JPH05241246A - 画像投影装置 - Google Patents

画像投影装置

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Publication number
JPH05241246A
JPH05241246A JP4043048A JP4304892A JPH05241246A JP H05241246 A JPH05241246 A JP H05241246A JP 4043048 A JP4043048 A JP 4043048A JP 4304892 A JP4304892 A JP 4304892A JP H05241246 A JPH05241246 A JP H05241246A
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JP
Japan
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image
projected
scanning
optical path
screen
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Application number
JP4043048A
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English (en)
Inventor
Hideaki Hirasawa
秀明 平澤
Makoto Shimazoe
誠 島添
Osami Kato
修身 加藤
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05241246A publication Critical patent/JPH05241246A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マイクロフィルムに撮影された画像を複数回
受像体に投影する場合に、第1回目の受像体に対する走
査を迅速に行ない得るようにすることである。また、連
写モードにおいて、受像体に投影される画像の何れか1
つを指定し得ると共に、投影される画像の順序を指定し
得るようにすることである。 【構成】 切換え手段40により走査ミラー31は退避
位置と切換え位置とに移動自在となっている。モード設
定手段としてのスイッチ67により所定の走査露光モー
ドが設定されると、直ちに走査ミラー31は走査開始位
置に移動する。2つの画像駒が1つの撮影領域内に撮影
されている場合には、指定手段としてのスイッチ67に
より何れか一方の画像駒が指定されると、その画像駒の
みが走査される。そして、2つの画像駒が走査される順
序が指定されると、指定された順序で走査がなされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロフィルムに写し
込まれた画像をスクリーンに投影すると共に、その画像
を記録紙にプリントするようにした画像投影装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】リーダプリンターはマイクロフィルムに
写し込まれた画像を閲読して検索するために画像を投影
するスクリーンに加えて、検索された画像を処理してそ
の画像を記録紙にプリントするためのプリンターを有し
ている。一方、マイクロリーダースキャナーは、画像を
投影するためのスクリーンと、投影された画像を電子情
報に変換する光電変換素子とを有し、この素子からの信
号を画像処理した後に外部のプリンター等に信号を送る
ようにしている。
【0003】A3サイズ程度の比較的大きな記録紙に対
して検索画像をプリントするためのリーダプリンターの
小型化を達成するために、プリント用の走査ミラーを投
影光路の位置と、これから退避した位置とに移動自在と
なったリーダプリンターが開発されている。このタイプ
のリーダプリンターにあっては、従来、検索された画像
をプリントする場合に、走査ミラーを投影光路の位置に
まで移動した後に、プリント開始位置に位置決め回動さ
せている。また、画像濃度の検出等を行なうためのプレ
スキャン動作を行なう場合には、投影光路の位置まで走
査ミラーを移動させた後に、プレスキャン位置にまで走
査ミラーを位置決め回動させている。このため、従来で
は、第1枚目のプリントが開始されるまで比較的時間が
かかるという問題点があった。
【0004】また、上述のように、比較的大きな記録紙
に対して画像をプリントするようにした場合、例えばA
3サイズの記録紙に対して画像をプリントし得るように
したリーダプリンターにあっては、マイクロフィルムに
写し込まれるA3サイズの原稿に対応した1つの撮影領
域の中に、A4サイズに対応した画像が2枚分写し込ま
れることがある。そのような場合を考慮して、連写モー
ドが設けられ、そのモードが設定されると、マイクロフ
ィルムの1つの撮影領域内に写し込まれた2つの画像
は、それぞれA4サイズの記録紙にプリントされる。し
かしながら、連写モードが設定された場合には、従来で
は、2つの画像が必ずプリントされてしまい、一方の画
像が不要のときには、記録紙が1枚無駄となってしま
う。また、連写モードでは、2つの画像がプリントされ
る順序が一定となっているので、プリントされた後の記
録紙を頁揃えしなければならず、操作性が良くないとい
う問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題点に鑑みてなされたものであり、マイクロフィ
ルムに記録された画像を複数回、感光体ドラムや光電変
換素子等の受像手段に投影する場合に、第1枚目の画像
を迅速に投影することができ、操作性に優れた画像投影
装置を提供することである。また、本発明は、マイクロ
フィルムの1つの撮影領域に相当する部分に複数枚の画
像が撮影されている場合に、感光体等の受像体に投影す
る画像の何れか1つを指定し得ると共に、全ての画像を
投影する場合にはその順序を指定し得るようにして操作
性に優れた画像投影装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、1つの撮影領域に2つの画像駒を撮影し得
るマイクロフィルムに撮影された前記撮影領域をスクリ
ーンまたは受像手段に選択的に投影する画像投影装置に
おいて、光源から投影されたマイクロフィルムの投影画
像を前記スクリーンに導くリーダー光路と前記投影画像
を前記受像手段に導くプリンター光路とを形成する光学
手段と、前記プリンター光路内に配置され、前記投影画
像を前記受像手段に走査する走査手段と、前記一つの撮
影領域に2つの画像駒が撮影されている場合に、何れか
一方の画像駒を指定する指定手段と、前記指定手段によ
り指定された一方の画像駒の投影画像のみを前記受像手
段に走査させるように前記走査手段を作動させる制御手
段とを有することを特徴とする画像投影装置である。ま
た本発明は、1つの撮影領域に2つの画像駒を撮影し得
るマイクロフィルムに撮影された前記撮影領域をスクリ
ーンまたは受像手段に選択的に投影する画像投影装置に
おいて、光源から投影されたマイクロフィルムの投影画
像を前記スクリーンに導くリーダー光路と、前記投影画
像を前記受像手段に導くプリンター光路とを形成する光
学手段と、前記プリンター光路内に配置され、前記投影
画像を前記受像手段に走査する走査手段と、前記一つの
撮影領域に2つの画像駒が撮影されている場合に、走査
される画像駒の順序を指定する指定手段と、前記指定手
段により指定された順序で2つの前記画像駒の投影画像
が前記受像手段に走査されるように前記走査手段を作動
させる制御手段とを有することを特徴とする画像投影装
置である。更に本発明は、マイクロフィルムに撮影され
た画像をスクリーンまたは受像手段に選択的に投影する
画像投影装置において、光源から投影されたマイクロフ
ィルムの投影画像を前記スクリーンに導く投影光路を形
成する光学手段と、前記スクリーンの前記投影光路に対
して進退移動自在となり、前記投影光路に入り込んでマ
イクロフィルムの投影画像を前記受像手段に導く切換え
手段と、複数の走査露光モードのうち任意の1つを設定
するモード設定手段と、前記投影画像を前記受像手段上
に走査する走査手段と、前記モード選択手段によって選
択されたその直後にモードに対応した走査開始位置に走
査手段を移動する制御手段とを有することを特徴とする
画像投影装置である。
【0007】
【作用】上記本発明にあっては、1つの撮影領域に2つ
の画像駒が写込まれている場合に、指定手段によって何
れか一方の画像駒が指定されると、指定された画像駒の
みが、受像手段に対して走査手段により走査され、その
画像が読取られる。また、1つの撮影領域に2つの画像
駒が写込まれている場合であって、両方の画像駒を読み
取る場合に、走査される画像駒の順序が指定手段により
指定されると、指定された順序で画像駒が受像手段に対
して走査手段により走査され、それぞれの画像が所定の
順序で読み取られる。更に、モード設定手段により所定
のモードが設定されると、走査手段は走査を開始する前
に、走査開始位置に予め移動される。したがって、走査
が開始されると直ちに画像の読み取り走査がなされるこ
とになり、読み取りが迅速になされることになる。
【0008】
【実施例】以下、図示する本発明の一実施例に係るリー
ダプリンターについて説明する。図1はリーダープリン
ターの全体を示す外観図であり、装置の筐体10の上に
はスクリーン11を有するスクリーンボックス12が設
けられており、筐体10の前面にはスクリーン11に対
応させて作業テーブル13が取付けられている。このス
クリーン11にはマイクロフィルムに撮影された画像が
投影される。このフィルムに撮影された画像は、筐体1
0内に組込まれたプリンターによって記録紙に再現され
る。記録紙を収容するためのカセット15、16がそれ
ぞれ筐体10の前面から着脱自在となっており、例えば
カセット15にはA4サイズの記録紙が収容され、カセ
ット16にはA3サイズの記録紙が収容されるようにな
っている。画像がプリントされた記録紙は、筐体10の
前面に形成された排紙トレー17に排出される。スクリ
ーンボックス12の下部前面には、操作パネル部18が
設けられている。
【0009】図2は図1に示されたリーダープリンター
の内部構造の概略を示す図であり、ロール状のフィルム
Lが巻付けられた供給リール19はフィルムキャリア1
4内に装填自在となっており、この供給リール19から
繰り出されたフィルムLは、フィルムキャリア14内に
設けられた巻取りリール20に巻き取られる。フィルム
Lのうち投影光路部における画像には、筐体10内に設
けられた光源21からの光がコンデンサーレンズ22群
を通って照射され、フィルムLに撮影された画像が投影
レンズ23により拡大される。この投影レンズ23の真
上には像回転用のプリズム24が設けられている。スク
リーンボックス12内には、投影レンズ23及びプリズ
ム24を通った画像が照射されるリーダー用第1ミラー
25が設けられ、このミラー25で反射した画像はリー
ダー用第2ミラー26で反射した後に、スクリーン11
に投影される。したがって、図2に示されるように、光
源21からスクリーン11までに、リーダー光路27r
が形成される。
【0010】このリーダー光路27rのうちスクリーン
11の背面における切換え位置と、この位置よりも左後
方の退避位置との間を、プリント用第1ミラー31が、
矢印Dで示すように、往復動するようになっている。こ
のミラー31が切換え位置となると、図示するように画
像はこのミラー31により、図中左方向にスクリーン1
1の背面にほぼ平行な水平の方向に反射される。スクリ
ーン11に対して左側には、プリント用第2ミラー32
が設けられており、この第2ミラー32に第1ミラー3
1で反射した画像が投影される。このミラー32により
画像は装置の後側に向けて反射させてプリント用第3ミ
ラー33、及び第4ミラー34に至り、筐体10内に設
けられた感光体ドラム35にスリット36を通って画像
が結像される。この感光体ドラム35に露光された画像
は、記録紙Pに対して公知の作像手段により再現され
る。したがって、切換え位置におけるプリント用第1ミ
ラー31から感光体ドラム35に位置る部分が、図2に
示されるようにプリンター光路27pを形成する。
【0011】スリット36と第4ミラー34との間に
は、感光体ドラム35に至る光路を開閉するための全シ
ャッター37が設けられ、更に感光体ドラム35の両端
部に照射される光を遮蔽するためのサイドシャッター3
8、38が感光体ドラム35の回転中心軸に平行な方向
に進退移動自在に設けられている。感光体ドラム35に
形成された静電潜像のうち不要な部分をトリミングする
ためにイレーサーランプ29が感光体ドラム35の外方
に配置されている。スリット36の近傍には、フィルL
に記録された画像の位置、及び画像の濃度等を検出する
ためのAEセンサー39が配置されている。
【0012】前記ミラー31を直線往復動させる機構に
ついて、図3を参照して説明する。ミラー31が装着さ
れる移動台40は、相互に平行となった2つのガイド部
材41、42により矢印Dで示される方向に往復動自在
に保持されている。移動台40には、それぞれガイド部
材41、42に沿って転動する回転体43が合計4つ取
付けられている。前側のガイド部材42にはモータ44
が取付けられ、このモータ44の主軸に取付けられたド
ラム45にはワイヤー46が巻き付けられている。更
に、このワイヤー46はガイド部材42の両端部に設け
られたプーリー47a、47bに掛け渡されている。そ
して、このワイヤー46の両端は、移動台40に固着さ
れた連結板48に連結されている。連結板48に固定さ
れたピン49aはワイヤー46の一端を固定するための
ピンであり、ワイヤー46の他端は、連結板48に固定
されたピン49bにより固定される。これにより、モー
タ44を駆動することによって、移動台40は切換え位
置と退避位置との間を矢印Dで示す方向に往復動する。
【0013】図示するプリント用第1ミラー31は、感
光体ドラム35に画像を走査するための走査ミラーとし
ても機能する。つまり、図示するリーダープリンターで
はミラー31を回転させる回転ミラースキャン方式とな
っており、プリント用第1ミラー31は、回動中心軸5
0を中心に図示しない保持部材に回動自在に取付けられ
た台板51に固定されている。ただし、ミラー31に加
えて、このミラー31の切換え位置から感光体ドラム3
5に至るプリンター光路27p内に、走査用ミラーを配
置するようにしても良い。前記台板51には、先端に円
弧面52が形成された回転制御板53が固着され、この
円弧面52に駆動軸54が接触している。この駆動軸5
4は、図示しない保持部材により移動台40に回転自在
に保持され、先端に設けられたウオームホイール55に
は、モータ56により駆動されるウオーム57が噛合っ
ている。したがって、ミラー31が移動台40によって
切換え位置に位置決めされた状態で、モータ56を駆動
すると、駆動軸54と円弧面53との摩擦接触により、
ミラー31が中心軸50を中心に回動して走査が行なわ
れる。このミラー31の回転角度を検出するために、台
板51には角度検出板60が取付けられている。
【0014】図4はこの角度検出板60の詳細を示す図
であり、この角度検出板60には4つのスリット61〜
64が形成され、これらのスリットを介して発光素子6
5aから受光素子65bに至る位置検出センサー65が
角度検出板60に隣接して配置されている。
【0015】図5(A)はフィルムLに撮影された画像
の一例を示す図であり、このフィルムLの各々の撮影領
域Gは、A3サイズの原稿が撮影されるように設定さ
れ、それぞれの撮影領域Gに対応させてブリップマーク
Mが撮影されている。このフィルムLには、1つの撮影
領域Gの中にA4サイズの原稿に対応した2つの画像駒
A4a、A4bが撮影されている。例えば、A4サイズ
の本に記録された情報をフィルムLに撮影する場合に
は、A3サイズの撮影領域Gに左右に2つのA4サイズ
の画像駒A4a、A4bが撮影される場合がある。更
に、このリーダプリンターには、図5(B)に示される
ように、A4サイズの原稿が写し込まれたフィルムLが
装填されることもある。この場合には、それぞれA4サ
イズの原稿に対応した画像駒のうち、検索された画像駒
がスクリーン11の中央に投影されることになる。
【0016】図6は図5(A)に示されたフィルルムL
の何れかの画像が検索されて、この画像がスクリーン1
1に投影された場合における撮影領域Gを示す。図6に
おいて、ポイントXは左合せ時の記録紙のセンターを示
し、ポイントYは中央合せ時の記録紙のセンターを示
し、ポイントZは右合せ時の記録紙のセンターを示す。
勿論、記録紙のサイズに対応させてポイントY以外のポ
イントは変更される。
【0017】このリーダプリンターにおいては、A3サ
イズの原稿に対応した画像駒A3をA3サイズの記録紙
にプリントすることに加えて、連写モードによって、1
つの撮影領域Gに撮影された2つの画像駒A4a、A4
bをそれぞれA4サイズの記録紙に連続的にプリントす
ることができ、更には図5(B)に示されるように、A
4サイズの原稿に対応する画像のみが写し込まれたフィ
ルムLについては、A4サイズの記録紙に画像をプリン
トすることができる。そして、1つの撮影領域Gに、左
右に2つの画像駒A4a、A4bが撮影されていた場合
には、一方の画像駒のみを指定してプリントすることが
でき、これにより、不必要な画像駒をプリントすること
が防止される。更には、連写モードでは2つの画像駒A
4a、A4bのプリントする順序を指定することがで
き、これにより、複写後の記録紙の頁揃えが達成され
る。
【0018】図7は操作パネル部18に設けられた画像
位置合せ部66を示す図であり、スイッチ67と3つの
発光素子からなる表示部68を有している。点灯モード
つまり走査モードとしては、図7に示されるように5つ
のモードが設定されている。スイッチ67が1回押され
ると、順次モード1からモード5がこの順で点灯され
る。図5(B)に示されるフィルムが使用され、そのフ
ィルムの中の画像駒のうち検索された画像駒A4をプリ
ントする場合には、スイッチ67の操作により中央駒の
プリントモード(モード1)が設定され、このときには
表示部68の中央部分が点灯する。図5(A)に示され
るように、1つの撮影領域Gに左右に2つの画像駒A4
a、A4bが撮影されていた場合であって、左側の画像
駒A4aのみをプリントする場合には、左画像駒のプリ
ントモード(モード2)が設定され、表示部68の左側
の部分が点灯する。右側の画像駒のみをプリントする場
合には、右画像駒のプリントモード(モード3)が設定
され、表示部68の右側の部分が点灯する。連写モード
では、図5(A)に示されたように、1つの撮影領域G
に左右に2つ撮影された画像駒A4a、A4bのうち、
左側の画像駒A4aを先にプリントするように設定され
た場合には、モード4が設定され、右側の画像駒A4b
を先にプリントするように設定された場合には、モード
5が設定される。これらのモード4及びモード5におい
ては、先にプリントされる方が他の部分よりも明かるく
点灯されるようにしたり、番号が点灯表示されるように
なっている。図示する場合には、1つの表示部68にお
ける点灯モードによって5つの走査モードが表示される
が、各々のモードに対応させて、5つの表示部を設ける
ようにしても良い。
【0019】ロールフィルムLに撮影された多数の画像
のうち所定の画像が検索され、検索された画像がスクリ
ーン11に投影された後に、その画像を記録紙にプリン
トする場合には、図3に示された移動台40が切換え位
置にまで移動される。プリントに先立って、プリントす
べき画像駒の濃度や撮影領域G内における画像駒の輪郭
位置を検出する場合には、プレスキャン動作が設定され
る。
【0020】プレスキャン動作がなされる場合における
ミラー31の待機位置を角度検出板60とセンサー65
との位置により説明すると、以下の通りである。例え
ば、A4サイズの原稿に対応した画像がフィルムに写し
込まれていた場合であって、スクリー11の中央に投影
された画像駒A4をプリントするモード(モード1)が
設定された場合には、角度検出板60の遮蔽部Dの位置
がセンサー65の位置となるようにミラー31の待機位
置が設定される。左側の画像駒A4aをプリントするモ
ード(モード2)が設定された場合には、角度検出板6
0の遮蔽部Cの位置がセンサー65の位置となるように
ミラー31の待機位置が設定される。そして、右側の画
像駒A4bをプリントするモード(モード3)と、連写
モード(モード4またはモード5)との何れかが設定さ
れた場合には、角度検出板60の遮蔽部Fの位置がセン
サー65の位置となるようにミラー31の待機位置が設
定される。プレスキャンが開始されると、図4において
矢印Jで示される方向にミラー31が回動される。前記
モード1の場合には、角度検出板60のエッジE6がセ
ンサー65の位置にまで回動すると、プレスキャンが開
始され、前記モード2の場合には、エッジE4がセンサ
ー65の位置まで回動するとプレスキャンが開始され
る。更に、前記モード3、モード4及びモード5の場合
には、エッジE8がセンサー65の位置まで回動する
と、プレスキャンが開始される。これらの開始位置を、
スクリーン11に投影された画像の位置で示すと、図6
において符号E6、E4、及びE8の通りである。
【0021】図5は何れもA4サイズの原稿が写し込ま
れたフィルムを示すが、B5サイズの原稿が1つの撮影
領域に1つずつ撮影された場合、及びB4サイズに対応
した撮影領域にB5サイズの原稿の画像が2つずつ撮影
された場合に対しても同様の制御が行なわれる。この場
合には、タイマー等を用いて、A4サイズの場合に対し
て所定の量だけ位置がずれるようにする。このように、
フィルムの1つの撮影領域に対応して1つのブリップマ
ークMが記録されているが、1つの撮影領域に2つの画
像駒が撮影されている場合でも、撮影領域のサイズに拘
らず、それぞれについてプリントすることができる。ま
た、A3サイズに対応した原稿の画像が1つの撮影領域
に1つずつ撮影された場合には、その画像駒はA3サイ
ズの記録紙にプリントされる。
【0022】プレスキャン動作が終了した場合、そして
プレスキャン動作がなされずプリント動作が実行される
場合には、ミラー31が回動されて角度検出板60の何
れかの遮蔽部がプリントのモードに応じてセンサー65
の位置に位置決めされる。つまり、モード1が設定され
た場合には、ミラー31は遮蔽部Bがセンサー65の位
置となるように回動されて待機される。モード2及びモ
ード4が設定された場合には、遮蔽部Aがセンサー65
の位置となり、モード3及びモード5が設定された場合
には、遮蔽部Cがセンサー65の位置となる。プリント
動作が開始されると、図4において矢印Kで示される方
向にミラー31が回動される。前記モード1の場合に
は、角度検出板60のエッジE3がセンサー65の位置
まで回動すると、プリントが開始される。そして、モー
ド2及びモード4の場合には、角度検出板60のエッジ
E1がセンサー65の位置まで回動すると、プリントが
開始され、前記モード3及びモード5の場合には、角度
検出板60のエッジE5がセンサー65の位置まで回動
するとプリントが開始される。これらのプリント開始位
置を、スクリーン11に投影された画像の位置で示す
と、図6において符号E3、E1及びE5の通りであ
る。
【0023】図8は制御回路を示すブロック図であり、
操作パネル部18に設けられた入力キーからの入力信
号、AEセンサー39、位置検出センサー65からの入
力信号、その他の入力機器71からの入力信号が、CP
U70に図示しない入出力ポートを介して入力される。
また、CPU70からは、移動台40を駆動するモータ
44、走査用モータ50に図示しないモータ駆動回路を
介して出力され、更に全シャッター37とサイドシャッ
ター38、及びその他の出力機器72に対して出力信号
が出力される。
【0024】次に、図9〜図13に示されるフローチャ
ートを参照しつつ上記リーダープリンターの動作につい
て説明する。リーダープリンターの電源がオンされる
と、CPU等はステップS1で初期設定される。ステッ
プS2において、操作パネル部18に設けられたキーが
操作されると、入力データはメモリーに格納され、ステ
ップS3におけるミラー、シャッター等の設定動作が実
行されると共に、ステップS4の表示処理が実行されて
キー操作により入力されたモードが表示部に表示され
る。この状態でプリント開始キーが操作されると、ステ
ップS6の複写処理が実行されて、マイクロフィルムに
撮影された画像駒が記録紙に複写される。ステップS7
はオプションの通信処理のステップであり、このステッ
プでは外部のプリンター等を用いて画像をプリントする
際に、読取られた画像データが外部のプリンターに送信
される。
【0025】図10及び図11は、図9においてステッ
プS3で示されたミラー、シャッター等の設定動作のサ
ブルーチンのうちミラー31を待機位置に設定するルー
チンを示す図である。ステップS11では操作部18に
設けられたキーによりAEモードが設定されたか否かが
判断される。AEモードが設定されていた場合にはこの
ステップS11でYESと判断されてステップS13が
実行され、プレスキャン要求フラグがセットされる。一
方、AEモードが設定されていない場合には、ステップ
S11でNOと判断されて、ステップS12においてオ
ートマスキングが設定されているか否かが判断される。
オートマスキングが設定されていなければ、ステップS
14が実行されてプレスキャン要求フラグがリセットさ
れる。
【0026】ステップS15では、前記モード1が設定
されたか否か、つまりスクリーン11の中央に投影され
た画像駒がプリントされるように入力されたか否かが判
断され、このステップS15でYESと判断されれば、
ステップS16が実行されて、ミラー31はセンサー5
6の位置に遮蔽部Dが位置するように予め回動されて待
機する。次いでステッS17では、プレスキャンの開始
タイミング位置がエッジE6に設定される。したがっ
て、プレスキャン動作は、ミラー31の回動によって、
センサー56がエッジE6を検出したときに開始され
る。
【0027】ステップS18では1つの撮影領域Gの中
に左右に2つの画像駒が撮影された場合であって、その
内の左側の画像駒A4aがプリントされるように設定さ
れたか否かが判断される。このステップS18でYES
と判断されれば、ミラー31は遮蔽部Cがセンサー56
の位置となるように回動されてその位置で待機し、プレ
スキャンの開始エッジはE4であると設定される(ステ
ップS19、20)。ステップS21では連写モードが
設定されているか否かが判断され、このステップS21
でYESと判断されれば、遮蔽部Fがセンサー56の位
置になるようにミラー31の回動角度が設定され、プレ
スキャンの開始エッジはE8であると設定される(ステ
ップS22、23)。ステップS21でNOと判断され
れば、1つの撮影領域Gに2つの画像駒が撮影されてお
り、その内の右側の画像駒がプリントされるように設定
された場合であり、遮蔽部Fがセンサー56の位置とな
るようにミラー31の回動角度がステップS24で設定
され、プレスキャン開始エッジがステップS25でE8
に設定される。
【0028】図11のステップS26ではステップS1
5と同様に、スクリーン11の中央に投影された画像駒
がプリントされるように入力されたか否かが判断され、
このステップS26でYESと判断されれば、ステップ
S27でミラー31は遮蔽部Bがセンサー56の位置と
なるように位置決めれされ、ステップS28ではプリン
ト時のスキャン開始エッジがE3に設定される。2つの
画像駒のうち左側の画像駒A4aがプリントされるよう
に入力されていれば、ステップS29でYESと判断さ
れて、ステップS30、S31が実行される。これによ
り、遮蔽部Aがセンサー56の位置となるようにミラー
31が位置決めされ、スキャン開始エッジはE1に設定
される。連写モードが設定されている場合には、ステッ
プS33では2つの画像駒のうち左側の画像駒A4aを
先にプリントするか、あるいは右側の画像駒A4bを先
にプリントするか否かが判断され、左側の画像駒A4a
を先にプリントするように入力されていると判断された
場合には、ステップS34、S35が実行される。これ
らのステップS34、S35では、ステップS30、S
31にそれぞれ対応した処理がなされる。ステップS3
3において、右側の画像駒A4bを先にプリントするよ
うに入力されていると判断されたならば、ステップS3
6、S37が実行されて、ミラー31は遮蔽部Cがセン
サー56の位置となるように位置決めされ、スキャン開
始エッジはE5に設定される。
【0029】前記ステップS32においてNOと判断さ
れれば、1つの撮影領域Gに左右に2つ撮影された画像
駒のうち、右側の画像駒A4bのみをプリントするよう
に入力された場合であり、ステップS38とS39が実
行される。ステップS38ではステップS36と同様の
処理がなされ、ステップS39ではステップS37と同
様の処理がなされる。
【0030】図12及び図13は、図9に示された複写
処理S6のサブルーチンのうち、プリント時のミラー3
1の回動制御を示すルーチンである。ステップS41で
は、プレスキャン要求フラグがリセットであるかセット
であるかが判断される。リセットであると判断される
と、ステップS42でミラー31が停止状態であるか否
かが判断される。ミラー31が停止中であれば、ステッ
プS43でスキャン動作が開始される。これにより、記
録紙に画像駒をプリントするためのミラー31による走
査がなされる。ステップS44では走査が終了したか否
かが判断される。このステップS44でYESつまり走
査が終了していると判断されれば、ステップS45にお
いて、連写モードが設定されているか否かが判断され
る。このステップS45においてNOつまり連写モード
が設定されていなければ、ミラー31を停止する(ステ
ップS46)。一方、ステップS45においてYESつ
まり連写モードが設定されていれば、左右2つの画像駒
のうち一方の画像の走査が終了したことを意味し、他方
の画像駒をプリントすべく、ステップ47〜50が実行
される。つまりステップS47ではミラー31は2枚目
のプリントのための待機位置に設定され、ステップS4
8ではその待機位置に対応するエッジの位置が設定さ
れ、ミラー31はステップS49でスキャン開始位置に
戻される。これにより、再度、ステップS43に戻され
て2枚目の画像駒が記録紙に複写される。
【0031】ステップS41でプレスキャン要求フラグ
がセットであると判断されたならば、図13のステップ
S51でミラー31が停止状態であることを条件とし
て、ステップS52でプレスキャンが実行される。ステ
ップ51でNOと判断されたならば、ミラー31がスキ
ャン待機位置であるか否かが判断される。待機位置とな
ったならば、ミラー31をステップS54で停止し、ス
テップS55でプレスキャン要求フラグをリセットに
し、ステップS56でAEランプ電圧が演算される。ス
テップS57では、ランプ21を演算された電圧で点灯
させるすと共に、マスキング領域がステップS58で演
算される。
【0032】尚、図示実施例は本発明をリーダプリンタ
ーに適用した場合を示すが、前述したマイクロスキャナ
ーに対しても本発明を適用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の一実施例に係るリーダプリンターの
外観を示す斜視図、
【図2】は図1に示されたリーダプリンターの内部構造
を示す概略斜視図、
【図3】は図2に示されたミラーの位置を切換え位置と
退避位置とに移動させる移動手段を示す斜視図、
【図4】は図3に示された角度検出板の詳細を示す斜視
図、
【図5】は画像駒が撮影されたマイクロフィルムの一例
を示す平面図、
【図6】は撮影領域が投影された状態のスクリーンを示
す正面図、
【図7】は操作パネル部に設けられたスイッチと表示部
とを示す正面図、
【図8】はリーダプリンターの制御回路を示すブロック
図、
【図9】はリーダプリンターの作動を制御するメインル
ーチンを示すフローチャート、
【図10】は走査用ミラーを待機位置にセットするサブ
ルーチンを示すフローチャート、
【図11】は走査用ミラーを待機位置にセットするサブ
ルーチンを示すフローチャート、
【図12】はプリントがなされる際におけるプリント制
御のサブルーチンを示すフローチャート、
【図13】プリントがなされる際におけるプリント制御
のサブルーチンを示すフローチャート、
【符号の説明】
11…スクリーン、18…走査パネル部、21…光源、
23…投影レンズ、27p…プリンター光路、27r…
リーダー光路、31…走査用ミラー(走査手段)、35
…感光体ドラム(受像手段)、39…AEセンサー、6
0…角度検出板、67…スイッチ(指定手段)、68…
表示部、70…CPU(制御手段)、G…撮影領域、L
…マイクロフィルム、P…記録紙。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの撮影領域に2つの画像駒を撮影し
    得るマイクロフィルムに撮影された前記撮影領域をスク
    リーンまたは受像手段に選択的に投影する画像投影装置
    において、 光源から投影されたマイクロフィルムの投影画像を前記
    スクリーンに導くリーダー光路と、前記投影画像を前記
    受像手段に導くプリンター光路とを形成する光学手段
    と、 前記プリンター光路内に配置され、前記投影画像を前記
    受像手段に走査する走査手段と、 前記一つの撮影領域に2つの画像駒が撮影されている場
    合に、何れか一方の画像駒を指定する指定手段と、 前記指定手段により指定された一方の画像駒の投影画像
    のみを前記受像手段に走査させるように前記走査手段を
    作動させる制御手段とを有することを特徴とする画像投
    影装置。
  2. 【請求項2】 1つの撮影領域に2つの画像駒を撮影し
    得るマイクロフィルムに撮影された前記撮影領域をスク
    リーンまたは受像手段に選択的に投影する画像投影装置
    において、 光源から投影されたマイクロフィルムの投影画像を前記
    スクリーンに導くリーダー光路と、前記投影画像を前記
    受像手段に導くプリンター光路とを形成する光学手段
    と、 前記プリンター光路内に配置され、前記投影画像を前記
    受像手段に走査する走査手段と、 前記一つの撮影領域に2つの画像駒が撮影されている場
    合に、走査される画像駒の順序を指定する指定手段と、 前記指定手段により指定された順序で2つの前記画像駒
    の投影画像が前記受像手段に走査されるように前記走査
    手段を作動させる制御手段とを有することを特徴とする
    画像投影装置。
  3. 【請求項3】 マイクロフィルムに撮影された画像をス
    クリーンまたは受像手段に選択的に投影する画像投影装
    置において、 光源から投影されたマイクロフィルムの投影画像を前記
    スクリーンに導く投影光路を形成する光学手段と、 前記スクリーンの前記投影光路に対して進退移動自在と
    なり、前記投影光路に入り込んでマイクロフィルムの投
    影画像を前記受像手段に導く切換え手段と、 複数の走査露光モードのうち任意の1つを設定するモー
    ド設定手段と、 前記投影画像を前記受像手段上に走査する走査手段と、 前記モード選択手段によって選択されたその直後にモー
    ドに対応した走査開始位置に走査手段を移動する制御手
    段とを有することを特徴とする画像投影装置。
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