JP4087927B2 - オゾン供給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はオゾン供給装置に関する。さらに詳しくは、電力を使用してオゾンを製造貯蔵し、貯蔵したオゾンを一定の割合で連続的に、または間歇的にオゾン消費物体に供給できるオゾン供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、オゾンを一次的に貯蔵する間歇オゾン供給装置として、図8に示すように、オゾン発生器50と、酸素供給源51と、循環ブロア52と、生成したオゾンを一次的に貯留する吸脱着塔53と、該吸脱着塔53を冷却する冷熱源54と、前記吸脱着塔53を加熱する加熱源55、前記吸脱着塔53からオゾンを減圧吸引して取り出す水流エジェクタ56と、切換弁群57a〜57gと、オゾンを含んだ液体によって生物除去が行われる被処理物体58からなるものがある。吸脱着塔53は二重筒になっており、そのうち内筒はオゾン吸着剤が充填されているとともに、外筒は熱媒体が充填されている。また、吸着剤は一般にシリカゲルが用いられ、熱媒体はエチレングリコールやアルコール類が使用される。なお、前記循環ブロア52、オゾン発生器50、吸脱着塔53の順に一つの循環系を構成している。
【0003】
つぎに動作について説明する。この動作にはオゾンの吸着動作及び脱着動作の2つの動作がある。
【0004】
最初に吸着動作について説明する。酸素供給源51より循環系内が常時一定圧力になるように酸素を供給する。この時の圧力は通常1.5kg/cm2に維持されている。切換弁57cと57dが開いた状態で、循環ブロア52により循環系内に酸素を流通させると、オゾン発生機1の放電空隙中を通過するあいだに無声放電により酸素の一部がオゾンに変換されてオゾン化酸素になり、このオゾン化酸素は吸脱着塔53へ搬送される。吸脱着塔53内の吸着剤は、オゾンを選択的に吸着し、残りの酸素は切換弁57cを介して循環ブロア52に返送される。オゾンとして消費された酸素は酸素供給源2より補充される。このとき、オゾン吸着剤の温度は冷熱源54により、−30℃以下に冷却されている。これは吸着剤のオゾン吸着量が温度により大きく変化することによる。すなわち温度を低下させると、オゾン吸着量は増加し、逆に温度が上昇するとオゾンの吸着量は減少するからである。したがって、オゾンを吸着するときは吸着剤を冷却し、オゾンを脱着するときは吸着剤の温度を上昇させる。
【0005】
前記吸脱着塔53の吸着剤がオゾン飽和吸着量近くまで吸着すると次に脱着動作へ移行する。脱着動作ではオゾン発生器50、循環ブロア52、冷熱源54が稼動を停止し、切換弁57a〜57dが閉じる。そののち、加熱源55、水流エジェクタ56が稼動を始めて切換弁57e〜57gが開く。このとき吸着剤に吸着されていたオゾンが脱着し易いように加熱源55より熱が加えられ吸着剤の温度を上昇させる。そして水流エジェクタ7で吸脱着塔53内のオゾンを一気に減圧吸引し、水流エジェクタ56内で水中に分散し溶解してオゾン水として被処理物体58に送られる。これにより、被処理物体58内で生物除去が行なわれる。この時、減圧吸引することによる吸脱着塔53内の到達圧力は絶対圧で約0.1kg/cm2になる。このように脱着期間が終了すると、再び初期の吸着動作へと移行して連続的に運転が繰り返される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の間歇オゾン供給装置では、オゾンが注入される流体の中に含まれる物質とオゾンが反応することによって生成する化学反応物質を水源に流してしまうため、環境に悪影響を及ぼすという問題点がある。また、生成した化学反応物質をリアルタイムに処理しようとすると、非常に高効率の化学物質除去装置を備え付けなければならないという問題点がある。
【0007】
本発明は、叙上の事情に鑑みて、オゾンとの反応によって生成する化学反応物質を含んだ流体の量を低減できるオゾン供給装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明にかかわるオゾン供給装置は、原料酸素からオゾン化酸素を生成するオゾン発生器と、前記オゾン化酸素からオゾンを吸着貯留し、かつ、このオゾンを脱着する吸脱着装置と、吸着貯留したオゾンを脱着して供給するオゾン脱着手段とを有し、前記吸脱着装置によりオゾンが吸着されたのちの酸素を前記オゾン発生器へ戻し、前記吸脱着装置からオゾンを脱着し、このオゾンを流体と混合し被処理物体の処理を行なうオゾン供給装置であって、前記オゾン脱着手段と、このオゾン脱着手段に流体を供給する流体供給手段と、オゾンを含んだ流体で処理される前記被処理物体とからなる閉ループを構成するオゾン注入流路と、前記被処理物体を迂回するバイパス配管をさらに備えてなることを特徴としている。
【0010】
また請求項2の発明にかかわるオゾン供給装置は、前記閉ループとは別に、流体貯留手段と、流体浄化装置とを含んでなることを特徴としている。
【0011】
また請求項の発明にかかわるオゾン供給装置は、オゾン注入時には前記オゾン注入流路内で流体を循環できるようにする切換弁を有している。
【0016】
【発明の実施の形態】
参考例1.
図1は参考例1にかかわるオゾン供給装置を示す構成図である。図1において、オゾン発生器1と、酸素供給源2と、循環ブロア3と、生成したオゾンを一次的に貯留する吸脱着装置である吸脱着塔4と、該吸脱着塔4を冷却する冷熱源5と、前記吸脱着塔53を加熱する加熱源6と、前記吸脱着塔4からオゾンを減圧吸引して取り出すオゾン脱着手段である水流エジェクタ7と、切換弁群8a〜8gと、オゾンを含んだ液体によって生物除去が行なわれる被処理物体9と、水流エジェクタ7に水などの流体を供給する流体供給手段であるエジェクタポンプ10と、被処理物体9の生物除去を行なったのちの流体を一時的に貯留する流体貯留手段であるタンク11と、該流体貯留タンク11内に貯留されている流体に含まれる化学物質などを除去する流体処理手段である浄化装置12と、3ポート流量調節弁13a〜13bと、切換弁14a〜14bからなる。
【0017】
つぎに動作について説明する。この動作にはオゾンを吸着する動作、オゾンを脱着する動作およびオゾンで生物除去を行なう動作の3つの動作がある。
【0018】
最初に吸着動作について説明する。酸素供給源2より循環系内が常時一定圧力になるように酸素を供給する。切換弁8cと8dが開いた状態で、循環ブロア3により循環系内に酸素を流通させると、オゾン発生器1の放電空隙中を通過するあいだに無声放電により酸素の一部がオゾンに変換されてオゾン化酸素になり、このオゾン化酸素は吸脱着塔4へ搬送される。吸脱着塔4内の吸着剤は、オゾンを選択的に吸着し、残りの酸素は切換弁8cを介して循環ブロア3に返送される。オゾンとして消費された酸素は酸素供給源2より補充される。このとき、オゾン吸着剤は冷却するほどオゾンの吸着容量が増えるという性質を有することから、通常冷却温度は冷熱源5により−40℃以下にされている。また、オゾン吸着剤には、オゾンと接触したときの分解率が低いものを選ぶことが望ましく、シリカゲル、活性アルミナやフルオロカーボンを含浸させた多孔質材料などが挙げられる。また、循環系内の圧力を高くするほど、オゾンを効率的に蓄えることができる。しかし、オゾン発生効率やオゾン貯蔵効率を考えると、過度に循環系内の圧力を高くすることは、貯蔵時の消費電力を増大させることになり、最大でも5kg/cm2程度に維持することが望ましい。
【0019】
前記吸脱着塔4内の吸着剤がオゾン飽和吸着量近くまで吸着するとつぎに脱着動作へ移行する。脱着動作では、オゾン発生器1、循環ブロア3、冷熱源5が稼動を停止し、切換弁8a〜8dが閉じる。そののち、加熱源6、エジェクタポンプ10が稼動を始めて切換弁8e〜8fが開く。それと同時に、3ポート流量調節弁13a〜13bが作動して、水流エジェクタ7が稼働するのに必要最小限の流量の流体がエジェクタポンプ10に送られるとともに、切換弁14a〜14bが切り替わる。このとき吸着剤に吸着されていたオゾンが脱着し易いように、加熱源6より熱が加えられ吸着剤の温度を上昇させる。そして、エジェクタポンプ10から水流エジェクタ7に流体が供給されると、吸脱着塔4内のオゾンが水流エジェクタ7に減圧吸引され、水流エジェクタ7内で流体中に分散し、溶解してオゾンを含んだ流体として3ポート流量調節弁13bに送られる。ここで、オゾンを含んだ流体とオゾンを含まない流体が混合され、被処理物体9に送られる。このとき、減圧吸引することによる吸脱着塔4内の到達圧力は絶対圧で約0.1kg/cm2になる。このように脱着期間が終了すると、再び初期の吸着動作へと移行して連続的に運転が繰り返される。なお、吸脱着塔4から設定された濃度のオゾンが漏れ出したときに、脱着動作に移るようにしてもよい。
【0020】
被処理物体9にオゾンを含んだ流体が供給されると、被処理物体9内部に存在する微生物類や貝類などの生物がオゾンおよびオゾンによって生成された酸化物質によって死滅させられ、被処理物体9内の生物除去が行なわれる。被処理物体9を通過した流体は切換弁14aを介して流体貯留タンク11に供給され、そこで一時的に蓄えられる。蓄えられた流体中には、生物除去に寄与しなかった余剰のオゾンおよび酸化物質が含まれており、蓄えられた流体は少量ずつ流体浄化装置12に送られ、オゾンおよび酸化物質などが分解除去されたのちに放流される。なお、オゾンおよび酸化物質を含んだ流体が流体貯留タンク11に貯留されると、3ポート流量調節弁13a〜13bが停止するとともに、切換弁14a〜14bが切り替わり、通常の流体移動経路に戻される。
【0021】
流体浄化装置12としては、通常、活性炭充填塔が用いられる。活性炭充填塔の除去能力は接触時間の関数であるため、除去能力を高くしようとすると、接触時間を長くする必要がある。すなわち、塔内での流体移動速度を遅くするか、または活性炭充填塔高さを高くする必要がある。また、除去能力一定条件では、塔内の流体移動速度と必要活性炭充填塔高さの関係は比例関係にあるため、流体移動速度を遅くした方が必要活性炭充填塔高さを低くすることができる。本参考例では、被処理物体9と流体浄化装置12とのあいだに流体貯留タンク11を設けており、かつ、被処理物体9内の生物除去が間歇的に行なわれることから、オゾンや酸化物質を含んだ流体を少量ずつ流体浄化装置12に投入することができるため、活性炭充填塔高さを低くすることができ、流体浄化装置12を小さくできる。
【0022】
また、流体中に臭素イオンなどが含まれているばあい、オゾンが流体中に注入されると、オキシダントが生成する。このようなばあい、流体浄化装置12として紫外線照射装置を用いてもよい。紫外線照射装置のばあいも除去能力を高くするには接触時間を長くする必要がある。しかし、本参考例では、オゾンや酸化物質を含んだ流体を少量ずつ流体浄化装置13に投入することができるため、滞留時間を長くとることができるとともに、流体が流れる流路をせまくすることができる。したがって、オキシダントを含んだ流体に効率よく紫外線を照射することができ、流体浄化装置12の規模を維持しながら効率よく酸化物質を分解除去できる。
【0023】
なお、本参考例では、オゾン注入時に3ポート流量調節弁13a〜13bを作動させて、水流エジェクタ7に送り込む流体の量を水流エジェクタ7を駆動させるのに必要最小限の量とし、切換弁13bで合流させて被処理物体9を処理するようにするばあいについて説明したが、オゾン注入時に流体全量を水流エジェクタ7に送り込むようにすると、水流エジェクタ7を大きくし、エジェクタポンプ10を省くことができる。
【0024】
また、本参考例では、オゾン注入時に3ポート流量調節弁13a〜13bを作動させて、水流エジェクタ7に送り込む流体の量を水流エジェクタ7を駆動させるのに必要最小限の量とし、切換弁13bで合流させて被処理物体9を処理するばあいについて説明したが、3ポート流量調節弁13aの代わりに、2ポート流量調節弁を2台用いるようにしてもよい。
【0025】
また、本参考例では、冷熱源5と加熱源6が独立したばあいについて説明したが、冷熱と加熱を行なうことができる温度調節装置を用いるようにすることができる。
【0026】
実施の形態2.
図2は本発明の実施の形態2にかかわるオゾン供給装置を示す構成図であり、図2において、前記参考例1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
【0027】
21a〜21dはオゾン注入時に流体の流れる経路を変更する切換弁群、22はオゾン注入された流体を再びエジェクタポンプ10に供給するための循環配管、23は被処理物体9の生物除去を行なっている際に、流体が流れるバイパス配管、24は循環配管22内に設けられた第2の流体供給手段である循環ポンプである。
【0028】
つぎに動作について説明する。この動作にはオゾンを吸着する動作、オゾンを脱着する動作、およびオゾンで生物除去を行なう動作の3つの動作がある。しかし、オゾンを吸着する動作については参考例1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
【0029】
前記吸脱着塔4内の吸着剤がオゾン飽和吸着量近くまで吸着するとつぎに脱着動作へ移行する。脱着動作では、オゾン発生器1、循環ブロア3および冷熱源5が稼動を停止し、切換弁8a〜8dが閉じる。そののち、加熱源6、エジェクタポンプ10が稼動を始めて切換弁8e〜8gが開く。それと同時に、3ポート流量調節弁13a〜13bが作動して、水流エジェクタ7が稼働するのに必要最小限の流量の流体がエジェクタポンプ10に送られるとともに、切換弁21a〜21dが切り替わる。このとき吸着剤に吸着されていたオゾンが脱着し易いように、加熱源6より熱が加えられ吸着剤の温度を上昇させる。そして、エジェクタポンプ10から水流エジェクタ7に流体が供給されると、吸脱着塔4内のオゾンが水流エジェクタ7に減圧吸引され、水流エジェクタ7内で流体中に分散し、溶解してオゾンを含んだ流体として3ポート流量調節弁13bに送られる。ここで、オゾンを含んだ流体とオゾンを含まない流体が混合され、被処理物体9に送られる。このとき、減圧吸引することによる吸脱着塔4内の到達圧力は絶対圧で約0.1kg/cm2になる。このように脱着期間が終了すると、再び初期の吸着動作へと移行して連続的に運転が繰り返される。なお、吸脱着塔4から設定された濃度のオゾンが漏れ出したときに、脱着動作に移るようにすることができる。
【0030】
被処理物体9にオゾンを含んだ流体が供給されると、被処理物体9内部に存在する微生物類や貝類などの生物がオゾンおよびオゾンによって生成された酸化物質によって死滅させられ、被処理物体9内の生物除去が行なわれる。被処理物体9を通過した流体は切換弁21cを通って循環配管22内に流れ込み、循環ポンプ24に供給される。オゾンおよび酸化物質が含まれた流体は、切換弁21aを介して3ポート流量調節弁13aに再度送られ、一部の流体はエジェクタポンプ10に供給され、水流エジェクタ7を稼働させる流体として用いられる。すなわち、オゾン注入中は、切換弁21a、3ポート流量調節弁13a〜13b、被処理物体9、切換弁21c、循環ポンプ24で循環経路の閉ループが形成される。被処理物体9の生物除去が終了すると、切換弁21cが切り替わり、余剰のオゾンおよび酸化物質が含まれた流体が流体貯留タンク12に供給される。蓄えられた流体は少量ずつ流体浄化装置12に送られ、オゾンおよび酸化物質などが分解除去されたのちに放流される。なお、オゾンおよび酸化物質を含んだ流体が流体貯留タンク11に完全に貯留されると、3ポート流量調節弁13a〜13bが停止するとともに、切換弁21a〜21dが切り替わり、通常の流体移動経路に戻される。
【0031】
このように、本実施の形態では、オゾン注入時に、切換弁21a、3ポート流量調節弁13a〜13b、被処理物体9、切換弁21c、循環ポンプ24で循環経路の閉ループが形成されるため、オゾンや酸化物質を含んだ流体の生成量を少なくすることができ、流体貯留タンク11を小型化できる。
【0032】
実施の形態3.
図3は本発明の実施の形態3にかかわるオゾン供給装置を示す構成図である。図3において、前記参考例および実施の形態と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
【0033】
31は流体の流れる方向を3方向に変更することができる4ポート切換弁、32a〜32cはオゾン注入時に流体の流れる経路を変更する切換弁、33はオゾン注入された流体を再びエジェクタポンプ10に供給するための循環配管、34は被処理物体9の生物除去を行なっている際に、流体が流れるバイパス配管である。
【0034】
つぎに動作について説明する。この動作にはオゾンを吸着する動作、オゾンを脱着する動作およびオゾンで生物除去を行なう動作の3つの動作がある。しかし、オゾンを吸着する動作については参考例1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
【0035】
前記吸脱着塔4内の吸着剤がオゾン飽和吸着量近くまで吸着するとつぎに脱着動作へ移行する。脱着動作では、オゾン発生器1、循環ブロア3および冷熱源5が稼動を停止し、切換弁8a〜8dが閉じる。そののち、加熱源6、エジェクタポンプ10が稼動を始めて切換弁8e〜8fが開く。それと同時に、4ポート切換弁31が切り替わり、水流エジェクタ7が稼働するのに必要最小限の流量の流体がエジェクタポンプ10に送られるとともに、切換弁32a〜32cが切り替わる。切換弁32cが切り替わると、4ポート切換弁31が再度切り替わり、流体はバイパス配管34に流れる。このとき吸着剤に吸着されていたオゾンが脱着し易いように、加熱源6より熱が加えられ吸着剤の温度を上昇させる。そして、エジェクタポンプ10から水流エジェクタ7に流体が供給されると、吸脱着塔4内のオゾンが水流エジェクタ7に減圧吸引され、水流エジェクタ7内で流体中に分散し、溶解してオゾンを含んだ流体として切換弁32aを介して被処理物体9に送られる。このとき、減圧吸引することによる吸脱着塔4内の到達圧力は絶対圧で約0.1kg/cm2になる。このように脱着期間が終了すると、再び初期の吸着動作へと移行して連続的に運転が繰り返される。なお、吸脱着塔4から設定された濃度のオゾンが漏れ出したときに、脱着動作に移るようにしてもよい。
【0036】
被処理物体9にオゾンを含んだ流体が供給されると、被処理物体9内部に存在する微生物類や貝類などの生物がオゾンおよびオゾンによって生成された酸化物質によって死滅させられ、被処理物体9内の生物除去が行なわれる。被処理物体9を通過した流体は切換弁15aおよび切換弁32bを通って循環配管33内に流れ込む。そののち、オゾンおよび酸化物質を含んだ流体は、切換弁32cを介してエジェクタポンプ10に供給され、水流エジェクタ7を稼働させる流体として用いられる。すなわち、オゾン注入中は、切換弁32c、切換弁32a、被処理物体9、切換弁15a、切換弁32bで循環経路の閉ループが形成される。被処理物体9の生物除去が終了すると、切換弁32bが切り替わり、余剰のオゾンおよび酸化物質が含まれた流体が流体貯留タンク11に供給される。蓄えられた流体は少量ずつ流体浄化装置12に送られ、オゾンおよび酸化物質などが分解除去されたのちに放流される。なお、オゾンおよび酸化物質を含んだ流体が流体貯留タンク11に完全に貯留されると、4ポート切換弁31、切換弁32a、切換弁15a、切換弁21dが切り替わり、通常の流体移動経路に戻される。
【0037】
このように、本実施の形態では、オゾン注入時に、切換弁32c、切換弁32a、被処理物体9、切換弁14aおよび切換弁32bで循環経路の閉ループが形成されるため、オゾンや酸化物質を含んだ流体の生成量を少なくすることができ、流体貯留タンク11を小型化できる。また、高濃度のオゾンを含んだ流体を生成できるため、生物除去効果を向上させることができる。
【0038】
参考例4.
図4は参考例4にかかわるオゾン供給装置を示す構成図である。図4において、前記参考例および実施の形態と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
【0039】
41a〜41dはオゾンや酸化物質を含んだ流体を浄化するときに流体の流れる経路を変更する切換弁、42は流体浄化装置12から放出された流体をエジェクタポンプ10の入り口に導く放出用循環配管、43はエジェクタポンプ10から放出される流体を流体貯留タンク11に導く供給用循環配管である。
【0040】
つぎに動作について説明する。この動作にはオゾンを吸着する動作、オゾンを脱着する動作およびオゾンで生物除去を行なう動作の3つの動作がある。しかし、オゾンを吸着する動作およびオゾンを脱着する動作については参考例1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
【0041】
被処理物体9にオゾンを含んだ流体が供給されると、被処理物体9内部に存在する微生物類や貝類などの生物がオゾンおよびオゾンによって生成された酸化物質によって死滅させられ、被処理物体9内の生物除去が行なわれる。被処理物体9を通過した流体は切換弁41dを介して流体貯留タンク11に供給され、そこで一時的に蓄えられる。蓄えられた流体中には、生物除去に寄与しなかった余剰のオゾンおよび酸化物質が含まれており、蓄えられた流体は流体浄化装置12に送られる。流体浄化装置12から放出された流体は放出用循環配管42を通ってエジェクタポンプ10に導かれる。そののち、エジェクタポンプ10から放出された流体は供給用循環配管43を通って流体貯留タンク11に再び導かれる。すなわち、流体浄化中は、切換弁41a、41d、流体貯留タンク11、流体浄化装置12、切換弁41c、41b、エジェクタポンプ10で循環経路の閉ループが形成される。循環経路内の流体中のオゾン濃度および酸化物質濃度が環境基準より低下すると、切換弁41c、15bを介して放出される。このとき、オゾンおよび酸化物質の濃度を監視するようにして放出を判断しても良いし、流体の処理時間で放出を判断してもよい。なお、オゾンおよび酸化物質を含んだ流体が流体貯留タンク12に一旦貯留されると、3ポート流量調節弁13a〜13b、切換弁15a〜15bが切り替わり、通常の流体移動経路に戻される。
【0042】
このように、本参考例では、流体浄化時に、切換弁41a、41d、流体貯留タンク11、流体浄化装置12、切換弁41c、41b、エジェクタポンプ10で循環経路の閉ループが形成されるために、流体浄化装置12の能力を低減できる。
【0043】
参考例5.
図5は参考例5にかかわるオゾン供給装置を示す構成図である。図5において、前記参考例および実施の形態と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
【0044】
51a〜51bはオゾンや酸化物質を含んだ流体を浄化する時に流体の流れる経路を変更する切換弁、52は切換弁51aと切換弁51bを連結する循環配管、53はオゾンと酸化物質を含んだ流体を循環させるための第3の流体供給手段である循環ポンプである。
【0045】
つぎに動作について説明する。この動作にはオゾンを吸着する動作、オゾンを脱着する動作およびオゾンで生物除去を行なう動作の3つの動作がある。しかし、オゾンを吸着する動作およびオゾンを脱着する動作については参考例1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
【0046】
被処理物体9にオゾンを含んだ流体が供給されると、被処理物体9内部に存在する微生物類や貝類などの生物がオゾンおよびオゾンによって生成された酸化物質によって死滅させられ、被処理物体9内の生物除去が行なわれる。被処理物体9を通過した流体は切換弁51aを介して流体貯留タンク11に供給され、そこで一時的に蓄えられる。蓄えられた流体中には、生物除去に寄与しなかった余剰のオゾンおよび酸化物質が含まれており、蓄えられた流体は流体浄化装置12に送られる。流体浄化装置12から放出された流体は循環配管52を通って循環ポンプ53に導かれる。そののち、循環ポンプ53から放出された流体は流体貯留タンク11に再び導かれる。すなわち、流体浄化中は、切換弁51a、流体貯留タンク11、流体浄化装置12、切換弁51a、循環ポンプ53で循環経路の閉ループが形成される。循環経路内の流体中のオゾン濃度および酸化物質濃度が環境基準より低下すると、切換弁51a〜15bを介して放出される。このとき、オゾンおよび酸化物質の濃度を監視するようにして放出を判断してもよいし、流体の処理時間で放出を判断してもよい。なお、オゾンおよび酸化物質を含んだ流体が流体貯留タンク11に一旦貯留されると、3ポート流量調節弁13a〜13b、切換弁14a〜14bが切り替わり、通常の流体移動経路に戻される。
【0047】
このように、本参考例では、流体浄化時に、切換弁51a、流体貯留タンク11、流体浄化装置12、切換弁51b、循環ポンプ53で循環経路の閉ループが形成されるために、流体浄化装置12の能力を低減できる。また、ポンプが増えることにより部品点数は増加するが、配管が短くなるとともに、制御が簡単になる。
【0048】
参考例6.
図6は参考例6にかかわるオゾン供給装置を示す構成図である。図6において、前記参考例および実施の形態と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
【0049】
61は魚などの生物を飼育している生物飼育槽、62は生物飼育槽61の流体と生物除去に用いられた流体を混合する流体混合器、63は生物飼育槽61と流体混合器62をつなぐ流体処理配管、64は流体混合器62にオゾンと酸化物質を含んだ流体を供給するための流体供給配管である。
【0050】
つぎに動作について説明する。この動作にはオゾンを吸着する動作、オゾンを脱着する動作、およびオゾンで生物除去を行なう動作の三動作がある。しかし、オゾンを吸着する動作およびオゾンを脱着する動作については参考例1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
【0051】
被処理物体9にオゾンを含んだ流体が供給されると、被処理物体9内部に存在する微生物類や貝類などの生物がオゾンおよびオゾンによって生成された酸化物質によって死滅させられ、被処理物体9内の生物除去が行なわれる。被処理物体9を通過した流体は切換弁14aを通って流体混合器62に供給される。流体混合器62には生物飼育槽61からも流体が供給される。生物飼育槽61内の流体中には、生物が排出するアンモニアなどが含まれる。流体混合器62内では生物飼育槽61から排出された流体中のアンモニアなどとオゾンや酸化物質などが反応し分解する。流体混合器62で処理された流体は一部が生物飼育槽61に返送され、残りの流体は切換弁14bを介して放流される。
【0052】
このように、本参考例では、生物飼育槽61で生成されるアンモニア成分を用いて、オゾンや酸化物質を分解しているため、オゾンや酸化物質を含んだ流体を効率よく処理できるとともに、生物飼育槽61内の流体の浄化を行なうことができる。
【0053】
参考例7.
図7は参考例7にかかわるオゾン供給装置を示す構成図であり、図7において、前記参考例および実施の形態と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
【0054】
71は吸脱着装置内の圧力を測定する圧力センサ、72は圧力センサ71の信号を受けて、エジェクタポンプ10、3ポート流量調節弁13a〜13b、および切換弁14a〜14bが稼働するように信号を送るコントローラである。
【0055】
つぎに動作について説明する。酸素供給源2より循環系内が常時一定圧力になるように酸素を供給する。切換弁8cと8dが開いた状態で、循環ブロア3により循環系内に酸素を流通させると、オゾン発生器1の放電空隙中を通過するあいだに無声放電により酸素の一部がオゾンに変換されてオゾン化酸素になり、このオゾン化酸素は吸脱着塔4へ搬送される。吸脱着塔4内の吸着剤は、オゾンを選択的に吸着し、残りの酸素は切換弁8cを介して循環ブロア3に返送される。オゾンとして消費された酸素は酸素供給源2より補充される。
【0056】
このように、オゾン吸着時には通常循環系内は一定圧力に維持されているが、装置の故障などにより循環系内の圧力が高くなると、圧力センサ71から信号がコントローラ72に送られる。コントローラ72はその信号を受けとると、吸着動作中でも強制的に脱着動作に移行する。脱着動作ではオゾン発生器1、循環ブロア3、冷熱源5が稼動を停止し、切換弁8a〜8dが閉じる。そののち、エジェクタポンプ11が稼動を始めて切換弁8e〜8gが開く。それと同時に、3ポート流量調節弁13a〜13bが作動して、水流エジェクタ7が稼働するのに必要最小限の流量の流体がエジェクタポンプ10に送られるとともに、切換弁14a〜14bが切り替わる。そして、エジェクタポンプ10から水流エジェクタ7に流体が供給されると、吸脱着塔4内のオゾンが水流エジェクタ7に減圧吸引され、水流エジェクタ7内で流体中に分散し、溶解してオゾンを含んだ流体として3ポート流量調節弁13bに送られる。ここで、オゾンを含んだ流体とオゾンを含まない流体が混合され、被処理物体9に送られる。
【0057】
被処理物体9を通過した流体は切換弁14aを介して流体貯留タンク11に供給され、そこで一時的に蓄えられる。蓄えられた流体中には、オゾンおよび酸化物質が残留しており、蓄えられた流体は少量ずつ流体浄化装置12に送られ、オゾンおよび酸化物質などが分解除去されたのちに放流される。なお、オゾンおよび酸化物質を含んだ流体が流体貯留タンク11に貯留されると、3ポート流量調節弁13a〜13bが停止するとともに、切換弁14a〜14bが切り替わり、通常の流体移動経路に戻される。しかし、この一連の動作が終了しても、通常運転時のように再びオゾン吸着動作に移行することはなく、異常を表示するとともにオゾン供給動作を停止する。
【0058】
このように、本参考例では、オゾン吸着時に起こった異常動作を生物除去を行なう際の動作で解消するため、オゾン吸着時の異常を解消する安全装置を新たに付加する必要がなく、オゾン供給装置の構成機器数を低減できる。
【0059】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、物体処理後の流体を処理する流体浄化装置を備えるようにしたので、生物除去後の流体で環境汚染を生ずることを防ぐとともに、流体浄化装置の能力を低減することができ、オゾン供給装置を安価にすることができる。
【0060】
請求項の発明によれば、オゾン注入後の流体を蓄える流体貯留タンクと、水流エジェクタと、該水流エジェクタに流体を供給する流体供給手段と、オゾンを含んだ流体で処理される被処理物体とからなる閉ループを構成するオゾン注入流路を備えるようにしたので、生物除去に用いる流体の量を低減することができ、液体貯留タンクをコンパクト化することができるとともに、流体浄化装置の能力を低減することができる。
【0061】
また請求項2の発明によれば、前記閉ループとは別に、流体貯留手段と、流体浄化装置とを含んでなるので、生物除去に用いる流体の量を低減することができ、液体貯留タンクをコンパクト化することができるとともに、流体浄化装置の能力を低減することができる。
【0062】
また請求項の発明によれば、オゾン注入時にはオゾン注入流路内で流体を循環できるようにする切換弁を有するようにしたので、生物除去に用いる流体の量を低減することができ、液体貯留タンクをコンパクト化することができるとともに、流体浄化装置の能力を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 参考例1にかかわるオゾン供給装置を示す構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態2にかかわるオゾン供給装置を示す構成図である。
【図3】 本発明の実施の形態3にかかわるオゾン供給装置を示す構成図である。
【図4】 参考例4にかかわるオゾン供給装置を示す構成図である。
【図5】 参考例5にかかわるオゾン供給装置を示す構成図である。
【図6】 参考例6にかかわるオゾン供給装置を示す構成図である。
【図7】 参考例7にかかわるオゾン供給装置を示す構成図である。
【図8】 従来の間歇オゾン供給装置を示す構成図である。

Claims (3)

  1. 原料酸素からオゾン化酸素を生成するオゾン発生器と、前記オゾン化酸素からオゾンを吸着貯留し、かつ、このオゾンを脱着する吸脱着装置と、吸着貯留したオゾンを脱着して供給するオゾン脱着手段とを有し、前記吸脱着装置によりオゾンが吸着されたのちの酸素を前記オゾン発生器へ戻し、前記吸脱着装置からオゾンを脱着し、このオゾンを流体と混合し被処理物体の処理を行なうオゾン供給装置であって、
    前記オゾン脱着手段と、このオゾン脱着手段に流体を供給する流体供給手段と、オゾンを含んだ流体で処理される前記被処理物体とからなる閉ループを構成するオゾン注入流路と、前記被処理物体を迂回するバイパス配管をさらに備えてなる
    ことを特徴とするオゾン供給装置。
  2. 前記閉ループとは別に、流体貯留手段と、流体浄化装置とを含んでなることを特徴とする請求項1記載のオゾン供給装置。
  3. オゾン注入時には前記オゾン注入流路内で流体を循環できるようにする切換弁を有する請求項1または2記載のオゾン供給装置。
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