JP4100194B2 - 通信端末装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ファクシミリ装置、コピー装置、或いはファクシミリ機能とコピー機能を併有する複合機等に使用される通信端末装置及び画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ファクシミリ装置やコピー装置等には、原稿読取位置に原稿を自動供給する原稿自動供給装置(ADF)と、原稿載置台に載置された原稿を読み取るフラットベッドスキャナ(FBS)とを備えるものがある。
【0003】
FBSの原稿の読み取りでは、読み取り終了後もしばらくは次原稿受付(次原稿の有無入力)が可能であるが、ADFの原稿の読み取りでは、ADFの原稿の読み取り中にのみ次原稿受付が可能である。
【0004】
一方、ADFを使用しない場合(FBSを使用する場合)又は原稿1枚送りモードでADFを使用する場合、複数枚の原稿を読み取って記憶して蓄積する際、原稿の読み取り中又は原稿の読み取り後に、その原稿が最後の原稿かもしくは次の原稿があるかを選択するようにした技術もある(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−107947号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ADFの原稿とFBSの原稿の混在読み取り(混在送信又は混在コピー)をする場合、最初にFBSの原稿を読み取ってからADFの原稿を読み取るときは、上記から明らかなようにFBSの原稿の読み取り終了後にADFの原稿の読み取り指示を行うことができる。
【0007】
しかしながら、例えばADFで1枚のA4原稿だけを読み取るときには、その短時間の読み取り中に次原稿有り(続けてFBSの原稿の読み取りを行う指示)を入力することは困難である。従って、次原稿有りを入力するまでに、ADFの原稿の読み取りが終了し、直ちに送信又は印字を開始してしまい、ADFの原稿の読み取り後に続けて次原稿の読み取りを行うことができない。
【0008】
上記特許文献1記載の技術では、例えば4枚や2枚の原稿を1枚の用紙に編集してコピーする場合に、1枚の原稿をADF又はFBSにセットし、コピーキーが入力されるごとに、“次の原稿がありますか”という案内が表示され、次の原稿があるときはYESキーを入力し、読み取った原稿画像をメモリに記憶していき、全ての原稿の読み取りが終了すると、4枚や2枚の原稿画像が1枚の用紙に印字されるようになっている。
【0009】
この技術によれば、次原稿有りの指示を1枚ずつ行うことはできるが、複数枚の原稿をまとめて読み取ることはできない上に、原稿を1枚ずつ読み取るたびにYESキーを入力しなければならない。つまり、ADFの原稿とFBSの原稿の混在送信又は混在コピーをするのではない。
【0010】
この発明は、そのような問題点に着目してなされたものであって、ADFの原稿と次原稿の混在読み取り(混在送信又は混在コピー)を確実に行える通信端末装置及び画像形成装置を提供することを目的としている。
【0011】
前記目的を達成するために、この発明の通信端末装置は、原稿読取位置に原稿を自動供給する原稿自動供給装置と、原稿載置台に載置された原稿を読み取るフラットベッドスキャナと、原稿自動供給装置又はフラットベッドスキャナで読み取った原稿画像を送信する送信手段と、原稿自動供給装置の原稿又はフラットベッドスキャナの原稿の読み取り開始を指示するキーを有する操作手段と、原稿の読み取り及び原稿画像の送信を制御する制御手段とを備えるものであって、操作手段は、原稿自動供給装置の原稿及び次原稿の混在読み取りを指示するキーを有し、制御手段は、混在読み取りの指示が原稿自動供給装置の読み取り開始指示前に行われた場合に、原稿自動供給装置の原稿の読み取り終了後、所定時間だけ次原稿の読み取り開始指示待ち状態にするとともに、この指示待ち状態のときに、フラットベッドスキャナに原稿がセットされて読取開始指示があると、フラットベッドスキャナの次原稿の読み取りを開始するように制御し、指示待ち状態のときに指示が無い場合は、表示部に原稿自動供給装置の原稿を送信又は印字するかの問い合わせを表示し、送信又は印字の指示があると送信又は印字し、所定時間指示がないと送信又は印字を中止することを特徴とする。
【0012】
また、この発明の画像形成装置は、原稿読取位置に原稿を自動供給する原稿自動供給装置と、原稿載置台に載置された原稿を読み取るフラットベッドスキャナと、原稿自動供給装置又は、フラットベッドスキャナで読み取った原稿画像を印字する印字手段と、原稿自動供給装置の原稿又はフラットベッドスキャナの原稿の読み取り開始を指示するキーを有する操作手段と、原稿の読み取り及び原稿画像の印字を制御する制御手段とを備える画像形成装置であって、
操作手段は、原稿自動供給装置の原稿及び次原稿の混在読み取りを指示するキーを有し、制御手段は、混在読み取りの指示が原稿自動供給装置の読み取り開始指示前に行われた場合に、原稿自動供給装置の原稿の読み取り終了後、所定時間だけ次原稿の読み取り開始指示待ち状態にするとともに、この指示待ち状態のときに、フラットベッドスキャナに原稿がセットされて読取開始指示があると、フラットベッドスキャナの次原稿の読み取りを開始するように制御し、指示待ち状態のときに指示が無い場合は、表示部に原稿自動供給装置の原稿を送信又は印字するかの問い合わせを表示し、送信又は印字の指示があると送信又は印字し、所定時間指示がないと送信又は印字を中止することを特徴とする。
【0014】
すなわち、ADFの原稿の読み取り終了後、その読み取った原稿画像を直ちに送信又は印字しないで、次原稿(例えばFBSの原稿)有りの入力待ち状態となるので、その入力待ち状態のときに次原稿有りの入力を慌てずに行うことができる結果、ADFの原稿と次原稿の混在読み取り(混在送信又は混在コピー)を確実に行うことができる。
【0015】
本発明の通信端末装置及び画像形成装置において、操作部は次原稿の読み取り開始指示待ち機能を登録できる多機能キーを有し、制御手段はADFの原稿の読み取り開始指示が行われる前に、その多機能キーが操作されると、ADFの原稿の読み取り終了後、所定時間だけ次原稿の読み取り開始指示待ち状態にすることとすれば、次原稿有りを指示するための専用キーを設ける必要がなくなる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態により、この発明を更に詳細に説明する。
【0017】
その実施形態に係る通信端末装置及び画像形成装置を備えた複合機の外観斜視図を図1に示す。
【0018】
この複合機は、ファクシミリ機能とコピー機能を兼有するものであり、本体上部に配置されたフラットベッドスキャナ(FBS)20と、本体上部の左寄りの位置に配置された原稿自動供給装置(ADF)30と、本体に手前側へ引き出し可能に収納された給紙カセット35,36とを備える。ここでは、2つの給紙カセット35,36が用意されているが、3つ以上でもよいのは勿論である。また、複合機は、本体上部の手前側に、LCD等の表示部25と、後記テンキー、スタートキー、ワンタッチキー、多機能キー等を有する操作部26とを備える。
【0019】
FBS20は、本体の奥寄りの位置にヒンジ連結されたブックプラテンカバー22を有し、このブックプラテンカバー22は本体に対して手前側が開閉可能である。図面には示されていないが、ブックプラテンカバー22を開けると、原稿載置台として透明なガラスが配置されている。このブックプラテンカバー22は、ADF30に供給される原稿が載置される原稿供給トレイ21を上部に有するとともに、上面がADF30によって送られて読み取られた原稿が排出される原稿排出トレイになっている。
【0020】
原稿供給トレイ21には、一対の原稿ガイド23が当該トレイ21にセットされた原稿の給紙方向と直交する方向にスライド可能に備えられている。この一対の原稿ガイド23は原稿供給トレイ21上でその中心線から常に等距離に位置するように連動する構成となっており、互いに同距離だけ反対方向に移動する。
【0021】
この複合機の構成の一例を示すブロック図を図2に示す。図2において、主制御部(制御手段)としてのCPU(中央処理装置)1は、当該複合機を構成する各部を統括制御する機能を有する。また、CPU1は、後述するように、混在読み取りの指示があった場合に、ADFの原稿の読み取り終了後、所定時間だけ次原稿の読み取り開始指示待ち状態にする機能を有する。
【0022】
このCPU1には、送信手段の構成要素としてのNCU(網制御回路: Network Control Unit)2と、同じく送信手段の構成要素としてのMODEM3と、ROM4と、RAM5と、画像メモリ6と、表示部7(前記表示部25)と、操作部8(前記操作部26)と、画像読み取り部9と、印字手段としての画像記録部10と、送信手段の構成要素としてのCODEC(符号化・復号器: Coder and Decoder )11と、LAN I/F12とがバス13を介して接続されている。
【0023】
NCU2は、CPU1により制御されて、通信回線である電話回線網(PSTN)14との接続を制御するとともに、通信相手の電話番号(FAX番号を含む)に応じたダイヤルパルスを送出する機能及び着信を検出する機能を有する。MODEM3は、ITU(国際電気通信連合)−T勧告T.30、T.8に従ったファクシミリ伝送制御手順に基づいて、V.17、V.27ter、V.29等に従った送信データの変調及び受信データの復調を行う。具体的には本来はデジタル信号である送信データをアナログの音声信号に変調してNCU2を介して電話回線網14に送出し、また逆に電話回線網14からNCU2を介して受信したアナログの音声信号をデジタル信号に復調する。
【0024】
ROM4は、この複合機全体の動作を制御するためのプログラム等を記憶する。RAM5は、CPU1による制御に必要なデータ及び制御動作時に一時記憶が必要なデータ等を記憶する。画像メモリ6は、画像読み取り部9で読み取った画像データを圧縮状態で記憶し、また外部から電話回線網14とMODEM3を介して受信した画像データも圧縮状態で記憶する。
【0025】
表示部7は、アイコン、キーボタン、データの送受信に必要なメッセージ内容、ワンタッチ登録モードでの登録操作方法、ワンタッチ登録画面等の他、操作部8の操作により入力された電話番号やFAX番号等を表示する。この表示部7としては、CRTディスプレイやLCD(液晶表示装置)が用いられる。
【0026】
操作部8は、図3に示すように、電話番号、FAX番号等を入力するためのテンキー(*,#キーを含む)16aと、予め登録したFAX番号をワンタッチで指定するためのワンタッチキー16bと、原稿の読み取り動作を開始させるためのスタートキー16cと、「通信(FAX)」モード又は「コピー」モードに設定するための通信/コピーキー16dと、次原稿受付機能等の一連の操作を登録するための多機能キー(M1〜M4)16eと、ADFの原稿及び次原稿の混在読み取りを指示するキー(おまかせキー)16fと、表示部25に表示されたカーソルを移動させたり表示項目を選択するための十字キー16gと、各モードにおいて表示部25の画面下に表示されたメニューを選択するためのメニューキー16hと、多機能キー16eに一連の操作を登録するときに選択項目を決定するためのセットキー16iと、多機能キー16eに一連の操作を登録するときに選択画面を前画面に戻す戻るキー16jとを備えている。
【0027】
画像読み取り部9は、FAX送信するとき又はコピーするときに、原稿の画像データを光学的に走査して読み取る。画像記録部10は、電子写真方式のプリンタよりなり、受信画像データやコピー動作において画像読み取り部9で読み取った原稿の画像データを用紙上に記録する。
【0028】
CODEC11は、読み取った画像データを送信又は記憶するためにMH、MR、MMR方式等により符号化(エンコード)し、受信画像データを画像記録部10により記録するために復号(デコード)する。LAN I/F12は、PC(パーソナルコンピュータ)、その他のLAN(ローカルエリアネットワーク)15を構成する外部機器と接続され、ここを介して外部機器とのデータ授受を行う。
【0029】
この複合機では、操作部26のおまかせキー16fを操作すると、すなわちADFの原稿及び次原稿の混在読み取りを指示すると、ADFの原稿の読み取り終了後、所定時間だけ次原稿の読み取り開始指示待ち状態となる。この待ち状態のときに、例えばFBSに原稿をセットしてスタートキー16cを操作すると、ADFの原稿の画像データを送信又は印字することなく、FBSの原稿の読み取りが開始する。FBSの原稿の読み取りが終了すると、通信モードのときはADFの原稿及びFBSの原稿の画像データがNCU2及びMODEM3により送信され、コピーモードのときは同画像データが画像記録部10により印字される。
【0030】
また、おまかせキー16fにより、一連の操作を多機能キー(M1〜M4)16eに登録することもできる。1つの多機能キーには例えば60ステップの操作を登録できる。ここでいうステップとは、キーを1回選択又は押す操作である。この登録について概説する。
【0031】
まず、おまかせキー16fを押すと、表示部25に種々の選択項目が表示されるので、その中から“登録”をカーソルキー16gで選択し、セットキー16iを押す。すると、多機能キーの“M1〜M4”が表示されるので、登録したい多機能キー(M1〜M4)を押すか、カーソルキー16gで選択し、セットキー16iを押す。次に、登録したい操作を行う。この登録のときに、ADFの原稿の読み取り開始、FBSの原稿の読み取り開始等の一連の操作を順に登録しておけば、以後にADFの原稿及びFBSの原稿の混在読み取りを行う場合、ADFとFBSにそれぞれ原稿をセットしてから、当該多機能キーを1回押せば、混在読み取りが自動的に実行される。
【0032】
一連の操作の登録が済んだら、おまかせキー16fを押し、登録を終了する。その後、登録した機能に関するタイトル(ADFの原稿とFBSの原稿の混在読み取りの場合、例えば“ADFの原稿とFBSの原稿の混在読み取り”を入力し、セットキー16iを押すと、登録が完了する。
【0033】
次に、上記のように構成した複合機において、ADFの原稿及びFBSの原稿の混在読み取りを行う場合の動作について、図4及び図5のフロー図を参照して説明する。
【0034】
まず、図4のステップST1において、ユーザによりADF30に係る原稿供給トレイ21に原稿がセットされると、ステップST2において、操作部26のおまかせキー16fがONされたかどうか判定する。おまかせキー16fがONされないときは、ステップST7において、スタートキー16cがONされたか判定し、YESなら、ADF30の原稿のみの読み取りを開始する。すなわち、ステップST8において、ADF30(原稿供給トレイ21)にセットされた原稿の読み取りを開始し、ステップ9において、読み取りが終了したか判定し、読み取りが終了すると、ステップST10において、読み取った原稿画像を送信(通信モード時)又は印字(コピーモード時)し、当該処理を終了する。
【0035】
これに対して、ステップST2において、おまかせキー16fがONされたときは、ステップST3において、スタートキー16cがONされたか判定する。ここで、スタートキー16cがONされると、ステップST4において、ADF30にセットされた原稿の読み取りを開始し、ステップST5において、読み取りが終了したか判定し、読み取りが終了すると、ステップST6において、タイマTが計時を開始する。
【0036】
次いで、図5のステップST11において、ユーザによりFBS20のブックプラテンカバー22が開けられ、原稿載置台に原稿がセットされると、ステップST12において、スタートキー16cがONされたか判定する。
【0037】
ONされないときは、ステップST16において、タイマTがタイムアップしたか判定し、まだのときは、ステップST12に戻る。タイマTがタイムアップするまで(約3秒間)、ステップST12とST16を繰り返すことで、ADFの原稿の読み取り終了後の次原稿の読み取り開始指示待ち状態となる。この待ち状態のときに、スタートキー16cがONされずに、タイマTがタイムアップすると、ステップST17において、表示部25にエラーを表示するとともに、ステップST18において、ADF30の原稿画像の送信又は印字を停止し、当該処理を終了する。なお、ステップST17のエラー表示に併せて、警告音(ブザー音)により報知してもよい。
【0038】
これに対して、待ち状態のときに、スタートキー16cがONされると、ステップST13において、FBS20にセットされた原稿(次原稿)の読み取りが開始し、ステップST14において、読み取りが終了したか判定し、読み取りが終了すると、ステップST15において、ADF30の原稿とFBS20の次原稿の画像を送信(通信モード時)又は印字(コピーモード時)し、当該処理を終了する。
【0039】
なお、上記フロー図では、タイマTがタイムアップするまでにスタートキー16cをONしないと、エラー扱いになっているが、タイマTがタイムアップした後に、例えば表示部25に“ADFの原稿を送信又は印字しますか”を表示し、ユーザにその選択を委ねてもよい。ここで、ユーザがスタートキー16cをONすると、ADF30の原稿画像だけを送信又は印字し、所定時間OFFのままのときには送信又は印字を中止するようにする。これは、当初はADFの原稿及びFBSの原稿の混在読み取りを行うことを意図していたが、途中でADFの原稿の読み取りだけでよくなった場合に対処するためである。
【0040】
また、上記フロー図では、ADFの原稿の読み取り後、FBSの原稿の読み取りを行っているが、ADFの原稿の読み取り後、再びADFの次原稿の読み取りを行う場合も同様に適用できる。すなわち、上記フロー図のステップST11でADFに原稿をセットし、スタートキーをONすれば、ADFにセットされた次原稿を読み取り、読み取り終了後、ADFの最初の原稿と次原稿の画像を送信又は印字する。この場合、原稿枚数が多く、原稿供給トレイ21に一度にセットできないようなときに便利である。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1,記載の発明によれば、操作手段の混在読み取りを指示するキーを操作すると、ADFの原稿の読み取り終了後、その読み取った原稿画像を直ちに送信又は印字しないで、次原稿(例えばFBSの原稿)有りの入力待ち状態となるので、その入力待ち状態のときに次原稿有りの入力を慌てずに行うことができる結果、ADFの原稿と次原稿の混在読み取り(混在送信又は混在コピー)を確実に行うことができる。
【0042】
また、ADFの原稿及びFBSの原稿の混在読み取りを行うことを意図していた場合でも、途中でADFの原稿の読み取りだけでよくなった場合に対処することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る通信端末装置及び画像形成装置を備えた複合機(ファクシミリ機能とコピー機能を兼有するもの)の外観斜視図である。
【図2】同複合機の構成の一例を示すブロック図である。
【図3】同複合機の操作部の形態例を示す平面図である。
【図4】同複合機において、ADFの原稿及びFBSの原稿の混在読み取りを行う場合の動作を示すフロー図である。
【図5】図4のフロー図に続くフロー図である。
【符号の説明】
1 主制御部(制御手段)
2 NCU(送信手段)
3 MODEM(送信手段)
7,25 表示部
8,26 操作部
10 画像記録部(印字手段)
16c スタートキー
16e 多機能キー
16f おまかせキー
16i セットキー
20 フラットベッドスキャナ(FBS)
30 原稿自動供給装置(ADF)

Claims (2)

  1. 原稿読取位置に原稿を自動供給する原稿自動供給装置と、原稿載置台に載置された原稿を読み取るフラットベッドスキャナと、原稿自動供給装置又はフラットベッドスキャナで読み取った原稿画像を送信する送信手段と、原稿自動供給装置の原稿又はフラットベッドスキャナの原稿の読み取り開始を指示するキーを有する操作手段と、原稿の読み取り及び原稿画像の送信を制御する制御手段とを備える通信端末装置であって、
    操作手段は、原稿自動供給装置の原稿及び次原稿の混在読み取りを指示するキーを有し、制御手段は、混在読み取りの指示が原稿自動供給装置の原稿読み取り開始前に行われた場合に、原稿自動供給装置の原稿の読み取り終了後、所定時間だけ次原稿の読み取り開始指示待ち状態にするとともに、この指示待ち状態のときに、フラットベッドスキャナに原稿がセットされて読取開始指示があると、フラットベッドスキャナの次原稿の読み取りを開始するように制御し、指示待ち状態のときに指示が無い場合は、表示部に原稿自動供給装置の原稿を送信又は印字するかの問い合わせを表示し、送信又は印字の指示があると送信または印字し、所定時間指示がないと送信又は印字を中止することを特徴とする通信端末装置。
  2. 原稿読取位置に原稿を自動供給する原稿自動供給装置と、原稿載置台に載置された原稿を読み取るフラットベッドスキャナと、原稿自動供給装置又は、フラットベッドスキャナで読み取った原稿画像を印字する印字手段と、原稿自動供給装置の原稿又はフラットベッドスキャナの原稿の読み取り開始を指示するキーを有する操作手段と、原稿の読み取り及び原稿画像の印字を制御する制御手段とを備える画像形成装置であって、
    操作手段は、原稿自動供給装置の原稿及び次原稿の混在読み取りを指示するキーを有し、制御手段は、混在読み取りの指示が原稿自動供給装置の読み取り開始指示前に行われた場合に、原稿自動供給装置の原稿の読み取り終了後、所定時間だけ次原稿の読み取り開始指示待ち状態にするとともに、この指示待ち状態のときに、フラットベッドスキャナに原稿がセットされて読取開始指示があると、フラットベッドスキャナの次原稿の読み取りを開始するように制御し、指示待ち状態のときに指示が無い場合は、表示部に原稿自動供給装置の原稿を送信又は印字するかの問い合わせを表示し、送信又は印字の指示があると送信又は印字し、所定時間指示がないと送信又は印字を中止することを特徴とする画像形成装置。
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