JPH0867051A - 熱転写型シリアルプリンタ外装ケースの構造 - Google Patents

熱転写型シリアルプリンタ外装ケースの構造

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Publication number
JPH0867051A
JPH0867051A JP6205356A JP20535694A JPH0867051A JP H0867051 A JPH0867051 A JP H0867051A JP 6205356 A JP6205356 A JP 6205356A JP 20535694 A JP20535694 A JP 20535694A JP H0867051 A JPH0867051 A JP H0867051A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
outer case
thermal transfer
serial printer
transfer type
Prior art date
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Pending
Application number
JP6205356A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kurafuji
紘 倉藤
Yasuo Iwata
安夫 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
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Publication of JPH0867051A publication Critical patent/JPH0867051A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャリッジを外装ケースの外側に突出させる
ための開口部を開閉するための開閉蓋の開け忘れを防
ぎ、キャリッジの駆動力を増大する必要のない改良され
た開閉蓋を提供することを目的とする。 【構成】 開口部に装置の電源と連動して付勢させるソ
レノイドによりラッチされる開閉蓋を設けた。また、外
装ケースに回転可能に設けたインサーションプレートの
側面部に一体に設けたシャッタにより前記開口部を開閉
する。更には、開閉蓋をインサーションプレートに設け
たラッチ用突出部でラッチする構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱転写型シリアルプリ
ンタとこれを内蔵したパーソナルコンピュータ、ワード
プロセッサ等に代表される情報処理装置の外装ケースの
構造に関する。特には、これらの外装ケースに設けられ
たキャリッジとインクフィルムカセットの少なくとも一
方を外装ケースの外側へ突出させるための開口部に対す
る開閉蓋の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】熱転写型シリアルプリンタは、他の型の
プリンタに比べ、小型化、低騒音性、電力消費等で優れ
ており、しかも低価格であるため、近年ノートブック型
やサブノートブック型のパソコンやワープロ等の小型携
帯情報処理装置に内臓され非常に多く使用されている。
また、バッテリーを内蔵し前記情報処理装置と電波や赤
外線によるノンケーブル伝送方式を利用して情報の送受
信を行うセパレート型も同様に多く普及している。以
下、特にことわらない限り熱転写型シリアルプリンタと
言えばこれら両方の型を示す。
【0003】図7は従来の熱転写型シリアルプリンタの
構造の概略を示す平面図である。図において、1は外装
ケース、2は転写用紙、3は印字ヘッド、4はキャリッ
ジ、5はインクフィルムカセット、1aは外装ケース1
に設けられた開口部である。キャリッジ4は転写用紙側
端に印字ヘッド3を担持し、上面にはインクフィルムカ
セット5を装着して、矢印A方向に往復運動して一行毎
に転写用紙2に印字を行ように構成されている。
【0004】このとき用紙幅に対して最大限印字領域を
取ろうとすれば、図で示すようにインクフィルムカセッ
ト5とキャリッジ4の一部を外装ケース1より外側に突
出しなければならない。このことは特開昭59−797
84号公報において既に開示されている公知技術であ
る。
【0005】また、特開昭63−224983号公報や
特開平2−26775号公報には、この開口部を開閉す
るための開閉蓋の構造が開示されている。前者において
は、外装ケースにヒンジにより回動可能に装着された開
閉蓋が開示されている。そして後者においては、バネで
閉じる方向に付勢されている開閉蓋をキャリッジの移動
により強制的に開く構造が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、開閉蓋
が外装ケースにヒンジにより装着された構造において
は、開閉蓋を閉じた状態で印字をしてしまった場合、キ
ャリッジの移動が開閉蓋により制限されるため印字が乱
れたり、装置の破損等が発生するという問題があった。
【0007】また、開閉蓋をキャリッジの移動により開
かせる構造においては、キャリッジの駆動力が開閉蓋を
閉じる方向に付勢しているバネ力に打ち勝たなければな
らないため、キャリッジの駆動力を十分に大きくしなけ
れば行末で印字が乱れる等の問題を生じた。このため駆
動モータを性能の良い高価なものにしなければならな
い、あるいは駆動電流を大きくしなければならない等の
問題があった。
【0008】本発明の目的は、上記課題を解決しようと
するもので、開閉蓋の開け忘れによる事故を防ぎ、キャ
リッジの駆動力を増大する必要がなく、印字乱れのな
い、改良された熱転写型シリアルプリンタの外装ケース
構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の要旨は、印字ヘッドを担持し、インクフィル
ムカセットが装着されたキャリッジを左右に往復動させ
て印字を行う、熱転写型シリアルプリンタ外装ケースの
構造において、外装ケースの側面にインクフィルムカセ
ットとキャリッジの少なくとも一方を外側へ突出させる
ための開口部を設け、この開口部に装置の電源と連動し
たソレノイドによりラッチされる開閉蓋を設けたことを
特徴とする。
【0010】また、前記開口部を用紙の挿入をガイドす
るインサーションプレートの側面に一体に形成したシャ
ッタにより開閉可能に構成したことを特徴とし、
【0011】そして、外装ケースに回動可能に装着され
たインサーションプレートとこのインサーションプレー
トと係合するフックを持つ開閉蓋とを有し、開閉蓋が閉
じられた状態でインサーションプレートが開閉蓋をラッ
チするように構成したことを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明に係る熱転写型シリアルプリンタの外装
ケース構造は、前述した構成を有するので、装置の電源
スイッチを入れた時点で開閉蓋が開き、キャリッジまた
はインクフィルムカセットが開閉蓋に衝突することがな
い。そして、不使用時においては、開閉蓋のフック形状
部がソレノイドによりラッチされているため携帯時に開
閉蓋が開くことがない。
【0013】また、インサーションプレートの側面に一
体に形成したシャッタにより開閉を可能にした構成にお
いては、装置の不使用時、インサーションプレートは外
装ケースに密着状態となる位置にあり、シャッタは開口
部を閉じ、使用時では、インサーションプレートは外装
ケースと離間する位置となりシャッタも開口部を開く位
置となる。従って、装置の使用時にシャッタを開き忘れ
ると言う事故は無くなる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図により説明
する。図1は本発明に係る熱転写型シリアルプリンタの
外装構造の第1の実施例を示す概略側面図であり、図2
は図1におけるXX断面図である。また、図3は本発明
に係る熱転写型シリアルプリンタの外装構造の動作時に
おける第2の実施例を示す概略図側面図であり、図4は
非動作時における図3の矢視YY上面図である。そし
て、図5は本発明に係る熱転写型シリアルプリンタ外装
ケースの構造の第3の実施例を示す概略側面図であり、
図6は図5ににおけるZZ断面図を示す。
【0015】図1および図2は本発明の請求項1と請求
項2および請求項3に係る好適な実施例について示した
もので、10は外装ケースであり、その内部に不図示の
印字ヘッドを担持し、不図示のインクフィルムカセット
を装着した不図示のキャリッジが矢印B方向に往復動可
能に構成されている。11は開口部、12は開閉蓋であ
り、この開口部11を開閉するためヒンジ13により外
装ケース10に揺動自在に取付られている。12aは開
閉蓋12の内側に設けられたフック、14は板バネであ
り開閉蓋12を図2においてヒンジを中心に反時計回り
に回転するように付勢している。15はソレノイド、1
6はラッチレバーで外装ケース10の内側面に回転軸1
7により回転可能に固定されている。18はコイルバネ
でありラッチレバー16を図1において時計回りに回転
するように付勢している。
【0016】次に、動作について説明する。開閉蓋12
は常時板バネ14により蓋が開けられる方向にヒンジ1
3の回りに回転するように付勢されている。しかし、プ
リンターの不使用時においては、ラッチレバー16がコ
イルバネ18によりフック12aと係合するように常時
付勢され、開閉蓋12をラッチしているため開くことは
ない。
【0017】装置の使用のために、電源をオンするとソ
レノイド15が電源のオンと共に通電されるように構成
されているために、、ラッチレバー16のソレノイドと
対向する面に固定された磁性材で形成された吸引板16
aが引き付けられ、ラッチレバー16はコイルバネ18
の引張力に打ち勝って回転軸17の回りに反時計方向に
回転しラッチが解除される。従って、開閉蓋12はラッ
チレバー16とフック12aとの係合がはずれ、ラッチ
が解除されると板バネ14により回転し開口部11を開
く。
【0018】ソレノイド15は装置の電源がオンされて
から不図示のタイマー回路により所定時間だけ付勢され
るように構成されている。このため、開閉蓋12が開い
た後すぐに、ラッチレバー16はコイルバネ18により
引き戻されストッパー19に当接し、元の位置に位置決
めされる。装置の使用が終了した後は、開閉蓋12を手
動により閉じれば、フック12aの先端が面取りされて
いるため、ラッチレバー16はこの斜面に沿って持ち上
げられ再び自動的にラッチされる。
【0019】従って、開閉蓋12は不使用時には確実に
ラッチされており、多少の衝撃等では開くことがない。
また、装置の電源をオンすると自動的に開閉蓋12が開
くために、開閉蓋12の開け忘れによる事故を防止する
ことができる。
【0020】図3および図4は本発明の請求項4および
請求項5に係る好適な第2の実施例を示したもので、図
1および図2において既に説明したものと同一の機能と
作用を有する部材については同一の符号を付して説明を
省略する。
【0021】20はインサーションプレートで、その背
面に設けられた用紙を挿入時にガイドするための案内部
21と側面に設けられたシャッタ部22を有し、外装ケ
ース10の背面にヒンジ23により回動可能に装着され
ている。図3に示すように、装置の使用時においてはイ
ンサーションプレート20を回転させ外装ケース10と
離間させた作動位置にすると、外装ケース10の背面下
方に設けられた不図示の挿入口が外部に露出し、用紙2
4を案内部21に沿って装置内に挿入できるようになっ
ている。また、このとき外装ケース10の側面に設けら
れた開口部11も外部に露出するように構成されてい
る。
【0022】また、図4に示すように不使用時は、イン
サーションプレート20を外装ケース10に密着した収
納位置とすることで、開口部11はシャッタ部22によ
り自動的に閉じられる。
【0023】従って、装置の使用時では、図3に示すよ
うに、必ずインサーションプレート20を作動位置とす
るために、開口部11を開閉するシャッタ部22を開き
忘れることはない。また、インサーションプレート20
とシャッタ部22とを一体として形成しているため、部
品数を削減でき低コストとすることができる。
【0024】図5と図6は本発明の請求項6および請求
項7に係る好適な第3の実施例を示し、前述した第1と
第2の実施例において既に説明したものと同一の機能と
作用の有する部材については、同じ符号を付してその説
明を省略する。
【0025】30はインサーションプレートで、第2の
実施例で説明したインサーションプレート20とは、シ
ャッタ部22を有していないことに加え、ラッチ用突出
部31がその内面に設けられていることにおいてのみ異
なる。図5において、2点鎖線はインサーションプレー
ト30を作動位置に配置した状態を示す。不使用時にお
いては開閉蓋12はラッチ用突出部31がフック12a
と係合することでラッチされる。そして、装置の使用が
終了した後は、開閉蓋12を手動により閉じれば、フッ
ク12aの先端が面取されているため、ラッチ用突出部
31はこの斜面に沿って持ち上げられ再び自動的にラッ
チされる。
【0026】本実施例においても、装置の使用時には必
ずインサーションプレート30を作動位置とするため、
開閉蓋12が自動的に開き、開け忘れによる事故を防止
できる。また、キャリッジの移動力を利用しないため
に、キャリッジ駆動モータの性能を上げる等の改造をす
る必要がない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
開閉蓋の開閉にキャリッジの移動力を利用していないた
めに、キャリッジ駆動モータの性能を上げる等の改造を
しなくてよく、このためのコストの上昇を抑え、印字乱
れを防ぐことができる。また、使用時に開閉蓋を開け忘
れて印字してしまうために発生する事故を防止すること
も可能である。更に、インサーションプレートを効果的
に利用することで、外観上のデザイン性を良くし、コス
トを低下させる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る熱転写型シリアルプリンタの第1
の実施例を示す概略側面図。
【図2】図1におけるXX断面図。
【図3】本発明に係る熱転写型シリアルプリンタの第2
の実施例を示す概略側面図。
【図4】図3における矢視YY上面図。
【図5】本発明に係る熱転写型シリアルプリンタの第3
の実施例を示す概略側面図。
【図6】図5におけるYY断面図。
【図7】従来の技術による熱転写型シリアルプリンタの
概略平面図。
【符号の説明】
10 外装ケース 11 開口部 12 開閉蓋 12a フック 13、23 ヒンジ 14 板バネ 15 ソレノイド 16 ラッチレバー 17 回転軸 18 コイルバネ 19 ストッパー 20、30 インサーションプレート 21 案内部 22 シャッタ 24 用紙 31 ラッチ用突出部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドを担持し、インクフィルムカ
    セットが装着されたキャリッジを左右に往復動させて印
    字を行い、外装ケースの側面にインクフィルムカセット
    とキャリッジの少なくとも一方を外側へ突出させるため
    の開口部を設けた熱転写型シリアルプリンタ外装ケース
    の構造において、前記開口部にソレノイドによりラッチ
    される開閉蓋を設けたことを特徴とする熱転写型シリア
    ルプリンタ外装ケースの構造。
  2. 【請求項2】 前記ソレノイドが熱転写型シリアルプリ
    ンタの電源スイッチと連動して前記開閉蓋のラッチを解
    除するよう構成した請求項1記載の熱転写型シリアルプ
    リンタ外装ケースの構造。
  3. 【請求項3】 前記開閉蓋はフック形状部をソレノイド
    の一部に係合させることでラッチされることを特徴とす
    る請求項1および請求項2記載の熱転写型シリアルプリ
    ンタ外装ケースの構造。
  4. 【請求項4】 印字ヘッドを担持し、インクフィルムカ
    セットが装着されたキャリッジを左右に往復動させて印
    字を行い、外装ケースの側面にインクフィルムカセット
    とキャリッジの少なくとも一方を外側へ突出させるため
    の開口部を設けた熱転写型シリアルプリンタ外装ケース
    の構造において、前記開口部を用紙の挿入をガイドする
    インサーションプレートの側面に一体に形成したシャッ
    タにより開閉可能に構成したことを特徴とする熱転写型
    シリアルプリンタ外装ケースの構造。
  5. 【請求項5】 前記インサーションプレートが外装ケー
    スに対し用紙ガイド面を密着した状態と離間した状態と
    に回動可能に支持されていることを特徴とする請求項4
    記載の熱転写型シリアルプリンタ外装ケースの構造。
  6. 【請求項6】 印字ヘッドを担持し、インクフィルムカ
    セットが装着されたキャリッジを左右に往復動させて印
    字を行い、外装ケースの側面にインクフィルムカセット
    とキャリッジの少なくとも一方を外側へ突出させるため
    の開口部を設けた熱転写型シリアルプリンタ外装ケース
    の構造において、前記開口部を開閉する開閉蓋と、用紙
    の挿入をガイドするインサーションプレートとを設け、
    前記開閉蓋が前記インサーションプレートによりラッチ
    されることを特徴とする熱転写型シリアルプリンタ外装
    ケースの構造。
  7. 【請求項7】 前記インサーションプレートが外装ケー
    スに対し用紙ガイド面を密着した状態と離間した状態と
    に回動可能に支持され、開閉蓋に設けられたフック形状
    部が密着状態で前記インサーションプレートに係合しラ
    ッチされ、離間した状態でラッチが解除されることを特
    徴とする請求項6記載の熱転写型シリアルプリンタ外装
    ケースの構造。
JP6205356A 1994-08-30 1994-08-30 熱転写型シリアルプリンタ外装ケースの構造 Pending JPH0867051A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130203596A1 (en) * 2009-12-28 2013-08-08 Carol J. Lovatt Mitigation of alternate bearing
US8740485B2 (en) 2010-07-21 2014-06-03 Canon Kabushiki Kaisha Printing apparatus including an open/close lid
US20150141250A1 (en) * 2009-12-28 2015-05-21 The Regents Of The University Of California Use of a natural metabolite to increase crop production

Cited By (4)

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