JP4089163B2 - 画像ノイズ低減方法及び装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば画像信号をデジタル化して処理する場合に使用して好適な画像ノイズ低減方法及び装置に関する。詳しくは、いわゆるε−フィルタを用いて画像信号のノイズ成分の低減を行う場合の不具合を解消するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば画像信号に含まれるノイズ成分の低減を行う手段としては、従来からいろいろな方法が提案されている。中でも、最も簡単でノイズ低減効果の大きな方法の一つにローパスフィルタ(Low Pass Filter :以下、LPFと略称する)による方法がある。このLPFは、ある基準周波数より低い成分の信号だけを伝送する装置である。すなわちこのLPFに周波数の変化する信号を入力し、出力信号の振幅を観測すれば、周波数の高い成分ほどレベルが低くなる特性を示す。
【0003】
一方、このようなLPFは、別の見方をすると、注目画素と注目画素の周囲に隣接する画素の平均値をもって、注目画素の新たな値とするものである。すなわちこの方法では、周囲画素と相関関係の強い注目画素の信号レベルは、平均化してもその値に大きな変化は生じないが、相関のないランダムなノイズ成分は、周囲画素に含まれるノイズ成分と平均化されることにより、その値を“0”に近づけて行くものである。
【0004】
従ってこのようなLPFを用いた場合には、周囲画素の探索エリアが広いほどノイズ抑圧効果は大きくなる。ところがこのようなLPFによる周囲画素との平均化動作は、例えば画像のエッジ情報もノイズと同様に低減してしまい、結果的には、ノイズは少なくなるものの画像全体はぼけたものとなって、画像品位を落としてしまうデメリットも生じる。このためノイズ低減手段としてのLPFは、一般的にはあまり使用されていないものである。
【0005】
このようなLPFの欠点を解消する方法として、いわゆるε−フィルタが提唱されている(電子情報通信学会誌 Vol.77 No.8 pp.844-852 1994年8月、荒川薫「非線形ディジタルフィルタとその応用」参照)。すなわちこの文献で提唱されたε−フィルタでは、注目画素と周囲画素との平均化動作をする際に、まずその該当周囲画素が注目画素と相関関係を持っているかどうかを判断するようにしたものである。
【0006】
具体的には、ある基準レベルθを設定し、注目画素のレベルの±θの範囲内に該当周囲画素のレベルが入っていれば平均化要素に組み入れ、±θの範囲内に入っていないときは平均化要素とはしない。このようにして、周囲画素の全てに対して平均化要素に組み入れるか入れないかを探索した上で、平均化要素として組み入れられた周囲画素だけを演算対象として、注目画素との平均化演算により注目画素の新たな値を求める。
【0007】
従って、仮に探索エリア内に画像エッジが入ってきた場合でも、エッジを構成する画素のレベルが注目画素のレベルの±θの範囲を越えていれば、平均化の演算対象とはならず、例えばエッジを構成する画素が平均化に含められることによって画像が鈍ってしまうことがない。すなわちこのε−フィルタによれば、基準レベルθの値を適切に選んでやることで画像エッジはそのままに、ノイズ成分だけを抑圧することができるものである。
【0008】
さらに図5を用いてε−フィルタの実際の回路構成について説明する。図5において、図形1は画像エリアのある1点を示しており、注目画素oとその周囲画素a,b,c,d,e,f,g,hの様子をイメージしたものである。そしてこれらの画素のレベル値をそれぞれ符号a〜h及びoと同じ表記で代用すると、これらの周囲画素のレベル値a〜hが選択回路2に供給される。またこの選択回路2には、上述の基準レベルθの値と、注目画素のレベル値oが入力される。
【0009】
この選択回路2では、まず周囲画素aのレベル値aと注目画素oのレベル値oの差の絶対値(|a−o|)が計算され、この差の絶対値と基準レベルθとが比較される。そして上述の差の絶対値が基準レベルθの値より小さければ、出力ポート3にレベル値aが出力される。また、差の絶対値が基準レベルθの値より大きいときは、出力ポート3にはレベル値aを出力せず、値“0”を出力する。さらに他の周囲画素b〜hのレベル値b〜hについても同様の計算が行われる。
【0010】
従ってこの選択回路2には、周囲画素の数と同じ例えば8本の出力ポート3が設けられ、これらの出力ポート3にはそれぞれ上述の差の絶対値が基準レベルθの値より小さいときはそのレベル値a〜hが出力され、差の絶対値が基準レベルθの値より大きいときは値“0”が出力される。また選択回路2には出力ポート4が設けられ、この出力ポート4には上述のレベル値a〜hが出力されている出力ポート3の数に値“1”を加算した値が出力される。
【0011】
すなわち選択回路2からは、例えば注目画素と周囲画素との差の絶対値が全て基準レベルθの値より小さいときは、それぞれのレベル値a〜hが出力ポート3から出力されると共に、値“9”が出力ポート4に出力される。また、例えば注目画素と周囲画素との差の絶対値が全て基準レベルθの値より大きいときは、出力ポート3からは全て値“0”が出力されると共に、出力ポート4には値“1”が出力される。
【0012】
そしてこの選択回路2の出力ポート3からの出力と注目画素oのレベル値oが加算器5に供給され、この加算器5の出力ポート6に取り出される値が除算器7に供給される。また上述の選択回路2の出力ポート4からの値が除算器7に供給される。そしてこの除算器7では、加算器5の出力ポート6からの値が選択回路2の出力ポート4からの値で割り算され、その演算結果の値が出力ポート8に取り出される。
【0013】
これによって、出力ポート8には、ある基準レベルθを設定し、注目画素のレベルの±θの範囲内に該当周囲画素のレベルが入っていれば平均化要素に組み入れ、±θの範囲内に入っていないときは平均化要素とはせず、周囲画素の全てに対して平均化要素に組み入れるか入れないかを探索した上で、平均化要素として組み入れられた周囲画素だけを演算対象として、注目画素との平均化演算により求めた注目画素の新たな値が取り出される。
【0014】
なお上述の装置において、選択回路2の具体的な回路構成は、例えば図6に示すようなものである。すなわち図6において、上述の周囲画素の数と同じ例えば8個の比較器20が設けられる。これらの比較器20には、それぞれ上述の周囲画素のレベル値a〜hと注目画素のレベル値oと基準レベルθの値とが入力される。そしてそれぞれの比較器20からは、周囲画素と注目画素とのレベル値の差の絶対値が基準レベルθの値より小さいとき値“1”が出力される。
【0015】
さらにこれらの比較器20からの信号がそれぞれアンドゲート21に供給される。また、周囲画素のレベル値a〜hがそれぞれアンドゲート21に供給され、上述の比較器20からの信号が値“1”のときに、対応する周囲画素のレベル値a〜hがアンドゲート21を通じて出力ポート3に出力される。また比較器20からの信号が加算器22に供給される。さらにこの加算器22の加算出力が加算器23に供給され、値“1”が加算されて出力ポート4に出力される。
【0016】
これによってこの回路構成において、出力ポート3には、レベル値a〜hと注目画素のレベル値oとの差の絶対値が、基準レベルθの値より小さい周囲画素のレベル値a〜hがアンドゲート21を通じて出力される。また、差の絶対値が基準レベルθの値より大きいときは値“0”が出力される。さらに出力ポート4には、上述のアンドゲート21を通じてレベル値a〜hが出力ポート3に出力されている数に値“1”を加算した値が出力される。
【0017】
このようにして、選択回路2からは、上述の差の絶対値が基準レベルθの値より小さいレベル値a〜hと、このレベル値a〜hが出力されている数に値“1”を加算した値が出力される。そしてこれらのレベル値a〜hと注目画素のレベル値oとが加算され、この加算値がレベル値a〜hの出力されている数に値“1”を加算した値で割られることによって、平均化要素とされた画素だけを演算対象とした平均化演算が行われ、注目画素の新しい値が取り出される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
このようにして上述のε−フィルタにおいては、映像エッジを保存したまま、効果的にノイズを低減することができる。ところがこの場合に、注目画素の平均化のエリアが平均化要素とされた画素の位置によって移動され、このため画素の重心ともいうべき信号位相が注目画素の位置からずれてしまうという現象が生じる。例えば平均化要素に組み入れられる画素に片寄りがあると、平均化された信号位相はそれらの画素の中心となり、注目画素の位置からずれてしまう。
【0019】
すなわち、例えば図7のAに示すように平均化要素に組み入れられる画素が右側の画素b,c,e,g,hだけの場合には、平均化された画素の信号位相は●で示すように画素oを含めた6画素の中心(画素eとoの中間点)となり、注目画素oの位置からずれてしまう。また、図7のB〜Dの場合においても、それぞれ平均化された画素の信号位相は●で示すようになり、本来の注目画素oの位置からずれてしまうものである。
【0020】
また、例えば図8のAに示すような中間レベルを含む画像エッジに対しては、動作が不安定になり、エッジが乱される恐れがある。すなわちこの中間レベルの位置に注目画素がある場合には、この注目画素はいずれかの近い方のレベルに誘導されるが、この中間レベルとエッジの前後の画素のレベルとの差の絶対値が基準レベルθの値に近かいときには、中間レベルの僅かな変動によって誘導される方向が反転され、図8のBに示すようにエッジが乱される恐れがある。
【0021】
すなわち例えば図8のAにおいて、中間レベルの位置にある注目画素が黒に近いと判断されると、例えば図7のAのように黒の画素3個を含む6個の画素で平均化が行われ、信号位相は0.5画素右に移動される。これに対して注目画素が白に近いと判断されると、上述とは逆に白の画素3個を含む6個の画素で平均化が行われ、信号位相は0.5画素左に移動される。このように中間レベルの僅かな変動によって信号位相が左右に移動される。
【0022】
そしてこのような信号位相の左右への移動が任意の線状の画素の列の中で発生すると、例えば図8のBに示すように画像エッジが乱され、本来のエッジとは違ったノイズとして画面に現れてしまうものである。なお、このような画像エッジの乱れは、図示のような垂直のエッジに限らず、水平のエッジや斜めのエッジにおいても発生し、いずれの場合も本来のエッジとは違ったノイズとして画面に現れてしまうものである。
【0023】
この出願はこのような点に鑑みて成されたものであって、解決しようとする問題点は、従来の装置では、いわゆるε−フィルタにおいて平均化要素に組み入れられる画素に片寄りがあると、平均化された信号位相が本来の注目画素の位置からずれてしまうことがあり、これによって発生する画像エッジの乱れ等の問題を解消することができなかったというものである。
【0024】
【課題を解決するための手段】
このため本発明においては、注目画素を中心とした点対称の位置の画素を組み合わせてその両者が共に選択された画素のみを用いて平均化の演算を行うようにしたものであって、これによれば、平均化された信号位相が本来の注目画素の位置からずれてしまうことがなく、発生する画像エッジの乱れ等の恐れも解消することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
すなわち本発明は、注目画素とその周辺画素とのレベル差を検出し、レベル差が基準値より小さい画素のみを選択して平均化の演算を行うことによりノイズ成分を低減させる画像ノイズ低減方法であって、注目画素を中心とした点対称の位置の画素を組み合わせてその両者が共に選択された画素のみを用いて平均化の演算を行うものである。
【0026】
また本発明は、注目画素とその周辺画素とのレベル差を検出する検出手段と、レベル差が基準値より小さい画素のみを選択する選択手段と、選択された画素を用いて平均化の演算を行う演算手段とを有し、ノイズ成分の低減を行う画像ノイズ低減装置であって、注目画素を中心とした点対称の位置の画素を組み合わせてその両者が共に選択された画素のみを取り出す手段を設け、取り出された画素のみを用いて演算手段での平均化の演算を行うものである。
【0027】
以下、図面を参照して本発明を説明するに、図1は、本発明を適用した画像ノイズ低減方法及び装置に使用される選択回路2の一実施形態の構成を示すブロック図である。すなわち本発明において全体の装置の構成は、従来の技術の図5で示した構成と同じである。そして本発明においては、図6に示した選択回路2について改良を加えることにより、上述した従来のε−フィルタの問題点を解決するものである。
【0028】
図1において、上述の図6と同様に周囲画素の数と同じ例えば8個の比較器11が設けられ、これらの比較器11には、それぞれ上述の周囲画素のレベル値a〜hと注目画素のレベル値oと基準レベルθの値とが入力される。そしてそれぞれの比較器11からは、周囲画素と注目画素とのレベル値の差の絶対値が基準レベルθの値より小さいとき値“1”が出力される。この構成は従来の比較器20と同等である。
【0029】
さらに上述の周囲画素a〜hについて注目画素oを中心とした点対称の位置の画素を組み合わせる。すなわち周囲画素aとh、bとg、cとf、dとeを組み合わせる。そしてこれらの組み合わせに従って、比較器11からの信号が4個のアンド回路12に供給される。これによってアンド回路12からは、それぞれ組み合わせの画素が同時に注目画素とのレベル値の差の絶対値が基準レベルθの値より小さいときに値“1”が出力される。
【0030】
そしてこれらのアンド回路12からの信号が、それぞれ上述の組み合わせに従って8個のアンドゲート13に供給される。また、周囲画素のレベル値a〜hがそれぞれアンドゲート13に供給され、上述のアンド回路12からの信号が値“1”のときに、対応する周囲画素のレベル値a〜hがアンドゲート13を通じて出力ポート3に出力される。これらのアンドゲート13の構成は従来のアンドゲート21と同等である。
【0031】
またアンド回路12からの信号が加算器14に供給される。さらにこの加算器14の加算出力が乗算器15に供給されて2倍にされる。そしてこの乗算器15の乗算出力が加算器16に供給され、値“1”が加算されて出力ポート4に出力される。すなわちこの場合に、アンド回路12からの信号はそれぞれ組み合わされた2つの周囲画素に対する比較器11からの信号を代表しているので、乗算器15で2倍することによって本来の値とされるものである。
【0032】
これによってこの回路構成において、出力ポート3には、注目画素oを中心とした点対称の位置を組み合わせた周囲画素について、レベル値a〜hと注目画素のレベル値oとの差の絶対値が共に基準レベルθの値より小さい周囲画素のレベル値a〜hがアンドゲート13を通じて出力される。また、出力ポート4には、上述のアンドゲート13を通じてレベル値a〜hが出力ポート3に出力されている数に値“1”を加算した値が出力される。
【0033】
このようにして、選択回路2からは、上述の差の絶対値が基準レベルθの値より小さいレベル値a〜hと、このレベル値a〜hが出力されている数に値“1”を加算した値が出力される。そしてこれらのレベル値a〜hと注目画素のレベル値oとが加算され、この加算値がレベル値a〜hの出力されている数に値“1”を加算した値で割られることによって、平均化要素とされた画素だけを演算対象とした平均化演算が行われ、注目画素の新しい値が取り出される。
【0034】
そしてこの場合に、選択回路2から出力される周囲画素のレベル値a〜hは、必ず注目画素oを中心とした点対称の位置の画素が組み合わされており、従って平均化演算が行われたときに平均化された信号位相が本来の注目画素の位置からずれてしまうことがなく、常に注目画素の位置に一致したものになる。これによって、例えば従来の技術で示した図8のような画像エッジにおいてエッジが乱される恐れを解消することができる。
【0035】
すなわち、例えば図8のAのような画像エッジにおいて、中間レベルの位置にある注目画素が白/黒のいずれに近いと判断されても、点対称の一方の画素のみが平均化要素に組み入れられることはなく、ここでは例えば上下の中間レベルの周囲画素のみが平均化要素に組み入れられることになる。従って中間レベルの僅かな変動で信号位相が左右に移動されるようなことがなく、図8のAの画像エッジがそのまま出力されて、図8のBのような画像エッジの乱れが解消される。
【0036】
なお本発明によれば、例えば図2に示すような注目画素oの一点だけがレベル変動しているような場合に、この注目画素のレベル値oと周囲画素のレベル値a〜hとの差の絶対値が基準レベルθの値より小さいときに、この注目画素oのレベル値が平均化されて、ノイズが低減される。また、注目画素のレベル値oと周囲画素のレベル値a〜hとの差の絶対値が基準レベルθの値より大きいときは、正しいレベル値として保存されるものである。
【0037】
従って上述の実施形態において、注目画素を中心とした点対称の位置の画素を組み合わせてその両者が共に選択された画素のみを用いて平均化の演算を行うようにしたことによって、平均化された信号位相が本来の注目画素の位置からずれてしまうことがなく、発生する画像エッジの乱れ等の恐れも解消することができる。
【0038】
これによって、従来の装置では、いわゆるε−フィルタにおいて平均化要素に組み入れられる画素に片寄りがあると、平均化された信号位相が本来の注目画素の位置からずれてしまうことがあり、これによって発生する画像エッジの乱れ等の問題を解消することができなかったものを、本発明によればこれらの問題点を容易に解消することができるものである。
【0039】
さらに本発明によれば、平均化要素に組み入れられる画素に片寄りの生じる恐れがなく、それによって平均化された信号位相が本来の注目画素の位置からずれてしまう問題の生じる恐れもないので、周囲画素の探索の範囲をより広い範囲とすることができる。すなわち上述の実施形態では3×3画素で探索を行ったが、これを例えば図3に示すような5×5画素や、それ以上の画素数にすることも可能である。
【0040】
従って例えば図3に示すような5×5画素に対して探索を行う場合には、例えば図4に示すような選択回路2において、注目画素のレベル値oと周囲画素のレベル値a〜y(oは除く)と基準レベルθの値とが24個の比較器41に入力される。そしてそれぞれの比較器41からは、周囲画素と注目画素とのレベル値の差の絶対値が基準レベルθの値より小さいとき値“1”が出力される。この構成は従来の比較器20と同等の構成を拡大したものである。
【0041】
さらに上述の周囲画素a〜y(oは除く)について注目画素oを中心とした点対称の位置の画素を組み合わせる。すなわち周囲画素aとy、bとx、cとw・・・を組み合わせる。そしてこれらの組み合わせに従って、比較器41からの信号が12個のアンド回路42に供給される。これによってアンド回路42からは、それぞれ組み合わせの画素が同時に注目画素とのレベル値の差の絶対値が基準レベルθの値より小さいときに値“1”が出力される。
【0042】
そしてこれらのアンド回路42からの信号が、それぞれ上述の組み合わせに従って24個のアンドゲート43に供給される。また、周囲画素のレベル値a〜y(oは除く)がそれぞれアンドゲート43に供給され、上述のアンド回路42からの信号が値“1”のときに、対応する周囲画素のレベル値a〜y(oは除く)がアンドゲート43を通じて出力ポート3に出力される。これらのアンドゲート43の構成は従来のアンドゲート21と同等の構成を拡大したものである。
【0043】
また図示しないが、アンド回路42からの信号が加算器に供給され、この加算出力が乗算器で2倍にされる。そしてこの乗算器の乗算出力が加算器に供給されて、値“1”が加算されて出力ポート4に出力される。すなわちこの場合に、アンド回路42からの信号はそれぞれ組み合わされた2つの周囲画素に対する比較器41からの信号を代表しているので、乗算器で2倍することによって本来の値とされるものである。
【0044】
このようにして、選択回路2からは、上述の差の絶対値が基準レベルθの値より小さいレベル値a〜y(oは除く)と、このレベル値が出力されている数に値“1”を加算した値が出力される。そしてこれらのレベル値と注目画素のレベル値oとが加算され、この加算値がレベル値の出力されている数に値“1”を加算した値で割られることによって、平均化要素とされた画素だけを演算対象とした平均化演算が行われ、注目画素の新しい値が取り出される。
【0045】
こうしてこの実施形態においても、注目画素を中心とした点対称の位置の画素を組み合わせてその両者が共に選択された画素のみを用いて平均化の演算を行うようにしたことによって、平均化された信号位相が本来の注目画素の位置からずれてしまうことがなく、発生する画像エッジの乱れ等の恐れも解消することができるものである。なおこの構成は、7×7画素以上の探索範囲とする場合にも、そのまま回路の拡大だけで対応することができるものである。
【0046】
すなわち、元々ε−フィルタのノイズ抑圧効果が最大限に発揮されるときは、平坦な画像、つまり例えば図2における画素a〜hの全ての平均化演算を行うときであり、図7に示すように平均化要素が少なくなっている場合には、ノイズ抑圧効果も小さいものである。そこでこのような画像ではε−フィルタの動作そのものをオフしても画像に対する影響度は小さくなっている。
【0047】
従って本発明においては、平均化要素を削減する方向で処理が行われるが、上述のような画像エッジがエリア内に入り込んでいるときには、元々平均化による効果が低下されているときであり、本発明により画像の劣化が進むことはなく、自然な形でエッジを保存し、一方平坦な画像では最大限にノイズ抑圧効果を発揮させることができるものである。
【0048】
こうして上述の画像ノイズ低減方法によれば、注目画素とその周辺画素とのレベル差を検出し、レベル差が基準値より小さい画素のみを選択して平均化の演算を行うことによりノイズ成分を低減させる画像ノイズ低減方法であって、注目画素を中心とした点対称の位置の画素を組み合わせてその両者が共に選択された画素のみを用いて平均化の演算を行うことにより、平均化された信号位相が本来の注目画素の位置からずれてしまうことがなく、発生する画像エッジの乱れ等の恐れも解消することができるものである。
【0049】
また、上述の画像ノイズ低減装置によれば、注目画素とその周辺画素とのレベル差を検出する検出手段と、レベル差が基準値より小さい画素のみを選択する選択手段と、選択された画素を用いて平均化の演算を行う演算手段とを有し、ノイズ成分の低減を行う画像ノイズ低減装置であって、注目画素を中心とした点対称の位置の画素を組み合わせてその両者が共に選択された画素のみを取り出す手段を設け、取り出された画素のみを用いて演算手段での平均化の演算を行うことにより、平均化された信号位相が本来の注目画素の位置からずれてしまうことがなく、発生する画像エッジの乱れ等の恐れも解消することができるものである。
【0050】
なお本発明は、上述の説明した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の精神を逸脱することなく種々の変形が可能とされるものである。
【0051】
【発明の効果】
従って請求項1の発明によれば、注目画素を中心とした点対称の位置の画素を組み合わせてその両者が共に選択された画素のみを用いて平均化の演算を行うようにしたことによって、平均化された信号位相が本来の注目画素の位置からずれてしまうことがなく、発生する画像エッジの乱れ等の恐れも解消することができるものである。
【0052】
また、請求項2の発明によれば、周辺画素の範囲を3×3、5×5、若しくはそれ以上の範囲とすることによって、周囲画素の探索の範囲をより広い範囲とすることができるものである。
【0053】
さらに請求項3の発明によれば、注目画素を中心とした点対称の位置の画素を組み合わせてその両者が共に選択された画素のみを用いて平均化の演算を行うようにしたことによって、平均化された信号位相が本来の注目画素の位置からずれてしまうことがなく、発生する画像エッジの乱れ等の恐れも解消することができるものである。
【0054】
また、請求項4の発明によれば、周辺画素の範囲を3×3、5×5、若しくはそれ以上の範囲とすることによって、周囲画素の探索の範囲をより広い範囲とすることができるものである。
【0055】
これによって、従来の装置では、いわゆるε−フィルタにおいて平均化要素に組み入れられる画素に片寄りがあると、平均化された信号位相が本来の注目画素の位置からずれてしまうことがあり、これによって発生する画像エッジの乱れ等の問題を解消することができなかったものを、本発明によればこれらの問題点を容易に解消することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像ノイズ低減方法及び装置に使用される選択回路の一実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】その動作の説明のための図である。
【図3】本発明の他の実施形態の説明のための図である。
【図4】本発明を適用した画像ノイズ低減方法及び装置に使用される選択回路の他の実施形態の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の画像ノイズ低減方法及び装置の適用される装置の説明のための構成図である。
【図6】従来の画像ノイズ低減方法及び装置に使用される選択回路の構成を示すブロック図である。
【図7】その説明のための図である。
【図8】その説明のための図である。
【符号の説明】
2…選択回路、3,4…出力ポート、11…比較器、12…アンド回路、13…アンドゲート、14,16…加算器、15…乗算器

Claims (4)

  1. 注目画素とその周辺画素とのレベル差を検出し、
    前記レベル差が基準値より小さい画素のみを選択して平均化の演算を行うことによりノイズ成分を低減させる画像ノイズ低減方法であって、
    前記注目画素を中心とした点対称の位置の画素を組み合わせてその両者が共に前記選択された画素のみを用いて前記平均化の演算を行う
    ことを特徴とする画像ノイズ低減方法。
  2. 請求項1記載の画像ノイズ低減方法において、
    前記周辺画素の範囲を3×3、5×5、若しくはそれ以上の範囲とする
    ことを特徴とする画像ノイズ低減方法。
  3. 注目画素とその周辺画素とのレベル差を検出する検出手段と、
    前記レベル差が基準値より小さい画素のみを選択する選択手段と、
    前記選択された画素を用いて平均化の演算を行う演算手段とを有し、
    ノイズ成分の低減を行う画像ノイズ低減装置であって、
    前記注目画素を中心とした点対称の位置の画素を組み合わせてその両者が共に選択された画素のみを取り出す手段を設け、
    前記取り出された画素のみを用いて前記演算手段での平均化の演算を行う
    ことを特徴とする画像ノイズ低減装置。
  4. 請求項3記載の画像ノイズ低減装置において、
    前記周辺画素の範囲を3×3、5×5、若しくはそれ以上の範囲とする
    ことを特徴とする画像ノイズ低減装置。
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