JP4110202B1 - 車両用ホイール及び車両用タイヤの組立方法 - Google Patents

車両用ホイール及び車両用タイヤの組立方法 Download PDF

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Abstract

【課題】リムに開口部を形成したことによる車両用ホイール本体の強度の低下を補うことができると共に、確実に空気室を密閉状態に保つことができる車両用ホイールを提供する。
【解決手段】リムに開口部を有する車両用ホイール本体2と、開口部を閉塞する蓋部3とを備える車両用ホイール1において、蓋部は、開口部4と嵌合する嵌合部5と、嵌合部に連設されると共に、車両用ホイール本体の内側に位置して開口部の周辺領域のうち補強を必要とする箇所の少なくとも一部を被覆する補強部6とを備え、かつ、補強部6が車両用ホイール本体2に固着可能に構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は車両用ホイール及び車両用タイヤの組立方法に関する。詳しくは、開口部を有する車両用ホイール本体若しくはリム領域が開口された枠状の車両用ホイール本体を備える車両用ホイール及びこうした車両用ホイールを利用した車両用タイヤの組立方法に係るものである。
従来より、内圧低下時に車両用タイヤを内側から支える環状の支持体を車両用ホイール本体のリム上に装着することが提案されているが(例えば、特許文献1参照。)、この様な支持体はそのままの形状では車両用タイヤ内に挿入することが困難であり、また、リムフランジを乗り越えることができないので、通常は複数の分割片から構成された支持体を利用し、分割片を車両用タイヤの内部で組み立てることで車両用ホイール本体のリム上に支持体を装着している。
しかし、支持体を分割したとしても、車両用ホイール本体と車両用タイヤの隙間から分割片を車両用タイヤ内に挿入するのは極めて困難である。
また、車両用タイヤ内に所定の計器等を配置することによって、車両用タイヤの高機能化が実現することが知られている。
こうした観点から、車両用ホイール本体に開口部を形成するという技術が提案されており、例えば特許文献2では、車両用ホイール本体に穴を形成し、かかる穴をネジで塞ぐといった技術が提案されている。
特開2001−239814号公報 特開2003−285602号公報
ところで、車両用ホイール本体に開口部を形成した場合には、車両用ホイール本体の強度の低下は避けられず、特に開口部周辺の強度は著しく低下するものと考えられることに鑑みると、車両用ホイール本体に形成した穴をネジで塞ぐというのみでは、開口部を形成したが故に生じる車両用ホイール本体の強度の低下が原因となって安全な走行に支障をきたす恐れがある。
また、一般に車両用ホイール本体は比較的薄い部材によって構成されていることが多く、こうした薄い部材によって構成されている車両用ホイール本体に対して単にネジで留めることで穴を閉塞するという特許文献2に記載の技術では、車両用ホイール本体へのネジの固着が充分ではなく、空気室を密閉状態に保つことが困難である。そして、空気室を密閉状態に保たなければならない点を考慮すると、空気室を密閉状態に保つことが困難となるが故に、特許文献2に記載の技術では、小さな開口部を形成するのが精一杯であり、手や工具が入る程度の大きな開口部を形成することは現実的には極めて難しい。
本発明は以上の点に鑑みて創案されたものであって、開口部を形成したことによる車両用ホイール本体の強度の低下を補うことができると共に、確実に空気室を密閉状態に保つことが可能である車両用ホイール及びこうした車両用ホイールを用いた車両用タイヤの組立方法を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、本発明に係る車両用ホイールでは、リムに開口部を有する車両用ホイール本体と、前記開口部を閉塞する蓋部とを備える車両用ホイールにおいて、前記蓋部は、前記開口部と嵌合する嵌合部と、該嵌合部と連設されると共に、前記車両用ホイール本体の内側に位置し、前記開口部の周辺領域のうち補強を必要とする箇所の少なくとも一部を被覆する補強部とを備え、該補強部が前記車両用ホイール本体に固着可能に構成されている。
また、本発明に係る車両用ホイールでは、リム領域が開口された枠状の車両用ホイール本体と、該車両用ホイール本体のリム領域の開口部を閉塞する蓋部とを備える車両用ホイールにおいて、前記蓋部は、前記開口部と嵌合する嵌合部と、該嵌合部と連設されると共に、前記車両用ホイール本体の内側に位置し、前記開口部の周辺領域のうち補強を必要とする箇所の少なくとも一部を被覆する補強部とを備え、該補強部が前記車両用ホイール本体に固着可能に構成されている。
ここで、補強部が開口部の周辺領域のうち補強を必要とする箇所の少なくとも一部を被覆することによって、開口部を形成したことによる車両用ホイール本体の強度の低下を補うことができる。即ち、補強部によって開口部の周辺領域の厚みを増加させることができ、厚みを増加させることによって車両用ホイール本体の強度の低下を補うことができるのである。
なお、車両用ホイール本体を構成する材料自体の厚さを増加させることによっても、開口部を形成したことによる車両用ホイール本体の強度の低下を補うことができると考えられるものの、車両用ホイール本体の全体の厚さを増加させた場合には、車両用ホイール本体の重量増加を招いてしまうために、かかる方法は妥当であるとは言い難い。
また、補強部が車両用ホイール本体と固着可能に構成されているために、空気室の密閉度を充分に確保することが可能となる。即ち、車両用ホイール本体を被覆している補強部と車両用ホイール本体とで両者を固着するために、開口部の側面にネジ山を形成し、かかる開口部にネジを螺合して開口部を閉塞する方法と比較すると、強固な固着が実現し、空気室の密閉度を充分に確保することが可能となる。
また、上記の目的を達成するために、本発明に係る車両用タイヤの組立方法では、リムに開口部を有する車両用ホイール本体と、前記開口部と嵌合する嵌合部と、該嵌合部と連設された補強部を有する蓋部とを備える車両用ホイールを用いた車両用タイヤの組立方法であって、前記車両用ホイール本体に車両用タイヤ本体を装着する工程と、前記車両用タイヤ本体が装着された前記車両用ホイール本体の内側から前記開口部に前記嵌合部を嵌合させることで、前記開口部の周辺領域のうち補強を必要とする箇所の少なくとも一部を被覆した状態で前記開口部を閉塞する工程と、前記車両用ホイール本体に前記補強部を固着する工程とを備える。
また、本発明に係る車両用タイヤの組立方法では、リム領域が開口された枠状の車両用ホイール本体と、該車両用ホイール本体のリム領域の開口部と嵌合する嵌合部と、該嵌合部と連設された補強部を有する蓋部とを備える車両用ホイールを用いた車両用タイヤの組立方法であって、前記車両用ホイール本体に車両用タイヤ本体を装着する工程と、前記車両用タイヤ本体が装着された前記車両用ホイール本体の内側から前記開口部に前記嵌合部を嵌合させることで、前記開口部の周辺領域のうち補強を必要とする箇所の少なくとも一部を被覆した状態で前記開口部を閉塞する工程と、前記車両用ホイール本体に前記補強部を固着する工程とを備える。
ここで、車両用タイヤ本体が装着された車両用ホイール本体の内側から開口部に嵌合部を嵌合させることで、開口部の周辺領域のうち補強を必要とする箇所の少なくとも一部を被覆した状態で開口部を閉塞することによって、開口部を形成したことによる車両用ホイール本体の強度の低下を補うことができる。即ち、補強部によって開口部の周辺領域の厚みを増加させることができ、厚みを増加させることによって車両用ホイール本体の強度の低下を補うことができるのである。
また、車両用ホイール本体に補強部を固着することによって、空気室の密閉度を充分に確保することが可能となる。即ち、車両用ホイール本体を被覆している補強部と車両用ホイール本体とで両者を固着することによって、開口部の側面にネジ山を形成し、かかる開口部にネジを螺合して開口部を閉塞する方法と比較すると、強固な固着が実現し、空気室の密閉度を充分に確保することが可能となる。
本発明を適用した車両用ホイール及び車両用タイヤの組立方法では、開口部を形成したことによる車両用ホイール本体の強度の低下を補うことができると共に、確実に空気室の密閉状態を保つことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
図1は本発明を適用した車両用ホイールの一例を説明するための模式図であり、ここで示す車両用ホイール1は、車両用ホイール本体2と蓋部3から構成されている。
上記した車両用ホイール本体2には、リムに円形状の開口部4が形成されると共に、開口部の周辺領域(図中符号Aで示す領域)が肉厚となる様に構成されている。また、蓋部3は、開口部と同一の径を有する円形状であり同開口部と嵌合する嵌合部5と、この嵌合部5の車両用ホイール本体2の中心側(以下、「嵌合部の基端側」と称する。)に連設された補強部6を有している。
なお、嵌合部5の車両用ホイール本体2の中心側の反対側(以下、「嵌合部の先端側」と称する。)は、嵌合部の基端側よりも径の小さな円形状をなしており、嵌合部5の側面はテーパー形状をなしている。また、嵌合部の基端側から連設された補強部6は、車両用ホイール本体2の周回方向と45度の角度をなす4方向に延伸して形成されている。更に、補強部6を車両用ホイール本体2にボルト等の締結具(図示せず)を用いて固着することによって、車両用ホイール本体2と蓋部3とを固着している。
ここで、本実施例では円形状の開口部4が形成された車両用ホイールを例に挙げて説明を行なっているが、車両用ホイール本体2に形成される開口部4の形状は必ずしも円形状である必要はなくいかなる形状であっても良い。但し、車両用ホイール本体に開口部を形成した場合には開口部を形成しない場合よりも開口部を起点として亀裂が発生する可能性が高まることとなり、こうした亀裂の発生を抑制するためには応力が集中し難くなる開口部の構成とすることが効果的であると考えられ、即ち、開口部を円形状や楕円形状とすることが効果的であると考えられるために、円形状や楕円形状の開口部を形成する方が好ましい。なお、応力の集中点をできる限り抑制するという観点からは、楕円形状よりも円形状である方がより好ましいと考えられる。
また、本実施例では開口部4の周辺領域が肉厚となる様に構成されているが、開口部の周辺領域を肉厚となる様に構成しなくても充分な強度を保つことができるのであれば、必ずしも開口部の周辺領域が肉厚となる様に構成される必要は無い。但し、車両用ホイール本体2に開口部4を形成した場合には車両用ホイール本体2の強度が低下すると考えられ、特に、開口部周辺の強度の低下が懸念されるために、開口部の周辺領域が肉厚となる様に構成された方が好ましい。なお、開口部の周辺領域の強度低下を抑制する方法としては、開口部の周辺領域が肉厚となる様に構成する方法の他に、開口部の周辺領域の表面を凹凸状に構成するといった方法が考えられる。
更に、補強部6は開口部4の周辺領域の少なくとも一部を被覆していれば充分であり、必ずしも嵌合部基端側から車両用ホイール本体2の周回方向と45度の角度をなす方向に延伸して形成される必要はないものの、車両用ホイール本体2に開口部4を形成したことによる車両用ホイール本体2の強度の低下を補完するためには、車両用ホイール本体2の周回方向と所定の角度(但し、0度や90度を除く)をなす方向に延伸して補強部6が形成される方が好ましく、特に車両用ホイール本体2の周回方向と45度の角度をなす方向に延伸して補強部6が形成される方が好ましいと考えられる。
図2は本発明を適用した車両用ホイールの他の一例を説明するための模式図であり、ここで示す車両用ホイール1は、車両用ホイール本体2と蓋部3から構成されている。
上記した車両用ホイール本体2には、上述の本発明を適用した車両用ホイールの一例と同様に、リムに円形状の開口部4が形成されると共に、開口部4の周辺領域(図中符号Aで示す領域)が肉厚となる様に構成されている。また、蓋部3は、開口部4と同一の径を有する円形状であり同開口部4と嵌合する嵌合部5と、この嵌合部の基端側に連設された補強部6を有している。
なお、嵌合部の先端側は、嵌合部の基端側よりも径の小さな円形状をなしており、嵌合部5の側面はテーパー形状をなしている。また、嵌合部の基端側から連設された補強部6は、車両用ホイール本体2の周回方向及び車両用ホイール本体2の幅方向に延伸して形成されている。更に、補強部6を車両用ホイール本体2にボルト等の締結具(図示せず)を用いて固着することによって、車両用ホイール本体2と蓋部3とを固着している。
ここで、車両用ホイール本体2に形成される開口部4の形状が必ずしも円形状である必要がない点、開口部4の周辺領域が必ずしも肉厚となる様に構成される必要がない点は上記した本発明を適用した車両用ホイールの一例と同様である。
また、補強部6は開口部4の周辺領域の少なくとも一部を被覆していれば充分であり、必ずしも嵌合部基端側から車両用ホイール本体2の周回方向及び車両用ホイール本体2の幅方向に延伸して形成される必要はなく、嵌合部基端側から車両用ホイール本体の周回方向のみに延伸して形成しても良いし(図3(a)参照。)、嵌合部基端側から車両用ホイール本体の幅方向のみに延伸して形成しても良い(図3(b)参照。)。
上記した本発明を適用した車両用ホイールの一例及び本発明を適用した車両用ホイールの他の一例では、補強部6によって開口部4の周辺領域を被覆しているため、開口部4を形成することによる車両用ホイール本体2の強度の低下を補うことができ、車両用ホイール本体2に開口部4を形成したとしても、走行に耐えうる充分な強度を得ることが可能となる。同様に、開口部4の周辺領域が肉厚となる様に構成されていることによっても、開口部4を形成することによる車両用ホイール本体2の強度の低下を補うことができる。
また、本発明を適用した車両用ホイールの一例及び本発明を適用した車両用ホイールの他の一例では、補強部6を車両用ホイール本体2に固着しているために、車両用ホイール本体2と蓋部3とを強固に固着することができる。また、車両用ホイール本体2と蓋部3とを強固に固着することができるが故に、車両用ホイール本体2と車両用ホイール本体に装着される車両用タイヤ本体との間で形成される空気室の密閉性を充分に担保することができる。
なお、本発明を適用した車両用ホイールの一例の変形例としては、図4(a)で示す様に、車両用ホイール本体2の内側に、車両用ホイール本体2の内径と略同一の外径を有する環状のリング体7を配置して、蓋部3を車両用ホイール本体2の外側方向(車両用ホイール本体の内側方向から車両用ホイール本体の外側方向)に押圧することで、開口部4を形成することによる車両用ホイール本体2の強度低下をより一層充分に補うことができると共に、空気室の密閉性をより一層充分に担保することができる。なお、車両用ホイール本体2の内径よりも小さなリング体であったとしても、蓋部3の内側に位置し、蓋部3に当接するリング体7を配置することで、蓋部3を車両用ホイール本体2の外側方向に押圧することができ、開口部4を形成することによる車両用ホイール本体2の強度低下をより一層充分に補うことができると共に、空気室の密閉性をより一層充分に担保することができる。
また、本発明を適用した車両用ホイールの他の一例の変形例としては、図4(b)で示す様に、互いに隣り合う蓋部3に形成された補強部同士を連結させることで、開口部4を形成することによる車両用ホイール本体2の強度の低下をより一層充分に補うことができると共に、空気室の密閉性をより一層充分に担保することができる。
また、車両用タイヤのランフラット走行を実現すべく車両用ホイール本体に車両用タイヤ本体の内壁を支持する支持体が設けられた場合には、車両用タイヤの受ける荷重や衝撃を支持体を介して車両用ホイール本体が受けることとなるために、車両用ホイール本体2の強度がより一層求められることとなる。そこで、車両用ホイール本体2に支持体が設けられた場合には、支持体の取付け位置に対応した領域を補強部6で被覆することによって、支持体を介して受ける荷重や衝撃にも充分に対応することが可能となる。
なお、車両用ホイール本体2に蓋部3を固着した際に、嵌合部5が車両用タイヤ本体の内壁を支持若しくは支持可能な状態をなす様に構成することによって、車両用ホイール本体に支持体を別途設けることなく車両用タイヤのランフラット走行が可能となる。なお、嵌合部5に車両用タイヤの内壁を支持若しくは支持可能な状態をなす支持体を取付けても良い。
図5は本発明を適用した車両用ホイールの更に他の一例を説明するための模式図であり、ここで示す車両用ホイール1は、車両用ホイール本体2と蓋部3から構成されている。
上記した車両用ホイール本体2にはリムに円形状の開口部4が形成されており、蓋部3は開口部4と同一の径を有する円形状であり同開口部4と嵌合する嵌合部5と、この嵌合部の基端側に連設された補強部6と、嵌合部の先端側にボルト7によって固着された第2の補強部8とを有している。
また、補強部6は、上記した本発明を適用した車両用ホイールの他の一例と同様に、車両用ホイール本体の周回方向及び車両用ホイール本体の幅方向に延伸して形成されている。更に、補強部6を車両用ホイール本体2にボルト等の締結具(図示せず)を用いて固着することによって、車両用ホイール本体2と蓋部3とを固着している。
また、第2の補強部8は、車両用ホイール本体2の周回方向及び車両用ホイール本体2の幅方向に延伸する状態をなす様に嵌合部5の先端側に固着されている。
ここで、本実施例では、第2の補強部8がボルトによって固着された場合を例に挙げて説明を行っているが、第2の補強部8を嵌合部の先端側に固着することができるのであればその固着方法はいかなる方法であっても良く、必ずしもボルトを用いて固着しなければならないというものでは無い。
上記した本発明を適用した車両用ホイールの更に他の一例では、補強部6によって車両用ホイール本体2の内側から開口部4の周辺領域を被覆するのみならず、第2の補強部8によって車両用ホイール本体2の外側から開口部4の周辺領域を被覆しているために、開口部4を形成することによる車両用ホイール本体2の強度の低下を更に一層充分に補うことができる。
また、本発明を適用した車両用ホイールの更に他の一例の変形例としては、図6で示す様に、互いに隣り合う蓋部3に固着された第2の補強部8同士を連結させることで、開口部4を形成することによる車両用ホイール本体2の強度の低下をより一層充分に補うことができると共に、空気室の密閉性をより一層充分に担保することができる。
図7は本発明を適用した車両用ホイールの更に他の一例を説明するための模式図であり、ここで示す車両用ホイール1は、車両用ホイール本体2と蓋部3から構成されている。
上記した車両用ホイール本体2にはリムに円形状の開口部が形成されており、蓋部3は開口部と同一径を有する円形状であり同開口部と嵌合する嵌合部と、この嵌合部の基端側に連設された補強部とを有している。
また、嵌合部には、所定のタイミングで車両用ホイール本体に装着された車両用タイヤ本体のビート部方向に突出可能に構成された第1の突起体10と、所定のタイミングで車両用ホイール本体の外側方向に突出可能に構成された第2の突起体11とが収納されている。なお、突起体(第1の突起体及び第2の突起体)は、蓋部3が車両用ホイール本体2に固着された後に各々突出する様に構成されている。
上記した本発明を適用した車両用ホイールの更に他の一例では、蓋部3が車両用ホイール本体2に固着されると第1の突起体10が車両用タイヤ本体のビート部方向に突出して、ビート部を押圧するために、車両用ホイール本体から車両用タイヤ本体が脱落してしまう現象を抑制することができる。即ち、車両用タイヤが大きな衝撃を受けた場合には、ビート部に最も大きな負荷が加わることとなり、ビート部に加わる力によって車両用ホイール本体から車両用タイヤ本体が脱落することが考えられるために、第1の突起体10によって車両用タイヤ本体のビート部を押圧することによって、車両用ホイール本体から車両用タイヤ本体が脱落してしまう現象を抑制することができるのである。
また、上記した本発明を適用した車両用ホイールの更に他の一例では、蓋部3が車両用ホイール本体2に固着されると、第2の突起体11が車両用ホイール本体2の外側方向に突出して、車両用タイヤ本体の内壁を支持する状態若しくは支持可能な状態をなすために、車両用タイヤがパンクをしたとしてもランフラット走行を実現することができる。
図8Aは本発明を適用した車両用ホイールの更に他の一例を説明するための模式図であり、ここで示す車両用ホイール1は、車両用ホイール本体2と蓋部3から構成されている。
上記した車両用ホイール本体2にはリムに円形状の開口部が形成されており、蓋部3は開口部と同一径を有する円形状であり同開口部と嵌合する嵌合部5と、この嵌合部の基端側に連設された補強部6とを有している。
また、嵌合部の側面には第1の嵌合凹部12及び第2の嵌合凹部13が設けられ、車両用ホイール本体の外側表面にはその内部に中空部を有する様な中空状に構成された第1のロック機構14及び第2のロック機構15が設けられている。
上記した第1のロック機構14の中空部内には移動可能な第1の仕切板16が配置されており、第1の仕切板16によって中空部は第1の中空部16a(第1の嵌合凹部側の中空部)と第2の中空部16b(第1の嵌合凹部とは反対側の中空部)とに分けられている。ここで、第2の中空部16bは開放されており、車両用ホイール本体と、同車両用ホイール本体に装着された車両用タイヤ本体によって形成される空気室と同圧力となる様に構成されている。一方、第1の中空部16aの内部圧力は空気室に気体を充填する前の圧力よりも高い圧力であり、空気室に気体を充填した後の圧力よりも低い圧力となる様に設定されている。更に、第1の仕切板16の第1の中空部側には第1の棒状部材17が取り付けられており、第1の棒状部材17の他端は第1の嵌合凹部12と嵌合可能に構成されている。
同様に、第2のロック機構15の中空部内には移動可能な第2の仕切板18が配置されており、第2の仕切板18によって中空部は第1の中空部18a(第2の嵌合凹部側の中空部)と第2の中空部18b(第2の嵌合凹部とは反対側の中空部)とに分けられている。ここで、第2の中空部18bは開放されており、空気室と同圧力となる様に構成されている。一方、第1の中空部18aの内部圧力は空気室に気体を充填する前の圧力よりも高い圧力であり、空気室に気体を充填した後の圧力よりも低い圧力となる様に設定されている。更に、第2の仕切板18の第1の中空部側には第2の棒状部材19が取り付けられており、第2の棒状部材19の他端は第2の嵌合凹部13と嵌合可能に構成されている。
ここで、空気室に空気を充填する前の段階では、第1の中空部16aと第2の中空部16bとの圧力差に起因して第1の仕切板16が第1の嵌合凹部12とは反対方向に移動している。同様に、空気室に空気を充填する前の段階では、第1の中空部18aと第2の中空部18bとの圧力差に起因して第2の仕切板18が第2の嵌合凹部13とは反対方向に移動している(図8A(a−1)参照。)。
一方、車両用ホイール本体2に蓋部3を嵌合させ、その後に空気室に空気を充填すると、第1の中空部16aと第2の中空部16bとの圧力差に起因して第1の仕切板16が第1の嵌合凹部12方向に移動して、第1の棒状部材17が第1の嵌合凹部12と嵌合することとなる。同様に、空気室に空気を充填すると、第1の中空部18aと第2の中空部18bとの圧力差に起因して第2の仕切板18が第2の嵌合凹部13方向に移動して、第2の棒状部材19が第2の嵌合凹部13と嵌合することとなる。即ち、空気室に空気を充填することによって、第1の棒状部材17が第1の嵌合凹部12と嵌合し、第2の棒状部材19が第2の嵌合凹部13と嵌合して蓋部3の動きが完全にロックされることとなる(図8A(a−2)参照。)。
上記した本発明の車両用ホイールの更に他の一例では、空気室に空気を充填することによって蓋部3の動きが完全にロックされるために、車両用ホイール本体2と蓋部3とを非常に強固に固着することができ、空気室の密閉性をより一層充分に担保することができる。
図8Bは本発明を適用した車両用ホイールの更に他の一例を説明するための模式図であり、ここで示す車両用ホイール1は、車両用ホイール本体2と蓋部3から構成されている。
上記した車両用ホイール本体2にはリムに円形状の開口部が形成されており、蓋部3は開口部と同一径を有する円形状であり同開口部と嵌合する嵌合部5と、この嵌合部の基端側に連設された補強部6とを有している。
また、嵌合部5の側面には第3の嵌合凹部30が設けられると共に、車両用ホイール本体2の外側表面には第4の嵌合凹部31が設けられている。更に、車両用ホイール本体2の外側表面には円柱状の磁石棒20がその内部に配置された第3のロック機構21が設けられると共に、嵌合部5には円柱状の磁石棒22がその内部に配置された第4のロック機構23が設けられている。
上記した第3のロック機構21の端部には磁石棒20と反発しあう様に磁石24が貼り合わされている。例えば、磁石棒20の第3の嵌合凹部とは反対側の端部の極性がS極だとすると、第3のロック機構21の第3の嵌合凹部とは反対側の端部には磁石棒側の極性がS極となる様に磁石24が貼り合わせられている。また、磁石棒20の第3の嵌合凹部側端部には第3の嵌合凹部30と嵌合する嵌合凸部26が設けられている。
同様に、第4のロック機構23の端部には磁石棒22と反発しあう様に磁石27が貼り合わせられている。例えば、磁石棒22の第4の嵌合凹部とは反対側の端部の極性がS極だとすると、第4のロック機構23の第4の嵌合凹部とは反対側の端部には磁石棒側の極性がS極となる様に磁石27が貼り合わせられている。また、磁石棒22の第4の嵌合凹部側端部には第4の嵌合凹部31と嵌合する嵌合凸部29が設けられている。
ここで、車両用ホイール本体2が横向き状態の場合には、磁石棒20が地面に対して略垂直を成すために、磁石棒20は自身の重さによって第3の嵌合凹部30とは反対方向に移動することとなる。同様に、車両用ホイール本体2が横向き状態の場合には、磁石棒22が地面に対して略垂直を成すために、磁石棒22は自身の重さによって第4の嵌合凹部31とは反対方向に移動することとなる。(図8B(b−1)参照。)
一方、車両用ホイール本体2が縦向き状態の場合には、磁石棒20が地面に対して略水平を成すために、第3のロック機構21の端部に貼り合わせられた磁石24によって磁石棒20は反発して第3の嵌合凹部30の方向に移動して、嵌合凸部26が第3の嵌合凹部30と嵌合することとなる。同様に、車両用ホイール本体2が縦向き状態の場合には、磁石棒22が地面に対して略水平を成すために、第4のロック機構23の端部に貼り合わせられた磁石27によって磁石棒22は反発して第4の嵌合凹部31の方向に移動して、嵌合凸部29が第4の嵌合凹部31と嵌合することとなる。即ち、車両用ホイール本体2が縦向き状態とされることによって、嵌合凸部26が第3の嵌合凹部30と嵌合し、嵌合凸部29が第4の嵌合凹部31と嵌合して蓋部の動きが完全にロックされることとなる(図8B(b−2)参照。)。
ここで、車両用ホイール本体2に蓋部3を固着する段階では車両用ホイール本体2は横向き状態であり、蓋部3が固着された車両用ホイール本体2を車体に取付ける段階では車両用ホイール本体2は縦向き状態であることを考え合わせると、車両用ホイールを車体に取り付けた状態では蓋部3の動きが完全にロックされることとなり、車両用ホイール本体2と蓋部3とを非常に強固に固着することができ、空気室の密閉性をより一層充分に担保することができる。
ところで、上記した本発明を適用した車両用ホイールの一例では、車両用ホイール本体のリムに開口部を形成した場合を例に挙げて説明を行っているが、即ち、リムを有する車両用ホイール本体を前提として、リムに開口部を形成した場合を例に挙げて説明を行っているが、車両用ホイール本体の内側から空気室内へのアクセスを可能とすべく車両用ホイール本体に開口部が形成されていれば充分であり、必ずしも車両用ホイール本体のリムに開口部を形成する必要は無い。
即ち、本発明を適用した車両用ホイールとしては、リム領域が開口された枠状(フレーム状)の車両用ホイール本体2(図9(a)参照。)と、こうした枠状の車両用ホイール本体2の開口部4を閉塞する蓋部3(図9(b)参照。)とから構成されても良い。なお、蓋部3は開口部4と嵌合する嵌合部5と補強部6を有している点は上記した本発明を適用した車両用ホイールの一例と同様である。
以下、上記した本発明を適用した車両用ホイールの一例を用いた車両用タイヤの組立方法について説明を行なう。即ち、本発明を適用した車両用タイヤの組立方法の一例を説明する。
本発明を適用した車両用タイヤの組立方法の一例では、先ず、車両用ホイール本体2に車両用タイヤ本体の装着を行なう。
次に、車両用ホイール本体2に形成された開口部4を介して車両用ホイール本体2への車両用タイヤ本体の装着状況を車両用タイヤ本体の内側から確認し、続いて、車両用ホイール本体2に形成された開口部4を介して空気室内に支持体を挿入し、車両用ホイール本体2上に支持体を装着する。
ここで、本実施例では、車両用ホイール本体2に形成された開口部4を介して空気室内に支持体(完成形)を挿入する場合を例に挙げて説明を行っているが、空気室内に挿入する支持体を分割可能に構成し、分割した状態の支持体を空気室内に挿入し、空気室内で支持体の組立を行っても良い。
また、本実施例では、車両用ホイール本体2に形成された開口部4を介して空気室内に支持体を挿入する場合を例に挙げて説明を行っているが、車両用ホイール本体2に車両用タイヤ本体を装着する段階で空気室内に支持体を配置させ、車両用ホイール本体2に車両用タイヤを装着した後に、車両用ホイール本体2に形成された開口部4から手や工具を挿入して支持体を車両用ホイール本体2に装着しても良い。
更には、本実施例では、車両用ホイール本体2に形成された開口部4を介して空気室内に支持体を挿入する場合を例に挙げて説明を行っているが、空気室内に挿入するものは必ずしも支持体である必要は無く、車両用タイヤの機能を補助するものであればいかなるものであっても良い。
また、本実施例では、車両用ホイール本体2に形成された開口部4を介して空気室内に支持体を挿入する場合を例に挙げて説明を行っているが、空気室内に必ずしも支持体を挿入する必要は無く、何も空気室内に挿入を行わなくても良い。
続いて、車両用ホイール本体2の内側から開口部4に嵌合部5を嵌合させる様にして開口部4を蓋部3で閉塞し、その後、ボルト等の締結具を用いて補強部6を車両用ホイール本体2に固着する。
本発明を適用した車両用タイヤの組立方法では、車両用ホイール本体2に車両用タイヤ本体を装着した後に、開口部4を介して車両用タイヤ本体の装着状況を確認することができるために、車両用タイヤ本体の装着状況に不具合がある場合には、装着のし直し等の作業を行なうことができ、非常に容易に確実な車両用タイヤ本体の装着が実現する。また、開口部4を介して車両用タイヤ本体の内側からパンク修理を行なうことができるために、車両用ホイール本体から車両用タイヤ本体を取り外すことなくパンク修理が可能となる。
また、本発明を適用した車両用タイヤの組立方法では、車両用ホイール本体2に車両用タイヤ本体を装着した後に、開口部4を介して支持体を空気室内に挿入することが可能となるために、支持体の取り付けを極めて容易に実現することができる。
本発明を適用した車両用ホイールの一例を説明するための模式図である。 本発明を適用した車両用ホイールの他の一例を説明するための模式図である。 蓋部の変形例を説明するための模式図である。 本発明を適用した車両用ホイールの一例の変形例を説明するための模式図である。 本発明を適用した車両用ホイールの更に他の一例を説明するための模式図(1)である。 本発明を適用した車両用ホイールの更に他の一例の変形例を説明するための模式図である。 本発明を適用した車両用ホイールの更に他の一例を説明するための模式図(2)である。 本発明を適用した車両用ホイールの更に他の一例を説明するための模式図(3)である。 本発明を適用した車両用ホイールの更に他の一例を説明するための模式図(4)である。 枠状の車両用ホイール本体を説明するための模式図である。
符号の説明
1 車両用ホイール
2 車両用ホイール本体
3 蓋部
4 開口部
5 嵌合部
6 補強部
7 リング体
8 第2の補強部
10 第1の突起体
11 第2の突起体
12 第1の嵌合凹部
13 第2の嵌合凹部
14 第1のロック機構
15 第2のロック機構
16 第1の仕切板
16a 第1の中空部
16b 第2の中空部
17 第1の棒状部材
18 第2の仕切板
18a 第1の中空部
18b 第2の中空部
19 第2の棒状部材
20 磁石棒
21 第3のロック機構
22 磁石棒
23 第4のロック機構
24 磁石
26 嵌合凸部
27 磁石
29 嵌合凸部
30 第3の嵌合凹部
31 第4の嵌合凹部

Claims (17)

  1. リムに開口部を有する車両用ホイール本体と、
    前記開口部を閉塞する蓋部とを備える車両用ホイールにおいて、
    前記蓋部は、
    前記開口部と嵌合する嵌合部と、
    該嵌合部と連設されると共に、前記車両用ホイール本体の内側に位置し、前記開口部の周辺領域のうち補強を必要とする箇所の少なくとも一部を被覆する補強部とを備え、
    該補強部が前記車両用ホイール本体に固着可能に構成されると共に、
    前記車両用ホイール本体は、同車両用ホイール本体の開口部周辺領域が肉厚若しくは凹凸状に構成された
    ことを特徴とする車両用ホイール。
  2. リム領域が開口された枠状の車両用ホイール本体と、
    該車両用ホイール本体のリム領域の開口部を閉塞する蓋部とを備える車両用ホイールにおいて、
    前記蓋部は、
    前記開口部と嵌合する嵌合部と、
    該嵌合部と連設されると共に、前記車両用ホイール本体の内側に位置し、前記開口部の周辺領域のうち補強を必要とする箇所の少なくとも一部を被覆する補強部とを備え、
    該補強部が前記車両用ホイール本体に固着可能に構成された
    ことを特徴とする車両用ホイール。
  3. リムに開口部を有する車両用ホイール本体と、
    前記開口部を閉塞する蓋部とを備える車両用ホイールにおいて、
    前記蓋部は、
    前記開口部と嵌合する嵌合部と、
    該嵌合部と連設されると共に、前記車両用ホイール本体の内側に位置し、前記開口部の周辺領域のうち補強を必要とする箇所の少なくとも一部を被覆する補強部とを備え、
    該補強部が前記車両用ホイール本体に固着可能に構成されると共に、
    互いに隣り合う前記蓋部の補強部が連結可能に構成された
    ことを特徴とする車両用ホイール。
  4. リムに開口部を有する車両用ホイール本体と、
    前記開口部を閉塞する蓋部とを備える車両用ホイールにおいて、
    前記蓋部は、
    前記開口部と嵌合する嵌合部と、
    該嵌合部と連設されると共に、前記車両用ホイール本体の内側に位置し、前記開口部の周辺領域のうち補強を必要とする箇所の少なくとも一部を被覆する補強部とを備え、
    該補強部が前記車両用ホイール本体に固着可能に構成されると共に、
    前記車両用ホイール本体の内径と略同一の外径を有するリング体、若しくは、前記蓋部の内側に位置して同蓋部に当接するリング体を備える
    ことを特徴とする車両用ホイール。
  5. リムに開口部を有する車両用ホイール本体と、
    前記開口部を閉塞する蓋部とを備える車両用ホイールにおいて、
    前記蓋部は、
    前記開口部と嵌合する嵌合部と、
    該嵌合部と連設されると共に、前記車両用ホイール本体の内側に位置し、前記開口部の周辺領域のうち補強を必要とする箇所の少なくとも一部を被覆する補強部とを備え、
    該補強部が前記車両用ホイール本体に固着可能に構成されると共に、
    前記嵌合部は、前記車両用ホイール本体の外側に位置し、前記開口部の周辺領域の少なくとも一部を被覆する第2の補強部と連結可能に構成された
    ことを特徴とする車両用ホイール。
  6. 前記第2の補強部は、前記嵌合部から前記車両用ホイール本体の周回方向若しくは幅方向の少なくともいずれか一方に延伸して形成された
    ことを特徴とする請求項に記載の車両用ホイール。
  7. 前記第2の補強部は、前記嵌合部から前記車両用ホイール本体の周回方向とθ(0度<θ<90度、90度<θ<180度)をなす方向に延伸して形成された
    ことを特徴とする請求項に記載の車両用ホイール。
  8. 互いに隣り合う前記蓋部の前記第2の補強部が連結可能に構成された
    ことを特徴とする請求項に記載の車両用ホイール。
  9. リムに開口部を有する車両用ホイール本体と、
    前記開口部を閉塞する蓋部とを備える車両用ホイールにおいて、
    前記蓋部は、
    前記開口部と嵌合する嵌合部と、
    該嵌合部と連設されると共に、前記車両用ホイール本体の内側に位置し、前記開口部の周辺領域のうち補強を必要とする箇所の少なくとも一部を被覆する補強部とを備え、
    該補強部が前記車両用ホイール本体に固着可能に構成されると共に、
    前記開口部に嵌合した嵌合部は、前記車両用ホイールに装着される車両用タイヤ本体を支持する状態をなす、若しくは、前記車両用ホイール本体に装着される前記車両用タイヤ本体を支持する支持体が取付け可能に構成された
    ことを特徴とする車両用ホイール。
  10. リムに開口部を有する車両用ホイール本体と、
    前記開口部を閉塞する蓋部とを備える車両用ホイールにおいて、
    前記蓋部は、
    前記開口部と嵌合する嵌合部と、
    該嵌合部と連設されると共に、前記車両用ホイール本体の内側に位置し、前記開口部の周辺領域のうち補強を必要とする箇所の少なくとも一部を被覆する補強部とを備え、
    該補強部が前記車両用ホイール本体に固着可能に構成されると共に、
    前記車両用ホイール本体は、同車両用ホイール本体に装着される車両用タイヤ本体を支持する支持体が取付けられ、若しくは、取付け可能に構成され、
    前記補強部は、前記支持体の取付け位置若しくは取付け可能位置に対応する前記開口部の周辺領域を被覆する
    ことを特徴とする車両用ホイール。
  11. 前記補強部は、前記嵌合部から前記車両用ホイール本体の周回方向若しくは幅方向の少なくともいずれか一方に延伸して形成された
    ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項9または請求項10に記載の車両用ホイール。
  12. 前記補強部は、前記嵌合部から前記車両用ホイール本体の周回方向とθ(0度<θ<90度、90度<θ<180度)をなす方向に延伸して形成された
    ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項9または請求項10に記載の車両用ホイール。
  13. 前記嵌合部は、前記開口部と略同一の大きさに構成された
    ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項9または請求項10に記載の車両用ホイール。
  14. リム領域が開口された枠状の車両用ホイール本体と、
    該車両用ホイール本体のリム領域の開口部と嵌合する嵌合部と、該嵌合部と連設された補強部を有する蓋部とを備える車両用ホイールを用いた車両用タイヤの組立方法であって、
    前記車両用ホイール本体に車両用タイヤ本体を装着する工程と、
    前記車両用タイヤ本体が装着された前記車両用ホイール本体の内側から前記開口部に前記嵌合部を嵌合させることで、前記開口部の周辺領域のうち補強を必要とする箇所の少なくとも一部を被覆した状態で前記開口部を閉塞する工程と、
    前記車両用ホイール本体に前記補強部を固着する工程とを備える
    車両用タイヤの組立方法。
  15. 前記車両用タイヤ本体を装着した前記車両用ホイール本体に、車両用タイヤの機能を補助する補助装置を取付ける工程を備える
    請求項14に記載の車両用タイヤの組立方法。
  16. 前記補助装置は、前記車両用タイヤ本体の装着前に、前記車両用ホイール本体と前記車両用タイヤ本体とによって形成される空気室内に位置せしめる
    請求項15に記載の車両用タイヤの組立方法。
  17. 前記補助装置は、前記車両用タイヤ本体の装着後に、前記開口部を通して前記車両用ホイール本体と前記車両用タイヤ本体とによって形成される空気室内に位置せしめる
    請求項15に記載の車両用タイヤの組立方法。
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