JPH07246536A - 自動工具交換装置 - Google Patents

自動工具交換装置

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JPH07246536A
JPH07246536A JP6444594A JP6444594A JPH07246536A JP H07246536 A JPH07246536 A JP H07246536A JP 6444594 A JP6444594 A JP 6444594A JP 6444594 A JP6444594 A JP 6444594A JP H07246536 A JPH07246536 A JP H07246536A
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pot
magazine
gripping
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Satoru Uemura
悟 植村
Yukio Hoshino
幸雄 星野
Koichi Sakai
浩一 酒井
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Toyoda Koki KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動工具交換における主軸に対する工具受渡
しのための主軸乃至主軸頭の下降・上昇の必要を排除す
ることを目的とする。 【構成】 自動工具交換装置は、平行に突出し、工具ポ
ット本体81の凹部87に嵌まり込む一対の把持爪35をもっ
た複数の把持器32を無端条体31に列設した工具マガジン
20、工具把持部73をもつ旋回腕72を備えた工具交換腕装
置70及び工具マガジンと工具交換腕装置との間に設けら
れた工具昇降装置40から構成され、工具昇降装置は、工
具マガジンでの工具交換位置と工具交換腕装置の工具把
持・解放位置とを結ぶ方向に設けられ、工具マガジン側
から工具交換腕装置の工具把持・解放位置側に向う水平
域・上昇傾斜域をもつ案内カム溝をもつ板カム61,62
と、案内カム溝に係合した従動子63を備え、案内カム溝
に沿って往復移動可能に設けられ、把持部本体44に把持
器の把持爪に対向する把持爪52が弾性的接離自在に取り
付けられた把持部43とを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、工作機械の自動工具
交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術における自動工具交換装置に
おいては、図8に図示のようにマシニングセンタのベッ
ド90の後部に工具マガジン20が設けられ、更に主軸
頭13の下方の工具受渡し位置と工具マガジン20との
間を移動し、且つ回動・上下動する工具交換腕91を備
えた工具搬送・交換装置92が設けられている。そし
て、工具搬送・交換装置は、工具マガジンにおいて選択
された工具を工具交換腕91に受取り、主軸頭13の下
方の工具受渡し位置にまで搬送し、工具交換腕91によ
り使用済の工具を主軸18から取外すと共に搬送された
新しい工具Tを主軸18に装着する。その後、主軸頭1
3は所定の位置に戻ると共に、工具搬送・交換装置92
は使用済工具Tを工具マガジン20に戻して収納するよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術におけるマ
シニングセンタにおいては、剛性・操作性・コスト等の
点からベッド90の高さを低くすることが望まれている
ため、上記の従来の技術におけるマシニングセンタに付
属する工具マガジン20の高さも低くなる。従って、工
具マガジン20と主軸頭13の下方の工具受渡し位置と
の間で工具を搬送する工具搬送・交換装置92の工具受
渡し位置も自ずと低くなり、そのため工具受渡しにおい
ては、主軸18乃至主軸頭13は、加工位置の高さより
下降する必要がある。
【0004】工具受渡しのための主軸18乃至主軸頭1
3の下降・上昇は、作業効率からいって望ましくない。
この発明は、自動工具交換における主軸に対する工具受
渡しのための主軸乃至主軸頭の下降・上昇の必要を排除
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の自動工具交換
装置は、割出し回転駆動される無端条体と、工具が軸線
方向に押入・引張りにより着脱され得るようになってい
る工具ポットと、無端条体から外方に突出し、工具ポッ
ト本体に離脱可能に係合し、工具ポットを保持する把持
爪を備え、無端条体に列設された複数の把持器とを備え
た工具マガジン、軸線方向の往復移動と軸線回りの回転
との駆動がされ、両端に工具を把持する把持部をもつ旋
回腕を備えた工具交換腕装置、及び工具マガジンと工具
交換腕装置との間に設けられた工具昇降装置から構成さ
れている。
【0006】そして、工具昇降装置は、工具マガジンに
おける工具交換位置と工具交換腕装置の工具把持・解放
位置とを結ぶ方向に設けられ、工具マガジン側から工具
交換腕装置の工具把持・解放位置側に向う水平域とそれ
に続く上昇傾斜域をもつ案内カム溝が形成された案内カ
ムと、案内カム溝に係合した従動子を備え、案内カム溝
に沿って移動可能に設けられ、工具ポットに係合する係
合子が形成され、工具ポットを保持する把持部と、工具
ポット把持部本体がリンクを介して連結されている往復
動駆動手段とを具備している。案内カムは、把持部の両
側に対向して設けられ、各案内カムのカム溝は平行して
2本一対となり且つそれらの4本のカム溝は工具ポット
把持部本体の進退方向及び進退方向と直交する方向の位
置がずれている。
【0007】
【作用】工具マガジンにおいて、各把持器には、工具を
保持した工具ポットが把持爪により保持されている。そ
して、無端条体が回動されると、把持器に保持された工
具ポット、即ち工具は、旋回する。次の加工に使用され
る工具の工具ポットが工具マガジンにおける工具交換位
置に至り、工具ポットは、工具昇降装置の把持部の係合
子に係合され、無端条体が停止される。
【0008】次に、工具昇降装置において、往復動駆動
手段が作動し、リンクを介して工具ポット把持部がカム
溝水平域に沿って前進する。すると、工具ポットは係合
子の係合により移動され、工具ポットが工具マガジンの
把持器の把持爪から外れながら、把持部に保持された状
態になる。
【0009】更に、往復動駆動手段の作動により、リン
クを介して把持部は、次に使用する工具が装着されてい
る工具ポットを保持したまま、開口部から外方に出て前
進し続ける。その際、リンク結合のため、回動自由なの
で、従動子がカム溝傾斜域に係合して滑動する。従っ
て、把持部、即ち工具は、前進と共に斜めに上昇し、工
具交換腕装置の工具把持・解放位置に達する。
【0010】他方、マシニングセンタにおいては、一工
程の加工が済み、主軸の使用済の工具は、工具交換腕装
置の工具把持・解放位置にまで送られる。そこで、工具
交換腕装置において、旋回腕の上昇に続く、旋回腕の旋
回が行われる。すると、両把持爪は、新旧の工具を把持
する。次いで、旋回腕は下降すると、既に主軸で解放状
態にある使用済の工具は主軸から引抜かれ、工具ポット
に保持されている次の加工に使用される工具は工具ポッ
トから引抜かれる。
【0011】そして、作動軸の逆回転、即ち新旧工具を
把持爪で把持した旋回腕の逆旋回が行われ、旧工具は空
になった工具ポットと同軸線関係になり、新工具は主軸
に同軸線関係になる。それに続いて、旋回腕が上昇する
ことにより、新工具は主軸に装着されると共に、旧工具
は工具ポットに保持される。更に、作動軸の逆回転、即
ち旋回腕の逆旋回が行われと、両把持爪は、新旧工具か
ら外れ、旋回腕は原位置になる。
【0012】工具昇降装置において、往復動駆動手段が
作動し、リンクを介して把持部は、旧工具が装着されて
いる工具ポットを保持したまま後退する。すると、従動
子がカム溝傾斜域に係合して滑動する。従って、把持
部、即ち旧工具は斜めに下降すると共に後退する。そし
て、把持部が、更にカム溝水平域に沿って後退し続ける
と、旧工具を保持した工具ポットが工具マガジンにおけ
る工具交換位置の工具マガジンの把持器の把持爪に係合
し、旧工具を保持した工具ポットは、工具マガジンの把
持器に保持される。
【0013】
【実施例】この発明の実施例における自動工具交換装置
を図面に従って説明する。以下の説明における上下左右
は、図1における方向を指し、左右方向の軸線をX軸線
方向、上下方向をY軸線方向、紙面への垂直方向をZ軸
線方向とする。図1及び図2において、マシニングセン
タの基台1の中央域には、門形ベッド2が設置され、基
台1上の一端側、即ち、門形ベッド2の後方には、後記
の作動各部を制御する制御装置3が、他端側、即ち、門
形ベッド2の前方には、工作物WをZ軸線方向に搬送す
る工作物搬送装置4、工作物Wを位置決め支持するべく
図示しない油圧シリンダにより工作物搬送装置4に対し
昇降する工作物治具5及び工作物治具5上の工作物Wを
クランプするべく油圧シリンダ6により回動作動するク
ランプ腕7が夫々設置されている。
【0014】門形ベッド2の上面には、X軸線方向の案
内8に沿って滑動自在の送り台9が載置され、送り台9
の上面には、Z軸線方向の案内10に沿って滑動自在の
コラム11が載置され、コラム11の前面には、Y軸線
方向の案内12に沿って滑動自在の主軸頭13が取り付
けられている。
【0015】送り台9は、門形ベッド2の後部に設けら
れたX軸線送りサーボモータ14によりX軸線方向に送
り駆動され、コラム11は、Z軸線送りサーボモータ1
5によりZ軸線方向に送り駆動され、主軸頭13は、コ
ラム11の上部に設けられたY軸線送りサーボモータ1
6によりY軸線方向に送り駆動されるようになってい
る。主軸頭13には、主軸頭13の頂面に設けられた主
軸駆動モータ17により回転駆動され、下端部に工具T
を着脱自在に装着する主軸18が回転自在に取り付けら
れている。
【0016】図1及び図3に示すようにX軸線方向で開
放されている門形ベッド2の内部空間には、下記のよう
な工具マガジン20、工具昇降装置40及び工具交換腕
装置70が順次隣接して設置されている。工具マガジン
20においては、基台1に立設されたスタンド23の頂
板24の下方でX軸線方向に間隔をあけて一対のY軸線
方向の軸25,26が設けられ、一方の軸25は、スタ
ンド23に回転自在に取り付けられ、サーボモータ27
により回転駆動されようになっていると共に、スプロケ
ット28が取り付けられており、他方の軸26は頂板2
4に固着され、軸受29を介してスプロケット30を回
転自在に支持している。
【0017】スプロケット28とスプロケット30とに
巻き掛けられて、長円形状となった無端チェーン31に
は、図6に示すような工具ポット80を把持する多数の
把持器32が図4に示すように所定のピッチで取り付け
られ、この把持器32に対して工具ポット80は、夫々
放射方向に離脱可能に係合するようになっている。
【0018】頂板24の外周縁部には、図3に示すよう
に、無端チェーン31を囲繞するような配列状態に適宜
間隔で下向きの支持ピン33・・・が植設され、支持ピ
ン33には、無端チェーン31と略平行な2本の長円形
状の案内軌条36,36が上下になって取り付けられ、
案内軌条36,36は、後記のように把持器32に保持
され、無端チェーン31の走行で搬送される工具ポット
80の工具ポット本体81の外周面に隣接乃至接触し得
るように形成されている。従って、案内軌条36,36
によって把持器32からの工具ポット80の飛び出しを
防止するようになっている。
【0019】案内軌条36,36には、工具交換腕装置
40に最も接近した域に工具ポット80が通過し得る開
口部34aが形成されていると共に、頂板24にも開口
部34aに続くX軸線方向の開口部24aが形成されて
いる(図4参照)。
【0020】ここで、工具ポット80について説明する
と、工具ポット本体81は、円柱状で、工具Tのテーパ
シャンクSが嵌着するテーパ穴82が一方の端面(図3
において下面)に開口して形成されており、テーパ穴8
2の奥には工具TのプルスタッドPが嵌着する小径穴8
3が続いて形成されている。小径穴83には、直径方向
に対向したボール穴が開口し、ボール穴には、ストッパ
ボール85と圧縮コイルばね86とが嵌装され、ストッ
パボール85は、圧縮コイルばね86により押圧されて
小径穴83の内周面に一部が突出し得るようになってい
る。
【0021】工具ポット80に溝鍔Fをもつ工具Tが保
持されている状態は、テーパシャンクSがテーパ穴82
にプルスタッドPが小径穴83に共に嵌着され、圧縮コ
イルばね86により押圧されて小径穴83の内周面に一
部が突出したストッパボール85がプルスタッドPに係
合し、下向き開口の工具ポット80からの工具Tの脱落
が抑止されている。
【0022】プルスタッドPに対するストッパボール8
5の係合は圧縮コイルばね86のばね力によるのであ
り、ストッパボール85は圧縮コイルばね86のばね力
に抗してボール穴内に埋没し得るので、工具Tの工具ポ
ット80に対する着脱は、工具Tを工具ポット80に対
して軸線方向、即ち上下方向に押入又は引張りにより行
い得るようになっている。
【0023】又、工具ポット本体81の外周面には、直
径方向に対向した位置の夫々に互に平行となる平面状の
底面をもつ広幅の凹部87が形成されていると共に、小
径穴83側において凹部87と直角方向の横溝88が形
成されている。工具マガジン20の把持器32は、長円
形状となった無端チェーン31から外方垂直に、且つ互
に平行に突出した板状の把持爪35,35を備え、把持
爪35,35は、工具ポット本体81の凹部87,87
に丁度嵌まり込むようになつている。
【0024】図3及び図4に示すように、工具昇降装置
40においては、工具マガジン20におけるの頂板24
上に、油圧シリンダ41が取り付けられ、油圧シリンダ
41の作動方向は、外壁部34の開口部34aと工具交
換腕装置70の工具把持・解放位置とを結ぶ方向である
(即ち頂板24の開口部24aと同一のX軸線方向とな
る)。そして、油圧シリンダ41のピストン棒のフォー
ク状先端部41aに連結腕42の基端部が嵌められて枢
着され、ヘ字状に屈折した連結腕42の先端部は、頂板
24の開口部24aに挿入され得る幅をもつ厚板状の把
持部本体44(把持部43については後記される。)に
枢着されている。
【0025】把持部43について説明すると、図4乃至
図7に示すように、厚板状の把持部本体44の先端部と
後端部との夫々に垂下部が形成され、先端側の垂下部
は、把持部43の後退位置において、開口部34aで欠
けた案内軌条36を補間する補間案内面部45となって
おり、後端側の垂下部は、工具ポット80の横溝88に
係合し得る係合爪46となっている。把持部本体44の
後部中心には、連結腕42の先端部が挿入されるX軸線
方向の溝部47が形成され、連結腕42と把持部43と
の連結は、溝部47に挿入された連結腕42の先端部が
把持部本体44に枢軸48で枢着されている。
【0026】把持部本体44には、X軸線方向の2本の
案内穴49,49が後方に開口して平行に形成され、更
に案内穴49の先端は段部を伴う小径穴部となって把持
部本体44の前側面に開口している。案内穴49には、
プランジャ50が滑合し、プランジャ50の前端から伸
びた案内棒51は、小径穴部から突出し、突出端には、
工具マガジン20の把持器32における板状の把持爪3
5と同一の板状の把持爪52が把持器32の把持爪35
と対向し得るようにブラケット53により垂下して取り
付けられている。即ち、案内棒51,51の把持爪5
2,52は、工具マガジン20の外壁部34の開口部3
4aに位置する把持器32における板状の把持爪35,
35と対向している。
【0027】案内穴49内には、段部とプランジャ50
の前端面との間で案内棒51を巻回した圧縮コイルばね
54が嵌装され、そのばね力により、案内棒51、即ち
把持爪52は、係合爪46に向って付勢されており、工
具ポット80を把持移送する状態で、係合爪46と対向
して工具ポット本体81を挟むストッパ55がブラケッ
ト53に設けられている。
【0028】工具昇降装置40における板カム61,6
2は、把持部本体44の両側面を挟み、油圧シリンダ4
1による把持部39の前進後退を案内するように工具マ
ガジン20と工具交換腕装置70との間に位置し、工具
マガジン20の頂板24に基部が固定されて平行に立設
されている。板カム61,62の下側には、把持部本体
44の最後退位置にあっても把持爪52,52が所定位
置より後退しないように、即ち工具マガジン20の外壁
部34の開口部34aに位置する工具ポット80に当接
しないように、ブラケット53に当接するストッパ56
が設けられている。
【0029】板カム61の板カム62に対向する内側面
には、後方から前方に向って上昇して傾斜する2本の傾
斜カム溝61a,61bが平行して形成され、傾斜カム
溝61a,61bの上端部は、水平ストッパ溝部61
c,61dとなり、下端部は、共通した水平溝部61e
に連続している。板カム62の内側面にも、板カム61
と同様に傾斜カム溝62a,62b、水平ストッパ溝部
62c,62d及び水平溝部62eが形成されている。
但し、板カム61の傾斜カム溝61a,61b及び板カ
ム62の傾斜カム溝62a,62bは、四者平行である
が、板カム62の傾斜カム溝62a,62bの間隔は板
カム61の傾斜カム溝61a,61bの間隔より狭く、
四者のX軸線方向位置は食い違う。
【0030】更に、板カム61の傾斜カム溝61a,6
1bのZ軸線方向の溝深さが食い違うと共に、板カム6
2の傾斜カム溝62a,62bのZ軸線方向の溝深さが
食い違う。これら傾斜カム溝61a,61b;62a,
62bに後述する従動ころ63a,63b;64a,6
4bが夫々係合するため、把持部本体44は、移動時に
4点で力を受けることとなり、傾くことなく水平状態を
保って移動される。
【0031】そして、把持部本体44の両側面には、傾
斜カム溝61a,61b及び傾斜カム溝62a,62b
のX軸線方向位置関係に対応した従動ころ63a,63
b及び64a,64bが設けられ、従動ころ63a,6
3b及び64a,64bは、夫々の対応した傾斜カム溝
61a,61b;62a,62bに係合する。工具交換
腕装置70は、基台1に直立し、図示しない駆動装置で
上下動及び回転される作動軸71の頂部に旋回腕72の
中央が取り付けられ、旋回腕72の両端には、工具Tの
溝鍔Fに係合する把持爪73が取り付けられている。
【0032】上記の自動工具交換装置の操作・作用につ
いて説明する。工具マガジン20において、各把持器3
2には、下向きに工具Tを保持した工具ポット80が凹
部87,87に係合した把持爪35,35により把持さ
れている。そして、制御装置3により制御されてサーボ
モータ27が駆動されると、軸25、即ちスプロケット
28が回転することにより、無端チェーン31が回動し
て、把持器32に把された工具ポット80は、案内軌条
36,36により案内されて、外方に外れることなく旋
回し、工具Tも一体となって旋回する。
【0033】次の加工に使用される工具Tnの工具ポッ
ト80が後退位置にある把持部43に係合する位置に至
る。即ち、工具ポット本体81の外周面が把持部43の
補間案内面部45に対向すると共に横溝88が把持部4
3の係合爪46に横方向から嵌入して係合し、サーボモ
ータ27が停止される。次に、工具昇降装置40におい
て、制御装置3により制御されて油圧シリンダ41が作
動し、退縮状態にあるピストン棒が突出し、連結腕42
が前進すると、後退位置にある把持部本体44は、従動
ころ63a,63b;64a,64bが水平溝部61
e,62eを滑動することにより案内されて水平方向に
前進する。
【0034】すると、工具ポット80は係合爪46に押
され、工具ポット80の凹部87,87が把持器32の
把持爪35,35から外れながら、定位置にストッパ5
6により定位置に位置する把持部43の把持爪52,5
2に係合し、工具ポット本体81が係合爪46とストッ
パ56とに挟持された状態になる。把持部本体44の前
進により、即ち把持部本体44とプランジャ50との相
対変位により圧縮コイルばね54は伸長するが、係合爪
46とストッパ56とに挟持された状態にあっても、な
お、圧縮状態でばね力を残す。
【0035】更に、油圧シリンダ41の作動により、連
結腕42が前進するので、把持部43は、工具Tnが装
着されている工具ポット80を係合爪46、ストッパ5
6及び把持爪52,52で把持したまま、開口部34a
から外方に出て前進し続ける。その際、連結腕42は、
基端が回転自由に枢着され、回動自由なので、従動ころ
63aは傾斜カム溝61aに、従動ころ63bは傾斜カ
ム溝61bに、従動ころ64aは傾斜カム溝62aに、
従動ころ64bは傾斜カム溝61bに係合して滑動し、
従動ころ63a,63b;64a,64bは夫々ストッ
パ溝部61c,61d;62c,62dに達して止ま
る。従って、把持部43、即ち工具Tnは、前進と共に
斜めに上昇し、工具交換腕装置70の工具把持・解放位
置に達する。
【0036】そして、傾斜カム溝61a,61b;62
a,62bの各X軸線方向位置及びZ軸線方向の溝深さ
は、食い違うので、把持部本体44は、4点で力を受け
つつ前進される。従って、前進において把持部43の傾
きは阻止され、従動ころ63a,63bの水平溝部61
eから傾斜カム溝61a,61bへの夫々の進入及び従
動ころ64a,64bの水平溝部62eから傾斜カム溝
62a,62bへの夫々の進入が誤って行われることが
防止される。
【0037】他方、マシニングセンタにおいては、一工
程の加工が済み、コラム11は、Z軸線送りサーボモー
タ15により中央位置に、送り台9は、X軸線送りサー
ボモータ14により後退位置に、主軸頭13は、Y軸線
送りサーボモータ16により下降位置に夫々送られる。
即ち、使用済の工具Toは、工具交換腕装置70の工具
把持・解放位置に達する。
【0038】そこで、工具交換腕装置70において、図
示しない駆動装置により作動軸71、即ち旋回腕72の
上昇に続く、作動軸71の回転、即ち旋回腕72の旋回
が行われる。すると、把持爪73,73は、工具Tn,
Toの各溝鍔Fに係合する。次いで、作動軸71、即ち
旋回腕72は下降すると、既に主軸18で解放状態にあ
る使用済の工具Toは主軸18から引抜かれ、工具ポッ
ト80に保持されている次の加工に使用される工具Tn
は工具ポット80から引抜かれる。そして、作動軸71
の逆回転、即ち工具To,Tnを把持爪73,73で把
持した旋回腕72の逆旋回が行われ、工具Toは空にな
った工具ポット80と同軸線関係になり、工具Tnは主
軸18に同軸線関係になる。
【0039】それに続いて、作動軸71、即ち旋回腕7
2が上昇することにより、工具Tnは主軸18に装着さ
れると共に、工具Toは工具ポット80に保持される。
更に、作動軸71の逆回転、即ち旋回腕72の逆旋回が
行われと、把持爪73,73は、工具Tn,Toの各溝
鍔Fから外れ、旋回腕72は原位置になる。
【0040】マシニングセンタにおいては、送り台9、
コラム11及び主軸頭13が、X軸線送りサーボモータ
14、Y軸線送りサーボモータ16及びZ軸線送りサー
ボモータ15により夫々適宜送られる。そして主軸駆動
モータ17により主軸18を介して回転駆動される工具
Tnにより工作物Wに対し次の加工が行われる。その
際、工作物Wは、工作物治具5上に位置決めされ、油圧
シリンダ6で作動されるクランプ腕7でクランプされて
いる。工作物Wの交換は、クランプ腕7の解放・クラン
プ、工作物治具5の下降・上昇、工作物Wの工作物搬送
装置4による搬出入により順次行われる。
【0041】他方、工具昇降装置40において、制御装
置3により制御されて油圧シリンダ41が作動し、ピス
トン棒が退縮し、連結腕42が後退すると、把持部43
は、工具Toが装着されている工具ポット80を係合爪
46、ストッパ56及び把持爪52,52で把持したま
ま後退する。すると、従動ころ63a,63b;64
a,64bがストッパ溝部61c,61d;62c,6
2dから離れ、従動ころ63aは傾斜カム溝61aに、
従動ころ63bは傾斜カム溝61bに、従動ころ64a
は傾斜カム溝62aに、従動ころ64bは傾斜カム溝6
1bに係合して滑動し、更に夫々の従動ころは、水平溝
部61e,62eを滑動する。従って、把持部43、即
ち工具Toは斜めに下降すると共に後退する。
【0042】そして、把持部43が、開口部34aから
内方に後退し続けると、先ずブラケット53がストッパ
56に当接して、把持爪52,52及びプランジャ50
の後退が阻止され、定位置に止まり、把持部本体44の
みが圧縮コイルばね54のばね力に抗して後退する。そ
の際、工具ポット本体81は、補間案内面部45に押さ
れて後退する。それにより、工具ポット本体81がスト
ッパ55から離れると共に、工具ポット80の凹部8
7,87が把持部43の把持爪52,52から外れなが
ら、工具Tnが保持した工具ポット80が把持されてい
て空になっている工具マガジン20の把持器32の把持
爪35,35に係合し、工具Toを保持した工具ポット
80は、把持器32に把持される。
【0043】この場合、工具T毎に把持器32が定って
いる場合には、工具Toを保持した工具ポット80の受
渡しに先立って、昇制御装置3により制御されてサーボ
モータ27が駆動され、軸25、即ちスプロケット28
が回転することにより、無端チェーン31が回動して、
所定の空の把持器32が後退位置にある把持部43に係
合する位置に至る。
【0044】
【発明の効果】この発明の自動工具交換装置において
は、工具マガジンと工具交換腕装置との間で工具を把持
した工具ポットを傾斜した方向に昇降移送させるように
なっているので、低い位置の工具マガジンに対し工具交
換腕装置による主軸に対する工具交換位置を高くするこ
とができる。従って、工具交換腕装置による工具受渡し
のための主軸乃至主軸頭の昇降を省略乃至少量にするこ
とでき、その結果、工具交換のサイクルタイムが短縮さ
れ、作業効率が向上する。しかも、工具マガジンの位置
を低くすることで支障が生じないので、ベッドを高くす
ることなく、工具マガジンをベッドの下に設置すること
もでき、マシニングセンタの設置面積を小さくできる。
【0045】そして、カム溝は、両側に2本一対となっ
ており、把持部の移動方向のカム溝の傾斜域の位置は食
い違うので、前進において把持部の傾きは阻止され、従
動ころの水平域から傾斜域への夫々の進入が誤って行わ
れることが防止され、把持部の水平姿勢は保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例における自動工具交換装置を
備えたマシニングセンタの正面図である。
【図2】この発明の実施例におけるマシニングセンタの
側面図である。
【図3】この発明の実施例における自動工具交換装置の
部分断面正面図である。
【図4】この発明の実施例における自動工具交換装置の
平面図である。
【図5】この発明の実施例における自動工具交換装置の
工具昇降装置の部分断面正面図である。
【図6】この発明の実施例における工具ポット及び図5
の工具昇降装置の把持部の断面正面図である。
【図7】図1のVII−VII線における断面図である。
【図8】従来の技術における自動工具交換装置を備えた
マシニングセンタの正面図である。
【符号の説明】
1 基台 2 門形ベッド 3 制御装置 4 工作物搬送装
置 5 工作物治具 6 油圧シリンダ 7 クランプ腕 8 案内 9 送り台 10 案内 11 コラム 12 案内 13 主軸頭 14 X軸線送り
サーボモータ 15 Z軸線送りサーボモータ 16 Y軸線送り
サーボモータ 17 主軸駆動モータ 18 主軸 20 工具マガジン 23 スタンド 24 頂板 24a 開口部 25,26 軸 27 サーボモー
タ 28 スプロケット 29 軸受 30 スプロケット 31 無端チェー
ン 32 把持器 33 支持ピン 34 外壁部 34a 開口部 35 把持爪 36 案内軌条 40 工具昇降装置 41 油圧シリン
ダ 41a フォーク状先端部 42 連結腕 43 把持部 44 把持部本体 45 補間案内面部 46 係合爪 47 溝部 48 枢軸 49 案内穴 50 プランジャ 51 案内棒 52 把持爪 53 ブラケット 54 圧縮コイル
ばね 55 ストッパ 56 ストッパ 61,62 板カム 61a,61b;62a,62b 傾斜カム溝 61c,61d;62c,62d 水平ストッパ溝部 61e,62e 水平部 63a,63b,64a,64b 従動ころ 70 工具交換腕装置 71 作動軸 72 旋回腕 73 把持爪 80 工具ポット 81 工具ポット
本体 82 テーパ穴 83 小径穴 85 ストッパボール 86 圧縮コイル
ばね 87 凹部 88 横溝 T 工具 S テーパシャン
ク F 溝鍔 P プルスタッド W 工作物
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 割出し回転駆動される無端条体と、工具
    が軸線方向に押入・引張りにより着脱され得るようにな
    っている工具ポットと、無端条体から外方に突出し、工
    具ポット本体に離脱可能に係合し、工具ポットを保持す
    る把持爪を備え、無端条体に列設された複数の把持器と
    を備えた工具マガジン、軸線方向の往復移動と軸線回り
    の回転との駆動がされ、両端に工具を把持する把持部を
    もつ旋回腕を備えた工具交換腕装置、及び工具マガジン
    と工具交換腕装置との間に設けられた工具昇降装置から
    構成され;工具昇降装置は、工具マガジンにおける工具
    交換位置と工具交換腕装置の工具把持・解放位置とを結
    ぶ方向に設けられ、工具マガジン側から工具交換腕装置
    の工具把持・解放位置側に向う水平域とそれに続く上昇
    傾斜域をもつ案内カム溝が形成された案内カムと、案内
    カム溝に係合した従動子を備え、案内カム溝に沿って移
    動可能に設けられ、工具ポットに係合する係合子が形成
    された工具ポットを保持する把持部と、工具ポット把持
    部本体がリンクを介して連結されている往復動駆動手段
    とを具備していることを特徴とする自動工具交換装置。
  2. 【請求項2】 案内カムが把持部の両側に対向して設け
    られ、各案内カムのカム溝は平行して2本一対となり且
    つそれらの4本のカム溝は工具ポット把持部本体の進退
    方向及び進退方向と直交する方向の位置がずれている請
    求項1に記載の自動工具交換装置。
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