JP4106648B2 - 写真フィルムの画像コマ位置決め装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、写真フィルムの長手方向に沿って形成された複数の画像コマを読み取る画像読取装置に適用され、読み取った各画像コマの位置決めを精度良く且つ効率良く行うことができる、写真フィルムの画像コマ位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、写真フィルムの一例である現像済みのネガフィルムの画像コマを読み取り、これをデジタル化する画像読取装置が知られている。デジタル化された画像コマは、例えば、デジタル露光装置において、印画紙等の写真感光材料に露光するための露光データとして使用される。画像読取装置では、画像コマの情報をデジタル化するために、いわゆるラインセンサが用いられ、当該ラインセンサと、ネガフィルムとを相対移動させることによって、画像コマを読み取ることができる。ここで、画像コマの読み取り(スキャニング)は、読み取った画像コマをデジタル露光装置に適用する場合、いわゆるプレスキャンと、本スキャン(実際にデジタル露光装置の露光データとして使用するための読み取りであり、プレスキャンよりも高分解能で読み取る)の2回行われるのが一般的である。
【0003】
プレスキャンにおいては、ネガフィルムの長手方向に沿って形成された複数の画像コマが読み取られ、読み取られた各画像コマの先端エッジ及び後端エッジが検出された後、検出された両エッジによって区画された画像コマが識別可能にモニタ表示される(例えば、両エッジによって区画され、一つの画像コマであると認識された領域に枠線がオーバレイ表示される)。ここで、ネガフィルム上に現像された各画像コマは、長手方向に沿って数mm程度の隙間を隔てて形成されており、当該隙間領域と画像コマ領域とでは、読み取ったデータの濃淡が異なるものとなるため、この濃淡差を利用することで、各画像コマの先端エッジ及び後端エッジが検出される(例えば、短手方向の平均濃淡値を長手方向に微分し、微分値が急変した箇所がエッジとして検出される)。オペレータは、前記表示された画像コマを見て、必要に応じて、色や濃淡の補正情報を入力して記憶する他、区画された画像コマの位置を微調整(例えば、前記枠線の位置を動かすことによって調整する)し、その補正位置を記憶させる。このようにして記憶されたプレスキャンによる補正情報は、本スキャンにおける各画像コマの読み取りの際に利用される。
【0004】
しかし、ネガフィルムに被写体を撮影するカメラにおいて、フィルムの巻き上げ系が故障している場合には、ネガフィルムの画像コマ間に隙間が形成されず、先に撮影した画像コマの一部に、後に撮影した画像コマが重なる場合がある。また、カメラが故障していなくても、フィルムの巻き上げ操作時に巻き戻しボタンを誤って押した場合や、24枚撮用フィルムで25枚の撮影を強引に行ったような場合には、同じように、隣接する2つの画像コマが重なり合う場合が生じる。このように2つの画像コマが重なり合った部分を有するネガフィルムに対してプレスキャンを行った場合、重なり合った部分のエッジは検出されず、検出された先端エッジ及び後端エッジによって区画された画像コマの長さが規定外となるため、本スキャンの対象から一律に除外したり、或いは、オペレータがモニタを見ながら、重なり合った部分を本スキャンの対象から除外する等、本スキャンで読み取るべき各画像コマの位置を補正する必要がある。
【0005】
これは、例えば、2つの画像コマが隙間なく接合している場合や、重なりが僅少であるような場合でも同様であり、両画像コマの本来の正確な両エッジを検出できないために、規定外の長さを有する一つの画像コマとして認識され、本スキャンの対象から一律に除外したり、或いは、オペレータがモニタを見ながら、本来の各画像コマの位置をそれぞれ設定しなければならないという手間を要していた。
【0006】
なお、以上の内容は、特に、プレスキャンにおける問題として説明したが、これに限らず、写真フィルムの長手方向に沿って形成された複数の画像コマを読み取り、読み取った複数の画像コマから検出したエッジに基づいて各画像コマの位置決めをする種々の場合において、同様に内在する問題である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、斯かる従来技術の問題点を解決するべくなされたものであり、写真フィルムの長手方向に沿って形成された複数の画像コマを読み取る画像読取装置に適用され、読み取った各画像コマの位置決めを精度良く且つ効率良く行うことができる、写真フィルムの画像コマ位置決め装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
斯かる課題を解決するべく、本発明は、写真フィルムに対して相対移動することにより、当該写真フィルムの長手方向に沿って形成された複数の画像コマを読み取るラインセンサと、前記ラインセンサで読み取った複数の画像コマから、各画像コマの先端エッジ及び後端エッジを検出し、当該検出した両エッジ間の距離を算出する信号処理手段とを備え、前記信号処理手段は、前記算出した距離が、前記写真フィルムの種類に対応した画像コマの前記長手方向における規定長よりも長く、規定長の二倍の長さよりも短い範囲に予め設定された基準値より小さい場合、正常な画像コマであると判定し、前記検出した先端エッジ及び後端エッジに基づいて、当該画像コマの位置を決定し、前記算出した距離が前記基準値である場合、隣接する2つの画像コマが重なり合っていると判定し、前記検出した先端エッジに基づいて一方の画像コマの位置を決定し、前記検出した後端エッジに基づいて他方の画像コマの位置を決定し、前記算出した距離が前記基準値より大きい場合、隣接する2つの画像コマが接合していると判定し、前記検出した先端エッジに基づいて一方の画像コマの位置を決定し、前記検出した後端エッジに基づいて他方の画像コマの位置を決定することを特徴とする写真フィルムの画像コマ位置決め装置を提供するものである。
【0009】
斯かる発明によれば、検出した先端エッジ及び後端エッジ間の距離の大小に応じて、(1)正常な画像コマ、(2)2つの画像コマが重なり合っている、(3)2つの画像コマが接合している、のいずれの状態であるかが判定される。ここで、先端エッジ及び後端エッジとは、各画像コマを区画する両エッジの内、イメージセンサで先に読み取ったエッジ及び後に読み取ったエッジをそれぞれ意味するものとして使用する。
【0010】
上記(1)の場合には、従来と同様に、先端エッジ及び後端エッジに基づいて画像コマの位置が決定される。つまり、両エッジで区画される領域が当該画像コマの位置であると決定されることになる。
【0011】
また、上記(2)又は(3)の場合には、正確に検出された先端エッジに基づいて、重なり合った(又は接合された)一方の画像コマの位置が決定される(例えば、当該先端エッジから後端側に規定長を有する領域が、一方の画像コマの位置であると決定される)。また、正確に検出された後端エッジに基づいて、重なり合った(又は接合された)他方の画像コマの位置が決定される(例えば、当該後端エッジから先端側に規定長を有する領域が、他方の画像コマの位置であると決定される)。従って、従来のように、規定外の長さを有する一つの画像コマとして認識されてしまうために、本スキャンの対象等から一律に除外されたり、或いは、本来の各画像コマの位置をモニタを見ながらそれぞれ設定しなければならないといった問題を解消することができ、読み取った各画像コマの位置決めを精度良く且つ効率良く行うことができる。
【0012】
また、本発明によれば、上記(2)又は(3)の場合が特に区別されなかった従来技術と異なり、いずれの場合であるかによって、隣接する2つの画像コマがそれぞれ別の状態であると判定される。従って、本発明に係る位置決め装置を、例えば、前述したようなプレスキャンに適用し、各画像コマの位置を決定した後の処理を、(2)の場合と(3)の場合とで異なるものにすることも可能である。例えば、(2)の場合には、重なり合った2つの画像コマのそれぞれの位置は前述のようにして決定されるものの、決定された位置を補正(重なり合った部分が、露光データとして使用し難いような状態の場合には、当該部分が本スキャンの対象から除外されるように補正する等)するか否かをオペレータに確認させる処理とすることが可能である。一方、(3)の場合((1)の場合も同様)には、各画像コマの位置が正常に決定されたとし、当該決定された位置通りの各画像コマを本スキャンで読み取ることにして、オペレータの確認を不要にする処理とすることが可能である。これにより、上記(2)又は(3)の場合の区別がなされないために、どちらの場合であってもオペレータに補正の要否を確認させる処理とする場合に比べ、作業性が向上し、効率良く画像コマの読み取りが可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像コマ位置決め装置を適用したプレスキャン及び本スキャンの両機能を有する画像読取装置のブロック構成図である。図1において、画像コマ位置決め装置は、ラインセンサ9と、信号処理手段としての画面エッジ検出部30及びシステム制御部20とから構成される。以下、斯かる画像位置決め装置を適用した画像読取装置Sについて説明する。
【0014】
本実施形態に係る画像読取装置Sは、写真フィルムの一例であるネガフィルム1がセットされ搬送されるフィルム搬送ユニット2を備えている。フィルム搬送ユニット2は、ネガフィルム1を位置決めするネガマスク3と、ネガフィルム1を搬送する搬送ローラ対4と、搬送ローラ対4を駆動するパルスモータ5とを備えている。
【0015】
また、画像読取装置Sは、ネガフィルム1と直交する光軸に沿って光源7と、レンズ8と、画像読取用のラインセンサ9とを備えている。ラインセンサ9は、CCDがネガフィルム1の幅方向に沿って1列に多数個配列され、ネガフィルム1の幅方向寸法をカバーできるように構成されている。ラインセンサ9により、主走査方向のスキャニングが行われ、ラインセンサ9に対してネガフィルム1を搬送移動させることにより副走査方向のスキャニングが行われる。
【0016】
また、画像読取装置Sは、装置全体の制御を統括するシステム制御部20を備え、システム制御部20により各部の制御が行われる。搬送制御部21は、フィルム搬送ユニット2の搬送系や走査系の駆動制御を行うものであり、ラインセンサドライバ22によりラインセンサ9を駆動し、モータ制御部23により、パルスモータ5を駆動制御する。また、搬送制御部21は、光源7の制御も行う。モータ制御部23は、パルスモータ5から出力されるパルスと基準パルスとを比較し、安定した回転数制御を行う。
【0017】
さらに、画像読取装置Sは、画像処理部25を備えている。画像処理部25には、ラインセンサ9によって読み取られたネガフィルム1の画像データが、A/D変換部24によってデジタル化されて入力される。画像処理部25に入力された画像データは、対数圧縮変換等の処理を施された後に出力され、モニタ駆動部26を介してモニタ27に表示される。また、画像処理部25から出力された画像データは、画面エッジ検出部30にも入力され、画像データの中から各画像コマの先端エッジ及び後端エッジが検出される。なお、画面エッジ検出部30は、入力された画像データの短手方向の平均濃淡値を長手方向に微分し、当該微分値が所定のしきい値以上になった箇所をエッジとして検出する。
【0018】
ここで、前述したシステム制御部20は、カウンタ32とデータ記憶部33とを備えている。カウンタ32には、画面エッジ検出部30で検出した先端エッジ及び後端エッジ検出信号と、モータ制御部23からのモータ駆動パルス信号が入力される。カウンタ32は、前記入力された各信号に基づき、検出した両エッジ間の距離(駆動パルス数に換算した値)を算出し、その値をデータ記憶部33に記憶する。データ記憶部33には、予め設定された基準値(駆動パルス数に換算した値)も記憶されており、システム制御部20は、前記算出した両エッジ間の距離と前記基準値とを比較する。
【0019】
ここで、ネガフィルム1が所謂35ミリフィルムである場合を例にとって説明すれば、図2に示すように、前記基準値(図2ではミリ単位で示す)として、(a)35〜38mm、(b)38〜68mm、(c)68〜76mmの3種が予め設定されており、システム制御部20は、検出した両エッジ間の距離が前記3種のいずれに適合するか判断し、各画像コマがどのような状態であるかを判定する。すなわち、図2に示す例では、(a)に適合する場合、正常な画像コマであると判定し、(b)に適合する場合、隣接する2つの画像コマが重なり合っていると判定し、(c)に適合する場合、隣接する2つの画像コマが接合していると判定する。
【0020】
さらに、システム制御部20は、上記判定結果に基づき、各画像コマの位置を決定する。図2に示す例では、(a)に適合する場合、検出した先端エッジ及び後端エッジに基づいて、当該画像コマの位置を決定し、両エッジの位置情報等をデータ記憶部30に記憶する。また、(b)に適合する場合、検出した先端エッジから後端側に規定長(35〜38mmの範囲で任意に設定可能)を有する領域が一方の画像コマの位置であると決定し、当該一方の画像コマの両エッジの位置情報等をデータ記憶部30に記憶する。また、検出した後端エッジから先端側に規定長(35〜38mmの範囲で設定可能)を有する領域が他方の画像コマの位置であると決定し、当該他方の画像コマの両エッジの位置情報等をデータ記憶部30に記憶する。(c)に適合する場合も(b)に適合する場合と同様である。
【0021】
ただし、(b)に適合する場合、つまり隣接する2つの画像コマが重なり合っていると判定された場合には、モニタ27に、決定した画像コマの位置情報がポップアップ表示される。図3は、斯かる場合におけるモニタ27の表示画面例である。図3に示すように、2つの画像コマA、Bが重なり合っていると判定した場合には、当該2つの画像コマA、Bの画像データと共に、決定したいずれか一方の画像コマの位置情報が識別可能に表示される(図3では、一つの画像コマAであると認識された領域に枠線a1、a2がオーバレイ表示されている)。オペレータは、決定された位置(枠線a1、a2)を必要に応じて補正することが可能(枠線a1、a2の位置をカーソル271で移動することにより補正可能)とされており、補正後に確定した位置情報等がデータ記憶部30に上書きして記憶される。
【0022】
なお、本実施形態では、(b)に適合する場合にのみ、上記ポップアップ表示を行って、位置情報を補正するか否かをオペレータに確認させ、(a)又は(c)に適合する場合には、決定された画像コマの位置情報をそのまま使用する構成とすることにより、オペレータの作業効率を高めている。また、本実施形態では、(a)〜(c)の3種を基準値として予め設定する構成としているが、本発明は、これに限るものではなく、中間の基準値(図2の例では(b)の場合が相当する)だけを予め設定しておき、算出したエッジ間距離が、前記基準値の範囲より小さい場合、前記基準値の範囲内にある場合、前記基準値の範囲より大きい場合のそれぞれで処理が異なるように構成することも可能である。また、基準値の値は、搬送されるフィルムの種類等に応じて選択し得るように、テーブル形式で記憶させておくことも可能である。
【0023】
以上に説明した画像読取装置Sによってプレスキャンを行う場合には、画像読取装置Sが具備するキーボード34からプレスキャン開始の指令キーを操作することにより、ネガフィルム1が図1の矢符Aの方向に移動する。移動開始と同時にラインセンサ9によってネガフィルム1全体の画像が読み取られた後、前述したように各画像コマの位置(補正を行った場合は補正後の位置)が決定され、当該位置情報等がデータ記憶部33に記憶される。次に、画像読取装置Sによって本スキャンを行う場合には、画像読取装置Sが具備するキーボード34から本スキャン開始の指令キーを操作することにより、ネガフィルム1が図1の矢符Aと逆方向(或いはプレスキャン開始位置まで戻されてから再び矢符Aの方向)に移動する。本スキャンにおいてもラインセンサ9によってネガフィルム1の画像が読み取られるが、本スキャンで読み取られるのは、プレスキャンで決定された各画像コマ毎の画像データであり、この際、プレスキャンにより決定され記憶部33に記憶された各画像コマの位置情報等が読み出されて位置決めに供される。本スキャンで読み取られた画像コマは、デジタル露光装置の露光データとして利用可能である。
【0024】
なお、本実施形態では、プレスキャン及び本スキャンの機能を有する画像読取装置に適用する場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限るものではなく、本スキャン機能のみを有する画像読取装置において画像コマの位置決めを行う場合にも無論適用可能である。また、位置決め後に読み取られた画像コマがデジタル露光装置に適用される場合を例に挙げて説明したが、これ以外にもパーソナルコンピュータのモニタ等において表示させたり、感光紙以外のプリンタ用紙に出力したり等、デジタル画像を利用し得る種々の用途に適用可能である。
【0025】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る画像位置決め装置によれば、検出した先端エッジ及び後端エッジ間の距離の大小に応じて、(1)正常な画像コマ、(2)2つの画像コマが重なり合っている、(3)2つの画像コマが接合している、のいずれの状態であるかが判定される。上記(1)の場合には、従来と同様に、先端エッジ及び後端エッジに基づいて画像コマの位置が決定される。また、上記(2)又は(3)の場合には、正確に検出された先端エッジに基づいて、重なり合った(又は接合された)一方の画像コマの位置が決定され、正確に検出された後端エッジに基づいて、重なり合った(又は接合された)他方の画像コマの位置が決定される。従って、従来のように、規定外の長さを有する一つの画像コマとして認識されてしまうために、本スキャンの対象等から一律に除外されたり、或いは、本来の各画像コマの位置をモニタを見ながらそれぞれ設定しなければならないといった問題を解消することができ、読み取った各画像コマの位置決めを精度良く且つ効率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の一実施形態に係る画像コマ位置決め装置を適用した画像読取装置のブロック構成図である。
【図2】 図2は、図1に示すシステム制御部(信号処理手段)における判定内容を説明する説明図である。
【図3】 図3は、図1に示すモニタの表示画面例である。
【符号の説明】
9 ラインセンサ
20 システム制御部(信号処理手段)
30 画面エッジ検出部(信号処理手段)
Claims (1)
- 写真フィルムに対して相対移動することにより、当該写真フィルムの長手方向に沿って形成された複数の画像コマを読み取るラインセンサと、
前記ラインセンサで読み取った複数の画像コマから、各画像コマの先端エッジ及び後端エッジを検出し、当該検出した両エッジ間の距離を算出する信号処理手段とを備え、
前記信号処理手段は、
前記算出した距離が、前記写真フィルムの種類に対応した画像コマの前記長手方向における規定長よりも長く、規定長の二倍の長さよりも短い範囲に予め設定された基準値より小さい場合、正常な画像コマであると判定し、前記検出した先端エッジ及び後端エッジに基づいて、当該画像コマの位置を決定し、
前記算出した距離が前記基準値である場合、隣接する2つの画像コマが重なり合っていると判定し、前記検出した先端エッジに基づいて一方の画像コマの位置を決定し、前記検出した後端エッジに基づいて他方の画像コマの位置を決定し、
前記算出した距離が前記基準値より大きい場合、隣接する2つの画像コマが接合していると判定し、前記検出した先端エッジに基づいて一方の画像コマの位置を決定し、前記検出した後端エッジに基づいて他方の画像コマの位置を決定することを特徴とする写真フィルムの画像コマ位置決め装置。
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JP2001359152A JP4106648B2 (ja) | 2001-11-26 | 2001-11-26 | 写真フィルムの画像コマ位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001359152A JP4106648B2 (ja) | 2001-11-26 | 2001-11-26 | 写真フィルムの画像コマ位置決め装置 |
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Family Applications (1)
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JP2001359152A Expired - Lifetime JP4106648B2 (ja) | 2001-11-26 | 2001-11-26 | 写真フィルムの画像コマ位置決め装置 |
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JP (1) | JP4106648B2 (ja) |
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2001
- 2001-11-26 JP JP2001359152A patent/JP4106648B2/ja not_active Expired - Lifetime
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