JP2947144B2 - 情報検索装置 - Google Patents

情報検索装置

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JP2947144B2
JP2947144B2 JP7271962A JP27196295A JP2947144B2 JP 2947144 B2 JP2947144 B2 JP 2947144B2 JP 7271962 A JP7271962 A JP 7271962A JP 27196295 A JP27196295 A JP 27196295A JP 2947144 B2 JP2947144 B2 JP 2947144B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロフィルム
リーダーや同リーダープリンター等に装備されるロール
マイクロフィルムキャリアのように、長尺状の情報記録
媒体を搬送可能に保持する情報記録媒体保持キャリア
と、前記キャリアを前記情報記録媒体幅方向に移動させ
る移動手段とを有し、前記情報記録媒体中の所望の情報
を検索する情報検索装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロフィルムリーダーや同リーダー
プリンター等(以下、リーダー等装置本体と記す)に装
備される情報検索装置としてのロールマイクロフィルム
キャリアは、装着した長尺状の情報記録媒体としてのロ
ールマイクロフィルムを巻き取り部と巻き戻し部間にお
いて投影位置(フィルム照明部)を経由させて正搬送・
逆搬送させるフィルム搬送手段を有し、入力手段で予め
制御部に入力した検索すべき所望の画像コマ部分(画像
情報部分、マイクロイメージ部分)のアドレス情報と、
フィルムの正搬送又は逆搬送過程においてフィルムの長
手に沿って順次に写し込まれている個々の画像コマ部分
に対応させて予め付与されている検索マークを検知する
マーク検知手段から制御部へ入力するマーク検知情報と
の比較演算により、上記所望の画像コマ部分が投影位置
に検索されて停止位置するように上記のフィルム搬送手
段が自動的に駆動・停止制御される(自動検索動作モー
ド)。またフィルム搬送手段を手動制御するダイアルを
有し、このダイアル操作によりフィルムを正搬送又は逆
搬送させて所望の画像コマ部分を投影位置に検索位置さ
せることもできる(手動検索動作モード)。
【0003】投影位置に検索された画像コマ部分はリー
ダー等装置本体側の投影光学系によりリーダースクリー
ン面に対して拡大結像投影されて閲読することができ
る。リーダープリンターの場合においては、その画像コ
マ部分の拡大プリントを得たいときはプリントボタンを
押すことにより、プリント機構が動作し、該画像コマ部
分が記録媒体に拡大結像投影されてプリントが実行され
る。
【0004】ロールマイクロフィルムにはマイクロイメ
ージの写し込み形態に幾つかの規格(モード)がある。
図12の(a)・(b)・(c)にその形態例を示し
た。
【0005】(a)は、フィルムFの幅方向に1つのマ
イクロイメージが写し込まれたマイクロフィルムである
(フィルム幅方向に1つのチャネルが写し込まれたマイ
クロフィルム)。この写し込み形態のフィルムを以後
「シンプレックスフィルム」と称す。
【0006】(b)は、フィルムFの幅方向に2つの異
なるマイクロイメージが写し込まれたマイクロフィルム
である(フィルム幅方向に2つのチャネル(チャンネ
ル)が写し込まれたマイクロフィルム)。この写し込み
形態のフィルムを以後「デュオフィルム」と称す。
【0007】(c)は、フィルムFの幅方向に同一イメ
ージの表裏が写し込まれたマイクロフィルムである(フ
ィルム幅方向に2つのチャネルが写し込まれたマイクロ
フィルム)。この写し込み形態のフィルムを以後「デュ
ープレックスフィルム」と称す。
【0008】上記(a)〜(c)の各マイクロフィルム
Fにおいて、aはフィルムの長手に沿って順次に写し込
まれている画像コマ部分、mはそれらの画像コマ部分に
対応させて付与した検索マークである。自動検索動作モ
ードにおいてはこの検索マークmがフィルムの正搬送又
は逆搬送過程でマーク検知手段により検知されて所望の
画像コマ部分が投影位置に検索されて停止位置するよう
にフィルム搬送手段が自動的に駆動・停止制御される。
【0009】画像コマ部分の投影位置に対するフィルム
長手方向(フィルム送り方向)に関する停止位置設定・
調整はフィルム搬送手段の制御により可能である。即ち
フィルムの送り方向に関しては画像コマ部分の投影位置
に対する停止位置はリーダー等装置本体のリーダースク
リーン上に投影されここであらかじめ設定されたプリン
ト枠に納められるように設定が可能である。
【0010】使用しているフィルムが(b)のデュオフ
ィルムや(c)のデュープレックスフィルムのようにフ
ィルム幅方向に2つのチャネルが写し込まれたマイクロ
フィルムの投影位置に対するチャネル切り替えは、フィ
ルムキャリア(もしくはフィルム搬送手段を含むキャリ
ア上部ユニット)が支持部に対してフィルム幅方向に移
動できるようになっていて、このフィルムキャリアのフ
ィルム幅方向、即ち情報記録媒体としてのフィルムFの
幅方向への移動でなされる。
【0011】従来、このフィルムキャリアのフィルム幅
方向への移動装置は、ノブやレバー等の手動操作具、及
びこの手動操作具とフィルムキャリアを機械的に連動す
る連動機構から構成されており、デュオフィルムやデュ
ープレックスフィルムのチャネル切り替えは、リーダー
スクリーンに投影されているマイクロフィルムイメージ
を見ながら、使用者が手動操作具を操作してフィルムキ
ャリアをリーダー等装置本体に対してフィルム幅方向に
移動させることにより、フィルムとスクリーンとの相対
位置を変更することでなされていた。
【0012】しかしながら、上述したような構成をとる
場合には、現在投影されているマイクロイメージとは写
し込まれたチャネルが異なるマイクロイメージをスクリ
ーンに投影する場合、一々手動操作具を操作してフィル
ムキャリアを移動させなければならず、しかもフィルム
とスクリーンとの相対位置にあわせて必要なマイクロイ
メージを完全にスクリーンに映し出すためには手動操作
具の操作を慎重にする必要があり、全体としてマイクロ
イメージの投影操作を効率よく行うことができないもの
であった。
【0013】さらに、外部機器から制御されて検索を行
っているときにおいても、チャネルが変わってしまう
と、その時点で自動実行が一時中断され、手動操作によ
り投影位置を合わせなければならないため、オペレータ
が前記外部機器と情報検索装置であるフィルムキャリア
との両方の操作をするか、複数人のオペレータを必要と
していた。
【0014】そこで、デュオフィルムのチャネル切り替
えを、検索後、チャネルが判明した時点でフィルムキャ
リアをフィルム幅方向に自動移動する提案(特公平6−
103376、特公平7−1366)がすでになされて
いる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のフィ
ルムキャリアのように、長尺状の情報記録媒体を搬送
能に保持する情報記録媒体保持キャリアと、前記キャリ
アを前記情報記録媒体幅方向に移動させる移動手段とを
有し、前記情報記録媒体中の所望の情報を検索する情報
検索装置においては、キャリアを前記情報記録媒体幅方
向に移動させる移動手段が動作する際に発生するバック
ラッシュによる制御精度の低下の問題がある。
【0016】本発明はこのバックラッシュによる問題を
解消することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする情報検索装置である。
【0018】(1)長尺状の情報記録媒体を搬送可能に
保持する情報記録媒体保持キャリアと、前記キャリアを
前記情報記録媒体幅方向に移動させる移動手段とを有
し、前記情報記録媒体中の所望の情報を検索する情報検
索装置において、前記キャリアの前記幅方向における基
準位置を検知する基準位置検知手段を有し、前記キャリ
アを前記幅方向に移動する際、前記基準位置検知手段が
前記基準位置を検知してから、前記キャリアを前記幅方
向に所定量移動するようにし、前記幅方向移動量は、前
記移動手段の動作で生じるバックラッシュ量を自動で算
出して補正されることを特徴とする情報検索装置。
【0019】(2)前記(1)に記載の情報検索装置に
おいて、前記キャリアの前記幅方向所定移動量を、前記
基準位置からの距離として入力する入力手段を有する
とを特徴とする情報検索装置。
【0020】(3)前記(1)または(2)に記載の情
報検索装置において、前記キャリアを前記幅方向へ移動
させるモータの駆動スピードより、バックラッシュ駆動
させるモータの駆動スピードを高速にすることを特徴と
する情報検索装置。
【0021】(4)前記(2)または(3)に記載の情
報検索装置において、前記情報記録媒体の種類に応じ
て、前記キャリアの前記幅方向移動量を決定することを
特徴とする情報検索装置。
【0022】(5)前記(1)ないし(4)の何れか1
つに記載の情報検索装置において、情報記録媒体の投影
画像を回転する回転手段と、前記回転手段の回転角度を
検出する回転角度検知手段と、情報記録媒体の画像投影
倍率を検知する手段と、前記回転角度と画像投影倍率か
ら前記キャリアの前記幅方向の移動量を補正する補正手
段を有することを特徴とする情報検索装置。
【0023】(6)前記(1)ないし(5)の何れか1
つに記載の情報検索装置において、外部機器からの情報
により、前記キャリアを前記幅方向の所定の移動位置へ
移動することを特徴とする情報検索装置。
【0024】(7)前記(1)ないし(6)の何れか1
つに記載の情報検索装置において、情報記録媒体がロー
ルマイクロフィルムであり、情報記録媒体保持キャリア
がマイクロフィルムキャリアであることを特徴とする情
報検索装置。
【0025】
【0026】〈作 用〉 a)本発明の情報検索装置は、マイクロフィルムキャリ
アについていえば、キャリアを情報記録媒体としてのマ
イクロフィルムの幅方向に移動させる手段、即ちフィル
ムを幅方向に移動させる手段を設け、フィルムを交換
し、デュオフィルム以外のフィルムを投影する場合、投
影位置が前回と異なることがあるため、デュオフィルム
以外の移動位置へデュオフィルム以外であると判明した
時点で自動的に移動するようにしたものである。
【0027】また、情報検索装置に外部機器を接続し、
該外部機器から制御されて検索を行うときにおいても、
外部機器のデータベース上にマイクロフィルム検索情報
を有している場合、移動位置が判明した時点で移動する
ようにし、検索の自動化を計るようにしたものである。
【0028】これらキャリア駆動装置の移動位置は、フ
ィルムの幅方向のある一定に基準センサーを配置し、該
基準センサーを基準に所定の移動量移動させる絶対移動
方式をとることで、フィルムの幅方向に移動するための
手段と、基準センサーという簡単な構成で実現できるよ
うにし、その移動量は、撮影機種、撮影形態、撮影縮率
などの違いでマイクロフィルムに投影されるマイクロフ
ィルムの幅方向の位置が異なるため、前記基準センサー
からの移動量を入力手段により入力し、記憶できるよう
な構成にしたものである。
【0029】b)マイクロフィルムキャリアを幅方向に
移動させる場合、移動手段にはバックラッシュが生じる
ため、これが正確な位置に自動移動させる上で阻害要因
となる。また、幅方向の移動量を入力手段から入力する
際にも、バックラッシュ量を考慮して入力しなければな
らず、入力された移動量の正確性を阻害する。さらに、
該バックラッシュ量は、機差があるため、機械毎に異な
るバックラッシュ量を考慮しなければならない。つま
り、マイクロイメージのスクリーンへの投影倍率が大き
いため、わずかなバックラッシュ量でもマイクロフィル
ムキャリアの移動量と、投影画像の移動量とが大きくか
け離れてしまう。また、投影画像の微調位置調整を行う
ときは、マイクロフィルムキャリアをフィルム幅方向に
非常に遅いスピードで駆動しなければならず、このとき
にバックラッシュが存在すると、投影画像位置の変化し
ない非常に長い時間が存在する。
【0030】該バックラッシュ量を減らすためには、メ
カニカル的な方法で対処できるが、コストアップにつな
がるため、バックラッシュが存在しても動作精度の向上
が必要とされていた。
【0031】本発明においては、情報記録媒体幅方向移
動手段としてキャリアにフィルムの幅方向駆動装置と、
バックラッシュ量算出手段を設け、自動的にバックラッ
シュ量を算出し移動量を補正するものである。これによ
り、機械毎に、各々のバックラッシュ量を持つことがで
き、バックラッシュを気にすることなく、フィルムキャ
リアをフィルム幅方向に移動することができる。
【0032】また、フィルム幅方向の移動量を入力手段
から入力する際にも、移動量が入力された時点で、入力
された移動量分フィルムキャリアを前記バックラッシュ
量を補正して移動させることで、前記バックラッシュ量
を考慮しなくてもよく、正確に移動量を入力することが
でき、入力された移動量を正確に再現して、移動するこ
とができるようにしたものである。
【0033】さらに、フィルムキャリアをフィルム幅方
向に移動するための駆動スピードより、バックラッシュ
駆動をするための駆動スピードを高速に駆動すること
で、投影画像の微調位置調整を行うときでも、投影画像
位置の変化しない時間が非常に短縮できるようにしたも
のである。
【0034】上記構成を有する本発明においては、フィ
ルムキャリアをマイクロフィルムの幅方向に、キャリア
に存在するバックラッシュ量を気にすることなく、キャ
リア駆動装置を駆動して移動させることができるように
してある。また、フィルムキャリアの幅方向への移動量
を入力する際にも、前記バックラッシュ量を補正して移
動させることで、前記バックラッシュ量を考慮しなくて
もよく、正確に移動量を入力することができ、入力され
た移動量を正確に再現して、移動することができるよう
にしてある。
【0035】つまり、現在投影中のマイクロイメージか
ら他のマイクロイメージへの検索が行われ、画像位置が
異なると判断出来た時点で、キャリア駆動装置を駆動し
てキャリアを自動的にフィルムの幅方向に移動させる際
に、キャリアに存在するバックラッシュ量を気にするこ
となく、所望のマイクロイメージを手数を要することな
くスクリーンの所定の箇所に投影することができるよう
にしてある。
【0036】c)また、投影倍率検知手段を設け、投影
倍率により移動量を補正すると共に、画像回転手段によ
り画像が回転された場合においても、回転角検知手段を
設け、回転角に応じた補正手段を設けることで、移動量
のずれ量を補正できるよう構成したものである。
【0037】つまり、上記構成を有する本発明において
は、現在投影中のマイロクイメージから他のマイクロイ
メージへの検索が行われ、画像位置が異なると判断でき
た時点で、キャリア駆動装置を駆動してキャリアを自動
的にフィルムの幅方向に移動させることで、所望のマイ
クロイメージを手数を要することなくスクリーンの所定
の箇所に投影することができる。また、キャリアを移動
するための駆動装置の移動位置を検知する手段として、
一点の基準センサーのみで実現できるため、簡単でしか
も安価に構成できるようにしてある。
【0038】さらに、投影倍率や、回転角度を検知する
ことで、キャリア移動量のずれ量を補正できる。
【0039】
【発明の実施の形態】
〈実施形態例1〉(図1〜図7) (1)マイクロフィルムリーダープリンター 図1は本発明に従う情報検索装置としてのフィルムキャ
リアを搭載したマイクロフィルムリーダープリンターの
正面図である。RPはリーダープリンター、Cはこのリ
ーダープリンターに装着したフィルムキャリア、30は
リーダースクリーン、16は投影レンズ、23は入力手
段としてのキーボードである。
【0040】図2は該リーダープリンター内の光学系の
斜視図である。後述するようにフィルムキャリアCの画
像コマ自動検索動作でロールマイクロフィルムFの所望
の画像コマ部分が投影位置である投影ガラス部Aに検索
位置される。その画像コマ部分が、投影ガラス部Aの下
側においてリーダープリンター本体側に配設してある光
源ランプ14・球面ミラー14a・コンデンサーレンズ
15等からなる照明手段により下面側より照明され、そ
の照明光のフィルム透過光が投影レンズ16及び固定の
第1乃至第4ミラー41〜44からなるリーダー部光学
系によってリーダースクリーン(光拡散板)30の裏面
に所定の倍率で拡大結像投影され、スクリーン30の表
面側からマイクロイメージを拡大像として閲読すること
ができる(リーダーモード)。
【0041】45は走査第1ミラー46及び第2ミラー
47を有するスキャナー、48はプリント機構部であ
る。スキャナー45はリーダー部光学系の固定第2ミラ
ー42と固定第3ミラー43の間の光路に対して直角に
進退移動制御a・bされ、リーダーモード時においては
走査第1ミラー46が上記光路から退避した状態位置に
保持されている。スクリーン30に拡大投影されたマイ
クロイメージのプリントを得たい場合にはプリントボタ
ンが押されることで、プリント機構部48の起動がなさ
れ、またスキャナー45が上記光路に進入する方向に移
動されて走査第1ミラー46により上記光路の画像光が
走査される。その走査光が走査第2ミラー47・露光制
御シャッタ49を介して記録媒体Dの面に拡大結像投影
されてプリントが実行される(プリントモード)。
【0042】プリント機構部48の詳細は省略したが、
例えば、記録媒体として回転ドラム型の電子写真感光体
Dを用いた転写方式の電子写真複写機構である。スキャ
ナー45の画像光走査移動速度は感光体Dの周速の1/
2である。
【0043】(2)フィルムキャリアC 図3はフィルムキャリアCの外観斜視図である。フィル
ムキャリアCは本例のものはリーダープリンターRPに
対して着脱自在のユニット装置であり、キャリヤ下部ユ
ニット32とキャリア上部ユニット32aとからなり、
キャリヤ下部ユニット32をリーダープリンターRPに
対して所定に固定して装着される。
【0044】キャリア上部ユニット32aは後述する移
動機構によりキャリヤ下部ユニット32に対してフィル
ム幅方向c・dにスライド移動される可動ユニットであ
る。
【0045】図4はキャリア上部ユニット32aの内部
機構の斜視図である。32bはキャリア上部ユニット3
2aの底板である。1は情報記録媒体としての長尺状の
マイクロフィルムFをロール状に収納したフィルム供給
カートリッジである。このフィルムカートリッジ1は本
例の場合はキャリア上部ユニット32aの前面扉32c
(図3)を開けてキャリア上部ユニット32aのフィル
ム装着部にセットされる。
【0046】2はカットリッジ1内のマイクロフィルム
Fを駆動するためのキャプスタンローラである。M1は
キャプスタンローラ2を駆動するための抽出モータ、S
1は支持腕3を介してキャプスタンローラ2をマイクロ
フィルムFに接触させるソレノイド、4は支持腕3・プ
ランジャ3a・キャプスタンローラ2を移動させてキャ
プスタンローラ2をマイクロフィルムFから離すバネで
ある。
【0047】M2はカートリッジ1内のフィルムスプー
ルを回動するためのフィルム巻き戻し用モータである。
S2はフィルム巻き戻し用モータM2に対するブレーキ
ソレノイドで、このブレーキソレノイドS2が作動しな
いときはモータM2は回転可能で、ブレーキソレノイド
S2が作動(オン)しときはモータ軸に固定の制御板5
を吸引してモータM2の回転を阻止する。
【0048】6・7はフィルムガイドローラである。8
は巻き取りリールであり、本例の場合はキャリア上部ユ
ニット32aの前面扉32d(図3)を開けてキャリア
上部ユニット32aの装着部に着脱セットされる。M3
は巻き取りリール8を回転するためのフィルム巻き取り
用モータ、S3はそのモータM3に対するブレーキソレ
ノイド、9は制動板である。
【0049】また、図示されていないがカートリッジ1
と巻き取りリール8の間のフィルム給送通路に添ってフ
ィルムを案内するガイド板が設けられている。
【0050】17a・17bは、それぞれ、マイクロフ
ィルムFの各画像コマ部分の側辺に設けた検索用(計測
用)マークmを検知するマーク検知手段であり、本例の
場合は投影位置である投影ガラス部Aにおいてフィルム
給送通路の両側部に配設してあり、17aはAチャネル
側、17bはBチャネル側のマーク検知手段である。
【0051】マーク検知手段17a・17bは光電変換
素子を内蔵し、マイクロフィルムFが後述するように正
搬送または逆搬送されている過程においてランプ14か
らの光線がマークmによって断続されることによりマー
クを検知し、マーク検知信号を後述する制御系の処理手
段20(図6)に出力する。
【0052】28はフィルムの搬送速度を検出するため
のフォトエンコーダである。
【0053】(3)フィルムキャリア移動機構 図4においてBはフィルムキャリア移動機構(情報記録
媒体幅方向移動装置、シフト機構)である。図5は該フ
ィルムキャリア移動機構B部分の拡大平面図である。
【0054】31a・31bはキャリア上部ユニット3
2aの底板32bに形成した、フィルム幅方向c・dを
長手とする2つの長孔、33a・33bはその各長孔3
1a・31bに差し込んでキャリア下部ユニット32に
ねじ込んで固定したガイドピンであり、キャリア上部ユ
ニット32aの底板32bはこの長孔31a・31bと
ガイドピン33a・33bに案内されて、長孔31a・
31bの長さ範囲においてフィルム幅方向にスライド移
動自由である。
【0055】35はキャリア上部ユニット32aの底板
32bの上記2つの長孔31a・31bの間に形成し
た、フィルム幅方向を長手とする今ひとつ長孔であり、
この長孔35から、キャリア下部ユニット32側に固定
して設けたラック34を露出させてある。
【0056】37はキャリア上部ユニット32aの底板
32bに搭載したモータ、36はこのモータ37の軸に
固定したピニオンギアであり、上記のラック34にかみ
合わせてある。
【0057】モータ37が正逆転駆動されることでピニ
オンギア37がラック34上を転動してキャリア上部ユ
ニット32aの底板32bがキャリア下部ユニット32
上をマイクロフィルムFの幅方向に移動c・dされる。
即ちキャリア上部ユニット32aがリーダー等装置本体
に対しフィルム幅方向c・dに相対移動される。
【0058】可動側であるキャリア上部ユニット32a
と固定側であるキャリア下部ユニット32との絶対位置
を検出する検出手段として、基準位置検知手段38が取
り付けてあり、基準位置検知信号を後述する処理手段2
0に出力し、キャリア上部ユニット32aの基準位置か
らの移動距離を検知できるように構成してある。
【0059】基準位置検知手段38は、本例は、可動側
であるキャリア上部ユニット32a底板32bに設け
た透過型センサー50と、固定側であるキャリア下部ユ
ニット32側に設けた、上記透過型センサー50に対す
る遮光板51とからなり、キャリア上部ユニット32a
のフィルム幅方向移動c・dによる透過型センサー50
と遮光板51の相対移動で透過型センサー50がON/
OFFされて可動側であるキャリア上部ユニット32a
と固定側であるキャリア下部ユニット32との絶対位置
の検出がなされる (4)制御系 図6はフィルムキャリアの主要制御回路構成を示すブロ
ック図である。20はマーク検知手段17により検知し
たマイクロフィルムFのマーク情報を一括処理するマイ
クロプロセッサ等の処理手段で、この処理手段20は転
送部21、マーク情報を記憶する記憶手段としての記憶
部22、演算部24、制御部25とから構成されてい
る。
【0060】転送部21はマーク検知手段17によって
検知されたマーク情報を記憶部22に転送し、記憶部2
2はキーボード等の入力手段23から入力される指定画
像コマの番号(アドレス)、及び転送部21から転送さ
れたマーク情報を記憶する。
【0061】制御部25は処理手段20内の総合的な制
御(例えばトラブルシューティング等)を行い、また、
この制御部25は、マイクロフィルムFを搬送するため
のモータ駆動制御手段としての役割も果たしている。さ
らに、マーク情報の処理結果に応じてフィルムキャリア
CをマイクロフィルムFの幅方向に移動するための基準
位置検知手段や、モータ駆動制御手段としての役割も果
たしている。
【0062】演算部24は入力手段23から入力された
画像コマ番号と記憶部22内に記憶されたマーク情報と
を比較・演算して、その結果を制御部25に出力する。
27は画像コマのアドレス等を表示する表示器である。
【0063】(5)フィルム給送部の作動 カートリッジ1をフィルムキャリアCの上部ユニット3
2aの装着部に装着し、操作者が入力手段23に所望の
画像コマ番号を入力すると、モータ制御回路26(図
6)を介してモータM1が駆動され、かつソレノイドS
1が作動する。これによりキャプスタンローラ2がカー
トリッジ1から出ているマイクロフィルムFのリードテ
ープ部に接触してカートリッジ1からマイクロフィルム
Fが引き出され、リードテープ部の先端がフィルムガイ
ドローラ6→投影ガラス部A→フィルムガイドローラ7
→巻き取りリール8に至るフィルム給送通路を搬送され
る。リードテーブ部の先端部が巻き取りリール8に近づ
くと、巻き取りモータM3が駆動され、リードテーブ部
が巻き取りリール8に巻き付く(オートローデング)。
【0064】次いでモータM1及びソレノイドS1は不
作動となるが、マイクロフィルムFは巻き取りリール8
の回転によって引き続きカートリッジ1側から巻き取り
リール8側へ正搬送される。
【0065】そして、マイクロフィルムFの給送中、マ
ーク検知手段17で検知されたマークmは所定時間後に
予め入力されたコマ番号と演算部24で比較され、一致
すると制御部25から停止信号が発信され、ブレーキソ
レノイドS3が作動して巻き取りリール8の巻き取り軸
を制御し、同様にしてブレーキソレノイドS2もモータ
M2の軸を制御してカートリッジ1内の送り出しスプー
ルの惰力回転を制止し、マイクロフィルムFの給送が停
止され、フィルムFの所望の画像コマ部分が投影位置で
ある投影ガラス部Aに検索されて停止位置し(自動検索
動作)、その画像コマ部分のマイクロイメージが投影レ
ンズ16を介してスクリーン30に投影される。
【0066】また、マイクロフィルムFの巻き取りリー
ル8側からカートリッジ1側への逆搬送制御過程でもフ
ィルムFの所望の画像コマ部分の自動検索動作制御がな
される。
【0067】(6)フィルムキャリアCのフィルム幅方
向移動制御 使用マイクロフィルムFが図12の(a)のようなシン
プレックスタイプのフィルムの場合、マイクロフィルム
Fの長手方向の移動は撮影の順序と同じように行われ
る。すなわち、シレンプレックスタイプのマイクロフィ
ルムFは片チャネル側にしか各マイクロイメージのマー
クmが存在していないため、マーク検知手段17aある
いは17bからの信号を用いて各マイクロイメージのマ
ークmの数をカウントアップしていく。ここで、図12
の(b)のようなデュオタイプのマイクロフィルムFと
の違いは、検索が終了しなくても、片チャネルしか存在
していないので、チャネルが判明することである。
【0068】また、フィルムキャリアCをリーダプリン
タRPに設置した状態で、光源ランプ14によって照明
されたマイクロフィルムF上の記録情報であるマイクロ
イメージはスクリーン30に投影される。しかし、前回
投影されたマイクロイメージがデュオタイプのマイクロ
フィルムFであったりすると、図8の(a)に示すよう
に、スクリーン30から投影マイクロイメージがはみ出
てしまうことがある。これはデュオタイプのマイクロフ
ィルムFをスクリーン30に投影する際には、図9の
(a)に示すようなスクリーン30に2つのチャネルの
マイクロイメージが何れも一部分づつしか投影されない
状態から、図9の(b)あるいは(c)に示すような何
れか一方のチャネルのマイクロイメージをスクリーン3
0に投影するように、フィルムキャリアCを移動してい
るからである。
【0069】そこで、デュオタイプのマイクロフィルム
Fと、デュオタイプ以外のマイクロフィルムFとを混在
できるように、前記のフィルムキャリア移動機構B(図
4・図5)によりフィルムキャリアC(キャリア上部ユ
ニット32a)をマイクロフィルムFの幅方向c・dに
移動させて、マイクロフィルムFとスクリーン30との
相対位置を変えることができるようになっている。
【0070】このことにより、デュオタイプのマイクロ
フィルムFを用いた後に、シンプレックスタイプのマイ
クロフィルムFを用いた場合にも、例えば図8の(b)
に示すように、マイクロイメージをスクリーン30に欠
けなく投影することができる。
【0071】具体的には、指定されたマイクロイメージ
がスクリーン30に投影できるように、基準位置検知手
段38から検出された基準位置からの所定距離分、フィ
ルムキャリアCを移動すべくモータ37(図4・図5)
の駆動制御が行われるよう構成してある。その結果、ス
クリーン30上でのマイクロイメージは、例えば図8の
(b)に示すように投影される。
【0072】この制御についてさらに説明すると、処理
手段20(図6)は、先述した基準位置検知手段38か
ら検出された基準位置からのモータ37の駆動距離を、
時間、あるいぱパルス数によって演算を行い、現在のマ
イクロフィルムFの幅方向の位置を記憶しておくことが
できる。そして、マイクロイメージの検索が開始され、
デュオタイプ以外のマイクロフィルムFと判った時点
で、前回のフィルムタイプがデュオタイプであるなら
ば、モータ37を所定の方向に、基準位置から所定の距
離分移動させて、フィルムキャリアCをマイクロフィル
ムFの幅方向に移動させるようになっている。また、情
報検索装置に外部機器を接続し、該外部機器から制御さ
れて検索を行うときにおいても、外部機器のデータベー
ス上にマイクロフィルム検索情報を有している場合、移
動位置が判明した時点で移動するようにし、検索の自動
化を図るようにしたものである。
【0073】基準位置検知手段38はマイクロフィルム
Fの幅方向の中心の位置が判るように配置してあり、モ
ータ37が駆動されてフィルムキャリアCの移動が行わ
れるときには必ず通過するように、つまり、絶対位置で
移動できるようになっている。
【0074】そして、この基準位置検知手段38は、マ
イクロフィルムFの幅方向の位置が判るように配置すれ
ば、マイクロフィルムFの幅方向の端の方でも良い。た
だし、フィルムキャリアCの移動が行われた時には、必
ず、基準位置を通過するように制御しなければならな
い。
【0075】本例では、検索が開始され、フィルムタイ
プが判った時点で、フィルムキャリアCの移動を行った
が、検索が終了した時点で、フィルムキャリアCの移動
を行ってもよい。つまり、デュオタイプのマイクロフィ
ルムFと、デュオタイプ以外のマイクロフィルムFとを
混在して使用する際にも、コマ番号を用いて入力手段2
3から入力されたマイクロイメージを、何ら手数を要す
ることなく、スクリーンに投影することができるよう構
成してある。
【0076】ただし、基準位置からの移動距離は、撮影
機種、撮影形態、撮影縮率などの違いでマイクロフィル
ムFに撮影されるマイクロフィルムFの幅方向の位置が
異なるため、基準位置からの移動距離を入力手段23か
ら入力し、記憶できるようにしてある。
【0077】この基準位置からの移動量の記憶方法を、
従来からマークmのカウント方法や、マークmの種類等
をフィルムFの仕様別に、何種類かに分けて記憶してお
かなければ、様々なフィルムFの撮影体型に対応できな
いために複数の検索モードが、フィルムキャリアCには
存在するが、前記検索モードの設定項目に追加しておく
ことで、検索モードを選択するだけで移動距離を再入力
しなくてもよいようにしてもよい。
【0078】上述のフィルムキャリアCのフィルム幅方
向c・dへの移動は、次に説明するように、キャリア移
動機構Bの動作の際に発生するバックラッシュ量を算出
し移動量の補正がなされて制御される。
【0079】(7)バックラッシュ量の算出、移動量補
正 図7は、フィルムキャリアCをマイクロフィルムFの幅
方向に移動させるキャリア駆動装置のバックラッシュ量
を算出する算出方法のフローチャートである。
【0080】基準位置検知手段38が図5のように透過
型センサー50と遮光板51とで構成されている場合、
バックラッシュ量算出方法として図7のフローチャート
に示すような以下の方法がある。
【0081】1)透過型センサー50が遮光板51によ
り遮られている(ON)場合、モータ37を回転させ、
マイクロフィルムキャリアCをd方向に駆動して、透過
型センサー50が遮光板51により遮られなくなる(O
FF)位置までフィルムキャリアCを移動させ、その位
置でモータ37を停止させる(ステップS2〜S5)。
【0082】次に、モータ37を逆回転させ、マイクロ
フィルムキャリアCをc方向に(d方向とは逆方向に)
駆動する(ステップS6)。このとき、フィルムキャリ
アCにはバックラッシュがあるため、一定時間モータ3
7を駆動してもフィルムキャリアCは移動しない。その
後、フィルムキャリアCは移動し始め、透過型センサー
50がOFFの状態からONの状態へと変化する。ここ
で、モータ37を逆回転させてから、透過型センサー5
0がONの状態になるまでの時間がバックラッシュ量で
あると計算できる。つまり、モータ37を逆回転させた
とき、実際にフィルムキャリアCが移動し始めるまでの
時間がバックラッシュ量であると計算できる(ステップ
S7〜S11)。
【0083】2)透過型センサー50が遮光板51によ
り遮られていない(OFF)場合、モータ37を回転さ
せ、マイクロフィルムキャリアCをc方向に駆動して、
透過型センサー50が遮光板51により遮られる(O
N)位置までフィルムキャリアCを移動させ、その位置
でモータ37を停止させる(ステップS2、S12〜S
14)。
【0084】次に、モータ37を逆回転させ、マイクロ
フィルムキャリアCをd方向に(c方向とは逆方向に)
駆動する。このとき、フィルムキャリアCにはバックラ
ッシュがあるため、一定時間モータ37を駆動してもフ
ィルムキャリアCは移動しない。その後、フィルムキャ
リアCは移動し始め、透過型センサー50がONの状態
からOFFの状態へと変化する。ここで、モータ37を
逆回転させてから、透過型センサー50がONの状態に
なるまでの時間がバックラッシュ量であると計算でき
る。つまり、モータ37を逆回転させたとき、実際にフ
ィルムキャリアCが移動し始めるまでの時間がバックラ
ッシュ量であると計算できる(ステップS15〜S1
8、S10・S11)。
【0085】上記の1)や2)ように算出されたバック
ラッシュ量は処理手段20により以下の方法で制御され
る。
【0086】フィルムキャリアCをマイクロフィルムF
の幅方向に駆動するということは、モータ37を駆動す
ることなので、処理手段20はモータ37の駆動方向を
記憶しておき、モータ37が前回と異なる方向に駆動す
るときには、駆動量と、バックラッシュ量を加算して駆
動する。
【0087】例えば、駆動量が500ms、バックラッ
シュ量が150msで、d方向に駆動する場合、前回の
駆動方向がc方向ならば、処理手段20は、500ms
+150ms=650msの駆動量をd方向に駆動す
る。前回の駆動方向がd方向ならば、500msの駆動
量をA1方向に駆動する。
【0088】つまり、処理手段20は、モータ37の駆
動方向を、前回の駆動方向と比較して、異なるのであれ
ば、駆動量にバックラッシュ量を加算して駆動するよう
に構成してある。
【0089】このとき、バックラッシュ量のみの駆動を
高速に行い、バックラッシュが存在することで発生する
スクリーン30に投影されているマイクロイメージが全
く移動しない時間を短縮する。
【0090】なお、本例では、バックラッシュ量をモー
タ37の駆動時間で算出したが、モータ37の駆動パル
ス数から算出してもよい。また、フィルムキャリアCに
存在するバックラッシュ量は、フィルムキャリアC毎に
異なるので、フィルムキャリアCの電源が入れられた時
にバックラッシュ量算出を行ってもよいし、入力手段2
3から指示されたときのみバックラッシュ量算出を行っ
てもよい、つまり、マイクロフィルムFのマイクロイメ
ージの投影位置を、マイクロフィルムFの幅方向に移動
させる際、その都度バックラッシュ量を算出しながら駆
動するのではなく、予めバックラッシュ量が算出し記憶
しておけばよい。
【0091】次に、フィルムキャリアCをマイクロフィ
ルムFの幅方向に駆動し、マイクロイメージの画像位置
を自動で移動する場合、その移動量を入力手段23から
入力する際に、入力された移動量分フィルムキャリアC
をバックラッシュ量を補正して駆動する方法について説
明する。つまり、これにより、入力手段23からバック
ラッシュ量を考慮しなくても、入力された移動量分フィ
ルムキャリアCを駆動することで、スクリーン30に投
影されたマイクロイメージを見ながら、移動量を入力す
ることができるように構成されている。
【0092】図12の(b)に示すようなデュオタイプ
のマイクロフィルムFは、マイクロイメージが2つのチ
ャネルに写し込まれているため、それぞれの画像位置へ
自動で移動できるように、透過型センサー50を基準位
置とした、画像位置を入力手段23から入力することが
できる。また、デュオタイプ以外のマイクロフィルムF
は、デュオタイプのマイクロフィルムFの画像位置とは
異なるため、透過型センサー50を基準位置とした、画
像位置を入力手段23から入力することができる。つま
り、フィルムキャリアCは、透過型センサー50を基準
位置とした、3種類の画像位置情報を記憶することがで
きる。
【0093】このような構成において、透過型センサー
50を基準位置とした、移動距離を入力手段23から入
力する場合、現在設定されている移動位置へとモータ3
7を駆動し、移動距離が変更された場合、変更された移
動位置へモータ37を駆動する。ここで、移動距離の変
更が前回のモータ37の駆動方向と異なる場合には、前
記バックラッシュ量を変更距離に加算して、モータ37
を駆動する。これにより、正確に移動距離の設定が行わ
れたかどうかの確認ができると共に、バックラッシュに
よる移動距離の位置ずれが無くなり、正確に移動距離の
設定ができるようになる。
【0094】以上述べてきたように、本例においては、
マイクロイメージが写し込まれたマイクロフィルムFを
保持するフィルムキャリア、およびこのフィルムキャリ
アをマイクロフィルムの幅方向に移動させるフィルムキ
ャリア幅方向移動手段を備えた画像検索装置において、
フィルムの幅方向の移動位置が判明した時点でフィルム
キャリアをマイクロフィルムの幅方向に移動させること
で、マイクロイメージをスクリーンに投影するためのマ
イクロフィルムの幅方向位置あわせを手数少なく行え
る。
【0095】また、フィルムキャリアを移動する際の基
準位置を有し、フィルムキャリアのマイクロフィルム幅
方向の基準位置からの移動量を入力する手段と、その移
動量を記憶する記憶装置を有するものであり、マイクロ
フィルムFの写し込み規格が異なるマイクロフィルムF
を用いる際にも、入力手段により、基準位置からの移動
量を一旦設定すれば、その後は、検索を行うだけで、何
れのマイクロイメージをも所定位置に投影するようにフ
ィルムキャリアを移動するものなので、フィルムを幅方
向に移動する手段と、基準センサーという簡単な構成で
実現できると共に、マイクロフィルムFの写し込み規格
によらず、マイクロイメージの投影作業を能率よく行う
ことができる。
【0096】そして、フィルムの幅方向の移動で発生す
るバックラッシュ量を自動で算出し、フィルムキャリア
をマイクロフィルムの幅方向に移動させる際に、前記バ
ックラッシュ量を補正してフィルムキャリア幅方向移動
手段を制御することで、機械毎にバックラッシュ量を持
つことができ、バックラッシュを気にすることなく、フ
ィルムキャリアを幅方向に移動することができる。これ
により、マイクロイメージをスクリーンへ投影する際の
投影位置が、正確に設定できると共に、入力されたい同
量を正確に再現して、移動することができるため、マイ
クロイメージをスクリーンに投影するための検索の自動
化をはかり、所望の画像を確実にスクリーンに映し出す
ことができる。
【0097】〈実施形態例2〉(図10・図11) 上述の実施形態例1で説明したように、図12の(a)
に示すようなシンプレックスタイプのマイクロフィルム
Fのマイクロイメージをスクリーン30に投影するため
に、前回がデュオタイプのマイクロフィルムFならば、
フィルムキャリアCをシフト機構Bによりシンプレック
スタイプのマイクロフィルムFの位置へ移動することが
できた。
【0098】しかし、例えば図10に示すように、画像
回転手段としてプリズムレンズ60が投影光路上に配置
してある場合、図11の(a)に示すように、傾いてい
る投影マイクロイメージを補正するために、プリズムレ
ンズ60を回転させると、画像投影位置がY1のように
移動してしまう。
【0099】そこで、本例では、画像回転や投影倍率に
よりフィルムキャリアCのフィルム幅方向へのシフト移
動量を変化させ、フィルムとスクリーンとの相対位置を
補正する補正手段について説明する。
【0100】図10は、画像回転用のプリズムレンズ6
0及び画像投影用の投影ズームレンズ61の駆動手段
と、その回転角度、投影倍率の検知手段を示した図であ
る。62はプリズムレンズ60を回転するためのモー
タ、63はズームレンズ61を回転するためのモータ、
66はプリズムレンズ60の回転角度検知手段、67は
ズームレンズ61の回転角度検知手段、64は手動ノ
ブ、65はエンコーダである。手動ノブ64を正逆転操
作することで、それに連動してその操作回転角度量に応
じた回転角にプリズムレンズ60またはズームレンズ6
1が電動機構で回転制御される。
【0101】即ち、ノブ64を回転させると、この回転
角度量がエンコーダ65で読みとられ、その回転角度情
報が装置の制御回路である処理手段20へと送信され
る。つまり、処理手段20はノブ64を回転させたとき
のエンコーダ65の出力パルス数をノブ64の回転角度
に変換し、その角度情報を元に、プリズムレンズ60、
または、ズームレンズ61の回転角度を計算し、モータ
駆動制御回路26にプリズムレンズモータ62またはズ
ームレンズモータ63の駆動信号を送信し、プリズムレ
ンズ60またはズームレンズ61がノブ64の操作回転
角度量に対応した角度だけ回転される。
【0102】ただし、このとき、プリズムレンズ60を
回転させるのか、ズームレンズ61を回転させるのかの
選択は、不図示のセレクトキー等で出来る。
【0103】また、プリズムレンズ60を回転すると、
プリズムレンズ回転角度検知手段66で角度情報が検知
され、処理手段20に送られ、ズームレンズ61を回転
すると、ズームレンズ回転角度検知手段67で角度情報
が検知され、処理手段20に送信される。
【0104】図11の(a)は、スクリーン30に投影
されたマイクロイメージを、プリズムレンズ60で回転
させたときの画像の移動を示した図である。図におい
て、プリズムレンズ60を回転させると、スクリーン3
0に投影されているマイクロイメージが矢印Y1の方向
の位置に移動することになる。
【0105】図11の(b)は、スクリーン30に投影
されたマイクロイメージを、ズームレンズ61を回転し
て画像を拡大させたときの画像の移動を示した図であ
る。図において、ズームレンズ61を回転させると、ス
クリーン30に投影されているマイクロイメージが、矢
印Y2の方向の位置に移動することになる。
【0106】上記構成において、フィルムキャリアCが
マイクロフィルム幅方向に移動する際、プリズムレンズ
回転角度検知手段66により検知された回転角度と、ズ
ームレンズ回転角度検知手段67により検知された回転
角度を、処理手段20が演算を行い、また実施形態例1
のようにバックラッツシュ量の演算を行ない移動量の補
正をするように構成してある。
【0107】つまり、所望の倍率へと拡大するために、
ズームレンズ61を回転させると、図11の(b)のよ
うに投影倍率が変化し、矢印L2の位置へと拡大移動す
ることにより、スクリーン30からはみ出てしまうた
め、処理手段20は検知された倍率と、不図示の画像位
置検知センサーにより、スクリーンからはみ出さず投影
されているかどうかを検知する検知手段とを元に、移動
量L2を算出し、またバックラッツシュ量を演算し、フ
ィルムキャリアCの移動量を補正する。
【0108】また、傾いている画像を補正するために、
プリズムレンズ60を回転させると、図11の(a)の
ように投影画像が回転し、スクリーン30からはみ出て
しまうため、処理手段20は検知された角度θと、不図
示の画像位置検知センサーにより、スクリーン30から
はみ出さず投影されているかどうかを検知する検知手段
とを元に、移動量L1を算出する。ここで、移動量L1
は投影倍率より換算され、フィルムキャリアCの移動量
を補正する。またバックラッツシュ量を演算し、フィル
ムキャリアCの移動量を補正する。
【0109】本例においては、プリズムレンズ60、ズ
ームレンズ61はモータで駆動したが、画像回転角度、
投影倍率が検知できれば手動による駆動を行ってもよ
い。
【0110】プリズムレンズ60には回転による光軸ず
れが生ずるため、画像投影位置がずれてしまうことがあ
るが、不図示の光軸ずれ検知手段によりプリズムレンズ
60の回転角度から算出される、所定の光軸ずれ量を検
知し、補正値に加えてもよい。
【0111】デュオタイプのマイクロフィルムFにおい
ては、チャネルにより画像の撮影方向が変わってしま
い、スクリーン30に投影する際に、画像向きが逆転し
てしまうことがあるため、プリズムレンズ60を回転さ
せ、画像を自動で正転させる共に、その際発生するずれ
量を補正値に加えてもよい。
【0112】このように、投影された画像の回転角度、
投影倍率による補正値を移動量に加えることで、より正
確にフィルムキャリアを所定の位置に移動されることが
できるため、所望の画像を確実にスクリーン30に写し
出すことができる。
【0113】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、マイクロ
フィルムリーダーや同リーダープリンター等に装備され
るロールマイクロフィルムキャリアのように、長尺状の
情報記録媒体を搬送可能に保持する情報記録媒体保持キ
ャリアと、前記キャリアを前記情報記録媒体幅方向に移
動させる移動手段とを有し、前記情報記録媒体中の所望
の情報を検索する情報検索装置について、.情報記録
媒体保持キャリアを情報記録媒体の幅方向に移動させる
ことによる、所要の画像情報部分の所定位置に対する情
報記録媒体幅方向位置あわせを手数少なく行なえる、
.情報記録媒体の画像情報写し込み規格によらず、所
望の画像情報部分の投影作業を能率よく行なうことがで
きる、.所望の画像情報部分を確実にスクリーンに映
し出すことができる、.情報記録媒体保持キャリアを
情報記録媒体幅方向に移動させる移動手段が動作する際
に発生するバックラッシュによる制御精度の低下をなく
すことができるものであり、所期の目的がよく達成され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う情報検索装置としてのフィルムキ
ャリアを搭載したマイクロフィルムリーダープリンター
の正面図
【図2】該リーダープリンター内の光学系の斜視図
【図3】フィルムキャリアの外観斜視図
【図4】キャリア上部ユニットの内部機構の斜視図
【図5】キャリアのフィルム幅方向移動機構部分の拡大
平面図
【図6】フィルムキャリアの主要制御回路構成を示すブ
ロック図
【図7】バックラッシュ量算出方法のフローチャート
【図8】スクリーンに投影されたシンプレックスタイプ
のマイクロフィルムのマイクロイメージであり、(a)
は画像欠けを生じている状態時の図、(b)は画像欠け
のない状態時の図
【図9】スクリーンに投影されたデュオタイプのマイク
ロフィルムのマイクロイメージであり、(a)は両方の
チャネルの投影マイクロイメージに画像欠けを生じてい
る状態時の図、(b)は一方のチャネルのマイクロイメ
ージが画像欠けなく投影されている状態時の図、(c)
は他方のチャネルのマイクロイメージが画像欠けなく投
影されている状態時の図
【図10】画像回転用のプリズムレンズ及び画像投影用
の投影ズームレンズの駆動手段と、その回転角度、投影
倍率の検知手段を示した図
【図11】(a)はプリズムレンズ回転による画像移動
を示した図、(b)はズームレンズ回転による画像移動
を示した図
【図12】(a)・(b)・(c)はそれぞれロールマ
イクロフィルムのマイクロイメージの写し込み形態例の
【符号の説明】
1…カートリッジ、2…キャプスタンローラ、3…支持
腕、3a…フランジャ、4…バネ、5…制動板、7…フ
ィルムガイドローラ、8…巻き取りリール、9…制動
板、14…ランプ、15…コンデンサレンズ、16…投
影用レンズ、17…検知手段、17a…Aチャネル側検
知手段、17b…Bチャネル側検知手段、20…処理手
段、21…転送部、22…記憶部、23…入力手段、2
4…演算部、25…制御部、26…モータ駆動制御回
路、27…表示部、30…スクリーン、31a…長孔、
31b…長孔、32…フィルムキャリア下部ユニット、
32a…フィルムキャリア上部ユニット、32b…フィ
ルムキャリア上部ユニットの底板、33a…ガイドピ
ン、34…ラック、35…長孔、36…ピニオンギア、
37…モータ、38…位置検知手段、60…プリズムレ
ンズ、61…ズームレンズ、62…プリズムレンズモー
タ、63…ズームレンズモータ、64…手動ノブ、65
…エンコーダ、66…プリズムレンズ回転角度検知手
段、67…ズームレンズ回転角度検知手段、C…フィル
ムキャリア、M1…抽出モータ、M2…巻き戻し用モー
タ、M3…巻き取り用モータ、RP…リーダープリンタ
ー、S1…ソレノイド、S2ブレーキソレノイド、S3
…ブレーキソレノイド。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺状の情報記録媒体を搬送可能に保持す
    る情報記録媒体保持キャリアと、前記キャリアを前記情
    報記録媒体幅方向に移動させる移動手段とを有し、前記
    情報記録媒体中の所望の情報を検索する情報検索装置に
    おいて、前記キャリアの前記幅方向における基準位置を検知する
    基準位置検知手段を有し、前記キャリアを前記幅方向に
    移動する際、前記基準位置検知手段が前記基準位置を検
    知してから、前記キャリアを前記幅方向に所定量移動す
    るようにし、前記幅方向移動量は、前記移動手段の動作
    で生じる バックラッシュ量を自動で算出して補正される
    ことを特徴とする情報検索装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報検索装置において、前記キャリアの前記幅方向所定移動量を、前記 基準位置
    からの距離として入力する入力手段を有することを特徴
    とする情報検索装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の情報検索
    装置において、前記キャリアを前記 幅方向へ移動させるモータの駆動ス
    ピードより、バックラッシュ駆動させるモータの駆動ス
    ピードを高速にすることを特徴とする情報検索装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載の情報検索
    装置において、前記情報記録媒体の種類に応じて、前記キャリアの前記
    幅方向移動量を決定する ことを特徴とする情報検索装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4の何れか1つに記
    載の情報検索装置において、 情報記録媒体の投影画像を回転する回転手段と、前記回
    転手段の回転角度を検出する回転角度検知手段と、情報
    記録媒体の画像投影倍率を検知する手段と、前記回転角
    と画像投影倍率から前記キャリアの前記幅方向の移動
    量を補正する補正手段を有することを特徴とする情報検
    索装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項の何れか1つに記
    載の情報検索装置において、 外部機器からの情報により、前記キャリアを前記幅方向
    の所定の移動位置へ移動することを特徴とする情報検索
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項の何れか1つに記
    載の情報検索装置において、 情報記録媒体がロールマイクロフィルムであり、情報記
    録媒体保持キャリアがマイクロフィルムキャリアである
    ことを特徴とする情報検索装置。
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