JP3200214B2 - 画像読み取り装置 - Google Patents

画像読み取り装置

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JP3200214B2
JP3200214B2 JP35486692A JP35486692A JP3200214B2 JP 3200214 B2 JP3200214 B2 JP 3200214B2 JP 35486692 A JP35486692 A JP 35486692A JP 35486692 A JP35486692 A JP 35486692A JP 3200214 B2 JP3200214 B2 JP 3200214B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、読み取り位置に移送さ
れたフィルム原稿の画像を光電変換して画像読み取りを
行うフィルム画像読み取り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】(第1の従来例)従来、電子写真装置あ
るいは静電記録装置などの画像形成装置に写真フィルム
等の透過原稿の画像を読み取るのには、オーバーヘッド
プロジェクターの様に画像読み取り部に原稿画像を写し
たり、あるいは特別なフィルムスキャナー装置等により
原稿画像を読み取り、電気的な信号により画像形成装置
に通信する方法等が提案され実用化されている。
【0003】そして、この種の画像読み取り装置として
は、図3にその概略を示すように構成されるものがあ
る。図において透過原稿としてのフィルム100は、光
源101からコンデンサレンズ等から成る光学系102
を介して光を照射され、その透過光である画像光が投影
レンズ103を介して読み取り素子としてのCCD等の
センサ104上に投影され、センサ104は移動しなが
ら画像の全体を読み取り、画像光を電気的に変換してゆ
く。
【0004】さらに、図6に画像読み取り装置の本体を
示すように、ビュアー11には、フィルム100の画像
が投影されるスクリーン11aと読取動作に必要な情報
を入力する情報入力部11bが設けられており、センサ
104による画像読み取りの前に、フィルム100の画
像を光学的にスクリーン11aに投影して、画像の確認
や読み取り領域の設定等を行うことができる。 (第2の従来例)従来、電子写真装置あるいは静電記録
装置などの画像形成装置に写真フィルム等の透過原稿の
画像を読み取るのには、フィルムスキャナー装置等によ
り画像を電気的な信号により画像形成装置に通信する方
法等が提案され実用化されている。
【0005】そして、この種の画像読み取り装置として
は、図10にその概略を示すように構成するものがあ
る。図において透過原稿としてのフィルム300は、光
源301からコンデンサレンズ等から成る光学系302
を介して光を照射され、その透過光である画像光が投影
レンズ303を介して読取素子としてのCCD等の画像
読み取りセンサー304上に投影され、画像読み取りセ
ンサー304は移動しながら画像の全体を読み取り、画
像光を電気信号に変換してゆく。
【0006】その際、図14に画像読み取り装置の本体
を示すように、ビュアー211には、フィルム300の
画像が表示されるスクリーン211aと読み取り動作に
必要な情報を入力する情報入力部211bが設けられて
いる。
【0007】通常では、画像読み取りセンサー304に
よる画像読み取りの前に、フィルム300の画像を光学
的にスクリーン211aに投影して、画像の確認や読み
取り領域の設定等を行っていたが、最近では装置の小型
化のため光学的に投影する手段の部分を無くして、直接
画像読み取りセンサー304により画像を読み取り、電
子ビュアー等に確認用の画像を表示するようになってい
る。
【0008】さらに、フィルム300を挾持できるキャ
リアー201を画像読み取り装置に装着する際にフィル
ム300の画像を流し読むことができる装置もある。 (第3の従来例)従来、電子写真装置あるいは静電記録
装置などの画像形成装置に写真フィルム等の透過原稿の
画像を読み取るのには、フィルムスキャナー装置等によ
り画像を電気的な信号により画像形成装置に通信する方
法等が提案され実用化されている。
【0009】そして、この種の画像読み取り装置として
は、図19にその概略を示すように構成するものがあ
る。透過原稿としてのフィルム500は、光源501よ
りコンデンサレンズ等から成る光学系502を介して光
を照射され、その透過光である画像光が投影レンズ50
3を介して読み取り素子としてのCCD等の画像読み取
りセンサー504上に投影され、画像読み取りセンサー
504は移動しながら画像の全体を読み取り、画像光を
電気信号に変換してゆく。
【0010】さらに、この画像読み取り装置は、フィル
ム500を挾持できるキャリアー部材を画像読み取り装
置に案内するマガジン部へ挿入される際に、フィルム5
00の画像を流し読むことが可能である。
【0011】図18にその概略を示すように、CCD等
の画像読み取りセンサー504を所定の位置に静止さ
せ、光源501よりコンデンサレンズ等から成る光学系
502を介して照射される光の前にフィルム500を移
動させていくことで、投影される画像光の全体を画像読
み取りセンサー504に流し読みしてゆく。
【0012】画像読み取り装置の全体は、図20に示す
ようになっている。画像読み取り装置本体412にキャ
リアー部材を本体に案内するマガジン部410が着脱可
能に備えられ、キャリアー部材を差し込む穴410aが
あいている。さらに画像読み取り装置本体412には、
ビュアー部411を備える。ビュアー部411には、フ
ィルム500の画像が表示されるスクリーン411aと
読み取り動作に必要な情報を入力する操作部411bが
設けられている。スクリーン411aはフィルム500
の画像を光学的に投影することも可能だが、コストダウ
ンや装置の小型化より最近では電子的な(液晶)スクリ
ーン11aに電気信号で通信し画像を表示している。 (第4の従来例)従来、電子写真装置あるいは静電記録
装置などの画像形成装置に写真フィルム等の透過原稿の
画像を読み取らせるのに、フィルムスキャナー装置等に
より画像を電気的な信号により画像形成装置に通信する
方法等が提案され実用化されている。
【0013】画像読み取り装置の全体は図27に示すよ
うになっている。画像読み取り装置本体612にキャリ
アー部材を差し込む穴610aがあいている。さらに画
像読み取り装置本体612には、ビュアー部611を備
える。ビュアー部611には、フィルム700の画像が
表示されるスクリーン611aと読み取り動作に必要な
情報を入力する操作部611bが設けられている。スク
リーン611aはフィルム700の画像を光学的に投影
することも可能だが、コストダウンや装置の小型化より
最近では電子的な(液晶)スクリーン611aに電気信
号で通信し画像を表示している。
【0014】そして、この種の画像読み取り装置として
は、図23にその概略を示すように構成される。透過原
稿としてのフィルム700は、光源701よりコンデン
サレンズ等から成る光学系702を介して光を照射さ
れ、その透過光である画像光が投影レンズ703を介し
て読み取り素子としてのCCD等の画像読み取りセンサ
ー704上に投影され、画像読み取りセンサー704は
移動しながら画像の全体を読み取り、画像光を電気信号
に変換してゆく。スクリーン611aにプリスキャンに
より画像を表示した後、読み取り動作に必要な情報、例
えば領域の設定等の操作をして、フィルム画像を本格的
に読み込みはじめる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】(第1の課題)しかし
ながら、上記第1従来例での画像確認のプリスキャン
は、画像読み取り装置の小型化及び画像情報処理作業の
簡略化等で、画像を直接にスクリーン11a上に投影す
る方法よりもセンサ104により電気的に変換され液晶
等の電子式のビュアー11部に表示することが多くなり
つつある。そのため画像確認のためにスクリーン11a
に表示するためのプリスキャンに時間がかかってしまう
欠点があった。 (第2の課題)しかしながら、上記第2従来例でフィル
ム300を挾持できるキャリアー201を画像読み取り
装置に装着する際にフィルム300の画像を流し読むの
に、流し読みの原理上キャリアー201の進行方向は一
通りにかぎられる。そのためフィルム300の複数の画
像コマの内の一つを選択する際、目的の画像コマが画像
読み取り位置よりキャリアー201の進行方向の先側に
有る場合は、後側までキャリアー201をもどしてから
マガジン部に差し込み直さなければならず、操作性が極
めて悪い欠点があった。 (第3の課題)しかしながら、上記第3従来例では、フ
ィルム500を挾持するキャリアー部材を画像読み取り
装置に案内するマガジン部へ挿入してフィルム500の
画像を流し読み、電子的なスクリーン411aに画像を
表示しているので、画像読み取りセンサー504でフィ
ルム500の画像を読み取れる速度の限界がある。
【0016】つまり、フィルム500を挾持したキャリ
アー部材を必要以上の速度でマガジン部へ挿入すると、
画像読み取りセンサー504でフィルム500の画像の
情報を全て読み込むことができず、流し読み方向に画像
が縮まってしまうようになる。縮まってしまった画像を
スクリーン411aに表示した場合、読み取り動作に必
要な情報、例えば領域の設定等で極めて操作性が悪くな
ってしまう欠点があった。 (第4の課題)しかしながら、上記第4従来例では画像
確認のプリスキャンはCCD等の画像読み取りセンサー
704により画像を電気信号に変換され液晶等の電子式
のスクリーン611aに表示しているので、画像表示す
るのに多少の時間がかかる。そのため、いくつかあるフ
ィルムのコマの中から画像を選択するのに問題が生じ
る。例えば、フィルムの1コマ目の画像を読み込み、次
に2コマ目の画像を読み込み、スクリーン611aに表
示された画像より判断して、前の1コマ目を選択するこ
とにしたとき、再度画像読み取りセンサー704が1コ
マ目の画像を読み込まなければスクリーン611aに1
コマ目の画像を表示できない。このように操作性が悪い
欠点があった。 (第1の目的)第1の発明は第1の課題を解決するため
になされたもので、その目的とするところは、画像確認
のためのプリスキャンに要する時間を短縮し得る画像読
み取り装置を提供することにある。 (第2の目的)第2の発明は第2の課題を解決するため
になされたもので、その目的とするところは、キャリア
ー部材を、本体に案内するマガジン部に対し前後どちら
に移動しても、画像を正しく画像情報手段に表示可能と
すると共に、操作性の向上を図り得る画像読み取り装置
を提供することにある。 (第3の目的)第3の発明は第3の課題を解決するため
になされたもので、その目的とするところは、読み取り
動作に必要な情報、例えば領域の設定等の操作性の向上
を図り得る画像読み取り装置を提供することにある。 (第4の目的)第4の発明は第4の課題を解決するため
になされたもので、その目的とするところは、操作性の
向上を図り得る画像読み取り装置を提供することにあ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段及び作用】(第1の発明の
手段及び作用)本願第1発明によれば、過原稿の画像
の投影光画像読み取りセンサーを移動させることによ
読み取り、電気的な信号により画像形成装置に通信で
きる画像読み取り装置において、透過原稿を挾持するキ
ャリアー部材とそのキャリアー部材を原稿読み取り装置
に案内するマガジン部と、キャリアー部材上の各透過原
稿がある位置を検知する位置検知手段と、を備え、キャ
リアー部材がマガジン部に挿入される際、画像の読み取
りに先立って、前記位置検知手段の信号により前記画像
読み取りセンサーを所定の位置に静止させ、透過原稿の
移動に伴って画像情報を読み込み、画像情報確認手段に
表示したものである。 (第2の発明の手段及び作用)本願第2発明によれば、
写真フィルム等の透過原稿を挾持するキャリアー部材
を、本体に位置決めするマガジン部に挿入する際、原稿
を流し読みする画像読み取り装置において、キャリアー
部材上の各透過原稿がある位置を検知する手段と、キャ
リアー部材の移動方向を検知する手段を設け、これら検
知手段の信号によりCCD等の画像情報読み取り手段を
二ケ所以上の所定の位置に選択的に静止させ、通常画像
情報読み取り手段の読み取り走査方向と同方向にキャリ
アー部材が移動するのを検知した場合は、画像情報確認
手段に読み込んだ画像をそのまま表示し、逆方向にキャ
リアー部材が移動するのを検知した場合は、読み込んだ
画像を左右逆にした鏡像として表示したものである。 (第3の発明の手段及び作用)本願第3発明によれば、
過原稿の画像の投影光画像読み取りセンサーを移動
させることにより読み取り、電気的な信号により画像形
成装置等に通信できる画像読み取り装置であって、透過
原稿を挾持するキャリアー部材と、該キャリアー部材を
画像読み取り装置に案内するマガジン部と、キャリアー
部材上の各透過原稿がある位置を検知する位置検知手段
と、前記キャリアー部材の移動量を検出する検出手段
と、を備え、キャリアー部材がマガジン部に挿入される
際、画像の読み取りに先立って、前記位置検知手段の信
号により前記画像読み取りセンサーを所定の位置で静止
させ、透過原稿の移動に伴って画像情報を読み込み、そ
の読み込んだ画像情報を前記検出手段によって検出し
移動量に基づき制御して、画像情報確認手段に表示する
画像読み取り装置で、記キャリアー部材を前記マガジ
ン部へ挿入するのに負荷となる抵抗手段設け、前記キ
ャリアー部材の速度を規制するようにしたものである。 (第4の発明の手段及び作用)本願第4発明によれば、
所定のプロセスを介して、写真フィルム等の透過原稿の
画像を読み取り、電気的な信号により画像形成装置等に
通信でき、透過原稿を挾持するキャリアー部材と、その
キャリアー部材を画像読み取り位置に案内するマガジン
部を備える画像読み取り装置において、前記キャリアー
部材上の各透過原稿位置の順番を検知する手段と、前記
キャリアー部材の移動方向を検知する手段と、画像読み
取り手段により読み取った各透過原稿の画像を記憶する
手段を設け、制御手段により前記画像読み取り位置に対
して前記キャリアー部材がどこにあるかに応じて、各画
像の順番を制御して画像情報確認手段に画像を表示する
ようにしたものである。
【0018】
【実施例】(第1の発明に係る実施例)以下に、本願第
1発明を図示の実施例に基いて説明する。図1及び図2
は本願第1発明の一実施例の画像読み取り方法を示すも
のである。
【0019】まず基本動作として透過原稿としてのフィ
ルム100が所定の位置にセットされ、光源101から
コンデンサーレンズ等から成る光学系102を介して光
を照射され、その透過光である画像光が投影レンズ10
3を介して読み取り素子としてのCCD等の画像読み取
りセンサー104上に投影され、画像読み取りセンサー
104が移動しながら投影された画像の全体を読み取っ
て行く。
【0020】そして、投影された画像光を電気信号に変
換して画像形成装置に通信したり、ビュアー11上に画
像を表示したりする。その際、透過原稿であるフィルム
100の画像情報をスクリーン11aに表示するのにタ
テに表示するかヨコに表示するかで、従来では光学的に
投影していたため図5に示すようにキャリアー部材であ
るキャリアー1を差し込む穴をタテ差し用穴10aとヨ
コ差し用穴10bを持っていたが、画像光を電気信号に
変換して通信しているので表示する画像情報を回転でき
るので、差し込み穴が一方向のみでよくなる。
【0021】本願第1発明では、画像読み取りセンサー
104の移動方向に合わせてヨコ差しのみとなってい
る。また、スクリーン11a上に表示された確認用の画
像に、情報入力部11bより読み取り領域の設定等の必
要な情報を入力できる。その際のスクリーン11a上に
表示される画像は、画像形成装置に通信する画像よりも
多少なら悪くても情報の入力作業が可能であれば、まっ
たく問題にならない。そのため画像読み取りセンサー1
04を移動しながら細かく正確に読み取ることが、画像
確認のためのプリスキャンではさほど必要が無い。
【0022】そこで図2に示すように画像読み取りセン
サー104を所定の位置に静止させ、フィルム100を
入れる動作で画像を移動でき読み取ることが可能とな
る。キャリアー1には、図1に示すようにフィルム10
0の入る窓4があり、そのキャリアー窓4の位置を示す
センサー用穴2がある。センサー用穴2はマガジン部で
あるマガジン10に内蔵されたセンサー3により検知さ
れる。さらにキャリアー1にはラックギア5が備えら
れ、ギア6とロータリーエンコーダー7でキャリアー1
の移動量を検出する。
【0023】キャリアー1をマガジン10に差し込む
と、キャリアー1のセンサー用穴2とセンサー3よりキ
ャリアー窓4の位置つまりフィルム100の位置がわか
る。そして、フィルム100の端部より、画像読み取り
センサー104は所定の位置で静止して、キャリアー1
の差し込みで移動して行く投影画像光を読み取る。
【0024】さらに、ラックギア5,ギア6によりロー
タリーエンコーダー7はキャリアー1の差し込みで回転
し、キャリアー1の送り手方向の移動量がわかる。その
検出した値より、画像読み取りセンサー104上を移動
する画像光の読み取りを制御する。
【0025】これにより、キャリアー1の移動する速度
が途中で変動したり、極端に速かったり遅かったりして
も、フィルム100上の画像の送り手方向の位置に合わ
せ均等に読み取ることができ、原稿の画像と比べ送り手
方向に部分的な画像が伸びたり縮んだりしたものでなく
正確な画像をスクリーン11aに表示することができ
る。
【0026】さらに本願第1発明の第2の実施例につい
て図4を用いて説明する。
【0027】キャリアー1の移動量を検出するために、
キャリアー1にはスリット部8を設け、マガジン10に
は内蔵されるホトインタラプター9を設ける。これらに
より先述した第1実施例と同様にして、フィルム100
の位置及びキャリアー1の送り手方向のフィルム100
の移動量がわかる。
【0028】キャリアー1をマガジン10に差し込むと
きの速度が変動しても、ホトインタラプター9とキャリ
アー1のスリット部8により得られた検出値により、画
像読み取りセンサー104上を移動する画像光の読み取
りを制御する。
【0029】これにより、上述した本願第1発明の第1
実施例と同様の効果を得ることができ、正確な画像をス
クリーン11aに表示することができる。 (第2の発明に係る実施例)以下に本願第2発明を図示
の実施例に基いて説明する。
【0030】まず図10のように透過原稿としてのフィ
ルム300が所定の位置にセットされ、光源301から
コンデンサーレンズ等から成る光学系302を介して光
を照射され、その透過光である画像光である画像光が投
影レンズ303を介して読み取り素子としてのCCD等
の画像読み取りセンサー304上に投影され、画像読み
取りセンサー304が矢線方向に移動しながら投影され
た画像の全体を読み取って行く。
【0031】そして、投影された画像光を電気信号に変
換して画像形成装置に通信したり、ビュアー211上に
画像を表示したりする。
【0032】一方、原稿画像を読み込むには、従来図1
4に示すように、マガジン210にキャリアー201を
差し込む穴をタテ差し用穴210aとヨコ差し用穴21
0bを持っていたが、画像光を電気信号に変換している
ため画像情報を回転することが可能なので差し込み穴が
一方向のみでよくなる。
【0033】また、画像読み取りセンサー300の走査
方向に合せキャリアー201が移動できるように設けれ
ばキャリアー201をマガジン部に挿入する際に原稿を
流し読みできる。
【0034】図7には、マガジン210とキャリアー2
01の図を示す。キャリアー201にはフィルム300
の入る窓204があり、そのキャリアー窓204の位置
を示すセンサー穴202がそれぞれ左右にあり、となり
合ったキャリアー窓204用の位置を示すセンサー穴2
02とそれぞれ兼用されている。そして、センサー20
3により検知される。さらにキャリアー201にはラッ
クギア205が設けられ、ギア206とロータリーエン
コーダー207でキャリアー201の移動量及びギア2
06の回転方向によりキャリアー201の移動方向が検
出できる。
【0035】これらによりフィルム300の左右の端部
及びキャリアー201の送り方向及び送り手方向のフィ
ルム300の位置がわかる。そこで、図8に示すように
画像読み取りセンサー304の走査方向と同方向にキャ
リアー20がマガジン210に挿入されるのが、ロータ
リーエンコーダー207の回転方向で検知されると、画
像読み取りセンサー304が第一の所定位置に移動静止
させ、センサー203よりキャリアー窓204の位置、
つまりフィルム300の位置を検知し、ロータリーエン
コーダー207によりその移動量を検知し画像情報を制
御して読み取り、スクリーン211a上にそのまま画像
を表示する画像読み取りセンサー304の走査方向と逆
方向にキャリアー201がマガジン210に挿入される
のが、ロータリーエンコーダー207の回転方向で検知
されると、図9に示すように画像読み取りセンサー30
4が第二の所定位置に移動し静止させ、前述と同様にし
て画像情報を制御して読み取り、スクリーン211a上
には読み込んだ画像を左右逆にした鏡像として表示す
る。
【0036】次になぜここで読み込んだ画像を左右逆に
して表示するのか説明する。図10のように画像読み取
りセンサー304の走査により原稿を読み取る場合の画
像を図13に示す。
【0037】図13(a)はフィルム300の画像を示
し、これが、投影レンズ303を介して画像読み取りセ
ンサー304の走査面上に図13(b)のように投影さ
れる。それを画像読み取りセンサー304を走査して読
み取る。つまり画像のA方向からB方向に読み取り図1
3(c)のようになる。
【0038】図8に示すように、画像読み取りセンサー
304の走査方向と同方向にキャリアー201を移動さ
せて流し読みさせる場合の各画像を図11に示す。
【0039】図11(a)はフィルム300の画像を示
し、これが同様にして画像読み取りセンサー304の走
査面上に図11(b)のように投影されながら、画像読
み取りセンサー304上を移動する。つまり画像のA方
向からB方向に読み取られ図11(c)のようになり、
画像読み取りセンサー304の走査により読み取ったも
のと同じになる。
【0040】さらに図9に示すように、画像読み取りセ
ンサー304の走査方向と逆方向にキャリアー201を
移動させて流し読みさせる場合の各画像を図12に示
す。
【0041】図12(a)はフィルム300の画像を示
し、これが同様にして画像読み取りセンサー304の走
査面上に図12(b)のように投影されながら画像読み
取りセンサー304上を移動する。つまり今回は画像の
B方向からA方向に読み取られるため図12(c)のよ
うになってしまい、画像読み取りセンサー304の走査
より読み取ったものと左右が逆となってしまう。そのた
め、読み込んだ画像を左右逆にした鏡像としてスクリー
ン211a上に表示しなければならない。
【0042】更に、ロータリーエンコーダー207によ
りその移動量を検知し、その検出した値より、画像読み
取りセンサー304上を移動する画像光の読み取りを制
御することで、キャリアー201の移動する速度が途中
で変動したり、極端に速かったり遅かったりしても、フ
ィルム300上の画像の送り手方向の位置に合わせ均等
に読み取ることができ、原稿の画像と比べ送り手方向に
部分的な画像が伸びたり縮んだりしたものでない正確な
画像を読み込める。
【0043】そして、キャリアー201のキャリアー窓
204には左端及び右端を左右のセンサー穴202とセ
ンサー203により確認できるため各フィルムの画像一
コマごとにキャリアー201の移動方向が変更になって
も対応できる。 (第3の発明に係る実施例)以下に本願第3発明を図1
5乃至図17に基いて説明する。図15には、本願第3
発明のマガジン部とキャリアー部材を示す。キャリアー
部材であるキャリアー401はフィルム500を挾持
し、その画像を投影するためのキャリアー窓404があ
る。そのキャリアー窓404の位置をそれぞれ示すセン
サー用穴402があり、センサー用穴402はマガジン
部であるマガジン410に内蔵された位置センサー40
3により検知される。
【0044】キャリアー401の移動量を検出するため
に、キャリアー401にスリット部408を設け、マガ
ジン410に内蔵されるホトインタラプター409によ
り検知する。キャリアー401をマガジン410に差し
込むと、キャリアー401のセンサー用穴402と位置
センサー403よりキャリアー窓404の位置、つまり
フィルム500の位置がわかる。
【0045】そして、フィルム500の端部より、画像
読み取りセンサー504は、キャリアー401の差し込
みで移動して行く投影画像光を読み取る。さらに、キャ
リアー401にはラックギア405を設け、ギア406
を介して、ダンパー407につながっている。ダンパー
407の中には油が密封されていてギア406の回転の
負荷となっている。よってキャリアー401をマガジン
410に挿入するのに速度に比例した負荷抵抗となり、
極端に速い速度でキャリアー401を挿入できないよう
にしている。
【0046】これによりキャリアー401の移動速度
は、画像読み取りセンサー504でフィルム500の画
像を移動して読み取る走査速度以下になるようにしてい
る。
【0047】本願第3発明で、キャリアー401をマガ
ジン410に挿入する場合、図16に示すようになる。
【0048】図16(a)にはフィルム500の画像を
示し、遅い速度でキャリアー401を移動する為に画像
読み取りセンサー504では図16(b)のように読み
取れる。
【0049】しかし、キャリアー401の移動量が途中
で変動したりしても、フィルム500上の画像の送り手
方向の位置に合わせ均等に読み取り、画像情報を部分的
に削り落したりする制御をして、図16(c)に示すよ
うな画像を作成しスクリーン411a上に表示できるの
で、フィルム500上の画像と同様のものが得られる。
【0050】もし、本願第3発明のようにしない場合、
キャリアー401をマガジン410に挿入する際、速度
が速すぎてしまい、図17に示すようになる。
【0051】図17(a)にはフィルム500の画像を
示し、速い速度でキャリアー401を移動する為に画像
読み取りセンサー504では図17(a)のように読み
取られてしまう。そのため画像情報を制御することがで
きず、スクリーン411a上に表示するのは図17
(c)のようになってしまう。 (第4の発明に係る実施例)以下に本願第4発明の実施
例について説明する。
【0052】図21には、本願第4発明のマガジン部と
キャリアー部材を示す。キャリアー部材であるキャリア
ー601はフィルム700を挾持し、その画像を投影す
るためのキャリアー窓604がある。そのキャリアー窓
604の位置をそれぞれ示す位置決め穴602があり、
各位置決め穴602の間隔Aは各キャリアー窓604の
間隔と等しくなっていて、位置決め穴602の数はキャ
リアー窓604の数つまりフィルムとなる透過原稿の数
より1つ多くしてある。
【0053】これにより各キャリアー窓604の両側に
位置決め穴602が配置されていることになる。位置決
め穴602はマガジン部であるマガジン610に内蔵さ
れた2ケの位置検知センサー603により検知され、2
ケの位置検知センサー603の間隔Bは位置決め穴2の
間隔Aより長くしてある(B>A)。マガジン610の
マガジン窓605とキャリアー窓604を位置合せした
とき、右側の位置検知センサー603aとキャリアー窓
604の右側の位置決め穴602aがかさなるように配
置され、左側の位置検知センサー603bとキャリアー
窓604の左側の位置決め穴602bは一致しない。
【0054】キャリアー601をマガジン610に差し
込むと、マガジン610に内蔵された2つの位置検知セ
ンサー603の前をそれぞれ異なった位相でキャリアー
601の位置決め穴602が横切る。それにより、キャ
リアー601の差し込む方向が検知され、位置決め穴6
02が何回横切ったかでキャリアー窓604の順番が検
知される。
【0055】1番目のキャリアー窓604つまり1コマ
目のフィルムが画像読み取り位置にセットされると、画
像読み取りセンサー704により画像が読み込まれ、ス
クリーン611aに表示される。キャリアー601を移
動して2コマ目のフィルムが画像読み取り位置にセット
される際、1コマ目の画像はメモリに記憶され、2コマ
目の画像を読み込み、スクリーン611aに表示し、以
降は同様にしてゆく。
【0056】ここでキャリアー601を逆方向に移動し
て前に画像をメモリーに記憶させたフィルムにもどった
とき、例えば2コマ目から1コマ目にもどったようなと
きは、1コマ目の画像をメモリーから呼び出してスクリ
ーン611aに表示する。これにより画像読み取り位置
にあるフィルムのコマの画像とスクリーン611a上に
表示された画像は同一となる。
【0057】図22には、上述した本願第4発明のブロ
ック図を示す。ここでスクリーン611a上に表示され
る画像は、正式に画像形成装置に通信するものでなく、
読み取り動作に必要な情報を操作入力可能ならば多少悪
くても問題ない。透過原稿となる写真フィルムは通常プ
リントサービス等で6コマごとに区切られている。その
ためメモリーのための容量はかなり少なくて済む。例え
ば、通常A4サイズでは192kbyte 程度を必要として
いるが、本発明では10kbyte 以下でも可能となる。本
願第4発明の動作を図28に簡単なフローチャート図に
示す。
【0058】さらに本願第4発明の他の実施例について
説明する。
【0059】画像読み取り装置の中には、キャリアー部
材がマガジン部で画像読み取り位置に案内される際に、
透過原稿であるフィルムを流し読みをするものがあり、
この系での本願第4発明を実施した場合特に効果的であ
る。まず流し読みの概略について少し説明する。
【0060】図25において、画像読み取りセンサー7
04を所定の位置に静止させ、キャリアー601に挾持
されたフィルム700を矢印方向に光学系の前へ差し込
むとフィルム700の画像は画像読み取りセンサー70
4上に投影され移動して行く。これにより画像の全体を
読み取れる。キャリアー601を逆方向に差し込むと図
26のようになる。画像読み取りセンサー704は図2
5とは逆方向の所定の位置に静止して、フィルム700
の画像を読み取る。
【0061】しかし、画像読み取りセンサーの走査方向
とフィルム700の移動方向は逆のため読み取った画像
はフィルム700の画像と左右逆の鏡像となり、スクリ
ーン611aに表示するのに注意しなければいけない。
【0062】図24にマガジン部とキャリアー部材を示
す。前述の第1実施例の図21で説明したマガジン部と
キャリアー部材と同様であり、さらにキャリアー601
の移動量を検出するために、キャリアー601にスリッ
ト部608を設け、マガジン610に内蔵されるホトイ
ンタラプター609により検知する。
【0063】キャリアー601をマガジン610に差し
込むと、キャリアー601の位置決め穴602はマガジ
ン610の位置検知センサー603の前を横切り、1コ
マ目のフィルムの画像を流し読んで行く。その途中、つ
まり流し読みしている途中、スリット部608とホトイ
ンタラプター609によりキャリアー601の移動量が
測定できるため、それに対応してスクリーン611aに
読み取り途中の画像を制御しながら端部より表示してゆ
く。作業者は、スクリーン611aに画像の全体が表示
される前に、一部分が表示されてくるだけで1コマ目に
何があるかを確認することも可能であり、次に進むこと
ができる。
【0064】キャリアー601をさらに移動して2コマ
目のフィルムを流し読もうとした場合、1コマ目の画像
はメモリーに記憶され、以降は同様にしてゆく。ここで
2コマ目から1コマ目にもどるようなときは、流し読み
の場合前記説明したように画像読み取りセンサー704
をキャリアー601の差し込み方向が逆になるので図2
5から図26の位置に移動しなければならない。また
は、キャリアー601を一度引き戻してから再度差し込
み直さなければならない。
【0065】そこで、1コマ目の画像をメモリーから呼
び出してスクリーン611aに表示する。これにより画
像読み取り位置にあるフィルムのコマの画像とスクリー
ン611a上に即時に表示される画像が同一となる。よ
って、前述した本願第4発明の第1実施例と同様の効果
を得ることができる。
【0066】
【発明の効果】(第1の発明の効果)以上説明したよう
に、本願第1発明によれば、過原稿の画像の投影光
画像読み取りセンサーを移動させることにより読み取
り、電気的な信号により画像形成装置に通信できる画像
読み取り装置において、透過原稿を挾持するキャリアー
部材とそのキャリアー部材を原稿読み取り装置に案内す
るマガジン部と、キャリアー部材上の各透過原稿がある
位置を検知する位置検知手段と、を備え、キャリアー部
材がマガジン部に挿入される際、画像の読み取りに先立
って、前記位置検知手段の信号により画像読み取りセン
サーを所定の位置に静止させ、透過原稿の移動に伴って
画像情報を読み込み、画像情報確認手段に表示すること
で、画像確認のためのプリスキャンに要する時間が短縮
できる。 (第2の発明の効果)以上説明したように、本願第2発
明によれば、フィルム等の透過原稿を挾持するキャリア
ー部材を、本体に案内するマガジン部に対し前後どちら
に移動しても、画像が正しく画像情報確認手段に表示す
ることが可能となり、画像の選択や画像の確認等の操作
性が極めて向上する効果がある。 (第3の発明の効果)以上説明したように、本願第3発
明によれば、キャリアー部材を前記マガジン部へ挿入す
るのに負荷となる抵抗手段(ダンパー)設け、前記キ
ャリアー部材の速度を規制した上で、検出手段によって
検出した移動量に基づいて、透過原稿の移動に伴い読み
込んだ画像情報を制御して、スクリーンに画像を表示す
ることによって、フィルムの画像と同等のものが得ら
れ、読み取り動作に必要な情報、例えば領域の設定等の
操作性が極めて良くなった。 (第4の発明の効果)以上説明したように、本願第4発
明によれば、CCD等の画像読み取りセンサーにより画
像を電気信号に変換して液晶等の電子式スクリーンにフ
イルムの画像を表示する方法でも、いくつかあるフィル
ムのコマの中から画像を選択するのに、毎回画像読み取
りをする必要がなくなる。つまり、スクリーン上には作
業者が選択するフィルムの画像が時間がかからず表示さ
れるので操作性が極めて良くなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本願第1発明の一実施例に係る画像読み
取り装置のキャリアー部材とマガジン部の一部破断斜視
図である。
【図2】図2は本願第1発明の画像読み取り方法の概略
図である。
【図3】図3は本願第1発明においての通常の画像読み
取り方法の概略図である。
【図4】図4は本願第1発明の第2実施例に係る画像読
み取り装置のキャリアー部材とマガジン部の斜視図であ
る。
【図5】図5は本願第1発明における従来の画像読み取
り装置のキャリアー部材とマガジン部の斜視図である。
【図6】図6は本願第1発明における画像読み取り装置
の概略図である。
【図7】図7は本願第2発明の一実施例に係る画像読み
取り装置のキャリアー部材とマガジン部の一部破断斜視
図である。
【図8】図8は本願第2発明の画像読み取り方法1の概
略図である。
【図9】図9は本願第2発明の画像読み取り方法2の概
略図である。
【図10】図10は本願第2発明においての通常の画像
読み取り方法の概略図である。
【図11】図11は本願第2発明の画像読み取り方法1
で読み取った画像を示す図である。
【図12】図12は本願第2発明の画像読み取り方法2
で読み取った画像を示す図である。
【図13】図13は本願第2発明においての通常の画像
読み取り方法で読み取った画像を示す図である。
【図14】図14は本願第2発明における画像読み取り
装置の概略図である。
【図15】図15は本願第3発明の一実施例に係る画像
読み取り装置のキャリアー部材とマガジン部の一部破断
斜視図である。
【図16】図16は図15の画像読み取り装置により画
像読み取りを行ったときの第1の画像の図である。
【図17】図17は図15の画像読み取り装置により画
像読み取りを行ったときの第2の画像の図である。
【図18】図18は本願第3発明の画像読み取り方法1
の概略図である。
【図19】図19は本願第3発明の画像読み取り方法2
の概略図である。
【図20】図20は本願第3発明における画像読み取り
装置の概略図である。
【図21】図21は本願第4発明の一実施例に係る画像
読み取り装置のキャリアー部材とマガジン部の斜視図で
ある。
【図22】図22は本願第4発明における一部分のブロ
ック図である。
【図23】図23は本願第4発明の画像読み取り方法の
概略図である。
【図24】図24は本願第4発明の第2実施例に係る画
像読み取り装置のキャリアー部材とマガジン部の斜視図
である。
【図25】図25は本願第4発明の第2実施例の画像読
み取り方法1の概略図である。
【図26】図26は本願第2発明の第2実施例の画像読
み取り方法2の概略図である。
【図27】図27は本願第4発明における画像読み取り
装置の概略図である。
【図28】図28は本願第4発明のフローチャートの図
である。
【符号の説明】
1 キャリアー(キャリアー部材) 2 キャリアーセンサー穴 3 センサー 4 キャリアー窓 5 ラックギア 6 ギア 7 ロータリーエンコーダー 8 スリット 9 ホトインタラプター 10 マガジン(マガジン部) 10a タテ差し用穴 10b ヨコ差し用穴 11 ビュアー 11a スクリーン 11b 情報入力部 100 フィルム(透過原稿) 101 光源 102 光学系 103 投影レンズ 104 画像読み取りセンサー(CCD) 201 キャリアー(キャリアー部材) 202 キャリアー位置センサー穴 203 位置センサー 204 キャリアー窓 205 ラックギア 206 ギア 207 ロータリーエンコーダー 210 マガジン(マガジン部) 211 ビュアー 211a スクリーン 211b 情報入力部 212 画像読取り装置 300 フィルム 301 光源 302 光学系 303 投影レンズ 304 画像読み取りセンサー 401 キャリアー(キャリアー部材) 402 位置決め穴 403 位置センサー 404 キャリアー窓 405 ラックギア 406 ギア 407 ダンパー 408 スリット 409 ホトインタラプター 410 マガジン(マガジン部) 410a 差し込み穴 411 ビュアー部 411a スクリーン 411b 操作部 500 フィルム(透過原稿) 501 光源 502 光学系 503 投影レンズ 504 画像読み取りセンサー(CCD) 601 キャリアー(キャリアー部材) 602 位置決め穴 603 位置検知センサー 604 キャリアー窓 605 マガジン窓 608 スリット 609 ホトインタラプター 610 マガジン(マガジン部) 610a 差し込み穴 611 ビュアー部 611a スクリーン 611b 操作部 612 画像読み取り装置本体 700 フィルム(透過原稿) 701 光源 702 光学系 703 投影レンズ 704 画像読み取りセンサー(CCD)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過原稿の画像の投影光画像読み取り
    センサーを移動させることにより読み取り、電気的な信
    号により画像形成装置等に通信できる画像読み取り装置
    において、 透過原稿を挾持するキャリアー部材とそのキャリアー部
    材を原稿読み取り装置に案内するマガジン部と、キャリ
    アー部材上の各透過原稿がある位置を検知する位置検知
    手段と、を備え、 キャリアー部材がマガジン部に挿入される際、画像の読
    み取りに先立って、前記位置検知手段の信号により前記
    画像読み取りセンサーを所定の位置で静止させ、透過原
    稿の移動に伴って画像情報を読み込み、画像情報確認手
    段に表示することを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 【請求項2】 前記キャリアー部材の移動量を検出する
    手段を備え、検出手段によって検出した移動量に基づ
    いて、透過原稿の移動に伴い読み込んだ画像情報を制御
    し、画像情報確認手段に表示することを特徴とする請求
    項1記載の画像読み取り装置。
  3. 【請求項3】 前記キャリアー部材の移動量を検出する
    手段は、ロータリーエンコーダーであることを特徴とす
    る請求項2記載の画像読み取り装置。
  4. 【請求項4】 前記キャリアー部材の移動量を検出する
    手段は、ホトインタラプターであることを特徴とする請
    求項2記載の画像読み取り装置。
  5. 【請求項5】 前記キャリアー部材を前記マガジン部へ
    挿入するのに負荷となる抵抗手段を設け、前記キャリア
    ー部材の速度を規制することを特徴とする請求項2記載
    画像読み取り装置。
  6. 【請求項6】 所定のプロセスを介して、写真フィルム
    等の透過原稿の画像を読み取り、電気的な信号により画
    像形成装置等に通信でき、前記透過原稿を挾持するキャ
    リアー部材と該キャリアー部材を画像読み取り装置に案
    内するマガジン部を備え、キャリア部材がマガジン部に
    挿入される際、原稿の流し読みが可能な装置において、
    キャリアー部材上の各透過原稿がある位置を検知する手
    段と、キャリアー部材の移動方向を検知する手段を設
    け、これら検知手段の信号によりCCD等の画像情報読
    み取り手段を二ケ所以上の所定の位置に選択的に静止さ
    、通常画像情報読み取り手段の読み取り走査方向と同
    方向にキャリアーの移動するのを検知した場合は、画像
    情報確認手段に読み込んだ画像をそのまま表示し、逆方
    向にキャリアーが移動するのを検知した場合は、読み込
    んだ画像を左右逆にした鏡像として表示することを特徴
    とする画像読み取り装置。
  7. 【請求項7】 前記キャリアー部材の移動量を検知する
    手段を備え、検知手段の信号により、画像情報読み取り
    手段により得る画像情報を制御して、画像情報確認手段
    に表示することを特徴とする請求項6記載の画像読み取
    り装置。
  8. 【請求項8】 前記キャリアー部材の移動量を検知する
    手段と、前記キャリアー部材の移動方向を検知する手段
    とを同一の手段で構成したことを特徴とする請求項7記
    の画像読み取り装置。
  9. 【請求項9】 所定のプロセスを介して、写真フィルム
    等の透過原稿の画像を読み取り、電気的な信号により画
    像形成装置等に通信でき、前記透過原稿を挾持するキャ
    リアー部材と、該キャリアー部材を画像読み取り位置に
    案内するマガジン部を備える画像読み取り装置におい
    て、前記キャリアー部材上の各透過原稿位置の順番を検
    知する手段と、前記キャリアー部材の移動方向を検知す
    る手段と、画像読み取り手段により読み取った各透過原
    稿の画像を記憶する手段を設け、制御手段により前記画
    像読み取り位置に対して前記キャリアー部材がどこにあ
    るかに応じて、各画像の順番を制御して画像情報確認手
    段に画像を表示することを特徴とする画像読み取り装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の画像読み取り装置にお
    いて、前記キャリアー部材がマガジン部で画像読み取り
    位置に案内される際に、透過原稿の流し読みを可能と
    し、前記キャリアー部材の移動量を検知する手段を設
    け、画像情報を制御したことを特徴とする画像読み取り
    装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の画像読み取り装置に
    おいて、前記キャリアー部材上の各透過原稿位置の順番
    を検知する手段と、前記キャリアー部材の移動方向を検
    知する手段とを、同一の手段で構成したことを特徴とす
    る画像読み取り装置。
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