JP2007326533A - スポークホイール及び車両用騒音防止方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】レイアウト上も優れたものとしつつ、タイヤ空洞での空洞共鳴による騒音を抑制する。
【解決手段】ホイールは、スポーク2内にて、タイヤ空洞4に連通し、かつスポーク2のハブ側にて閉塞されるスポーク内空洞6と、スポーク内空洞6のリム側から閉塞側までの長さを調整するボルト7とを備える。各スポーク2に取り付けられたボルト7の長さは、各スポーク2間で異なる。
【選択図】図2
【解決手段】ホイールは、スポーク2内にて、タイヤ空洞4に連通し、かつスポーク2のハブ側にて閉塞されるスポーク内空洞6と、スポーク内空洞6のリム側から閉塞側までの長さを調整するボルト7とを備える。各スポーク2に取り付けられたボルト7の長さは、各スポーク2間で異なる。
【選択図】図2
Description
本発明は、タイヤ空洞での空洞共鳴による騒音を抑制するスポークホイール及び車両用騒音防止方法に関する。
特許文献1には、リムの外周面で周方向に蓋部材を配置して、リムとの間に形成した空間と蓋部材にタイヤ空洞とを連通する孔とで副気室を構成し、この副気室がレゾネータとして機能するホイールが開示されている。
特開2005−352245号公報
しかしながら、リム外周面に蓋部材を配置することで、レイアウト上の課題が発生する。例えば、ホイールへのタイヤの組み付け作業性が悪くなる。また、リム外周といったように車軸外周から遠くに蓋部材が位置されるため、ホイールのバランスの調整が難しくなる。
本発明の課題は、レイアウト上も優れたものとしつつ、タイヤ空洞での空洞共鳴による騒音を抑制することである。
本発明の課題は、レイアウト上も優れたものとしつつ、タイヤ空洞での空洞共鳴による騒音を抑制することである。
前記課題を解決するために、本発明に係るスポークホイールは、少なくとも2つのスポーク内に、タイヤとリムとの間に形成されるタイヤ空洞に連通し、かつ前記スポークのリム側から所定位置にて閉塞されるスポーク内空洞を設け、各スポークのうちの少なくとも一のスポークについての前記スポーク内空洞の前記リム側から閉塞側までの長さが、他のスポークについてのスポーク内空洞の長さと異なることを特徴とする。
また、本発明に係るスポークホイールは、 スポーク内にて、タイヤとリムとの間に形成されるタイヤ空洞に連通するスポーク内空洞と、前記スポーク内空洞の前記リム側から閉塞側までの長さを調整する調整手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係るスポークホイールは、 スポーク内にて、タイヤとリムとの間に形成されるタイヤ空洞に連通するスポーク内空洞と、前記スポーク内空洞の前記リム側から閉塞側までの長さを調整する調整手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、スポーク内空洞を利用して、タイヤ空洞での空洞共鳴による騒音を抑制することができる。そして、スポーク内空洞を利用しているので、レイアウト上も優れたものとなる。
また、本発明によれば、少なくとも一のスポークについてのスポーク内空洞のリム側から閉塞側までの長さを、他のスポークについてのスポーク内空洞のリム側から閉塞側までの長さと異ならせることで、複数種類の周波数の空洞共鳴に対応させて騒音を抑制できる。
また、本発明によれば、少なくとも一のスポークについてのスポーク内空洞のリム側から閉塞側までの長さを、他のスポークについてのスポーク内空洞のリム側から閉塞側までの長さと異ならせることで、複数種類の周波数の空洞共鳴に対応させて騒音を抑制できる。
本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態という。)を図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態は、本発明を適用したホイールである。
(構成)
図1及び図2は、ホイールの構造を示す。
図1及び図2に示すように、ホイールは、ディスク部1が4本のスポーク2により構成されており、図2に示すように、ホイールのリム3にタイヤ100が装着されることで、タイヤ100とリム3との間にタイヤ空洞(タイヤ空気室)4が形成される。
(第1の実施形態)
第1の実施形態は、本発明を適用したホイールである。
(構成)
図1及び図2は、ホイールの構造を示す。
図1及び図2に示すように、ホイールは、ディスク部1が4本のスポーク2により構成されており、図2に示すように、ホイールのリム3にタイヤ100が装着されることで、タイヤ100とリム3との間にタイヤ空洞(タイヤ空気室)4が形成される。
スポーク2は、リム外側寄りに配置される、いわゆるプラスオフセットのものとして設けられている。スポーク2は、リム3からホイール中心に位置されるハブ取り付け部5に架け渡されている。このスポーク2は、中空形状とされた、いわゆる中空スポークであり、リム面とハブ取り付け部5とでそれぞれ端部が開放されるようになっている。すなわち、スポーク2内の空洞(以下、スポーク内空洞という。)6は、リム3側でタイヤ空洞4と連通しており、ハブ取り付け部5側(内側端ともいう。)で外部に開放されるようになっている。ここで、スポーク内空洞6の内側端側は、ボルト7により閉塞されている。
図3は、ボルト7の取り付け状態を示す。
図3に示すように、スポーク内空洞6にはメネジ8が形成されており、ボルト7は、ネジ部7a(長さL1)が該メネジ8と螺合して、スポーク内空洞6の内側端に取り付けられている。そして、4本の各スポーク2に取り付けてある各ボルト7は、スポーク内空洞6内に入り込んでいるネジ部7aの長さがそれぞれ異なっている(図2参照)。
図3に示すように、スポーク内空洞6にはメネジ8が形成されており、ボルト7は、ネジ部7a(長さL1)が該メネジ8と螺合して、スポーク内空洞6の内側端に取り付けられている。そして、4本の各スポーク2に取り付けてある各ボルト7は、スポーク内空洞6内に入り込んでいるネジ部7aの長さがそれぞれ異なっている(図2参照)。
図4は、ホイールの具体的形状の断面図を示す。
図4に示すように、ディスク部1の中心が円形の凹溝形状とされており、スポーク内空洞6のその凹溝9の外周面にて開放される内側端にボルト7が取り付けられている。なお、凹溝9の底の部位がハブ取り付け部5をなしている。また、凹溝9を閉塞するようにホイールキャップ10が取り付けられる。
図4に示すように、ディスク部1の中心が円形の凹溝形状とされており、スポーク内空洞6のその凹溝9の外周面にて開放される内側端にボルト7が取り付けられている。なお、凹溝9の底の部位がハブ取り付け部5をなしている。また、凹溝9を閉塞するようにホイールキャップ10が取り付けられる。
ここで、ボルト7の全長(4本のうちで一番長いボルト7の全長)は、スポーク内空洞6(メネジ8)への取り付け易さを考慮して、凹溝9の直径Dよりも短い方が好ましい。また、スポーク内空洞6の内側端(ボルト7が取り付けられる部位)をホイールの外側に(多少)向くようにすることで、ボルト取り付けの作業性を向上させることができる。
なお、スポーク内空洞6(特にボルト7が取り付けられる部位)と、ハブ取り付け部5に形成されているハブボルト孔(又は該ハブボルト孔に取り付けられるボルト7)とが干渉しないように、該ハブボルト孔の位置及びスポーク内空洞6(特にボルト7が取り付けられる部位)の位置が設計されるのは言うまでもない。
なお、スポーク内空洞6(特にボルト7が取り付けられる部位)と、ハブ取り付け部5に形成されているハブボルト孔(又は該ハブボルト孔に取り付けられるボルト7)とが干渉しないように、該ハブボルト孔の位置及びスポーク内空洞6(特にボルト7が取り付けられる部位)の位置が設計されるのは言うまでもない。
(作用及び効果)
作用及び効果は次のようになる。
中空スポーク2のスポーク内空洞6をリム3側で開口して、タイヤ空洞4と連通させることで、スポーク内空洞6をレゾネータとして機能させて、タイヤ空洞4での空洞共鳴音を抑制することができる。
また、各スポーク2に取り付けるボルト7(ネジ部7a)の長さを異ならせることで、各スポーク2間で、スポーク内空洞6の長さ、すなわちリム3側から閉塞部(ボルト端)までの長さ、或いはスポーク2の長手方向の長さを異ならせている。これにより、複数の異なる周波数の空洞共鳴音を効果的に抑制できる。よって、ボルト7の長さを調整するだけで、任意の周波数の空洞共鳴音を抑制できる。
作用及び効果は次のようになる。
中空スポーク2のスポーク内空洞6をリム3側で開口して、タイヤ空洞4と連通させることで、スポーク内空洞6をレゾネータとして機能させて、タイヤ空洞4での空洞共鳴音を抑制することができる。
また、各スポーク2に取り付けるボルト7(ネジ部7a)の長さを異ならせることで、各スポーク2間で、スポーク内空洞6の長さ、すなわちリム3側から閉塞部(ボルト端)までの長さ、或いはスポーク2の長手方向の長さを異ならせている。これにより、複数の異なる周波数の空洞共鳴音を効果的に抑制できる。よって、ボルト7の長さを調整するだけで、任意の周波数の空洞共鳴音を抑制できる。
なお、前記実施形態を他の構成により実現することもできる。
すなわち、ホイールの中心(車軸)に関して、ボルト長さに対称性を持たせることもできる。図5は、その例を示す。図5に示すように、ホイールの中心に関し、対向するボルト(組をなすボルト)7の長さを同じにする。すなわち、複数のボルト7を、ホイールの中心に関し、長い組(ボルト7bの組)と短い組(ボルト7cの組)とに振り分ける。これにより、ホイールは、全体重量でも中心に関し対称となるので、バランスがとれたものになる。
すなわち、ホイールの中心(車軸)に関して、ボルト長さに対称性を持たせることもできる。図5は、その例を示す。図5に示すように、ホイールの中心に関し、対向するボルト(組をなすボルト)7の長さを同じにする。すなわち、複数のボルト7を、ホイールの中心に関し、長い組(ボルト7bの組)と短い組(ボルト7cの組)とに振り分ける。これにより、ホイールは、全体重量でも中心に関し対称となるので、バランスがとれたものになる。
なお、前記第1の実施形態の説明において、スポーク内空洞6は、少なくとも2つのスポーク内に、タイヤとリムとの間に形成されるタイヤ空洞に連通し、かつ前記スポークのリム側から所定位置にて閉塞されるスポーク内空洞を実現しており、これにより、前記第1の実施形態では、各スポークのうちの少なくとも一のスポークについての前記スポーク内空洞の前記リム側(例えばリム面)から閉塞側までの長さが、他のスポークについてのスポーク内空洞の長さと異なることを実現している。ここで、前記第1の実施形態において、所定位置は、スポーク内空洞6内におけるボルト7の端面位置になる。
また、前記第1の実施形態の説明において、ボルト7、より具体的にはボルト7端部は、スポーク内空洞を閉塞する閉塞部材(閉塞部)を実現している。さらに、ボルト7、より具体的にはネジ部7aとメネジ8とは、スポーク内空洞のリム側から閉塞側までの長さを調整する調整手段を実現している。なお、閉塞部材は、スポーク内空洞をリム側とハブ側とに区画する、或いはスポーク内空洞のハブ側に取り付けられる、区画部材、仕切り部材、遮蔽部材又は隔壁部材として観念することもできる。
また、前記第1の実施形態は、車両走行時におけるタイヤとリムとの間に形成されるタイヤ空洞での空洞共鳴による騒音を抑制する車両用騒音防止方法において、スポーク内に、タイヤとリムとの間に形成されるタイヤ空洞に連通し、かつ前記スポークのリム側から所定位置にて閉塞されるスポーク内空洞を設け、空洞共鳴の周波数に対応させて、前記スポーク内空洞の前記リム側から閉塞側までの長さを調整する車両用騒音防止方法を実現している。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、本発明を適用したホイールである。
(構成)
第2の実施形態のホイールは、スポーク2(スポーク内空洞6)の内側端に延長管を取り付けている。
図6は、そのホイールの構造を示す。
図6に示すように、各スポーク2(スポーク内空洞6)の内側端に、端部が閉塞されている延長管11を取り付けている。延長管11内の空部(管内部)は、スポーク内空洞6と連通して、該スポーク内空洞6を延長する延長空洞をなす。そして、スポーク2毎に延長管11の長さ、すなわち延長空洞の長さが異なっている。延長管6は例えば弾性、可撓性があるものであったり、金属製であったりする。
第2の実施形態は、本発明を適用したホイールである。
(構成)
第2の実施形態のホイールは、スポーク2(スポーク内空洞6)の内側端に延長管を取り付けている。
図6は、そのホイールの構造を示す。
図6に示すように、各スポーク2(スポーク内空洞6)の内側端に、端部が閉塞されている延長管11を取り付けている。延長管11内の空部(管内部)は、スポーク内空洞6と連通して、該スポーク内空洞6を延長する延長空洞をなす。そして、スポーク2毎に延長管11の長さ、すなわち延長空洞の長さが異なっている。延長管6は例えば弾性、可撓性があるものであったり、金属製であったりする。
(作用及び効果)
作用及び効果は次のようになる。
スポーク2(スポーク内空洞6)の内側端に延長管11を取り付けることで、スポーク内空洞6の長さが実質的に長くなる。言い換えれば、スポーク2の長さに制約されることなく、スポーク内空洞6の長さを選定できる。これにより、延長管11の長さを調整するだけで、スポーク内空洞6の長さ、より具体的には、スポーク内空洞6の長さに延長管11の長さを加算したスポーク内空洞6の長さとみなせる長さを変化させることができ、任意の周波数の空洞共鳴音を抑制できる。また、各スポーク2に取り付ける延長管11の長さを異ならせることで、該各スポーク2間でスポーク内空洞6の長さを異ならせることができる。これにより、複数の異なる周波数の空洞共鳴音を効果的に抑制できる。
作用及び効果は次のようになる。
スポーク2(スポーク内空洞6)の内側端に延長管11を取り付けることで、スポーク内空洞6の長さが実質的に長くなる。言い換えれば、スポーク2の長さに制約されることなく、スポーク内空洞6の長さを選定できる。これにより、延長管11の長さを調整するだけで、スポーク内空洞6の長さ、より具体的には、スポーク内空洞6の長さに延長管11の長さを加算したスポーク内空洞6の長さとみなせる長さを変化させることができ、任意の周波数の空洞共鳴音を抑制できる。また、各スポーク2に取り付ける延長管11の長さを異ならせることで、該各スポーク2間でスポーク内空洞6の長さを異ならせることができる。これにより、複数の異なる周波数の空洞共鳴音を効果的に抑制できる。
なお、前記実施形態を他の構成により実現することもできる。
すなわち、図7(図6の矢示A部)に示すように、各スポーク2に取り付けている延長管11の何れかに、タイヤ空洞4の空気圧調整用のバルブ12を取り付けることもできる。これにより、ホイールでより中心寄りにバルブ12を配置することができ、ホイールをバランスのとれたものにできる。
また、ホイールの中心に関して、延長管11に対称性を持たせることもできる。例えば、延長管11の長さや円溝9内での延長管11の這わせ方をホイールの中心に関して対称にする。これにより、ホイールは、全体重量でも中心に関し対称となるので、バランスがとれたものになる。
すなわち、図7(図6の矢示A部)に示すように、各スポーク2に取り付けている延長管11の何れかに、タイヤ空洞4の空気圧調整用のバルブ12を取り付けることもできる。これにより、ホイールでより中心寄りにバルブ12を配置することができ、ホイールをバランスのとれたものにできる。
また、ホイールの中心に関して、延長管11に対称性を持たせることもできる。例えば、延長管11の長さや円溝9内での延長管11の這わせ方をホイールの中心に関して対称にする。これにより、ホイールは、全体重量でも中心に関し対称となるので、バランスがとれたものになる。
なお、前記第2の実施形態は、スポークのハブ側端部に、一端側がスポーク内空洞と連通し、かつ他端側が閉塞されて、前記スポーク内空洞を延長する延長空洞を設け、前記延長空洞の長さを異ならせることで、前記スポーク内空洞の長さに前記延長空洞の長さを加算した長さを異ならせることを実現している。
また、前記第2の実施形態において、延長管11は、スポークのハブ側端部に設けられて、延長空洞を構成する管形状部材を実現している。
また、前記第2の実施形態において、延長管11は、スポークのハブ側端部に設けられて、延長空洞を構成する管形状部材を実現している。
(第3の実施形態)
第3の実施形態は、本発明を適用したホイールである。
(構成)
第3の実施形態のホイールは、前記第2の実施形態のホイールと同様に、スポーク2(スポーク内空洞6)の内側端に延長管を取り付けている。そして、第3の実施形態では、延長管の端部(本来であれば自由端となる部位)を固定している。
図8は、そのホイールの構造を示す。
図8に示すように、スポーク2(スポーク内空洞6)の内側端に延長管(スポーク2毎に異なる長さの延長管)11を取り付けている。そして、延長管11の端部をホイールの所定部位に固定している。所定部位は、ディスク部1における、例えば前記凹溝9の外周面やハブ取り付け部5である。
第3の実施形態は、本発明を適用したホイールである。
(構成)
第3の実施形態のホイールは、前記第2の実施形態のホイールと同様に、スポーク2(スポーク内空洞6)の内側端に延長管を取り付けている。そして、第3の実施形態では、延長管の端部(本来であれば自由端となる部位)を固定している。
図8は、そのホイールの構造を示す。
図8に示すように、スポーク2(スポーク内空洞6)の内側端に延長管(スポーク2毎に異なる長さの延長管)11を取り付けている。そして、延長管11の端部をホイールの所定部位に固定している。所定部位は、ディスク部1における、例えば前記凹溝9の外周面やハブ取り付け部5である。
図9は、延長管11の取り付け構造を具体的に示す。
図9に示すように、延長管11の両端に、該延長管11に対して回転自由に取り付けられているフレアナット13を、ディスク部1及びスポーク内空洞6の内側端に形成したメネジ1a,6aにそれぞれ螺合させることで、延長管11を取り付けている。
図10は、フレアナット13で取り付け可能とするための延長管11の形状を示す。
図10に示すように、延長管11の端部11aは、外周に広がる円盤部11bにより拡径されて、該延長管11が挿通されるフレアナット13の孔径(延長管11の外径相当)よりも大きくなっている。これにより、図10に示すように、フレアナット13をメネジ1a,6aに締め付けることで、延長管11の端部(円盤部11b)が被接触部(ディスク部1及びスポーク内空洞6の内側端)に対して精密性(密閉性)を高くして接触するようになる。
図9に示すように、延長管11の両端に、該延長管11に対して回転自由に取り付けられているフレアナット13を、ディスク部1及びスポーク内空洞6の内側端に形成したメネジ1a,6aにそれぞれ螺合させることで、延長管11を取り付けている。
図10は、フレアナット13で取り付け可能とするための延長管11の形状を示す。
図10に示すように、延長管11の端部11aは、外周に広がる円盤部11bにより拡径されて、該延長管11が挿通されるフレアナット13の孔径(延長管11の外径相当)よりも大きくなっている。これにより、図10に示すように、フレアナット13をメネジ1a,6aに締め付けることで、延長管11の端部(円盤部11b)が被接触部(ディスク部1及びスポーク内空洞6の内側端)に対して精密性(密閉性)を高くして接触するようになる。
(作用及び効果)
作用及び効果は次のようになる。
前記第2の実施形態の場合と同様に、スポーク2(スポーク内空洞6)の内側端に延長管11を取り付けることで、スポーク内空洞6の長さが実質的に長くなる。言い換えれば、スポーク2の長さに制約されることなく、スポーク内空洞6の長さを選定できる。これにより、延長管11の長さを調整するだけで、スポーク内空洞6の長さを変化させることができ、任意の周波数の空洞共鳴音を抑制できる。また、各スポーク2に取り付ける延長管11の長さを異ならせることで、該各スポーク2間でスポーク内空洞6の長さを異ならせることができる。これにより、複数の異なる周波数の空洞共鳴音を効果的に抑制できる。
作用及び効果は次のようになる。
前記第2の実施形態の場合と同様に、スポーク2(スポーク内空洞6)の内側端に延長管11を取り付けることで、スポーク内空洞6の長さが実質的に長くなる。言い換えれば、スポーク2の長さに制約されることなく、スポーク内空洞6の長さを選定できる。これにより、延長管11の長さを調整するだけで、スポーク内空洞6の長さを変化させることができ、任意の周波数の空洞共鳴音を抑制できる。また、各スポーク2に取り付ける延長管11の長さを異ならせることで、該各スポーク2間でスポーク内空洞6の長さを異ならせることができる。これにより、複数の異なる周波数の空洞共鳴音を効果的に抑制できる。
一方、第3の実施形態では、特に、延長管11の端部(本来であれば自由端となる部位)を固定しているので、車両走行時に延長管11が移動、変形等してしまうのを防止できる。また、図9及び図10に示したような取り付け構造により延長管11を取り付けることで、タイヤ空洞4の空気が延長管部分から漏れてしまうのを防止できる。また、延長管11に対してフレアナット13が自由に回転されるので、延長管11を回転させることなくフレアナット13を締め付けることができるので、延長管11の取り付けを簡単にできる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態は、本発明を適用したホイールである。
(構成)
第4の実施形態のホイールは、ディスク部1の中心に位置されているハブ取り付け部5に、スポーク内空洞6に連通する延長穴を形成している。
図11は、そのホイールの構造を示す。同図(a)は正面図であり、同図(b)は側方からみた断面図である。
図11に示すように、ハブ取り付け部5内にスポーク内空洞6に連通する延長穴(溝)21を形成する。ここで、ハブ取り付け部5の軸方向の肉厚を厚くして、各スポーク2のスポーク内空洞6からの延長穴21を、ハブ取り付け部5の軸方向で積層構造にしており、これにより、各延長穴21同士で干渉(連通)しないようにしている。また、スポーク2毎に延長穴21の長さが異なっている。この例では、ホイールの中心に関し、長い(深い)組と短い(浅い)組とに振り分ける。
なお、延長穴21と、ハブ取り付け部5に形成されているハブボルト孔(又は該ハブボルト孔に取り付けられるボルト7)とが干渉しないように、該ハブボルト孔の位置及び延長穴21の位置が設計されるのは言うまでもない。
第4の実施形態は、本発明を適用したホイールである。
(構成)
第4の実施形態のホイールは、ディスク部1の中心に位置されているハブ取り付け部5に、スポーク内空洞6に連通する延長穴を形成している。
図11は、そのホイールの構造を示す。同図(a)は正面図であり、同図(b)は側方からみた断面図である。
図11に示すように、ハブ取り付け部5内にスポーク内空洞6に連通する延長穴(溝)21を形成する。ここで、ハブ取り付け部5の軸方向の肉厚を厚くして、各スポーク2のスポーク内空洞6からの延長穴21を、ハブ取り付け部5の軸方向で積層構造にしており、これにより、各延長穴21同士で干渉(連通)しないようにしている。また、スポーク2毎に延長穴21の長さが異なっている。この例では、ホイールの中心に関し、長い(深い)組と短い(浅い)組とに振り分ける。
なお、延長穴21と、ハブ取り付け部5に形成されているハブボルト孔(又は該ハブボルト孔に取り付けられるボルト7)とが干渉しないように、該ハブボルト孔の位置及び延長穴21の位置が設計されるのは言うまでもない。
(作用及び効果)
作用及び効果は次のようになる。
前記第2及び第3の実施形態の場合と同様に、スポーク内空洞6に連通する延長穴21を設けることで、スポーク内空洞6の長さが実質的に長くなる。言い換えれば、スポーク2の長さに制約されることなく、スポーク内空洞6の長さを選定できる。これにより、延長穴21の長さを調整するだけで、スポーク内空洞6の長さを変化させることができ、任意の周波数の空洞共鳴音を抑制できる。また、各スポーク2のスポーク内空洞6に連通する延長穴21の長さを異ならせることで、該各スポーク2間でスポーク内空洞6の長さを異ならせることができる。これにより、複数の異なる周波数の空洞共鳴音を効果的に抑制できる。
なお、前記第4の実施形態の説明において、延長穴21は、スポークのハブ側端部に連接される部位(ハブ取り付け部5)に設けられて、延長空洞を構成する穴を実現している。
作用及び効果は次のようになる。
前記第2及び第3の実施形態の場合と同様に、スポーク内空洞6に連通する延長穴21を設けることで、スポーク内空洞6の長さが実質的に長くなる。言い換えれば、スポーク2の長さに制約されることなく、スポーク内空洞6の長さを選定できる。これにより、延長穴21の長さを調整するだけで、スポーク内空洞6の長さを変化させることができ、任意の周波数の空洞共鳴音を抑制できる。また、各スポーク2のスポーク内空洞6に連通する延長穴21の長さを異ならせることで、該各スポーク2間でスポーク内空洞6の長さを異ならせることができる。これにより、複数の異なる周波数の空洞共鳴音を効果的に抑制できる。
なお、前記第4の実施形態の説明において、延長穴21は、スポークのハブ側端部に連接される部位(ハブ取り付け部5)に設けられて、延長空洞を構成する穴を実現している。
(第5の実施形態)
第5の実施形態は、本発明を適用したホイールである。
(構成)
第5の実施形態のホイールは、前記第4の実施形態のホイールと同様に、ディスク部1の中心に位置されているハブ取り付け部5に、スポーク内空洞6に連通する延長穴を形成している。そして、第5の実施形態では、ホイールの径方向で積層構造となるように延長穴を形成している。
図12は、そのホイールの構造を示す。
図12に示すように、各スポーク2のスポーク内空洞6からの延長穴(溝)22を、ハブ取り付け部5の径方向で積層構造にしており、これにより、各延長穴22同士で干渉(連通)しないようにしている。また、スポーク2毎に延長穴の長さが異なっている。
なお、延長穴22と、ハブ取り付け部5に形成されているハブボルト孔(又は該ハブボルト孔に取り付けられるボルト7)とが干渉しないように、該ハブボルト孔の位置及び延長穴22の位置が設計されるのは言うまでもない。
第5の実施形態は、本発明を適用したホイールである。
(構成)
第5の実施形態のホイールは、前記第4の実施形態のホイールと同様に、ディスク部1の中心に位置されているハブ取り付け部5に、スポーク内空洞6に連通する延長穴を形成している。そして、第5の実施形態では、ホイールの径方向で積層構造となるように延長穴を形成している。
図12は、そのホイールの構造を示す。
図12に示すように、各スポーク2のスポーク内空洞6からの延長穴(溝)22を、ハブ取り付け部5の径方向で積層構造にしており、これにより、各延長穴22同士で干渉(連通)しないようにしている。また、スポーク2毎に延長穴の長さが異なっている。
なお、延長穴22と、ハブ取り付け部5に形成されているハブボルト孔(又は該ハブボルト孔に取り付けられるボルト7)とが干渉しないように、該ハブボルト孔の位置及び延長穴22の位置が設計されるのは言うまでもない。
(作用及び効果)
作用及び効果は次のようになる。
前記第2及び第3の実施形態の場合と同様に、スポーク内空洞6に連通する延長穴を設けることで、スポーク内空洞6の長さが実質的に長くなる。言い換えれば、スポーク2の長さに制約されることなく、スポーク内空洞6の長さを選定できる。これにより、延長穴22の長さを調整するだけで、スポーク内空洞6の長さを変化させることができ、任意の周波数の空洞共鳴音を抑制できる。また、各スポーク2のスポーク内空洞6に連通する延長穴22の長さを異ならせることで、該各スポーク2間でスポーク内空洞6の長さを異ならせることができる。これにより、複数の異なる周波数の空洞共鳴音を効果的に抑制できる。
作用及び効果は次のようになる。
前記第2及び第3の実施形態の場合と同様に、スポーク内空洞6に連通する延長穴を設けることで、スポーク内空洞6の長さが実質的に長くなる。言い換えれば、スポーク2の長さに制約されることなく、スポーク内空洞6の長さを選定できる。これにより、延長穴22の長さを調整するだけで、スポーク内空洞6の長さを変化させることができ、任意の周波数の空洞共鳴音を抑制できる。また、各スポーク2のスポーク内空洞6に連通する延長穴22の長さを異ならせることで、該各スポーク2間でスポーク内空洞6の長さを異ならせることができる。これにより、複数の異なる周波数の空洞共鳴音を効果的に抑制できる。
(第6の実施形態)
第6の実施形態は、本発明を適用したホイールである。
(構成)
第6の実施形態は、図14に示す一端が開放した筒状部23aを備える(例えばキャップ形状の)閉塞部材23を、筒状部23aの空洞部とタイヤ空洞4とが連通するように、リム3側からスポーク内空洞6に挿入して取付けている。
図13及び図15は、そのホイール構造を示す。
第6の実施形態は、本発明を適用したホイールである。
(構成)
第6の実施形態は、図14に示す一端が開放した筒状部23aを備える(例えばキャップ形状の)閉塞部材23を、筒状部23aの空洞部とタイヤ空洞4とが連通するように、リム3側からスポーク内空洞6に挿入して取付けている。
図13及び図15は、そのホイール構造を示す。
(作用及び効果)
作用及び効果は次のようになる。
閉塞部材23の筒状部23aの空洞部をリム3側で開口して、タイヤ空洞4と連通させることで、筒状部23aの空洞をレゾネータとして機能させて、前記第1の実施形態と同様に、タイヤ空洞4での空洞共鳴音を抑制できる。
また、筒状部23aの長さを異ならせることで、リム3側から筒状部23aの閉塞端面(閉塞端部)23cまでの長さを異ならせている。これにより、複数の異なる周波数の空洞共鳴音を効果的に抑制できる。
作用及び効果は次のようになる。
閉塞部材23の筒状部23aの空洞部をリム3側で開口して、タイヤ空洞4と連通させることで、筒状部23aの空洞をレゾネータとして機能させて、前記第1の実施形態と同様に、タイヤ空洞4での空洞共鳴音を抑制できる。
また、筒状部23aの長さを異ならせることで、リム3側から筒状部23aの閉塞端面(閉塞端部)23cまでの長さを異ならせている。これにより、複数の異なる周波数の空洞共鳴音を効果的に抑制できる。
なお、閉塞部材23は、開放端側に係止部23bを備えており、この係止部23bがリム面に係止することにより、図13及び図15に示すように、閉塞部材23のスポーク内空洞6に対する位置決めを確実なものとしている。ここで、閉塞部材23は、材料を樹脂等のある程度弾性変形するものとして、その断面積がスポーク内空洞6の断面積よりも若干大きくなるように形成されることにより、スポーク内空洞6に挿入した状態で、閉塞部材23自身の弾性変形による反力により、閉塞部材23がスポーク内空洞6に固定されるようにしても良い。
本実施形態は、閉塞部材23をリム3側から挿入することができるため、タイヤ交換時等に、容易に閉塞部材23を取付けることができる。したがって、乗員の好みに応じてタイヤ空洞共鳴を低減する周波数のチューニングが自在にできる、または、スポーク内空洞6を有するスポークホイールを装着した車両であれば、該車両の販売後でもタイヤ空洞共鳴音の対策をとることができる、という利点を有する。
また、タイヤ空洞4の気密性を確保するために、図13及び図15に示すように、スポーク内空洞6の任意の位置(例えばハブ側)で断面を覆う隔壁24が形成されたとしても、該スポーク内空洞6に閉塞部材23を取付けることができるので、気密性との両立を容易に達成することができる、という利点を有する。
なお、前記第6の実施形態の説明において、閉塞部材23、より具体的には閉塞端面(閉塞端部)23cは、スポーク内空洞を閉塞する閉塞部材(閉塞部)を実現している。
なお、前記第6の実施形態の説明において、閉塞部材23、より具体的には閉塞端面(閉塞端部)23cは、スポーク内空洞を閉塞する閉塞部材(閉塞部)を実現している。
1 ディスク部、2 スポーク、5 ハブ取り付け部、6 スポーク内空洞、7 ボルト、11 延長管、21,22 延長穴、23 閉塞部材
Claims (12)
- 少なくとも2つのスポーク内に、タイヤとリムとの間に形成されるタイヤ空洞に連通し、かつ前記スポークのリム側から所定位置にて閉塞されるスポーク内空洞を設け、各スポークのうちの少なくとも一のスポークについての前記スポーク内空洞の前記リム側から閉塞側までの長さが、他のスポークについてのスポーク内空洞の長さと異なることを特徴とするスポークホイール。
- 前記スポーク内空洞に閉塞部材を取り付けて、前記スポーク内空洞を閉塞し、前記スポーク内空洞に対する前記閉塞部材の取り付け位置により前記スポーク内空洞の長さを異ならせることを特徴とする請求項1に記載のスポークホイール。
- 前記スポークのハブ側端部に、一端側が前記スポーク内空洞と連通し、かつ他端側が閉塞されて、前記スポーク内空洞を延長する延長空洞を設け、前記延長空洞の長さを異ならせることで、前記スポーク内空洞の長さを異ならせることを特徴とする請求項1に記載のスポークホイール。
- 前記延長空洞は、前記スポークのハブ側端部に設けた管形状部材により構成されることを特徴とする請求項3に記載のスポークホイール。
- 前記管形状部材に前記タイヤ空洞の圧力を調整する圧力調整バルブを設けることを特徴とする請求項4に記載のスポークホイール。
- 前記延長空洞は、前記スポークのハブ側端部に連接される部位に設けた穴により構成されることを特徴とする請求項3に記載のスポークホイール。
- 前記スポークのハブ側端部に連接される部位に形成されるスポーク毎の各延長空洞は、車軸の軸方向又は車軸の径方向に積層構造をなして該部位に形成されることを特徴とする請求項6に記載のスポークホイール。
- 各スポークについて前記スポーク内空洞を成立させるための構造が車軸中心に関して対称となっていることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載のスポークホイール。
- スポーク内にて、タイヤとリムとの間に形成されるタイヤ空洞に連通するスポーク内空洞と、
前記スポーク内空洞の前記リム側から閉塞側までの長さを調整する調整手段と、
を備えることを特徴とするスポークホイール。 - 前記スポークのハブ側端部に閉塞部材を取り付けて、前記スポーク内空洞を閉塞しており、前記調整手段は、前記スポーク内空洞に対する前記閉塞部材の取り付け位置により前記スポーク内空洞のリム側から閉塞側までの長さを調整することを特徴とする請求項9に記載のスポークホイール。
- 前記スポークのハブ側端部に、一端側が前記スポーク内空洞と連通し、かつ他端側が閉塞されて、前記スポーク内空洞を延長する延長空洞を設け、前記調整手段は、前記延長空洞の長さを異ならせることで、前記スポーク内空洞の長さに前記延長空洞の長さを加算した長さを異ならせることを特徴とする請求項9に記載のスポークホイール。
- 車両走行時におけるタイヤとリムとの間に形成されるタイヤ空洞での空洞共鳴による騒音を抑制する車両用騒音防止方法において、
スポーク内に、タイヤとリムとの間に形成されるタイヤ空洞に連通し、かつ前記スポークのリム側から所定位置にて閉塞されるスポーク内空洞を設け、空洞共鳴の周波数に対応させて、前記スポーク内空洞の前記リム側から閉塞側までの長さを調整することを特徴とする車両用騒音防止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006161322A JP2007326533A (ja) | 2006-06-09 | 2006-06-09 | スポークホイール及び車両用騒音防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006161322A JP2007326533A (ja) | 2006-06-09 | 2006-06-09 | スポークホイール及び車両用騒音防止方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007326533A true JP2007326533A (ja) | 2007-12-20 |
Family
ID=38927306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006161322A Pending JP2007326533A (ja) | 2006-06-09 | 2006-06-09 | スポークホイール及び車両用騒音防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007326533A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101301593B1 (ko) | 2011-09-19 | 2013-08-29 | 한국타이어 주식회사 | 차량의 소음저감용 휠 |
JP2020531345A (ja) * | 2017-08-18 | 2020-11-05 | カーボン・レボリューション・リミテッドCarbon Revolution Limited | 複合ホイールのスポーク部分の成形プリフォーム |
US20200346487A1 (en) * | 2019-04-30 | 2020-11-05 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicular wheel having a spoke defining a hollow chamber and vehicles including same |
US11541698B2 (en) | 2019-03-05 | 2023-01-03 | Hyundai Motor Company | Helmholtz resonator for vehicle wheel |
-
2006
- 2006-06-09 JP JP2006161322A patent/JP2007326533A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101301593B1 (ko) | 2011-09-19 | 2013-08-29 | 한국타이어 주식회사 | 차량의 소음저감용 휠 |
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JP7182612B2 (ja) | 2017-08-18 | 2022-12-02 | カーボン・レボリューション・リミテッド | 複合ホイール |
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US11633976B2 (en) * | 2019-04-30 | 2023-04-25 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicular wheel having a spoke defining a hollow chamber and vehicles including same |
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