JP4102086B2 - 橋梁点検車の作動規制装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、橋梁点検車の作動規制装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
先ず、本発明に係る作動規制装置の取り付け対象としての橋梁点検車を、図3〜図5に基づいて説明する。
図3および図4において、橋梁点検車は、車輌1上へ旋回自在に搭載した旋回台2に、ブーム機構3を介して作業台4を取り付けて構成している。
【0003】
前記ブーム機構3は、旋回台2に起伏自在に取り付けた伸縮自在な第1ブーム3a、第1ブーム3aの先端部にその対地姿勢を一定に維持可能に取り付けた第1姿勢維持部材3b、前記第1姿勢維持部材3bの下側に水平旋回自在に取り付けた旋回部材3c、略鉛直な倒伏位置と略水平な起仰位置との間で起伏自在なようその基端部を前記旋回部材3cに起伏自在に取り付けた第2ブーム3d、および、第2ブーム3dの先端部に屈伸自在に取り付けた伸縮自在な第3ブーム3eとで構成されている。
【0004】
前記第3ブーム3eは、第2ブーム3dの倒伏側に沿った折畳位置と伸展位置との間で屈伸自在となっている。第3ブーム3eの屈伸軌跡面は、旋回部材3cに対する第2ブーム3eの起伏軌跡面と一致している。
【0005】
前記作業台4は、第3ブーム3eの先端部に取り付けられている。図3および図4に示す橋梁点検車では、第3ブーム3eの先端部にその基端部を起伏自在に取り付けたアーム5を介して作業台4を取り付けているが、作業台4は第3ブーム3eの先端部に直接取り付けてもよい。いずれの場合であっても、作業台4は常に水平を保つようレベリング手段(図示せず)を介して取り付けられていることは言うまでもない。
【0006】
このように構成した橋梁点検車は、その橋梁点検作業時には、第2ブーム3dを略鉛直な倒伏位置にした状態で、旋回台2の旋回作動、第1ブーム3aの起伏並びに伸縮作動、旋回部材3cの旋回作動、第3ブーム3eの屈伸並びに伸縮作動を併用して作業台4を作業対象個所へ接近させるものである。図3および図4のものではアーム5の起伏作動も併用する。
【0007】
また、前記ブーム機構3の格納状態(橋梁点検車の走行移動姿勢)では、図4に示すように、縮小して車輌1の進行方向に沿うよう倒伏した第1ブーム3aの下側に第2および第3ブーム3d,3eが略積層状に折り畳んだ状態にする。
【0008】
なお、図3および図4において、1a,1a,・・は、車輌1の前後位置において車幅外側へ張り出して接地可能なよう配置したアウトリガであって、橋梁点検作業時に車輌1の安定させるためのものである。
【0009】
図5は、図3および図4に示した橋梁点検車の旋回台2およびブーム機構3の作動を制御する作動制御装置を示している。
図5において、6は、旋回台2を旋回駆動する旋回台駆動用アクチュエータ、7は、第1ブーム3aを起伏駆動する第1ブーム起伏駆動用アクチュエータ、8は、第1ブーム3aを伸縮駆動する第1ブーム伸縮駆動用アクチュエータ、9は、旋回部材3cを旋回駆動する旋回部材駆動用アクチュエータ、10は、第2ブーム3dを起伏駆動する第2ブーム起伏駆動用アクチュエータ、11は、第3ブーム3eを屈伸駆動する第3ブーム屈伸駆動用アクチュエータ、12は、第3ブーム3eを伸縮駆動する第3ブーム伸縮駆動用アクチュエータ、13は、アーム5を起伏駆動するアーム起伏駆動用アクチュエータである。
【0010】
6aは、旋回台2の旋回作動を制御する旋回台作動制御装置、7aは、第1ブーム3aの起伏作動を制御する第1ブーム起伏作動制御装置、8aは、第1ブーム3aの伸縮作動を制御する第1ブーム伸縮作動制御装置、9aは、旋回部材3cの旋回作動を制御する旋回部材作動制御装置、10aは、第2ブーム3dの起伏作動を制御する第2ブーム起伏作動制御装置、11aは、第3ブーム3eの屈伸作動を制御する第3ブーム屈伸作動制御装置、12aは、第3ブーム3eの伸縮作動を制御する第3ブーム伸縮作動制御装置、13aは、アーム5の起伏作動を制御するアーム起伏作動制御装置である。
【0011】
作動制御装置6a〜13aは、それに入力される操作部14からの作動指令信号…オペレータの操作に応じて出力される作動指令信号によって制御され該当する駆動用アクチュエータ6〜13を作動指令信号の指示に従って駆動するものである。
【0012】
このような橋梁点検車では、ブーム機構3の格納姿勢(橋梁点検車の走行移動姿勢)から橋梁点検作業姿勢にする場合、下記の手順を踏む。
【0013】
▲1▼ ブーム機構3格納状態(図4の状態)の橋梁点検車を点検対象の橋梁上に走行移動させた上で、アウトリガ1a,1a,・・を張出接地して車輌1を安定さ せる。
車輌1は、その進行方向が橋梁の欄干に沿うよう(平行)に停車している。
この状態では、車輌はその進行方向が橋梁の欄干に沿うよう停車している。換 言すれば、車輌1は、平面視において、その幅方向中心線が橋梁の欄干と平行 となるよう停車している。
また、ブーム機構3の第1ブーム3aは、縮小して車輌1の進行方向に倒伏しており、第2ブーム3dは、起仰位置(略水平な状態)にあり第1ブーム3 aの下側に位置しており、第3ブーム3eは、折畳位置にあり第2ブーム3d の下側に位置している。すなわち、ブーム機構は、全体として、縮小して車輌 1の進行方向に沿うよう倒伏した第1ブーム3aの下側に第2および第3ブー ム3d,3eが略積層状に折り畳んだ状態となっている。
【0014】
▲2▼ 次いで、第2ブーム3dを起仰位置(略水平な状態)に維持し且つ第3ブーム3eを折畳位置に維持したままで、旋回台2の旋回作動、第1ブーム3aを 起伏並びに伸縮作動、および、旋回部材3bを旋回作動を適宜併用して、第2、 第3ブーム3d,3eおよび作業台4を橋梁の欄干または橋梁側縁のフェンス (以下単に欄干という)を越えた位置に移動させる。
この状態では、起仰位置(略水平な状態)にある第2ブーム3dおよび折畳位置にある第3ブーム3eは、平面視において欄干の外側で当該欄干に略平行な 状態となっている。
【0015】
▲3▼ 次いで、第3ブーム3eを折畳位置に維持したままで、第2ブーム3dを略鉛直な倒伏位置に倒伏させる。
この場合の第2ブーム3dの倒伏作動時の軌跡面は、欄干の外側面に沿った鉛直な面内である。第2ブーム3dの倒伏作動が完了した状態では、第3ブーム 3eは、折畳位置(略鉛直な第2ブーム3dに沿った位置)にある。
【0016】
このような過程を経て、橋梁点検作業姿勢となった後は、旋回台2の旋回作動、第1ブーム3aの起伏並びに伸縮作動、旋回部材3bの旋回作動、第3ブームの屈伸ならびに伸縮作動を適宜併用して、作業台4を点検対象たる欄干の外側または橋梁橋桁の下側に移動させて橋梁点検作業をするものである。
【0017】
なお、橋梁点検作業姿勢からブーム機構3を格納(橋梁点検車の走行移動姿勢)にするには、上記の逆の手順を踏むものである。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この種の橋梁点検車には、橋梁点検作業時における旋回台2の旋回作動並びにブーム機構3の各作動を、当該橋梁点検車が転倒せず且つ破損しない範囲内に制限する安全装置が取り付けられており、作業の安全を確保するようにしている。
【0019】
しかしながら、従来の作動規制装置は、第2ブーム3dが倒伏位置にあり且つ第3ブーム3eが折畳位置近傍にない状態において、車輌幅方向中心線1−pと第3ブーム軸心線3e−pとに対する第1ブーム軸心線3a−pの平面視における交角のうち、第3ブーム3e先端部が位置する側の同側内角の合計値が、略180度を超過した状態(以下、単に「同側内角180度超過状態」という)になるのを規制する機能を持たないものであった。
【0020】
「同側内角180度超過状態」では、平面視において、第3ブーム3e先端部の車輌1側方への突出量が、略鉛直な倒伏位置にある第2ブーム3dのそれよりも大きくなる。しかしながら、この種の橋梁点検車では、その橋梁点検作業時にこのような「同側内角180度超過状態」を用いることは殆どないものである。なぜなら、上記▲1▼〜▲3▼の過程を経て橋梁点検作業姿勢になるこの種の橋梁点検車において、橋梁の欄干の外側面あるいは橋桁の下面側にある点検対象個所は、倒伏位置にある第2ブーム3dの位置よりも内側(車輌1側)に存在しており、「同側内角180度超過状態」で得られる作業台4位置には存在しないからである。
【0021】
一方、この「同側内角180度超過状態」は、橋梁点検車の安定上好ましくない姿勢であり、この姿勢になるのを規制しない従来の作動規制装置では、橋梁点検車にそれに対応する安定性を具備する必要がある。
【0022】
本発明の目的は、橋梁点検車の橋梁点検作業姿勢が、従来の作動規制装置の規制対象としていない「同側内角180度超過状態」になるのを規制する作動規制装置を提供し、橋梁点検車に「同側内角180度超過状態」に対応する安定性具備の必要性を無くすることで、高所作業車の設計・製作の自由度を増そうとするものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】
(請求項1記載の発明)
上記の課題を解決するため、請求項1記載の発明に係る橋梁点検車の作動規制装置は、
・第2ブーム3dが鉛直下向きの倒伏位置にあるかどうかを検出する第2ブーム倒伏姿勢検出手段15、
・第3ブーム3eが折畳位置近傍にあるかどうかを検出する第3ブーム折畳状態検出手段16、
・車輌1に対する旋回台2の旋回角度を検出する旋回台旋回角度検出手段17、
・第1姿勢維持部材3bに対する旋回部材3cの旋回角度を検出する旋回部材旋回角度検出手段18、および、
・これら検出手段15〜18からの検出信号を受け取って演算し、旋回台2を旋回作動を制御する旋回台作動制御装置6a、および、旋回部材3cの旋回作動を制御する旋回部材作動制御装置9aに作動規制信号を出力するコントローラ19、
とからなり、
前記コントローラ19は、第2ブーム3dが倒伏位置にあり且つ第3ブーム3eが折畳位置近傍にない状態において、車輌幅方向中心線1−pと第3ブーム軸心線3e−pとに対する第1ブーム軸心線3a−pの平面視における交角のうち、第3ブーム3eの先端部が位置する側の同側内角X,Yの合計値が、略180度を超過しようとしたとき、当該超過を促進する方向への旋回台2の旋回作動、および、旋回部材3cの旋回作動を規制する作動規制信号を、旋回台作動制御装置6a、および、旋回部材作動制御装置9aに出力するよう構成する。
【0024】
(請求項1記載の発明の作用)
このように構成した請求項1記載の橋梁点検車の作動規制装置によれば、
コントローラ19は、先ず、第2ブーム倒伏姿勢検出手段15および第3ブーム折畳状態検出手段16からの検出信号に基づいて、「橋梁点検車の第2ブーム3dが倒伏位置にあり且つ第3ブーム3eが折畳位置近傍にない状態」になっているかどうか判断する。ここで「橋梁点検車の第2ブーム3dが倒伏位置にあり且つ第3ブーム3eが折畳位置近傍にない状態」になっていると判断した場合には、コントローラ19は、旋回台旋回角度検出手段17および旋回部材旋回角度検出手段18からの検出信号に基づいて、「車輌幅方向中心線1−pと第3ブーム軸心線3e−pとに対する第1ブーム軸心線3a−pの平面視における交角のうち、第3ブーム3eの先端部が位置する側の同側内角の合計値が、限界値たる略180度に達しているかどうか」(平面視において第3ブーム軸心線3e−pが車輌幅方向中心線1−pに略平行になっているかどうか)を判断する。ここで、限界値たる略180度に達していると判断すると、コントローラは、上記同側内角の合計値の増加する方向(限界値たる略180度を超過を促進する方向)への旋回台2の旋回作動、および、旋回部材3cの旋回作動を規制する作動規制信号を、旋回台作動制御装置6a、および、旋回部材作動制御装置9aに出力する。
【0025】
このため、本発明に係る旋回作動規制装は、橋梁点検車の橋梁点検時の姿勢が、「同側内角180度超過状態」(車輌幅方向中心線1−pと第3ブーム軸心線3e−pとに対する第1ブーム軸心線3a−pの平面視における交角のうち、第3ブーム3eの先端部が位置する側の同側内角の合計値が、略180度を超過した状態)になるのを確実に規制することができるのである。
【0026】
なお、本発明の作動規制装置は、第2ブーム3dが略鉛直な倒伏位置にあり且つ第3ブーム3eが折畳位置近傍にない状態での「同側内角180度超過状態」を規制するものである。換言すれば、第2ブーム3dが略鉛直な倒伏位置にあり且つ第3ブーム3eが折畳位置近傍にある場合には旋回台3cおよび旋回部材3cを旋回作動して「同側内角180度超過状態」にすることができるようになっている。
【0027】
これは、第3ブーム3eが第2ブーム3dの後側(車輌1後退側)にあり作業対象個所が第2ブームの前側(車輌1前進側)にある場合あるいはその逆の場合において、第3ブーム3eを折畳位置近傍に屈曲させることにより旋回部材3cの「同側内角180度超過状態」での旋回作動を可能とし、最短ルートで第3ブーム3eを作業対象個所のある側へ移動できるようにするためである。
【0028】
(第2の発明…請求項2記載の発明)
請求項2記載の橋梁点検車の作動規制装置は、上記請求項1の発明に係る作動規制装置と比較して、コントローラ19の規制信号の出力対象に第3ブーム3eの屈伸作動を制御する第3ブーム屈伸作動制御装置11aを追加した点、および、コントローラに追加に係る第3ブーム屈伸作動制御装置11aへの規制信号の演算処理を追加した点のみが相違している。
【0029】
即ち、請求項2記載の橋梁点検車の作動制御装置は、
・第2ブーム3dが鉛直下向きの倒伏位置にあるかどうかを検出する第2ブーム倒伏姿勢検出手段15、
・第3ブーム3eが折畳位置近傍にあるかどうかを検出する第3ブーム折畳状態検出手段16、
・車輌1に対する旋回台2の旋回角度を検出する旋回台旋回角度検出手段17、
・第1姿勢維持部材3bに対する旋回部材3cの旋回角度を検出する旋回部材旋回角度検出手段18、および、
・これら検出手段15〜18からの検出信号を受け取って演算し、旋回台2の旋回作動を制御する旋回台作動制御装置6a、旋回部材3cの旋回作動を制御する旋回部材作動制御装置9a、および、第3ブーム3eの屈伸作動を制御する第3ブーム屈伸作動制御装置11aに作動規制信号を出力するコントローラ19、
とからなり、
前記コントローラ19は、第2ブーム3dが倒伏位置にあり且つ第3ブーム3eが折畳位置近傍にない状態において、車輌幅方向中心線1−pと第3ブーム軸心線3e−pとに対する第1ブーム軸心線3a−pの平面視における交角のうち、第3ブーム3e先端部が位置する側の同側内角X,Yの合計値が、略180度を超過しようとしたとき、当該超過を促進する方向への旋回台2の旋回作動、および、旋回部材3cの旋回作動を規制する作動規制信号を、旋回台作動制御装置6a、および、旋回部材作動制御装置9aに出力するよう構成すると共に、第2ブーム3dが倒伏位置にある状態において、車輌幅方向中心線1−pと第3ブーム軸心線3e−pとに対する第1ブーム軸心線3a−pの平面視における交角のうち、第3ブーム3eの先端部が位置する側の同側内角X,Yの合計値が、略180度を超過しているときは、第3ブーム3eの伸展作動を規制する作動規制信号を、第3ブーム屈伸作動制御装置11aに出力するよう構成する。
【0030】
(請求項2記載の発明の作用)
このように構成した請求項2記載の発明に係る橋梁点検車の作動規制装置は、上記した請求項1記載の発明と同様な作用を達成する他、第2ブーム3dが倒伏位置にある状態において、「同側内角180度超過状態」(車輌幅方向中心線1−pと第3ブーム軸心線3e−pとに対する第1ブーム軸心線3a−pの平面視における交角のうち、第3ブーム3eの先端部が位置する側の同側内角X,Yの合計値が、略180度を超過している状態)のときには、第3ブーム3eの伸展作動が自動的に規制されるのである。
【0031】
上述したように、請求項2記載の発明に係る作動制御装置は、第2ブーム3dが略鉛直な倒伏位置にあり且つ第3ブーム3eが折畳位置近傍にある場合には旋回台2および旋回部材3cを旋回作動して「同側内角180度超過状態」にすることができるようになっている。このため、「同側内角180度超過状態」の途中で、第3ブーム3eを伸展作動させる危険性がある。請求項2の発明の係る作動制御装置は、請求項1の発明が持つこのような問題点を解決するものである。
【0032】
【実施例】
以下、請求項1記載の発明に係る高所作業車の作動規制装置の実施例を、図1および図2に基づいて説明する。
図1は、図5に示し上述した橋梁点検車の作動制御装置の説明図に、本発明に係る作動規制装置を書き加えたものである。
図2の(A)〜(D)は、橋梁点検車の橋梁点検作業姿勢の平面視を示す図であり、それぞれ下記の状態を示している。
図2(A);第1ブーム3aが車輌1の右側に向くよう旋回台2を旋回し、第3ブーム3eが車輌1の進行方向を向くよう旋回部材3cを旋回させた 状態、
図2(B);第1ブーム3aが車輌の右側に向くよう旋回台2を旋回し、第3ブ ーム3eが車輌1の進行方向と逆向きとなるよう旋回部材3cを旋 回させた状態、
図2(C);第1ブーム3aが車輌1の左側に向くよう旋回台2を旋回し、第3ブーム3eが車輌1の進行方向と逆向きとなるよう旋回部材3cを 旋回させた状態、
図2(D);第1ブーム3aが車輌の左側に向くよう旋回台2を旋回し、第3ブ ーム3eが車輌1の進行方向を向くよう旋回部材3cを旋回させた 状態、
【0033】
図1に示すように、作動規制装置は、第2ブーム3dが鉛直下向きの倒伏位置にあるかどうかを検出する第2ブーム倒伏姿勢検出手段15、第3ブーム3eが折畳位置近傍にあるかどうかを検出する第3ブーム折畳状態検出手段16、車輌1に対する旋回台2の旋回角度を検出する旋回台旋回角度検出手段17、第1姿勢維持部材3bに対する旋回部材3cの旋回角度を検出する旋回部材旋回角度検出手段18、および、コントローラ19とで構成されている。
【0034】
前記第2ブーム倒伏姿勢検出手段15は、旋回部材3cと第2ブーム3d基端部の適所間に配置され第2ブームの倒伏姿勢(略鉛直下向き)を検出するリミットスイッチで構成されている。
他の例としては、この第2ブーム倒伏姿勢検出手段15は、旋回部材3cと第2ブーム3d基端部の適所間に配置されて旋回部材3cに対する第2ブーム3dの起伏角度を検出する対旋回部材角度検出手段、または、第2ブーム3d適所に取り付けられ第2ブームの対地角度を検出する対地角度検出手段と、この対旋回部材角度検出手段または対地角度検出手段の検出値から第2ブーム倒伏姿勢(略鉛直下向き)になったことを判定する比較手段とで構成しても良い。この場合、比較手段は、後述するコントローラ19中に配置される。
【0035】
前記第3ブーム折畳状態検出手段16は、第2ブーム3dの先端部と第3ブーム3eの基端部の適所間に配置され第3ブーム3eが折畳位置(第2ブーム3dに沿って折り畳まれた位置)近傍にあることを検出するリミットスイッチで構成されている。
他の例としては、この第3ブーム折畳位置検出手段16は、第2ブーム3dの先端部と第3ブーム3eの基端部の適所間に配置されて第2ブーム3dに対する第3ブーム3eの屈伸角度を検出する屈伸角度検出手段、または、第3ブーム3eの適所に配置され第3ブーム3eの対地角度を検出する対地角度検手段と、この屈伸角度検出手段または対地角度検出手段の検出値から第3ブーム3eが折畳位置近傍にあることを判定する比較手段とで構成してもよい。この場合、比較手段は、後述するコントローラ19中に配置される。
【0036】
前記旋回台旋回角度検出手段17は、車輌1に対する旋回台2の旋回角度を連続的に検出できるもので、例えばポテンショメータで構成されている。旋回台旋回角度検出手段17が検出する旋回角度は、平面視における車輌幅方向中心線1−pに対する第1ブーム軸心線3a−pの旋回角度と同義である。
【0037】
前記旋回部材旋回角度検出手段18は、第1姿勢維持部材3bに対する旋回部材3cの旋回角度を連続的に検出できるもので、例えばポテンショメータで構成している。旋回部材旋回角度検出手段18が検出する旋回角度は、平面視における第1ブーム軸心線3a−pに対する第3ブーム軸心線3e−pの旋回角度と同義である。
【0038】
前記コントローラ19は、第2ブーム倒伏姿勢検出手段15、第3ブーム折畳位置検出手段16、旋回台旋回角度検出手段17、および、旋回部材旋回角度検出手段18からの検出信号を受けとって演算処理し、旋回台2の旋回作動を制御する旋回台作動制御装置6a、および、旋回部材3cの旋回作動を制御する旋回部材作動制御装置9aに作動規制信号を出力するものである。
【0039】
コントローラ19の演算処理は次の如く行われる。演算処理の説明では、適宜図2(A)〜(D)を参照して進める。
コントローラ19は、先ず、第2ブーム倒伏姿勢検出手段15および第3ブーム折畳状態検出手段16からの検出信号に基づいて、「橋梁点検車の第2ブーム3dが倒伏位置にあり且つ第3ブーム3eが折畳位置近傍にない状態」になっているかどうか判断する。
橋梁点検車は、上記した▲1▼〜▲3▼の手順で橋梁点検姿勢に至るものであるから、「橋梁点検車の第2ブーム3dが倒伏位置にあり且つ第3ブームが折畳位置近傍にない状態」は、図2(A)〜(D)の何れかとなる。
【0040】
コントローラ19が、「橋梁点検車の第2ブーム3dが倒伏位置にあり且つ第3ブーム3eが折畳位置近傍にない状態」になっていると判断した場合には、コントローラ19は、旋回台旋回角度検出手段17および旋回部材旋回角度検出手段18からの検出信号θ1,θ2に基づいて、車輌幅方向中心線1−pと第3ブーム軸心線3e−pとに対する第1ブーム軸心線3a−pの平面視における交角(8個)のうち、第3ブーム3eの先端部が位置する側の同側内角(図2(A)〜(D)にX,Yで示す一対の角度)の合計値が、限界値たる略180度に達しているかどうかを判断する。同側内角が略180度になった状態は、平面視において第3ブーム軸心線3e−pが車輌幅方向中心線1−pと略平行な状態にあることを意味する。
【0041】
そして、コントローラ19が、上記同側内角(図2(A)〜(D)にX,Yで示す一対の角度)の合計値が、限界値たる略180度に達している判断すると、コントローラは、上記同側内角の合計値の増加する方向(限界値たる略180度を超過を促進する方向)への旋回台2の旋回作動、および、旋回部材3cの旋回作動を規制する作動規制信号を、旋回台作動制御装置6a、および、旋回部材作動動制御装置9aに出力するよう構成している。
なお、上記同側内角の合計値が対比される限界値(略180度)は、180度近傍(180度を含む)の固定値をコントローラ19中に記憶させておく。
【0042】
上記のようにして出力されるコントローラ19からの作動規制は、旋回台作動制御装置6aおよび旋回部材作動制御装置9aをして、上記した同側内角の合計値が増加する方向への旋回台2の旋回作動および旋回部材3cの旋回作動を規制する。
従って、橋梁点検車の橋梁点検作業姿勢が、車輌幅方向中心線1−pと第3ブーム軸心線3e−pとに対する第1ブーム軸心線3a−pの平面視における交角のうち、第3ブーム3e先端部が位置する側の同側内角(図2(A)〜(D)にX,Yで示す一対の各角度)の合計値が限界値としての略180度を越える状態(「同側内角180度超過状態」)になるのを確実に防止することができる。
【0043】
次に、請求項2記載の発明に係る高所作業車の作動規制装置の実施例を、図1中への仮想線追記に基づいて説明する。請求項2記載の橋梁点検車の作動規制装置は、上述したように、上記請求項1の発明に係る作動規制装置と比較して、コントローラ19の規制信号の出力対象に第3ブーム3dの屈伸作動を制御する第3ブーム屈伸作動制御装置11aを追加した点、および、コントローラ19に追加に係る第3ブーム屈伸作動制御装置11aへの規制信号の演算処理を追加した点のみが相違している。
【0044】
図1に仮想線で示すように、コントローラ19は、第3ブーム屈伸作動制御装置11aにも規制信号を出力するよう構成している。そして、コントローラ19は、請求項1記載の発明に係る橋梁点検車の作動規制装置の実施例で説明したとおりの演算処理により旋回台作動制御装置6aおよび旋回部材作動制御装置9aに対して規制信号を出力するのに加えて、下記のように演算処理して第3ブーム屈伸作動制御装置11aに規制信号を出力するようになっている。
【0045】
即ち、コントローラ19は、先ず、第2ブーム倒伏姿勢検出手段15および第3ブーム折畳状態検出手段16からの検出信号に基づいて、橋梁点検車の第2ブーム3dが倒伏位置にあるかどうかを判断する。コントローラが、第2ブーム3dが倒伏位置にあると判断したときには、コントローラ19は、更に、車輌幅方向中心線1−pと第3ブーム軸心線3e−pとに対する第1ブーム軸心線3a−pの平面視における交角のうち、第3ブーム3eの先端部が位置する側の同側内角X,Yの合計値が、略180度を超過しているかどうかを判断する。ここでも、略180度を超過していると判断した場合、即ち、「第2ブーム3dが倒伏位置にある状態において、車輌幅方向中心線1−pと第3ブーム軸心線3e−pとに対する第1ブーム軸心線3a−pの平面視における交角のうち、第3ブーム3eの先端部が位置する側の同側内角X,Yの合計値が、略180度を超過している」(「同側内角180度超過状態」)と判断した場合には、第3ブーム3eの伸展作動を規制する作動規制信号を、第3ブーム屈伸作動制御装置11aに出力するのである。
【0046】
【発明の効果】
以上の如く構成し作用する本発明に係る橋梁点検車の作動規制装置は、橋梁点検車の橋梁点検時の姿勢が、車輌幅方向中心線1−pと第3ブーム軸心線3e−pとに対する第1ブーム軸心線3a−pの平面視における交角のうち、第3ブーム3eの先端部が位置する側の同側内角(図2(A)〜(D)にX,Yで示す一対の各角度)の合計値が限界値としての略180度を越える状態(「同側内角180度超過状態」)、即ち、橋梁点検時に不必要な姿勢になるのを規制できるので、当該不必要な姿勢における安定性を考慮することなく橋梁点検車を設計・製作でき、その分橋梁点検車の設計・製作の自由度が増すのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る橋梁点検車の作動規制装置の説明図、
【図2】橋梁点検車の橋梁点検作業姿勢の平面図、
【図3】本発明の作動規制装置の適用対象としての橋梁点検車の作業姿勢を示す側面図、
【図4】図3に示す橋梁点検車のブーム機構格納状態(走行移動状態)を示す側面図、
【図5】橋梁点検車の作動を制御する作動制御装置の説明図、
【符号の説明】
1;車輌、1a,1a・・;アウトリガ、2;旋回台、3;ブーム機構、
3a;第1ブーム、3b;第1姿勢維持部材、3c;旋回部材、
3d;第2ブーム、3e;第3ブーム、4;作業台、5;アーム、
6;旋回台駆動用アクチュエータ、6a;旋回台作動制御装置、
7;第1ブーム起伏駆動用アクチュエータ、7a;第1ブーム起伏作動制御装置、
8;第1ブーム伸縮駆動用アクチュエータ、8a;第1ブーム伸縮作動制御装置、
9;旋回部材駆動用アクチュエータ、9a;旋回部材作動制御装置、
10;第2ブーム起伏駆動用アクチュエータ、
10a;第2ブーム起伏作動制御装置、
11;第3ブーム屈伸駆動用アクチュエータ、
11a;第3ブーム屈伸作動制御装置、
12;第3ブーム伸縮駆動用アクチュエータ、
12a,第3ブーム伸縮作動制御装置、13;アーム起伏駆動用アクチュエータ、 13a;アーム起伏作動制御装置、14;操作部、
15;第2ブーム倒伏姿勢検出手段、16;第3ブーム折畳状態検出手段、
17;旋回台旋回角度検出手段、18;旋回部材旋回角度検出手段、
19;コントローラ、
1−p;車輌幅方向中心線、3a−p;第1ブーム軸心線、
3d−p;第2ブーム軸心線、3e−p;第3ブーム軸心線、
X,Y;同側内角
Claims (2)
- 車輌1上へ旋回自在に搭載した旋回台2に、ブーム機構3を介して作業台4を取り付けてなり、前記ブーム機構3が、
・旋回台2に起伏自在に取り付けた伸縮自在な第1ブーム3a、
・第1ブーム3aの先端部にその対地姿勢を一定に維持可能に取り付けた第1姿勢維持部材3b、
・前記第1姿勢維持部材3bの下側に水平旋回自在に取りつけた旋回部材3c、
・略鉛直な倒伏位置と略水平な起仰位置との間で起伏自在なようその基端部を前記旋回部材3cに起伏自在に取り付けた第2ブーム3d、
・その先端に前記作業台4を取り付けた第3ブーム3eであって、第2ブーム3dに沿った折畳位置と伸展位置との間で屈伸自在なようその基端部を第2ブーム3dの先端部に屈伸自在に取り付けた伸縮自在な第3ブーム3e、
とでもって構成されており、
橋梁点検作業時には、第2ブーム3dを略鉛直な倒伏姿勢にした上で、旋回台2の旋回作動、第1ブーム3aの起伏並びに伸縮作動、旋回部材3cの旋回作動、および、第3ブーム3eの屈伸並びに伸縮作動を併用して作業台4を点検対象個所へ接近させるよう構成してなる橋梁点検車の作動規制装置であって、
・第2ブーム3dが鉛直下向きの倒伏位置にあるかどうかを検出する第2ブーム倒伏姿勢検出手段15、
・第3ブーム3eが折畳位置近傍にあるかどうかを検出する第3ブーム折畳状態検出手段16、
・車輌1に対する旋回台2の旋回角度を検出する旋回台旋回角度検出手段17、
・第1姿勢維持部材3bに対する旋回部材3cの旋回角度を検出する旋回部材旋回角度検出手段18、および、
・これら検出手段15〜18からの検出信号を受け取って演算し、旋回台2を旋回作動を制御する旋回台作動制御装置6a、および、旋回部材3cの旋回作動を制御する旋回部材作動制御装置9aに作動規制信号を出力するコントロー
ラ19、
とからなり、
前記コントローラ19は、第2ブーム3dが倒伏位置にあり且つ第3ブーム3eが折畳位置近傍にない状態において、車輌幅方向中心線1−pと第3ブーム軸心線3e−pとに対する第1ブーム軸心線3a−pの平面視における交角のうち、第3ブーム3eの先端部が位置する側の同側内角X,Yの合計値が、略180度を超過しようとしたとき、当該超過を促進する方向への旋回台2の旋回作動、および、旋回部材3cの旋回作動を規制する作動規制信号を、旋回台作動制御装置6a、および、旋回部材作動制御装置9aに出力するよう構成してあることを特徴とする橋梁点検車の作動規制装置。 - 車輌1上へ旋回自在に搭載した旋回台2に、ブーム機構3を介して作業台4を取り付けてなり、前記ブーム機構3が、
・旋回台2に起伏自在に取り付けた伸縮自在な第1ブーム3a、
・第1ブーム3aの先端部にその対地姿勢を一定に維持可能に取り付けた第1姿
勢維持部材3b、
・前記第1姿勢維持部材3bの下側に水平旋回自在に取りつけた旋回部材3c、
・略鉛直な倒伏位置と略水平な起仰位置との間で起伏自在なようその基端部を前記旋回部材3cに起伏自在に取り付けた第2ブーム3d、
・その先端に前記作業台4を取り付けた第3ブーム3eであって、第2ブーム3dに沿った折畳位置と伸展位置との間で屈伸自在なようその基端部を第2ブーム3dの先端部に屈伸自在に取り付けた伸縮自在な第3ブーム3e、
とでもって構成されており、
橋梁点検作業時には、第2ブーム3dを略鉛直な倒伏姿勢にした上で、旋回台2の旋回作動、第1ブーム3aの起伏並びに伸縮作動、旋回部材3cの旋回作動、および、第3ブーム3eの屈伸並びに伸縮作動を併用して作業台4を点検対象個所へ接近させるよう構成してなる橋梁点検車の作動規制装置であって、
・第2ブーム3dが鉛直下向きの倒伏位置にあるかどうかを検出する第2ブーム倒伏姿勢検出手段15、
・第3ブーム3eが折畳位置近傍にあるかどうかを検出する第3ブーム折畳状態検出手段16、
・車輌1に対する旋回台2の旋回角度を検出する旋回台旋回角度検出手段17、
・第1姿勢維持部材3bに対する旋回部材3cの旋回角度を検出する旋回部材旋回角度検出手段18、および、
・これら検出手段15〜18からの検出信号を受け取って演算し、旋回台2の
旋回作動を制御する旋回台作動制御装置6a、旋回部材3cの旋回作動を制御する旋回部材作動制御装置9a、および、第3ブーム3eの屈伸作動を制御する第3ブーム屈伸作動制御装置11aに作動規制信号を出力するコントローラ19、
とからなり、
前記コントローラ19は、第2ブーム3dが倒伏位置にあり且つ第3ブーム3eが折畳位置近傍にない状態において、車輌幅方向中心線1−pと第3ブーム軸心線3e−pとに対する第1ブーム軸心線3a−pの平面視における交角のうち、第3ブーム3e先端部が位置する側の同側内角X,Yの合計値が、略180度を超過しようとしたとき、当該超過を促進する方向への旋回台2の旋回作動、および、旋回部材3cの旋回作動を規制する作動規制信号を、旋回台作動制御装置6a、および、旋回部材作動制御装置9aに出力するよう構成すると共に、第2ブーム3dが倒伏位置にある状態において、車輌幅方向中心線1−pと第3ブーム軸心線3e−pとに対する第1ブーム軸心線3a−pの平面視における交角のうち、第3ブーム3eの先端部が位置する側の同側内角X,Yの合計値が、略180度を超過しているときは、第3ブーム3eの伸展作動を規制する作動規制信号を、第3ブーム屈伸作動制御装置11aに出力するよう構成してあることを特徴とする橋梁点検車の作動規制装置。
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