JP3091162B2 - 柱状コンクリート成形用型枠からの付属品取外し装置 - Google Patents

柱状コンクリート成形用型枠からの付属品取外し装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、柱状コンクリー
ト二次製品の成形用型枠(以下「型枠」)の表面に取付
けられていた付属品を、型枠から自動的に取外すための
柱状コンクリート成形用型枠からの付属品取外し装置に
関する。
【0002】
【発明の技術的背景】柱状コンクリート成形品であるコ
ンクリート製電柱15は、図9に示すように、軸垂直断
面形が中空円形となる柱状空間が区画された型枠18
を、軸方向の分割線をもって2分割型に構成されてお
り、この分割型の型割り・型締めにより、成形品の製造
を行っている。この分割型の外周面には、型枠18の保
形補強のため、長手方向に伸びる帯板状のリブ18l
が、外周面から垂直に全長に渡って形成されている。こ
のリブ18lの配置位置は、断面中心角略90度間隔で
4カ所に設定されている。また、対向する1組のリブ1
8lの位置で分割され、締結ボルト18bによって型締
めするようにされている。
【0003】さらに、長手方向の適宜の間隔をもった位
置(図面においては3カ所)には、型枠18の外周囲を
取り巻く「タイヤ」と通称される環状体が取付けられて
いる。このタイヤ18tは、保形補強の他に、型枠18
を軸自転させて転動させるための車輪としても機能する
ものである。
【0004】ところで、コンクリート二次製品からなる
電柱やパイルには、敷設後に足場部材16やフックなど
を取付けるための受け部材を、予め成形過程において埋
設しておく必要がある。たとえば、図10に示すによう
に、コンクリート製電柱15においては、よじ登るため
の足場となる足場部材16が取付けられる。この足場部
材16は、ボルト状を成し、その先端の雄ねじ部16a
を電柱内の受け部材としての雌ねじ部17に螺合するこ
とにより取付けられるものである。
【0005】かかる雌ねじ部17のコンクリート製電柱
15への埋設方法は、図11に示すように、予めコンク
リート充填前の型枠18に、付属品として外部から貫通
させた支持ボルト19に、内部から雌ねじ部17を螺合
させて型枠内壁面18sに取付けてから、コンクリート
を充填養生させていた。養生硬化後は、離型前に、この
支持ボルト19を取外すようにしていた。
【0006】
【従来の技術とその課題】従来、この付属品である支持
ボルト19の取外しは、型枠充填工程から離型工程の間
において、いわゆるインパクトレンチ等のボルト回転駆
動機具を手にした作業者が、型枠から順次取外して行く
手作業で行っていた。そのため作業が煩雑で、非常に効
率が悪いものであった。
【0007】また、現在、かかる柱状コンクリート二次
製品製造工程の型枠充填工程や離型工程では、種々機構
の自動機械装置が導入されて省力化が図られているが、
付属品取外し工程では、未だ上記の様な手作業に頼って
いるのが現状であった。そのため、これについても自動
化した機械装置の実現が望まれていた。
【0008】
【目的】そこで本願発明はかかる課題に着目して成され
たもので、充填養生させた型枠を自動的に作業台に設置
して位置決めを行い、次いで取外し手段で順次自動的に
付属品を取外し、最後に作業台から払出す自動化装置を
実現し、ひいては型枠充填工程から離型工程までを、人
手を介さず自動化した一連の工程とすることができる柱
状コンクリート成形用型枠からの付属品取外し装置を提
供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願発明は以下のように構成している。すなわち、
柱状コンクリート成形用型枠を横臥状に載置保持する作
業台と、該作業台に載置された型枠を軸回転させる回転
手段と、型枠の軸回転位置を検知して該回転手段を制御
する位置検知手段と、該作業台に載置された型枠を適宜
保持固定する固定手段と、作業台の上方位置で型枠の略
全長に沿って移動可能に保持され、適宜上下位置へ移動
して付属品の取外しを行う取外し手段と、から構成して
いる。
【0010】また、型枠の作業台への、又は作業台から
の運搬は、クレーン懸垂運搬、コンベア移動など種々考
えられるが、作業台の両側にガイド台及び保管台を配置
するようにしても良い。
【0011】すなわち、柱状コンクリート成形用型枠を
横臥状に載置保持する作業台と、作業前型枠を待機させ
ると共に作業台へ導くガイド台と、作業台から払出され
た作業後型枠を保管する保管台と、ガイド台からの型枠
を作業台へ設置すると共に作業後に保管台へ払い出す設
置払出手段と、該作業台に載置された型枠を軸回転させ
る回転手段と、型枠の軸回転位置を検知して該回転手段
を制御する位置検知手段と、該作業台に載置された型枠
を適宜保持固定する固定手段と、作業台の上方位置で型
枠の略全長に沿って移動可能に保持され、適宜上下位置
へ移動して付属品の取外しを行う取外し手段と、から構
成している。
【0012】さらに、取外した付属品を回収するため
に、作業台の長手方向の両側に落下してきた付属品を搬
送するコンベア手段を配設したことを特徴とする。さら
にまた、取外し手段においては、様々な径の型枠に適用
し得るようにするため、1又は2以上の取外し手段を、
型枠の軸垂直断面上で仰角略45度の線上を移動可能に
支持すると共に、該支持体を作業台の上方位置で型枠の
長手方向及び短手方向に沿ってそれぞれ移動可能に吊下
保持するように構成している。
【0013】なお、上記回転手段は、型枠をその位置で
軸回転させることができる機構であればよく、その駆動
源の配置位置を特に限定するものではない。また、上記
固定手段は、型枠を一時固定保持できる機構であればよ
く、その型枠の固定箇所を特に限定するものではない。
【0014】さらに、上記位置検知手段は、型枠の自転
回転角を検知し得るものであればよく、その機構、設置
位置は特に限定するではなく、接触センサ、光センサ、
磁気センサ、等種々の既存装置を用いたものである。
【0015】
【作用】本願発明は上記のように構成することにより、
次ぎのように作用する。既存の搬送装置または、ガイド
台上を転動移動させて作業台に型枠を導き、所定位置に
設置する。このとき、ガイド台上の転動移動は、動力源
を用いて移動するようにしてもよく、またガイド台に傾
斜を設けて自重による転動移動させてもよい。次ぎに、
作業台へ設置された型枠を、回転手段によってその位置
で軸回転させると共に、位置検知手段により型枠の所定
の回転角を検知し、所定の位置を検知したところで軸回
転を停止させる。この停止を待って、固定手段により型
枠を一時保持固定する。
【0016】次ぎに、取外し手段の上下移動と、型枠に
沿った摺動移動とを繰り返しながら、順次型枠の外周面
に取付けられた付属品を取り出して行く。この場合、適
宜固定手段を開放して回転手段を作動させることによ
り、取外し手段が型枠上の付属品に対応するように位置
変更を行う。
【0017】請求項4の構成においては、取外し手段
が、型枠の軸垂直断面上で仰角略45度の線上を移動す
ると共に、支持体が作業台の上方位置で型枠の長手方向
及び短手方向に沿ってそれぞれ移動する。これらの移動
が組み合わされることで、種々の径の型枠に対して、取
外し手段を型枠の外周面に対して垂直となるよう位置決
めされる。
【0018】全ての付属品を取り外された型枠は、固定
手段が開放され、既存の搬送手段又は設置払出手段で作
業台から払い出され、次ぎの工程へ移動させられる。一
方、取り外された付属品は、取外し手段から外れて落下
し、コンベア手段で一方方向へ集められて回収される。
【0019】
【発明の実施の形態】次ぎに本願発明の具体的な実施形
態例について、図面に基づきながら詳細に説明する。図
1は本実施形態の全体構成の概略を示す斜視図であり、
図2はその長手方向から見た全体の側面図であり、図3
はその短手方向から見た全体の側面図である。
【0020】本実施例の付属品取外し装置10は、作業
台1、ガイド台2、保管台3、設置払出手段4、回転手
段5、位置検知手段6、固定手段7、及び取外し手段
8、の各要素の組み合わせから構成される。これらにつ
いて各具体的構成、及びその働きについて順に説明して
いく。
【0021】作業台1は、型枠18を横臥状にして載置
保持する位置を示す部分であり、ベースとなる床面等に
設置される。なお、かかる作業台1は、特にテーブル状
をしているものではなく、付属品を取外す一定時間型枠
を載置状に保持することができる領域部分を示すもので
ある。また、作業台1の設置払出手段4、回転手段5、
固定検知手段6、及び固定手段7を除いた作業台1の上
部には、屋根型のカバー体1aが取付けられている。
【0022】該作業台1には、短手方向の一方側にガイ
ド台2が配置されている。該ガイド台2は、作業台1方
向へ若干の下り勾配が付けられて、等間隔にかつ作業台
1の近接位置まで延びて配置された3本のレール2r、
2r、2rにより構成されている。また、作業台1手前
には、型枠18の転動を一時係留させる爪状のストッパ
2sが立設状に取付けられている。
【0023】かかる構成により、ガイド台2は、3本の
レール2r上に型枠18のタイヤ18tが当接するよう
にして多数個の型枠18を掛け渡すようにして載置し、
レール2rの勾配にしたがって作業台1方向へ自重転動
により移動させ、ストッパ2sによる係留と適宜の開放
により1個づつ作業台1へ送るようにしている。
【0024】また、作業台1の反ガイド台側には、保管
台3が配置されている。保管台3は、前記ガイド台2と
同様、作業台1の近接位置から若干の下り勾配もって延
びる3本のレール3r、3r、3r、から構成されてい
る。また、下り勾配の下手側には、型枠18の転動移動
を一時係留するストッパ3sが取付けられている。
【0025】これにより、保管台3は、作業終了後に作
業台3から払い出された型枠18を受けて、複数個を載
置しておき、ストッパ3rの開放により順次1個づつ次
工程へ移動させるようにしている。
【0026】さらに、作業台1には、略中間付近(真ん
中のレールの延長上)に、固定手段7が配置されてい
る。本実施例の固定手段7は、図4に示すように、互い
に噛合した同径2個のギア7a、7aと、該各ギア7a
からそれぞれ対向するようにして上方に延びた2本のア
ーム7b、7bと、一方のギア7aを回転駆動させるリ
ンク7cと、このリンク7cを揺動させるシリンダ・ピ
ストン機構7dと、からなる。
【0027】このように構成された固定手段7は、適宜
にシリンダ・ピストン機構7dのピストンロッドの進退
によりリンク7cを揺動させ、これによって噛合した両
ギア7aを互いに反対方向へ回転させて、対向するアー
ム7bを接近(矢印a)又は離隔(矢印b)させて、型
枠18のタイヤ18tを挟持固定、又は開放させるもの
である。
【0028】作業台1の両端付近(3本のうちの両側の
レールの延長上)には、設置払出手段4と回転手段5と
が設置されている。本実施例の回転手段5は、図5、6
に示すように、二つの対向した円筒上のドラムローラが
水平かつ平行に型枠の軸方向に沿って配置され、該ドラ
ムローラ51は、電動モータ等の駆動手段(図示省
略。)で一方、又は両方共に駆動軸回転するように構成
されている(矢印c)。この並置した両ドラムローラ5
1、51の外周面に型枠18のタイヤ18tを当接させ
ることより、型枠18に軸回転を加えるようにしている
(矢印d)。
【0029】また、設置払出手段4は、払出側のドラム
ローラ51(図面右側)の軸を回動支点軸として先端部
に当板を有するアーム41を支持し、該アーム41の中
間より先端側にシリンダ・ピストン機構42のピストン
ロッド43の先端をリンク結合し、かつシリンダ体44
をベース45に立設状態で揺動自在に支持している。こ
の揺動軸方向は、ほぼ型枠の軸方向(図面垂直方向)に
沿った水平方向に設定されている。
【0030】このように構成された設置払出手段4は、
次ぎのように作動する。先ず、設置動作は、図5に示す
ように、シリンダ・ピストン機構42のピストンロッド
43を伸出させてアーム41を上方に挙げた状態(図面
2点破線)にして置き、転動(矢印e)して来た型枠1
8をアーム先端の当板41aで受けて一時停止させる。
次ぎに、ピストンロッド43を退行させてアーム41を
下方に揺動させると(矢印f)、当板41aが型枠18
から外れ、型枠18は下方に転動(矢印g)して前記回
転手段5の両ドラムローラ51間に当接して載置され
る。なおこの時、シリンダ体44はピストンロッド43
の進退にしたがって揺動する。この状態で前記の回転手
段5の作動が行われる。
【0031】次ぎに、型枠18の払出動作は、図6に示
すように、作業終了後に再びシリンダ・ピストン機構4
2を作動させてピストンロッド43を伸出させてアーム
41を上方に揺動させ(矢印h)、アーム41の背部4
1bをタイヤ18tに押し当てるようにして持ち上げ
て、型枠18を保管台3上へ移動させる(矢印i)。保
管台3に乗った型枠18は、保管台3が下り勾配に傾斜
しているため、自重転動して移動して行くことになる。
【0032】作業台1の下部には、位置検知手段6が配
置されている。該位置検知手段6は、図7、図8に示す
ように、高さを違えて立設させた2本の接触ロッド61
と、該接触ロッド61の幹部を支持して回動可能に保持
された支持棒62と、該支持棒62の回転を感知するセ
ンサー手段63とから構成され、該接触ロッド61は載
置された型枠18の軸と略垂直になるように設定されて
いる。また、高い方の接触ロッド61a(「高ロッド」
と略称。)は、型枠18が軸回転する場合にリブ18l
に接触し得る高さに設定されており、低い方の接触ロッ
ド61b(「低ロッド」と略称。)は、リブ18lに接
触することなくリブ18lから延出させてリブ18lに
取付けられた検知プレート18pに接触し得る高さに設
定されている。該検知プレート18pは、締結ボルト1
8bが取付けられていない方のリブ18lの一つに、型
枠18の軸垂直断面の半径方向にリブ18lから延出し
た状態で所定長さと幅で取り付けてられた板状のもので
ある。型枠18の軸回転により、低ロッド61bに接触
可能な所定長さと幅に形成されている。
【0033】かかる構成により位置検知手段6は、低ロ
ッド61bに検知プレート18pが接触した時点で低ロ
ッド61bの動きをセンサー手段63で検出し、この信
号を回転手段5へ送って回転を停止させる。この時、締
結ボルト18bを取付けたリブ18lが水平になった状
態を検知し、ここで固定手段7で型枠18を固定保持
し、後述の取外し手段8を作動させて支持ボルト19を
順次取外して行く。この作業が終わると、固定手段7を
開放して再び型枠18を軸回転(順回転、又は反回転)
させ、今度は、高ロッド61aにリブ18lが当たる回
数を検知しながら締結ボルト18bを取付けたリブ18
lが垂直になった位置を検知し、上記と同様に一時停止
させ、次に型枠18を固定して、取外し手段8を起動さ
せ、対応する支持ボルト19の取外しを行う。このよう
に型枠18を適宜軸回転させて、取付けられた支持ボル
ト19の全てを順次取外して行くものである。
【0034】次ぎに、付属品を取外すための取外し手段
8は、作業台1の上方全体を覆うようにして設置された
やぐら状の枠体81の屋根下部に、作業台1の長手方向
(又は型枠の長手方向)に沿って取付けられた二組のガ
イドレール82に沿ってそれぞれ摺動移動可能に吊下保
持されている(図3参照。)。該取外し手段8は、支持
ボルト19の頭部(ボルトの頭部状のもの)に嵌合する
ソケット83aを先端に有するナットランナ等の回転駆
動装置83から成り、これが型枠18の軸垂直断面上で
仰角略45度の線上を移動可能に支持されている。この
支持体84は、取外し手段8の支持ベースとなる仰角略
45度に傾斜したスライドベース84aを備え、前記ガ
イドレール82に吊下支持されてガイドレール82に沿
って移動する台車85に、型枠18の軸直角方向(又は
作業台の短手方向)への水平移動を可能にして吊下保持
されている。
【0035】かかる構成により、該取外し手段8は、ガ
イドレール82に従って移動する台車85により型枠1
8の長手方向へ水平移動すると共に、この台車85に対
する支持体84の移動により型枠18の短手方向へも水
平移動する(矢印j)。さらに、スライドベース84a
に沿った摺動移動により回転軸の仰角を略45度に維持
したまま上位下位に移動することになる(矢印k)。こ
れらの移動の組み合わせにより、取外し手段8は、型枠
18の全長に渡って、かつ種々の径の型枠18に対し
て、型枠外周面に対して垂直に接近・離隔の作動を行う
ことができる。
【0036】作業台1の両側近傍には、全長に沿ってコ
ンベア手段9が配置されている。これは、取外し手段8
から排出されて落下してきた支持ボルト19を、前記作
業台1のカバー体1aで跳ね返ってコンベアベルト90
へ導いて受けさせ、これを一方方向へ搬送して回収する
ためのものである。
【0037】
【発明の効果】本願発明は上記のように構成されている
ため、従来のように作業者の手作業に依ることなく、作
業対象の型枠搬送、型枠の位置決め、型枠からの付属品
の取り出し、そして作業終了型枠の移動の一連の作業を
自動化することができる。
【0038】その結果、作業効率の向上と、柱状コンク
リート製品製造の一層の自動化を図ることができる。ま
た、請求項4の構成を採ることにより、型枠の全長に渡
って、かつ種々の直径の型枠に対しても付属品の取外し
を自動的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の全体構成の概略を示す斜視図で
ある。
【図2】 本実施形態の長手方向から見た全体の側面図
である。
【図3】 本実施形態の短手方向から見た全体の側面図
である。
【図4】 本実施形態の固定手段の要部の動作を示す平
面図である。
【図5】 本実施形態の回転手段と設置払出手段の要部
の動作を示す平面図である。
【図6】 本実施形態の回転手段と設置払出手段の要部
の動作を示す平面図である。
【図7】 本実施形態の位置検知手段の要部を示す平面
図である。
【図8】 本実施形態の位置検知手段の要部を示す一部
切欠き断面斜視図である。
【図9】 一般的な柱状コンクリート成形品型枠を示す
全体斜視図である。
【図10】 足場の取付け例を示す断面斜視図である。
【図11】 型枠への付属品の取付け例を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
10 付属品取外し装置 1 作業台 1a カバー体 2 ガイド台 3 保管台 4 設置払出手段 41 アーム 42 シリンダ・ピストン機構 43 ピストンロッド 44 シリンダ体 45 ベース 5 回転手段 51 ドラムローラ 7e ピストンロッド 8 取外し手段 81 枠体 82 ガイドレール 83 回転駆動装置 83a ソケット 84 支持体 84a スライドベース 85 台車 9 コンベア手段 90 コンベアベルト [前提部分] 15 コンクリート製電柱 16 足場部材 16a 雄ねじ部 17 雌ねじ部(受け部材) 18 型枠 18s 内壁面(型枠の〜) 18t タイヤ 18l リブ 18b 締結ボルト 18p 検知プレート 19支持ボルト(付属品)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−110413(JP,A) 特開 昭50−110412(JP,A) 特開 昭50−26520(JP,A) 特開 平6−23708(JP,A) 特開 平8−1644(JP,A) 特開 昭50−73519(JP,A) 特開 昭54−141816(JP,A) 特公 昭50−29488(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B28B 13/06 B28B 21/82 B28B 7/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱状コンクリート成形用型枠を横臥状に
    載置保持する作業台と、 該作業台に載置された型枠を軸回転させる回転手段と、 型枠の軸回転位置を検知して該回転手段を制御する位置
    検知手段と、 該作業台に載置された型枠を適宜保持固定する固定手段
    と、 作業台の上方位置で型枠の長手方向に沿って移動可能に
    保持され、かつ適宜上下位置へ移動して付属品の取外し
    を行う取外し手段と、 からなること特徴とする柱状コンクリート成形用型枠か
    らの付属品取外し装置。
  2. 【請求項2】 柱状コンクリート成形用型枠を横臥状に
    載置保持する作業台と、 作業前の型枠を待機させると共に作業台へ導くガイド台
    と、 作業台から払出された作業後の型枠を保管する保管台
    と、 ガイド台からの型枠を作業台へ設置すると共に作業後に
    保管台へ払い出す設置払出手段と、 該作業台に載置された型枠を軸回転させる回転手段と、 型枠の軸回転位置を検知して該回転手段を制御する位置
    検知手段と、 該作業台に載置された型枠を適宜保持固定する固定手段
    と、 作業台の上方位置で型枠の長手方向に沿って移動可能に
    保持され、かつ適宜上下位置へ移動して付属品の取外し
    を行う取外し手段と、 からなること特徴とする柱状コンクリート成形用型枠か
    らの付属品取外し装置。
  3. 【請求項3】 作業台の長手方向の両側に落下してきた
    付属品を搬送するコンベア手段を配設したことを特徴と
    する請求項1、又は2記載の柱状コンクリート成形用型
    枠からの付属品取外し装置。
  4. 【請求項4】 1又は2以上の取外し手段を、型枠の軸
    垂直断面上で仰角略45度の線上を移動可能に支持する
    と共に、該支持体を作業台の上方位置で型枠の長手方向
    及び短手方向に沿ってそれぞれ水平移動可能に吊下保持
    したことを特徴とする請求項1、2、又は3記載の柱状
    コンクリート成形用型枠からの付属品取外し装置。
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