JP2919171B2 - Ccd読取装置 - Google Patents
Ccd読取装置Info
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- JP2919171B2 JP2919171B2 JP4102875A JP10287592A JP2919171B2 JP 2919171 B2 JP2919171 B2 JP 2919171B2 JP 4102875 A JP4102875 A JP 4102875A JP 10287592 A JP10287592 A JP 10287592A JP 2919171 B2 JP2919171 B2 JP 2919171B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aperture
- reading
- ccd
- scanning direction
- speed
- Prior art date
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Description
列されたCCDアレイを用いて画像データの読み取りを
行うCCD読取装置に関する。
素子を配列したCCDアレイを用いて画像データの読み
取りを行うものがある。CCDアレイは主走査方向に複
数の受光素子が配列されており、副走査方向に一定速度
で移動することによって画像データの読み取りを行う。
CCDで画像を読み取るためには、一定量の露光(電荷
蓄積)が必要である。
取っているときの電荷蓄積の例を表した図である。同図
(A)はセルに対する開口が大きいときの電荷蓄積を示
した図であり、同図(B)はセルに対する開口が小さい
ときの電荷蓄積を示した図である。CCDアレイは複数
の受光素子1を主走査方向に配列されたものであり、受
光素子1は副走査方向に一定の速度で移動する。同図に
おいて受光素子1が、nラインを読み取るとき、アレイ
中心がnラインの先頭に位置している状態から電荷蓄積
が始まり、n+1ラインの先頭に達するまで電荷蓄積が
進むから、図のように電荷蓄積量の変化は三角形状とな
る。しかし、このうち図の斜線で示す部分は画像のにご
りの原因となる部分である。
が大きいと、入光する光の量が大きいため、高速読取が
可能であるが、図示の不要画像(斜線部)が多くなって
読み取りの画質が低下する。逆に、同図(B)のように
開口を小さくして読み取りを行うと不要画像(斜線部)
が減ってSN比が高くなり、高画質読み取りが可能とな
る。しかし、入光量が小さくなるため読み取り速度を小
さくする必要がある。
取装置は、開口部の大きさが一定であったため、開口が
大きい高速の読取装置は画質が悪く、一方開口が小さい
高画質の読取装置は読取速度が小さい欠点があり、読み
取る原稿によって画質/読取速度を変化させることがで
きない欠点があった。
応変に変化させることのできるCCD読取装置を提供す
ることにある。
に受光素子を配列したCCDアレイを、副走査方向に移
動させることによって画像データの読み取りを行うCC
D読取装置において、原稿とCCDアレイとの間に絞り
を設け、高速読取時はこの絞りの開口を大きくし高画質
読取時にはこの絞りの開口を副走査方向にのみ小さくす
る手段を備えたことを特徴とする。
構成したことを特徴とする。
の間に絞りを設け、読み取り速度,読み取り画質に応じ
てこの絞りの開口の大きさを変更するようにした。即
ち、ある程度の画質で高速に読み取るときには絞りの開
口を大きくして入光量を多くし、低速で高画質に読み取
るときには絞りの開口を副走査方向にのみ小さくする。
したがって、読み取り速度を高速にしてもCCDアレイ
に対する十分な入光量が維持される。一方、高画質の読
み取り時には絞りの開口は主走査方向については小さく
されないため、CCDアレイに対する入光量が著しく減
少することはなく、読み取り速度を極端に低下させる必
要もない。これにより、CCD読取装置が多機能化す
る。
により、高精度で信頼性のよい絞りを構成することがで
きる。
置の一部構成を示す図である。
付け固定されている。このCCDアレイ1にはレンズ2
を介して原稿画像が入光するが、この原稿画像の光路上
に液晶シャッタ(絞り)3が設けられている。この液晶
シャッタ3は通常は透明状態になっており、電圧を印加
することによって不透明となる。また、この液晶シャッ
タはマトリックス状にセルが構成されており、その一部
にのみ電圧を印加することによって、中間絞りも可能に
なっている。
副走査方向の開口を大きくしたときと小さくしたときの
入光量を示す図である。液晶シャッタ3がオンすると絞
りの副走査方向の開口(入光角度)が小さくなる(同図
(B))。これによりCCD1上にはノイズの少ない小
さい画像が形成される。しかし、CCD1の一部にしか
像が結ばれないため入光量は少なくなる。一方、液晶シ
ャッタ3をオフすると絞りの副走査方向の開口(入光角
度)が大きくなる(同図(A))。これによりCCD1
全体に像が結ばれ入光量が多くなる。これによって高速
の画像読み取りが可能になる。
よって高画質読取と高速読取とを選択することができる
ため、CCD読取装置の多機能化に寄与することができ
る。また、高画質読取時には絞りの開口は主走査方向に
ついては小さくされないため、CCDアレイに対する入
光量が著しく減少することはなく、読取速度を極端に低
下させる必要もないため、高画質の原稿の読取速度の低
下を最小限に抑えることができる。
構成図
きおよびオンしたときの入光角度を示す図
す図
Claims (2)
- 【請求項1】主走査方向に受光素子を配列したCCDア
レイを、副走査方向に移動させることによって画像デー
タの読み取りを行うCCD読取装置において、 原稿とCCDアレイとの間に絞りを設け、高速読取時は
この絞りの開口を大きくし高画質読取時にはこの絞りの
開口を副走査方向にのみ小さくする手段を備えたことを
特徴とするCCD読取装置。 - 【請求項2】 前記絞りを液晶シャッタで構成したこと
を特徴とする請求項1記載のCCD読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4102875A JP2919171B2 (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | Ccd読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4102875A JP2919171B2 (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | Ccd読取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05300322A JPH05300322A (ja) | 1993-11-12 |
JP2919171B2 true JP2919171B2 (ja) | 1999-07-12 |
Family
ID=14339074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4102875A Expired - Lifetime JP2919171B2 (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | Ccd読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2919171B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2927225B2 (ja) * | 1995-11-30 | 1999-07-28 | 日本電気株式会社 | 画像入力装置 |
-
1992
- 1992-04-22 JP JP4102875A patent/JP2919171B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05300322A (ja) | 1993-11-12 |
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Legal Events
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