JP2022142925A - 開閉蓋の開閉機構およびテープ印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】開閉蓋の開閉を繰り返し行っても、操作部が操作された後に開閉蓋が開放位置へ向けて過度な勢いで回動してしまうことを抑制することができる開閉蓋の開閉機構を提供する。【解決手段】開閉蓋5と、蓋突起35と、突起係合レバー29と、弾性部材39と、操作部を有し開閉蓋5を閉塞位置から第2位置まで回動させる蓋開放部41と、を備え、蓋突起35は、開閉蓋が第2位置に位置するときに、開閉蓋が第2位置にとどまるように、突起係合レバー29により押される第2係合部55と、開閉蓋5が第2位置と開放位置との間の第3位置に位置するときに、開閉蓋5が第3位置から開放位置に向けて回動するように、突起係合レバー29により押される第3係合部57と、を有する。【選択図】図11
Description
本発明は、開閉蓋の開閉機構およびテープ印刷装置に関するものである。
従来、特許文献1が開示するように、開閉蓋と、開閉蓋に設けられたリブ状突起と、リブ状突起と係合する係合レバーと、係合レバーに対して係合レバーの回動方向に力を付与する付勢ばねと、開放ボタンを有する蓋開放動作部と、を備えた開閉蓋の開閉機構が知られている。開閉蓋が閉塞位置に位置した状態で開放ボタンが押されると、蓋開放動作部により開閉蓋が閉塞位置から所定の位置まで開放位置に向けて回動し、開閉蓋が当該所定の位置まで回動した後、さらに、リブ状突起と係合した係合レバーにより開閉蓋が開放位置に向けて押されることになる。
従来の開閉蓋の開閉機構では、開放ボタンが押された後、開閉蓋が係合レバーにより開放位置に向けて押されるため、開閉蓋が開放位置へ向けて過度な勢いで回動してしまい、開閉蓋が開放位置に達した後、開閉蓋がしばらくの間揺れ動いてしまうおそれがある。そのため、開閉蓋が開放位置へ向けて回動する勢いを弱めるために、リブ状突起を装置ケースと干渉させることが考えられる。しかしながら、リブ状突起を装置ケースと干渉させると、開閉蓋の開閉を繰り返すうちに、リブ状突起或いは装置ケースの削れや、装置ケースの歪みが生じることで、開閉蓋が開放位置へ向けて回動する勢いを弱める効果が低下してしまうという課題がある。
本発明の開閉蓋の開閉機構は、閉塞位置と開放位置との間で回動可能に設けられた開閉蓋と、開閉蓋に設けられた蓋突起と、回動可能に設けられ、蓋突起と係合する突起係合部材と、蓋突起が突起係合部材と係合したときに、突起係合部材により蓋突起が押されるように、突起係合部材に対し、突起係合部材の回動方向の一方である第1回動方向の力を付与する弾性部材と、操作部を有し、操作部が操作されることで、閉塞位置に位置する開閉蓋を、閉塞位置と開放位置との間の第2位置まで回動させる蓋開放部と、を備え、蓋突起は、開閉蓋が第2位置に位置するときに、開閉蓋が第2位置にとどまるように、突起係合部材により押される第2係合部と、開閉蓋が第2位置と開放位置との間の第3位置に位置するときに、開閉蓋が第3位置から開放位置に向けて回動するように、突起係合部材により押される第3係合部と、を有する。
本発明のテープ印刷装置は、テープに印刷を行うサーマルヘッドと、テープおよびインクリボンの少なくとも一方が収容されたカートリッジが装着されるカートリッジ装着部と、カートリッジ装着部を閉塞する閉塞位置と、カートリッジ装着部を開放する開放位置と、の間で回動可能に設けられた開閉蓋と、開閉蓋に設けられた蓋突起と、回動可能に設けられ、蓋突起と係合する突起係合部材と、蓋突起が突起係合部材と係合したときに、突起係合部材により蓋突起が押されるように、突起係合部材に対し、突起係合部材の回動方向の一方である第1回動方向の力を付与する弾性部材と、操作部を有し、操作部が操作されることで、閉塞位置に位置する開閉蓋を、閉塞位置と開放位置との間の第2位置まで回動させる蓋開放部と、を備え、蓋突起は、開閉蓋が第2位置に位置するときに、開閉蓋が第2位置にとどまるように、突起係合部材により押される第2係合部と、開閉蓋が第2位置と開放位置との間の第3位置に位置するときに、開閉蓋が第3位置から開放位置に向けて回動するように、突起係合部材により押される第3係合部と、を有する。
以下、添付の図面を参照しつつ、開閉蓋の開閉機構を備えたテープ印刷装置の一実施形態であるテープ印刷装置1について説明する。なお、以下では、各図に示したXYZ直交座標系による方向を用いて説明するが、これらの方向は説明の便宜上のものにすぎず、以下の実施形態を何ら限定するものではない。
[カートリッジ]
図1および図2に基づいて、テープ印刷装置1に装着されるカートリッジ101について説明する。カートリッジ101は、プラテンローラー103と、テープコア105と、繰出しコア107と、巻取りコア109と、これらを収容したカートリッジケース111とを備えている。
図1および図2に基づいて、テープ印刷装置1に装着されるカートリッジ101について説明する。カートリッジ101は、プラテンローラー103と、テープコア105と、繰出しコア107と、巻取りコア109と、これらを収容したカートリッジケース111とを備えている。
カートリッジケース111は、第1ケース113と、第2ケース115とを備えている。第2ケース115は、第1ケース113に対して、-Z方向に設けられている。第1ケース113と第2ケース115とは、分離可能に組み合わされている。カートリッジケース111には、ヘッド挿通孔117が、Z方向に貫通して設けられている。また、カートリッジケース111の-X方向の壁部には、テープ送出口119が設けられている。
テープコア105には、テープ121が巻回されている。テープコア105から繰り出されたテープ121は、テープ送出口119からカートリッジケース111外に送り出される。繰出しコア107には、インクリボン123が巻回されている。繰出しコア107から繰り出されたインクリボン123は、巻取りコア109に巻き取られる。
[テープ印刷装置]
図3および図4に示すように、テープ印刷装置1は、装置ケース3と、開閉蓋5とを備えている。装置ケース3の+Z方向の面には、キーボード7と、カートリッジ装着部9とが設けられている。
図3および図4に示すように、テープ印刷装置1は、装置ケース3と、開閉蓋5とを備えている。装置ケース3の+Z方向の面には、キーボード7と、カートリッジ装着部9とが設けられている。
キーボード7は、印刷される文字の入力操作など、ユーザーからの各種入力操作を受け付ける。
カートリッジ装着部9には、カートリッジ101が着脱可能に装着される。カートリッジ装着部9は、+Z方向が開放された凹状に形成されている。
カートリッジ装着部9には、サーマルヘッド11が設けられている。サーマルヘッド11は、カートリッジ装着部9の底壁部から+Z方向に突出したヘッドカバー13により、部分的に覆われている。カートリッジ101がカートリッジ装着部9に装着されると、ヘッド挿通孔117に対し、サーマルヘッド11およびヘッドカバー13が挿入される。なお、サーマルヘッド11は、ヘッド支持フレーム15(図5参照)に支持されている。
また、カートリッジ装着部9には、プラテン軸17と、繰出し軸19と、巻取り軸(図示省略)とが設けられている。カートリッジ101がカートリッジ装着部9に装着されると、プラテンローラー103、繰出しコア107および巻取りコア109に対して、プラテン軸17、繰出し軸19および巻取り軸が挿入される。これにより、図示省略した送りモーターの回転が、プラテンローラー103、繰出しコア107および巻取りコア109に伝達可能となる。
装置ケース3の-X方向の面には、テープ排出口23が設けられている。テープ排出口23からは、カートリッジ装着部9に装着されたカートリッジ101から繰り出されたテープ121が排出される。
カートリッジ装着部9とテープ排出口23との間には、カッター25が設けられている。カッター25は、図示省略したカッターモーターを駆動源として、テープ121を切断する。これにより、テープ121の印刷済み部分が切り離される。なお、単一のモーターが、送りモーターおよびカッターモーターとして機能する構成でもよい。
装置ケース3には、カートリッジ装着部9の+X方向の縁部に位置して、突起進入開口27が設けられている。突起進入開口27内には、突起係合レバー29が設けられている。
開閉蓋5は、装置ケース3の+Y方向の端部に回動可能に取り付けられており、カートリッジ装着部9を開閉する。すなわち、開閉蓋5は、カートリッジ装着部9を閉塞する閉塞位置(図3参照)と、カートリッジ装着部9を開放する開放位置(図4参照)との間で回動可能である。
カートリッジ装着部9とキーボード7との間には、蓋開放ボタン31が設けられている。開閉蓋5が閉塞位置に位置する状態で、ユーザーにより蓋開放ボタン31が押されると、開閉蓋5が後述する第2位置(図6参照)まで回動する。
開閉蓋5の外面には、ディスプレー33が設けられている。ディスプレー33は、キーボード7から入力された文字のほか、各種情報を表示する。
開閉蓋5の内面の略中央部には、蓋突起35が設けられている。蓋突起35は、開閉蓋5が閉められるとき、すなわちユーザーが開閉蓋5を開放位置から閉塞位置に向けて回動させるときに、突起進入開口27に進入し、突起進入開口27内に設けられた突起係合レバー29と係合する。
カートリッジ101がカートリッジ装着部9に装着された後、開閉蓋5が閉められると、開閉蓋5に設けられた蓋突起35が突起係合レバー29と係合し、蓋突起35に押された突起係合レバー29が第2回動方向Rb(図5参照)に回動する。これにより、後述する突起レバーばね39を介して突起係合レバー29と連結されたヘッド支持フレーム15がヘッド支軸(図示省略)を中心として回動し、サーマルヘッド11がプラテンローラー103に向かって移動する。この結果、サーマルヘッド11とプラテンローラー103との間に、テープ121およびインクリボン123が挟持される。この状態で、テープ印刷装置1は、キーボード7が受け付けた入力操作に基づいて生成した印刷データに基づいて、印刷処理を行う。なお、テープ印刷装置1は、パソコンなどの外部装置から受信した印刷データに基づいて、印刷処理を行ってもよい。
テープ印刷装置1は、印刷処理において、送りモーターによりプラテンローラー103および巻取りコア109を回転させると共に、サーマルヘッド11を発熱させる。これにより、テープ121がテープコア105からテープ排出口23に向けて送られると共に、インクリボン123が繰出しコア107から巻取りコア109に送られ、印刷データに基づく印刷画像がテープ121に印刷される。なお、テープ印刷装置1は、送りモーターによりプラテンローラー103を逆回転させると共に繰出しコア107を回転させることで、テープ121をカートリッジケース111内に引き戻すと共に、インクリボン123を繰出しコア107に巻き戻すことも可能である。
[蓋開閉機構]
図5ないし図12に基づいて、テープ印刷装置1が備える蓋開閉機構37について説明する。蓋開閉機構37は、開閉蓋5と、蓋突起35と、突起係合レバー29と、突起レバーばね39と、蓋開放部41とを備えている。
図5ないし図12に基づいて、テープ印刷装置1が備える蓋開閉機構37について説明する。蓋開閉機構37は、開閉蓋5と、蓋突起35と、突起係合レバー29と、突起レバーばね39と、蓋開放部41とを備えている。
図5ないし図7に示すように、開閉蓋5は、+X方向から見て、略「L」字状に形成されており、開閉蓋5の+Y方向且つ-Z方向の端部に設けられたヒンジ43を介して、装置ケース3の+Y方向の端部に開閉可能に取り付けられている。ヒンジ43の軸方向は、X方向に略平行である。
蓋突起35は、YZ平面と略平行な板状に形成され、開閉蓋5の内面から突出している。蓋突起35は、突起基端部49と、突起先端部51とを備えている。突起基端部49は、図5に示す開閉蓋が閉塞位置に位置する状態において、開閉蓋5の内面から-Z方向に突出した略三角形の板状に形成されている。
突起先端部51は、図5に示す開閉蓋が閉塞位置に位置する状態において、突起基端部49の-Z方向の端部から-Z方向に突出した略長方形の板状に形成され、-Y方向の面と-Z方向の面との間の角部には、C面が設けられている。突起先端部51は、第1係合部53と、第2係合部55と、第3係合部57とを備えている。第1係合部53は、突起先端部51の-Y方向の面に設けられている。第2係合部55は、突起先端部51の-Y方向の面と-Z方向の面との間のC面に設けられている。第3係合部57は、突起先端部51の-Z方向の面に設けられている。詳細は後述するが、蓋突起35は、開閉蓋5が閉塞位置から開放位置に向けて回動するときに、第1係合部53、第2係合部55および第3係合部57と、この順に係合する。
突起係合レバー29は、レバー支軸59に回動可能に支持されている。レバー支軸59の軸方向は、X方向と略平行である。突起係合レバー29の回動方向のうち、+X方向から見て、反時計回りの方向を、第1回動方向Raといい、時計回りの方向を、第2回動方向Rbという。突起係合レバー29は、YZ平面と略平行な略三角形の板状に形成されている。突起係合レバー29は、突起係合レバー29の+Y方向の角部近傍において、蓋突起35と係合する。突起係合レバー29には、レバー軸穴61と、レバー側ばね掛止穴63とが設けられている。レバー軸穴61は、突起係合レバー29の+Z方向の角部近傍に設けられている。レバー軸穴61には、レバー支軸59が挿通している。レバー側ばね掛止穴63は、突起係合レバー29の-Y方向の角部近傍に設けられている。レバー側ばね掛止穴63には、突起レバーばね39の-Y方向の端部が掛止めされている。
突起レバーばね39は、突起係合レバー29とヘッド支持フレーム15とを連結している。すなわち、突起レバーばね39の-Y方向の端部は、レバー側ばね掛止穴63に掛止めされ、突起レバーばね39の+Y方向の端部は、ヘッド支持フレーム15に設けられたフレーム側ばね掛止穴65に掛止めされている。突起レバーばね39は、突起係合レバー29に対して第1回動方向Raの力を付与している。このため、蓋突起35が突起係合レバー29と係合したときに、突起係合レバー29により蓋突起35が押されることになる。すなわち、突起レバーばね39の弾性力は、突起係合レバー29が蓋突起35を押す力へと変換される。突起レバーばね39としては、例えば、引っ張りコイルばねを用いることができる。
なお、突起レバーばね39は、突起係合レバー29に対して力を付与する機能と、上記したように、サーマルヘッド11とプラテンローラー103との間でテープ121およびインクリボン123を挟持するために、ヘッド支持フレーム15に対して力を付与する機能と、を有している。このうち、ヘッド支持フレーム15に対して力を付与する機能については、突起レバーばね39とは別の弾性部材が担う構成でもよい。すなわち、突起レバーばね39の+Y方向の端部は、ヘッド支持フレーム15とは別の部材に掛止めされた構成でもよい。
図8および図9に示すように、蓋開放部41は、上記した蓋開放ボタン31のほか、ボタン係合レバー67と、ボタンレバーばね69とを備えている。ボタン係合レバー67は、レバー軸部71と、ボタン受け部73と、蓋押圧部75とを備えている。レバー軸部71の軸方向は、Y方向と略平行である。ボタン係合レバー67は、レバー軸部71を中心として、回動可能に設けられている。ボタン受け部73は、レバー軸部71に対して+X方向に設けられている。蓋押圧部75は、レバー軸部71に対して-X方向に設けられている。ボタンレバーばね69は、ボタン係合レバー67に対して、-Y方向から見て反時計回りの力を付与している。ボタンレバーばね69としては、例えば、捻りコイルばねを用いることができる。
図9に示すように、蓋開放ボタン31が-Z方向に押されると、蓋開放ボタン31によりボタン受け部73が-Z方向に押される。このため、ボタン係合レバー67は、ボタンレバーばね69に抗して、-Y方向から見て時計回りに回転する。これにより、蓋押圧部75が開閉蓋5を+Z方向に押す。その結果、開閉蓋5は、閉塞位置から、閉塞位置と開放位置との間の第2位置まで回動する。
続いて、蓋突起35が突起係合レバー29と係合したときに、突起係合レバー29により蓋突起35が押される力について説明する。なお、以下では、開放方向とは、開閉蓋5を開放位置に向かわせる方向を意味し、閉塞方向とは、開放方向とは反対の方向を意味する。開放方向および閉塞方向は、+X方向から見て、蓋突起35と突起係合レバー29との係合箇所と、開閉蓋5の回動中心であるヒンジ43と、を結ぶ仮想線に対して垂直な方向である。
図5に示すように、開閉蓋5が閉塞位置に位置するときには、突起係合レバー29により第1係合部53が押される。このとき、図10に示すように、突起係合レバー29が第1係合部53を押す力を、第1押圧力F1という。第1押圧力F1は、閉塞方向の分力である第1閉塞分力F1bを有する。ゆえに、開閉蓋5が閉塞位置に位置するときには、開閉蓋5が閉塞位置から開放位置に向けて回動することが抑制されるように、突起係合レバー29により第1係合部53が押されることになる。これにより、開閉蓋5が閉塞位置に位置するときに、開閉蓋5がガタつくことを抑制することができる。
図6に示すように、開閉蓋5が第2位置に位置するときには、突起係合レバー29により第2係合部55が押される。このとき、図11に示すように、突起係合レバー29が第2係合部55を押す力を、第2押圧力F2といい、第2押圧力F2が開放方向に対して為す角度を、第2角度θ2という。第2角度θ2は、後述する第3角度θ3よりも大きい。このため、第2押圧力F2は、開放方向の分力である第2開放分力F2aを有するが、第2開放分力F2aは、後述する第3開放分力F3aよりも小さく、重力閉塞分力Gbと同じ或いは重力閉塞分力Gbよりも小さくなる。ゆえに、開閉蓋5が第2位置に位置するときには、開閉蓋5が第2位置にとどまるように、突起係合レバー29により第2係合部55が押されることになる。
図7に示すように、開閉蓋5が、第2位置と開放位置との間となる、第3位置に位置するときには、突起係合レバー29により第3係合部57が押される。このとき、図12に示すように、突起係合レバー29が第3係合部57を押す力を、第3押圧力F3といい、第3押圧力F3が開放方向に対して為す角度を、第3角度θ3という。第3押圧力F3は、開放方向の分力である第3開放分力F3aを有する。第3開放分力F3aは、開閉蓋5に作用する重力Gの閉塞方向の分力である重力閉塞分力Gbよりも大きい。ゆえに、開閉蓋5が第3位置に位置するときには、開閉蓋5が第3位置から開放位置に向けて回動するように、突起係合レバー29により第3係合部57が押されることになる。
ここで、本実施形態とは異なり、蓋突起35において第2係合部55が設けられておらず、開閉蓋5が閉塞位置に位置した状態で蓋開放ボタン31が押されたときに、蓋開放部41により開閉蓋5が閉塞位置から第3位置まで回動する構成では、開閉蓋5が第3位置まで回動したときに、開閉蓋5が第3位置から開放位置に向けて回動するように、突起係合レバー29により第3係合部57が押されることになる。このため、蓋開放ボタン31が押された後、開閉蓋5が跳ね上がるようにして開放位置へ向けて過度な勢いで回動してしまい、開閉蓋5が開放位置に達した後、開閉蓋5がしばらくの間揺れ動いてしまうおそれがある。開閉蓋5が開放位置へ向けて回動する勢いを弱めるために、蓋突起35が装置ケース3すなわち突起進入開口27の縁部に対して摺動するように、蓋突起35を装置ケース3と干渉させると、開閉蓋5の開閉を繰り返すうちに、蓋突起35或いは装置ケース3の削れや、装置ケース3の歪みが生じることで、開閉蓋5が開放位置へ向けて回動する勢いを弱める効果が低下してしまう。
これに対し、本実施形態は、蓋突起35において第2係合部55が設けられており、開閉蓋5が閉塞位置に位置した状態で蓋開放ボタン31が押されたときに、蓋開放部41により開閉蓋5が閉塞位置から第2位置まで回動する構成を採用している。そして、開閉蓋5が第2位置まで回動したときに、開閉蓋5が第2位置にとどまるように、突起係合レバー29により第2係合部55が押されることになる。このため、蓋開放ボタン31が押された後、開閉蓋5は、第2位置にとどまった状態、すなわち半開きの状態となる。したがって、蓋開放ボタン31が押された後、開閉蓋5が開放位置へ向けて過度な勢いで回動してしまうことを抑制することができる。
ユーザーは、蓋開放ボタン31を押した後、第2位置にとどまっている開閉蓋5を手で持って開放位置まで回動させる。開閉蓋5は、第2位置から開放位置に向けて回動する途中で、第3位置を通過する。このとき、開閉蓋5が第3位置から開放位置に向けて回動するように、突起係合レバー29により第3係合部57が押されることになる。すなわち、第3係合部57と係合した突起係合レバー29により、開閉蓋5が開放位置に向けて押されることになる。このため、ユーザーは、開閉蓋5を第3位置から開放位置に向けてスムーズに回動させることができる。
以上のように、本実施形態の蓋開閉機構37によれば、蓋開放ボタン31が押され、開閉蓋5が閉塞位置から第2位置まで回動したときに、開閉蓋5が第2位置にとどまるように、突起係合レバー29により第2係合部55が押される。このため、開閉蓋5が第2位置から開放位置に向けて回動せずに、第2位置にとどまることになる。ゆえに、蓋突起35と装置ケース3とを干渉させる構成とは異なり、開閉蓋5の開閉を繰り返し行っても、蓋開放ボタン31が押された後に開閉蓋5が開放位置へ向けて過度な勢いで回動してしまうことを抑制することができる。したがって、開閉蓋5が開放位置に達した後、開閉蓋5がしばらくの間揺れ動いてしまうことを抑制することができる。
[その他の変形例]
上記の実施形態に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採用可能であることは言うまでもない。例えば、上記の実施形態は、上述したほか、以下のような形態に変更することができる。また、実施形態や変形例を、それぞれ組み合わせた構成でもよい。
上記の実施形態に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採用可能であることは言うまでもない。例えば、上記の実施形態は、上述したほか、以下のような形態に変更することができる。また、実施形態や変形例を、それぞれ組み合わせた構成でもよい。
図13は、蓋突起35の変形例を示す。変形例の蓋突起35は、突起先端部51の-Y方向の面と-Z方向の面との間の角部に、C面に代えて、第1凸部77および第2凸部79が階段状に設けられている。第2凸部79は、第1凸部77に対して+Y方向且つ-Z方向に位置している。変形例の蓋突起35に設けられた第2係合部55は、第1凸部77の-Z方向の面に設けられた第1部分係合部81と、第2凸部79の-Y方向の面に設けられた第2部分係合部83とを備えている。
開閉蓋5が第2位置に位置するとき、突起係合レバー29により第2係合部55の第1部分係合部81および第2部分係合部83が押される。このとき、突起係合レバー29が第1部分係合部81を押す力を、第1部分押圧力f1といい、突起係合レバー29が第2部分係合部83を押す力を、第2部分押圧力f2という。第1部分押圧力f1は、開放方向の分力である第1部分開放分力f1aを有する。すなわち、第1部分係合部81は、開閉蓋5が第2位置から開放位置に向けて回動するように、突起係合レバー29により押される。一方、第2部分押圧力f2は、閉塞方向の分力である第2部分閉塞分力f2bを有する。すなわち、第2部分係合部83は、開閉蓋5が第2位置から閉塞位置に向けて回動するように、突起係合レバー29により押される。そして、第1部分開放分力f1aと第2部分閉塞分力f2bとの合力は、重力閉塞分力Gbと同じ或いは重力閉塞分力Gbよりも小さくなる。
このように、第2係合部55のうち、第1部分係合部81は、開閉蓋5が開放位置に向けて回動するように押され、第2部分係合部83は、開閉蓋5が開放位置とは反対の閉塞位置に向けて回動するように押される。ゆえに、変形例の蓋突起35を備えた構成においても、開閉蓋5が第2位置に位置するときには、開閉蓋5が第2位置にとどまるように、突起係合レバー29により第2係合部55が押されることになる。
操作部は、蓋開放ボタン31のように、ユーザーにより押されるものに限定されず、例えば、ユーザーによりスライドされるものや、ユーザーにより手前に引かれるものでもよい。また、蓋開閉機構37は、開閉蓋5を閉塞位置から第2位置まで回動させるモーターなどの駆動源を備えた構成でもよい。
カートリッジ101は、テープ121およびインクリボン123が収容された構成に限定されず、テープ121およびインクリボン123の一方が収容された構成でもよい。例えば、カートリッジ101に収容された感熱紙であるテープ121を用いて、インクリボン123を用いることなく、サーマルヘッド11によりテープ121に印刷を行う構成でもよい。また、テープ印刷装置1外から導入されたテープ121と、カートリッジ101に収容されたインクリボン123とを用いて、サーマルヘッド11によりテープ121に印刷を行う構成でもよい。
蓋開閉機構37は、カートリッジ101が装着されるカートリッジ装着部9を開閉する開閉蓋5のみならず、他の開閉蓋にも適用可能である。例えば、蓋開閉機構37は、インクカートリッジが装着されるインクカートリッジ装着部を開閉する開閉蓋、バッテリーが装着されるバッテリー装着部を開閉する開閉蓋、などに適用可能である。
[付記]
以下、開閉蓋の開閉機構およびテープ印刷装置について付記する。
開閉蓋の開閉機構は、閉塞位置と開放位置との間で回動可能に設けられた開閉蓋と、開閉蓋に設けられた蓋突起と、回動可能に設けられ、蓋突起と係合する突起係合部材と、蓋突起が突起係合部材と係合したときに、突起係合部材により蓋突起が押されるように、突起係合部材に対し、突起係合部材の回動方向の一方である第1回動方向の力を付与する弾性部材と、操作部を有し、操作部が操作されることで、閉塞位置に位置する開閉蓋を、閉塞位置と開放位置との間の第2位置まで回動させる蓋開放部と、を備え、蓋突起は、開閉蓋が第2位置に位置するときに、開閉蓋が第2位置にとどまるように、突起係合部材により押される第2係合部と、開閉蓋が第2位置と開放位置との間の第3位置に位置するときに、開閉蓋が第3位置から開放位置に向けて回動するように、突起係合部材により押される第3係合部と、を有する。
以下、開閉蓋の開閉機構およびテープ印刷装置について付記する。
開閉蓋の開閉機構は、閉塞位置と開放位置との間で回動可能に設けられた開閉蓋と、開閉蓋に設けられた蓋突起と、回動可能に設けられ、蓋突起と係合する突起係合部材と、蓋突起が突起係合部材と係合したときに、突起係合部材により蓋突起が押されるように、突起係合部材に対し、突起係合部材の回動方向の一方である第1回動方向の力を付与する弾性部材と、操作部を有し、操作部が操作されることで、閉塞位置に位置する開閉蓋を、閉塞位置と開放位置との間の第2位置まで回動させる蓋開放部と、を備え、蓋突起は、開閉蓋が第2位置に位置するときに、開閉蓋が第2位置にとどまるように、突起係合部材により押される第2係合部と、開閉蓋が第2位置と開放位置との間の第3位置に位置するときに、開閉蓋が第3位置から開放位置に向けて回動するように、突起係合部材により押される第3係合部と、を有する。
この構成によれば、操作部が操作され、開閉蓋が閉塞位置から第2位置まで回動したときに、開閉蓋が第2位置にとどまるように、突起係合部材により第2係合部が押される。このため、開閉蓋が第2位置から開放位置に向けて回動せずに、第2位置にとどまることになる。ゆえに、蓋突起と装置ケースとを干渉させる構成とは異なり、開閉蓋の開閉を繰り返し行っても、操作部が押された後に開閉蓋が開放位置へ向けて過度な勢いで回動してしまうことを抑制することができる。
なお、突起係合レバー29は、「突起係合部材」の一例である。蓋開放ボタン31は、「操作部」の一例である。蓋開閉機構37は、「開閉蓋の開閉機構」の一例である。突起レバーばね39は、「弾性部材」の一例である。
なお、突起係合レバー29は、「突起係合部材」の一例である。蓋開放ボタン31は、「操作部」の一例である。蓋開閉機構37は、「開閉蓋の開閉機構」の一例である。突起レバーばね39は、「弾性部材」の一例である。
この場合、突起係合部材が第2係合部を押す第2押圧力が、開閉蓋を開放位置に向かわせる開放方向に対して為す第2角度は、突起係合部材が第3係合部を押す第3押圧力が、開放方向に対して為す第3角度よりも大きいことが好ましい。
この構成によれば、第2押圧力の開放方向の分力である第2開放分力が、第3押圧力の開放方向の分力である第3開放分力よりも小さくなる。ゆえに、開閉蓋が第2位置に位置するときには、開閉蓋が第2位置にとどまるように、突起係合レバーにより第2係合部が押されることになる。
この場合、第2係合部は、開閉蓋が第2位置に位置するときに、開閉蓋が第2位置から開放位置に向けて回動するように、突起係合部材により押される第1部分係合部と、開閉蓋が第2位置に位置するときに、開閉蓋が第2位置から閉塞位置に向けて回動するように、突起係合部材により押される第2部分係合部と、を含むことが好ましい。
この構成によれば、第2係合部のうち、第1部分係合部は、開閉蓋が開放位置に向けて回動するように押され、第2部分係合部は、開閉蓋が開放位置とは反対の閉塞位置に向けて回動するように押される。ゆえに、開閉蓋が第2位置に位置するときには、開閉蓋が第2位置にとどまるように、突起係合レバーにより第2係合部が押されることになる。
この場合、蓋突起は、開閉蓋が閉塞位置に位置するときに、開閉蓋が閉塞位置から開放位置に向けて回動することが抑制されるように、突起係合部材により押される第1係合部、を有することが好ましい。
この構成によれば、開閉蓋が閉塞位置に位置するときに、開閉蓋がガタつくことを抑制することができる。
テープ印刷装置は、テープに印刷を行うサーマルヘッドと、テープおよびインクリボンの少なくとも一方が収容されたカートリッジが装着されるカートリッジ装着部と、カートリッジ装着部を閉塞する閉塞位置と、カートリッジ装着部を開放する開放位置と、の間で回動可能に設けられた開閉蓋と、開閉蓋に設けられた蓋突起と、回動可能に設けられ、蓋突起と係合する突起係合部材と、蓋突起が突起係合部材と係合したときに、突起係合部材により蓋突起が押されるように、突起係合部材に対し、突起係合部材の回動方向の一方である第1回動方向の力を付与する弾性部材と、操作部を有し、操作部が操作されることで、閉塞位置に位置する開閉蓋を、閉塞位置と開放位置との間の第2位置まで回動させる蓋開放部と、を備え、蓋突起は、開閉蓋が第2位置に位置するときに、開閉蓋が第2位置にとどまるように、突起係合部材により押される第2係合部と、開閉蓋が第2位置と開放位置との間の第3位置に位置するときに、開閉蓋が第3位置から開放位置に向けて回動するように、突起係合部材により押される第3係合部と、を有する。
この構成によれば、操作部が操作され、開閉蓋が閉塞位置から第2位置まで回動したときに、開閉蓋が第2位置にとどまるように、突起係合部材により第2係合部が押される。このため、開閉蓋が第2位置から開放位置に向けて回動せずに、第2位置にとどまることになる。ゆえに、蓋突起と装置ケースとを干渉させる構成とは異なり、開閉蓋の開閉を繰り返し行っても、操作部が押された後に開閉蓋が開放位置へ向けて過度な勢いで回動してしまうことを抑制することができる。
1…テープ印刷装置、5…開閉蓋、9…カートリッジ装着部、11…サーマルヘッド、29…突起係合レバー、31…蓋開放ボタン、35…蓋突起、37…蓋開閉機構、39…突起レバーばね、41…蓋開放部、53…第1係合部、55…第2係合部、57…第3係合部、81…第1部分係合部、83…第2部分係合部、101…カートリッジ、121…テープ、123…インクリボン、F2…第2押圧力、F3…第3押圧力、Ra…第1回動方向、θ2…第2角度、θ3…第3角度。
Claims (5)
- 閉塞位置と開放位置との間で回動可能に設けられた開閉蓋と、
前記開閉蓋に設けられた蓋突起と、
回動可能に設けられ、前記蓋突起と係合する突起係合部材と、
前記蓋突起が前記突起係合部材と係合したときに、前記突起係合部材により前記蓋突起が押されるように、前記突起係合部材に対し、前記突起係合部材の回動方向の一方である第1回動方向の力を付与する弾性部材と、
操作部を有し、前記操作部が操作されることで、前記閉塞位置に位置する前記開閉蓋を、前記閉塞位置と前記開放位置との間の第2位置まで回動させる蓋開放部と、を備え、
前記蓋突起は、
前記開閉蓋が前記第2位置に位置するときに、前記開閉蓋が前記第2位置にとどまるように、前記突起係合部材により押される第2係合部と、
前記開閉蓋が前記第2位置と前記開放位置との間の第3位置に位置するときに、前記開閉蓋が前記第3位置から前記開放位置に向けて回動するように、前記突起係合部材により押される第3係合部と、
を有することを特徴とする開閉蓋の開閉機構。 - 前記突起係合部材が前記第2係合部を押す第2押圧力が、前記開閉蓋を前記開放位置に向かわせる開放方向に対して為す第2角度は、前記突起係合部材が前記第3係合部を押す第3押圧力が、前記開放方向に対して為す第3角度よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の開閉蓋の開閉機構。
- 前記第2係合部は、
前記開閉蓋が前記第2位置に位置するときに、前記開閉蓋が前記第2位置から前記開放位置に向けて回動するように、前記突起係合部材により押される第1部分係合部と、
前記開閉蓋が前記第2位置に位置するときに、前記開閉蓋が前記第2位置から前記閉塞位置に向けて回動するように、前記突起係合部材により押される第2部分係合部と、
を含むことを特徴とする請求項1に記載の開閉蓋の開閉機構。 - 前記蓋突起は、
前記開閉蓋が前記閉塞位置に位置するときに、前記開閉蓋が前記閉塞位置から前記開放位置に向けて回動することが抑制されるように、前記突起係合部材により押される第1係合部、
を有することを特徴とする請求項1に記載の開閉蓋の開閉機構。 - テープに印刷を行うサーマルヘッドと、
前記テープおよびインクリボンの少なくとも一方が収容されたカートリッジが装着されるカートリッジ装着部と、
前記カートリッジ装着部を閉塞する閉塞位置と、前記カートリッジ装着部を開放する開放位置と、の間で回動可能に設けられた開閉蓋と、
前記開閉蓋に設けられた蓋突起と、
回動可能に設けられ、前記蓋突起と係合する突起係合部材と、
前記蓋突起が前記突起係合部材と係合したときに、前記突起係合部材により前記蓋突起が押されるように、前記突起係合部材に対し、前記突起係合部材の回動方向の一方である第1回動方向の力を付与する弾性部材と、
操作部を有し、前記操作部が操作されることで、前記閉塞位置に位置する前記開閉蓋を、前記閉塞位置と前記開放位置との間の第2位置まで回動させる蓋開放部と、を備え、
前記蓋突起は、
前記開閉蓋が前記第2位置に位置するときに、前記開閉蓋が前記第2位置にとどまるように、前記突起係合部材により押される第2係合部と、
前記開閉蓋が前記第2位置と前記開放位置との間の第3位置に位置するときに、前記開閉蓋が前記第3位置から前記開放位置に向けて回動するように、前記突起係合部材により押される第3係合部と、
を有することを特徴とするテープ印刷装置。
Priority Applications (2)
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JP2021043201A JP2022142925A (ja) | 2021-03-17 | 2021-03-17 | 開閉蓋の開閉機構およびテープ印刷装置 |
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