JP2003307077A - 自動ドア装置 - Google Patents

自動ドア装置

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JP2003307077A
JP2003307077A JP2002114844A JP2002114844A JP2003307077A JP 2003307077 A JP2003307077 A JP 2003307077A JP 2002114844 A JP2002114844 A JP 2002114844A JP 2002114844 A JP2002114844 A JP 2002114844A JP 2003307077 A JP2003307077 A JP 2003307077A
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滋保 金田
Hideaki Souhama
英昭 惣浜
Hiromi Tonegawa
浩巳 刀根川
Seiji Hayakawa
誠治 早川
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Chuo Hatsujo KK
Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】利便性をより向上させることができる自動ドア
装置を提供する。 【解決手段】自動ドア装置12は、施解錠制御部21か
らドア周辺の所定領域にリクエスト信号を出力させる。
携帯機11はこのリクエスト信号を受信するとIDコー
ド信号を送信する。施解錠制御部21はIDコード信号
を受信すると、ドア制御部31からドアクローザ10に
設けられたドア駆動機構を駆動させて所定の開き量でド
アを自動的に開かせる。また、携帯機11の操作スイッ
チ16が操作されると、携帯機11から解錠操作コード
を含む施解錠操作信号が送信される。自動ドア装置12
は、施解錠操作信号を受信すると、ドア制御部31から
ドア駆動機構を駆動させて前記IDコード信号に基づく
開き量よりも多い開き量でドアを自動的に開かせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動ドア装置に係
り、詳しくは、所有者によって所持される携帯機との通
信に基づいてドアを自動的に開閉する装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯機を操作することによってド
ア錠の施解錠を遠隔操作する装置が知られている。この
種の遠隔操作装置では、ドアから離れた位置でドア錠の
施解錠を行うことができるという利便性がある。
【0003】しかし、例えば操作者が両手に荷物を持っ
ているときなどには、荷物を持つ前にドア錠を遠隔解錠
したとしてもドアは自力で開けなければならないため、
利便性が悪い。それゆえ、ドアも自動的に開閉してほし
いという要望があった。
【0004】そこで従来では、例えば特開平1−192
979号公報に記載されるドア自動開閉装置が提案され
ている。このドア自動開閉装置では、携帯用送信機から
送信されるリモートコントロール信号を受信すると、ド
ア錠の施錠または解錠が行われる。そして、ドア錠の解
錠時には、ドア駆動手段によってドアが自動的に開放さ
れるようになっている。また、ドアは、開状態となって
所定時間が経過すると、自動的に閉じるようになってい
る。このため、操作者はドアを自力で開ける必要がなく
なり、利便性が向上する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年ではバ
リアフリーのニーズが高く、車椅子利用者等にとっても
利便性を高めることが望まれている。このため、こうし
たドア自動開閉装置においては、ドアを自動的に開状態
にする際にドアを全開にすることが望ましい。
【0006】しかし、ドアが全開になると、屋外から室
内が見えてしまうためプライバシー保護の観点では不都
合が生じる。また、冷暖房によって室内の温度調整を行
っている場合、室内に外気が流れ込みやすくなるといっ
た不都合も生じる。よって、健常者にとっては必ずしも
利便性が向上するとはいえない。
【0007】本発明はこうした実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、利便性をより向上させることが
できる自動ドア装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、所有者によって所持
される携帯機から送信される送信信号に基づいてドア錠
を施解錠させる施解錠制御手段と、前記送信信号に基づ
くドア錠の解錠時にドアを自動的に開かせるとともに、
該ドアの開き量を所定の条件に基づいて変化させるドア
制御手段とを備えることを要旨とする。
【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の自動ドア装置において、前記ドア制御手段は、前記
携帯機から送信される送信信号の種類に基づいてドアの
開き量を変化させることを要旨とする。
【0010】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の自動ドア装置において、前記施解錠制御手段は、前
記携帯機から第1送信信号の送信を要求するリクエスト
信号をドア周辺の所定領域に出力させ、そのリクエスト
信号に応答して送信された第1送信信号を受信したと
き、または、前記携帯機に設けられた操作部が操作され
ることによって送信される第2送信信号を受信したとき
に、前記ドア錠を自動的に解錠させ、前記ドア制御手段
は、前記第1送信信号に基づいて前記ドア錠が解錠され
たときには、前記第2送信信号に基づいて前記ドア錠が
解錠されたときよりも少ない開き量でドアを開かせるこ
とを要旨とする。
【0011】請求項4に記載の発明では、請求項1〜3
のいずれか1項に記載の自動ドア装置において、操作者
によるドアの閉成意思を検知する閉成意思検知手段を備
え、前記ドア制御手段は、少なくとも前記閉成意思検知
手段によってドアの閉成意思を検知したときに、ドアを
閉じさせることを要旨とする。
【0012】請求項5に記載の発明では、請求項3に記
載の自動ドア装置において、前記ドア制御手段は、ドア
の開状態で前記施解錠制御手段が前記第1送信信号を受
信している場合、同施解錠制御手段が前記第1送信信号
を受信できなくなったときにドアを自動的に閉じさせ、
前記施解錠制御手段は、該ドアが閉じた後にドア錠を自
動的に施錠させることを要旨とする。
【0013】以下、本発明の「作用」について説明す
る。請求項1に記載の発明によると、携帯機から送信さ
れる送信信号に基づいてドア錠が解錠されると、ドア制
御手段によってドアが自動的に開く。そして、ドアの開
き量は所定の条件に基づいて変化する。このため、例え
ば複数種類の送信信号を送信可能な携帯機からの送信信
号の種類や、携帯機がドア周辺の所定領域内に位置して
いるか否かを条件とすれば、それら条件に基づいてドア
の開き量を変化させることが可能となる。また、例えば
ドアに近接センサ等を設け、ドアが開く際にその近接セ
ンサが障害物を検知した場合、その障害物にドアが接触
しない開き量でドアを開かせるといった制御も可能とな
る。よって、必要に応じた開き量でドアを開かせること
が可能となり、利便性をより向上させることができる。
【0014】請求項2に記載の発明によると、携帯機か
ら送信される送信信号の種類に基づいてドアの開き量が
変化する。このため、例えば所有者の操作によって送信
信号の種類を選択可能にすれば、所有者の意思に基づい
た開き量でドアを開かせることができる。また、携帯機
とドアとの距離に応じて送信信号の種類を変えたり、車
椅子利用者等が所持する携帯機と健常者が所持する携帯
機とで送信信号の種類を変えたりすることによっても、
ドアの開き量を制御することが可能となる。よって、必
要に応じた開き量でドアを開かせることが可能となり、
利便性をより向上させることができる。
【0015】請求項3に記載の発明によると、携帯機の
所有者がリクエスト信号の出力領域に入ると、ドア錠が
自動的に解錠されるとともに、ドアが自動的に開かれ
る。このため、該所有者は、何ら操作を行うことなくド
ア錠を解錠させるとともにドアを開かせることができ
る。しかも、この場合には少ない開き量でドアが開くよ
うに設定されているため、屋外から室内が見えてしまっ
たり、室内に外気が流れ込みやすくなったりするといっ
た不都合も解消される。また、携帯機に設けられた操作
部が操作されたときには前記開き量よりも多い開き量で
ドアが開かれる。このため、車椅子利用者なども容易に
ドアを通過することが可能となる。よって、利便性がよ
り向上する。
【0016】請求項4に記載の発明によると、操作者に
よるドアの閉成意思が閉成意思検知手段によって検知さ
れると、ドア制御手段によってドアが自動的に閉じられ
る。このため、ドアを閉じる操作が容易となり、利便性
がより向上する。
【0017】請求項5に記載の発明によると、携帯機の
所有者はドアを自動的に開かせた後、リクエスト信号の
出力領域外に離間するだけでドアを自動的に閉じさせる
ことができる。すなわち、該所有者は、何ら操作をする
ことなくドアを閉じさせることができ、利便性がより一
層向上する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を住宅用自動ドア制
御システムとして具体化した一実施形態を図1〜図4に
基づき詳細に説明する。
【0019】図1に示すように、自動ドア制御システム
1は、住宅2の所有者(家人)に所持される携帯機11
と、住宅2のドア3内に配設され、携帯機11と相互通
信可能な自動ドア装置12とを備えている。
【0020】図3に示すように、携帯機11は、受信回
路13、マイクロコンピュータ(マイコン)14、送信
回路15、及び操作スイッチ16を備えている。受信回
路13は、自動ドア装置12から出力されるリクエスト
信号を受信して、その信号をマイコン14に入力するた
めの回路である。受信回路13には受信アンテナ17a
が接続され、この受信アンテナ17aを介してリクエス
ト信号を受信するようになっている。
【0021】マイコン14は、受信回路13からのリク
エスト信号が入力されたときに、予め設定された所定の
IDコードを含む第1送信信号(IDコード信号)を出
力する。また、操作スイッチ16は携帯機11の表面等
に設けられた押しボタンスイッチ等からなり、操作され
るとその操作信号がマイコン14に入力されるようにな
っている。そして、マイコン14は、操作スイッチ16
が操作されると、前記IDコードと所定の操作コードと
を含む第2送信信号(施解錠操作信号)を出力する。な
お、本実施形態において操作スイッチ16は施錠スイッ
チ及び解錠スイッチを備えている。そして、マイコン1
4は、施錠スイッチが操作された場合にはIDコードと
施錠操作コードとを含む施解錠操作信号(施錠操作信
号)を出力し、解錠スイッチが操作された場合にはID
コードと解錠操作コードとを含む施解錠操作信号(解錠
操作信号)を出力するようになっている。すなわち、マ
イコン14は、複数種の送信信号を出力可能となってい
る。
【0022】送信回路15は、IDコード信号または施
解錠操作信号を所定周波数の電波に変調して外部に送信
するための回路である。送信回路15には送信アンテナ
17bが接続され、この送信アンテナ17bを介してI
Dコード信号または施解錠操作信号を外部に送信するよ
うになっている。なお、これらIDコード信号または施
解錠操作信号は、図4(a),(b)に示す所定領域A
2内で自動ドア装置12と通信可能となっている。この
所定領域A2は、後記するリクエスト信号の出力領域A
1よりも広い範囲となっている。また、本実施形態にお
いてIDコード信号及び施解錠操作信号の周波数は、3
00MHzに設定されている。
【0023】図2及び図3にも併せ示すように、自動ド
ア装置12は、屋外アンテナ部4、屋内アンテナ部5、
2つのドア錠機構7,8、ラッチ駆動部9、ドアクロー
ザ10、施解錠制御手段としての施解錠制御部21及び
ドア制御手段としてのドア制御部31を備えている。
【0024】図2に示すように、屋外アンテナ部4はド
ア3の屋外側面に露出した状態で設けられ、屋内アンテ
ナ部5はドア3の屋内側面に露出した状態で設けられて
いる。そして、屋外アンテナ部4の内部には、図3に示
す送信アンテナ4aと受信アンテナ4bとが配設されて
いる。また、屋内アンテナ部5の内部には図3に示す送
信アンテナ5aと受信アンテナ5bとが配設されてい
る。
【0025】なお、本実施形態において、送信アンテナ
4a,5aは134kHzの電波を送信可能に設定さ
れ、受信アンテナ4b,5bは300MHzの電波を受
信可能に設定されている。
【0026】ドア錠機構7,8はドア3内に配設されて
おり、ドア3の側面3aには、各ドア錠機構7,8の駆
動によって出没するロックバー7a,8aがそれぞれ形
成されている。また、ドア3の屋内側面には、ドア錠機
構7,8を手動で施解錠可能な手動ロック手段7b,8
bが形成されている。これら手動ロック手段7b,8b
は、一般的な屋内側施解錠用つまみ(サムターン)であ
る。
【0027】ラッチ駆動部9は、ドア3内におけるドア
錠機構7,8間に配設されており、ドア3の側面3aに
は、ラッチ部9aが突設されている。そして、ラッチ駆
動部9は、ドアハンドル6が操作されたとき、または同
ラッチ駆動部9内に設けられたラッチ解除機構(図示
略)が駆動したときに、ラッチ部9aをドア3内に没入
可能にする。すなわち、ドア錠機構7,8によってドア
錠が解錠された状態において、ドアハンドル6が操作さ
れたときまたはラッチ解除機構が駆動したときにドア3
を開くことができるようになっている。
【0028】ドアクローザ10は図示しないドア駆動機
構を備え、そのドア駆動機構が駆動するとドアが自動的
に開くようになっている。また、ドアクローザ10は、
ドア駆動機構の非駆動時には、一般的なドアクローザと
同様にドア3を閉じる方向へ付勢するようになってい
る。
【0029】図3に示すように、施解錠制御部21は、
送信回路22、受信回路23及び施解錠制御用のマイク
ロコンピュータ(施解錠制御マイコン)24を備えてい
る。送信回路22には送信アンテナ4a,5aが接続さ
れ、受信回路23には受信アンテナ4b,5bが接続さ
れている。送信回路22は、施解錠制御マイコン24か
ら出力されるリクエスト信号を所定周波数の電波に変換
し、送信アンテナ4a,5aを介して出力する。したが
って、図2及び図4に示すように、リクエスト信号は、
各送信アンテナ4a,4bを介して屋内外におけるドア
3の周辺の所定領域A1に出力される。すなわち、この
所定領域A1において携帯機11と施解錠制御部21と
の相互通信が可能となる。なお、本実施形態におけるリ
クエスト信号の周波数は、134kHzに設定されてい
る。
【0030】受信回路23は、携帯機11から出力され
たIDコード信号または施解錠操作信号を受信アンテナ
4b,5bを介して受信する。そして、受信回路23
は、受信したIDコード信号または施解錠操作信号をパ
ルス信号に復調して受信信号を生成するとともに、その
受信信号を施解錠制御マイコン24へ出力する。
【0031】施解錠制御マイコン24は、具体的には図
示しないCPU、ROM、RAMからなるCPUユニッ
トであり、リクエスト信号を間欠的に出力する。また、
施解錠制御マイコン24には予め設定された所定のID
コードが記録されており、前記受信回路23からの受信
信号が入力されたときには、自身のIDコードと受信信
号に含まれるIDコードとを比較する。施解錠制御マイ
コン24にはドア錠機構7,8及びラッチ駆動部9が電
気的に接続され、それらIDコードが一致したときに該
マイコン24は、ドア錠機構7,8に対して駆動信号を
出力する。
【0032】詳しくは、施解錠制御マイコン24は、前
記IDコード信号または前記解錠操作信号からなる受信
信号が入力されたときには、ドア錠機構7,8に対して
解錠駆動信号を出力する。そして、ドア錠機構7,8
は、解錠駆動信号が入力されるとロックバー7a,7b
をドア3内に没入させてドア錠を解錠させる。さらに、
施解錠制御マイコン24は、ラッチ駆動部9に対して駆
動信号を出力し、ラッチ解除機構を駆動させてラッチ部
9aをドア3内に没入可能な状態にする。そして、施解
錠制御マイコン24は、前記IDコード信号に基づいて
ドア錠を解錠させたときには、後記するドア制御マイコ
ン34に対して第1解錠完了信号を出力する。これに対
し、施解錠制御マイコン24は、前記施解錠操作信号に
基づいてドア錠を解錠させたときには、ドア制御マイコ
ン34に対して第2解錠完了信号を出力する。
【0033】また、施解錠制御マイコン24は、IDコ
ード信号からなる受信信号が入力されなくなったとき、
または前記施錠操作信号からなる受信信号が入力された
ときには、ドア制御マイコン34から出力されるドア閉
完了信号が入力されているか否かを判断する。さらに、
施解錠制御マイコン24は、前記解錠操作信号からなる
受信信号に基づいてドア錠を解錠させた後、施錠操作信
号またはIDコード信号からなる受信信号が一度も入力
されていない状態で所定時間が経過した場合にも、ドア
閉完了信号が入力されているか否かを判断する。そし
て、施解錠制御マイコン24は、ドア閉完了信号が入力
されているときには、ドア錠機構7,8に対して施錠駆
動信号を出力する。ドア錠機構7,8は、施錠駆動信号
が入力されるとロックバー7a,7bをドア3から突出
させてドア錠を施錠させる。また、施解錠制御マイコン
24は、ドア閉完了信号が入力されていないときには、
ドア制御マイコン34に対してドア閉指令信号を出力す
る。
【0034】図1及び図2に示すように、ドア制御部3
1は、ドア3の近辺の壁部に配設されている。このドア
制御部31は、図3に示すように、操作スイッチ32、
設定スイッチ33及びドア制御用のマイクロコンピュー
タ(ドア制御マイコン)34を備えている。
【0035】図1及び図2に示すように、操作スイッチ
32は、ドア制御部31の筐体31aの表面に露出した
押しボタンスイッチによって構成されている。また、設
定スイッチ33は、筐体31a内に配設されたディップ
スイッチなどによって構成されている。そして、これら
スイッチ32,33は、ドア制御マイコン34に電気的
に接続されている。
【0036】ドア制御マイコン34は、具体的には図示
しないCPU、ROM、RAMからなるCPUユニット
であり、前記施解錠制御マイコン24と電気的に接続さ
れている。また、ドア制御マイコン34には、前記ドア
クローザ10(詳しくは前記ドア駆動機構)が電気的に
接続されている。
【0037】そして、ドア制御マイコン34は、施解錠
制御マイコン24から解錠完了信号が出力されたときに
は、ドアクローザ10のドア駆動機構に対して駆動信号
を出力する。これによりドア駆動機構が駆動し、ドア3
が自動的に開かれる。詳しくは、ドア制御マイコン34
は、施解錠制御マイコン24から第1解錠完了信号が出
力されたときには、図4(a)に示すように、ドア3の
開き角が所定角度θ1となる位置でドア3の開状態を維
持させるための駆動信号をドア駆動機構に対し出力す
る。また、ドア制御マイコン34は、施解錠制御マイコ
ン24から第2解錠完了信号が出力されたときには、図
4(b)に示すように、ドア3の開き角が前記角度θ1
よりも大きく設定された所定角度θ2となる位置でドア
3の開状態を維持させるための駆動信号をドア駆動機構
に対して出力する。すなわち、ドア制御マイコン34
は、携帯機11からIDコード信号が送信されたときと
解錠操作信号が送信されたときとでドア3の開き量を変
化させるようになっている。換言すれば、ドア制御マイ
コン34は、携帯機11から送信される送信信号の種類
に基づいてドア3の開き量を変化させるようになってい
る。なお、本実施形態において所定角度θ1は45゜程
度、所定角度θ2は90゜程度に設定されている。ま
た、所定角度θ1,θ2は、前記設定スイッチ33によ
って変更可能となっている。
【0038】また、ドア制御マイコン34は、施解錠制
御マイコン24からドア閉指令信号が出力されたとき、
または操作スイッチ32が操作されたときには、ドアク
ローザ10のドア駆動機構に対する駆動信号の出力を停
止する。これにより、ドア3は、ドアクローザ10から
の付勢力によって自動的に閉じられる。すなわち、ドア
3は、携帯機11がリクエスト信号の出力領域A1外に
移動したとき、携帯機11の操作スイッチ16における
施錠スイッチが操作されたとき、またはドア制御部31
の操作スイッチ32が操作されたときに自動的に閉じる
ようになっている。換言すれば、ドア制御マイコン34
は、携帯機11がリクエスト信号の出力領域A1外に移
動したこと、携帯機11の操作スイッチ16における施
錠スイッチが操作されたこと、ドア制御部31の操作ス
イッチ32が操作されたことをドア3の閉成意思として
検知し、その閉成意思に基づいてドア3を自動的に閉じ
させるようになっている。よって、ドア制御マイコン3
4がドア閉成意思検知手段として機能する。そして、ド
ア3が完全に閉じた状態になると、ドア制御マイコン3
4は、施解錠制御マイコン24に対してドア閉完了信号
を出力する。
【0039】次に、このように構成された自動ドア制御
システム1によって行われる一連の動作態様を図5及び
図6に示すシーケンスチャートに従って説明する。 <a>携帯機11と自動ドア装置12との相互通信に基
づく動作態様 図5にステップS1で示すように、自動ドア装置12か
ら前記所定領域A1に対してリクエスト信号が出力され
る。この所定領域A1内に携帯機11が入ってリクエス
ト信号を受信すると、ステップS2で示すように、携帯
機11のマイコン14はIDコード信号を出力する。自
動ドア装置12は、施解錠制御部21の受信回路23に
よってこのIDコード信号を受信すると、ステップS3
で示すように、施解錠制御マイコン24にてIDコード
の照合を行う。そして、ステップS4で示すように、施
解錠制御マイコン24は、IDコード信号のIDコード
と自身のIDコードとが一致すると、ドア錠を解錠させ
るとともに、ラッチ駆動部9のラッチ解除機構を駆動さ
せてラッチ部9aをドア3内に没入可能な状態にする。
また、施解錠制御マイコン24は、ドア制御マイコン3
4に対して第1解錠完了信号を出力する。これにより、
ステップS5で示すように、ドア制御マイコン34は、
ドアクローザ10のドア駆動機構を駆動させて、図4
(a)に示したように開き量が所定角度θ1となる位置
までドア3を開かせる。したがって、家人は、ドア3に
近づくだけで、何ら操作を行うことなくドア錠を解錠さ
せるとともにドア3を自動的に開かせることができる。
【0040】その後、ステップS6で示すように、携帯
機11が所定領域A1外に移動すると、携帯機11から
自動ドア装置12に対してIDコード信号が送信されな
くなる。このため、ステップS7で示すように、自動ド
ア装置12はIDコード信号を受信不能となる。こうし
た場合、施解錠制御マイコン24からドア制御マイコン
34に対してドア閉指令信号を出力し、ドア制御マイコ
ン34はこのドア閉指令信号に基づいてドア駆動機構の
駆動を停止させる。これにより、ステップS8で示すよ
うに、ドアクローザ10の付勢力によってドア3が閉じ
られる。そして、ステップS9で示すように、ドア3が
完全に閉成状態となった後にドア錠を施錠させる。した
がって、家人は、ドア3から離間するだけで、何ら操作
を行うことなくドア3を自動的に閉じさせるとともにド
ア錠を施錠させることができる。
【0041】<b>携帯機11から送信される施解錠操
作信号に基づく動作態様 図6にステップS11で示すように携帯機11における
操作スイッチ16の解錠スイッチが操作されると、ステ
ップS12で示すようにマイコン14から解錠操作信号
が出力される。このとき、例えば図4(b)に示すよう
に、携帯機11が所定領域A2内に位置した状態であれ
ば、自動ドア装置12は解錠操作信号を受信する。そし
て、ステップS13で示すように、自動ドア装置12
は、施解錠制御マイコン24にてIDコードの照合を行
う。ステップS14で示すように、施解錠制御マイコン
24は、解錠操作信号のIDコードと自身のIDコード
とが一致すると、ドア錠を解錠させるとともに、ラッチ
駆動部9のラッチ解除機構を駆動させてラッチ部9aを
ドア3内に没入可能な状態にする。また、施解錠制御マ
イコン24は、ドア制御マイコン34に対して第2解錠
完了信号を出力する。これにより、ステップS15で示
すように、ドア制御マイコン34は、ドアクローザ10
のドア駆動機構を駆動させて、図4(b)に示したよう
に開き量が所定角度θ2となる位置までドア3を開かせ
る。したがって、家人は、携帯機11における操作スイ
ッチ16の解錠スイッチを操作することにより、ドア錠
を解錠させるとともにドア3を全開にさせることができ
る。
【0042】その後、ステップS16で示すように、携
帯機11における操作スイッチ16の施錠スイッチが操
作されると、ステップS17で示すようにマイコン14
から施錠操作信号が出力される。このとき、携帯機11
が所定領域A2内に位置した状態であれば、自動ドア装
置12は施錠操作信号を受信する。そして、ステップS
18で示すように、自動ドア装置12は、施解錠制御マ
イコン24にてIDコードの照合を行う。施解錠制御マ
イコン24は、施錠操作信号のIDコードと自身のID
コードとが一致すると、ドア制御マイコン34に対して
ドア閉指令信号を出力する。これにより、ステップS1
9で示すように、ドア制御マイコン34はドア駆動機構
の駆動を停止させ、ドア3を閉じさせる。そして、ステ
ップS20で示すように、ドア3が完全に閉成状態とな
った後にドア錠を施錠させる。したがって、家人は、携
帯機11における操作スイッチ16の施錠スイッチを操
作することにより、ドア3を閉じさせるとともにドア錠
を施錠させることができる。
【0043】また、ドア3の開状態で携帯機11がリク
エスト信号の出力領域A1内に入った場合には、前記<
a>の動作態様で示したように携帯機11と自動ドア装
置12との間で相互通信が行われる。すなわち、自動ド
ア装置12は、携帯機11から送信されるIDコード信
号を受信した状態となる。この場合、自動ドア装置12
は、所定角度θ2となる開き量でドア3を開かせた状態
を維持する。そして、自動ドア装置12は、その後に携
帯機11が出力領域A1外に移動してIDコード信号を
受信できなくなると、ドア3を閉じさせるとともにドア
錠を施錠させる。
【0044】さらに、ドア3の開状態で携帯機11がリ
クエスト信号の出力領域A1内に一度も入らず、しかも
携帯機11における操作スイッチ16の施錠スイッチが
操作されない状態で所定時間が経過した場合、自動ドア
装置12は、ドア3を閉じさせるとともにドア錠を施錠
させる。
【0045】<c>その他の動作態様 前記<a>,<b>の動作態様によってドア3を開いた
状態で、ドア制御部31に設けられた操作スイッチ32
を操作した場合、自動ドア装置12は、ドア3を閉じさ
せるとともにドア錠を施錠させる。すなわち、この場合
には、携帯機11と自動ドア装置との間で相互通信が行
われている場合であっても、ドア3が閉じられるととも
にドア錠が施錠される。
【0046】以上詳述した本実施形態によれば以下のよ
うな効果を得ることができる。 (1)携帯機11を所持する家人がリクエスト信号の出
力領域A1に入ると、ドア錠が自動的に解錠されるとと
もに、ドア3が自動的に開かれる。このため、該所有者
は、何ら操作を行うことなくドア錠を解錠させるととも
にドア3を開かせることができる。しかも、この場合に
は少ない開き量でドア3が開くように設定されているた
め、屋外から室内が見えてしまったり、室内に外気が流
れ込みやすくなったりするといった不都合も解消するこ
とができる。
【0047】また、携帯機11に設けられた操作スイッ
チ16が操作されたときには前記開き量よりも多い開き
量でドアが開かれる。このため、車椅子利用者なども容
易にドア3を通過することが可能となり、利便性をより
向上させることができる。
【0048】(2)ドア3の開状態において、ドア制御
マイコン34は、携帯機11がリクエスト信号の出力領
域A1外に移動したこと、携帯機11の操作スイッチ1
6における施錠スイッチが操作されたこと、ドア制御部
31の操作スイッチ32が操作されたことをドア3の閉
成意思として検知し、その閉成意思に基づいてドア3を
自動的に閉じさせるようになっている。このため、ドア
3を閉じる操作が容易となり、利便性をより向上させる
ことができる。
【0049】(3)携帯機11の所有者(家人)はドア
3を自動的に開かせた後、リクエスト信号の出力領域外
に離間するだけでドア3を自動的に閉じさせることがで
きる。すなわち、家人は、何ら操作をすることなくドア
3を閉じさせることができ、利便性をより一層向上させ
ることができる。
【0050】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ・ 自動ドア装置12にブザーやLED表示器等を設
け、ドア錠の施解錠時やドア3の開閉時などに該ブザー
や表示器を作動させるようにしてもよい。このようにす
れば、ドア錠の施錠動作または解錠動作や、ドア3の開
動作または閉動作を家人は確実に認識することができ
る。ちなみに、こうした動作の一例を示すタイムチャー
トを図7に示す。なお、同図においては、ドア錠の解錠
開始時(同図に示すポイントP1)及びドア3の開動作
時(同図に示すポイントP4)に表示器が点滅動作する
ようになっている。また、ドア錠の解錠完了時(同図に
示すポイントP2)及びドア3の開動作直前(同図に示
すポイントP3)にブザーが間欠作動する態様を示す。
【0051】・ 前記実施形態では、ドア制御部31の
筐体31の表面に操作スイッチ32が設けられている。
しかし、この操作スイッチ32は、例えば屋外アンテナ
部4及び屋内アンテナ部5の表面のうちの少なくとも一
方に設けられていてもよい。また、操作スイッチ32を
省略し、こうした操作スイッチ32に基づくドア3の閉
成制御を行わないようにしてもよい。
【0052】・ 前記実施形態では、携帯機11と自動
ドア装置12との相互通信に基づく動作態様ではドア3
が半開(開き角θ1=45゜)となり、携帯機11から
送信される施解錠操作信号に基づく動作態様ではドア3
が全開(開き角θ2=90゜)となるように設定されて
いる。しかし、ドア3は、携帯機11と自動ドア装置1
2との相互通信に基づく動作態様で「全開」、携帯機1
1から送信される施解錠操作信号に基づく動作態様で
「半開」となるように設定されていてもよい。すなわ
ち、施解錠制御部21は、施解錠操作信号に基づいてド
ア錠を解錠させた場合には、IDコード信号に基づいて
ドア錠を解錠させた場合よりも少ない開き量でドア3を
開かせるようになっていてもよい。このようにすれば、
例えば車椅子を利用する家人がドア3を通過する際に、
何ら操作を行うことなくドア3を全開にさせることがで
き、該家人による操作性を高めることができる。
【0053】・ ドア制御部31は、ドア3の近辺の壁
部に限らず、ドア3に配設されていてもよい。 ・ 前記実施形態において携帯機11の操作スイッチ1
6は、施錠スイッチと解錠スイッチの2つのスイッチに
よって構成されている。しかし、例えば解錠スイッチ
は、全開スイッチと半開スイッチの2つのスイッチによ
って構成され、操作スイッチ16として合計3つのスイ
ッチを備えていてもよい。そして、全開スイッチが操作
されたときには携帯機11から第1解錠操作信号を送信
させ、半開スイッチが操作されたときには携帯機11か
ら第2解錠操作信号を送信させる。また、自動ドア装置
12によって第1解錠操作信号が受信されたときにはド
ア3を所定角度θ2となる位置まで開かせ、第2解錠操
作信号が受信されたときにはドア3を所定角度θ1とな
る位置まで開かせる。すなわち、全開スイッチと半開ス
イッチによるドア3の開度制御を行わせるようにしても
よい。このようにすれば、携帯機11の操作スイッチ1
6の操作によってドア3を開かせる際に、ドア3の開き
量を選択することができ、利便性がより向上する。
【0054】・ 例えばドア3の屋外側面に近接センサ
等のセンシング手段を設け、このセンシング手段が障害
物等に近接した際には、ドア3の開動作を停止させるよ
うにしてもよい。このようにすれば、ドア3が障害物等
に接触してドア3や障害物等を傷つけてしまうことを確
実に防止することができる。
【0055】・ 前記実施形態においてドア3は開き戸
によって構成されている。しかし、ドア3は、開き戸に
限らず、引き戸、アコーディオン型ドアなど、各種形態
であってもよい。
【0056】・ 前記実施形態では、ドア3にドアクロ
ーザ10が設けられ、このドアクローザ10から付与さ
れる付勢力によってドア3が閉じるようになっている。
しかし、例えばドアクローザ10に設けられたドア駆動
機構のみをドア3に設けてドアクローザ10を省略す
る。そして、ドア駆動機構の駆動力によってドア3を閉
じさせるようにしてもよい。
【0057】・ 前記実施形態において自動ドア装置1
2は、携帯機11の操作スイッチ16の操作によってド
ア3を開かせた状態で携帯機11がリクエスト信号の出
力領域A1内に入った場合には、その後に携帯機11が
出力領域A1外に移動したときにドア3を自動的に閉じ
させるようになっている。しかし、自動ドア装置12
は、携帯機11の操作スイッチ16の操作によってドア
3を開かせた場合には、再び携帯機11の操作スイッチ
16の操作が行われたときのみにドア3を閉じさせるよ
うになっていてもよい。
【0058】・ 前記実施形態において自動ドア装置1
2は、ドア3の開状態で携帯機11がリクエスト信号の
出力領域A1内に一度も入らず、しかも携帯機11にお
ける操作スイッチ16の施錠スイッチが操作されない状
態で所定時間が経過した場合には、ドア3を自動的に閉
じさせるようになっている。しかし、こうしたドア3の
閉制御を省略してもよい。また、こうした場合に限ら
ず、ドア3の閉制御自体を行わないようにしてもよい。
【0059】・ 前記実施形態では、ドア錠の施解錠制
御を施解錠制御マイコン24が行い、ドア3の開閉制御
をドア制御マイコン34が行うようになっている。すな
わち、施解錠制御とドア3の開閉制御とを複数のマイコ
ン24,34を用いて行うようになっている。しかし、
これら施解錠制御及び開閉制御を、1つのマイコンによ
って行わせるようにしてもよい。このようにすれば、部
品点数を減らすことができ、部品コストを低減させるこ
とができる。なお、この場合には施解錠制御及び開閉制
御を行うマイコンが施解錠制御手段及びドア制御手段と
して機能する。
【0060】・ 前記実施形態では、ドア3に2つのド
ア錠機構7,8が設けられている。しかし、ドア錠機構
7,8は、2つに限らず、1つのみであってもよい。ま
た、3つ以上のドア錠機構としてもよい。
【0061】・ 前記実施形態では、リクエスト信号を
電波として出力している。しかし、リクエスト信号は、
所定領域A1に出力される磁界であってもよい。 ・ 自動ドア制御システム1は、住宅用に限らず、店舗
や事務所等の建物用ドアに適用されてもよい。また、自
動ドア制御システム1は、建物用ドアに限らず、車両ド
アに適用されてもよい。
【0062】次に、特許請求の範囲に記載された技術的
思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技
術的思想を以下に列挙する。 (1) 請求項2に記載の自動ドア装置において、前記
施解錠制御手段は、前記携帯機から第1送信信号の送信
を要求するリクエスト信号をドア周辺の所定領域に出力
させ、そのリクエスト信号に応答して送信された第1送
信信号を受信したとき、または、前記携帯機に設けられ
た操作部が操作されることによって送信される第2送信
信号を受信したときに、前記ドア錠を自動的に解錠さ
せ、前記ドア制御手段は、前記第2送信信号に基づいて
前記ドア錠が解錠されたときには、前記第1送信信号に
基づいて前記ドア錠が解錠されたときよりも少ない開き
量でドアを開かせること。
【0063】(2) 請求項3に記載の自動ドア装置に
おいて、前記ドア制御手段は、ドアの開状態で前記施解
錠制御手段が施錠の旨を示す前記第2送信信号を受信し
たときにドアを自動的に閉じさせ、前記施解錠制御手段
は、該ドアが閉じた後にドア錠を自動的に施錠させるこ
と。
【0064】(3) 所有者によって所持される携帯機
と、その携帯機から送信される送信信号に基づいてドア
錠を施解錠させるとともに、前記送信信号に基づくドア
錠の解錠時にドアを自動的に開かせる自動ドア装置とを
備え、前記自動ドア装置は、前記送信信号に基づいてド
ア錠を施解錠させる施解錠制御手段と、ドアを自動的に
開かせる際に該ドアの開き量を所定の条件に基づいて変
化させるドア制御手段とを備えることを特徴とする自動
ドア制御システム。
【0065】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜5に記
載の発明によれば、必要に応じた開き量でドアを開かせ
ることが可能となり、利便性をより向上させることがで
きる。
【0066】請求項4,5に記載の発明によれば、ドア
を閉じる操作が容易となり、利便性をさらに向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動ドア装置を備えた一実施形態のド
アを示す概略斜視図。
【図2】同実施形態のドアの概略側面図。
【図3】同実施形態の自動ドア制御システムの概略構成
を示すブロック図。
【図4】(a),(b)は、ドアの開状態を示す概略平
面図。
【図5】同実施形態の自動ドア装置によって行われる動
作態様の一例を示すシーケンスチャート。
【図6】同実施形態の自動ドア装置によって行われる動
作態様の一例を示すシーケンスチャート。
【図7】他の実施形態の自動ドア装置によって行われる
動作タイミングを示すタイムチャート。
【符号の説明】
1…自動ドア制御システム、3…ドア、7,8…ドア錠
機構、9…ラッチ駆動部、10…ドアクローザ、11…
携帯機、12…自動ドア装置、16…操作スイッチ、2
1…施解錠制御手段としての施解錠制御部、24…施解
錠制御用マイクロコンピュータ(施解錠制御マイコ
ン)、31…ドア制御手段としてのドア制御部、32…
操作スイッチ、34…ドア制御用マイクロコンピュータ
(ドア制御マイコン)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂尾 英樹 愛知県丹羽郡大口町豊田三丁目260番地 株式会社東海理化電機製作所内 (72)発明者 金田 滋保 愛知県丹羽郡大口町豊田三丁目260番地 株式会社東海理化電機製作所内 (72)発明者 惣浜 英昭 愛知県名古屋市緑区鳴海町字上汐田68番地 中央発條 株式会社内 (72)発明者 刀根川 浩巳 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車 株式会社内 (72)発明者 早川 誠治 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車 株式会社内 Fターム(参考) 2E052 AA02 AA09 BA07 CA05 GA07 GC01 GC05 LA02 2E250 AA02 AA03 BB08 BB61 FF24 FF27 FF36 5K048 AA04 BA51 BA52 HA01 HA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所有者によって所持される携帯機から送
    信される送信信号に基づいてドア錠を施解錠させる施解
    錠制御手段と、前記送信信号に基づくドア錠の解錠時に
    ドアを自動的に開かせるとともに、該ドアの開き量を所
    定の条件に基づいて変化させるドア制御手段とを備える
    ことを特徴とする自動ドア装置。
  2. 【請求項2】 前記ドア制御手段は、前記携帯機から送
    信される送信信号の種類に基づいてドアの開き量を変化
    させることを特徴とする請求項1に記載の自動ドア装
    置。
  3. 【請求項3】 前記施解錠制御手段は、前記携帯機から
    第1送信信号の送信を要求するリクエスト信号をドア周
    辺の所定領域に出力させ、そのリクエスト信号に応答し
    て送信された第1送信信号を受信したとき、または、前
    記携帯機に設けられた操作部が操作されることによって
    送信される第2送信信号を受信したときに、前記ドア錠
    を自動的に解錠させ、前記ドア制御手段は、前記第1送
    信信号に基づいて前記ドア錠が解錠されたときには、前
    記第2送信信号に基づいて前記ドア錠が解錠されたとき
    よりも少ない開き量でドアを開かせることを特徴とする
    請求項2に記載の自動ドア装置。
  4. 【請求項4】 操作者によるドアの閉成意思を検知する
    閉成意思検知手段を備え、前記ドア制御手段は、少なく
    とも前記閉成意思検知手段によってドアの閉成意思を検
    知したときに、ドアを閉じさせることを特徴とする請求
    項1〜3のいずれか1項に記載の自動ドア装置。
  5. 【請求項5】 前記ドア制御手段は、ドアの開状態で前
    記施解錠制御手段が前記第1送信信号を受信している場
    合、同施解錠制御手段が前記第1送信信号を受信できな
    くなったときにドアを自動的に閉じさせ、前記施解錠制
    御手段は、該ドアが閉じた後にドア錠を自動的に施錠さ
    せることを特徴とする請求項3に記載の自動ドア装置。
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