JP4110964B2 - 伝送システムおよびデータ転送方法 - Google Patents

伝送システムおよびデータ転送方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4110964B2
JP4110964B2 JP2002374791A JP2002374791A JP4110964B2 JP 4110964 B2 JP4110964 B2 JP 4110964B2 JP 2002374791 A JP2002374791 A JP 2002374791A JP 2002374791 A JP2002374791 A JP 2002374791A JP 4110964 B2 JP4110964 B2 JP 4110964B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
idle
blocks
transmission
protocol data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002374791A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004208033A (ja
Inventor
清久 市野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2002374791A priority Critical patent/JP4110964B2/ja
Priority to CA 2453738 priority patent/CA2453738C/en
Priority to US10/743,375 priority patent/US7522633B2/en
Publication of JP2004208033A publication Critical patent/JP2004208033A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4110964B2 publication Critical patent/JP4110964B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0056Systems characterized by the type of code used
    • H04L1/0057Block codes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/16Time-division multiplex systems in which the time allocation to individual channels within a transmission cycle is variable, e.g. to accommodate varying complexity of signals, to vary number of channels transmitted
    • H04J3/1605Fixed allocated frame structures
    • H04J3/1611Synchronous digital hierarchy [SDH] or SONET
    • H04J3/1617Synchronous digital hierarchy [SDH] or SONET carrying packets or ATM cells
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0056Systems characterized by the type of code used
    • H04L1/0061Error detection codes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0056Systems characterized by the type of code used
    • H04L1/0067Rate matching
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0072Error control for data other than payload data, e.g. control data
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • H04L47/20Traffic policing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L2001/0092Error control systems characterised by the topology of the transmission link
    • H04L2001/0097Relays
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/04Speed or phase control by synchronisation signals
    • H04L7/041Speed or phase control by synchronisation signals using special codes as synchronising signal
    • H04L2007/045Fill bit or bits, idle words

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トランスポートネットワークに関し、特に、上位プロトコルデータを伝送する非同期のトランスポートネットワークに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、イーサネットのMACフレーム等の上位レイヤプロトコルのデータ(以下、上位プロトコルデータと称す)をカプセル化し、トランスポートネットワーク上で伝送するための技術が実用化されている。例えば、PPP over SONET(非特許文献1参照)やGFP(Generic Framing Procedure)(非特許文献2参照)などが、そのような技術に該当する。
【0003】
【非特許文献1】
IETF RFC2615規格、[online]、June 1999、IETF、インターネット<URL : http://www.isi.edu/in-notes/rfc1662.txt >
【非特許文献2】
ITU−T G.7041規格、December 2001、ITU−T
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
GFPやPPP over SONETの技術によってトランスポートネットワーク上で上位プロトコルデータを損失なく伝送するためには、非同期のトランスポートネットワークを構成する伝送装置に、そのための機能と大きな処理能力とが要求される。
【0005】
非同期のトランスポートネットワークにおいて、ある装置から受信した信号を他の装置に転送する伝送装置では、受信信号と送信信号の速度が等しいとは限らない。その場合、伝送装置は、信号速度を変換する仕組みを備えなければならない。
【0006】
例えば、GFP技術によって上位プロトコルデータをカプセル化した信号(GFPフレーム)を転送する場合、伝送装置はGFPフレームとGFPフレームの間隔を伸縮させることで平均の信号速度を調整する。また、PPP over SONET技術によってカプセル化された信号(HDLC−likeフレーム(IETF RFC1662規格参照))を転送する場合も、伝送装置は同様に信号速度を調整する。
【0007】
しかし、GFPやPPPでは、プロトコルの機能によってフレームの送信を中断し、その後に再開するということができない。そのため、フレームとフレームの間隔を調整するために、伝送装置はフレームの境界を認識し、フレーム毎に一旦蓄積した後に適切なタイミングで送信する必要がある。
【0008】
つまり、伝送装置は、受信信号からフレームの境界を検出する機能を備える必要がある。例えば、GFPの場合、伝送装置にはフレーム同期を確立するための回路が必要であり、それだけ回路規模が大きくなる。
【0009】
さらに、伝送装置には、フレームを蓄積するためのフレームバッファが必要である。特に、ジャンボフレームと呼ばれる8キロバイトを超える長さのフレームを扱う場合、伝送装置にはジャンボフレームを蓄積可能な、メモリ容量の大きいフレームバッファが必要となる。また、このような長いフレームを一旦蓄積すれば、伝送装置内でのフレームの処理遅延が大きくなる。
【0010】
本発明の目的は、回路規模およびメモリ容量が小さく、かつフレームの伝送遅延も小さい伝送システムおよびそのデータ転送方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の伝送システムは、上位プロトコルデータを固定長の連続するブロックに変換し、ブロック間にアイドルブロックを挿入することにより、送信速度を伝送路の伝送速度に合わせて送信する送信装置と、ブロックおよびアイドルブロックを受信し、そのアイドルブロックを廃棄して有効なブロックのみを抽出し、さらに有効なブロックの間にアイドルブロックを挿入することにより、送信速度を伝送路の伝送速度に合わせて所定の転送先に送信する少なくとも1段の中継装置と、最終段の中継装置からブロックおよびアイドルブロックを受信し、そのアイドルブロックを廃棄して有効なブロックのみを抽出し、有効なブロックから上位プロトコルデータを再構築する受信装置とを有している。
【0012】
したがって、本発明によれば、上位プロトコルデータが固定長のブロックに変換され、ブロック間にアイドルブロックが挿入され、またはそれが除去されることにより速度調整がされる。
【0013】
また、送信装置は、上位プロトコルデータを所定の規則に従って133ビット長に変換した後に付加情報を付加して18バイトのブロックを生成し、受信装置は、有効なブロックのみを抽出した後、そのブロックから付加情報を取り除いて133ビット長に戻し、さらに所定の規則に従って上位プロトコルデータを再構成することとしてもよい。また、送信装置、中継装置および受信装置はSONETのプロトコルで信号を伝送するものであってよい。
【0014】
したがって、本発明によれば、ブロックが固定長なので、トランスポートネットワーク(例えば、SONET)のフレーム内の固定的な位置にブロックを割り付けることができる。そのため、トランスポートネットワークのフレームの同期が確立されれば、そのフレームからブロックを取り出すことは容易である。
【0015】
また、本発明によれば、ブロックの長さが18バイトであるため、ペイロードの大きさが18バイトの倍数となる所定階梯以上のSONETフレームのペイロードに間隙なくマッピングできる。また、それに加えて、ブロックにはブロックの転送に必要十分な付加情報を付加することができる。
【0016】
また、送信装置は、上位プロトコルデータがフレームの形態をとる場合、フレームの長さが16オクテットの整数倍でなければ末尾に無効データを付加して16オクテットの整数倍にした後、上位プロトコルデータを16オクテット毎に分割し、それぞれに上位プロトコルデータ内での位置を示す5ビットのタイプ情報を付加して133ビット長に変換し、受信装置は、送信装置の逆変換により上位プロトコルデータを再構築することとしてもよい。また、その場合、上位プロトコルデータがイーサネットであってもよい。
【0017】
本発明によれば、ブロックのペイロードが16バイト固定長のため、ペイロード上に最大で15バイトの無駄な領域が生じる。しかし、上位プロトコルがイーサネットの場合、IEEE802.3規格によりMACフレームの最小間隔が20バイトと定められているため、その15バイトの無駄な領域は20バイトのMACフレームの間隔と相殺される。
【0018】
また、送信装置は、上位プロトコルデータが8B/10B符号の形態をとる場合、データ符号については8ビットのデータ部分を取り出し、制御符号については制御情報を4ビットで表現し、次の制御符号の位置を示す4ビットの情報を付加して8ビットとし、さらに16符号毎の先頭に次の制御符号の位置を示す5ビットの情報を付加して133ビット長の前記ブロックに変換し、受信装置は、送信装置の逆変換により上位プロトコルデータを再構築することとしてもよい。
【0019】
したがって、本発明によれば、フレームベースのプロトコルだけでなく、8B/10B伝送路符号を採用したプロトコルをブロックに変換する仕組みが提供される。
【0020】
本発明の送信装置は、上位プロトコルデータを送信する送信装置であって、上位プロトコルデータを所定の規則に従って固定長のコアブロックに変換するコアブロック生成部と、コアブロックに付加情報を付加して18バイト長のブロックを生成するヘッダ付加部と、ブロック間にアイドルブロックを挿入することにより、送信速度を伝送路の伝送速度に合わせて送信するマッピング部とを有している。
【0021】
本発明の中継装置は、固定長のブロックを転送する中継装置であって、18バイト長のブロックおよびそのブロックの間に挿入されたアイドルブロックを受信するデマッピング部と、アイドルブロックを廃棄して有効なブロックのみを抽出するアイドル除去部と、有効なブロックの間にアイドルブロックを挿入することにより、送信速度を伝送路の伝送速度に合わせて所定の転送先に送信するマッピング部とを有している。
【0022】
本発明の受信装置は、固定長のブロックを受信する受信装置であって、18バイト長のブロックおよびそのブロックの間に挿入されたアイドルブロックを受信するデマッピング部と、アイドルブロックを廃棄して有効なブロックのみを抽出するアイドル除去部と、有効なブロックに付加されている付加情報を除去してコアブロックにするヘッダ除去部と、コアブロックから上位プロトコルデータを再構築するコアブロック終端部とを有している。
【0025】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0026】
本実施形態のトランスポートネットワークは、フレームまたは8B/10Bビットストリームを固定長のブロックに分割し、そのブロックの速度調整を行いながら伝送することで、トランスペアレントな伝送を、低コストの伝送装置により少ない遅延で実現する。
【0027】
図1は、本実施形態のトランスポートネットワークの構成を示すシステム構成図である。
【0028】
図1を参照すると、本実施形態のトランスポートネットワークは、送信装置1、N段の中継装置21〜2N、受信装置3、およびそれら装置間をつなぐ中継回線1011〜101N+1から構成されている。
【0029】
本実施形態のトランスポートネットワークは、伝送装置間が同期していない非同期網である。ただし、伝送装置間が同期した同期網は非同期網の特別な場合と考えることができるため、本実施形態のトランスポートネットワークが同期網であっても差し支えない。そのため、中継回線1011〜101N+1の伝送速度は全て等しいとは限らない。トランスポートネットワークの例としてSONETが考えられる。
【0030】
送信装置1は、不図示のスイッチやルータなどの装置(以下、上位装置と称す)から上位プロトコルデータ100を受信している。上位プロトコルデータ100は、送信装置1から中継装置21〜2Nを介して受信装置3へ伝送される。そして、伝送された上位プロトコルデータ100は、受信装置3から不図示の上位装置に上位プロトコルデータ102として送られる。その際、上位プロトコルデータ100は、上位装置から上位装置まで損失なくトランスペアレントに伝送される。
【0031】
上位プロトコルデータ100、102は、所定のプロトコルのフレームまたは8B/10Bビットストリームの形態をとる。上位プロトコルデータ100、102のプロトコルとしては、例えば、イーサネット(IEEE802.3規格)、PPP(IETF RFC1661規格)、ファイバチャネル(ANSI X3.230規格)、SBCON(ANSI X3.296規格)、DVB−ASI(ETSI(CENELEC)EN50083−9規格)などが考えられる。
【0032】
送信装置1は、上位装置から受信した上位プロトコルデータ100を中継回線1011へ送信する。
【0033】
中継回線1011〜101N+1は、上位プロトコルデータ100を送信装置1から受信装置3へ伝送するための回線である。
【0034】
中継回線1011は送信装置1と中継装置21を接続し、中継回線101N+1は中継装置2Nと受信装置3を接続する。中継回線101M(2≦M≦N)は中継装置2M-1と中継装置2Mを接続する。なお、中継回線1011〜101N+1の物理メディアおよび回線速度は、互いに異なっていても良い。
【0035】
中継装置2M(1≦M≦N)は、中継回線2Mと中継回線2M+1の間で、物理メディアおよび伝送速度を変換する。
【0036】
受信装置3は、中継回線101N+1から受信した上位プロトコルデータ102を上位装置に出力する。
【0037】
図2は、送信装置の構成を示すブロック図である。図2を参照すると、送信装置1は、コアブロック生成部20、ヘッダ付加部21、CRC演算部22、FIFO23およびマッピング部24を有している。
【0038】
コアブロック生成部20は、上位プロトコルデータ100を固定長のブロックに分割あるいは変換し、そのブロックをコアブロック120としてヘッダ付加部21に送る。
【0039】
ヘッダ付加部21は、コアブロック120の先頭にトランスポートヘッダを付与し、GBPブロック121としてCRC演算部22に送る。トランスポートヘッダは、中継装置21〜2Nにて参照されるヘッダである。GBPブロックは、本実施形態に新規なものであり、トランスポートネットワーク内で用いられる固定長の汎用的なブロックである。GBPブロックの長さは18バイトである。
【0040】
CRC演算部22は、GBPブロック121についてCRC演算を行い、得られたCRC値をGBPブロック121の末尾に付加し、GBPブロック122としてFIFO23に送る。
【0041】
FIFO23は、GBPブロック122を蓄積するFirst−in/First−outのメモリである。マッピング部24から読み出し要求124が発行されているとき、メモリにGBPブロック122が1つ以上蓄積されていれば、FIFO23は、先頭のGBPブロックをGBPブロック123としてマッピング部24に送る。
【0042】
また、読出し要求124が発行されているとき、メモリ内にGBPブロック122が1つも存在しなければ、FIFO23は、読み出し要求124に対応してアイドルGBPブロックをGBPブロック123としてマッピング部24に送る。アイドルGBPブロックは、上位プロトコルデータを含まない空のGBPブロックであり、速度調整用に挿入される。
【0043】
マッピング部24は、中継回線1011に信号を送出できる状態か否か判定し、送出可能であればFIFO23に対して読み出し要求124を発行し、FIFO23から読み出されたGBPブロック123を中継回線1011へ送信する。
【0044】
例えば、SONETではオーバヘッドが送出されているとき、中継回線1011は信号を送出できない状態であり、そうでなくペイロードが送出されているとき、中継回線1011は信号を送出できる状態である。したがって、ペイロードが送出されているときには、マッピング部24から読み出し要求124が発行されている。
【0045】
図3は、中継装置の構成を示すブロック図である。図1に示された中継装置21〜2N+1は全て同じ構成なので、代表として中継装置21について説明する。
【0046】
図3を参照すると、中継装置21は、デマッピング部40、CRC検査部41、アイドル除去部42、FIFO43およびマッピング部44を有している。
【0047】
デマッピング部40は、中継回線1011からGBPブロック140を受信し、GBPブロック140としてCRC検査部41に送る。なお、GBPブロック140は、トランスポートネットワークのフレームに対して固定位置に配置されている。例えば、トランスポートネットワークが所定階梯以上のSONETであれば、SONETフレームのペイロードの大きさは18バイトの倍数となるため、ペイロードにGBPブロックが間隙なく収容され、無駄が無い。そのため、デマッピング部40はトランスポートネットワークのフレームの同期をとれば、そのフレームの中からGBPブロック140を容易に取り出すことができる。
【0048】
CRC検査部41は、GBPブロック140の末尾に付加されているCRC値を用いて、GBPブロック140におけるビット誤りの有無を検査する。そして、CRC検査部41は、ビット誤りの有無をCRC検査結果142としてアイドル除去部42に送る。また、CRC検査部41は、ビット誤りの有無に関わらず、デマッピング部40から受信したGBPブロック140をそのままGBPブロック141としてアイドル除去部42に送る。
【0049】
アイドル除去部42は、GBPブロック141がアイドルGBPブロックであるか否か判定する。GBPブロック141がアイドルGBPブロックであれば、アイドル除去部42は、そのGBPブロック141を廃棄する。また、アイドル除去部42は、FIFO43のメモリの空き容量が少ないこと、すなわち空き容量が所定の閾値を下回ったことを示すAlmostFullフラグ144がFIFO43にセットされているか判定する。AlmostFullフラグ143がセットされていれば、アイドル除去部42は、CRC検査部41にてビット誤りが検出されたGBPブロック141を廃棄する。廃棄されなかったGBPブロック141は、GBPブロック143としてFIFO43に送る。
【0050】
FIFO43は、GBPブロック143を蓄積するFirst−in/First−outのメモリである。マッピング部44から読み出し要求146が発行されているとき、メモリにGBPブロック143が1つ以上蓄積されていれば、FIFO43は、先頭のGBPブロックを読み出してGBPブロック145としてマッピング部44に送る。
【0051】
読出し要求146が発行されているとき、メモリ内にGBPブロック143が1つも存在しなければ、FIFO43は、その読み出し要求146に対応してアイドルGBPブロックをGBPブロック145としてマッピング部44に送る。
【0052】
また、FIFO43は、メモリの空き容量を監視しており、空き容量が減って所定の閾値を下回ると、メモリの空き容量が少ないことを示すAlmostFullフラグ144を生成する。
【0053】
マッピング部44は、中継回線1012に信号を送出できる状態か否か判定し、送出可能であればFIFO43に対して読み出し要求146を発行して、FIFO43から読み出されたGBPブロック145を中継回線1012へ送信する。
【0054】
図4は、受信装置の構成を示すブロック図である。図4を参照すると、受信装置3は、デマッピング部60、CRC検査部61、アイドル除去部62、ヘッダ除去部63およびコアブロック終端部64を有している。
【0055】
デマッピング部60は、中継回線101N+1からGBPブロックを受信し、GBPブロック160としてCRC検査部61に送る。
【0056】
CRC検査部61は、デマッピング部60から受信したGBPブロック160の末尾に付加されているCRC値を用いて、GBPブロック160のビット誤りを検査する。そして、ビット誤りが検出されれば、CRC検査部61は、そのGBPブロック160を廃棄する。また、ビット誤りが検出されなければ、CRC検査部61は、そのGBPブロック160をGBPブロック161としてアイドル除去部62に送る。
【0057】
アイドル除去部62は、CRC検査部61から受信したGBPブロック161がアイドルGBPブロックであるか否か判定する。GBPブロック161がアイドルGBPブロックであれば、アイドル除去部62は、そのGBPブロック161を廃棄する。また、GBPブロック161がアイドルGBPブロックでなければ、アイドル除去部62は、そのGBPブロック161をGBPブロック162としてヘッダ除去部63に送る。
【0058】
ヘッダ除去部63は、GBPアイドル除去部62より受信したGBPブロック162からトランスポートヘッダとCRC値を除去し、コアブロック163としてコアブロック終端部64に送る。
【0059】
コアブロック終端部64は、各コアブロック163のタイプを用いてコアブロック163から上位プロトコルデータ102を復元して上位装置に送る。
【0060】
送信装置1の動作について説明する。
【0061】
まず、送信装置1は、コアブロック生成部20において上位プロトコルデータ100をコアブロック120へ変換する。
【0062】
図5は、コアブロックのフォーマットを示す図である。図5を参照すると、コアブロックは133ビット長である。上位の5ビットが「タイプ」のフィールドである。下位の128ビット(=16オクテット)が「ペイロード」のフィールドである。
【0063】
「タイプ」フィールドは、コアブロックの種別を示す。「ペイロード」フィールドは上位プロトコルデータを収容する。
【0064】
上位プロトコルデータは、所定のプロトコルのフレームまたは8B/10Bビットストリームの形態をとる。そして、上位プロトコルデータからコアブロックを生成する方法は、上位プロトコルデータの形態によって異なる。上位プロトコルデータがフレームの形態をとる場合と、8B/10Bビットストリームの形態をとる場合とに分けてコアブロックの生成方法について説明する。
【0065】
上位プロトコルデータがフレーム(以下、上位プロトコルフレームと称す)の形態をとる場合について説明する。
【0066】
コアブロック生成部20は、まず、上位プロトコルフレームを16オクテット毎に分割する。分割された16オクテットのデータが各コアブロックのペイロードに収容される。
【0067】
上位プロトコルフレームの長さ(オクテット単位)が16の倍数でないとき、コアブロック生成部20は、上位プロトコルフレームの末尾に無効データを付加してフレーム長を16の倍数にする。このとき付加される無効データは1オクテット以上、15オクテット以下である。
【0068】
次に、コアブロック生成部20は、コアブロックのタイプを決定する。
【0069】
図6は、コアブロックの各タイプの符号とその意味(種別)を示す表である。上位プロトコルフレームの先頭を含むコアブロックの種別は「上位プロトコルフレーム(先頭)」であり、そのタイプは「10001(2進数)」である。上位プロトコルフレームの末尾を含むコアブロックの種別は16通り存在し、有効データの量によって異なる。例えば、上位プロトコルフレームの長さが(16×N+3)オクテット(Nは自然数)のとき、そのコアブロックの種別は「上位プロトコルフレーム(末尾/3オクテット有効)」であり、そのタイプは「00011(2進数)」である。上位プロトコルフレームの先頭も末尾も含まないコアブロックの種別は「上位プロトコルフレーム(中間)」であり、そのタイプは「10000(2進数)である。
【0070】
具体例について説明する。図7は、35オクテット長の上位プロトコルフレームを3つのコアブロックに変換するときの様子を示す説明図である。
【0071】
まず、フレーム長が16の倍数となるように、上位プロトコルフレームの末尾に13オクテットの無効データが付加される。次に、上位プロトコルフレームが16オクテット毎に3分割される。
【0072】
そして、上位プロトコルフレームの先頭から16オクテットまでをペイロードとし、その前にタイプフィールド「10001」が付加された第1のコアブロックが生成される。次に、第17〜第32オクテットまでをペイロードとし、その前にタイプフィールド「10000」が付加されたコアブロックが生成される。次に、第33〜第35オクテットまでと13オクテットの無効データをペイロードとし、その前にタイプフィールド「00011」が付加されたコアブロックが生成される。
【0073】
上位プロトコルデータがフレームの形態をとる場合、以上のようにしてコアブロックが生成される。
【0074】
上位プロトコルデータが8B/10Bビットストリームの形態をとる場合のコアブロックの生成方法について説明する。
【0075】
まず、コアブロック生成部20は、8B/10Bビットストリームを8B/10B復号し、復号された8B/10B符号を128B/133Bコードに変換する。128B/133Bコードは9ビット長であり、256種類のデータコードと16種類の特殊コードが定義されている。
【0076】
図8は、復号後の8B/10B符号と128B/133Bコードの対応関係を示す表である。128B/133Bコードは、上位1ビットが0のとき、その128B/133Bコードはデータコードを意味し、その下位8ビットがデータを表す。また、128B/133Bコードは、上位1ビットが1のとき、その128B/133Bコードは特殊コードを意味し、その下位4ビットが特殊コードの種別を示す。
【0077】
次に、コアブロック生成部20は、時系列順に連続する16個の128B/133Bコードに対して128B/133B符号化の処理を施し、133ビットの133Bブロックを生成する。
【0078】
128B/133B符号化の処理について詳細に説明する。図9は、128B/133B符号化の処理の一例を示す図である。
【0079】
図9の下段に示された133Bブロックは、133ビットのデータ列からなる。133Bブロックの上位5ビットは、「第0ポインタ」である。133Bブロックの下位128ビットは、8ビット毎に分割され、上位から順に「第1オクテット」、「第2オクテット」、…、「第16オクテット」である。
【0080】
また、図9の中段に示された128B/133B符号化前の1番目の128B/133Bコードは第1オクテットに対応し、2番目の128B/133Bコードは第2オクテットに対応する。以後、16番目まで同様である。そして、128B/133Bコードには、128B/133Bデータコードと128B/133B特殊コードがある。図9の中段において、128B/133Bデータコードの下位8ビットのデータは、16進数の2桁の数値で示されており、128B/133B特殊コードの下位4ビットの特殊コードは、16進数の1桁の数値で示されている。
【0081】
128B/133Bデータコードに対応する、133Bブロックのオクテットは、その128B/133Bデータコードの下位8ビットを収容する。128B/133B特殊コードに対応する、133Bブロックのオクテットは、さらに2つの領域に分割される。オクテットの下位4ビットには、128B/133B特殊コードの下位4ビット(特殊コード)が収容される。オクテットの上位4ビットは「第Nポインタ」と呼ばれる。ここでNは、そのオクテットの番号である。例えば、第3オクテットの上位4ビットは「第3ポインタ」である。
【0082】
第0〜第16ポインタの値は、128B/133Bデータコードおよび特殊コードの出現順序によって決定される。
【0083】
第0〜第16ポインタの値を決定するアルゴリズムについて説明する。
【0084】
関数C(M)(1≦M≦16)の定義:
128B/133B符号化前の、M番目の128B/133Bコードが特殊コードのとき「真」であり、データコードのとき「偽」である。
【0085】
そして、
Figure 0004110964
Figure 0004110964
第0ポインタは、128B/133B符号化前の16個の128B/133Bコードの中で、時系列順に一番古い特殊コードの位置を表す。第0ポインタの値が0のとき、第1オクテットが128B/133B特殊コードに対応する。第0ポインタの値が1のとき、第1オクテットは128B/133Bデータコードに対応し、第2オクテットが128B/133B特殊コードに対応する。第0ポインタの値が2のとき、第1〜第2オクテットは128B/133Bデータコードに対応し、第3オクテットが128B/133B特殊コードに対応する。以後、同様である。ただし、第0ポインタの値が16のときは、16個の128B/133Bコードが全てデータコードであることを意味する。
【0086】
第Nポインタ(1≦N≦15)は、128B/133B符号化前の(N+1)番目から16番目までの128B/133Bコードの中で、時系列順に一番古い特殊コードの位置を表す。例えば、第2ポインタの値が3のとき、第3オクテットは128B/133Bデータコードに対応し、第4オクテットが128B/133B特殊コードに対応する。なお、第Nポインタ(1≦N≦15)の値が0のときは、(N+1)番目から16番目までの128B/133Bコードが全てデータコードであることを意味する。また、第16ポインタの値は常に0である。
【0087】
上記アルゴリズムから分かるように、第0〜第16ポインタによって、128B/133B特殊コードのリスト構造が形成される。
【0088】
次に、コアブロック生成部20は、133Bブロックをコアブロックにそのまま格納する。133Bブロックの上位5ビット(=第0ポインタ)は、コアブロックのタイプに対応する。また、133Bブロックの下位128ビット(=第1〜第16オクテット)を、コアブロックのペイロードに対応する。
【0089】
コアブロック生成部20にて生成されたコアブロック120は、ヘッダ付加部21において、先頭にトランスポートヘッダを付与され、GBPブロック121としてCRC演算部22に送られる。
【0090】
GBPブロックとトランスポートヘッダについて詳細に説明する。
【0091】
図10は、GBPブロックのフォーマットを示す図である。図10を参照すると、GBPブロックは、144ビット(=18オクテット)長であり、その上位の第1〜第3ビットまでの3ビットが「トランスポートヘッダ」のフィールドであり、第4〜第136ビットの133ビットが「コアブロック」のフィールドであり、第137〜第144ビットの8ビットが「CRC−8」のフィールドである。
【0092】
図11は、トランスポートヘッダのフォーマットを示す図である。図11を参照すると、トランスポートヘッダの上位2ビットは未使用であり、固定値“0”とされている。下位1ビットは、「Core Block Indicator」である。Core Block Indicator(以後、CBIと称す)は、コアブロックの有効/無効を表すフラグである。CBIが「1」のときコアブロックは有効であり、CBIが「0」のとき無効である。つまり、CBIが「0」のGBPブロックは、アイドルGBPブロックであり、速度調整に使用される。
【0093】
CRC−8は、GBPブロック全体のビット誤り検出に使用される。このCRCの生成多項式は「x8+x7+x6+x5+x2+x+1」である。
【0094】
CRC演算部22において、GBPブロック121のトランスポートヘッダおよびコアブロックに対してCRC演算が行われる。そして、CRC演算部22は、演算結果のCRC値を「CRC−8」フィールドに代入したGBPブロックをGBPブロック122としてFIFO23に送る。
【0095】
GBPブロック122は、FIFO23に書き込まれる。マッピング部24から読み出し要求124が発行されているとき、FIFO23にGBPブロック122が1つ以上蓄積されていれば、GBPブロック122は読み出され、GBPブロック123として出力される。FIFO23にGBPブロック122が1つも蓄積されていなければ、アイドルGBPブロックがGBPブロック123として出力される。
【0096】
マッピング部24は、中継回線1011に信号を送出できるか判定し、送出可能であればFIFO23に対して読み出し要求124を発行して、読み出されたGBPブロック123を中継回線1011へ送信する。
【0097】
中継装置21〜2Nの動作について説明する。ただし、中継装置22〜2Nの動作は、中継装置21と同じであるため、ここでは、代表として図3に示された中継装置21の動作についてのみ説明する。
【0098】
デマッピング部40によって中継回線1011から抽出されたGBPブロック140は、CRC検査部41へ送られ、そこでビット誤りの有無を検査される。ビット誤りの有無は、CRC検査結果142としてアイドル除去部42に送られる。CRC検査結果142は、アイドル除去部42にてGBPブロックの除去の可否の判定に用いられる。GBPブロック140は、ビット誤りの有無に関わらず、GBPブロック141としてアイドル除去部42に送られる。
【0099】
次に、中継回線1011と中継回線1012の速度差を吸収するための動作に移る。
【0100】
CRC検査部41からGBPブロック141を受信したアイドル除去部42は、そのGBPブロック141がアイドルGBPブロックであり、かつビット誤りが無ければ、そのGBPブロック141を廃棄する。また、FIFO43の空き容量が少ないことを示すAlmostFullフラグ144がセットされているとき、CRC検査部41から受信したGBPブロック141にビット誤りがあれば、アイドル除去部42はそのGBPブロック141を廃棄する。廃棄されなかったGBPブロック141は、GBPブロック143としてFIFO43に書き込まれる。
【0101】
マッピング部44から読み出し要求146が発行されているとき、FIFO43にGBPブロック143が1つ以上蓄積されていれば、GBPブロック143はFIFO43から読み出され、GBPブロック145としてマッピング部44に送られる。FIFO43にGBPブロック143が1つも蓄積されていなければ、読み出し要求146に対してアイドルGBPブロックがGBPブロック144としてマッピング部44に送られる。
【0102】
マッピング部44は、中継回線1012に信号を送出できる状態か否か判定し、送出可能であればFIFO43に対して読み出し要求145を発行する。そして、FIFO43から読み出されて送られてきたGBPブロック145を中継回線1012へ送信する。
【0103】
受信装置3の動作について説明する。
【0104】
デマッピング部60にて中継回線101N+1から受信され、抽出されたGBPブロック160は、CRC検査部61へ送られ、そこでビット誤りが検査される。ビット誤りが検出されると、そのGBPブロック160は廃棄される。ビット誤りが検出されなければ、GBPブロック160はそのままGBPブロック161としてアイドル除去部62に送られる。
【0105】
CRC検査部61からのGBPブロック161に含まれるアイドルGBPブロックは、GBPアイドル除去部62にて廃棄される。廃棄されなかったGBPブロック161は、GBPブロック162としてヘッダ除去部63へ送られ、そこでトランスポートヘッダとCRC値を取り除かれ、コアブロック163になる。コアブロック163は、コアブロック終端部64に送られ、そこで上位プロトコルデータ102に復元される。
【0106】
以上説明したように、本実施形態のトランスポートネットワークによれば、送信装置1が上位プロトコルデータを固定長のGBPブロックに変換して送出し、途中の伝送装置(中継装置21〜2N)がアイドルGBPブロックを任意のタイミングで挿入または除去するので、各装置に速度変換のためのフレームバッファが不要になり、非同期トランスポートネットワークを構成する伝送装置(送信装置1、中継装置21〜2N、受信装置3)のメモリ量が削減され、また伝送装置内での遅延が低減される。
【0107】
また、本実施形態のトランスポートネットワークによれば、トランスポートネットワークで伝送されるGBPブロックは固定長であるため、途中の伝送装置は、トランスポートネットワークのフレームの同期を取れば、容易にGBPブロックを取り出すことができるので、伝送装置の回路規模を削減できる。なお、トランスポートネットワークは、例えば、SONETである。
【0108】
また、本実施形態のトランスポートネットワークによれば、GBPブロックの長さが18バイトであるため、SONETフレームのペイロードに間隙なくマッピングでき、無駄が無い。
【0109】
また、本実施形態のトランスポートネットワークによれば、GBPブロックのペイロードが16バイトと短いので、ペイロード上に生じる無駄な領域が最大でも15バイトと小さい。また、GBPブロックの計2バイトのオーバヘッドには、速度調整用のビットや、ビット誤り検出用の冗長符号などの必要十分な情報が含まれている。したがって、GBPブロック長を18バイトとすることにより、高い伝送効率と高信頼性を両立させることができる。
【0110】
また、上位プロトコルがイーサネットの場合、GBPブロックのペイロードが16バイトのため、ペイロード上には最大で15バイトの無駄な領域が生じるが、規定上MACフレームの最小間隔が20バイトであるため、その15バイトの無駄な領域は20バイトのMACフレームの間隔と相殺され、無駄が無くなる。
【0111】
また、本実施形態のトランスポートネットワークによれば、フレームベースのプロトコル(イーサネット、PPP等)だけでなく、8B/10B伝送路符号を採用するプロトコル(ファイバチャネル、DVB−ASI等)をブロックに変換する仕組みが提供されるので、多種の上位プロトコルに対応することができる。
【0112】
【発明の効果】
本発明によれば、上位プロトコルデータが固定長のブロックに変換され、ブロック間にアイドルブロックが挿入され、またはそれが除去されることにより速度調整がされるので、各装置に速度変換のためのフレームバッファが不要になり、また各装置内でのフレーム遅延が低減される。
【0113】
また、固定長のブロックでデータが伝送されるため、トランスポートネットワークのフレームの同期を取るだけで容易にブロックを取り出すことができ、中継装置および受信装置の回路規模が小さくて済む。
【0114】
また、ブロックの長さが18バイトであるため、ペイロードの大きさが18バイトの倍数となる所定階梯以上のSONETフレームのペイロードに間隙なくマッピングでき、無駄が生じない。また、それに加えて、ブロックには本ブロックの転送に必要十分な付加情報を付加することができる。そのため、ペイロードの伝送容量を最大限に確保して高い伝送効率を得ると共に、信頼性の高い伝送が可能である。
【0115】
また、上位プロトコルがイーサネットの場合、ブロックのペイロードが16バイトのため、ペイロードには最大で15バイトの無駄な領域が生じるが、IEEE802.3規格上でMACフレームの最小間隔が20バイトであるため、15バイトの無駄な領域は20バイトのMACフレーム間隔と相殺され、無駄が無くなる。
【0116】
また、フレームベースのプロトコルだけでなく、8B/10B伝送路符号を採用したプロトコルをブロックに変換する仕組みが提供されるので、多種の上位プロトコルに対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のトランスポートネットワークの構成を示すシステム構成図である。
【図2】送信装置の構成を示すブロック図である。
【図3】中継装置の構成を示すブロック図である。
【図4】受信装置の構成を示すブロック図である。
【図5】コアブロックのフォーマットを示す図である。
【図6】コアブロックの各タイプの符号とその意味(種別)を示す表である。
【図7】35オクテット長の上位プロトコルフレームを3つのコアブロックに変換するときの様子を示す説明図である。
【図8】8B/10B符号と128B/133Bコードの対応関係を示す表である。
【図9】128B/133B符号化の処理の一例を示す図である。
【図10】GBPブロックのフォーマットを示す図である。
【図11】トランスポートヘッダのフォーマットを示す図である。
【符号の説明】
1 送信装置
1〜2N 中継装置
3 受信装置
20 コアブロック生成部
21 ヘッダ付加部
22 CRC演算部
23 FIFO
24 マッピング部
40 デマッピング部
41 CRC検査部
42 アイドル除去部
43 FIFO
44 マッピング部
60 デマッピング部
61 CRC検査部
62 アイドル除去部
63 ヘッダ除去部
64 コアブロック終端部
100、102 上位プロトコルデータ
1011〜101N+1 中継回線
120、163 コアブロック
121〜123、140、141、143、145、160〜162 GBPブロック
124、146 読み出し要求
142 CRC検査結果
144 AlmostFullフラグ

Claims (11)

  1. 上位プロトコルデータを固定長の連続するブロックに変換し、前記ブロック間にアイドルブロックを挿入することにより、送信速度を伝送路の伝送速度に合わせて送信する送信装置と、
    前記ブロックおよび前記アイドルブロックを受信し、該アイドルブロックを廃棄して有効な前記ブロックのみを抽出し、さらに有効な前記ブロックの間にアイドルブロックを挿入することにより、送信速度を伝送路の伝送速度に合わせて所定の転送先に送信する少なくとも1段の中継装置と、
    最終段の中継装置から前記ブロックおよび前記アイドルブロックを受信し、該アイドルブロックを廃棄して有効な前記ブロックのみを抽出し、有効な前記ブロックから前記上位プロトコルデータを再構築する受信装置とを有する伝送システム。
  2. 前記送信装置は、前記上位プロトコルデータを所定の規則に従って133ビット長に変換した後に付加情報を付加して18バイトのブロックを生成し、
    前記受信装置は、有効な前記ブロックのみを抽出した後、前記ブロックから前記付加情報を取り除いて133ビット長に戻し、さらに所定の規則に従って前記上位プロトコルデータを再構成する、請求項1記載の伝送システム。
  3. 前記送信装置、前記中継装置および前記受信装置はSONETのプロトコルで信号を伝送する、請求項2記載の伝送システム。
  4. 前記送信装置は、前記上位プロトコルデータがフレームの形態をとる場合、前記フレームの長さが16オクテットの整数倍でなければ末尾に無効データを付加して16オクテットの整数倍にした後、前記上位プロトコルデータを16オクテット毎に分割し、それぞれに前記上位プロトコルデータ内での位置を示す5ビットのタイプ情報を付加して133ビット長に変換し、
    前記受信装置は、前記送信装置の逆変換により前記上位プロトコルデータを再構築する、請求項2または3に記載の伝送システム。
  5. 前記上位プロトコルデータがイーサネットである、請求項4記載の伝送システム。
  6. 前記送信装置は、前記上位プロトコルデータが8B/10B符号の形態をとる場合、データ符号については8ビットのデータ部分を取り出し、制御符号については制御情報を4ビットで表現し、次の制御符号の位置を示す4ビットの情報を付加して8ビットとし、さらに16符号毎の先頭に次の制御符号の位置を示す5ビットの情報を付加して133ビット長の前記ブロックに変換し、
    前記受信装置は、前記送信装置の逆変換により前記上位プロトコルデータを再構築する、請求項2〜5のいずれか1項に記載の伝送システム。
  7. 上位プロトコルデータを送信する送信装置であって、
    前記上位プロトコルデータを所定の規則に従って固定長のコアブロックに変換するコアブロック生成部と、
    前記コアブロックに付加情報を付加して18バイト長のブロックを生成するヘッダ付加部と、
    前記ブロック間にアイドルブロックを挿入することにより、送信速度を伝送路の伝送速度に合わせて送信するマッピング部とを有する送信装置。
  8. 固定長のブロックを転送する中継装置であって、
    18バイト長の前記ブロックおよび該ブロックの間に挿入されたアイドルブロックを受信するデマッピング部と、
    前記アイドルブロックを廃棄して有効な前記ブロックのみを抽出するアイドル除去部と、
    有効な前記ブロックの間にアイドルブロックを挿入することにより、送信速度を伝送路の伝送速度に合わせて所定の転送先に送信するマッピング部とを有する中継装置。
  9. 固定長のブロックを受信する受信装置であって、
    18バイト長の前記ブロックおよび該ブロックの間に挿入されたアイドルブロックを受信するデマッピング部と、
    前記アイドルブロックを廃棄して有効な前記ブロックのみを抽出するアイドル除去部と、
    有効な前記ブロックに付加されている付加情報を除去してコアブロックにするヘッダ除去部と、
    前記コアブロックから前記上位プロトコルデータを再構築するコアブロック終端部とを有する受信装置。
  10. 送信装置、少なくとも1段の中継装置、受信装置を含む伝送システムにおいて、上位プロトコルデータを伝送するためのデータ転送方法であって、
    送信装置において、
    上位プロトコルデータを固定長の連続するブロックに変換する第1のステップと、
    前記ブロック間にアイドルブロックを挿入することにより、送信速度を伝送路の伝送速度に合わせて送信する第2のステップと、
    前記中継装置において、
    前記送信装置から前記ブロックおよび前記アイドルブロックを受信する第3のステップと、
    該アイドルブロックを廃棄して有効な前記ブロックのみを抽出する第4のステップと、
    有効な前記ブロックの間にアイドルブロックを挿入することにより、送信速度を伝送路の伝送速度に合わせて所定の転送先に送信する第5のステップと、
    前記受信装置において、
    最終段の中継装置から前記ブロックおよび前記アイドルブロックを受信する第6のステップと、
    前記アイドルブロックを廃棄して有効な前記ブロックのみを抽出する第7のステップと、
    有効な前記ブロックから前記上位プロトコルデータを再構築する第8のステップとを有するデータ転送方法。
  11. 前記第1のステップにおいて、前記上位プロトコルデータを所定の規則に従って133ビット長に変換した後に付加情報を付加することにより、18バイトのブロックを生成し、
    前記第8のステップにおいて、前記ブロックから前記付加情報を取り除いて133ビット長に戻し、さらに所定の規則に従って前記上位プロトコルデータを再構成する、請求項10記載のデータ転送方法。
JP2002374791A 2002-12-25 2002-12-25 伝送システムおよびデータ転送方法 Expired - Fee Related JP4110964B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002374791A JP4110964B2 (ja) 2002-12-25 2002-12-25 伝送システムおよびデータ転送方法
CA 2453738 CA2453738C (en) 2002-12-25 2003-12-19 Transmission system for efficient transmission of protocol data
US10/743,375 US7522633B2 (en) 2002-12-25 2003-12-23 Transmission system for efficient transmission of protocol data

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002374791A JP4110964B2 (ja) 2002-12-25 2002-12-25 伝送システムおよびデータ転送方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004208033A JP2004208033A (ja) 2004-07-22
JP4110964B2 true JP4110964B2 (ja) 2008-07-02

Family

ID=32588436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002374791A Expired - Fee Related JP4110964B2 (ja) 2002-12-25 2002-12-25 伝送システムおよびデータ転送方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7522633B2 (ja)
JP (1) JP4110964B2 (ja)
CA (1) CA2453738C (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7701957B1 (en) * 2004-01-20 2010-04-20 Integrated Device Technology, Inc. Method and apparatus for switching, merging, and demerging data between data communication locations
US8208378B2 (en) * 2007-06-15 2012-06-26 Qualcomm Incorporated Protocol data unit priority management
US20080309505A1 (en) * 2007-06-18 2008-12-18 Mitsubishi Electric Corporation Current-differential relay device
JP4985156B2 (ja) * 2007-07-04 2012-07-25 日本電気通信システム株式会社 転送装置及びそれに用いるフレーム無終端中継方法
US10255463B2 (en) * 2008-11-17 2019-04-09 International Business Machines Corporation Secure computer architecture
US8064431B2 (en) * 2009-07-14 2011-11-22 Level 3 Communications, Llc One way information transmission method
US8401035B2 (en) * 2009-07-14 2013-03-19 Level 3 Communications, Llc One way SRS information transmission method
US8751714B2 (en) * 2010-09-24 2014-06-10 Intel Corporation Implementing quickpath interconnect protocol over a PCIe interface
US9246725B2 (en) * 2011-09-06 2016-01-26 Electronics And Telecommunications Research Institute Method of generating and receiving packets in low energy critical infrastructure monitoring system
WO2012167553A1 (zh) * 2011-11-15 2012-12-13 华为技术有限公司 确定tdm传输中时隙配置的方法和设备
FR3024932B1 (fr) * 2014-08-14 2017-12-01 Sagem Defense Securite Procede de transmission de donnees a robustesse amelioree et ensemble de dispositifs pour sa mise en œuvre
CN107786320B (zh) 2016-08-25 2021-06-22 华为技术有限公司 一种发送和接收业务的方法、装置和网络系统
CN113300810B (zh) 2016-12-23 2023-03-10 华为技术有限公司 一种传输速率的调整方法及网络设备
JP6950215B2 (ja) * 2017-03-21 2021-10-13 富士通株式会社 通信装置及び信号中継方法

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4740962A (en) * 1985-12-23 1988-04-26 Motorola, Inc. Synchronizer for time division multiplexed data
JPH0250648A (ja) 1988-08-12 1990-02-20 Oki Electric Ind Co Ltd リング通信網における通信制御システム
JP3055547B2 (ja) 1988-08-26 2000-06-26 株式会社日立製作所 セル組立方法、セル分解方法、およびatmセル通信装置
JP2830774B2 (ja) * 1995-06-14 1998-12-02 日本電気株式会社 Atm伝送装置
JPH10262015A (ja) 1996-05-08 1998-09-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 多重伝送方法およびシステム並びにそこで用いる音声ジッタ吸収方法
JP2848350B2 (ja) 1996-09-04 1999-01-20 日本電気株式会社 Atm通信システム
JPH10145434A (ja) 1996-11-12 1998-05-29 Toshiba Corp 伝送レート差吸収回路
JP3854691B2 (ja) * 1997-01-14 2006-12-06 キヤノン株式会社 無線通信システムおよび無線通信装置
JP2980075B2 (ja) * 1997-09-19 1999-11-22 日本電気株式会社 レート制御装置
US6504840B1 (en) * 1997-09-24 2003-01-07 Net Insight Ab Method, system and apparatus for transferring information between nodes in a circuit switched time division multiplexed method
JP3369463B2 (ja) 1998-03-02 2003-01-20 三菱電機株式会社 デジタル信号伝送装置
US6512747B1 (en) * 1998-03-05 2003-01-28 Nippon Telegraph And Telephone Corporation ATM transmission system
CA2243680A1 (en) * 1998-07-22 2000-01-22 Newbridge Networks Corporation Cell stream replicating device
US6973090B2 (en) * 1998-07-22 2005-12-06 Synchrodyne Networks, Inc. Switching with multiple time references
US20020067695A1 (en) * 1999-03-05 2002-06-06 Mark L. Skarpness Method for interfacing an atm network to a pc by implementing the atm segmentation and reassembly functions in pc system software
JP2000278318A (ja) 1999-03-24 2000-10-06 Mitsubishi Electric Corp データ通信方法およびデータ通信装置
JP3827888B2 (ja) * 1999-06-07 2006-09-27 株式会社東芝 電流差動継電装置の伝送同期方式
DE19957301A1 (de) * 1999-11-29 2001-06-07 Siemens Ag Multiplexverfahren für Gigabit Ethernet Signale in der Synchronen Digital Hierarchie
JP3613102B2 (ja) * 1999-12-14 2005-01-26 日本電気株式会社 フレーム構成方法、フレーム構成装置およびフレーム構成転送システム
US6735195B1 (en) * 1999-12-29 2004-05-11 Nortel Networks Limited Apparatus and method of minimizing delay of transmissions over a network
GB0009889D0 (en) * 2000-04-20 2000-06-07 Univ Surrey Wireless ATM
US20020191603A1 (en) * 2000-11-22 2002-12-19 Yeshik Shin Method and system for dynamic segmentation of communications packets
US7154895B1 (en) * 2000-12-15 2006-12-26 Conexant, Inc. System, apparatus, and method for ATM header compression for DSL links
JP3512177B2 (ja) * 2001-05-16 2004-03-29 松下電器産業株式会社 パケット受信装置及びパケット伝送方法
JP2003143217A (ja) * 2001-10-31 2003-05-16 Nec Commun Syst Ltd パケット通信システム及びそれに用いるパケット通信方法
CN100411317C (zh) * 2003-07-08 2008-08-13 联想(北京)有限公司 一种提高无线网络信道传输效率的方法

Also Published As

Publication number Publication date
CA2453738A1 (en) 2004-06-25
JP2004208033A (ja) 2004-07-22
CA2453738C (en) 2008-04-08
US20040136401A1 (en) 2004-07-15
US7522633B2 (en) 2009-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4110964B2 (ja) 伝送システムおよびデータ転送方法
US7298694B2 (en) Apparatus and method for GFP frame transfer
EP2271128B1 (en) Payload mapping in synchronous networks
US20060104318A1 (en) Mapping of block-encoded data formats onto a byte/bit synchronous transport medium
KR100211918B1 (ko) 비동기식전송모드셀 경계 식별장치
US20030185251A1 (en) Multiplex transmission system capable of using ordinary network packets to transmit a plurality of 8B/10B bit streams
WO2011035603A1 (zh) 一种实现数据业务透明传送的方法、系统及装置
US20020131408A1 (en) Apparatus and methods for circuit emulation of a point-to-point protocol operating over a multi-packet label switching network
WO2008086751A1 (fr) Procédé de transmission, système et dispositif d'information de surcharge
JP4215355B2 (ja) 通信システム
WO2005001596A2 (en) Fibre channel frame-mode gfp with distributed delimiter
US11108895B2 (en) Method for providing path signal overhead in the 64B/66B character stream of an itu-t metro transport network using micro-packets
US6731654B1 (en) Communication system overhead channel
WO2019128287A1 (zh) 基于FlexE业务的信元交换方法及系统
JP3522247B2 (ja) 多重転送システム及び装置
JP3707537B2 (ja) 通信システムおよび関連デスキュー方法
EP1648133B1 (en) A method for encapsulating data stream
EP1206099A2 (en) Network interface
JP3539551B2 (ja) 共通搬送波上への異種データトラヒック収容フレーム及び伝送装置
US7391760B1 (en) Method and apparatus for efficient protocol-independent trunking of data signals
KR100704356B1 (ko) 전체 프레이밍 절차 캡슐화 모드에서 프레임 검사 순서를인식하는 장치 및 방법
WO2012093390A2 (en) Data transmission framing system & method
JP3707536B2 (ja) 帯域外れの制御付き通信システムおよび関連方法
US5956348A (en) Method and apparatus for reconstructing LAN frames following transfer through an asynchronous transfer mode system
JP2004120503A (ja) データ伝送方法及びデータ伝送装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20041222

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20041222

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051115

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070906

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080318

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080331

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110418

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120418

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120418

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130418

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130418

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140418

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees