JP4092114B2 - 施解錠制御装置、該施解錠制御装置における通信制御装置及び建具 - Google Patents

施解錠制御装置、該施解錠制御装置における通信制御装置及び建具 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、施解錠制御装置、該施解錠制御装置における通信制御装置及び建具に係り、詳しくは、機械鍵を用いることなく錠を施解錠する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、住宅等の建物や車両などのドア錠は、ドアに設けられた鍵穴に機械的なキーを挿入して回動することにより、施錠・解錠されるようになっている。
【0003】
しかし近年では、セキュリティの向上や操作性の向上を目的に、IDコードを用いた電子制御によるドア錠の施解錠制御装置が提案されている。そして、この種の施解錠制御装置として、スマートキーシステムが提案されている。
【0004】
このスマートキーシステムは、所有者(家人・運転者など)によって所持される携帯機と、ドア錠の近辺に設けられた通信制御装置とから構成されている。そして、携帯機と通信制御装置との相互通信に基づき、所有者がドアに近づいたときにドア錠が自動的に解錠され、所有者がドアから遠ざかったときにドア錠が自動的に施錠されるようになっている。
【0005】
詳しくは、例えば図6に示すスマートキーシステム51では、通信制御装置52からドア54周辺の所定領域Aに対してリクエスト信号が出力される。このリクエスト信号は、図7に示すように、所定の間欠周期T1毎に常時出力される。そして、同図にポイントP1で示すように所定領域A内に携帯機53が侵入してリクエスト信号を受信すると、ポイントP2で示すように携帯機53はリクエスト信号に応答して所定のIDコードを含むIDコード信号を出力する。通信制御装置52は、このIDコード信号を受信すると、同IDコード信号に含まれるIDコードと自身に予め設定されたIDコードとの比較(IDコード照合)を行う。そして、それらIDコード同士が一致した場合、通信制御装置52は、ポイントP2で示すように検出状態となってドア錠を解錠させる。また、通信制御装置52は、携帯機53が領域Aから離間してIDコード信号を受信できなくなると、ポイントP3で示すように非検出状態となってドア錠を施錠させる。
【0006】
このため、所有者は、何ら操作を行うことなくドア錠の施解錠を行うことができる。また、IDコード照合によってドア錠の施解錠が行われるため、セキュリティも向上する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、例えば図6に示したリクエスト信号の出力領域Aの出力限界箇所(同図における破線箇所近辺)に所有者が位置した状態では、所有者の若干の移動によって該領域Aの内外を行き来する場合がある。すなわち、図7にポイントP4,P6で示すように携帯機53が出力領域A内に僅かな時間だけ侵入した場合である。こうした場合であっても、ポイントP5で示すように携帯機53がリクエスト信号を受信してIDコード信号を出力すると、通信制御装置52は検出状態となってドア錠を解錠させる。そして、ポイントP7で示す時点において通信制御装置52はIDコード信号を受信できなくなるため、非検出状態となってドア錠を再び施錠させる。よって、短時間の間にドア錠の施解錠が繰り返されてしまう。つまり、従来のスマートキーシステム51では、所有者の若干の移動に伴ってドア錠の施解錠を繰り返すようになる。このため、該出力限界箇所で所有者が立ち話などをしている場合には、所有者の意思に反してドア錠が頻繁に施解錠を繰り返してしまい、所有者に違和感を覚えさせてしまうこととなる。
【0008】
本発明はこうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、所有者の意思に反した錠の施解錠動作を防止することができる施解錠制御装置、該施解錠制御装置における通信制御装置及び建具を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、所定の無線信号を送信する携帯機と、その携帯機との相互通信に基づいて錠の施解錠を制御する通信制御装置とを備える施解錠制御装置であって、前記通信制御装置は、前記無線信号の送信を要求するリクエスト信号を周辺の所定領域に間欠的に出力させるとともに、前記無線信号の非受信状態にあるときには、第1間欠周期でリクエスト信号を出力させ、前記無線信号の非受信状態から受信状態に変化したときには、リクエスト信号が到達している領域内における携帯機の有無を判定する期間である所定の期間に亘って、第1間欠周期よりも短く設定された第2間欠周期で同リクエスト信号を出力させ、その後、第1間欠周期でのリクエスト信号の出力に戻し、さらに、前記無線信号の受信状態から非受信状態に変化したときには、前記所定の期間に亘って、第2間欠周期で同リクエスト信号を出力させ、その後、第1間欠周期でのリクエスト信号の出力に戻し、その第2間欠周期で出力されたリクエスト信号に応答して送信された前記携帯機からの無線信号を受信したときに錠を解錠させ、該無線信号を受信できないときに前記錠を施錠させる錠制御手段を備えることを要旨とする。
【0010】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の施解錠制御装置において、前記錠制御手段は、前記リクエスト信号を前記第2間欠周期で出力させる際には、同第2間欠周期のリクエスト信号を連続的に複数回出力させ、それら第2間欠周期で出力されたリクエスト信号に応答して送信された前記携帯機からの無線信号を全て受信したか全て受信できなかったかに基づいて前記錠の施解錠を行わせることを要旨とする。
【0011】
請求項3に記載の発明では、所有者によって所持される携帯機に対して無線信号の送信を要求するリクエスト信号を周辺の所定領域に間欠的に出力させるとともに、前記無線信号の非受信状態にあるときには、第1間欠周期でリクエスト信号を出力させ、前記無線信号の非受信状態から受信状態に変化したときには、リクエスト信号が到達している領域内における携帯機の有無を判定する期間である所定の期間に亘って、第1間欠周期よりも短く設定された第2間欠周期で同リクエスト信号を出力させ、その後、第1間欠周期でのリクエスト信号の出力に戻し、さらに、前記無線信号の受信状態から非受信状態に変化したときには、前記所定の期間に亘って、第2間欠周期で同リクエスト信号を出力させ、その後、第1間欠周期でのリクエスト信号の出力に戻し、その第2間欠周期で出力されたリクエスト信号に応答して送信された前記携帯機からの無線信号を受信したときに錠を解錠させ、該無線信号を受信できないときに前記錠を施錠させる錠制御手段を備えることを要旨とする。
請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の施解錠制御装置における通信制御装置において、前記錠制御手段は、前記リクエスト信号を前記第2間欠周期で出力させる際には、同第2間欠周期のリクエスト信号を連続的に複数回出力させ、それら第2間欠周期で出力されたリクエスト信号に応答して送信された前記携帯機からの無線信号を全て受信したか全て受信できなかったかに基づいて前記錠を施解錠させることを要旨とする。
【0012】
請求項に記載の発明では、請求項1若しくは請求項2に記載の施解錠制御装置、または、請求項3若しくは請求項4に記載の通信制御装置を備えた建具であることを要旨とする。
【0013】
以下、本発明の「作用」について説明する。
請求項1〜に記載の発明によると、錠制御手段は、無線信号の非受信状態から受信状態に変化したときには、第2間欠周期で出力したリクエスト信号に応答した携帯機からの無線信号を受信しないと錠を解錠させない。また、錠制御手段は、無線信号の受信状態から非受信状態に変化したときには、第2間欠周期で出力したリクエスト信号に応答した携帯機からの無線信号を受信できない場合でないと錠を施錠させない。このため、携帯機が僅かな時間だけリクエスト信号の出力領域に侵入・離間した場合、錠の施解錠は行われない。すなわち、リクエスト信号の出力領域の出力限界箇所近辺に所有者が位置し、若干の移動によって該領域の内外を短時間行き来した場合には、錠の施解錠は行われない。よって、該出力限界箇所で所有者が立ち話などをしている際に、所有者の意思に反して錠が頻繁に施解錠を繰り返してしまうといった不都合が防止される。
【0014】
請求項2又は請求項4に記載の発明によると、錠制御手段は、携帯機との相互通信状態を確実に把握することができ、その確実に把握した状態に基づいて錠を施解錠させることができるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を住宅用ドア錠の施解錠制御装置に具体化した一実施形態を図1〜図5に基づき詳細に説明する。
【0016】
図1に示すように、住宅用施解錠制御装置1は、住宅2の所有者(家人)に所持される携帯機11と、住宅2のドア3内に配設され、携帯機11と相互通信可能な通信制御装置12とを備えている。
【0017】
図2及び図3に併せ示すように、ドア3には、屋外側に露出する屋外アンテナ部4と、屋内側に露出する屋内アンテナ部5が配設されている。これらアンテナ部4,5には、それぞれLED等からなる表示部6が形成されている。
【0018】
屋外アンテナ部4の内部には、図3に示す送信アンテナ4aと受信アンテナ4bとが配設されている。また、屋内アンテナ部5の内部には図3に示す送信アンテナ5aと受信アンテナ5bとが配設されている。
【0019】
なお、本実施形態において、送信アンテナ4a,5aは134kHzの電波を送信可能に設定され、受信アンテナ4b,5bは300MHzの電波を受信可能に設定されている。
【0020】
また、ドア3には2つのドア錠7,8が形成されており、同ドア3の屋内側面には、これらドア錠7,8を手動で施解錠可能な手動ロック機構7a,8aが形成されている。これら手動ロック機構7a,8aは、一般的な屋内側施解錠用つまみである。
【0021】
図3に示すように、携帯機11は、受信回路13、マイクロコンピュータ(マイコン)14、送信回路15、及び入力回路16を備えている。
受信回路13は、後記する通信制御装置12からのリクエスト信号を受信して、その信号をマイコン14に入力するための回路である。マイコン14は、受信回路13からのリクエスト信号が入力されたときに、予め設定された所定のIDコードを含む無線信号(IDコード信号)を出力するための回路である。送信回路15は、そのIDコード信号を所定周波数(ここでは300MHz)の電波に変調して外部に送信するための回路である。受信回路13には受信アンテナ17aが接続され、送信回路15には送信アンテナ17bがそれぞれ接続されている。入力回路16は、操作ボタン等からなり、家人のボタン操作によって入力された手動操作信号をマイコン14に入力するための回路である。
【0022】
一方、図3に示すように、通信制御装置12は、リクエスト信号出力手段としての送信回路21、受信回路22、及び錠制御手段としてのマイクロコンピュータ(マイコン)23を備えている。
【0023】
送信回路21には送信アンテナ4a,5aが接続され、受信回路22には受信アンテナ4b,5bが接続されている。
送信回路21は、マイコン23から出力されるリクエスト信号を所定周波数(ここでは134kHz)の電波に変換し、送信アンテナ4a,5aを介して出力するための回路である。したがって、図2に示すように、リクエスト信号は、屋外側送信アンテナ4a及び屋内側送信アンテナ5aを介して、屋外側及び屋内側におけるドア3の周辺の所定領域A1に出力される。よって、この所定領域A1において携帯機11と通信制御装置12との相互通信が可能となる。
【0024】
受信回路22は、携帯機11から出力されたIDコード信号を受信アンテナ4b,5bを介して受信し、そのIDコード信号をパルス信号に復調して受信信号を生成するとともに、その受信信号をマイコン23へ出力するための回路である。
【0025】
マイコン23には、表示部6、ドア錠7,8、及び手動ロック機構7a,8aが電気的に接続されている。このマイコン23は、具体的には図示しないCPU、ROM、RAMからなるCPUユニットであり、送信回路21に対して前記リクエスト信号を間欠的に出力する。また、マイコン23には予め設定された所定のIDコードが記憶されており、マイコン23は、前記受信信号が入力されたときに自身のIDコードと受信信号に含まれるIDコードとを比較する。そして、マイコン23は、それらIDコードが一致したときに、ドア錠7,8に対して駆動信号を出力する。さらに、マイコン23には、手動ロック機構7a,8aの操作状態が入力されるようになっている。
【0026】
次に、このように構成された住宅用施解錠制御装置1によるドア錠7,8の施解錠動作を、図4に従って説明する。
施解錠制御装置1の動作時には、まず、通信制御装置12の送信アンテナ4a,5aから前記所定領域A1に対して、リクエスト信号が間欠的に出力される。図4に示すように、リクエスト信号は、通常、周期T1に設定された第1間欠周期で出力される。なお、本実施形態において周期T1は、約0.6秒に設定されている。
【0027】
同図にポイントP1で示すように携帯機11が所定領域A1内に侵入すると、携帯機11は、ポイントP2で示すようにリクエスト信号を受信してIDコード信号を自動送信する。すなわち、携帯機11を所持する家人がドア3に近づいたときに、携帯機11からIDコード信号が送信される。携帯機11は、通常、リクエスト信号を受信するためのスタンバイモードとなっており、該リクエスト信号の受信時にのみIDコード信号を送信するようになっている。
【0028】
通信制御装置12がこのIDコード信号を受信すると、マイコン23は、すぐに検出状態とはならず、前記第1間欠周期よりも短い周期T2に設定された第2間欠周期でリクエスト信号を複数回(ここでは2回)出力させる。すなわち、マイコン23は、IDコード信号の非受信状態から受信状態に変化したときには、リクエスト信号の間欠周期を第1間欠周期から第2間欠周期に変更し、その第2間欠周期でリクエスト信号を複数回出力させる。なお、マイコン23は、第2間欠周期でリクエスト信号を複数回出力させた後は、再び第1間欠周期でリクエスト信号を出力させる。そして、ポイントP3で示すように、マイコン23は、これら第2間欠周期で出力されたリクエスト信号に応答した携帯機11からのIDコード信号を全て受信したときに検出状態となり、ドア錠7,8を解錠させる。このため、ドア錠7,8は、家人がドア3に近づくだけで自動的に解錠される。
【0029】
なお、本実施形態において周期T2は、約0.2秒に設定されている。すなわち、第2間欠周期は第1間欠周期の約1/3程度に設定されている。よって、本実施形態において携帯機11が所定領域A1内に侵入してからドア錠7,8が解錠され始めるまでの時間(タイムラグ)Δt1は、最大で1.0秒(約0.6秒+約0.2秒+約0.2秒)程度となる。
【0030】
一方、同図にポイントP4で示すようにドア錠7,8の解錠後に携帯機11が所定領域A1から離間すると、ポイントP5に示すように、携帯機11は、リクエスト信号を受信できなくなるためIDコード信号を送信しなくなる。よって、通信制御装置12はIDコード信号を受信できなくなる。この場合、マイコン23は、すぐに非検出状態とはならず、前記第2間欠周期でリクエスト信号を複数回(ここでは2回)出力させる。すなわち、マイコン23は、IDコード信号の受信状態から非受信状態に変化したときにおいても、リクエスト信号の間欠周期を第1間欠周期から第2間欠周期に変更し、その第2間欠周期でリクエスト信号を複数回出力させる。なお、マイコン23は、第2間欠周期でリクエスト信号を複数回出力させた後は、再び第1間欠周期でリクエスト信号を出力させる。そして、ポイントP6で示すように、マイコン23は、これら第2間欠周期で出力された全てのリクエスト信号に応答した携帯機11からのIDコード信号を受信できないときに非検出状態となり、ドア錠7,8を施錠させる。よって、ドア錠7,8は、家人がドア3から離間するだけで自動的に施錠される。なお、本実施形態において携帯機11が所定領域A1から離間してからドア錠7,8が施錠され始めるまでの時間(タイムラグ)Δt2も、前記時間Δt1と同様に最大で1.0秒程度となる。
【0031】
したがって、こうした住宅用施解錠制御装置1によれば、ドア錠7,8を一切の操作を行うことなく施解錠することができる。
また、マイコン23は、ドア錠7,8の解錠時及び施錠時に、前記表示部6に対して信号を出力し、同表示部6によって解錠または施錠されたことを表示させる。なお、本実施形態において表示部6は、色の異なる2つのLEDからなり、ドア錠7,8の解錠時には一方のLEDを点灯させ、ドア錠7,8の施錠時には他方のLEDを点灯させるようになっている。
【0032】
ところで、例えば図2に示したリクエスト信号の出力領域A1の出力限界箇所(同図における2点鎖線箇所近辺)に所有者が位置した状態では、所有者の若干の移動によって該領域A1の内外を行き来する場合がある。すなわち、図4にポイントP7,P9で示すように携帯機11が出力領域A1内に僅かな時間だけ侵入した場合である。そして、ポイントP8で示すように、こうした僅かな時間内に携帯機11からのIDコード信号を通信制御装置12が受信すると、マイコン23は第2間欠周期でリクエスト信号を出力させる。しかし、ポイントP10で示すように、マイコン23は、それらリクエスト信号に応答したIDコード信号の全てを受信できないため検出状態とはならず、ドア錠7,8を解錠させない。このため、該リクエスト信号の出力限界箇所で所有者が若干の移動を行っても、ドア錠7,8の施解錠が繰り返されてしまうことはない。
【0033】
したがって、本実施形態によれば以下のような効果を得ることができる。
(1)通信制御装置12は、携帯機11からのIDコード信号を連続的に複数回受信したときにのみドア錠7,8を解錠させ、該IDコード信号を連続的に複数回受信できなくなったときのみドア錠7,8を施錠させる。このため、通信制御装置12は、リクエスト信号の出力領域A1の内外に所定時間以上存在しているときにのみドア錠7,8の施解錠を行うこととなる。よって、携帯機11が僅かな時間だけリクエスト信号の出力領域A1に侵入・離間した場合、通信制御装置12はドア錠7,8の施解錠を行わない。すなわち、該出力領域A1の出力限界箇所近辺に家人が位置し、若干の移動によって該出力領域A1の内外を短時間行き来した場合には、ドア錠7,8の施解錠は行われない。よって、該出力限界箇所で家人が立ち話などをしている際に、家人の意思に反してドア錠7,8が頻繁に施解錠を繰り返してしまうといった不都合を防止することができる。
【0034】
(2)通信制御装置12は、通常第1間欠周期(周期T1)でリクエスト信号を出力する。そして、IDコード信号の非受信状態から受信状態に変化したとき、及びIDコード信号の受信状態から非受信状態に変化したときには、周期T1よりも短い周期T2に設定された第2間欠周期でリクエスト信号を出力する。このため、携帯機11がリクエスト信号の出力領域A1内に侵入してからドア錠7,8が解錠されるまでの時間(タイムラグΔt1)、及び該出力領域A1を離れてからドア錠7,8が施錠されるまでの時間(タイムラグΔt2)を短くすることができる。よって、家人がドア3を開こうとしたときにドア錠7,8が未だ解錠されていなかったり、家人がドア3から離れてかなり時間が経たないとドア錠7,8が施錠されないといった不都合を防止することができる。
【0035】
ちなみに、例えば図5に示すように、リクエスト信号を常に第1間欠周期(周期T1)で出力されるようになっていた場合、前記タイムラグΔt1,Δt2は、最大で1.8秒程度となってしまい、上記不都合が生じてしまう。
【0036】
(3)通信制御装置12は、IDコード信号の非受信状態から受信状態に変化したとき、及びIDコード信号の受信状態から非受信状態に変化したときには、第2間欠周期のリクエスト信号を複数回(2回)出力するようになっている。そして、通信制御装置12は、それら第2間欠周期のリクエスト信号に応答したIDコード信号を全て受信するか全て受信できないかに基づいて、ドア錠7,8を施解錠させるようになっている。このため、通信制御装置12は、携帯機11との相互通信状態を確実に把握することができ、その確実に把握した状態に基づいてドア錠7,8を施解錠させることができる。換言すれば、通信制御装置12が携帯機11との曖昧な相互通信状態に基づいてドア錠7,8を施解錠させてしまうのを防止することができる。
【0037】
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
・ 前記実施形態において通信制御装置12は、IDコード信号の非受信状態から受信状態に変化したとき、及びIDコード信号の受信状態から非受信状態に変化したときには、第2間欠周期のリクエスト信号を2回出力するようになっている。しかし、第2間欠周期のリクエスト信号は、2回に限らず3回以上出力されるようになっていてもよい。そして、通信制御装置12は、それら第2間欠周期で出力されたリクエスト信号に応答したIDコード信号を全て受信したときにドア錠7,8を解錠させ、該IDコード信号を全て受信できなかったときにドア錠7,8を施錠させるようになっていてもよい。
【0038】
また、第2間欠周期のリクエスト信号は、複数回に限らず、1回のみ出力されるようになっていてもよい。このようにすれば、前記タイムラグΔt1,Δt2をより短くすることができる。
【0039】
但し、家人の意思に反したドア錠7,8の施解錠の防止と、タイムラグΔt1,Δt2の短縮化とを両立させるためには、第2間欠周期でのリクエスト信号の出力回数を2〜4回程度に設定することがより望ましい。
【0040】
・ 前記実施形態において、リクエスト信号の第1間欠周期T1は約0.6秒、第2間欠周期T2は約0.2秒にそれぞれ設定されている。しかし、これら周期T1,T2は、これに限らず、前記タイムラグΔt1,Δt2の最大値が約1.2秒内となるのであれば、どのように変更してもよい。
【0041】
・ 前記実施形態において携帯機11は、リクエスト信号を受信したときには無条件でIDコード信号を出力するようになっている。しかし、携帯機11は、第2間欠周期のリクエスト信号を受信したときには、すぐにIDコード信号を出力せず、同第2間欠周期のリクエスト信号を複数回連続的に受信したときにIDコード信号を送信するようにしてもよい。そして、通信制御装置12は、そのIDコード信号を受信したときにドア錠7,8を解錠させるようにしてもよい。このようにすれば、携帯機11の電力消費量を低減させることができる。
【0042】
・ 前記実施形態では、ドア3に2つのドア錠7,8が設けられている。しかし、ドア錠7,8は、2つに限らず、1つのみであってもよい。また、3つ以上のドア錠としてもよい。
【0043】
・ 手動ロック機構7a,8aを省略してもよい。このようにしても、自動施解錠動作によって、ドア錠7,8を施解錠させることができる。
・ 表示部6を省略してもよい。
【0044】
・ 通信制御装置12は、ドア3内に限らず、ドア3の近辺に配設されてもよい。
・ 前記実施形態では、リクエスト信号を電波として出力している。しかし、リクエスト信号は、第1及び第2領域A1,A2に出力される磁界であってもよい。
【0045】
・ 施解錠制御装置1を、住宅用に限らず、店舗や事務所等の建物用ドア錠の施解錠制御装置として具体化してもよい。また、施解錠制御装置1を車両用ドア錠の施解錠制御装置として具体化してもよい。
【0046】
・ 前記実施形態において施解錠制御装置1は、ドア錠の施解錠を行うようになっている。しかし、施解錠制御装置1は、ドア錠に限らず、例えば窓や引き戸など、各種建具(門扉も含む)の錠の施解錠を行うようになっていてもよい。
【0047】
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
(1) 所定の無線信号を送信する携帯機と、その携帯機との相互通信に基づいてドア錠の施解錠を制御する通信制御装置とを備える施解錠制御装置であって、前記通信制御装置は、前記無線信号の送信を要求するリクエスト信号を周辺の所定領域に間欠的に出力させるとともに、前記無線信号の非受信状態から受信状態に変化したとき、及び前記無線信号の受信状態から非受信状態に変化したときには、それ以外の状態におけるリクエスト信号の第1間欠周期よりも短く設定された第2間欠周期で同リクエスト信号を複数回出力させ、それら第2間欠周期で出力されたリクエスト信号に応答して送信された前記携帯機からの無線信号を全て受信できないときに前記錠を施錠させる錠制御手段を備え、前記携帯機は、それら第2間欠周期で出力されたリクエスト信号を複数回連続的に受信したときにIDコード信号を送信し、前記錠制御手段は、前記第2間欠周期のリクエスト信号に応答した無線信号を受信したときに前記錠を解錠させること。この技術的思想(1)に記載の発明によれば、携帯機の電力消費量を低減することができる。
【0048】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1〜に記載の発明によれば、所有者の意思に反した錠の施解錠動作を防止することができる。
【0049】
請求項2又は請求項4に記載の発明によれば、通信制御装置に、携帯機との相互通信状態を確実に把握させることができ、その確実に把握した状態に基づいて錠を施解錠させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を住宅用ドア錠の施解錠制御装置に具体化した一実施形態の概略斜視図。
【図2】同実施形態に用いられるドアの概略側面図。
【図3】同実施形態の施解錠制御装置の概略構成を示すブロック図。
【図4】同実施形態の施解錠制御装置によるドア錠の施解錠タイミングを示すタイムチャート。
【図5】同実施形態の施解錠制御装置の比較例におけるドア錠の施解錠タイミングを示すタイムチャート。
【図6】従来の住宅用ドア錠の施解錠制御装置が設置されたドアの概略平面図。
【図7】従来の施解錠装置によるドア錠の施解錠タイミングを示すタイムチャート。
【符号の説明】
1…施解錠制御装置、2…住宅、3…建具としてのドア、4,5…アンテナ、7,8…ドア錠、11…携帯機、12…通信制御装置、23…錠制御手段としてのマイクロコンピュータ(マイコン)。

Claims (5)

  1. 所定の無線信号を送信する携帯機と、その携帯機との相互通信に基づいて錠の施解錠を制御する通信制御装置とを備える施解錠制御装置であって、
    前記通信制御装置は、前記無線信号の送信を要求するリクエスト信号を周辺の所定領域に間欠的に出力させるとともに、前記無線信号の非受信状態にあるときには、第1間欠周期でリクエスト信号を出力させ、前記無線信号の非受信状態から受信状態に変化したときには、リクエスト信号が到達している領域内における携帯機の有無を判定する期間である所定の期間に亘って、第1間欠周期よりも短く設定された第2間欠周期で同リクエスト信号を出力させ、その後、第1間欠周期でのリクエスト信号の出力に戻し、さらに、前記無線信号の受信状態から非受信状態に変化したときには、前記所定の期間に亘って、第2間欠周期で同リクエスト信号を出力させ、その後、第1間欠周期でのリクエスト信号の出力に戻し、その第2間欠周期で出力されたリクエスト信号に応答して送信された前記携帯機からの無線信号を受信したときに錠を解錠させ、該無線信号を受信できないときに前記錠を施錠させる錠制御手段を備えることを特徴とする施解錠制御装置。
  2. 前記錠制御手段は、前記リクエスト信号を前記第2間欠周期で出力させる際には、同第2間欠周期のリクエスト信号を連続的に複数回出力させ、それら第2間欠周期で出力されたリクエスト信号に応答して送信された前記携帯機からの無線信号を全て受信したか全て受信できなかったかに基づいて前記錠を施解錠させることを特徴とする請求項1に記載の施解錠制御装置。
  3. 所有者によって所持される携帯機に対して無線信号の送信を要求するリクエスト信号を周辺の所定領域に間欠的に出力させるとともに、前記無線信号の非受信状態にあるときには、第1間欠周期でリクエスト信号を出力させ、前記無線信号の非受信状態から受信状態に変化したときには、リクエスト信号が到達している領域内における携帯機の有無を判定する期間である所定の期間に亘って、第1間欠周期よりも短く設定された第2間欠周期で同リクエスト信号を出力させ、その後、第1間欠周期でのリクエスト信号の出力に戻し、さらに、前記無線信号の受信状態から非受信状態に変化したときには、前記所定の期間に亘って、第2間欠周期で同リクエスト信号を出力させ、その後、第1間欠周期でのリクエスト信号の出力に戻し、その第2間欠周期で出力されたリクエスト信号に応答して送信された前記携帯機からの無線信号を受信したときに錠を解錠させ、該無線信号を受信できないときに前記錠を施錠させる錠制御手段を備えることを特徴とする施解錠制御装置における通信制御装置。
  4. 前記錠制御手段は、前記リクエスト信号を前記第2間欠周期で出力させる際には、同第2間欠周期のリクエスト信号を連続的に複数回出力させ、それら第2間欠周期で出力されたリクエスト信号に応答して送信された前記携帯機からの無線信号を全て受信したか全て受信できなかったかに基づいて前記錠を施解錠させることを特徴とする請求項3に記載の施解錠制御装置における通信制御装置。
  5. 請求項1若しくは請求項2に記載の施解錠制御装置、または、請求項3若しくは請求項4に記載の通信制御装置を備えたことを特徴とする建具。
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