JP3322389B2 - カバー開放保持装置 - Google Patents
カバー開放保持装置Info
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- JP3322389B2 JP3322389B2 JP25571697A JP25571697A JP3322389B2 JP 3322389 B2 JP3322389 B2 JP 3322389B2 JP 25571697 A JP25571697 A JP 25571697A JP 25571697 A JP25571697 A JP 25571697A JP 3322389 B2 JP3322389 B2 JP 3322389B2
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- stay
- opening
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基体に回動連結部
を回転中心として開閉可能に取付けられたカバーを所定
の開放位置に保持可能なカバー開放保持装置に関する。
を回転中心として開閉可能に取付けられたカバーを所定
の開放位置に保持可能なカバー開放保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、プリンタに使用されているカバ
ー開放装置の従来構成を図4に示す。図において、1U
は基体としてのケース1D上に蝶番2を介して回転支持
された開閉可能なカバーである。3は、ケース1D上に
支軸4を介して回転支持されたステイであり、その先端
部3aをカバー1Uの内側に設けられたブラケット5の
穴5aに嵌挿させることによりカバー1Uを所定角度θ
だけ開放した位置で保持するように形成されている。こ
こで、用紙ジャム等を処理するために、カバー1Uを開
放させておくには、カバー1Uを矢印A方向に回動させ
るとともに、ステイ3を矢印C方向に回動させ、当該ス
テイ3の先端部3aをブラケット5の穴5aに嵌挿させ
る。
ー開放装置の従来構成を図4に示す。図において、1U
は基体としてのケース1D上に蝶番2を介して回転支持
された開閉可能なカバーである。3は、ケース1D上に
支軸4を介して回転支持されたステイであり、その先端
部3aをカバー1Uの内側に設けられたブラケット5の
穴5aに嵌挿させることによりカバー1Uを所定角度θ
だけ開放した位置で保持するように形成されている。こ
こで、用紙ジャム等を処理するために、カバー1Uを開
放させておくには、カバー1Uを矢印A方向に回動させ
るとともに、ステイ3を矢印C方向に回動させ、当該ス
テイ3の先端部3aをブラケット5の穴5aに嵌挿させ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記カバー
開放作業を行うには、作業者はカバー1Uの前面を片手
で持つとともにステイ3をもう一方の手で持ち、ブラケ
ット5の穴5aとステイ3との位置関係を確認しつつカ
バー1Uとステイ3とを両手操作して該先端部3aをブ
ラケット5の穴5aに嵌挿しなければならず取扱いにく
い。
開放作業を行うには、作業者はカバー1Uの前面を片手
で持つとともにステイ3をもう一方の手で持ち、ブラケ
ット5の穴5aとステイ3との位置関係を確認しつつカ
バー1Uとステイ3とを両手操作して該先端部3aをブ
ラケット5の穴5aに嵌挿しなければならず取扱いにく
い。
【0004】カバー1Uが開放された状態で、作業者が
ステイ3に不用意に触れるなどすると、当該ステイ3が
ブラケット5から外れてカバー1Uが急に開方向または
閉方向に動き出してしまうことがあり、安全上問題があ
る。
ステイ3に不用意に触れるなどすると、当該ステイ3が
ブラケット5から外れてカバー1Uが急に開方向または
閉方向に動き出してしまうことがあり、安全上問題があ
る。
【0005】なお、ガスダンパー等を用いたカバー開放
装置も市販されているが、高価であり経済性の観点から
問題がある。
装置も市販されているが、高価であり経済性の観点から
問題がある。
【0006】本発明の目的は、操作性を向上させるとと
もにカバーを所定の開放角度に安全な状態で保持してお
くことができる安価な電子機器のカバー開放保持装置を
提供することにある。
もにカバーを所定の開放角度に安全な状態で保持してお
くことができる安価な電子機器のカバー開放保持装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決しようとする手段】請求項1の発明は、基
体に回動連結部を回転中心として開閉可能に取付けられ
たカバーを所定の開放位置に保持可能なカバー開放保持
装置において、ガイド溝が設けられたステイと、このス
テイのガイド溝内に移動可能に嵌合された係合突起と、
前記係合突起の移動を阻止するストッパとからなり、該
ステイの基端部を前記基体に回動可能に取付けるととも
に、該係合突起を前記カバーの開放に連動してガイド溝
内を移動して当該カバーが所定の開放位置に位置された
場合に前記ガイド溝の第1の係止部と係止するととも
に、前記カバーを閉方向へ回動する場合には前記ストッ
パとの協働により前記ガイド溝の第2の係止部と係止す
るように前記カバーに設けたことを特徴とする。
体に回動連結部を回転中心として開閉可能に取付けられ
たカバーを所定の開放位置に保持可能なカバー開放保持
装置において、ガイド溝が設けられたステイと、このス
テイのガイド溝内に移動可能に嵌合された係合突起と、
前記係合突起の移動を阻止するストッパとからなり、該
ステイの基端部を前記基体に回動可能に取付けるととも
に、該係合突起を前記カバーの開放に連動してガイド溝
内を移動して当該カバーが所定の開放位置に位置された
場合に前記ガイド溝の第1の係止部と係止するととも
に、前記カバーを閉方向へ回動する場合には前記ストッ
パとの協働により前記ガイド溝の第2の係止部と係止す
るように前記カバーに設けたことを特徴とする。
【0008】かかる発明の場合、カバーを開放させる
と、係合突起がステイのガイド溝内を移動する。そし
て、カバーが所定の開放位置に達すると、係合突起はガ
イド溝の最終端の係止部と係止する。これにより、カバ
ーを開放動作させるだけで所定の開放位置に保持するこ
とができる。
と、係合突起がステイのガイド溝内を移動する。そし
て、カバーが所定の開放位置に達すると、係合突起はガ
イド溝の最終端の係止部と係止する。これにより、カバ
ーを開放動作させるだけで所定の開放位置に保持するこ
とができる。
【0009】ここにおいて、係合突起はステイのガイド
溝内に嵌合されているので、作業者がステイに不用意に
触れるなどしても当該ステイから外れて開方向に急に動
き出してしまうようなことはなく安全である。なお、ス
テイのガイド溝の長さ等を適宜変更することにより、カ
バーの開放位置が種々異なるプリンタ等の電子機器にも
簡単に対応することができる。
溝内に嵌合されているので、作業者がステイに不用意に
触れるなどしても当該ステイから外れて開方向に急に動
き出してしまうようなことはなく安全である。なお、ス
テイのガイド溝の長さ等を適宜変更することにより、カ
バーの開放位置が種々異なるプリンタ等の電子機器にも
簡単に対応することができる。
【0010】したがって、操作性の向上およびコスト低
減を図りつつカバーを所定の開放角度に安全な状態で保
持しておくことができる。請求項2の発明は、前記カバ
ーが開方向へ回動する場合には前記係合突起が前記ステ
イのガイド溝内を前記係止部へ向けて移動するのを許容
しかつ前記カバーが閉方向へ回動する場合には回動途中
で当該係合突起の移動を阻止し、前記ガイド溝の第2の
係止部へ係止するよう導くストッパを設けたカバー開放
保持装置である。
減を図りつつカバーを所定の開放角度に安全な状態で保
持しておくことができる。請求項2の発明は、前記カバ
ーが開方向へ回動する場合には前記係合突起が前記ステ
イのガイド溝内を前記係止部へ向けて移動するのを許容
しかつ前記カバーが閉方向へ回動する場合には回動途中
で当該係合突起の移動を阻止し、前記ガイド溝の第2の
係止部へ係止するよう導くストッパを設けたカバー開放
保持装置である。
【0011】かかる発明の場合、仮に作業者の操作ミス
等によってカバーが開放位置から急激に閉方向に回動し
たとしても、回動途中でストッパによって係合突起の移
動が阻止されるので、カバーが勢いよく閉鎖されてしま
うようなことはない。したがって、請求項1記載の発明
の場合と同様な作用効果を奏し得るとともに、一段と安
全性の向上を図ることができる。
等によってカバーが開放位置から急激に閉方向に回動し
たとしても、回動途中でストッパによって係合突起の移
動が阻止されるので、カバーが勢いよく閉鎖されてしま
うようなことはない。したがって、請求項1記載の発明
の場合と同様な作用効果を奏し得るとともに、一段と安
全性の向上を図ることができる。
【0012】請求項3の発明は前記係合突起を介して前
記カバーに開方向の外力が作用するように前記ステイを
付勢する付勢手段を設けたカバー開放保持装置である。
記カバーに開方向の外力が作用するように前記ステイを
付勢する付勢手段を設けたカバー開放保持装置である。
【0013】かかる発明の場合、カバーには係合突起を
介して付勢手段からの開方向の外力が作用するので、一
段と軽い力でカバーを開放して開放位置に保持できる。
介して付勢手段からの開方向の外力が作用するので、一
段と軽い力でカバーを開放して開放位置に保持できる。
【0014】したがって、請求項1および請求項2記載
の発明の場合と同様な作用効果を奏し得るとともに、一
段と確実にカバーを開放位置に保持しておくことができ
る。
の発明の場合と同様な作用効果を奏し得るとともに、一
段と確実にカバーを開放位置に保持しておくことができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を、図面を参照
して説明する。本カバー開放保持装置は、図1〜図3に
示す如く、電子機器(例えば、プリンタ1)の基体(ケー
ス1D)側に設けられたステイ11と、カバー1U側に
設けられた係合突起21とからなり、ステイ11と係合
突起21との共同によりカバー1Uを所定の開放位置に
保持可能に形成されている。
して説明する。本カバー開放保持装置は、図1〜図3に
示す如く、電子機器(例えば、プリンタ1)の基体(ケー
ス1D)側に設けられたステイ11と、カバー1U側に
設けられた係合突起21とからなり、ステイ11と係合
突起21との共同によりカバー1Uを所定の開放位置に
保持可能に形成されている。
【0016】また、一段と安全性を向上するために、カ
バー1Uが急激に閉鎖されてしまうのを防止するストッ
パ31が設けられている。
バー1Uが急激に閉鎖されてしまうのを防止するストッ
パ31が設けられている。
【0017】まず、本カバー開放保持装置が適用された
プリンタ1は基体としてのケース1Dと、このケース1
Dに回転連結部(支軸2等)を回転中心として開閉可能に
取付けられたカバー1Uとからなる。ケース1D側には
プラテン7および用紙搬送手段(図示省略)等が設けられ
ており、カバー1U側には印字ヘッド6等が設けられて
いる。
プリンタ1は基体としてのケース1Dと、このケース1
Dに回転連結部(支軸2等)を回転中心として開閉可能に
取付けられたカバー1Uとからなる。ケース1D側には
プラテン7および用紙搬送手段(図示省略)等が設けられ
ており、カバー1U側には印字ヘッド6等が設けられて
いる。
【0018】次に、本発明の特徴部であるステイ11
は、その基端部が支軸18を介してケース1Dに回動可
能に取付けられている。このステイ11には、その長手
方向に異形のガイド溝12が形成されている。このガイ
ド溝12の最終端には係止部13が形成されている。
は、その基端部が支軸18を介してケース1Dに回動可
能に取付けられている。このステイ11には、その長手
方向に異形のガイド溝12が形成されている。このガイ
ド溝12の最終端には係止部13が形成されている。
【0019】一方、係合突起21には、ステイ11のガ
イド溝12内に移動可能に勘合されている。より具体的
には、係合突起21は、カバー1Uが所定の開放位置
(開放角度θ1)に位置決めされた場合にガイド溝12の
係止部13と係止するようにカバー1Uに取付けられて
いる。ストッパ31は、カバー1Uが開方向(A方向)へ
回動する場合に係合突起21がステイ11のガイド溝1
2ないを係止部13へ向けて移動するのを許容しかつカ
バー1Uが開方向(B方向)へ回動する場合には回動途
中で当該係合突起21の移動を阻止可能に形成されてい
る。
イド溝12内に移動可能に勘合されている。より具体的
には、係合突起21は、カバー1Uが所定の開放位置
(開放角度θ1)に位置決めされた場合にガイド溝12の
係止部13と係止するようにカバー1Uに取付けられて
いる。ストッパ31は、カバー1Uが開方向(A方向)へ
回動する場合に係合突起21がステイ11のガイド溝1
2ないを係止部13へ向けて移動するのを許容しかつカ
バー1Uが開方向(B方向)へ回動する場合には回動途
中で当該係合突起21の移動を阻止可能に形成されてい
る。
【0020】詳しくは、ストッパ31は、ステイ11の
ガイド溝12の中間部に支軸35を介して回動可能に設
けられており、爪部32と操作部33とを有している。
この実施形態では、カバー1Uが急激に閉鎖されるのを
一段と防止するために、ストッパ31に対応してガイド
溝12に凹部14を設け、ストッパ31の爪部32との
協働により係合突起21がカバー1Uの開放動作に連動
して係止部13に向けてガイド溝12内を移動する場合
には、ストッパ31は付勢ばね部材36の付勢力に抗し
つつ図1中時計回り方向に回動して係合突起21の移動
を許容する。しかし、カバー1Uの閉方向移動に連動し
て係合突起21が下方向に移動する場合にはガイド溝12
を塞いで係合突起21を凹部14内に係止する。
ガイド溝12の中間部に支軸35を介して回動可能に設
けられており、爪部32と操作部33とを有している。
この実施形態では、カバー1Uが急激に閉鎖されるのを
一段と防止するために、ストッパ31に対応してガイド
溝12に凹部14を設け、ストッパ31の爪部32との
協働により係合突起21がカバー1Uの開放動作に連動
して係止部13に向けてガイド溝12内を移動する場合
には、ストッパ31は付勢ばね部材36の付勢力に抗し
つつ図1中時計回り方向に回動して係合突起21の移動
を許容する。しかし、カバー1Uの閉方向移動に連動し
て係合突起21が下方向に移動する場合にはガイド溝12
を塞いで係合突起21を凹部14内に係止する。
【0021】また、この実施形態では、一段と軽い力で
カバー1Uを開放できるように、係合突起21を介して
カバー1Uに開方向(A方向)の外力が作用するようにス
テイ11を付勢する付勢手段(付勢ばね部材41)が設け
られている。
カバー1Uを開放できるように、係合突起21を介して
カバー1Uに開方向(A方向)の外力が作用するようにス
テイ11を付勢する付勢手段(付勢ばね部材41)が設け
られている。
【0022】次に、この実施形態の作用を説明する。用
紙ジャム等を解消するために、カバー1Uに手を掛けて
開方向に回動させると、係合突起21がステイ11のガ
イド溝12内を移動する。この際、カバー1Uには係合
突起21を介して付勢ばね部材41からの開方向の外力
が作用するので、一段と軽い力で開放することができ
る。
紙ジャム等を解消するために、カバー1Uに手を掛けて
開方向に回動させると、係合突起21がステイ11のガ
イド溝12内を移動する。この際、カバー1Uには係合
突起21を介して付勢ばね部材41からの開方向の外力
が作用するので、一段と軽い力で開放することができ
る。
【0023】そして、カバー1Uが所定の開放位置に達
すると、係合突起21はガイド溝12の最終端の係止部
13と係止する。これにより、カバー1Uを開放動作さ
せるだけで所定の開放位置に保持することができる。
すると、係合突起21はガイド溝12の最終端の係止部
13と係止する。これにより、カバー1Uを開放動作さ
せるだけで所定の開放位置に保持することができる。
【0024】ここにおいて、係合突起21はステイ11
のガイド溝12内に嵌合されているので、作業者がステ
イ11に不用意に触れるなどしても当該ステイ11から
外れて開方向に急に動き出してしまうようなことはなく
安全である。
のガイド溝12内に嵌合されているので、作業者がステ
イ11に不用意に触れるなどしても当該ステイ11から
外れて開方向に急に動き出してしまうようなことはなく
安全である。
【0025】しかして、この実施形態によれば、ステイ
11の基端部をケース1Dに回動可能に取付けるととも
に、係合突起21をカバー1Uの開放に連動して当該ス
テイ11のガイド溝12内を移動して当該カバー1Uが
所定の開放位置に位置された場合にガイド溝12の最終
端の係止部13と係止するようにカバー1Uに設けられ
ているので、操作性の向上およびコスト低減を図りつつ
カバー1Uを所定の開放位置に安全な状態で保持してお
くことができる。また、カバー1Uが開方向へ回動する
場合には係合突起21がステイ11のガイド溝12内を
係止部13へ向けて移動するのを許容しかつカバー1U
が開方向へ回動する場合には回動途中で当該係合突起2
1の移動を阻止可能なストッパ31を設けたので、カバ
ー1Uが勢いよく閉鎖されてしまうようなことはない。
したがって、一段と安全性の向上を図ることができる。
11の基端部をケース1Dに回動可能に取付けるととも
に、係合突起21をカバー1Uの開放に連動して当該ス
テイ11のガイド溝12内を移動して当該カバー1Uが
所定の開放位置に位置された場合にガイド溝12の最終
端の係止部13と係止するようにカバー1Uに設けられ
ているので、操作性の向上およびコスト低減を図りつつ
カバー1Uを所定の開放位置に安全な状態で保持してお
くことができる。また、カバー1Uが開方向へ回動する
場合には係合突起21がステイ11のガイド溝12内を
係止部13へ向けて移動するのを許容しかつカバー1U
が開方向へ回動する場合には回動途中で当該係合突起2
1の移動を阻止可能なストッパ31を設けたので、カバ
ー1Uが勢いよく閉鎖されてしまうようなことはない。
したがって、一段と安全性の向上を図ることができる。
【0026】また、カバー1Uには係合突起21を介し
て付勢ばね部材41からの開方向の外力が作用するの
で、一段と軽い力でカバー1Uを開放して開放位置に保
持できる。
て付勢ばね部材41からの開方向の外力が作用するの
で、一段と軽い力でカバー1Uを開放して開放位置に保
持できる。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ステイの基端
部をケースに回動可能に取付けるとともに、係合突起を
カバーの開放に連動して当該ステイのガイド溝内を移動
して当該カバーが所定の開放位置に位置された場合にガ
イド溝の最終端の係止部と係止するようにカバーに設け
られているので、操作性の向上およびコスト低減を図り
つつカバーを所定の開放位置に安全な状態で保持してお
くことができる。請求項2の発明によれば、カバーが開
方向へ回動する場合には係合突起がステイのガイド溝内
を係止部へ向けて移動するのを許容しかつカバーが開方
向へ回動する場合には回動途中で当該係合突起の移動を
阻止可能なストッパを設けたので、カバーが勢いよく閉
鎖されてしまうようなことはない。したがって、請求項
1の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、一段と安全
性の向上を図ることができる。
部をケースに回動可能に取付けるとともに、係合突起を
カバーの開放に連動して当該ステイのガイド溝内を移動
して当該カバーが所定の開放位置に位置された場合にガ
イド溝の最終端の係止部と係止するようにカバーに設け
られているので、操作性の向上およびコスト低減を図り
つつカバーを所定の開放位置に安全な状態で保持してお
くことができる。請求項2の発明によれば、カバーが開
方向へ回動する場合には係合突起がステイのガイド溝内
を係止部へ向けて移動するのを許容しかつカバーが開方
向へ回動する場合には回動途中で当該係合突起の移動を
阻止可能なストッパを設けたので、カバーが勢いよく閉
鎖されてしまうようなことはない。したがって、請求項
1の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、一段と安全
性の向上を図ることができる。
【0028】請求項3の発明によれば、カバーには係合
突起を介して付勢ばね部材からの開方向の外力が作用す
るので、請求項1および請求項2の発明の場合と同様な
効果を奏し得る他、一段と軽い力でカバーを開放して開
放位置に保持できる。
突起を介して付勢ばね部材からの開方向の外力が作用す
るので、請求項1および請求項2の発明の場合と同様な
効果を奏し得る他、一段と軽い力でカバーを開放して開
放位置に保持できる。
【図1】本発明の実施形態を説明するための図である。
【図2】同じく、ステイとストッパとの位置関係を説明
するための分解斜視図である。
するための分解斜視図である。
【図3】同じく、カバーの開閉を説明するための図であ
る。
る。
【図4】従来のカバー開放保持装置を説明するための図
である。
である。
1D ケース(基体) 1U カバー 11 ステイ 12 カ゛イト゛溝 13 係止部 21 係合突起 31 ストッパ 41 付勢ばね部材(付勢手段)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 29/13 H05K 5/00 G03G 15/00 G03G 21/16 G03G 21/18
Claims (3)
- 【請求項1】 基体に回動連結部を回転中心として開閉
可能に取付けられたカバーを所定の開放位置に保持可能
なカバー開放保持装置において、 ガイド溝が設けられたステイと、このステイのガイド溝
内に移動可能に嵌合された係合突起と、前記係合突起の
移動を阻止するストッパとからなり、該ステイの基端部
を前記基体に回動可能に取付けるとともに、該係合突起
を前記カバーの開放に連動してガイド溝内を移動して当
該カバーが所定の開放位置に位置された場合に前記ガイ
ド溝の第1の係止部と係止するとともに、前記カバーを
閉方向へ回動する場合には前記ストッパとの協働により
前記ガイド溝の第2の係止部と係止するように前記カバ
ーに設けたことを特徴とするカバー開放保持装置。 - 【請求項2】 前記カバーが開方向へ回動する場合には
前記係合突起が前記ステイのガイド溝内を前記係止部へ
向けて移動するのを許容しかつ前記カバーが閉方向へ回
動する場合には回動途中で当該係合突起の移動を阻止
し、前記ガイド溝の第2の係止部へ係止するよう導くス
トッパを設けたことを特徴とする請求項1記載のカバー
開放保持装置。 - 【請求項3】 前記係合突起を介して前記カバーに開方
向の外力が作用するように前記ステイを付勢する付勢手
段を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載
のカバー開放保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25571697A JP3322389B2 (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | カバー開放保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25571697A JP3322389B2 (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | カバー開放保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1191199A JPH1191199A (ja) | 1999-04-06 |
JP3322389B2 true JP3322389B2 (ja) | 2002-09-09 |
Family
ID=17282664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25571697A Expired - Fee Related JP3322389B2 (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | カバー開放保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3322389B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4640571B2 (ja) * | 2004-08-04 | 2011-03-02 | ブラザー工業株式会社 | 開閉機構及びこの開閉機構を備えた画像記録装置 |
JP6143426B2 (ja) * | 2012-07-12 | 2017-06-07 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
-
1997
- 1997-09-19 JP JP25571697A patent/JP3322389B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1191199A (ja) | 1999-04-06 |
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