JP4088946B2 - 巻取ロール搬出台車つきシート分割巻取装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、広幅の帯状シートをスリッターで縦方向に切断して複数の狭幅シートに分割し、その狭幅シートを上下に振り分け、個々の巻芯のまわりに巻取って多様な幅の巻取ロールを形成し、その巻取ロールを巻取ロール搬出台車で巻取場所から搬出するシート分割巻取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上述のようなシート分割巻取装置として、帯状シートの進行方向と直交する方向に水平な状態で上下2段に支持部材を機枠に回動自在に装着し、上部支持部材に上部巻取機構を懸垂した状態で取り付けると共に、下部支持部材に下部巻取機構を倒立状に装着した構成とし、上下2段に配置され支持部材沿いに延びた昇降可能な巻取ロール受け具を備える巻取ロール搬出台車を各支持部材の下流側に設け、巻取位置で巻取機構により狭幅シートを巻取って巻取ロールを形成した後、支持部材と共に巻取機構を取出操作位置に回動させ、その巻取機構上の巻取ロールを、巻取ロール搬出台車の受け具上に解放して巻取位置から取出すものが提案されている(特開平4−303352号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
とろこが、上述のシート分割巻取装置では次のような不都合がある。即ち、巻取機構を取り付けた支持部材が回動中心を機枠に回動自在に装着してあるため、その支持部材が、回動駆動機構におけるがたつき等に起因して僅かな回転角度の範囲で自由に回動する状態になる。しかし、その回転角度が僅かであっても、回動中心から大きく離れた、巻取機構上の巻芯支持位置では、がたつきが拡大される。したがって、巻取中に巻芯は振動状態となって巻崩れ等の巻取不良を生じ易い。また巻取機構を取り付けた支持部材の回動駆動機構が必要であり、巻取部の構造が複雑化する。
【0004】
そこで、本発明は、広幅の帯状シートをスリッターで縦方向に切断して複数の狭幅シートに分割し、分割した狭幅シートを上下へ振り分け、夫々の巻芯のまわりに巻取って巻取ロールを形成し、その巻取ロールを、昇降可能な巻取ロール受け具を上下2段に備えた巻取ロール搬出台車によって巻取場所から搬出するシート分割巻取装置であって、多様な幅の巻取ロールを高速で品質よく形成し、その巻取ロールを短時間で搬出することができる、構造が簡単な、巻取ロール搬出台車つきシート分割巻取装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、 広幅の帯状シートをスリッターで縦方向に切断して複数の狭幅シートに分割し、分割した狭幅シートを上下へ振り分け、夫々の巻芯のまわりに巻取って巻取ロールを形成し、その巻取ロールを、昇降可能な巻取ロール受け具を上下2段に備えた巻取ロール搬出台車によって巻取場所から後方の待機位置に搬出した後、前記巻取ロール搬出台車の後方にある受取台上へ転出させる、巻取ロール搬出台車つきシート分割巻取装置であって、帯状シート長手方向かつ水平方向に案内される、互いに異なる高さに配設した帯状シート幅方向の下側横部材及び上側横部材と、前記巻芯の両側に配置され該巻芯端部に係合した状態で該巻芯を前記下側横部材より高い位置で支持することができる、前記下側横部材の上側沿いに帯状シート幅方向に位置づけ可能に設けた下側巻取アームと、前記巻芯の両側に配置され該巻芯端部に係合した状態で該巻芯を前記上側横部材より低い位置で支持することができる、前記上側横部材の下側沿いに帯状シート幅方向に位置づけ可能に設けた上側巻取アームと、前記巻取ロールの半径増加に従い、巻取ロールに接触圧を付与するためのタッチローラから巻芯が離反するよう、前記下側横部材及び上側横部材を移動させる手段とを備え、前記巻取ロール受け具は、前記巻取ロール搬出台車の台車に巻取ロール幅方向に間隔をおいて立設した柱に装着してあり、かつ昇降して所要の高さにつくことができる左右の昇降枠と、前記左右の昇降枠間に巻取ロールの幅方向かつ水平方向に渡し設けた支軸と、前記支軸の外周に、それぞれ回転可能にかつ支軸長手方向にスライド可能に装着してある、前記昇降枠より前方に突き出た複数の腕部材と、前記昇降枠間に渡し設けた、前記複数の腕部材を略水平になるように支えることができる梁部材と、前記複数の腕部材を押上げて前記略水平姿勢から先端が上昇する方向に一斉に傾けることができる、巻取領域の略全幅に渡り前記梁部材に沿って延びた可動バーとを備えることを特徴とする。
【0006】
帯状シート長手方向かつ水平方向に案内される、互いに異なる高さに配設した帯状シート幅方向の下側横部材及び上側横部材を備え、巻取ロールの半径増加に従い、巻取ロールに接触圧を付与するためのタッチローラから巻芯が離反するよう、前記下側横部材及び上側横部材を移動させるようにしたので、上側横部材及び下側横部材と共に巻取アームを回動させる必要が無くなって、巻芯が巻取中に振動しにくくなり、高品質の巻取ロールを高速運転で形成することができるようになる。
【0007】
また、下側巻取アームは、巻芯の両側に配置され該巻芯端部に係合した状態で該巻芯を前記下側横部材より高い位置で支持し、上側巻取アームは、巻芯の両側に配置され該巻芯端部に係合した状態で該巻芯を前記下側横部材より高い位置で支持するので、上下の巻取位置の間隔が大きくならず、切断位置から巻取位置までの狭幅シートの走行経路を比較的短くすることができ、巻取位置での狭幅シートの横ズレ量を小さくすることができる。ところが、このように巻芯を支持すると、従来の巻取ロール受け具は、左右のフレームの間で支持部材に平行に伸びているので、下側巻取アームが邪魔になって、巻取ロールの受け具を巻取ロールの下方に差し入れることができない。しかし、本発明では、巻取ロール搬出台車における下側の巻取ロール受け具は、巻取ロール幅方向に移動可能な、前方に伸びた腕部材を備えているので、その腕部材の先端部を、巻取ロールの両側に配置されその巻取ロールを支持している一対の下側巻取アームの間に差し込んで、巻取ロールの外周下部を支えることができる。そして巻取ロールの幅が多様に変わっても、巻取ロールを安定性よく支持可能な位置に腕部材を短時間で移動することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施態様に係る巻取ロール搬出台車つきシート分割巻取装置に係る側面図であり、図2は図1におけるA−A矢視図である。
【0009】
図1において、巻取ロール搬出台車つきシート分割巻取装置は、図示しない原反ロールから巻き戻される広幅の帯状シートS0をスリッターKで縦方向に切断して複数の狭幅シートSに分割し、分割した狭幅シートSを上下の巻取位置へ振り分け、夫々の巻芯Cのまわりに巻取って巻取ロールRを形成し、その巻取ロールRを、巻取ロール搬出台車1で上下の巻取場所から搬出する。
【0010】
スリッターKは、広幅の帯状シートS0の幅方向におる両側に設置した固設機枠2の間に設けてあり、帯状シート幅方向に並んだ複数の切断刃Kaをもち、夫々の切断位置を多様に変えることができる。また上下の巻取位置には巻取ロールRに接触圧を付与するためのタッチローラ3が配設してある。このタッチローラ3は、各巻取ロールR毎に設けてあり、それぞれ一対のタッチローラ支持装置4により両端部を支持してある。タッチローラ支持装置4は、固設機枠2の間に渡し設けた案内支持梁5にそれぞれ帯状シート幅方向に位置づけ可能に装着し、所要の押圧力でタッチローラ3を巻取ロールRへ個々に押しつけることができるようになっている。
【0011】
固設機枠2の下流側の基盤6上には、帯状シート長手方向かつ水平方向に伸長したレール7が固着してある。このレール7に、帯状シート幅方向に伸びた下側横部材8が、巻取中にがたつかないよう上下方向及び帯状シート幅方向に拘束した状態でスライド可能に装着してある。また下側横部材8の両端部に固定して立設した縦部材9の間に、下側横部材8と平行に上側横部材10が固設してある。そして下側横部材8は下側のタッチローラ3より低い位置にあり、上側横部材10は上側のタッチローラ3より高い位置にある。したがって、下側横部材8及び上側横部材10は、互いに異なる高さに配設してあり、帯状シート長手方向かつ水平方向に案内される。
【0012】
下側横部材8には、帯状シート幅方向に延びたレール11が固設してあり、このレール11には、巻芯Cを下側のタッチローラ3と同じ高さに支持するための下側巻取アーム12がスライド可能に装着してある。また上側横部材10には、帯状シート幅方向に延びたレール13が固設してあり、このレール13には、巻芯Cを上側のタッチローラ3と同じ高さに支持するための上側巻取アーム14がスライド可能に装着してある。そして下側巻取アーム12及び上側巻取アーム14は、それらをレール11、レール13沿いに移動して所要位置につけ、それぞれ、その位置で図示しないクランプ手段により固定できるようになっている。
【0013】
下側巻取アーム12、上側巻取アーム14は、巻芯Cの端部に係合して巻芯Cを支持する公知の巻芯チャック12a、14aを有しており、各々一対となって巻芯チャック12a、14aを巻芯Cの端部に係合させることにより巻芯Cを支持するので、巻芯Cを短時間で着脱することができる。また、一対になる下側巻取アーム12の少なくとも片方、及び一対になる上側巻取アーム14の少なくとも片方には、巻取中に巻芯チャック12a、14aを回転駆動することにより巻芯Cを回転させる、図示しない巻取駆動機構が備えてある。
【0014】
巻取中、巻取ロールRの半径増加に従い、タッチローラ3から巻芯Cが離反するようにするために、下側横部材8には、基盤6上に設置した公知の移動駆動機構15が連結されている。この移動駆動機構15は、下側横部材8をレール7の方向に押したり引いたりすることができる。
【0015】
この実施態様の場合、下側及び上側横部材8、10と両側の縦部材9、9により窓枠形の機枠が構成されており、上側巻取アーム14は上側横部材10の下側沿いに移動し、下側巻取アーム12は下側横部材8の上側沿いに移動するようになっているので、巻取部の前後方向の幅を狭くすることができる。また下側横部材8と上側横部材10とを共通の移動駆動機構15で駆動することができるので、巻取部構造が簡単になる。
【0016】
巻取ロール搬出台車1は、巻取場所から解放した巻取ロールRを載せておくための、上下に配置した巻取ロール受け具16を備える。上下の巻取ロール受け具16は、台車17の巻取ロール幅方向に間隔をおいてに立設した柱18に移動可能に装着した左右の昇降枠19と、この昇降枠19間に渡し設けた梁部材20とをそれぞれ備える。そして左右の柱17沿いに設けたラック21に噛み合うピニオン22が左右の昇降枠19に装着してあり、このピニオン22を同期して回転駆動することができる、図示しない駆動機構を設けてあるので、上下の昇降枠19及び梁部材20は、個々に昇降して所要の高さにつくことができる。
【0017】
更に、巻取ロール受け具16は、巻取ロールRを受け取るための、前方へ突き出た複数の腕部材23を備えている。この腕部材23は、一対となる下側巻取アーム12及び上側巻取アーム14に対して一対ずつ設けてある。そして左右の昇降枠19の間に、巻取ロールRの幅方向かつ水平方向に渡し設けた支軸24の外周に、それぞれ回動可能かつ支軸長手方向にスライド可能に装着してあり、それがほぼ水平になるように、梁部材20で支えてある。図示の腕部材23は、それに孔を設け、円形断面の支軸24の外周にすきまばめしてある。
【0018】
また巻取ロール受け具16は、図4に示すように、各腕部材23を、その先端部が上昇するように一斉に傾けるための、梁部材20沿って延びた可動バー25を備える。可動バー25は、これに押し上げ力を与えるための流体圧シリンダ装置26を複数箇所に有している。この流体圧シリンダ装置26の一端は可動バー25の下縁部に連結し、他の一端は梁部材20に連結してある。また可動バー25の上縁部は、腕部材23の下面に設けた凹部に係合している。可動バー25は巻取領域の略全幅に渡っているので、腕部材23を支軸24上のどのような位置に配置しても、その腕部材23を傾けることができる。
【0019】
上述のように構成したシート分割巻取装置で、所要幅の狭幅シートSを巻取るには、その幅に応じた各切断位置にスリッターKの切断刃Kaをつけ、下側に振り分けられる狭幅シートSを巻取るための巻芯Cの両側に下側巻取アーム12を位置づけ、上側に振り分けられる狭幅シートSを巻取るための巻芯Cの両側に上側巻取アーム14を位置づけ、その下側巻取アーム芯12、上側巻取アーム14で各巻芯Cを支持する。
【0020】
一方、巻取ロール搬出台車1では、その待機位置で、巻取ロール受け具1に備えた各一対の腕部材23を図1に示す略水平の巻取ロール受取姿勢とし、予め下側巻取アーム12間に装着した巻芯C、上側巻取アーム14間に装着した巻芯Cに対応するように巻取ロール幅方向に必要な間隔で位置づけると共に、各巻取ロール受け具1を昇降させ、腕部材23が巻取ロールRの下方空間に入ることができるように、その高さを調節しておく。
【0021】
上下の巻取位置で所要長さの狭幅シートSを巻芯Cのまわりに巻取って巻取ロールRが形成されると、下側横部材8及び上側横部材10を所定の距離だけ後退させる。そして各巻取ロールRにつながっている狭幅シートSを、固定機枠2に設けた公知の横断切断手段によりタッチローラ3の直後で切断すると共に、巻取ロール搬出台車1を前進させ、腕部材23の先端部が巻取ロールの下方に移動したときその前進を止める。この状態を図3、図4に示す。そして、腕部材23の先端部が巻取ロールRの下部に接触するか、又は微小の間隔をおいて接近するまで、上下の巻取ロール受け具16を上昇させた後、下側巻取アーム12及び上側巻取アーム14から巻芯Cを解放する。そうすると、各巻取ロールRはそれぞれの腕部材23の先端付近に一斉に載る。その後、巻取ロール搬出台車1を待機位置まで後退させる。これで巻取ロールRが上下の巻取場所から一斉に搬出される。
【0022】
巻取ロール搬出台車1が後退すると、下側巻取アーム12、上側巻取アーム14に新しい巻芯Cを装着し、その巻芯C上に狭幅シートSの上流側の切断端を止めて、次の巻取りを開始できるように準備する。
【0023】
また巻取ロール搬出台車1が待機位置まで後退して停止すると、下側の巻取ロール受け具16を昇降させることにより腕部材23の高さと受取台27との高さとを合わせ、流体圧シリンダ装置26を作動させ可動バー25を上昇させて腕部材23を図5に鎖線示すように傾け、巻取ロールRを受取台27上へ転出させ、その後、下側及び上側の巻取ロール受け具16を下降させて上側の巻取ロール受け具16の腕部材23の高さと受取台27の高さを合わせ、その腕部材23を下側の腕部材23と同様に傾け、巻取ロールRを受取台27へ転出させる。
【0024】
図2に示す実施態様では、下側横部材7には下側巻取アーム12を一対しか装着してないが、本発明では、巻取条件に応じて二対以上の下側巻取アームを装着してもよく、また上側横部材に装着する巻芯支持装置の数も二対に限らない。また、必要に応じて下側横部材を基盤上に設けたレールで支持案内し、上側横部材を固設機枠の上部に設けたレールで支持案内するようにしてもよい。また巻取ロール受け具は、巻取ロールの幅に応じて、それを一つの腕部材で受け取る場合や、3つ以上の腕部材で受け取る場合もあり得る。
【0025】
【発明の効果】
本発明では、上側巻取アーム、下側巻取アームを支持する上側横部材及び下側横部材を帯状シート長手方向かつ水平に移動可能に設けることにより、巻芯の振動が生じ易い回動可能な巻取アームを排除したので、堅牢な巻取アームを得ることができ、高品質の巻取ロールを高速巻取運転により得ることができるようになる。また、回動可能な巻取アームを排除する代わりに、巻取ロール搬出台車の巻取ロール受け具を、巻取ロール搬出台車の台車に巻取ロール幅方向に間隔をおいて立設した柱に装着してあり、かつ昇降して所要の高さにつくことができる左右の昇降枠と、前記左右の昇降枠間に巻取ロールの幅方向かつ水平方向に渡し設けた支軸と、前記支軸の外周に、それぞれ回転可能にかつ支軸長手方向にスライド可能に装着してある、前記昇降枠より前方に突き出た複数の腕部材と、前記支軸に平行に前記昇降枠間に渡し設けた、前記複数の腕部材を略水平になるように支えることができる梁部材と、前記複数の腕部材を押上げて前記略水平姿勢から先端が上昇する方向に一斉に傾けることができる、巻取領域の略全幅に渡り前記梁部材に沿って延びた可動バーとを備えるものにすることにより、上下の巻取位置の多様な幅の巻取ロールを一斉に確実に搬出することができ、しかも巻取ロール受け具の構造を簡素化できると共に巻取ロールを巻取ロール受け具から降ろす作業が省力化できる。したがって、設置床面積が比較的小さく、構造が簡単で生産性の高いシート分割巻取装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施態様に係る巻取ロール搬出台車つきシート分割巻取装置に係る側面図である。
【図2】 図1におけるA−A矢視図である。
【図3】 巻取ロール搬出台車が巻取ロール受取位置へ移動した状態を示す側面図である。
【図4】 下側の巻取ロール受け具を示す平面図である。
【図5】 巻取ロールの巻取ロール受け具からの転出動作を説明するための説明図である。
【符号の説明】
C 巻芯
K スリッター
R 巻取ロール
S 狭幅シート
1 巻取ロール搬出台車
8 下側横部材
10 上側横部材
12 下側巻取アーム
14 上側巻取アーム
16 巻取ロール受け具
23 腕部材
24 支軸
25 可動バー
Claims (1)
- 広幅の帯状シートをスリッターで縦方向に切断して複数の狭幅シートに分割し、分割した狭幅シートを上下へ振り分け、夫々の巻芯のまわりに巻取って巻取ロールを形成し、その巻取ロールを、昇降可能な巻取ロール受け具を上下2段に備えた巻取ロール搬出台車によって巻取場所から後方の待機位置に搬出した後、前記巻取ロール搬出台車の後方にある受取台上へ転出させる、巻取ロール搬出台車つきシート分割巻取装置であって、帯状シート長手方向かつ水平方向に案内される、互いに異なる高さに配設した帯状シート幅方向の下側横部材及び上側横部材と、前記巻芯の両側に配置され該巻芯端部に係合した状態で該巻芯を前記下側横部材より高い位置で支持することができる、前記下側横部材の上側沿いに帯状シート幅方向に位置づけ可能に設けた下側巻取アームと、前記巻芯の両側に配置され該巻芯端部に係合した状態で該巻芯を前記上側横部材より低い位置で支持することができる、前記上側横部材の下側沿いに帯状シート幅方向に位置づけ可能に設けた上側巻取アームと、前記巻取ロールの半径増加に従い、巻取ロールに接触圧を付与するためのタッチローラから巻芯が離反するよう、前記下側横部材及び上側横部材を移動させる手段とを備え、前記巻取ロール受け具は、前記巻取ロール搬出台車の台車に巻取ロール幅方向に間隔をおいて立設した柱に装着してあり、かつ昇降して所要の高さにつくことができる左右の昇降枠と、前記左右の昇降枠間に巻取ロールの幅方向かつ水平方向に渡し設けた支軸と、前記支軸の外周に、それぞれ回転可能にかつ支軸長手方向にスライド可能に装着してある、前記昇降枠より前方に突き出た複数の腕部材と、前記昇降枠間に渡し設けた、前記複数の腕部材を略水平になるように支えることができる梁部材と、前記複数の腕部材を押上げて前記略水平姿勢から先端が上昇する方向に一斉に傾けることができる、巻取領域の略全幅に渡り前記梁部材に沿って延びた可動バーとを備えることを特徴とする巻取ロール搬出台車つきシート分割巻取装置。
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