JPH05289180A - 画像プリント方法及び画像投影装置 - Google Patents

画像プリント方法及び画像投影装置

Info

Publication number
JPH05289180A
JPH05289180A JP8395092A JP8395092A JPH05289180A JP H05289180 A JPH05289180 A JP H05289180A JP 8395092 A JP8395092 A JP 8395092A JP 8395092 A JP8395092 A JP 8395092A JP H05289180 A JPH05289180 A JP H05289180A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
film
image frames
screen
projected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8395092A
Other languages
English (en)
Inventor
Osami Kato
修身 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP8395092A priority Critical patent/JPH05289180A/ja
Publication of JPH05289180A publication Critical patent/JPH05289180A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Projection-Type Copiers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マイクロフィルムに直列に配列されて対とな
って写し込まれた複数の画像駒を、記録紙に対して並列
にプリントすることである。 【構成】 フィルムFは、これに対をなして直列に配列
されて写し込まれた複数の画像の配列方向と、これに対
して直角の方向とに移動自在にフィルムキャリア14に
保持されており、対をなす複数の画像駒の何れかが投影
光路部の中心にシフトされて位置決めされる。対をなす
複数の画像駒それぞれは、フィルムにおける配列方向に
対して直角の方向に走査ミラー31により走査されて受
像手段に投影される。これにより、記録紙に対しては、
複数の画像が並列状態となってプリントされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロフィルムに写し
込まれた画像を記録紙にプリントするプリント方法及び
マイクロフィルムに写し込まれた画像をスクリーンに投
影すると共にその画像を感光体等の受像体に照射するよ
うにした画像投影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】リーダプリンターはマイクロフィルムに
写し込まれた画像を閲読して検索するために画像を投影
するスクリーンに加えて、検索された画像を処理してそ
の画像を記録紙にプリントするためのプリンターを有し
ている。一方、マイクロリーダースキャナーは、画像を
投影するためのスクリーンと、投影された画像を電子情
報に変換する光電変換素子とを有し、この素子からの信
号を画像処理した後に外部のプリンター等に信号を送る
ようにしている。マイクロフィルムには小切手の情報が
写し込まれる場合がある。小切手用としては、例えば、
32/3 インチ×17インチのように横長となった短柵状
の用紙が使用されており、ロール状のマイクロフィルム
には1枚の小切手の表裏両面の情報がフィルムの幅方向
に一直線状つまり直列に配列されて写し込まれている。
【0003】このようにマイクロフィルムに写し込まれ
た横長の小切手の内容を、リーダプリンターを用いて記
録紙に再現する場合には、標準サイズの記録紙を使用す
ることができないので、特殊なサイズの記録紙を使用し
なければならなかった。特に、小切手の内容を記録紙に
プリントする場合には、マイクロフィルムには小切手の
表裏両面がフィルムの幅方向に隣接して写し込まれてお
り、表裏両面の内容を1枚の記録紙に再現する必要があ
るので、記録紙の長さをどうしても長くせざるを得なか
った。したがって、小切手等のように短柵状の画像が記
録されたフィルムを用いて、その画像をプリントする場
合には、標準サイズの記録紙に画像を再現するためのリ
ーダプリンターに比較すると、給紙カセットや記録紙の
搬送系を変更しなければならず、不具合が多々存在し
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題点に鑑みてなされたものであり、マイクロフィ
ルムに一直線上に配列されて写し込まれたそれぞれ短柵
状の複数の画像を、標準サイズの記録紙に再現し得るプ
リント方法及び画像投影装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、フィルムに直列に配列されて対となって写
し込まれた複数の画像駒をそれぞれ記録紙にプリントす
る画像プリント方法であって、光源から作像手段に至る
投影光路に前記複数の画像駒の何れかを位置決めするシ
フト工程と、位置決めされた画像駒を前記配列方向に対
して直角の方向に走査する走査工程とを有し、前記シフ
ト工程と前記走査工程とを前記フィルムに対となって直
列に配置された画像駒の数だけ繰り返す工程とを有し、
前記複数の画像駒を記録紙に並列に配列してプリントす
るようにしたことを特徴とする画像プリント方法であ
る。また本発明は、フィルムに直列に配列されて対とな
って写し込まれた複数の画像駒をスクリーンまたは受像
手段に選択的に投影する画像投影装置において、前記対
をなす複数の画像駒の配列方向とこれに対して直角な方
向とに移動自在に前記フィルムを保持するフィルム保持
手段と、光源から投影された前記フィルムの投影画像を
前記スクリーンに導くリーダー光路と、前記投影画像を
前記受像手段に導くプリンター光路とを有する投影光路
と、前記投影光路に配置され前記スクリーンまたは前記
受像手段に投影される画像を回転させる像回転手段と、
前記スクリーンに直列に配置されて投影される対をなす
複数の画像駒をそれぞれ、前記受像手段に対して前記配
列方向に対して直角の方向に走査し、前記複数の画像駒
を前記受像手段に並列に配列して走査する走査手段とを
有する画像投影装置である。
【0006】
【作用】上記本発明にあっては、フィルムに直列に配列
されて対となって写し込まれた複数の画像駒それぞれ
が、投影光路に位置決めされると共に、画像駒の配列方
向に対して直角の方向に走査される。これにより、フィ
ルムに直列に配列された画像駒は、記録紙に対して並列
に配列されてプリントされる。また、上述のように直列
に配列されて対となって複数の画像駒が写し込まれたフ
ィルムは、フィルム保持手段により画像駒の配列方向及
びこれに対して直角の方向に移動自在に保持されてい
る。そして、対となった複数の画像駒は、像回転手段に
よりスクリーンに対しては、水平方向に直列となった状
態で投影されと共に、走査手段を介して対をなすそれぞ
れの画像駒は、配列方向に対して直角の方向に走査され
て受像体に照射される。これにより、受像体に対して
は、複数の画像駒は並列に配列された状態で照射される
ことになる。したがって、作像プロセス系を変更するこ
となく、光学系の作動を変更することにより、特殊な態
様でフィルムに写し込まれた画像駒の情報を記録紙等に
再現することが可能となる。
【0007】
【実施例】以下、図示する本発明の一実施例に係るリー
ダプリンターについて説明する。図1はリーダープリン
ターの全体を示す外観図であり、装置の筐体10の上に
はスクリーン11を有するスクリーンボックス12が設
けられており、筐体10の前面にはスクリーン11に対
応させて作業テーブル13が取付けられている。このス
クリーン11にはマイクロフィルムに撮影された画像が
投影される。このフィルムに撮影された画像は、筐体1
0内に組込まれたプリンターによって記録紙に再現され
る。記録紙を収容するためのカセット15、16がそれ
ぞれ筐体10の前面から着脱自在となっている。画像が
プリントされた記録紙は、筐体10の前面に形成された
排紙トレー17に排出される。スクリーンボックス12
の下部前面には、操作パネル部18が設けられている。
【0008】図2は図1に示されたリーダープリンター
の内部構造の概略を示す図であり、ロール状のフィルム
Fが巻付けられた供給リール19はフィルムキャリア1
4内に装填自在となっており、この供給リール19から
繰り出されたフィルムFは、フィルムキャリア14内に
設けられた巻取りリール20に巻き取られる。フィルム
Fのうち投影光路部における画像には、筐体10内に設
けられた光源21からの光がコンデンサーレンズ22群
を通って照射され、フィルムFに撮影された画像が投影
レンズ23により拡大される。この投影レンズ23の真
上には像回転用のプリズム24が設けられている。スク
リーンボックス12内には、投影レンズ23及びプリズ
ム24を通った画像が照射されるリーダー用第1ミラー
25が設けられ、このミラー25で反射した画像はリー
ダー用第2ミラー26で反射した後に、スクリーン11
に投影される。したがって、図2に示されるように、光
源21からスクリーン11までに、リーダー光路27r
が形成される。
【0009】このリーダー光路27rのうちスクリーン
11の背面における切換え位置つまりプリント位置P
と、この位置よりも左後方の退避位置つまりリーダ位置
Rとの間を、プリント用第1ミラー31が、矢印Dで示
されるように、往復動するようになっている。このミラ
ー31がプリント位置Pとなると、図示するように画像
はこのミラー31により、図中左方向にスクリーン11
の背面にほぼ平行な水平の方向に反射される。スクリー
ン11に対して左側には、プリント用第2ミラー32が
設けられており、この第2ミラー32に第1ミラー31
で反射した画像が投影される。このミラー32により画
像は、装置の後側に向けて反射させてプリント用第3ミ
ラー33、及び第4ミラー34に至り、筐体10内に設
けられた感光体ドラム35にスリット36を通って画像
が結像される。この感光体ドラム35に露光された画像
は、記録紙Lに対して公知の作像プロセス系により再現
される。したがって、プリント位置Pにおけるプリント
用第1ミラー31から感光体ドラム35に至る部分が、
図2に示されるようにプリンター光路27pを形成す
る。
【0010】スリット36と第4ミラー34との間に
は、感光体ドラム35に至る光路を開閉するための全シ
ャッター37が設けられ、更に感光体ドラム35の両端
部に照射される光を遮蔽するためのサイドシャッター3
8、38が感光体ドラム35の回転中心軸に平行な方向
に進退移動自在に設けられている。感光体ドラム35に
形成された静電潜像のうち不要な部分をトリミングする
ためにイレーサーランプ29が感光体ドラム35の外方
に配置されている。スリット36の近傍には、フィルF
に記録された画像の位置、及び画像の濃度等を検出する
ためのAEセンサー39が配置されている。
【0011】図3はフィルムキャリア14の内部構造を
示す図であり、キャリア本体をなす基板41は、リーダ
プリンターの筐体10に取付けられた支持台42に対し
て、矢印T及びSで示される方向にシフト移動自在に装
着されている。供給リール19はカートリッジ43内に
収納されており、このカートリッジ43がフィルムキャ
リア14に対して着脱自在となっている。カートリッジ
43にはラベル44が貼り付けられており、このラベル
44に記録されたバートコード情報を読み取るために、
フィルムキャリア14にはバーコード読取器45が設け
られ、更にカートリッジ43が所定の位置に装填された
ことを検知するためにリミットスイッチ46が基板41
に取付けられている。供給リール19から繰り出された
フィルムFを巻き取るための巻き取りリール20は、基
板41の右端部に回転軸47により回転自在に取付けら
れており、この回転軸47は伝達機構を介してモータ4
8により駆動される。
【0012】カートリッジ43が装填されると、この中
の供給リール19には回転軸49が連結される。この回
転軸49はモータ51により歯車等の伝達機構を介して
駆動されるようになっており、このモータ51により供
給リール19は正逆両方向に回転される。カートリッジ
43が装填された時には、マイクロフィルムFの緩みを
除去するために、供給リール19は、まず、図3におい
て反時計方向に回転され、その後、送り出しベルト52
がフィルム面に当接した状態となり、供給リール19は
図中時計方向に回転される。この回転の間に、フィルム
面に当接する剥離ベルト53によってフィルムFの先端
が引き出される。引き出されたフィルムFの先端は、ガ
イドローラ54〜56に案内され、一対のガラス板57
と58の間を通って、巻取りリール20に巻き取られ
る。このようにしてフィルムFの先端が巻取りリール2
0に巻き取られると、送り出しベルト52と剥離ベルト
53とがフィルム面から離されると共に、それ以後のフ
ィルムFの搬送は、モータ48、51によって行なわれ
る。
【0013】基板41には、フィルムFの幅方向に延び
る2つの長孔61、62が形成され、それぞれの長孔6
1、62を貫通してガイドねじ63、64が支持台42
に締結されている。これにより、基板41は支持台42
から外れることなく、矢印で示される方向に移動自在に
案内される。基板41にはロータリーエンコーダ65を
有するモータ66が取付けられ、このモータ66の主軸
に固定されたピニオン67が支持台42に取付けられる
と共に基板41にフィルムの幅方向に延びて形成された
スリット68を介して露出したラック69に噛合ってい
る。したがって、モータ66により基板41はフィルム
Fの幅方向つまり矢印T及びSで示される方向に駆動さ
れる。
【0014】図4は図2に示された像回転用プリズム2
4の詳細を示す図であり、プリズム24が組込まれた鏡
胴71の外周面には歯車72が設けられ、この歯車72
と噛合う歯車73はモータ74によりベルト75を介し
て駆動されるようになっている。鏡胴71の端面にはエ
ンコーダディスク76がビス77により取付けられるよ
うになっており、ディスク76の回転角度は、発光素子
と受光素子とを有するセンサー78により検出される。
このディスク76には、発行素子からの光が透過する複
数の図示しないスリットが所定の間隔毎に形成されてい
る。
【0015】図5は図2に示された全シャッター37と
サイドシャッター38の詳細を示す図であり、支持フレ
ーム81に支持軸82により回転自在に取付けられた全
シャッター37は、モータ83により回転されるように
なっている。また、2つのサイドシャッター38はそれ
ぞれ支持フレーム81に形成されたスリット84を貫通
して進退移動自在に支持され、モータ85の主軸に取付
けられた駆動ローラ86により進退駆動される。サイド
シャッター38の進退位置を検出するために、サイドシ
ャッター38には所定の間隔置きに形成された穴を介し
て発光素子からの光を受光する受光素子を有するセンサ
ー87が支持フレーム81に取付けられている。2つの
サイドシャッター38を1つのモータ85で連動させる
ようにしても良く、それぞれのサイドシャッター38を
別々のモータにより駆動するようにしても良い。
【0016】図6(A)はマイクロフィルムFの一部を
示す図であり、このフィルムFには、2つの画像駒1
A、1Bが対となって写し込まれており、同様に、画像
駒2A、2B、画像駒3A、3B、画像駒4A、4B、
画像駒5A、5Bがそれぞれ対となって写し込まれてい
るものとする。これらの画像は、図示する場合には小切
手であり、符号Aが付された画像駒が小切手の表面に相
当し、符号Bが付された画像駒が裏面に相当する。図示
するように、符号A、Bが付された2つの画像駒が各々
対となっており、各対の画像駒に対して、ブリップマー
クMが付されている。マイクロフィルムFは、画像駒が
図6(A)に示されるような姿勢となって搬送される。
【0017】図6(A)において、一点鎖線で示された
投影光路部の画像がスクリーン11に投影された状態を
示すと、図6(B)の通りである。プリズム24により
像が回転されて、直列に配列された2つの画像駒3A、
3Bがスクリーン11上では左右に並んで配置される。
この2つの画像駒3A、3Bを記録紙にプリントする場
合には、プリズム24を初期位置に戻してスクリーン1
1上では画像が90度回転された状態にすると共に、フ
ィルムキャリア14の基板41を図3に示す矢印S方向
にシフトする。この場合には、スクリーン11に対して
は、画像駒3Aが図6(C)に示されるような姿勢とな
って、投影光路の中心に位置決めされる。ただし、画像
をプリントする際には、図示する場合には走査ミラー3
1がプリント位置Pに移動するので、このような画像が
実際にスクリーン11に投影されることはない。
【0018】このような状態で走査ミラー31を作動し
て感光体35に画像駒3Aの画像が走査されて照射され
る。次に、図6(D)に示されるように、フィルムキャ
リア14の基板41をシフトして、スクリーン11に対
しては、画像駒3Bが投影光路の中心に位置決めされた
状態で走査ミラー31により感光体に画像駒3Bの画像
を走査する。これにより、図7(A)に示されるよう
に、記録紙Lに画像駒3A、3Bが並列状態となって再
現される。したがって、短柵状の2つの画像を、例えば
A4等の標準サイズの記録紙Lにプリントすることがで
きる。図7(B)は、フィルムFの画像をフィルムFに
写し込まれたままの姿勢で記録紙Laにプリントした場
合を示す比較例であり、直列の姿勢で2つの画像駒3
A、3Bを記録紙Laにプリントすると、図示するよう
に特殊なサイズの記録紙を使用することが必要となる。
【0019】図8は上述したリーダプリンターの制御回
路を示すブロック図であり、CPU95には、AEセン
サー39、エンコーダ65、全シャッター用センサー9
1、サイドシャッター用センサー87、プリントスイッ
チ91、及びその他の入力機器からの信号が送られるよ
うになっており、このCPU95からは、シフト用モー
タ66、全シャッター用モータ83、サイドシャッター
用モータ85、プリズム駆動用モータ74、感光体ドラ
ム35等を含む作像プロセス系97、及びその他の出力
機器に対して制御信号が送られるようになっている。
【0020】次に、図9に示されるタイミングチャート
と、図10及び図11に示されるフローチャートを参照
しつつ上記リーダープリンターの動作について説明す
る。フィルムキャリア14にマイクロフィルムFが装填
され、このフィルムFに写し込まれた多数の画像駒のう
ち、図6(A)に示された画像駒3A、3Bが検索され
て、その画像を記録紙Lにプリントする場合を想定する
と、この状態でオペレータがプリント開始スイッチ96
を操作することになる。このスイッチ96がオンされる
と、図9に示されるようにプリント信号が発せられて、
ステップS1においてプリント開始が判断される。これ
により、走査ミラー31は図2に示されるリーダ位置R
からプリント位置PにステップS2で移動する。走査ミ
ラー31がプリント位置Pに位置決めされたことが検知
されたならば、フィルムFに写し込まれた画像のうち記
録紙にプリントする範囲を検出すると共に、露光濃度を
検出するために、走査ミラー31によりプレスキャンが
ステップS3で実行される。このプレスキャンにおいて
は、図6(B)に示されるように、これらの画像駒3
A、3Bがスクリーン11に投影された状態を想定する
と、この状態では、主走査線Tが矢印Haで示される副
走査方向に走査されることになる。これにより、画像2
A、2B等の一部がプリント不要な画像であると共に、
プリントすべき画像駒3A、3Bの輪郭部分の位置が判
別される。
【0021】プレスキャンが終了した後に、プリズム2
4が初期位置に戻されると共に、フィルムキャリア14
の基板41がモータ66の駆動によりシフトされる(ス
テップS4及びS5)。このときのフィルムFの画像駒
がスクリーン11に投影されたとすると、そのときの画
像駒の姿勢は図6(C)の通りである。この状態のもと
で、画像駒3Aを感光体ドラム35に走査するために、
走査ミラー31により投影画像が、図6(C)に示され
る状態では、主走査線Tが副走査方向Hbに移動するよ
うにスキャン動作が実行される。
【0022】図示するマイクロフィルムFはネガフィル
ムとなっており、それぞれの画像駒の部分は地が黒とな
り、文字等の情報の部分が透明となっている。また、画
像駒以外の部分も透明となっている。そのために、プリ
ントされるべき画像以外の部分が感光体ドラム35に投
影されないようにするために、まず全シャッター37が
ステップS6で閉じられる。これにより、走査時に図6
(C)に示された不要な画像駒2Aの画像は感光体ドラ
ム35に照射されることが防止された状態となる。この
状態で、プレスキャンの時に得た走査エリアの情報と、
感光体ドラム35等の作像プロセス系97の起動タイミ
ングとによりタイミングを合わせてステップS7の走査
が開始され、更に、ステップS8でサイドシャッター3
8が駆動される。このサイドシャッター38により画像
駒3Aのうち、主走査方向の不要な部分が感光体ドラム
35に照射されないように遮蔽される。このようにし
て、画像駒3Aの画像が感光体ドラム35に照射され
て、画像情報に対応した潜像が形成され、記録紙Lには
公知の画像形成手段によりトナー画像が形成される。
【0023】画像駒3Aの画像の走査が終了したこと
が、ステップS9で判断されたならば、ステップS10
においてフィルムキャリア14の基板41がフィルムF
の幅方向つまり図3に示される矢印Tの方向にシフトさ
れて、スクリーン11に対しては、図6(D)に示され
るように第2番目の画像駒3Bが投影光路の中心に位置
決めされる。このフィルム幅方向へのシフト動作と平行
して走査ミラーを第2の走査開始位置に戻す処理が行な
われる。この状態で、ステップS11〜S14が実行さ
れることにより、図7(A)に示されるように、2つの
画像駒3A、3Bが並列状態となって記録紙Lにプリン
トされる。
【0024】ステップS14で第2番目の画像の走査が
完了したことが判断されたならば、図2に示された走査
ミラー31はプリント位置Pからリーダ位置Rに戻り、
プリズム24は画像をスクリーン11に元の姿勢で投影
させるために、元の位置に回転されると共に、フィルム
キャリア14も元に位置までシフトされる(ステップS
15〜S17)。
【0025】図示する場合には、マイクロフィルムFと
してはネガフィルムが用いられている場合を示すが、ポ
ジフィルムが装填される場合には、プリントすべき画像
以外の不要な画像は、図2に示されたイレーサ29から
の光により除去される。尚、図示実施例は本発明をリー
ダプリンターに適用した場合を示すが、前述したマイク
ロスキャナーに対しても本発明を適用することが可能で
あり、スキャナーからはこれに接続されたプリンターに
対して、対となった複数の画像駒が並列に配列された状
態となってプリントされるように信号が送られる。ま
た、図示する場合には、符号AあるいはBが付された2
つの画像駒のうち、符号Aが付された画像駒を先にプリ
ントした場合を示すが、符号Bが付された画像駒の方を
先にプリントするようにすることも勿論可能である。更
に、図示する場合には、2つの画像駒が対となって直接
に配置されている場合を示すが、3つ以上の画像駒が直
列つまり一直線状に配列されている場合にも本発明を適
用することが可能である。また、フィルムの幅方向の投
影画像のシフトをフィルムキャリア14を移動させるこ
とによって行なっているが、投影レンズ、またはミラー
を移動させて画像のシフトを行なうようにしても良い。
更に、図示するリーダプリンターは、ミラー31を走査
のために揺動するようにしたミラースキャン方式となっ
ているが、フィルムキャリア14を移動して走査する方
式等のようにスキャン方式としては種々の方式を用いる
ことが可能である。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、相互に
直列状態となってフィルムに写し込まれた複数の画像駒
を、作像プロセス系を変更することなく、記録紙等に対
して並列の状態として再現することが可能となる。これ
により、例えば、標準サイズの記録紙に対して特殊サイ
ズの画像駒の情報をプリントすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の一実施例に係るリーダプリンターの
外観を示す斜視図、
【図2】は図1に示されたリーダプリンターの内部構造
を示す概略斜視図、
【図3】は図1に示されたフィルムキャリアをシフトす
るシフト機構を示す斜視図、
【図4】は図2に示されたプリズムを回転させる回転機
構を示す斜視図、
【図5】は図2に示された全シャッターとサイドシャッ
ターとを駆動するシャッター駆動機構を示す斜視図、
【図6】(A)はフィルムに写し込まれた画像駒のう
ち、フィルムキャリアの投影光路部に位置する画像駒の
一例を示す平面図、図6(B)は図6(A)に示される
画像駒がスクリーンに投影されている状態を示す正面
図、図6(C)は対をなす2つの画像駒のうちの一方が
走査される場合において、これらの画像がスクリーンに
投影された状態を想定してその画像のスクリーン上での
姿勢を示す正面図、図6(D)は他方の画像駒が走査さ
れる場合において、画像がスクリーンに投影された状態
を想定してその画像のスクリーン上での姿勢を示す正面
図、
【図7】(A)は対をなす複数の画像が記録紙に並列と
なってプリントされた画像駒を示す平面図、図7(B)
は比較例として、複数の画像が直列に配列されて記録紙
にプリントされた画像を示す平面図、
【図8】はリーダプリンターの制御回路を示すブロック
図、
【図9】はリーダプリンターの作動手順を示すタイミン
グチャート、
【図10】はリーダプリンターの作動手順を示すフロー
チャート、
【図11】はリーダプリンターの作動手順を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
11…スクリーン、14…フィルムキャリア(フィルム
保持手段)、18…走査パネル部、21…光源、23…
投影レンズ、24…プリズム(像回転手段)、27p…
プリンター光路、27r…リーダー光路、31…走査用
ミラー(走査手段)、35…感光体ドラム(受像手
段)、F…マイクロフィルム、L…記録紙。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムに直列に配列されて対となって
    写し込まれた複数の画像駒をそれぞれ記録紙にプリント
    する画像プリント方法であって、 光源から作像手段に至る投影光路に前記複数の画像駒の
    何れかを位置決めするシフト工程と、 位置決めされた画像駒を前記配列方向に対して直角の方
    向に走査する走査工程とを有し、 前記シフト工程と前記走査工程とを前記フィルムに対と
    なって直列に配置された画像駒の数だけ繰り返す工程と
    を有し、前記複数の画像駒を記録紙に並列に配列してプ
    リントするようにしたことを特徴とする画像プリント方
    法。
  2. 【請求項2】 フィルムに直列に配列されて対となって
    写し込まれた複数の画像駒をスクリーンまたは受像手段
    に選択的に投影する画像投影装置において、 前記対をなす複数の画像駒の配列方向とこれに対して直
    角な方向とに移動自在に前記フィルムを保持するフィル
    ム保持手段と、 光源から投影された前記フィルムの投影画像を前記スク
    リーンに導くリーダー光路と、前記投影画像を前記受像
    手段に導くプリンター光路とを有する投影光路と、 前記投影光路に配置され前記スクリーンまたは前記受像
    手段に投影される画像を回転させる像回転手段と、 前記スクリーンに直列に配置されて投影される対をなす
    複数の画像駒をそれぞれ、前記受像手段に対して前記配
    列方向に対して直角の方向に走査し、前記複数の画像駒
    を前記受像手段に並列に配列して走査する走査手段とを
    有する画像投影装置。
JP8395092A 1992-04-06 1992-04-06 画像プリント方法及び画像投影装置 Pending JPH05289180A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8395092A JPH05289180A (ja) 1992-04-06 1992-04-06 画像プリント方法及び画像投影装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8395092A JPH05289180A (ja) 1992-04-06 1992-04-06 画像プリント方法及び画像投影装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05289180A true JPH05289180A (ja) 1993-11-05

Family

ID=13816870

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8395092A Pending JPH05289180A (ja) 1992-04-06 1992-04-06 画像プリント方法及び画像投影装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05289180A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5850297A (en) * 1995-03-27 1998-12-15 Minolta Co., Ltd. Image reading apparatus for reading first and second images

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5850297A (en) * 1995-03-27 1998-12-15 Minolta Co., Ltd. Image reading apparatus for reading first and second images

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5754314A (en) Image input system and method for reading images from an original document
US4823195A (en) Recording apparatus
US5903252A (en) Electronic whiteboard apparatus
US4620234A (en) Electronic visual image forming apparatus
KR100227135B1 (ko) 조합식 소형 입출력 스캐너 및 이를 이용한 복사방법
US5032922A (en) Platen accessory for portable copier
JPH05167799A (ja) 小型スキャナの位置合わせ機構
JPH05167800A (ja) 走査キャリッジ駆動装置
JP2608361B2 (ja) スキャナ
JPH05289180A (ja) 画像プリント方法及び画像投影装置
US4626924A (en) Image forming apparatus
US5047800A (en) Image recording apparatus
US4705958A (en) Apparatus for reading an arbitrarily oriented image
JPH05241246A (ja) 画像投影装置
JP2554732B2 (ja) 撮像装置
JP2002290673A (ja) フィルムキャリア及びスキャナ装置
JP3785746B2 (ja) 電子黒板
JP2561345B2 (ja) リーダープリンタ
JP2002196433A (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JPH11320969A (ja) 画像形成装置
JPH03264938A (ja) 写真印画紙画像再生装置
JPS6252542A (ja) マイクロフイルムのプリンタ−
JPS6250820A (ja) 情報記録装置
JPH06273854A (ja) マイクロフィルム、マイクロフィルム撮影装置、及び、マイクロフィルム検索装置
JPH04271375A (ja) 画像形成装置