を説明する斜視図である。
【図4】 図3の次の状態を説明するの斜視図である。
【図5】 図4の次の状態を説明するの斜視図である。
【図6】 図5の次の状態を説明するの斜視図である。
【図7】 嵌合把持部の断面図である。
【図8】 嵌合把持部の平面断面図である。
【図9】 ハンガー部材の動作を説明する側面図である。
【図10】 ハンガー部材の動作を説明する側面図である。
【図11】 ハンガー部材を説明する側面図である。
【図12】 ハンガー部材を説明する側面図である。
【図13】 リング部材の説明図である。
【符号の説明】
1 センターポスト
2 ハンガー部材
2b 基端部
3 掛止片持アーム
4 台車
5 受持杆
6 移動機構
7 ビード部材
8 スペーサー
9 嵌合把持部
10 スライド手段
11 押出手段
16 周溝付きローラ
17 ベース板
17 a ストッパー片
18 取手部
22 爪部
23 凹溝
A 取上位置
C 鉛直軸心
W リング部材
X 幅方向
Y 長手方向
Z 上下方向(鉛直方向)

Claims (2)

  1. 鉛直軸心(C)廻りに回転可能なセンターポスト(1)と、複数のリング部材(W)を掛止する水平突出状の掛止片持アーム(3)を有し該センターポスト(1)の側壁に着脱自在のハンガー部材(2)と、水平突出状の受持杆(5)を複数有する台車(4)と、該ハンガー部材(2)を該センターポスト(1)から取り外し該台車(4)側へ移動させる移動機構(6)と、を備え、上記センターポスト(1)により所定取上位置(A)に回転搬送させた上記ハンガー部材(2)を上記移動機構(6)が該センターポスト(1)から上方へ向かって取り外して、ハンガー部材(2)と対面する上記台車(4)の幅方向(X)と、上記台車(4)の受持杆(5)の長手方向(Y)と、上下方向(Z)から成る3軸方向の移動により上記リング部材(W)を上記台車(4)の上記受持杆(5)に移載させるよう構成し、しかも、上記移動機構(6)は上記ハンガー部材(2)を前後左右位置ずれしないよう把持する嵌合把持部(9)を有し、該嵌合把持部(9)は、一対の対面状の爪部 (22)(22) を有し、さらに、上記ハンガー部材(2)の基端部(2b)の上部に取手部( 18 )が設けられて該取手部( 18 )には上記幅方向(X)に水平に開口する凹溝 (23)(23) が形成されていて、該凹溝 (23)(23) に上記爪部 (22)(22) が閉じて掛止状態となり、上記移動機構(6)は取手部( 18 )を拘束して上方へ向かって取り外し自在に構成され、さらに、上記ハンガー部材(2)はその基端部(2b)側に鉛直矩形板状のベース板( 17 )を有し、かつ、上記センターポスト(1)の側壁には、4個の周溝付きローラ (16)(16)(16)(16) が水平軸心廻りに回転可能として設けられ、かつ、上記鉛直矩形板状のベース板( 17 )の4隅部側が上記周溝付きローラ( 16 )の周溝に挟まれて保持され、しかも、4個の上記ローラ (16)(16)(16)(16) の内の上部2個のローラ (16)(16) の上面に当接して掛止するストッパー片 (17 )(17 ) を、上記ベース板( 17 )の上部に突設され、該ベース板( 17 )を有する上記ハンガー部材(2)は、上方へ向かってスライド取り出し自在に、上記センターポスト(1)に保持され、該ハンガー部材(2)を上記移動機構(6)にて上方へ向かって離脱することを特徴とするリング部材移載装置。
  2. 上記リング部材(W)をタイヤ用ビード部材(7)とリング状スペーサー(8)とで一組とし、該ビード部材(7)と該スペーサー(8)とが交互に掛止される請求項1記載のリング部材移載装置
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