JP2986817B2 - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、マイクロフィルムの画像を拡大投影して光
電変換手段により読み取り、ディジタル画像処理を行な
う画像読取装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、ディジタル信号が得られる画像読取装置で
は、光電変換手段としてCCD(電荷結合素子)等のイメ
ージセンサを用いており、このイメージセンサの各画素
のばらつき,照明ランプおよび光学系の特性における光
量分布の偏りを補正するためにシェーディング補正を行
なう必要がある。従来、このシェーディング補正は、実
際の画像を読取る時と同じ照明ランプと同じ光学系とを
用いてあらかじめ標準となる画像を読み取り、読み取っ
た画像データをシェーディング補正データとして内部メ
モリに保持し、実際の原稿を読取る際に、この補正デー
タを基に補正を加えることにより行なうというのが一般
的となっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上述のような従来装置において、マイクロフ
ィルム画像の撮影縮率は被写体サイズによって大きく異
なっており、スクリーン上に投影して閲読する際には適
当な大きさに拡大投影するために、頻繁に投影レンズの
倍率が変更される。このため、光電変換素子によりマイ
クロフィルムの投影像を読み取り、内部メモリに保持し
ているシェーディング補正データで画像処理を行なって
も、シェーディング補正データを取込んだ時の投影レン
ズの倍率と光電変換素子による画像読込み時の投影レン
ズの倍率との不一致によって、適正なシェーディング補
正が行われず、画像処理後にデジタルプリンタから出力
されたプリント画像を見て始めてミスコピーに気づい
て、再度シェーディング補正データを取り込み、プリン
トをするというような欠点があった。
本発明の目的は、上述のような欠点を除去し、投影レ
ンズの倍率が変更された場合にも、適切なシェーディン
グ補正が得られる画像読取装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明は、フィルム投影露
光手段により投影されたフィルムの画像を光電変換手段
により読み取り、該光電変換手段の出力信号に対してシ
ェーディング補正を施す画像読取装置において、前記フ
ィルム投影露光手段のフィルム投影レンズの変換または
倍率変化を検出するレンズ検出手段と、該レンズ検出手
段の出力により該フィルム投影レンズの投影倍率が変化
したと判定した場合には、シェーディング補正データを
新たに取り込むシェーディング補正手段とを具備するこ
とを特徴とする。
〔作 用〕
本発明では、投影レンズの交換または倍率変更を検知
する検知手段を設けて、マイクロフィルムの投影画像を
光電変換素子により読み取り画像処理を行なってデジタ
ルプリントをとる際に、投影レンズが交換、または倍率
変更された場合には、再度シェーディング補正データの
読み込みを行なってからフィルム投影画像の読み取りを
行ない、デジタルプリントを出力するようにしたので、
別の投影レンズのシェーディング補正データによってミ
スプリントの出力が生じることが防止される。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例の画像読取装置の概略配置
構成を示す。
本図に示すように、マイクロフィルムをスクリーン上
に投影する場合には、マイクロフィルムFはランプ3,球
面ミラー4,コンデンサレンズ5からなる照明手段によっ
て照明され、照明されたマイクロフィルムFの画像は投
影レンズ6及び固定ミラー8,可動ミラー9からなる投影
光学系によってスクリーン7上に投影レンズ6による所
定の倍率で投影される。この場合、可動ミラー9は実線
位置にあり、投影光路を形成する。一方、マイクロフィ
ルムFの画像を読み取る場合には、可動ミラー9を符号
9′で示す2点鎖線の退避位置に図示しないアクチュエ
ータ等により移動することにより、ランプ3,球面ミラー
4,コンデンサレンズ5からなる照明手段によって照明さ
れたマイクロフィルムFの画像は、投影レンズ6、ミラ
ー8からなる読み取り光学系によって光電変換部のCCD
(電荷結合素子)10に結像され、このCCD10を図の矢印
A方向に副走査することによりマイクロフィルム画像を
読み取り、電気的な画像信号に変換する。この時、投影
光学系の光路長と光電変換用読取り光学系の光路長とは
等しく設定してある。
また、13は投影レンズ6の着脱を検知するレンズ検出
手段であり、投影レンズ6の着脱情報を出力する。そし
て、17はマイクロフィルムFを供給する供給リール、18
は供給リール17に取付けられたフィルム給送用モータ、
19はマイクロフィルムFを巻取る巻取りリール、20は巻
取りリール19に取付けられたフィルム緊張兼用の巻取り
モータ、および21はマイクロフィルムFを押えるための
フィルム押え部材である。また、22は正転,逆転可能な
キャプスタンローラである。マイクロフィルムFは供給
リール17と巻取りリール19間に巻き掛けられて、キャプ
スタンローラ22の正・逆転によって巻取りリール19に巻
取られ、又は供給リール17に巻戻される。
また、上述のマイクロフィルムFは第2図に示すよう
なロールフィルムであり、各画像駒ごとに検索マーク23
が付されている。後述する操作部のキーボードによりロ
ールフィルム内の駒番号が操作者により指定されると、
マイクロフィルムF上の検索マーク23をランプ3で照明
し、マイクロフィルムFを送給する際に、検索マーク23
によって遮断される光の変化をマーク検知器11で検知
し、このマーク検知器11の出力信号を計数部で計数し、
この計数部の計数内容の数値と上述のキーボードから入
力した所望の画像駒番号の数値とを比較して、両者が一
致した時に検索終了信号を発して、この検索終了信号に
よりキャプスタンローラ22の回転を停止し、マイクロフ
ィルムFは停止する。この検索のための検索回路の詳細
は特公昭41−260号公報等において周知のものであり、
本発明と直接関係しないので、ここでは説明を省略す
る。
第3図は第1図の本発明実施例装置の回路構成を示
す。本図において、第1の制御部102は上述のCCD10を含
む光電変換部の制御と、マイクロフィルムの送給制御を
行なう制御回路である。操作部108は本画像読取装置の
各種の操作情報を入力するためのものである。第2の制
御部107は操作部108からの入力指示により動作する制御
回路である。これらの制御回路102,107はそれぞれマイ
クロコンピュータ,プログラムROM,データメモリおよび
通信回路等により構成されている。制御部102と107間は
通信回線により接続されており、第2の制御部107の指
示により第1の制御部102が所定の動作を行なう、いわ
ゆるマスター・スレーブの制御形態を採用している。
操作部108は例えば表示部として液晶素子を使用し、
またその素子表面に透明電極からなるタッチパネルを具
備することにより、マイクロフィルムFの検索駒の指
定、編集動作の指定等の選択指示が行なえるようにして
いる。また操作部108には複写動作開始を指示するキー
であるプリントキー、複写動作を停止するキーであるス
トップキー、および動作モードを標準状態に復帰するキ
ーであるリセットキーなども設けてある。
また、第2の制御部107は画像に関する各種の処理を
行なう画像処理部106の制御を行なっている。一方、第
1の制御部102は上述の光電変換部の副走査の駆動制
御、およびミラー9を投影光学系位置から読み取り光学
系位置9′に切換えるため等に用いられるメカ駆動部10
5の制御を行い、またランプ3の露光制御を行なう露光
制御部104の制御を行なう。また、この制御部102はCCD1
0から入力した画像信号に対して画像に関する必要な各
種の処理を行なうアナログ信号処理部100、およびシェ
ーディング補正を行うシェーディング補正回路101の制
御も行なう。
シェーディング補正回路101はアナログ信号処理部100
の出力信号に対してCCD10の各画素のばらつきや照明ラ
ンプ3および光学系の特性における光量分布の偏りを補
正するためのシェーディング補正を行なう。このシェー
ディング補正は、実際のマイクロフィルム画像を読み取
る時と同じ照明ランプと読み取り光学系を用い、この時
のCCD10の1ライン分の画像データをシェーディング補
正用のデータとしてシェーディング補正回路101内の内
部メモリに保持し、実際のマイクロ画像を読み取る際
に、この補正データを基にシェーディング補正回路101
で補正を加えることにより行なう。また、制御部102は
マイクロフィルムFの通路上にフィルムの有無を検知す
るセンサ12と接続し、マイクロフィルムFが装着されて
いるか否かを検知し、さらに投影レンズ6が着脱された
か否かをレンズ検知手段13によって検知している。
第4図は本発明実施例の制御手順を示す。次に、第4
図のフローチャートを参照して本発明実施例の動作を説
明する。
まず、ステップ201で投影レンズ6が交換されたこと
がレンズ検出手段13の出力によって検出されると、制御
部102は次のステップ202で装置にマイクロフィルムFが
装着されているか否かをセンサ12の出力によって判定
し、すでにマイクロフィルムFが装着されている場合に
は現在の駒番号検索条件等の検索情報をステップ203で
制御部102の内部メモリに記憶し、ステップ204でメカ駆
動部105を介してキャプスタンローラ22を逆転させるこ
とにより、供給リール17にマイクロフィルムFを巻戻
す。
マイクロフィルムFが投影光路をはずれたら、制御部
102はステップ205で可動ミラー9をメカ駆動部105を介
して第1図の2点鎖線位置9′に移動し、CCD10で読み
取りを行ない、この読み取ったデータをシェーディング
補正用の補正データとしてシェーディング補正回路101
内の内部メモリに保持する。
その後、可動ミラー9を第1図の実線位置に戻し、ス
テップ206で検索情報が制御部102の内部メモリに保持さ
れている場合には、メカ駆動部105によりモータ18,20を
駆動してマイクロフィルムFを検索情報に従ってオート
ローディングし、元の駒番号で停止し、シェーディング
動作を終了する。
上記のステップ202でマイクロフィルムFが検知され
ない時は、ただちにステップ205でシェーディング補正
データを内部メモリに保持し、ステップ206では検索情
報がないために、ただちにステップ208に進み、シェー
ディング動作を終了する。
上述した本発明実施例では、ロールフィルムの検索装
置におけるシェーディング動作時のロールフィルムの光
路外への退避と、再度同一駒までローディングすること
について説明したが、本発明はロールフィルムに限定す
る必要は全くなく、マイクロフィッシュ,アパチャカー
ド等のフィルム検索装置においても同様に適用できるこ
とは勿論である。
また、本発明実施例ではレンズ交換時にシェーディン
グ補正データを読み込んでいるが、レンズが交換された
か否かを内部メモリに保存しておいて、その後のデジタ
ルプリントの指令に応じて、その内部メモリを参照し、
レンズが交換されている場合には、再びシェーディング
補正データを取り込むようにしてもよい。
また、投影レンズがズームレンズの場合には、レンズ
検出手段によってズーミングの際の変化量を内部メモリ
に記憶するようにすれば、倍率が変化した場合にもシェ
ーディング補正データを新たに読み込むことができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、投影レンズの
状態変化を検出するレンズ検出手段を設けて、投影レン
ズが交換されたり、ズームレンズによる投影倍率が変化
した場合には新たにシェーディング補正データを取り込
むようにしたので、その場合に誤まったシェーディング
補正によってプリントミスが発生するのを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の画像読取装置の概略内部構成を
示す斜視図、 第2図は第1図のマイクロフィルムの詳細を示す平面
図、 第3図は第1図の実施例装置の回路構成を示すブロック
図、 第4図は本発明実施例の制御動作を示すフローチャート
である。 F……マイクロフィルム、 3……ランプ、 6……投影レンズ、 7……スクリーン、 8……固定ミラー、 9……可動ミラー、 10……CCD、 11……マーク検知器、 12……センサ、 13……レンズ検出手段(センサ)、 18,20……モータ、 22……キャプスタンローラ、 101……シェーディング補正回路、 102,107は制御部、 105……メカ駆動部、 108……操作部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルム投影露光手段により投影されたフ
    ィルムの画像を光電変換手段により読み取り、該光電変
    換手段の出力信号に対してシェーディング補正を施す画
    像読取装置において、 前記フィルム投影露光手段のフィルム投影レンズの交換
    または倍率変化を検出するレンズ検出手段と、 該レンズ検出手段の出力により該フィルム投影レンズの
    投影倍率が変化したと判定した場合には、シェーディン
    グ補正データを新たに取り込むシェーディング補正手段
    と を具備することを特徴とする画像読取装置。
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