JP2000278318A - データ通信方法およびデータ通信装置 - Google Patents

データ通信方法およびデータ通信装置

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JP2000278318A
JP2000278318A JP8030599A JP8030599A JP2000278318A JP 2000278318 A JP2000278318 A JP 2000278318A JP 8030599 A JP8030599 A JP 8030599A JP 8030599 A JP8030599 A JP 8030599A JP 2000278318 A JP2000278318 A JP 2000278318A
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filler
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data communication
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JP8030599A
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Takahiro Hiramatsu
隆宏 平松
Koichi Nakajima
宏一 中島
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意の伝送速度のデータ列をそれより伝送速
度の早い伝送路にマッピングして伝送でき、ゆらぎの発
生や、伝送路での信号伝送における固定遅延が少なく、
実現回路規模の小さい、データ通信方法およびデータ通
信装置を得る。 【解決手段】 ビット列生成回路1によって生成された
送信データのビット列を記憶回路5に記憶させ、蓄積状
態検出回路7が検出したこの記憶回路5の蓄積状態によ
って切り替えられるセレクタ8によって、この記憶回路
5に記憶されたデータまたはフィラー生成回路6の生成
した無効なデータによるフィラーの一方を選択し、それ
をビット列の伝送速度よりも高い伝送速度を有する伝送
路4に送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、送信するビット
列の伝送速度より大きい伝送速度の伝送路に対して、伝
送速度の違いを吸収し、適応的に伝送帯域の割り当てを
行ってビット列を伝送するデータ通信方法およびデータ
通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ネットワークの大容量化、画像技
術の高度化により、画像通信が盛んに行われるようにな
っている。特に画像については、ISO/IEC138
18規格で定められている、MPEG(Moving
Picture Experts Group)2とい
う画像圧縮技術が広範囲に広まり、急速に普及してきて
いる。
【0003】このMPEG2における伝送フォーマット
には、プログラム・ストリーム(Program St
ream;以下PSという)と、トランスポート・スト
リーム(Transport Stream;以下TS
という)の2種類があるが、衛星デジタル放送や地上波
デジタル放送等の伝送メディアに広く普及しているの
は、188バイト固定長のトランスポート・パケットで
構成されるMPEG2−TSである。
【0004】 一方、通信においては、伝送路としてA
TMやLAN、あるいはT1やDS3等の専用線などが
存在し、これらの回線上に、どのように上記MPEG2
−TSを載せ込むか(以下これをマッピングという)
が、上記回線をデジタルTV放送に利用する上で重要に
なる。
【0005】図10は上記回線の内、北米を中心に普及
しているDS3回線にMPEG2−TSパケットをマッ
ピングして伝送する、従来のデータ通信装置を示すブロ
ック図である。図において、1はMPEG2−TSパケ
ットを生成するパケット生成回路、2はMPEG2のデ
ータをATMネットワークでリアルタイムに伝送するた
めの規格であるMPEG over ATMにて、MP
EG2−TSパケットのマッピングを行うマッピング回
路、3はフィジカル・レイヤ・コンバージェンス・プロ
トコル(Physical Layer Conver
gence Protocol;以下PLCPという)
のフレーム化を行うフレーム化回路、4はDS3回線で
ある。
【0006】次に動作について説明する。テレビ信号な
どの図示を省略した映像ソースからパケット生成回路1
によって生成されたMPEG2−TSパケットは、マッ
ピング回路2に送られて、MPEG over ATM
によるマッピングが行われる。
【0007】すなわち、このマッピング回路2では、1
88バイトのMPEG2−TSパケットを48バイトの
ATMセルのペイロード部に分割マッピングする。その
マッピング方法は米国のATM LAN標準化団体であ
るATM Forumが仕様を規定している(Audi
o/Visual Multimedia Servi
ces:Video on Demand v1.
1)。この仕様は、376バイトになる2つのMPEG
−TSパケットに、AAL5(ATM Adaptat
ion Layer 5)にて定められている8バイト
のヘッダ(オーバヘッド)を付加した384バイトを、
8個のATMセルにマッピングするものである。図11
にこのMPEG over ATMのフォーマットを示
す。
【0008】このようにATMセルにマッピングされた
MPEG2−TSパケットは、フレーム化回路3に送ら
れてフレーム化され、PLCPフレームとなってDS3
回線4に送出される。このDS3回線4にATMセルを
載せる方式も、ATM Forumによって規定されて
おり(ATM User−Network Inter
face Specification V3.1)、
そこではフレームレートが125μ秒のPLCPフレー
ム1つにつき、ATMセルを12個マッピングすること
が定められている。MPEG2−TSのレート調整は、
ATMセルにアイドル・セルを挿入することによって行
われる。図12にDS3回線4に送出されるPLCPフ
レームの構造を示す。
【0009】このように、従来のデータ通信装置では、
既存のMPEG over ATMとPLCP DS3
フレームフォーマットを組み合わせることで、DS3回
線4にMPEG2−TSをマッピングして伝送を行って
いる。
【0010】なお、このようなデータ通信装置に関連す
る技術についての記載がなされている文献としては、特
開平8−32584号公報、特開平7−79282号公
報、特開平1−286552号公報などがある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ通信装置
は以上のように構成されているので、MPEG2−TS
を一旦ATMセルにマッピングし、さらにそのATMセ
ルをPLCPフレームにマッピングしてDS3回線4で
伝送するという2段階の処理を行うため、固定遅延が増
大し、さらに煩雑なフォーマット処理を必要とするため
に回路規模が大きくなるなどといった課題があった。
【0012】また、2つのフォーマット(ATMセル、
PLCPフレーム)を経ることによってオーバヘッドが
増大し、DS3回線4の伝送帯域に対して送信できるM
PEG2−TSの伝送速度が制限されるため、回線使用
効率が悪くなるという課題があった。
【0013】さらに、アイドルセルを挿入することによ
って伝送速度調整を行っているために、ゆらぎが発生し
やすいという課題もあった。
【0014】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、任意の伝送速度のデータ列をそれ
より伝送速度の早い伝送路にマッピングして伝送するこ
とができるとともに、ゆらぎの発生や、伝送路での信号
伝送における固定遅延が少なく、実現回路規模も小さ
い、データ通信方法およびデータ通信装置を得ることを
目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータ通
信方法は、ビット列より大きな伝送速度を有する伝送路
によって当該ビット列を伝送する際に、無効なデータに
よるフィラー(Filler)を生成し、それをビット
列がマッピングされない領域にマッピングするようにし
たものである。
【0016】また、この発明に係るデータ通信方法は、
ビット列にシステム上存在しないユニークコードを、フ
ィラーとして用いるようにしたものである。
【0017】また、この発明に係るデータ通信方法は、
ユニークコード長を拡張することによってユニークコー
ドを生成し、それをフィラーとして用いるようにしたも
のである。
【0018】また、この発明に係るデータ通信方法は、
任意のコードをフィラーとして、そのフィラーと同一内
容のデータを送出する際には、フィラーを当該データに
入れ子にして伝送するようにしたものである。
【0019】また、この発明に係るデータ通信方法は、
伝送路を所定の単位で表現できる長さより短い、時間的
に一定の長さの区間に分割し、その区間内に存在しない
ユニークコードをフィラーとして、伝送路のビット列を
マッピングしない領域にマッピングするようにしたもの
である。
【0020】また、この発明に係るデータ通信方法は、
伝送路のフレームあるいはサブフレームを、分割された
区間とするようにしたものである。
【0021】また、この発明に係るデータ通信装置は、
ビット列生成回路にて生成されたビット列を記憶する記
憶回路、ビット列がマッピングされない領域にマッピン
グされる、無効なデータによるフィラーを生成するフィ
ラー生成回路、記憶回路の蓄積状態を検出する蓄積状態
検出回路、および蓄積状態検出回路からの制御情報に従
って切り替えられ、記憶回路から出力されるデータとフ
ィラー生成回路から出力されるフィラーの一方を選択す
るセレクタを有するものである。
【0022】また、この発明に係るデータ通信装置は、
一定の長さに分割された区間の終了時点で、記憶回路に
記憶されているデータの中からユニークコードを検索す
る検索回路を設け、検索されたユニークコードを、フィ
ラー生成回路がフィラーとしてセレクタに送出するよう
にしたものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるデ
ータ通信装置の構成を示すブロック図であり、MPEG
2−TSパケットをDS3回線にマッピングして伝送す
るデータ通信装置について示している。図1において、
1は図示を省略したデータソース、例えばテレビ信号等
の映像ソースから、伝送データのビット列であるMPE
G2−TSパケットを生成する、ビット列生成回路とし
てのパケット生成回路である。4はこのパケット生成回
路1で生成されたMPEG2−TSパケットがマッピン
グされて伝送される、伝送路としてのDS3回線であ
る。なお、これらは図10に同一符号を付して示したも
のと同等のものである。
【0024】5は上記パケット生成回路1によって生成
されたMPEG2−TSパケットを記憶する記憶回路で
ある。6はMPEG2−TSパケットのDS3回線4へ
のマッピングに際して、当該MPEG2−TSパケット
がマッピングされない領域にマッピングするための、無
効なデータによるフィラーを生成するフィラー生成回路
である。7は上記記憶回路5の蓄積状態を検出し、それ
に基づいて制御情報を出力する蓄積状態検出回路であ
る。8はこの蓄積状態検出回路7からの制御情報によっ
て切り替えられ、記憶回路5から出力されるデータとフ
ィラー生成回路6から出力されるフィラーの一方を選択
して、DS3回線4に出力するセレクタである。
【0025】次に動作について説明する。伝送路として
想定している上記DS3回線4は、44.736Mbi
t/sの帯域を有しており、後に説明する図9に示すよ
うなフレームフォーマット(ANSI T1.107)
が定められている。しかしながら、ここではこのDS3
のフレーム構造とMPEG2−TSのパケット構造とを
関連付けることなくデータを伝送するものとする。な
お、DS3のオーバーヘッドビットを除いた約44.2
1Mbit/sのペイロード帯域が、データ伝送に用い
ることのできる帯域である。
【0026】一方、伝送するデータとして想定している
MPEG2−TSは、19.39Mbit/sのMPE
G2−TSであり、このTSは188バイトごとにパケ
ット化されている。ここで、MPEG2における伝送フ
ォーマットには、PSとTSの2種類があるが、衛星デ
ジタル放送や地上波デジタル放送等の伝送メディアに広
く普及しているのは、188バイト固定長のトランスポ
ート・パケットで構成されるこのMPEG2−TSであ
る。
【0027】以下の説明は、DS3回線4に19.39
Mbit/sのMPEG2−TSパケットをマッピング
する場合を想定している。ただし、DS3回線4のペイ
ロード帯域約44.21Mbit/s以下の伝送速度で
あれば、任意の速度のTSにこの方式が適用できること
を付記しておく。
【0028】また、ここでは、MPEG2−TSに載せ
るデータは、ある小さなサイズを単位として扱われるも
のであるとする。さらに、当該単位の大きさの、システ
ム上には存在しないユニークコードが存在するものとす
る。以下では、上記単位を1バイト、上記ユニークコー
ドを&HFF(&Hは16進数を表すものとする。以下
同様)とした場合を例に説明する。
【0029】記憶回路5にはパケット生成回路1にて生
成されたMPEG2−TSパケットが、19.39Mb
it/sの速度で書き込まれる。一方、伝送速度が4
4.736Mbit/sのDS3回線4にこのMPEG
2−TSパケットを載せるために、記憶回路5からデー
タを読み出す際、そのまま44.736Mbit/sの
速度で読み出すと、伝送速度の違いから記憶回路5のデ
ータがアンダーフローを起こす。従って、セレクタ8は
データの読み出し時には、記憶回路5の蓄積状態を示す
ステータスによって、記憶回路5から読み出すかフィラ
ー生成回路6から読み出すかを、蓄積状態検出回路7か
らの制御情報を用いて適宜選択する。すなわち、蓄積状
態検出回路7では記憶回路5に記憶されているMPEG
2−TSのデータ量を計算し、その結果によって蓄積状
態を示す制御情報をセレクタ8に出力し、セレクタ8は
その制御情報に応じて、記憶回路5またはフィラー生成
回路6のいずれより読み出しを行うかを決定する。
【0030】ここで、図2は記憶回路5に対して、1ビ
ットのデータの書き込みもしくは読み出しが行われた際
の、蓄積状態検出回路7における処理の手順を示すフロ
ーチャートである。ただし、図中のnは前記単位のビッ
ト数を示しており、カウンタaは記憶回路5に格納され
ているデータのビット数を計数するもの、カウンタbは
連続した読み出しの回数を計数するものである。
【0031】なお、この処理は通常、ステップST1に
おいて、記憶回路5への書き込みまたは読み出しの割り
込みが発生するのを待っている割り込み待ちの状態にあ
り、1ビットのデータが書き込みあるいは読み出しが行
われるたびに、割り込みが発生してスタートする。記憶
回路5に対する書き込みが発生した場合には、処理はス
テップST2に移る。ステップST2では記憶回路5に
格納されているデータのビット数を計数しているカウン
タaの値をインクリメントする。次にステップST3に
進み、連続した読み出しの回数を計数しているカウンタ
bの値が前記単位のビット数nに等しいか否かを判定す
る。
【0032】この判定が行われるのは、カウンタbの値
が所定の単位のビット数n(1バイトを単位とした場合
にはn=8)の時は、連続したnビットのデータの出力
が終わった直後なので、セレクタ8の入力を切り替える
ことができるが、それ以外の場合は上記単位分の途中の
ビットを出力中であるために、セレクタ8の入力を切り
替えられないからである。ステップST3による判定の
結果、カウンタbの値がn以外であればステップST1
に戻って割り込み待ちの状態に遷移し、nであればステ
ップST8に移行する。
【0033】一方、ステップST1の割り込み待ちの状
態で、記憶回路5に対する読み出しが発生すると、処理
はステップST4に移る。ステップST4ではカウンタ
aの値をデクリメントし、次いでステップST5でカウ
ンタbの値をインクリメントする。次にステップST6
において、ステップST3と同様にカウンタbの値がn
に等しいか否かを判定する。ステップST6による判定
の結果、カウンタbの値がn以外であればステップST
1に戻って割り込み待ちの状態に遷移し、nであればス
テップST7においてカウンタbに0を代入してクリア
した後、ステップST8に移行する。
【0034】ステップST8ではカウンタaの値とnの
比較を行う。カウンタaの値がnより小さければ、前記
単位のビット数分のデータが記憶回路5に記憶されてお
らず、記憶回路5のデータをDS3回線4に送出するこ
とができないため、ステップST9においてセレクタ8
の入力をフィラー生成回路6側に設定する。一方、カウ
ンタaの値がn以上であればステップST10に進み、
セレクタ8の入力を記憶回路5側に設定する。これらス
テップST9もしくはステップST10の処理が終了す
ると、ステップST1に戻って割り込み待ちの状態に遷
移する。
【0035】以上の動作によって、記憶回路5において
アンダーフローを起こすことなくデータの読み出しを行
うことが可能となる。
【0036】ここで、図3は&HD7および&H93と
いう2バイトのデータを、MPEG2−TSに載せてD
S3回線4上で通信する際の時間関係を示すタイミング
図であり、図3(a)はDS3回線4上に流れるデータ
を、図3(b)はMPEG2−TSを、図3(c)は記
憶回路5に記憶されている蓄積データ量の時間推移をそ
れぞれ表している。なお、図3(a)および図3(b)
においては、上段にデータを16進表現したもの示して
おり、下段にそのビット列を、 “0”を ローレベル
で、“1”をハイレベルでそれぞれ表したものを示して
いる。また、図3(c)において、縦軸は蓄積データ量
を表しており、この実施の形態1においては、nはn=
8としている。また横軸は時間を表し、これは図3
(a)および図3(b)と同一の時間軸である。
【0037】なお、図3(a)および図3(b)の下段
に示されているビット列の並びにおいて、実線または破
線で表された縦の線は、それぞれが記憶回路5に対する
読み出しおよび書き込みがおこる時刻を示している。こ
の中でも特に、時刻t1,t2,・・・,t6は、ステ
ップST6においてカウンタb=nと判定されるタイミ
ングである。時刻t1,t2,・・・,t6から読み込
みクロックの1周期分の時間内においてのみ、セレクタ
8の入力を切り替えることが可能である。
【0038】時刻t1および時刻t2においては、カウ
ンタaの計数値で表される記憶回路5に記憶されている
データがn(n=8)ビットに満たないため、ステップ
ST8においてセレクタ8の入力がフィラー生成回路6
側に設定され、DS3回線4上にはフィラーを表す&H
FFが出力される。また、時刻t3においては、カウン
タaの計数値が8以上となるため、ステップST10に
おいてセレクタ8の入力が記憶回路5側に設定され、セ
レクタ8は記憶回路5に記憶されているデータの最初の
8ビットである&HD7をDS3回線4上に出力する。
この&HD7のデータが出力されたことによって、時刻
t4においては記憶回路5のデータ量が8ビットに満た
なくなるため、セレクタ8の入力はフィラー生成回路6
側に設定されて、&HFFがDS3回線4に出力され
る。次に、時刻t5においては、再度カウンタaの計数
値が8以上になるため、セレクタ8は記憶回路5にその
時記憶されているデータの、先頭から8ビットである&
H93をDS3回線4上に出力する。
【0039】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、任意に設定した所定の単位(例えば1バイト)分の
ビットがDS3回線4に出力されるたびに、その時点で
の記憶装置5の記憶量によって、データを送出するかフ
ィラーを送出するかを切り替えるように構成にしている
ので、伝送路(DS3回線4)の伝送速度より低速な任
意の速度でデータを転送することが可能となり、また、
データの伝送速度によって固定的なフレームフォーマッ
トなどを決める必要がなく、多様な伝送速度に柔軟に対
応することが可能になるばかりか、送出単位を小さく設
定できるため、ゆらぎが発生しにくくなるなどの効果が
得られる。
【0040】実施の形態2.なお、上記実施の形態1で
は、MPEG2−TSに載せるデータがある小さなサイ
ズ(1バイト)を単位として扱われ、当該単位の大きさ
のシステム上には存在しないユニークコードをフィラー
とした場合について説明したが、ユニークコード長を拡
張し、それによって生成されたユニークコードをフィラ
ーとして用いるようにしてもよい。ここでは、上記単位
を188バイトのMPEG2−TSと同じサイズ、すな
わち、n=188×8=1504ビットとした場合につ
いて説明する。
【0041】この実施の形態2によるデータ通信方法で
は、実施の形態1の場合と比較して所定の単位のビット
数nの値が大きくなり、それに伴って記憶回路5の記憶
容量を大きくする必要があるが、処理の手順は図2に示
した実施の形態1の場合と同様である。ただし、ステッ
プST3、ステップST6およびステップST8におい
てはnを1504として処理を行う。このように、ユニ
ークコード長を1504ビットに拡張することによっ
て、実施の形態1に示した8ビットの場合に比べて、ユ
ニークコードが存在する確率ははるかに高いものとな
る。
【0042】ここで、図4はMPEG2−TSにデータ
を載せてDS3回線4上で通信する際の時間関係を示す
タイミング図であり、図4(a)はDS3回線4上に流
れるデータを、図4(b)はMPEG2−TSを、図4
(c)は記憶回路5に記憶されている蓄積データ量の時
間推移をそれぞれ表している。この図4(c)におい
て、縦軸は蓄積データ量、横軸は時間を表しており、こ
の時間軸は図4(a)および図4(b)と同一の時間軸
である。
【0043】この場合、時刻T1,T2,・・・,T6
は図2のステップST6においてカウンタb=n(15
04)と判定されるタイミングである。時刻T1および
時刻T2においては、記憶回路5に記憶されているデー
タが1504ビットに満たないため、DS3回線4には
フィラーが送出される。また、時刻T3においては、カ
ウンタaが1504ビット以上となるため、記憶回路5
に記憶されているデータ1のTSパケットがDS3回線
4上に出力される。時刻T4においては、このデータ1
の出力によって記憶回路5のデータ量が1504ビット
に満たなくなるため、DS3回線4にはフィラーが出力
される。時刻T5においては、記憶回路5のデータ量が
1504ビット以上になるため、記憶回路5に記憶され
ているデータ2のTSパケットがDS3回線4上に出力
される。
【0044】上記の例は、記憶回路5にフィラーと同じ
長さのデータが記憶されるまでデータの送出を行わず、
またデータの送出の際には一度にフィラーと同じ長さの
データを連続して出力する場合について示したが、フィ
ラーの長さに関わらず、任意の長さのデータを任意のタ
イミングで送出することも可能である。図5はそのよう
な場合のデータの送信を示す説明図であり、図5(a)
はフィラーと同じ長さのデータのみを送出する場合を、
図5(b)はフィラーの長さとは無関係に、任意の長さ
のデータを送出する場合を示している。
【0045】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、ユニークコード長を長くすることによって、ユニー
クコードが存在する確率が高くなり、より多くのシステ
ムに適用可能になるという効果が得られる。
【0046】実施の形態3.また、上記実施の形態1お
よび実施の形態2では、いずれもユニークコードが存在
することを前提としているが、ユニークコードが存在し
ないシステムにもこの発明を適用することは可能であ
る。この実施の形態3はそのようなユニークコードが存
在しないシステムにおけるデータ通信方法を実現するも
のである。
【0047】ここで、上記実施の形態1および実施の形
態2において、DS3回線4に送出されるフィラーがユ
ニークコードでない場合、送信データ中にフィラーと同
じコードが含まれることになる。従って、受信側ではフ
ィラーとデータを区別することができなくなる。この実
施の形態3においては、送信側でフィラーを挿入するタ
イミングを制御することによって、フィラーと同一コー
ドのデータを送信することを可能にしている。
【0048】図6はこの発明の実施の形態3によるデー
タ通信方法において、フィラーと同一コードのデータを
送信する際のフィラーの挿入を示す説明図である。な
お、図6(a)は送信するデータを、図6(b)はフィ
ラーをそれぞれ表しており、図6(c)は受信側で送信
データを正常に再現することが不可能なタイミングでフ
ィラーを挿入した例、図6(d)は受信側で送信データ
を正常に再現することが可能なタイミングでフィラーを
挿入した例をそれぞれ表している。
【0049】図6(a)に示す&H456789ABC
DEF0123という8バイトのデータを、図6(b)
に示す&HABCDEFという3バイトのフィラーを用
いて伝送する場合、図6(c)に示すように、当該フィ
ラーを図6(a)のデータ中に存在する&HABCDE
Fの前に挿入すると、伝送するビット列に&HABCD
EFというコードが2つ存在して、その双方がフィラー
として認識されてしまう。従って、データ中に含まれる
&HABCDEFというコードは結果的に伝送されなく
なる。このことは、フィラーをデータ中の&HABCD
EFの後ろ、あるいはデータ中の&H456789の
間、もしくは&H0123の間に挿入した場合に置いて
も同様である。
【0050】そこで、この実施の形態3においては、図
6(d)に示すように、データ中のフィラーと同一コー
ドである&HABCDEFというコードの&HABと&
HCDとの間にフィラーを挿入し、入れ子にして伝送し
ている。このように、フィラーと同一のコードのデータ
を送出するときには、当該データの間にフィラーを入れ
子(図示の例では&HABABCDEFCDEF)にし
て伝送しているため、伝送されるビット列には&HAB
CDEFというコードは一つしか存在しない。従って、
受信側では送信データと同じ&H456789ABCD
EF0123が受信される。なお、フィラーをデータ中
の&HCDと&HEFとの間に挿入するようにしても、
同様に伝送されるビット列には&HABCDEFという
コードは一つしか存在しなくなる。
【0051】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、任意のコードをフィラーとして用い、フィラーと同
一内容のデータを送信する際には、データにフィラーを
入れ子にしているので、ユニークコードが存在しないシ
ステムにおいても、伝送路(DS3回線4)の伝送速度
より低速な、任意の速度のデータを通信することが可能
になるという効果が得られる。
【0052】実施の形態4.なお、上記実施の形態3に
おいては、フィラーと同一内容のデータを送出する際
に、フィラーを当該データに入れ子にして伝送するもの
について説明したが、伝送路をある一定の長さの区間に
分割して取り扱うようにしても、ユニークコードが存在
しないシステムへの適用は可能である。実施の形態4は
そのようなこの発明のデータ通信装置に関するものであ
る。
【0053】ここで、上記伝送路を一定の長さに分割し
た区間が所定の単位1つで表現できる長さより短い場
合、その区間内にユニークコードが必ず存在する。今、
この区間に含まれるビット数をm、前記単位のビット数
をnとすると、m/n<2nであれば、当該区間内にお
いてユニークコードが存在する。例えば、上記区間の長
さを255バイト、単位を1バイトとすると、255×
8/8=255<256=28 であるため、255バ
イトの区間内にはユニークな1バイト長のコードが必ず
存在する。このユニークコードをフィラーとして、伝送
路上または伝送路外の余剰な帯域の決められた位置に配
置することによって、データとフィラーの区別が可能と
なる。
【0054】図7はそのようなこの発明の実施の形態4
によるデータ通信装置の構成を示すブロック図であり、
相当部分には図1と同一符号を付してその説明を省略す
る。図において、9は伝送路(DS3回線4)を一定の
長さに分割した区間の終わりに、その時点で記憶回路5
に記憶されているデータの中から、当該区間内に存在し
ないユニークコードを検索して、得られたユニークコー
ドをフィラー生成回路6に送出する検索回路である。ま
た、フィラー生成回路6はビット列をマッピングしない
領域にマッピングするフィラーを生成する際に、上記検
索回路9の検索したユニークコードをフィラーとしてセ
レクタ8に送出している点で、図1に同一符号を付した
ものとは異なっている。
【0055】次に動作について説明する。ここで、図8
は記憶回路5に対して、1バイトのデータの書き込みも
しくは読み出しが行われた際の、蓄積状態検出回路7に
おける処理の手順を示すフローチャートである。ただ
し、図中のmは上記区間のバイト数を表しており、カウ
ンタcは記憶回路5に格納されているデータのバイト数
の係数を、カウンタdは出力中の区間において出力すべ
きデータの残りバイト数の係数を、カウンタeは出力中
の区間において出力済みのデータまたはフィラーのバイ
ト数の係数をそれぞれ行うものである。
【0056】なお、この処理は通常ステップST11に
おいて、記憶回路5への書き込みまたは読み出しの割り
込みが発生するのを待っている割り込み待ちの状態にあ
り、1バイトのデータが書き込みあるいは読み出しが行
われるたびに、割り込みが発生してスタートする。記憶
回路5に対する書き込みが発生すると、処理はステップ
ST12に移る。このステップST12では、記憶回路
5に格納されているデータのバイト数を計数しているカ
ウンタcの値をインクリメントした後、そのままステッ
プST11に戻って割り込み待ちの状態となる。
【0057】一方、ステップST11の割り込み待ちの
状態にあるとき、記憶回路5への読み出しが発生する
と、処理はステップST13に移行して、カウンタcの
値をデクリメントする。次に、ステップST14におい
て、出力中の区間において出力すべきデータの残りバイ
ト数を計数しているカウンタdの計数値が0であるか否
かを判定する。これは、現在出力中の区間において出力
すべきデータが、全て出力されているか否かを判定する
ためである。判定の結果、このカウンタdが0でなけれ
ば、まだ出力すべきデータが残っているので、ステップ
ST15にてこのカウンタdをデクリメントし、さらに
ステップST16において、セレクタ8の入力を記憶回
路5側に設定する。なお、ステップST14にてカウン
タdが0になっていると判定された場合には、ステップ
ST17においてセレクタ8の入力をフィラー生成回路
6側に設定する。
【0058】これらステップST16あるいはステップ
ST17の処理が終了すると、処理はステップST18
に移行する。ステップST18では、出力中の区間にお
いて出力済みのデータまたはフィラーのバイト数を計算
しているカウンタeの計数値がm未満であるか否かを判
定する。これは、出力中の区間において出力済みのデー
タまたはフィラーのバイト数がmになった時には、1つ
の区間が終了しているため、次の区間で用いるユニーク
コードを計算する必要があるからである。判定の結果、
このカウンタeの計数値がmになれば、すなわちm未満
でなければ、その区間の出力は終了したので、まずステ
ップST19において、このカウンタeに0を代入して
クリアする。次にステップST20において、その時の
カウンタcの計数値をカウンタdに代入する。次にステ
ップST21において、検索回路9にその区間における
ユニークコードを検索するように指示を出した後、ステ
ップST11に戻って割り込み待ちの状態に遷移する。
【0059】一方、ステップST18において、カウン
タeの計数値がm未満であると判定された場合には、そ
の区間の出力はまだ終了していないので、処理はステッ
プST22に移る。ステップST22ではカウンタeを
インクリメントし、その後ステップST11に戻って割
り込み待ちの状態となる。
【0060】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、一定区間ごとにユニークなコードを検索し、それを
フィラーとして用いているので、システム上、ユニーク
コードが存在しない場合でも、伝送路(DS3回線4)
の伝送速度より低速な任意の速度のデータを通信するこ
とが可能になるという効果が得られる。
【0061】実施の形態5.また、上記実施の形態4で
は、ユニークコードを検索する範囲を一定の長さを持つ
区間としていたが、その範囲をフレームまたはサブフレ
ームとするようにしてもよい。なお、この実施の形態5
では、そのユニークコードを検索する範囲をサブフレー
ムとしたものについて説明する。
【0062】伝送路として想定しているDS3回線は、
44.736Mbit/sの帯域があり、図9に示すよ
うな、ANSI T1.107によるフレームフォーマ
ットが定められている。DS3は4760ビットのビッ
ト列を1フレームとし、各フレームはそれぞれが680
ビットずつの7つのブロック(以下サブフレームと呼
ぶ)に区切られて、さらに各サブフレームは85ビット
ずつの8つのブロックに区切られている。そして、図示
のように、1フレームに56ビット(1ブロックにつき
1ビットずつ)のオーバヘッドビットがあり、実際にデ
ータを載せることができるのは1サブフレームにつき6
72ビット、1フレームにつき4704ビットになる。
【0063】実施の形態5では、このサブフレームを上
記一定の長さを持つ区間に相当するものとして考える。
サブフレームは前述のように84バイトの情報量を有し
ているが、ここでは、フィラーをこのサブフレームの先
頭に配置して伝送することとする。そのため、データの
伝送に使用できる情報量は、各サブフレームにつき83
バイトとなる。このようなサブフレーム上に19.39
Mbit/sのMPEG2−TSパケットを載せると、
84×(19.39/44.736)=36.4より、
1サブフレームにつき36バイトないし37バイトのデ
ータを載せることができる。この約36バイトのデータ
の中でユニークなコードを検索回路9にて検索し、それ
をフィラーとしてサブフレームの先頭、および伝送すべ
きデータが存在しない位置に埋め込む。
【0064】このように、この実施の形態5によれば、
ユニークコードを検索する範囲がサブフレームとなるた
め、受信側ではサブフレーム単位でデータを処理すれば
済むため、受信側の回路を簡素化することが可能になる
という効果がえられる。
【0065】なお、上記説明では、ユニークコードを検
索する範囲をサブフレームとしたものについて示した
が、このユニークコードを検索する範囲をフレームとし
てもよく、サブフレームとした場合と同様の効果を奏す
る。
【0066】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ビッ
ト列をそれより大きな伝送速度の伝送路にて伝送する際
に、伝送路のビット列がマッピングされない領域に、無
効なデータによるフィラーをマッピングするように構成
したので、伝送路の伝送速度より低速な任意の速度でデ
ータを転送することができ、またデータの伝送速度によ
って固定的なフレームフォーマットなどを決める必要が
なくなって、多様な伝送速度に柔軟に対応することが可
能なデータ通信方法が得られる効果がある。
【0067】また、この発明によれば、フィラーとし
て、ビット列にはシステム上存在しないユニークコード
を用いるように構成したので、送出単位を小さく設定す
ることが可能となり、ゆらぎが発生しにくいデータ通信
方法が得られるという効果がある。
【0068】また、この発明によれば、ユニークコード
長の拡張によって生じたユニークコードをフィラーとし
て用いるように構成したので、ユニークコードが存在す
る確率が高くなり、より多様なシステムへの適用が可能
になるという効果がある。
【0069】また、この発明によれば、フィラーとして
任意のコードを用い、そのフィラーと同一内容のデータ
を送出する際は、当該データにフィラーを入れ子にして
伝送するように構成したので、フィラーと同一内容のデ
ータとフィラーとの識別が可能となり、ユニークコード
が存在しないシステムにおいても、伝送路の伝送速度よ
りも低速な任意の速度のデータの通信が可能になるとい
う効果がある。
【0070】また、この発明によれば、伝送路を所定の
単位で表現できる長さより短い、時間的に一定の長さの
区間に分割して、その区間内に存在しないユニークコー
ドをフィラーとし、そのフィラーを伝送路のビット列を
マッピングしない領域にマッピングするように構成した
ので、システム上ユニークコードが存在しないような場
合でも、上記区間内にはユニークコードが存在するた
め、それをフィラーとしてマッピングすることによっ
て、ユニークコードが存在しないシステムにおいても、
伝送路の伝送速度より低速な任意の速度のデータの通信
が可能になるという効果がある。
【0071】また、この発明によれば、分割された区間
を、伝送路のフレームあるいはサブフレームとするよう
に構成したので、ユニークコードの検索範囲がフレーム
またはサブフレームとなるため、受信側のデータ処理は
フレームまたはサブフレーム単位で行えばよく、受信側
の装置構成を簡略化できるという効果がある。
【0072】また、この発明によれば、ビット列生成回
路の生成したビット列を記憶回路に記憶させ、この記憶
回路の記憶データとフィラー生成回路の生成したフィラ
ーの一方を、蓄積状態検出回路が検出した記憶回路の蓄
積状態によって切り替えられるセレクタによって選択す
るように構成したので、データを送出するかフィラー送
出するかを、データ出力時点での記憶装置の蓄積データ
量によって切り替えることができるようになるため、伝
送路の伝送速度より低速な任意の速度でのデータ転送が
可能となり、また、データの伝送速度によって固定的な
フレームフォーマットなどを決める必要がなくなって、
多様な伝送速度に柔軟に対応することができ、さらに、
送出単位を小さく設定可能となるため、ゆらぎの発生を
抑えることができるデータ通信装置が得られるという効
果がある。
【0073】また、この発明によれば、分割された一定
の区間の終了時点で記憶回路に記憶されているデータの
中から、検索回路が検索したユニークコードを、フィラ
ーとしてフィラー生成回路よりセレクタに送出するよう
に構成したので、システム上ユニークコードが存在しな
いような場合でも、その一定の区間内には存在するユニ
ークコードをフィラーとしてマッピングすることによっ
て、ユニークコードが存在しないシステムにおいても、
伝送路の伝送速度より低速な任意の速度のデータの通信
が可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるデータ通信装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】 上記実施の形態1における蓄積状態検出回路
による処理の手順を示すフローチャートである。
【図3】 上記実施の形態1における、MPEG2−T
Sにデータを載せてDS3回線上を通信する際の時間関
係を示すタイミング図である。
【図4】 この発明の実施の形態2における、MPEG
2−TSにデータを載せてDS3回線上を通信する際の
時間関係を示すタイミング図である。
【図5】 上記実施の形態2における任意の長さのデー
タを任意のタイミングでの伝送を示す説明図である。
【図6】 この発明の実施の形態3におけるフィラーの
挿入を示す説明図である。
【図7】 この発明の実施の形態4によるデータ通信装
置の構成を示すブロック図である。
【図8】 上記実施の形態4における蓄積状態検出回路
による処理の手順を示すフローチャートである。
【図9】 この発明の実施の形態5におけるDS3回線
のフレームフォーマットを示す説明図である。
【図10】 従来のデータ通信装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図11】 MPEG over ATMのフォーマッ
トを示す説明図である。
【図12】 DS3回線に送出されるPLCPフレーム
の構造を示す説明図である。
【符号の説明】
1 パケット生成回路(ビット列生成回路)、4 DS
3回線(伝送路)、5記憶回路、6 フィラー生成回
路、7 蓄積状態検出回路、8 セレクタ、9検索回
路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K028 AA01 AA03 AA07 KK32 MM17 NN52 RR03 SS24 5K030 GA02 GA05 HA08 HA10 HB01 HB02 HB13 HC04 HC14 JA05 JA07 KA03 KA19 LA07 LB14 5K034 AA03 AA11 CC03 CC05 CC06 EE10 EE11 EE13 FF02 HH01 HH05 HH07 HH12 HH16 HH17 HH21 HH37 HH50 MM08 MM14 MM25 MM30 PP08 5K047 AA06 AA16 BB11 BB15 BB16 CC01 DD01 DD02 GG47 HH44 LL01 LL10 MM24

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の伝送速度のビット列によるデータ
    を、前記ビット列の伝送速度より大きい伝送速度を有す
    る伝送路によって伝送するデータ通信方法において、 前記伝送路の前記ビット列がマッピングされない領域
    に、無効なデータによるフィラーをマッピングすること
    を特徴とするデータ通信方法。
  2. 【請求項2】 ビット列がマッピングされない領域にマ
    ッピングするフィラーとして、前記ビット列にはシステ
    ム上存在しないユニークコードを用いることを特徴とす
    る請求項1記載のデータ通信方法。
  3. 【請求項3】 ビット列にはシステム上存在しないユニ
    ークコードを、ユニークコード長を拡張することによっ
    て生じさせ、 生じた前記ユニークコードをフィラーとして用いること
    を特徴とする請求項2記載のデータ通信方法。
  4. 【請求項4】 フィラーとして任意のコードを用い、 前記フィラーと同一内容のデータを送出する際には、当
    該データに前記フィラーを入れ子にして伝送することを
    特徴とする請求項1記載のデータ通信方法。
  5. 【請求項5】 所定の伝送速度のビット列によるデータ
    を、前記ビット列の伝送速度より大きい伝送速度を有す
    る伝送路によって伝送するデータ通信方法において、 前記伝送路を所定の単位で表現できる長さよりも短い、
    時間的に一定の長さの区間に分割し、 前記区間内に存在しないユニークコードをフィラーとし
    て用い、 前記伝送路の前記ビット列がマッピングされない領域
    に、前記フィラーをマッピングすることを特徴とするデ
    ータ通信方法。
  6. 【請求項6】 伝送路を時間的に一定の長さに分割した
    区間を、当該伝送路のフレームあるいはサブフレームと
    したことを特徴とする請求項5記載のデータ通信方法。
  7. 【請求項7】 伝送路に送出するデータのビット列を生
    成するビット列生成回路と、 前記ビット列生成回路にて生成されたビット列を記憶す
    る記憶回路と、 前記ビット列がマッピングされない領域にマッピングす
    る、無効なデータによるフィラーを生成するフィラー生
    成回路と、 前記記憶回路の蓄積状態を検出し、それに基づいて制御
    情報を出力する蓄積状態検出回路と、 前記蓄積状態検出回路からの制御情報をもとに、前記記
    憶回路から出力されるデータ、もしくは前記フィラー生
    成回路から出力されるフィラーの一方を選択するセレク
    タとを備えたデータ通信装置。
  8. 【請求項8】 伝送路を時間的に一定の長さに分割した
    区間の終わりに、その時点で記憶回路に記憶されている
    データより、当該区間内に存在しないユニークコードを
    検索する検索回路を設け、 フィラー生成回路が、前記検索回路の検索したユニーク
    コードをフィラーとしてセレクタに送出するものである
    ことを特徴とする請求項7記載のデータ通信装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007503177A (ja) * 2003-05-26 2007-02-15 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション ネットワークを介してメディア・データを送信するための方法および送受信装置
US7522633B2 (en) 2002-12-25 2009-04-21 Nec Corporation Transmission system for efficient transmission of protocol data

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