JPH078438Y2 - ケースロック装置 - Google Patents

ケースロック装置

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JPH078438Y2
JPH078438Y2 JP1531690U JP1531690U JPH078438Y2 JP H078438 Y2 JPH078438 Y2 JP H078438Y2 JP 1531690 U JP1531690 U JP 1531690U JP 1531690 U JP1531690 U JP 1531690U JP H078438 Y2 JPH078438 Y2 JP H078438Y2
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JP1531690U
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Inventor
義昭 中島
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チノン株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、下ケースに回動開閉自在に支持された上ケー
スを開放状態に保持するケースロック装置に関するもの
であり、たとえばプリンターのケーシングなどの利用可
能なものである。
(従来の技術) 近年、OA機器の小型化および多機能化が進んでおり、各
種機構および機能を有するプリンターなどの機器に関し
ても、小型化が追求されている。たとえば、プリンター
のケーシングにおいては、内蔵部品の交換などを行なえ
るように、下ケースにカバーとなる上ケースを回動開閉
自在に支持した構造も採られているが、この場合、小型
化などのため、上ケースと下ケースとのそれぞれに、所
定の機能を持たせるために各種機構が組み込まれること
が多い。そして、このようなプリンターのケーシングに
あっては、上ケースを開けた際、重量のあるこの上ケー
スが不用意に閉じないように、上ケースを開放状態に保
持するケースロック装置が必要となる。
従来のケースロック装置は、たとえば、手動操作される
ロック部材を下ケースに摺動自在にかつばねにより付勢
して支持するとともに、このロック部材が係脱自在に係
合される受け部を上ケースに設けた構造になっている。
また、前記ロック部材は、上ケース側の重量に耐えられ
ることを目的として、一般的に堅い金属またはモールド
部品としている。そして、上ケースを開けるときには、
ロック部材が受け部に自動的に係合されるものの、上ケ
ースを閉じるときには、ロック部材を操作して受け部か
ら外さなければならないようになっている。
(考案が解決しようとする課題) 前述のようなロック部材を金属またはモールド部品とし
た従来のロック装置では、上ケースの開閉に伴う作動時
に十分なクリック感が得られるものの、作動時に生じる
音が大きい問題があった。また、ユーザーにとっては、
ロックおよびロックの解除がワンタッチで行なえること
が望ましいが、ロックの解除はロック部材に手を触れて
手動操作で行なわなければならず、上ケースを閉じる作
業が煩わしいものになっていた。さらに、ロック部材
は、ロックを解除し忘れた状態で上ケースを無理やり閉
じようとしたとき、破壊するおそれがあった。一方、ワ
ンタッチ操作を可能とするために、上ケースの開閉に伴
いロック部材を強制的に変形させることにより、このロ
ック部が受け部に自動的に係脱されるようにすることも
考えられるが、堅いモールド部品などからなるロック部
材では、その耐久性上問題がある。
本考案は、前述のような問題点を解決しようとするもの
で、上ケースを開けるときにも閉じるときにもワンタッ
チ操作が可能であるとともに、耐久性に優れ、作動音も
静かで、構造が簡単で小型かつ安価にできるケースロッ
ク装置を提供することを目的とするものである。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案は、前記目的を達成するために、下ケースに対し
て、この下ケースにケース支点部を中心として回動開閉
自在に支持された上ケースを開放状態に保持するケース
ロック装置において、前記上ケースと下ケースとのうち
の一方に設けられた受け部と、前記上ケースと下ケース
とのうちの他方にロック部材支点部を中心として回動自
在に支持され前記上ケースを開けたとき前記受け部に係
脱自在に係合されるロック部材と、このロック部材を前
記上ケースが開くときのロック部材に対する受け部の回
動方向と反対方向へ付勢する付勢手段とを備え、前記ロ
ック部材支点部は、前記受け部の軌跡外に位置させ、ま
た、前記ロック部材は、ゴムなどの弾性体からなるとと
もに、自然状態の形状でロック部材の回動に伴い前記受
け部の軌跡内から軌跡外まで位置する係止部と、この係
止部が前記受け部よりも前記付勢手段の付勢方向側に位
置したときこの付勢手段の付勢に抗して前記受け部に対
しロック部材を回り止めする回動規制部とを一体に有す
るものとしている。
(作用) 本考案のケースロック装置では、下ケースに対し上ケー
スをケース支点部として回動させて開けていくとき、ま
ず、上ケースと下ケースとのうちの一方に設けられた受
け部が、他方に回動自在に支持され受け部の軌跡内に位
置しているロック部材の係止部に当たり、付勢手段の付
勢に抗してロック部材がロック部材支点部を中心として
回動される。そして、係止部が受け部の軌跡外に位置す
るまでロック部材が回動して、受け部が係止部を乗り越
えると、付勢手段の付勢によりロック部材が逆方向へ若
干回動するが、ロック部材の回動規制部により、付勢手
段の付勢に抗して受け部に対しロック部材が回り止めさ
れた状態になる。この状態では、上ケースが閉じ方向へ
回動されようとしても、その閉じ方向の荷重が一定値以
下であれば、ロック部材の係止部が受け部の軌跡内でこ
の受け部よりも上ケースの閉じるときの回動方向側に位
置しており、かつ、受け部の軌跡外に位置しているロッ
ク部材支点部とケース支点部とを結ぶ直線に対して、受
け部よりもロック部材の係止部の方がより近くに位置し
ているので、係止部により妨げられて、上ケースは閉じ
ない。すなわち、この上ケースは、開放状態に保持され
る。また、上ケースを閉じるときは、前記一定値以上の
荷重をもって上ケースを回動させる。そうすると、受け
部が、弾性体からなるロック部材を強制的に変形させ
て、このロック部材の係止部を乗り越える。こうして受
け部が係止部から外れて、上ケースが閉じ方向へ自由に
回動できるようになる。
(実施例) 以下、プリンターのケーシングに応用した本考案の一実
施例について、図面を参照して説明する。
第1図において、11は下ケース、12は上ケースであり、
この上ケース12は、前記下ケース11上にケース支点部13
を中心として回動開閉自在に支持されている。なお、以
下の説明においては、上ケース12の回動軸方向を左右方
向とする。そして、前記下ケース11には、大部分は図示
していないが、印字ヘッド、インクリボンユニット、駆
動源装置14および電子回路基板などの各種機構が設けら
れている。一方、前記上ケース12にも、大部分は図示し
ていないが、プラテン装置15、用紙スタッカーおよび給
紙装置などの各種機構が設けられている。
前記下ケース11にはフレーム21が固定されており、この
フレーム21から上方へ突出形成された一対のアーム22の
上側先端部に前記ケース支点部13が位置している。そし
て、前記アーム22は、上ケース12の後面部に形成された
スリット23に挿通されており、これらスリット23の奥側
端にアーム22が当接することにより、上ケース1の開方
向への回動が規制されるようになっている。なお、スリ
ット23の奥側端にアーム22が当接した状態では、上ケー
ス12側の重心が前記ケース支点部13よりも後方に位置す
るようになっている。
また、前記上ケース12の前端(第1図において上側)す
なわち自由端側には、図示しないばねにより付勢されノ
ブ26により操作される一対のクランプ27が軸着されてい
る。これらクランプ27は、前記下ケース11のフレーム21
の前部に形成された係止片28に係脱自在に係合されるこ
とにより、下ケース11に対して上ケース12を閉塞状態に
保持するものである。
さらに、前記ケース支点部13に近傍には、下ケース11に
対して上ケース12を開放状態に保持するケースロック装
置31が設けられている。つぎに、このケースロック装置
31につき、第2図および第3図を加えて詳しく説明す
る。
前記上ケース12の後面部の一部が受け部32になってい
る。なお、第2図および第3図示す円弧cは、受け部32
の先端の軌跡である。したがって、円弧cの内側の領域
が受け部32全体の軌跡であり、円弧cの外側が軌跡外領
域である。
また、前記下ケース11のフレーム21には、前記上ケース
12を開けたときその受け部32に係脱自在に係合されるロ
ック部材33がロック部材支点部34を中心として回動自在
に支持されている。このロック部材33の回動軸方向は、
上ケース12の回動軸方向と平行である。また、前記ロッ
ク部材支点部34は、前記受け部32の軌跡外でその前方に
位置している。そして、前記ロック部材33は、このロッ
ク部材33と前記フレーム21に形成された固定片35との間
に掛け渡された付勢手段としてのトーションばね36によ
り、図示時計回り方向、すなわち、上ケース12が開くと
きのロック部材31に対する受け部32の回動方向と反対方
向へ付勢されている。なお、ロック部材31の時計回り方
向への回動は、このロック部材31の前記固定片35への当
接により規制されるようになっている。
また、前記ロック部材33は、弾性体たとえばゴム系の材
料からなっている。そして、前記ロック部材33の実行端
側には、段部37が形成されていて、これにより、凸状の
係止部38と、この係止部38の図示反時計回り方向側の近
傍に位置した凸状の回動規制部39とが一体に形成されて
いる。前記係止部38は、ロック部材33が自然状態の形状
になっているとき、ロック部材33が固定片35から反時計
回り方向へ回動するのに伴い、前記受け部32の軌跡内に
ある位置から軌跡外の位置まで移動するものである。ま
た、前記回動規制部39は、前記係止部38が前記軌跡内で
受け部32よりも図示時計回り方向側すなわちトーション
ばね36の付勢方向側に位置したとき、受け部32の先端に
図示時計回り方向へ向かって当接することにより、トー
ションばね36の付勢に抗して受け部32に対しロック部材
33を回り止めするものである。
つぎに、前記ケースロック装置31などの動作を説明す
る。
第2図は、下ケース11に対して上ケース12を閉塞した状
態を示している。この状態で、下ケース11側のロック部
材33は、上ケース12の受け部32から外れており、フレー
ム21の固定片35に上方から当接している。
そして、上ケース11を開けるときには、ノブ26を操作し
て、上ケース12側のクランプ27を下ケース11側に係止片
28から外し、ノブ26部分を持ったまま、上ケース12をケ
ース支点部13を中心として上後方すなわち図示時計回り
方向(第2図に矢印Aで示す方向)へ回動させる。それ
に伴い、まず、受け部32の先端がこの受け部32の軌跡内
に位置しているロック部材33の係止部38に下方から当接
する。こうして係止部38が受け部32によって押し上げら
れることにより、ロック部材33がトーションばね36の付
勢に抗してロック部材支点部34を中心として図示反時計
回り方向へ回動していく。そして、上ケース12のスリッ
ト23の奥側端に下ケース11側のアーム22が当たる直前
に、ロック部材33がその係止部38を含めて受け部32の軌
跡から外れ、この受け部32が係止部38を乗り越える。そ
の後、トーションばね36の付勢により、ロック部材33が
時計回り方向へ若干回動し、第3図に示すように、この
ロック部材33の回動規制部29が受け部32の先端に図示時
計回り方向へ向かって当接する。これにより、トーショ
ンばね36の付勢に抗して受け部32に対しロック部材33が
回り止めされた状態になる。
上ケース12は、第1図に示すようにいっぱいに開いた状
態にあって、上ケース12のスリット23の奥側端に下ケー
ス11側のアーム22が当接し、かつ、上ケース12側の重心
がケース支点部13よりも後方に位置することにより、手
を離しても開放状態を続ける。
それに加えて、上ケース12の受け部32に係合されている
ロック部材33により、上ケース12の開放状態への保持が
より確実なものになっている。すなわち、上ケース12が
開放された状態にあって、この上ケース12が閉じ方向へ
回動されようとしても、その閉じ方向の荷重がある一定
値以下であれば、上ケース12は閉じない。ここで、この
ように上ケース12が不用意に閉じることが防止される作
用について詳しく説明する。
ロック部材支点部34が受け部32の軌跡よりも前方に位置
しているのに対して、ロック部材33の係止部38が、受け
部32の軌跡内で、かつ、この受け部32よりも下方すなわ
ち上ケース12の閉じるときの回動方向側に位置している
ので、上ケース12が閉じようとするとき、係止部38に対
して受け部32から下方へ荷重が加わることにより、ロッ
ク部材33は図示時計回り方向へ回動しようとする。とこ
ろが、係止部38とこれに係合している受け部32の先端と
は、ケース支点部13とロック部材支点部34とを結ぶ直線
よりも上方に位置しており、受け部32が図示反時計回り
方向へ回動し、ロック部材33が図示時計回り方向へ回動
することは、受け部32とロック部材33とが接近すること
になるので、ロック部材33が強制的に変形されて、その
係止部38を受け部32が下方へと乗り越えない限りは、こ
の受け部32が図示時計回り方向へ回動することはできな
い。もちろん、回動規制部39により受け部32に対してロ
ック部材33は回り止めされているので、このロック部材
33のみが図示時計回り方向へ回動することはできない。
したがって、前述のようにロック部材33が強制的に変形
されるほどの荷重が加わらない限りは、係止部38により
妨げられて、上ケース12は閉じない。
これに対して、上ケース12を閉じるときには、前記一定
値以上のある程度の荷重をもって、上ケース12を前下方
すなわち図示反時計回り方向へ回動させる。そうする
と、受け部32が、ゴムなどの弾性体からなるロック部材
33を強制的に変形させて、このロック部材33の係止部38
を下方へと乗り越える。こうして受け部33が係止部38か
ら外れた後は、上ケース12が閉じ方向へ自由に回動でき
るようになる。そして、上ケース12が閉塞するとき、そ
のクランプ27が下ケース11側の係止片28に自動的に係合
される。第2図に示すように上ケース12が閉塞した状態
では、ロック部材33が元の形状に復元するとともに、こ
のロック部材33がトーションばね36の付勢により固定片
35上に当接する。
前記構成によれば、単に上ケース12を回動させて開ける
操作のみにより、自動的にロック部材33が受け部32に係
合されてケースロック装置31のロックが働く状態にな
り、また、上ケース12を閉じるときも、単にこの上ケー
ス12を閉じる操作のみにより、自動的にロック部材33が
受け部32から外れてケースロック装置31によるロックが
解除されるので、上ケース12の開閉の操作性が向上す
る。すなわち、上ケース12を閉じるときにも、単にこの
上ケース12を回動させるという1つの操作のみでよく、
従来のように手動でロックを解除するなどの煩わしさが
なく、上ケース12を開けるときにも閉じるときにもワン
タッチ操作ができる。
また、堅いロック部材では、ロック解除し忘れた状態で
上ケースを無理やり閉じようとしたとき、破壊するおそ
れがあるのに対して、本ケースロック装置31では、ロッ
ク部材33をゴムなどの弾性体からなるものとし、上ケー
ス12を閉じるのに伴ってロック部材33を強制的に変形さ
せるようにしたので、もともと破壊のおそれがなく、耐
久性も高い。さらに、このロック部材33が弾性体からな
っていることにより、ケースロック装置31の作動音が静
かである。
なお、設計上、ロック部材33を成形するゴムなどの弾性
体材料の硬度を変えることにより、ケースロック装置31
によるロックの強度を自在に調整することができる。
また、ロック部材33は上ケース12が不用意に閉じるのを
防止するためのものであるから、もとより上ケース12を
開くときにはロック部材33により強い抵抗を与える必要
はないが、ロック部材33を回動自在とし、このロック部
材33をばね36により付勢するとともに、ロック部材33に
係止部38および回動規制部39を形成して、上ケース12を
閉じるときにのみロック部材33が強制的に変形されるよ
うにしたので、上ケース12を円滑に開けることができ
る。これとともに、使用が重なるにつれ進行していくロ
ック部材33の劣化を極力押さえることができる。
さらに、本ケースロック装置31は、前述のように構造が
簡単であるので、小型化でき、また、コストも安価にで
きる。
なお、前記実施例では、上ケース12側に受け部32を設
け、下ケース11側にロック部材33を設けたが、逆に、上
ケース側にロック部材を設け、下ケース側に受け部を設
けることも可能である。
〔考案の効果〕
本考案によれば、下ケースに対して回動開閉自在の上ケ
ースを開放状態に保持するケースロック装置において、
上ケースおよび下ケースの一方に設けられ他方に設けら
れた受け部に係合されるロック部材を弾性体からなるも
のとし、また、このロック部材は、回動自在にして付勢
手段により付勢するとともに、受け部の軌跡内から軌跡
外まで位置する係止部と、この係止部が受け部よりも付
勢方向側に位置したとき受け部に対しロック部材を回り
止めする回動規制部とを有するものとして、上ケースを
開けるのに伴い、ロック部材が変形することなく往復回
動して受け部に係合されるようにするとともに、上ケー
スを閉じるのに伴い、ロック部材が強制的に変形されて
受け部から外れるようにしたので、上ケースを回動させ
る操作のみによりこの上ケースを開閉することができ、
上ケースを開けるときにも閉じるときにもワンタッチ操
作でよく、操作性が向上する。しかも、前述のようにロ
ック部材が弾性体からなっていることにより、耐久性が
高いとともに、作動音も静かである。また、上ケースを
開けるときには、ロック部材を強制的に変形させないの
で、上ケースを円滑に開けることができるとともに、使
用が重なるにつれ進行していくロック部材の劣化を極力
押さえることができる。さらに、前述のように構造が簡
単なので、小型化できるとともに、安価にできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案のケースロック装置の一実施例を示すもの
で、第1図はこのケースロック装置を組み込んだプリン
ターの側面図、第2図および第3図はそのロック装置部
分の側面図、第4図はこのロック装置部分の平面図であ
る。 11……下ケース、12……上ケース、13……ケース支点
部、31……ケースロック装置、32……受け部、33……ロ
ック部材、34……ロック部材支点部、36……付勢手段と
してのトーションばね、38……係止部、39……回動規制
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下ケースに対して、この下ケースにケース
    支点部を中心として回動開閉自在に支持された上ケース
    を開放状態に保持するケースロック装置において、 前記上ケースと下ケースとのうちの一方に設けられた受
    け部と、 前記上ケースと下ケースとのうちの他方にロック部材支
    点部を中心として回動自在に支持され前記上ケースを開
    けたとき前記受け部に係脱自在に係合されるロック部材
    と、 このロック部材を前記上ケースが開くときのロック部材
    に対する受け部の回動方向と反対方向へ付勢する付勢手
    段とを備え、 前記ロック部材支点部は、前記受け部の軌跡外に位置さ
    せ、 前記ロック部材は、弾性体からなるとともに、自然状態
    の形状でロック部材の回動に伴い前記受け部の軌跡内か
    ら軌跡外まで位置する係止部と、この係止部が前記受け
    部よりも前記付勢手段の付勢方向側に位置したときこの
    付勢手段の付勢に抗して前記受け部に対しロック部材を
    回り止めする回動規制部とを一体に有するものとした ことを特徴とするケースロック装置。
JP1531690U 1990-02-19 1990-02-19 ケースロック装置 Expired - Lifetime JPH078438Y2 (ja)

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