JP4103696B2 - フック型端子の接続方法および装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動機の固定子巻線コイル端末の接続を始め、巻線コイルと外部配線との接続ゲートとして端子を使用する場合にコイルと端子との接続方法として広範に採用されている、絶縁被膜を有するコイルと端子を電流印加に伴う抵抗熱により絶縁被膜を剥離しながら電気的機械的に接続するフュージング工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電動機の固定子巻線コイルを始めとした巻線コイル端末の接続方法は、製造工程合理化と商品のコンパクト化、低コスト化のための構造体設計の最重要課題として常に追求されてきている。
【0003】
このような状況において電動機を含め種々の製品の端子接続方法は、樹脂製の容器にコイルを接続し容器に端子を圧入するだけで、コイルの絶縁被膜を局部剥離し電気的機械的接続を形成する端子が主流を占めるに至っている(例えば、特許文献1参照。なお、以下、当該接続方法を「端子圧入方式」といい、当該端子を「圧入端子」という。)。
【0004】
これは、絶縁被膜の種類を問わないことと、および今日の環境問題から発した鉛フリー化の流れで、脱ハンダ工法に容易に対応可能である点が大きな要因となっている。
【0005】
ここで、電動機等の商品側からの観点でこれらの接続について考察してみると、現在、電動機固定子等においては、電動機結線仕様に並列結線仕様が採用されており、また、巻線方法にも2本持ち巻線や2回巻線など複数本並列化による太線仕様の巻線性改善対応が必要とされている。さらに、電動機における各相のコイルの中性点形成は複数本を接続することになり、これらの巻線仕様は、当然端子に接続するコイルが複数本となる。
【0006】
しかし、上記主流を占める端子圧入方式については、現在、圧入端子1箇所2本接続までが線径限定で保証されており、それ以上の線径、本数に対しての圧入端子1箇所処理は端子構造上困難なため、圧入端子を複数使って接続する構造を採るか、他の接続工法を選択せざるを得ない。
【0007】
また、電動機におけるモールドモータについてはモールド内に圧入端子の接続部が包含される場合が多く、圧入端子の圧入部にモールドが浸透するため、モールド成形された後の圧優端子のコイルとの接続状態については、それぞれの信頼性評価を受ける必要がある。
【0008】
つまり、端子圧入方式による複数本のコイル接続は、品質および仕様上種々の課題を生み出しており、製品の革新を進める上で大きな障害となっており、複数本のコイル接続方法が上記製造工程合理化と商品のコンパクト化等を実現する上で重要技術課題となっている。
【0009】
従来このような要求に対して、同一端子で種々の線径、本数に柔軟に対応できるフュージング工法が採用されていた。
【0010】
また、フュージング工法による接続は、一般的には金属端子を介して接続を形成されるが、特に、コイルの絶縁被膜の剥離を接続と同時に行い製造工程合理化を実現しようとするにあたっては、フュージング工法が簡便な工法として主流になっていた(例えば、特許文献2参照。)。
【0011】
図9に従来の1本コイルの端子フュージング工程の例を、図10に従来の3本コイルの端子フュージング工程の例を示す。端子30はフック部31と端子母体部32で構成され、またフック部31はフック部本体33とフック部先端34で構成されている。
【0012】
図9および図10では、主電極10と受け電極12により加圧溶接を行い、コイル20を端子30のフック部31にて固定している。フック部31のフック部先端34は端子母体部32に接合される。主電極10については電極先端11に角度を持たせたものを使用している。通常、初期の溶接電流の流路はフック部31を一方通行に端子母体部32に向けて流れ、フック部31の抵抗熱と加圧によりフック部31が変形しフック部先端34が端子母体部32に接続することで、フック部先端34からも端子母体部32に溶接電流の流路ができ、これら2経路を経て加圧しつつ大電流を流すことでフック部31が高温発熱してコイル20の絶縁被膜を剥離し、フック部31及びコイル20が軟化して圧着される(例えば、特許文献3参照。)。
【0013】
なお、電極先端形状については、図11または図12に示すように各種改善を図ることも行われていた。
【0014】
【特許文献1】
特公昭60−13268号公報
【特許文献2】
特開平3−118747号公報
【特許文献3】
特開昭62−15810号公報
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、フュージング工法によるフック型端子とコイルの接続においては、一般的に品質上次の3点が求められる。第一に、フック先端部と端子母体との接合による端子とコイルの接続構造体の保持、第二に、コイルを一定量変形させることで端子内での動きを封じるコイル固定維持、第三に、コイルの被膜剥離による電気的接続が重要となる。
【0016】
フュージング工法における電極先端の角度はフック部先端を端子母体部に押し付ける効果を持たせるものであるが、この角度設定が上記溶接安定性等を確保する上で重要な要素となっており、前記設定如何によっては溶接安定性がばらつく要因となっている。
【0017】
すなわち、前記角度を小さくした場合、コイル線径によって、具体的にはコイル線径が大きくなるにしたがい、前記溶接工程においてフック部先端が端子母体部に接続できない状況で大電流が流れることになり、フック部の電流容量を越えてしまってフック部破損という状況に至ってしまう。
【0018】
また、角度が大きい場合は電極先端が先にフック部先端と端子母体部を押さえてしまい、電極がフック部とコイルをしっかり圧着させる推力を止めてしまうことになりコイルの固定力が発生しない。
【0019】
よって、電極先端の角度については、線径または端子に把持するコイル本数により適度な角度を適宜選択する必要があり、工程管理が複雑となる。このことは、多種多様な電動機を生産する製造工程においては、より顕著な課題となっている。
【0020】
また、例えば、3本コイル接続させる場合、先端角度を付けても電極先端から遠いコイル(具体的には、図10における一番右側のコイル。)については圧着力を受け難い状況となる。また、先端角度を小さくして3コイルともに押さえようとすると、電極先端11に近いコイル(具体的には、図10における一番左側のコイル。)が潰れ過ぎてしまう状況となったり、フック部先端が端子母体部に接続しないためフック部破損を招くこととなる。
【0021】
なお、上記図11のごとき電極形状は、電極先端11に段差を設けることでフック部先端34を押さえる機能を発揮させようとしているが、コイル把持のためコイルの一定の変形を得ようとすると電極段差が小さくなり、フック部先端を押さえる機能が損なわれてしまう。また、図12の電極形状は、電極先端11に角度と平面部を設けることでフック部先端を押さえる機能を出そうとしているが、前記図11と同様、コイル把持のためコイルの一定の変形を得ようとすると平面部領域が大きくなり、フック部先端を押さえる機能が損なわれてしまう。そして、結果的にフック部破損や、コイル把持力不足などの状況に陥ってしまう。コイル線径が大きくなるにしたがい、当該現象は顕著なものとなる。
【0022】
さらに、上記課題を端子側で防止しようとすると、フック厚みや幅を大きくするなど製品上過度な電気容量を持つ端子材料を選定せざるを得なくなる。そして、このことは製品コストやものづくりを重たくする要因となる。
【0023】
本願発明は、コイル線径およびコイルの把持本数に係わることなく、また、多種多様な電動機仕様においても、確実にかつ安定的な接続強度を確保することができるフュージング工法によるフック型端子の接続方法等を提供することを目的としている。
【0024】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、絶縁被膜を有するコイルとフック型端子をフュージング工法にて接続する方法において、保持具により端子のフック部先端を端子母体部に機械的に密着させながら端子のフック部に溶接電流を流すことで、フック部本体及びフック部先端の2経路という大電流に耐えられる電流容量をもつ流路を確保し、複数本持ちのコイルにおいても短時間での十分な絶縁被膜剥離とフック部先端圧着が得られる安定的な接続とすることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
本願請求項1に記載の発明は、フック部本体とフック部先端からなるフック部と端子母体部で構成されるフック型端子と、前記フック型端子の前記フック部に把持される絶縁被膜を有するコイルに、電極により加圧した状態で電流を流し、これによる抵抗熱で各々を接続するフック型端子の接続方法において、前記フック部にコイルを把持する第一の工程と、保持具により前記フック部先端と端子母体部を圧接させる第二の工程と、前記第の工程による圧接状態を保持した状態主電極により前記フック部本体、前記コイルおよび前記端子母体部を圧接させる第三の工程と、第二および第三の工程による圧接状態を保持した状態で少なくとも主電極を介して前記フック部、前記コイルおよび前記端子母体部に通電しコイルとフック型端子を接続する第四の工程からなるフック型端子の接続方法であり、フック部本体及びフック部先端の2経路という大電流に耐えられる電流容量をもつ流路を確保するために必要なフック部本体とフック部先端の密着性を機械的に確保することにより、複数本持ちのコイルにおいても短時間での十分な絶縁被膜剥離とフック部先端圧着を得る安定接続が実現可能となる。
【0026】
請求項2に記載の発明は、フック型端子のフック部に溶接電流を流す主電極を摺動し、加圧させる主電極摺動部と、前記フック型端子のフック部先端を少なくとも加圧させる補助電極を摺動する補助電極摺動部とを備え、前記補助電極は、加圧によって先に前記フック部先端を端子母体部に密着させ、その後、前記主電極は、フック部を加圧してコイルを一定量変形させた状態で溶接電流を印加することを特徴とするフック型端子接続装置であり、フック部本体及びフック部先端の2経路という大電流に耐えられる電流容量をもつ流路を確保する機構を有することにより、複数本持ちのコイルにおいても短時間での十分な絶縁被膜剥離とフック先端圧着を得る安定接続が可能なフュージング装置を供給できる。
【0027】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を用いて詳細に説明する。
【0028】
(実施例1)
図1〜図4は、本発明のフュージング各工程を示す図で、図1は第一の工程である端子仮カシメ工程を示し、端子30にコイル20を3本把持するとともにフック部先端34を変形させて端子母体部32と接触しやすい状態にしている。図2は第二の工程で、保持具の役割を持つ補助電極13がフック部先端34を端子母体部32に加圧している状態を示す。図3は第三の工程で、主電極10がフック部31及び端子母体部32と把持されたコイル20を加圧している状態を示す。図4は第四の工程で、主電極10により加圧しながら溶接電流を印加してフュージング加工を施した状態を示す。主電極10の電極先端11は、角度をもたない単純なフラット面で構成されている。
【0029】
図1の第一の工程である端子仮カシメ工程において、端子30のフック部31に掛けられたコイル20を仮把持するため、前記フック部31をかしめてフック部先端34が端子母体部32に接触しやすいように変形させる。コイル20が細線の場合は、容易に接触状態を維持できるところまで変形可能だが、一定のコイル線径以上のものはフック長さに一定の余裕がない限り接触状態の維持は不可能となる。
【0030】
図2の第二の工程において、前記課題を解決してフック部本体及びフック部先端の2経路という大電流に耐えられる電流容量をもつ流路を確保するため、フック部先端と端子母体部の接触を機械的に維持できる保持具を付加する。保持具としての補助電極13は主電極10より先に端子30のフック部先端34に当たり、フック部先端34を端子母体部32に加圧接触させた状態を維持し2経路の流路を確保することになる。
【0031】
なお、補助電極13の代わりに、あらかじめフック部先端34と端子母体部32の接触を機械的に維持させる保持治具を前段取りで配置してもよい。
【0032】
図3の第三の工程において主電極10がフック部31及びコイル20を端子母体部32に対し加圧しつつ、図4の第四の工程にて溶接電流を印加することでフック部31の抵抗熱によりコイル20の絶縁被膜を剥離させ、軟化したものを、加圧により潰しながら端子30とコイル20を溶着状態に至らせる。
【0033】
また従来、主電極10による加圧力及び電極先端11の角度などで調整していたフュージング加工によるコイルの変形度合を、前記第四の工程にて主電極10の推進を機械的に止めて、主電極10と補助電極13の最終先端相互位置に一定の段差fを確保することにより、加圧によりつぶされるコイルの変形量が容易に設定可能となる。fについては使用線径ごとに切り替えることで、最適なコイル変形量及び端子のコイルの把持力を得ることができる。
【0034】
なお、補助電極によるフック部先端34の押さえと主電極によるフック部本体33の加圧が十分に確保されるのならば、第二と第三の工程は同時に行われてもいい。
【0035】
(実施例2)
図7に本発明のフュージング電極部の詳細図を示す。また図8に前記フュージング電極部を備えたフュージング装置の正面図を示す。
【0036】
図7において、補助電極13は主電極10と一体に取り付けられた補助電極摺動部15を有し、主電極10を摺動させる主電極摺動部14に従動する。主電極10より先にフック部31のフック部先端34に当たる位置に配置され、補助電極13がフック部先端34に当たると端子30上に止まりながら主電極10の移動に伴いスプリング16により補助電極13に加圧力が加えられていく構造をとっている。これによりフック部先端34のフュージング加工における端子母体部32との密着性を確保しながら、安定した主電極によるフック部31への加圧、溶接電流印加が可能になる。
【0037】
また補助電極摺動部14に上昇端止め17を設けることで、スプリング16により加圧されていた補助電極13は上昇端止め17にて主電極10と直結し、主電極10の摺動が補助電極13を介して止められることになる。この段階で主電極10と補助電極13相互の電極先端段差f(図4参照)が保たれ、主電極はこれ以上コイル20を加圧することができなくなる。よって初期設定で主電極10と補助電極13の電極最終先端相互位置に段差fを設定することで、主電極摺動部14の加圧力に関係なくフュージングによるコイル20の変形率を一定量に維持できることになる。
【0038】
図8において、41は前記フュージング電極部を示し、42にフュージング電源部、43に主電極摺動プレスを示す。
【0039】
(実施例3)
図5および図6に、本発明の端子形状による事例を示す。フック部先端34を端子母体部32側に折り曲げた屈曲部を設けることにより、図6で示すように第一の工程である端子仮カシメ工程においてフック部先端34と端子母体部32との接触の維持が容易となり、大電流に耐えられる電流容量をもつ流路を容易に確保することができることになる。
【0040】
また、使用予定しているコイルの最大線径を越える屈曲量eを加えておくことにより、実際の運用としてコイル線径に限定されずに使用できるようになる。前記屈曲量eにて形成されたフック部31は、端子仮カシメ工程で端子母体部32との接触部を支点としてフック部31の曲げを大きく塑性領域へとることが可能となり、フック部先端34の接触を維持する力を発生させるとともに、コイル線径に応じてフック部先端34の折り曲げ領域が柔軟に変形することで融通性の高い端子を得ることができる。
【0041】
【発明の効果】
以上、本発明により、フック部本体及びフック部先端の2経路という大電流に耐えられる電流容量をもつ流路を確保することが可能となり、複数本持ちのコイルと端子の接続において短時間での十分な絶縁被膜剥離とフック部先端圧着を得る安定接合が簡便に実現出来る。
【0042】
また、フック部本体及びフック部先端の2経路という大電流に耐えられる電流容量をもつ流路を確保する機構を有して、複数本持ちのコイルと端子の接続において短時間での十分な絶縁被膜剥離とフック部先端圧着を得る安定接合が可能なフュージング装置を供給できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の工程を示す図
【図2】 本発明の第二の工程を示す図
【図3】 本発明の第三の工程を示す図
【図4】 本発明の第四の工程を示す図
【図5】 本発明の端子を示す図
【図6】 本発明の端子にコイルを仮カシメした図
【図7】 本発明のフュージング電極部の詳細図
【図8】 本発明のフュージング装置の正面図
【図9】 従来の1本コイルの端子フュージング工程を示す図
【図10】 従来の3本コイルの端子フュージング工程を示す図
【図11】 従来の電極先端形状例を示す図
【図12】 従来の別の電極先端形状例を示す図
【符号の説明】
10 主電極
11 電極先端
12 受け電極
13 補助電極
14 主電極摺動部
15 補助電極摺動部
16 スプリング
17 補助電極上昇端止め
20 コイル
30 端子
31 フック部
32 端子母体部
33 フック部本体
34 フック部先端
41 フュージング電極部
42 フュージング電源部
43 主電極摺動プレス

Claims (2)

  1. フック部本体とフック部先端からなるフック部と端子母体部で構成されるフック型端子と、前記フック型端子の前記フック部に把持される絶縁被膜を有するコイルに、電極により加圧した状態で電流を流し、これによる抵抗熱で各々を接続するフック型端子の接続方法において、前記フック部にコイルを把持する第一の工程と、保持具により前記フック部先端と端子母体部を圧接させる第二の工程と、前記第の工程による圧接状態を保持した状態主電極により前記フック部本体、前記コイルおよび前記端子母体部を圧接させる第三の工程と、第二および第三の工程による圧接状態を保持した状態で少なくとも主電極を介して前記フック部、前記コイルおよび前記端子母体部に通電しコイルとフック型端子を接続する第四の工程からなるフック型端子の接続方法。
  2. フック型端子のフック部に溶接電流を流す主電極を摺動し、加圧させる主電極摺動部と、前記フック型端子のフック部先端を少なくとも加圧させる補助電極を摺動する補助電極摺動部とを備え、前記補助電極は、加圧によって先に前記フック部先端を端子母体部に密着させ、その後、前記主電極は、フック部を加圧してコイルを一定量変形させた状態で溶接電流を印加することを特徴とするフック型端子接続装置。
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