JP4095365B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、記録装置に関するものであり、中でも特にインクジェットプリンターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、インクジェットプリンターには、インク交換、ヘッド交換をする為に開閉可能な蓋が具備されていた。そして、従来の蓋の開閉構造は、蓋に軸(もしくは軸受)、筐体に軸受け(もしくは軸)を設け、前記軸を前記軸受けに固定することにより、蓋が回動できるようになっていた。
【0003】
また、上記の形態では、外観形状、蓋の開閉角度に制約が生じる場合があるため、蓋を筐体に直接固定するのではなく、蓋を任意のヒンジ部材を介して筐体に固定するものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の技術では以下の問題があった。
【0005】
すなわち、蓋及び筐体に軸、軸受けを一体成形することにより、蓋の開閉を行なうものの場合は、軸及び、軸受けが一体で形成されているため外観形状や蓋の開閉角度に制約があった。
【0006】
上記外観形状、蓋の開閉角度の問題を解決する為に、任意のヒンジ部材を介して蓋を筐体に固定するものもあった。その場合は、ヒンジ部材を介して、蓋と筐体の合わせが行われているため、蓋と筐体との合わせが悪く、外観の品位が損なわれる等の問題があった。さらに、外観の品位の悪さを改善しようとすると、時間、コストがかかる等の問題もあった。
【0007】
そこで本発明は、蓋及び筐体に軸、軸受けを一体成形しても、概観形状や蓋の開閉角度に制約がなく、外観部品の合わせを容易に行うことができ、外観品位が損なわれることを防止して、外観品位の悪さを改善するための時間、コスト等を削減する事ができる記録装置を提供することを目的とする。
【0008】
【発明を解決する為の手段】
第一の軸受けを有する回動可能な蓋と、第二の軸受けを有する筐体と、前記第一の軸受けと係合する第一の軸部と前記第二の軸受けと係合する第二の軸部とを有する、弾性を有するヒンジ部材と、を備えた記録装置であって、
前記蓋が前記筐体に対して閉じた状態にあるとき、前記記録装置における外表面を形成する前記筐体の面と前記記録装置における外表面を形成する前記蓋の面とが同じ面を形成する状態を保ったまま前記筐体と前記蓋とが互いに近づく方向に、前記ヒンジ部材の弾性によって前記蓋と前記筐体とが付勢されるように配されており、前記同じ面に関して前記記録装置における内側に、前記第一の軸受けと前記第二の軸受けと前記第一の軸部と前記第二の軸部とがそれぞれ配されており、
前記蓋が前記筐体に対して開いた状態にあるとき、前記第一の軸部が前記同じ面よりも前記記録装置における外側に位置するように前記第二の軸部を支点として回動可能であることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る蓋の開閉構造を有するインクジェットプリンターの外観斜視図である。図1に示すように、本実施の形態のインクジェットプリンターは、上ケース1及び、下ケース2で構成される中空構造体の装置本体3と、装置本体3に着脱可能に取り付けられている給送カセット4と、電源ON/OFF等各種操作時に使用する操作パネル5と、印字中、記録媒体がジャムした場合、ジャム処理時に使用するジャム蓋6と、排出口7上部に装着された排出蓋8と、インクタンク(不図示)交換時に開閉するインク交換蓋9等を具備している。図1は、インク交換蓋9が閉じた状態を示している。
【0010】
次に、図2によりインク交換蓋9が開いた状態にある場合を説明する。図2は、インク交換蓋9が開いた状態にある時を示す外観斜視図である。図2に示すように本実施の形態のインク交換蓋9は、ヒンジ部材10を介して回動可能に上ケース1に固定されている。さらに、インク交換蓋9が開いた状態では、閉じた状態と比べて180°回転し、ジャム蓋6に乗っかった状態になる。そのため、ユーザーがインクタンク(不図示)を交換しようとした時に、インク交換蓋9が、インクタンク交換用レバー27、28、29、30の操作の妨げとはならない。
【0011】
次に、図3、図4により、本実施の形態の主要部品であるヒンジ部材10の説明を行う。図3は、ヒンジ部材10の斜視図であり、図4は、ヒンジ部材10を矢印11方向から見た時の矢視図である。まず、ヒンジ部材10の材質であるが、本実施の形態ではモールドを使用している。しかし、本発明においては、ヒンジ部材10の材質はモールドに限ったものではなく、弾性を有する材料(例えば、針金)であれば構わない。次に、ヒンジ部材10の形状であるが、ヒンジ部材10には、上ケース1の軸受けに固定するための軸部12、13、インク交換蓋9の軸受けに固定するための軸部14、15等が設けられている。さらに、ヒンジ部材10は、図4に示すようにコの字型をしている。この形状は、ヒンジ部材10の弾性を効果的に引き出すためである。尚、本実施の形態では、ヒンジ部材10はコの字型をしているが、本発明ではこの限りではなく、ヒンジ部材が効果的に弾性を引き出せる形状であれば構わない。
【0012】
次に、図5及び、図6により、ヒンジ部材10が、装置本体3に装着された状態にある時の説明を行う。図5は、装置本体3から下ケース2及び記録装置内部(不図示)が取り外された状態を示す背面斜視図である。また、図6は、図5から本実施の形態の主要部分を拡大した拡大図である。ヒンジ部材10は、軸部12、13をそれぞれ、上ケース1の軸受け部16、17へ、さらに、軸部14、15をそれぞれ上ケース1の軸受け部18、19へ固定している。さらに、ヒンジ部材10の上ケース1側の軸部12、13とインク交換蓋9側の軸部14、15の軸間20(図4参照)は、上ケース1の軸受け16、17とインク交換蓋9の軸受け18、19の軸受け間21より狭く設計してある。その意図は、ヒンジ部材10の弾性を効果的に引き出すためである。
【0013】
次に図7、図8、図9により、本実施の形態の構造上の特徴を説明する。まず、図7により、インク交換蓋9が閉じた状態にある時の説明を行なう。図7は、インク交換蓋9が閉じた状態にある時を示した断面図である。先程も説明したが、ヒンジ部材10の軸間20(図4参照)より上ケース1とインク交換蓋9の軸受け間21の方が広いため、ヒンジ部材10が上ケース1及び、インク交換蓋9に装着された状態では、ヒンジ部材10が単体にある時(図3/図4参照)と比べて、ヒンジ部材10の外観リブ22が支軸23を回転中心として弾性変形して傾いている。そのことにより、インク交換蓋9は、常時、矢印24方向へ付勢されている。さらに、インク交換蓋9後方には、ストッパー部25が設けられているため、矢印24方向に付勢されたインク交換蓋9は、所定の位置で保持され、ジャム蓋6との隙間を一定に保つことができる。
【0014】
次に、図8により、インク交換蓋9が回転途中に場合を説明する。図8は、インク交換蓋9が回転途中にある時を示した断面図である。図8に示すように、インク交換蓋9が回転途中にある場合には、インク交換蓋9の回転により、インク交換蓋9のストッパー部25が解除される。そのため、ヒンジ部材10の外観リブ22の弾性変形も解消される。以上により、インク交換蓋9は、何ら問題なく回転することができる。そして、インク交換蓋9が完全に開いた状態を示したのが図9であり、図9は、インク交換蓋9が完全に開いた状態にある時を示した断面図である。以上により、インク交換蓋9の開閉をスムーズに行うことができる。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るインクジェットプリンターは、回動可能なインク交換蓋をヒンジ部材を介して筐体に取り付ける構造である。そのことにより、インク交換蓋の開閉角度に制約がなくなり、インクタンク交換時の操作性が向上する。さらに、インク交換蓋が開閉途中で止まること無く完全に開ききるため、静圧等の問題もなくなる。さらに、ヒンジ部材がない場合と比較して、デザイン上の制約をなくすことができる。
【0016】
上記構造に加え、本願発明においては、インク交換蓋が閉じた状態にあるとき、インクジェットプリンターにおける外表面を形成するインク交換蓋の面と、インクジェットプリンターにおける外表面を形成するジャム蓋の面とが、同じ面を形成する状態を保ったまま互いに近づく方向に、ヒンジ部材の弾性によってインク交換蓋とジャム蓋とが付勢されていることを特徴としている。そのことにより、外観部品(本発明では、インク交換蓋とジャム蓋)の合わせを容易に行うことができるようになり、外観品位が損なわれることを防止する。その結果、従来、外観品位の悪さを改善しようとして費やしていた時間、コスト等を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る蓋の開閉構造を有するインクジェットプリンターの外観斜視図である。
【図2】本発明に実施の形態に係るインク交換蓋が開いた状態にある時を示す外観斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るヒンジ部材の斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るヒンジ部材の矢視図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る装置本体から下ケース及び、記録装置内部(不図示)が取り外された状態を示す背面斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る図5から本実施の形態の主要部分を拡大した拡大図である。
【図7】本発明の実施の形態に係るインク交換蓋9が閉じた状態にある時を示した断面図である。
【図8】本発明の実施の形態に係るインク交換蓋が回転途中にある状態を示した断面図である。
【図9】本発明の実施の形態に係るインク交換蓋が完全に開いた状態にある時を示した断面図である。
【符号の説明】
1 上ケース
2 下ケース
3 装置本体
4 給送カセット
5 操作パネル
6 ジャム蓋
7 排出口
8 排出蓋
9 インク交換蓋
10 ヒンジ部材
11 矢印
12、13、14、15 軸部
16、17、18、19 軸受け部
20 軸間
21 軸受け間
22 外観リブ
23 支軸
24 矢印
25 ストッパー部
26 矢印
27、28、29、30 インク交換レバー

Claims (3)

  1. 第一の軸受けを有する回動可能な蓋と、第二の軸受けを有する筐体と、前記第一の軸受けと係合する第一の軸部と前記第二の軸受けと係合する第二の軸部とを有する、弾性を有するヒンジ部材と、を備えた記録装置であって、
    前記蓋が前記筐体に対して閉じた状態にあるとき、前記記録装置における外表面を形成する前記筐体の面と前記記録装置における外表面を形成する前記蓋の面とが同じ面を形成する状態を保ったまま前記筐体と前記蓋とが互いに近づく方向に、前記ヒンジ部材の弾性によって前記蓋と前記筐体とが付勢されるように配されており、前記同じ面に関して前記記録装置における内側に、前記第一の軸受けと前記第二の軸受けと前記第一の軸部と前記第二の軸部とがそれぞれ配されており、
    前記蓋が前記筐体に対して開いた状態にあるとき、前記第一の軸部が前記同じ面よりも前記記録装置における外側に位置するように、前記ヒンジ部材が前記第二の軸部を支点として回動可能であることを特徴とする記録装置。
  2. 前記ヒンジ部材は、モールドにより成形されていることを特徴とする請求項1記載の記録装置
  3. 前記ヒンジ部材を前記第一の軸部のスラスト方向から見ると、コの字型であることを特徴とする請求項1記載の記録装置。
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