JP4116224B2 - レンズアレイの製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本願発明は、レンズアレイの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のとおり、ラインイメージセンサにおいては、光電変換機能を有する複数の受光素子をライン状に並べておき、光源により照明された原稿からの反射光を上記各受光素子によって受光させることにより、上記原稿の画像を1ライン分ずつ読み取るようにしている。したがって、このようなラインイメージセンサにおいては、原稿の画像を上記各受光素子上に結像させる必要があり、そのための手段として、複数の結像用のレンズが列状に並べられたレンズアレイを用いる必要がある。
【0003】
従来のレンズアレイの具体例としては、たとえばガラス製の複数の凸レンズを一定ピッチ間隔で列状に並べるようにして、合成樹脂製のブロック状のホルダ部に保持させた凸レンズアレイがある。また、凸レンズに代えて、原稿画像を正立等倍に結像可能な複数のセルフォックレンズ(ロッドレンズ)を合成樹脂製のホルダ部に保持させたセルフォックレンズアレイもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のレンズアレイを製造するには、いずれの場合においてもレンズの製造工程とホルダ部の樹脂成形工程とを個別に行なう必要があり、その製造作業は煩雑なものとなっていた。とくに、原稿画像の読み取り用途に用いられるレンズアレイは、個々のレンズの直径をたとえば十分の数mm程度の微小なサイズにする必要があり、しかも1つのレンズアレイに組み込まれるレンズの総数も多いために、それらのレンズの取り扱いは非常に面倒なものとなっていた。また、複数のレンズをホルダ部に保持させるためには、たとえばインサート成形の手法を用いることにより、ホルダ部の樹脂成形と同時にその内部に複数のレンズを埋設する必要があり、このようなインサート成形作業はかなり煩わしい。したがって、従来においては、レンズアレイの生産性が悪く、その製造コストが高価となっていた。
【0005】
一方、レンズアレイを製造する場合の一般的な留意事項としては、その生産性を向上させるだけではなく、各レンズの光学的性能を低下させないように配慮する必要もあり、このような要請に的確に応える必要もある。
【0006】
本願発明は、このような事情のもとで考え出されたものであって、光学的性能に優れ、かつ製造コストを安価にすることができるレンズアレイの製造方法を提供することをその課題としている。
【0007】
【発明の開示】
上記の課題を解決するため、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
本願発明によって提供されるレンズアレイの製造方法は、一対のレンズ面をそれぞれ有し、平行な光軸をもって一列に配置された複数のレンズと、これら複数のレンズどうしを繋ぎ、かつ上記各レンズの光軸方向に間隔を隔てた第1および第2の面を有するホルダ部とが、透光性を有する合成樹脂により一体成形されているとともに、上記ホルダ部の第1の面には、上記複数のレンズどうしの間に位置する複数の凹部が形成されているとともに、上記第2の面には、凹部が形成されておらず、かつ、上記各レンズは、上記第1の面側のレンズ面が上記第1の面と連続する平面状とされた平凸レンズとされているレンズアレイを、上記第1の面側の第1の金型と、上記第2の面側の第2の金型を用いて製造する方法であって、上記第1の金型は、上記第1の面およびこの第1の面と連続するレンズ面に対応する面と、この面から突出し、上記複数の凹部と対応する複数の凸部とを有しており、上記第2の金型は、上記第2の面と対応する面と、この面から凹入する複数のレンズ面形成面とを有していることを特徴としている。
【0027】
【0028】
本願発明のその他の特徴および利点については、以下に行う発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の好ましい実施の形態について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0030】
図1〜図4は、本願発明方法によって製造されるレンズアレイの一例を示している。図2によく表れているように、このレンズアレイAは、透光性を有する合成樹脂を成形して得られた樹脂成形部5を主要部とするものであり、この樹脂成形部5が互いに一体に成形されたホルダ部1と複数のレンズ2とを構成している。この樹脂成形部5の材質は、たとえば透明度の高いPMMA(ポリメタクリル酸メチル(メタクリル樹脂))、あるいはPC(ポリカーボネート)とされている。
【0031】
樹脂成形部5の表面部(上面部)には、凸状の複数のレンズ面20aが一定間隔で列状に並べられて形成されているとともに、樹脂成形部5の裏面部(下面部)には各レンズ面20aに対応する平面状の複数のレンズ面20bが形成されている。樹脂成形部5のうち、一対のレンズ面20a,20bによって上下に挟まれた所定の高さを有する領域が、レンズ2である。したがって、このレンズ2は、平凸レンズであり、その軸Cは樹脂成形部5の上下厚み方向に延びている。凸状のレンズ面20aは、球面または非球面のいずれであってもかまわない。レンズ面20aを球面にすれば、その製造が容易となる。これに対し、レンズ面20aを非球面にすれば、収差を少なくし、各レンズ2の光学的特性を高めることができる。レンズ面20aの直径は、たとえば0.6mm程度である。
【0032】
樹脂成形部5のうち各レンズ2を除く残余の部分が、ホルダ部1である。したがって、このレンズアレイAにおいては、ホルダ部1と各レンズ2との明確な境界線はない。図1によく表れているように、ホルダ部1は、各レンズ2の周囲に一体的に繋がるようにして各レンズ2の外周を囲み込んでおり、かつ各レンズ2の列方向に延びたブロック状に形成されている。図3によく表れているように、各レンズ2のレンズ面20aはホルダ部1の表面(上面)10aから膨出しているのに対し、レンズ面20bはホルダ部1の裏面(下面)10bと面一とされている。裏面10bは、本願発明でいうホルダ部の第1の面の一例に相当し、かつ表面10aは、本願発明でいうホルダ部の第2の面の一例に相当する。
【0033】
ホルダ部1の裏面10bには、互いに隣り合うレンズ2どうしの間を仕切る複数の凹部3が形成されている。各凹部3は、ホルダ部1の短手方向において各レンズ2よりも幅広であり、かつホルダ部1の厚み方向に貫通しない適当な深さの凹部として形成されている。ホルダ部1の各凹部3を規定する壁面の全面または略全面には、黒色塗装が施されており、本願発明でいう遮光材の一例としての黒色の遮光膜30が設けられている。この遮光膜30を有する各凹部3は、後述するように、複数のレンズ2間の光のクロストークを防止するのに役立つ。
【0034】
ホルダ部1の外面の全域または略全域にも、遮光膜4が設けられている。より具体的には、ホルダ部1の表面10a,裏面10b、およびホルダ部1の短手方向に間隔を隔てた一対の側面10c,10dのそれぞれには、黒色塗装が施されており、それらの各面は黒色塗膜からなる遮光膜4(4a〜4d)のそれぞれによって覆われている。この遮光膜4は、遮光膜30と同一の塗装処理によって設けることが可能であり、遮光膜4,30を同一の塗膜とすることができる。図3によく表れているように、ホルダ部1の表面10aおよび裏面10bをそれぞれ覆う遮光膜4a,4bは、レンズ面20a,20bを覆わないように設けられており、レンズ面20a,20bの各輪郭を規定している。図2によく表れているように、ホルダ部1の裏面10bの長手方向両端部には、凹部19が設けられている。この凹部19は、後述するように、このレンズアレイAを他のレンズアレイAaと組み合わせるのに利用されるものである。
【0035】
図5および図6は、上記構成のレンズアレイAを製造する際の樹脂成形工程を示している。図7は、本願発明との対比例を示している。図8(a),(b)は、金型の加工例を示している。
【0036】
上記構成のレンズアレイAを製造するには、まず図5に示す金型6のキャビティ61内に透明樹脂を充填して硬化させてから、型抜きを行い、図6に示すように樹脂成形部5を成形する。この場合、樹脂成形部5を単品で成形するのではなく、たとえば複数の樹脂成形部5が集合したプレート状またはシート状の樹脂成形品を成形した後に、この樹脂成形を切断して複数の樹脂成形部5に分割する手法を採用してもかまわない。
【0037】
金型6の上型60aは、たとえば樹脂成形部5の各レンズ面20aを形成するための複数の凹部20a'を有している。これに対し、金型6の下型60bは、樹脂成形部5の各凹部3および各凹部19を形成するための複数の凸部3’および凸部19’を有している。複数の凸部3’どうしの間には、各レンズ面20bを形成するための面20b'を形成する必要があるが、各レンズ面20bは平面状であるため、この面20b'も平面でよい。したがって、面20b'を正確な平面に仕上げる加工が容易となり、金型6の製作が容易となる。
【0038】
上記の点をより具体的に説明すると、たとえば本実施形態とは異なり、図7に示す樹脂成形部5eのように、仮に各レンズ2eを両凸レンズとすると、金型の下型60eの複数の凸部3’どうしの間には、各レンズ2eの凸状のレンズ面20eに対応する凹部20e'を形成しなければならない。ところが、このような加工は、複数の凸部3’が邪魔となって簡単に行うことができないのである。図8(a)に示すように、下型60eに凹部20e'を正確に形成するには、凹部20e'よりも小径の工具80を用いて、この工具80をその中心線Ca周りに自転させつつ、凹部20e'の中心線Cb周りに公転させる必要がある。その理由は、同図(b)に示すように、凹部20e'と同一の形状をもつ工具81を用いて凹部20e'を形成する手法では、工具81がその中心線Cc周りに自転するだけであるから、その中心線Cc上においては工具81の先端の回転量がゼロとなり、凹部20e'の面を各所均一な滑らかな面に仕上げることが難しいからである。
【0039】
ところが、図8(a)に示した手法を用いたのでは、金型の凸部3’が工具80の公転動作の邪魔となり、金型の凸部3’どうしの微小間隔の領域に凹部20e'を適切に形成することが困難となるのである。このようなことと比較すると、本実施形態においては、金型の凸部3’どうしの間の面を平面状に仕上げればよいから、金型の製作が容易となり、またその面を滑らかな面にして、レンズ面20bを表面粗さの小さい面にすることができるのである。なお、図5および図6に示した上型60aの各凹部20a'については、各凸部3’が加工の邪魔になるようなことはなく、図8(a)に示したのと同様な手法を用いて適切に加工することが可能である。
【0040】
一般に、レンズを焦点深度が深い高焦点レンズとして形成すると、その開口数が小さくなり、レンズへの入射光量が少なくなる。したがって、明るい結像画像を得るためには、複数のレンズのピッチをできる限り小さくする必要がある。これに対し、本実施形態においては、上記したように、複数のレンズのピッチを小さくする場合であっても、その樹脂成形に用いる金型の製作を容易かつ適切に行うことができるために、本実施形態のレンズアレイAを明るい結像画像が得られ、かつ解像度が高い高焦点用のレンズアレイとして好適に製作することができるのである。
【0041】
樹脂成形部5を成形した後には、そのホルダ部1の外面全体または略全体に塗装を施すことにより、遮光膜4,30を設ける。この作業は、たとえばレンズ面20a,20bにマスキングを施してから、樹脂成形部5の外面全体に塗装を施し、その後レンズ面20a,20bからマスクを外すことにより行うことができる。もちろん、レンズ面20a,20bにマスキングを施すことなく、たとえば精密な塗装が可能なインクジェットプリンタなどの機器を用いるなど、レンズ面20a,20b上に不当な塗装がなされないような塗装処理方法を用いることも可能であり、種々の方法を用いることが可能である。
【0042】
上記したように、レンズアレイAは、金型6を用いた通常の樹脂成形作業によって互いに一体に繋がったホルダ部1と複数のレンズ2とを形成した後に、遮光膜4,30を形成するための塗装処理を施すことにより製造することができる。したがって、ホルダ部と複数のレンズとをそれぞれ個別に製作してから、複数のレンズをホルダ部内に組み込んで製造されていた従来のものと比較すると、このレンズアレイAの製造コストを格段に廉価にすることが可能である。
【0043】
次に、本願発明の参考例としてのレンズアレイアッセンブリの一例について説明する。
【0044】
図9〜図10は、レンズアレイアッセンブリの一例を示している。これらの図に示すように、このレンズアレイアッセンブリBは、上述したレンズアレイAの背後(下方)に、これとは別のレンズアレイAaを積層させることにより構成されている。
【0045】
レンズアレイAaは、その基本的な構成がレンズアレイAと共通するものであり、一対のレンズ面20c,20dをそれぞれ有する複数のレンズ2Aと、これら複数のレンズ2Aを繋ぐホルダ部1Aとを有している。これらホルダ部1と各レンズ2Aとは、透明樹脂によって一体に樹脂成形されている。したがって、このレンズアレイAaも、レンズアレイAと同様に、金型を用いた通常の樹脂成形作業により簡単に製造することが可能である。
【0046】
ただし、このレンズアレイAaには、レンズアレイAの複数の凹部3、凹部19、および遮光膜4,30に相当する手段が設けられていない。また、各レンズ2Aは、レンズ面20c,20dのそれぞれが球面または非球面の凸状とされた両凸レンズとされており、レンズアレイAaは、この点においてもレンズアレイAとは相違している。レンズ面20c,20dの曲率は、後述するように、レンズ2,2Aを組み合わせて使用したときに正立等倍像を結像可能なものとなっている。ホルダ部1Aの表面(上面)10eの長手方向両端部には、レンズアレイAの各凹部19に嵌合可能な凸部19Aが設けられている。この凸部19Aと凹部19との嵌合作用により、2つのレンズアレイA,Aaは、それらの各レンズ2,2Aの軸Cどうしが互いに合うように位置決めされ、かつ組み合わされている。
【0047】
図11は、上記したレンズアレイアッセンブリBを用いた光学系の一例を示している。この光学系においては、始点Sから出発した光は、レンズアレイAの各レンズ2を通過した後に、レンズアレイAaの各レンズ2Aを通過してから結像点Rに達する。この場合、共通の光軸C上に並ぶ凸レンズとしての2つのレンズ2,2Aにより、セルフォックレンズにみられる光の蛇行現象と同等の現象が得られ、始点Sにある物体(a→b→c)の正立等倍像(a’→b’→c’)を結像点Rに形成させることができる。換言すると、この光学系においては、レンズ面20a〜20cは、物体(a→b→c)の倒立縮小像を形成する役割を果たし、その倒立縮小像は、それよりも後段のレンズ面20dによって拡大され、かつ反転される結果、結像点Rには物体の正立等倍像が結ばれるのである。
【0048】
上記光学系においては、始点SからレンズアレイAに向けて進行した光が、各レンズ面20a以外の領域、すなわちホルダ部1の表面10aに向けて進行しても、この光はその表面10aを覆う遮光膜4(4a)によって遮られる。したがって、光がホルダ部1内を通過してから各レンズ2内に進行しないようにすることができるとともに、始点Sからの光がホルダ部1をそのまま透過して結像点Rに到達しないようにすることもできる。また、各凹部3の遮光膜30は、レンズ2内に入り込んだ光がその隣りのレンズ2に入り込むことや、レンズ2を通過した光がその隣りの位置関係にあるレンズアレイ1Bのレンズ2Aに向けて入り込むことも有効に防止する。ホルダ部1の裏面10bの遮光膜4(4b)は、レンズ面20bの輪郭を規定しており、レンズアレイAのレンズ面20b以外の箇所からレンズアレイAaに向けて不必要な光が進行することを阻止する役割を果たす。
【0049】
このように、遮光膜4,30は、光がホルダ部1をそのまま透過することを防止する機能や、互いに隣り合うレンズどうしを光学的に分離させる機能を発揮し、複数のレンズ間における光のクロストークを効果的に防止する。したがって、上記構成のレンズアレイアッセンブリBによれば、鮮明な正立等倍像を得ることができる。なお、このレンズアレイアッセンブリBにおいては、レンズアレイAaについては複数の凹部3や遮光膜4,30が設けられていないが、このような構成であっても、複数のレンズ2A間に光のクロストークが生じないようにできることが確認されている。これは、レンズアレイAaの複数のレンズ2A間においてクロストークを生じる虞れがある光については、レンズアレイAa内に進行しないように、それよりも前段のレンズアレイAの凹部3や遮光膜4,30によって事前に遮断することができるからである。このように、レンズアレイAaが遮光膜4,30を有しないものとすれば、このレンズアレイAaの製造工程において、遮光膜4,30を形成するための塗装処理を省略することができ、レンズアレイアッセンブリBの製造コストをより安価にすることが可能である。ただし、本願発明はこれに限定されず、レンズアレイAaとして、レンズアレイAの遮光膜4,30と同様な遮光膜を有するものを用いてもかまわない。
【0050】
また、このレンズアレイアッセンブリBにおいて、3つの凸状のレンズ面20a,20c,20dについては、図8(a)を用いて説明した手法を用いて金型に凹部を形成することにより、所定の正確な曲率をもつ表面粗さの小さい面に仕上げることができる。また、レンズ面20bについては、既述したとおり、金型の所定箇所を平面状に仕上げればよく、やはりその表面粗さの小さい面に仕上げることができる。したがって、結像点Rには、解像度の高い像が得られることとなる。さらに、複数の凹部3は、レンズアレイAのホルダ部1の裏面10bに設けられており、ホルダ部1の表面10aに複数の凹部3が設けられていない構成とされているために、始点Sから最初に光を受ける各レンズ面20aを、複数の凹部3の制約を受けることなく、比較的大きなサイズに形成することもできる。したがって、各レンズ面20aに対する入射光量を多くして、結像点Rに明るい像を結ばせることも可能となる。
【0051】
図12は、光学装置の一例を示している。
【0052】
同図に示す光学装置Dは、原稿画像を読み取るための画像読み取り装置として構成されている。この光学装置Dは、透明カバー70、この透明カバー70を上面に装着した合成樹脂製のケース71、このケース71の底面部に組み付けられた基板72、この基板72上にこの基板72の長手方向(図12では紙面に直交する方向)に間隔を隔てた列状に並べられて搭載されたたとえばLEDからなる複数の光源73、これら複数の光源73と同方向の列状に配されて基板72上に搭載された複数の受光素子74、および上述したレンズアレイアッセンブリBを具備して構成されている。
【0053】
複数の受光素子74は、光電変換機能を有するものであり、光を受けると、その受光量に対応した出力レベルの信号(画像信号)を出力するものである。レンズアレイアッセンブリBは、ケース71に設けられた凹溝75に嵌入されることにより、複数の受光素子74と透明カバー70との間に配されており、複数の受光素子74の列方向に延びている。透明カバー70の表面部のうち、レンズアレイアッセンブリBの各レンズ2,2Aと対向する部分が、ライン状の画像読み取り対象領域Saであり、複数の光源73から発せられた光は、ケース71に形成された照明用光路76を進行してこの画像読み取り対象領域Saに照射されるように構成されている。原稿Gは、たとえばプラテンローラ77により透明カバー70の表面に密着するようにして搬送される。ただし、この光学装置Dがいわゆるハンディスキャナとして構成される場合には、当然ながらプラテンローラ77は用いられない。
【0054】
この光学装置Dにおいては、複数の光源73により原稿Gが照明され、この原稿Gによって反射された光がレンズアレイアッセンブリBによって受けられる。すると、この光はレンズアレイアッセンブリBの各レンズ2,2Aによって集束されることとなり、複数の受光素子74上には原稿Gの1ライン分の画像が正立等倍で結像する。このため、各受光素子74からは原稿Gの1ライン分の画像に対応した出力レベルの画像信号が出力される。原稿Dが副走査方向に送られるごとに上記した画像読み取り対象領域Sa上の画像が読み取られることとなる。レンズアレイアッセンブリBは、細幅なブロック状の2つのレンズアレイA,Aaを積層させた細長状のものであるから、スペース効率の面からしても光学装置Dの部品として好ましいものとなる。
【0055】
図13〜図15は、本願発明の参考例を示している。
【0056】
図13(a),(b)に示す構成においては、各レンズ2の軸方向の一端部が、ホルダ部1の裏面10bよりも下方に突出しており、裏面10bとレンズ面20bとには適当な寸法s1の段差が設けられている。このような構成によれば、各レンズ2の周面21が裏面10bから立ち上がった構造となるために、この周面21を利用して遮光膜4が各レンズ2の輪郭を正確に規定するように塗装処理を容易かつ正確に施すことができる。この場合の塗装処理方法の一例としては、たとえば熱軟化性を有するインクをインクジェットプリンタによってホルダ部1の裏面10bにラフに塗布しておき、その後この塗布されたインクを加熱する方法を用いることができる。このようにすれば、塗布されたインクを加熱により軟化させてホルダ部1の裏面10bにおいて広がらせることができ、インクが各レンズ2の周面21を正確に取り囲む状態にすることが容易化される。
【0057】
レンズ面20bとホルダ部1の裏面10bとに段差を設けるためには、レンズ面20bを成形するための金型の所定部分に凹部を形成する必要がある。ところが、この場合の凹部は、レンズ面20bを平面にするための凹部であるから、球面または非球面の曲面をもつ凹部を形成する場合とは異なり、その加工は容易であり、正確な平面に仕上げることが可能である。なお、本願発明においては、レンズ2のレンズ面20aが形成されている反対側の端部を表面10aから突出させることにより、レンズ面20aの外周部分とホルダ部1の表面10aとに段差を設けた構成とすることもできる。
【0058】
図14に示す構成においては、レンズアレイAのホルダ部1の裏面10bには遮光膜4bが設けられていない構成とされている。ただし、その代わりの手段として、レンズアレイAaのホルダ部1Aの表面10eに、遮光膜4eが設けられている。このような構成によれば、仮に各レンズ面20bおよびホルダ部1の裏面10bのそれぞれからレンズアレイAaに向けて光が進行しても、この光を遮光膜4eによって絞ることができ、結像に必要な各レンズ面20bからの所望の光のみを各レンズ面20cに入射させることができる。
【0059】
図15に示す構成においては、各レンズ面20aが凹状に形成されており、各レンズ2は、平凹レンズとされている。このような構成のレンズアレイは、たとえば2つの凸レンズアレイと組み合わせて使用することにより、各凸レンズアレイによって発生する色収差を解消するのに役立たせることができる。したがって、図15に示す凹レンズタイプのレンズアレイが組み込まれた色消しタイプのレンズアレイアッセンブリを構成すれば、カラー画像の結像用途に最適となる。
【0060】
【0061】
【0062】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明方法によって製造されるレンズアレイの一例を示す斜視図である。
【図2】 図1のII−II断面図である。
【図3】 図2のIII−III断面図である。
【図4】 図2のIV−IV断面図である。
【図5】 レンズアレイを製造する際の樹脂成形工程を示す要部断面図である。
【図6】 レンズアレイを製造する際の樹脂成形工程を示す要部断面図である。
【図7】 本願発明との対比例を示す説明図である。
【図8】 (a),(b)は、金型の加工例を示す説明図である。
【図9】 本願発明の参考例に係るレンズアレイアッセンブリの一例を示す斜視図である。
【図10】 図9に示すレンズアレイアッセンブリの断面図である。
【図11】 図9および図10に示すレンズアレイアッセンブリの作用説明図である。
【図12】 本願発明の参考例に係る光学装置の一例を示す断面図である。
【図13】 (a)は、本願発明の参考例に係るレンズアレイを示す断面図であり、(b)は、(a)のXIII −XIII 断面図である。
【図14】 本願発明の参考例に係るレンズアレイアッセンブリの他の例を示す断面図である。
【図15】 本願発明の参考例に係るレンズアレイの他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
A,Aa レンズアレイ
B レンズアレイアッセンブリ
C 光軸
D 光学装置
G 原稿
1 ホルダ部
2,2A レンズ
3 凹部
4 遮光膜(遮光材)
10a 表面(ホルダ部の)
10b 裏面(ホルダ部の)
20a〜20c レンズ面
30 遮光膜(遮光材)
Claims (1)
- 一対のレンズ面をそれぞれ有し、平行な光軸をもって一列に配置された複数のレンズと、これら複数のレンズどうしを繋ぎ、かつ上記各レンズの光軸方向に間隔を隔てた第1および第2の面を有するホルダ部とが、透光性を有する合成樹脂により一体成形されているとともに、上記ホルダ部の第1の面には、上記複数のレンズどうしの間に位置する複数の凹部が形成されているとともに、上記第2の面には、凹部が形成されておらず、かつ、上記各レンズは、上記第1の面側のレンズ面が上記第1の面と連続する平面状とされた平凸レンズとされているレンズアレイを、上記第1の面側の第1の金型と、上記第2の面側の第2の金型を用いて製造する方法であって、
上記第1の金型は、上記第1の面およびこの第1の面と連続するレンズ面に対応する面と、この面から突出し、上記複数の凹部と対応する複数の凸部とを有しており、
上記第2の金型は、上記第2の面と対応する面と、この面から凹入する複数のレンズ面形成面とを有していることを特徴とする、レンズアレイの製造方法。
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