JP7456204B2 - カートリッジ - Google Patents

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Description

本発明は、テープ印刷装置のカートリッジ装着部に装着されるカートリッジに関するものである。
従来、特許文献1が開示するように、印刷対象となるチューブが装着されるチューブ装着部を備えた印刷装置が知られている。
特開2016-190352号公報
従来の印刷装置には、チューブ装着部内を送られるチューブに張力を与える部材が特に設けられていない。このため、チューブが送られるときに、チューブに捻じれや折れなどの不具合が発生するおそれがある。
本発明のカートリッジは、テープ印刷装置のカートリッジ装着部に装着されるカートリッジであって、カートリッジケースと、前記カートリッジケースに設けられ、テープが前記テープの幅方向の一方の縁部から挿入されるテープ経路と、前記テープ経路の側壁部に対して、前記テープ経路に挿入された前記テープを押えることが可能なテープ押え部と、を備え、前記テープ押え部は、前記カートリッジが前記カートリッジ装着部に装着され、前記テープが前記テープ経路を送られるときに、前記側壁部に対して前記テープを押える。
リボンカートリッジが装着されていない状態のテープ印刷装置を+Z方向から見た図である。 リボンカートリッジが装着された状態のテープ印刷装置を+Z方向から見た図である。 リボンカートリッジの斜視図である。 リボンカートリッジを-Z方向から見た図である。 スライドプレートが開放位置に位置する状態のリボンカートリッジを+Z方向から見た図である。 図5に示したリボンカートリッジから、スライドプレート、および第2手前側ケースの手前側の壁部を除いて示す図である。 スライドプレートが閉塞位置に位置する状態のリボンカートリッジを+Z方向から見た図である。 図7に示したリボンカートリッジから、スライドプレート、および第2手前側ケースの手前側の壁部を除いて示す図である。
以下、添付の図面を参照しつつ、カートリッジの一実施形態であるリボンカートリッジ101について説明する。なお、以下では、リボンカートリッジ101から見た方向、或いはリボンカートリッジ101が装着されるテープ印刷装置1から見た方向を、各図に示したXYZ直交座標系による方向を用いて説明するが、これらの方向は説明の便宜上のものにすぎず、以下の実施形態を何ら限定するものではない。
[テープ印刷装置およびリボンカートリッジの概要]
図1および図2に示すように、テープ印刷装置1は、装置ケース3と、装着部カバー5とを備えている。装置ケース3は、略直方体状に形成されている。装置ケース3の+X方向の面には、装置側テープ導入口7が設けられ、装置ケース3の-X方向の面には、装置側テープ排出口9が設けられている。装置ケース3には、テープ印刷装置1外に設けられたテープロール(図示省略)から繰り出されたテープ201が導入される。すなわち、テープロールから繰り出されたテープ201は、装置側テープ導入口7から装置ケース3内に導入され、装置側テープ排出口9から装置ケース3外へ排出される。なお、テープ201は、帯状のものに限定されず、チューブ状のものでもよい。
装着部カバー5は、装置ケース3の+Y方向の端部に回動可能に取り付けられており、カートリッジ装着部11を開閉する。カートリッジ装着部11には、リボンカートリッジ101が着脱可能に装着される。カートリッジ装着部11は、+Z方向が開放された凹状に形成されている。カートリッジ装着部11の底面である装着底面13には、ヘッド部14が設けられている。ヘッド部14は、サーマルヘッド15と、ヘッドカバー16とを備えている。サーマルヘッド15は、発熱素子(図示省略)を備えている。ヘッドカバー16は、サーマルヘッド15の一部を覆っている。また、装着底面13には、プラテン軸17と、繰出し軸19と、巻取り軸21とが設けられている。
ヘッドカバー16およびプラテン軸17は、繰出し軸19および巻取り軸21と比べて、+Z方向への突出量が大きい。ヘッドカバー16およびプラテン軸17は、リボンカートリッジ101がカートリッジ装着部11に装着される際に、後述するヘッド挿通孔113およびプラテンローラー103にそれぞれ挿入され、リボンカートリッジ101の装着をガイドする。
また、装着底面13からは、挿入凸部23が+Z方向に突出している。挿入凸部23は、-Z方向が大径で+Z方向が小径となる略段付き円柱状に形成されている。挿入凸部23は、リボンカートリッジ101がカートリッジ装着部11に装着されると、後述する筒状部131(図6参照)に挿入される。
図2に示すように、リボンカートリッジ101は、プラテンローラー103と、繰出しコア105と、巻取りコア107と、これらを収容したカートリッジケース109とを備えている。繰出しコア105には、インクリボン111が巻回されている。繰出しコア105から繰り出されたインクリボン111は、巻取りコア107に巻き取られる。なお、テープ印刷装置1は、繰出し軸19を回転させることにより、繰出しコア105にインクリボン111を巻き戻すことも可能である。カートリッジケース109には、ヘッド挿通孔113が、Z方向に貫通して設けられている。リボンカートリッジ101がカートリッジ装着部11に装着されると、ヘッド部14、プラテン軸17、繰出し軸19および巻取り軸21が、それぞれ、ヘッド挿通孔113、プラテンローラー103、繰出しコア105および巻取りコア107に挿入される。
カートリッジケース109の+Z方向の壁部には、リング状部材110が設けられている。ユーザーは、リング状部材110に指を掛けてリボンカートリッジ101を引き上げることで、リボンカートリッジ101をカートリッジ装着部11から容易に取り出すことができる。
カートリッジケース109には、+Z方向が開放された溝状のテープ経路115が設けられている。テープ経路115は、X方向に対して斜めに延在している。テープ経路115の+X方向の端部を、カートリッジ側テープ導入口123といい、テープ経路115の-X方向の端部を、カートリッジ側テープ排出口125という。装置側テープ導入口7から装置ケース3内に導入されたテープ201は、カートリッジ側テープ導入口123からテープ経路115に導入される。テープ経路115に導入されたテープ201は、カートリッジ側テープ排出口125から装置側テープ排出口9へ向けて排出される。テープ経路115は、ヘッド挿通孔113とプラテンローラー103との間を通っている。
テープ経路115には、リボンカートリッジ101がカートリッジ装着部11に装着される前に、ユーザーにより、テープ201が、テープ201の幅方向の一方の縁部、すなわち-Z方向の縁部から、-Z方向へ挿入される。リボンカートリッジ101は、テープ経路115にテープ201が挿入された状態で、カートリッジ装着部11に装着される。
リボンカートリッジ101がカートリッジ装着部11に装着された後、装着部カバー5が閉められると、ヘッド移動機構(図示省略)により、サーマルヘッド15がプラテン軸17に向けて移動する。これにより、サーマルヘッド15とプラテンローラー103との間に、テープ201およびインクリボン111が挟持される。この状態で、テープ印刷装置1は、テープ印刷装置1への文字等の入力操作により生成された印刷データ、或いはテープ印刷装置1がパソコンなどの外部装置から受信した印刷データ、に基づいて、印刷処理を行う。すなわち、テープ印刷装置1は、プラテンローラー103により、テープ201およびインクリボン111を送りながら、サーマルヘッド15が発熱することで、印刷データに基づく印刷画像をテープ201に印刷する。
[カートリッジケース]
図3に示すように、カートリッジケース109は、第1手前側ケース116と、第2手前側ケース118と、奥側ケース120とを備えている。リボンカートリッジ101がカートリッジ装着部11に装着される際には、第1手前側ケース116および第2手前側ケース118が、リボンカートリッジ101の装着方向の手前側となり、奥側ケース120が、リボンカートリッジ101の装着方向の奥側となる。なお、リボンカートリッジ101の装着方向とは、リボンカートリッジ101がカートリッジ装着部11に装着される方向すなわち-Z方向を意味し、プラテン軸17が延在する方向と平行である。リボンカートリッジ101の装着方向の手前側とは、+Z方向を意味し、リボンカートリッジ101の装着方向の奥側とは、-Z方向を意味する。
第1手前側ケース116は、奥側ケース120と組み合わされている。同様に、第2手前側ケース118は、奥側ケース120と組み合わされている。第1手前側ケース116と第2手前側ケース118との間に、テープ経路115が設けられている。すなわち、第1手前側ケース116は、テープ経路115に対して、-Y方向に設けられ、第2手前側ケース118は、テープ経路115に対して、+Y方向に設けられている。テープ経路115の+Z方向の端部には、テープ201が-Z方向の縁部から挿入されるテープ挿入口121が設けられている。
図4に示すように、奥側ケース120には、+Z方向に突出した筒状部131が設けられている。筒状部131は、-Z方向が大径で+Z方向が小径となる略段付き円柱状に形成されている。リボンカートリッジ101がカートリッジ装着部11に装着されると、筒状部131に挿入凸部23が挿入される。
[テープ押え機構]
図5ないし図8に示すように、リボンカートリッジ101は、テープ押え機構133を備えている。テープ押え機構133は、テープ経路115に挿入されたテープ201を、第1手前側ケース116に対して、すなわちテープ経路115の-Y方向の側壁である第1側壁部127に対して、押えるものである。なお、テープ経路115の+Y方向の側壁を、第2側壁部129という。
テープ押え機構133は、アーム支軸135と、アーム部139と、テープ押え部141と、テープ押えバネ143と、スライドプレート145とを備えている。
アーム支軸135は、奥側ケース120から+Z方向に突出している。アーム支軸135は、アーム部139を回転可能に支持している。
アーム部139は、+Z方向から見て、略「L」字状に形成されている。アーム部139は、一方の端部でアーム支軸135に回転可能に支持され、他方の端部にテープ押え部141が設けられている。また、アーム部139の-Y方向の面には、アーム凹部147が設けられている。アーム凹部147は、Z方向に延在する溝状に形成されており、+Z方向から見て、略半円形状を有している。アーム凹部147は、リボンカートリッジ101がカートリッジ装着部11に装着されたときに、筒状部131に挿入された挿入凸部23を逃げるためのものである。すなわち、アーム部139にアーム凹部147が設けられていることで、リボンカートリッジ101がカートリッジ装着部11に装着されたときに、筒状部131に挿入された挿入凸部23とアーム部139とが干渉することを抑制することができる。
テープ押え部141は、ゴムなどの摩擦係数の高い材料で構成されており、略円筒状に形成されている。テープ押え部141は、アーム部139に対して回転不能に設けられている。テープ押え部141は、第1側壁部127に対してテープ201を押える押え位置(図7および図8参照)と、押え位置よりも第1側壁部127から離れた非押え位置(図5および図6参照)との間で、変位可能である。テープ押え部141が押え位置に変位すると、テープ押え部141により第1側壁部127に対してテープ201が押さえられる。テープ押え部141が非押え位置に変位すると、テープ押え部141によるテープ201の押えが解除される。
テープ押えバネ143は、アーム部139に対し、アーム部139に設けられたテープ押え部141が押え位置に向かう方向に、力を付与している。すなわち、テープ押え部141は、テープ押えバネ143により、アーム部139を介して、押え位置に向けて力が付与されている。テープ押えバネ143は、アーム支軸135に設けられており、テープ押えバネ143の一端は、アーム部139に掛止めされ、テープ押えバネ143の他端は、奥側ケース120に掛止めされている。なお、テープ押えバネ143としては、例えば、ねじりコイルバネを用いることができる。
スライドプレート145は、カートリッジケース109と共にリボンカートリッジ101の外殻を構成しており、カートリッジケース109に対してY方向にスライド可能である。すなわち、スライドプレート145は、テープ挿入口121を部分的に閉塞する閉塞位置(図7参照)と、テープ挿入口121を開放する開放位置(図5参照)との間で、Y方向にスライド可能である。なお、スライドプレート145は、閉塞位置において、テープ挿入口121の全体を閉塞する構成でもよい。また、スライドプレート145には、+Z方向に突出した指掛け部149が設けられている。ユーザーは、指掛け部149に指を掛けることで、スライドプレート145を容易にY方向にスライドさせることができる。
スライドプレート145は、アーム部139と係合している。ユーザーがスライドプレート145を開放位置に移動させると、スライドプレート145に押されたアーム部139が、テープ押えバネ143に抗して、+Z方向から見て時計回りに回転し、テープ押え部141が非押え位置に変位する。なお、開放位置に移動したスライドプレート145は、第2手前側ケース118に設けられたケース側係合部(図示省略)と係合することで、ユーザーが指掛け部149から指を離しても、テープ押えバネ143に抗して、開放位置に位置したままである。ユーザーがスライドプレート145を閉塞位置に移動させると、アーム部139が、テープ押えバネ143により、+Z方向から見て反時計回りに回転し、テープ押え部141が押え位置に変位する。
また、スライドプレート145は、プラテンローラー103と係合している。すなわち、スライドプレート145には、略円形に開口した手前側ローラー係合部151が設けられており、手前側ローラー係合部151は、プラテンローラー103の+Z方向の端部と係合している。なお、プラテンローラー103の-Z方向の端部は、奥側ケース120に設けられた奥側ローラー係合部153(図4参照)と係合している。スライドプレート145が閉塞位置に移動すると、図7および図8に示すように、プラテンローラー103は、プラテンローラー103の軸がZ方向と平行な直立姿勢となる。スライドプレート145が開放位置に移動すると、手前側ローラー係合部151が奥側ローラー係合部153よりも+Y方向に位置する。このため、プラテンローラー103は、図5および図6に示すように、プラテンローラー103の+Z方向の端部が、-Z方向の端部よりも、+Y方向、すなわちインクリボン111から離れる方向、に傾斜した傾斜姿勢となる。
リボンカートリッジ101がカートリッジ装着部11に装着される前に、ユーザーがスライドプレート145を開放位置に移動させてテープ挿入口121を開放させると、テープ押え部141が非押え位置へ変位すると共に、プラテンローラー103が傾斜姿勢となる。したがって、ユーザーは、非押え位置に位置するテープ押え部141と第1側壁部127との間、および傾斜姿勢のプラテンローラー103とインクリボン111との間に、テープ201を容易に挿入することができる。
ユーザーが、テープ経路115にテープ201を挿入した後、スライドプレート145を閉塞位置に移動させると、テープ押え部141が押え位置に変位し、テープ押え部141により第1側壁部127に対してテープ201が押さえられる。したがって、ユーザーは、テープ経路115に挿入されたテープ201が抜け出ないようにテープ押え部141により押えられた状態で、リボンカートリッジ101をカートリッジ装着部11に装着することができる。
なお、リボンカートリッジ101が、スライドプレート145が開放位置に位置した状態でカートリッジ装着部11に装着された場合には、傾斜姿勢のプラテンローラー103に挿入されたプラテン軸17の剛性により、スライドプレート145とケース側係合部との係合が外れ、スライドプレート145が閉塞位置に移動する。また、スライドプレート145の閉塞位置への移動に伴い、テープ押え部141が押え位置に変位する。したがって、ユーザーが、リボンカートリッジ101をカートリッジ装着部11に装着する前にスライドプレート145を閉塞位置に戻すことを忘れた場合にも、リボンカートリッジ101がカートリッジ装着部11に装着されると、スライドプレート145を閉塞位置に自動的に戻すことができると共に、テープ押え部141を押え位置に自動的に変位させることができる。
リボンカートリッジ101がカートリッジ装着部11に装着された後、プラテンローラー103が回転してテープ201が送られると、押え位置に位置したテープ押え部141によりテープ201が第1側壁部127に対して押えられているため、テープ201とテープ押え部141との間の摩擦力により、テープ201に張力が付与される。これにより、幅が細いテープ201、例えば幅が9mm以下のテープ201、或いはチューブ状の熱収縮タイプのテープ201のように、コシが弱いすなわち剛度が低いテープ201であっても、テープ201が送られるときに、テープ201に捻じれや折れなどの不具合が発生することを抑制することができる。
[その他の変形例]
上記の実施形態に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採用可能であることは言うまでもない。例えば、上記の実施形態は、上述したほか、以下のような形態に変更することができる。また、実施形態や変形例を、それぞれ組み合わせた構成でもよい。
テープ押え部141は、アーム部139に対して回転不能な構成に限定されず、アーム部139に対して回転可能な構成でもよい。テープ押え部141を回転可能にするには、リボンカートリッジ101がカートリッジ装着部11に装着された際、プラテン軸17と平行になる回転軸と、この回転軸と一体に回転するローラーと、からなる構成とすることが好ましい。また、ローラーの外周面には、弾性を有する部材を用いてもよい。これにより、テープ201が送られるときに、テープ201に張力を付与することができると共に、テープ201の印刷面が第1側壁部127に押し付けられることによりテープ201の印刷面が汚れる等の弊害を軽減することができる。
テープ押え部141が第1側壁部127に対してテープ201を押える押圧力は、一定である構成に限定されず、例えば、リボンカートリッジ101がカートリッジ装着部11に装着されていないときに比べ、リボンカートリッジ101がカートリッジ装着部11に装着されているときの方が、押圧力が小さくなる構成でもよい。この構成は、例えば、リボンカートリッジ101がカートリッジ装着部11に装着されたときに、アーム部139と挿入凸部23とが係合してアーム部139が回転し、押圧力がゼロにならない程度に、テープ押え部141が第1側壁部127から少し離れるようにすることで、実現可能である。
[付記]
以下、カートリッジについて付記する。
カートリッジは、テープ印刷装置のカートリッジ装着部に装着されるカートリッジであって、カートリッジケースと、カートリッジケースに設けられ、テープがテープの幅方向の一方の縁部から挿入されるテープ経路と、テープ経路の側壁部に対して、テープ経路に挿入されたテープを押えることが可能なテープ押え部と、を備え、テープ押え部は、カートリッジがカートリッジ装着部に装着され、テープがテープ経路を送られるときに、側壁部に対してテープを押える。
この構成によれば、テープがテープ経路を送られるときに、テープ押え部によりテープが押さえられることで、テープに張力が付与される。これにより、テープに捻じれや折れなどの不具合が発生することを抑制することができる。
この場合、テープ押え部を、側壁部に対してテープを押える押え位置と、押え位置よりも側壁部から離れた非押え位置と、の間で変位させる操作部、を備えたことが好ましい。
この構成によれば、ユーザーは、操作部を操作してテープ押え部を非押え位置に変位させることで、テープ押え部と側壁部との間にテープを容易に挿入することができる。
なお、スライドプレート145は、「操作部」の一例である。
この場合、テープ経路は、テープがテープの幅方向の一方の縁部から挿入されるテープ挿入口、を有し、操作部は、テープ挿入口の少なくとも一部を閉塞する閉塞位置と、テープ挿入口を開放する開放位置と、の間で移動可能であり、テープ押え部は、操作部が閉塞位置に移動することで、押え位置に変位し、操作部が開放位置に移動することで、非押え位置に変位することが好ましい。
この構成によれば、ユーザーは、操作部を閉塞位置に移動させることで、テープ押え部によりテープを押えると共に、テープ経路に異物が侵入することを抑制することができる。また、ユーザーは、操作部を開放位置に移動させることで、開放されたテープ挿入口からテープ押え部と側壁部との間にテープを容易に挿入することができる。
1…テープ印刷装置、11…カートリッジ装着部、101…リボンカートリッジ、109…カートリッジケース、115…テープ経路、121…テープ挿入口、127…第1側壁部、141…テープ押え部、145…スライドプレート、201…テープ。

Claims (3)

  1. テープ印刷装置のカートリッジ装着部に装着されるカートリッジであって、
    前記カートリッジの前記カートリッジ装着部への装着方向において手前側にある、第1
    ケースおよび第2ケースを含むカートリッジケースと、
    前記第1ケースと前記第2ケースとの間に設けられ、テープが前記テープの幅方向の一
    方の縁部から挿入されるテープ経路と、
    前記第2ケースの前記装着方向奥側に設けられ、前記テープ経路の前記第1ケース側
    側壁部に対して、前記テープ経路に挿入された前記テープを押えることが可能なテープ押
    え部と、を備え、
    前記テープ押え部は、前記カートリッジが前記カートリッジ装着部に装着され、前記テ
    ープが前記テープ経路を送られるときに、前記側壁部に対して前記テープを押えることを
    特徴とするカートリッジ。
  2. 前記テープ押え部を、前記側壁部に対して前記テープを押える押え位置と、前記押え位
    置よりも前記側壁部から離れた非押え位置と、の間で変位させる操作部、を備えたことを
    特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
  3. 前記テープ経路は、前記テープが前記テープの幅方向の一方の縁部から挿入されるテー
    プ挿入口、を有し、
    前記操作部は、前記テープ挿入口の少なくとも一部を閉塞する閉塞位置と、前記テープ
    挿入口を開放する開放位置と、の間で移動可能であり、
    前記テープ押え部は、前記操作部が前記閉塞位置に移動することで、前記押え位置に変
    位し、前記操作部が前記開放位置に移動することで、前記非押え位置に変位することを特
    徴とする請求項2に記載のカートリッジ。
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