JP4085910B2 - エンジンの動力伝達機構カバー部材 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンのクランクシャフトの回転力をカムシャフトに伝える動力伝達機構を覆うカバー部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
エンジンは、自動車の車体に搭載するためのブラケットを備えている(例えば、特許文献1参照。)。このブラケットは、シリンダブロックにボルトで固定される。シリンダブロックにブラケットを取り付ける場合、シリンダブロックの周囲に配設される補機を駆動させるためのベルトや吸気管および排気管、あるいは冷却水通路との干渉を回避することが必要となる。そこで、ブラケットの内部に冷却水通路を形成し、ブラケットと冷却水通路との干渉を回避している。
【0003】
【特許文献1】
実開平3−11923号公報(第5頁第2行−16行、第6頁第12行−第7頁第6行、第3図、第4図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述の構成のエンジンでは、ブラケットの内部に冷却水通路が通されるため、ブラケットの必要強度を確保するためには、ブラケットを大きくしなければならない。また、冷却水通路を接続するジョイント部(係合孔、コネクタ)の加工が必要となるので、ブラケットの形状が複雑になる。さらに、シリンダブロックにブラケットを取り付けた後冷却水通路を接続するなど、エンジンの組立手順の柔軟性が低下し、エンジン組立作業が複雑化する。
【0005】
したがって、本発明の目的は、エンジンマウントブラケットの基部の剛性を充分に確保しつつ、エンジンマウントブラケットと一体に形成されて形状を簡略化できるエンジンの動力伝達機構カバー部材を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係るエンジンの動力伝達機構カバー部材は、クランクシャフトの回転力をカムシャフトに伝達する動力伝達機構と、エンジン側壁に配置されて前記動力伝達機構の少なくとも一部を覆うとともに、前記エンジン側壁まで延びる側壁を有するカバー部材と、前記カバー部材に突出して形成されてエンジンに供給される流体が内部を流動する流体通路と、前記カバー部材に一体に形成されて前記カバー部材の一部が前記カムシャフトの軸線方向に沿って突出する凸部と、前記カバー部材と一体に形成されるエンジンマウントブラケットとを備える。前記エンジンマウントブラケットは、前記流体通路と前記凸部と前記カバー部材の側壁との近傍であって、かつ、前記流体通路と前記凸部と前記カバー部材の側壁とによって囲まれる部位に配置される。
【0007】
また、エンジンマウントの基部の剛性に寄与する範囲を広くするために、前記流体通路は、前記エンジンのシリンダブロック側からシリンダヘッド側まで前記カバー部材に沿って延びる。また、エンジンマウントの基部の剛性を確保するために、前記流体通路は、前記エンジンのシリンダブロックまたはシリンダヘッドに設けられる冷却水入口まで冷却水を導く冷却水通路とする。または、前記エンジンマウントブラケットは、前記カバー部材を前記エンジンのシリンダブロックとシリンダヘッドとが配置される側に取り付ける取付ボルトが挿入されるボルト孔の近傍に形成される。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態に係るエンジンについて、図1〜図5を参照して説明する。図1は、自動車の往復動型のエンジン1を模式的に示している。エンジン1は、エンジンブロック2とシリンダヘッドカバー3とチェーンケース4とオイルパン5とを備えている。
【0009】
エンジンブロック2は、シリンダブロック21とシリンダヘッド22とを有している。シリンダブロック21は、クランクシャフト23を備えている。シリンダヘッド22は、シリンダブロック21の上に取り付けられている。シリンダヘッド22は、吸気側と排気側にそれぞれクランクシャフト23と平行に配置されるカムシャフト24を備えている。シリンダヘッド22の前壁22aには、冷却水が流入する冷却水入口22bが開口している。
【0010】
本実施形態において、クランクシャフト23の回転軸に沿う方向を前後方向とし、エンジンブロック2に対してチェーンケース4が取り付けられた側を前側とし左右方向を定める。シリンダブロック21とシリンダヘッド22とが、重ねられる方向を上下方向とし、シリンダブロック21に対してシリンダヘッド22が位置する方向を上側とする。
【0011】
一方、エンジン1は、シリンダブロック21から前へ突出するクランクシャフト23とシリンダヘッド22から前へ突出するカムシャフト24とを連動させる動力伝達機構25を備える。動力伝達機構25は、クランクシャフトタイミングスプロケット25aとカムシャフトタイミングスプロケット25bとタイミングチェーン25cとを備える。
【0012】
クランクシャフトタイミングスプロケット25aは、クランクシャフト23の前端に嵌合固定されている。カムシャフトタイミングスプロケット25bは、両カムシャフト24の前端にそれぞれ嵌合固定されている。タイミングチェーン25cは、クランクシャフトタイミングスプロケット25aとカムシャフトタイミングスプロケット25bとに回し掛けられており、クランクシャフト23の回転力をカムシャフト24に伝える。シリンダヘッドカバー3は、シリンダヘッド22の上に取り付けられる。
【0013】
チェーンケース4は、エンジンブロック2とシリンダヘッドカバー3との前壁に取り付けられ、動力伝達機構25を覆っている。チェーンケース4は、例えばエンジンブロック2の前壁2aを覆う下部チェーンケース41と、シリンダヘッドカバー3の前壁3aを覆う上部チェーンケース42とから構成されている。
【0014】
下部チェーンケース41は、下部前壁43と下部左壁44と下部右壁45とを有している。下部前壁43は、クランクシャフト23の回転軸を横切る方向に沿って配置される。下部左壁44と下部右壁45は、下部前壁43の左右両縁部からエンジンブロック2に向かって前壁2aと当接するまで後方に延びている。下部チェーンケース41の下部前壁43の左縁には、図2と図3に示すように、複数のボルト孔Xが下部左壁44沿って設けられている。下部チェーンケース41は、下部前壁43の右縁においても左縁と同様に、下部右壁45に沿ってボルト孔Xが設けられている。
【0015】
上部チェーンケース42は、上部前壁42aと上部左壁42bと上部右壁42cと上壁42dとを有しており、下部チェーンケース41と同様に上部前壁42aの左右両縁に複数のボルト孔が設けられている。下部チェーンケース41と上部チェーンケース42とは、図3に示すように、取付ボルトWによってエンジンブロック2とシリンダヘッドカバー3とに締結される。オイルパン5は、下部チェーンケース41とシリンダブロック21のそれぞれの下面を覆うようにまたがって取り付けられている。
【0016】
下部チェーンケース41は、ウォーターポンプ6と冷却水通路7と凸部8とエンジンマウントブラケット9とを備えている。ウォーターポンプ6は、遠心ポンプであって、シリンダブロック21側に設けられている。クランクシャフト23は、前方端にプーリ連結軸10が係合されている。プーリ連結軸10の前方端は、クランクプーリ11が嵌合固定され、ベルト12を介してウォーターポンプ6のポンププーリ61に回転力を伝える。また、クランクプーリ11は、図示しないオルタネータやエアコンプレッサやパワーステアリングポンプなどをウォーターポンプ6と一緒にベルト12で駆動するようにしてもよい。
【0017】
冷却水通路7は、ウォーターポンプ6の吐出口から下部前壁43に沿って冷却水入口22bまで延びており、冷却水が流れる。本実施形態において、エンジン1は、シリンダヘッド先行冷却を行なっている。冷却水通路7は、図4に示すように、下部前壁43に設けられる通路構成部72を蓋部材73で覆うことによって形成されている。
【0018】
通路構成部72は、ウォーターポンプ6の吐出口から冷却水入口22bの前方の位置に開口する通路出口71まで、図4に示すように、前方に向かって開放する溝状に形成されている。蓋部材73は、図4と図5に示すように、後方に向かって開放する溝状に形成されている。したがって、冷却水通路7は、ウォーターポンプ6から通路出口71まで前方に向かって膨らんだ形になる。
【0019】
蓋部材73は、図2に示すように、下部前壁43に沿って延びるフランジ73aを有している。フランジ73aは、ボルト孔Yを有している。ボルト孔Yの後方端Uは、図5において、シリンダヘッド22に届く通路出口71の縁部74の前方に位置している。通路出口71の縁部74は、ボルト孔Yと連通してエンジンブロック2に届く貫通孔Vを設けている。これにより、蓋部材73は、取付ボルトWを用いて、下部前壁43およびシリンダヘッド22に固定される。なお、ボルト孔Yは、通路出口71の縁部74の前方に位置することだけに限定されず、例えば、動力伝達機構25を干渉しないように下部前壁43からエンジンブロック2に届くステムと対応する前方に設けられてもよい。この場合、ステムに貫通孔Vを設ける。
【0020】
凸部8は、図1から図3に示すように、カムシャフトタイミングスプロケット25bと対向する下部前壁43の部分が前方に向かって膨らんで形成されており、内側にカムシャフトタイミングスプロケット25bを収容している。
【0021】
エンジンマウントブラケット9は、図1と図2に示すように、下部前壁43の前面において、冷却水通路7の近傍で、かつ凸部8とボルト孔Xとボルト孔Yの近傍であって、冷却水通路7と凸部8とボルト孔Xとボルト孔Yとで囲まれる部位Mに中実に、例えば砂型鋳造で下部前壁43と一体に形成されている。なお、エンジンマウントブラケット9は、凸部8に一部が食い込んでいる。
【0022】
エンジンマウントブラケット9は、下部前壁43に沿って下部左壁44に向かって斜め下に延びている。また、エンジンマウントブラケット9は、図1と図4に示すように、下部前壁43の左上から前方下向に位置Pまで延びており、位置Pから前方に向かって下部前壁43に対して略垂直に延びている。エンジンマウントブラケット9は、複数のねじ孔Zを有している。なお、図2中では、ボルト孔X,Yを分かりやすくするために、取付ボルトWは図示されていない。
【0023】
以上のように構成されたエンジン1では、エンジンマウントブラケット9は、冷却水通路7の近傍に形成されている。冷却水通路7は、前方に向かって膨らんでいる。つまり、下部前壁43とエンジンマウントブラケット9との境界部分Cの近傍を含めるエンジンマウントブラケット9の基部Bの剛性に寄与する断面積が下部前壁43の断面積よりも大きい。したがって、冷却水通路7が補強リブとして機能することとなり、エンジンマウントブラケット9の基部Bの剛性が向上し、充分に剛性を確保できる。
【0024】
そして、下部チェーンケース41を例えば砂型鋳造する場合、エンジンマウントブラケット9の基部Bの剛性を確保するために別途補強リブを設けなくてもよいので、下部チェーンケース41の鋳型の形状が簡単になり、鋳造欠陥も減る。したがって、下部チェーンケース41の製造性が向上するとともに、下部チェーンケース41を軽量化することができる。すなわち、エンジン1を軽量化することができる。さらに、エンジンマウントブラケット9は、内部に冷却水通路7を形成していないので、形状を簡略化できる。つまり、下部チェーンケース41の形状を簡略化できる。
【0025】
また、冷却水通路7は、シリンダブロック21側からシリンダヘッド22側まで下部前壁43に沿って形成されている。チェーンケース4の広範囲にわたって補強リブの効果を有する冷却水通路7が設けられるので、チェーンケース4の剛性が向上するとともに、エンジンマウントブラケット9の基部Bの剛性がより向上する。この場合、冷却水通路7は、ウォーターポンプ6から吐出される冷却水が流れる充分な流路断面積を有しており、後述するオイル通路14よりも流路断面積が大きい。したがって、冷却水通路7の近傍にエンジンマウントブラケット9を形成することは、より効果的である。
【0026】
また、エンジンマウントブラケット9は、一部が凸部8に食い込んでいる。凸部8は、前方に向かって膨らんでいるため、エンジンマウントブラケット9の基部Bの剛性に寄与する断面積が大きくなる。つまり、凸部8が補強リブとして機能するので、エンジンマウントブラケット9の基部Bの剛性がより向上する。さらに、凸部8は、エンジンマウントブラケット9の補強リブとしても機能するので、エンジンマウントブラケット9の剛性もより向上する。
【0027】
また、エンジンマウントブラケット9は、ボルト孔X,Yの近傍に形成されている。ボルト孔X、Yは、エンジンブロック2まで延びる下部左壁44の板厚と縁部74の板厚の内部に形成されている。つまり、下部左壁44および縁部74が補強リブとなり、エンジンマウントブラケット9の基部Bの剛性がより向上する。
【0028】
なお、下部前壁43は、オイルフィルタ13とオイル通路14とを備えている。オイルフィルタ13は、下部チェーンケース41と一体に設けられるフィルタブラケット13aに取り付けられている。オイル通路14は、下部前壁43と一体に設けられており、冷却水通路7と同じように前方に向かって膨らんでいる。オイル通路14は、オイルフィルタ13とエンジンブロック2とにそれぞれ連通しており、オイルフィルタ13からエンジンブロック2までオイルが流れる。
【0029】
冷却水通路7とオイル通路14とが互いに接近する部位Nは、冷却水通路7とオイル通路14とが補強リブとして機能するので剛性が高い。そのため、本実施形態では、部位Mにエンジンマウントブラケット9を形成しているが、部位Nに形成してもよい。なお、本実施の形態では、チェーンケース4は、上部チェーンケース42と下部チェーンケース41とから構成されておりそれぞれ別体としたが、これらは一体であってもよい。クランクシャフトとカムシャフトとを連動させる動力伝達機構として、チェーンとスプロケットとを用いるチェーン駆動方式を採用したが、チェーンの代わりに歯付ベルトを用い、スプロケットの代わりに歯付プーリを用いたベルト駆動方式を採用してもよいし、それぞれをギヤで連結するギヤ駆動方式を採用してもよい。
【0030】
【発明の効果】
本発明に係るエンジンの動力伝達機構カバー部材によれば、カバー部材と一体に形成されるエンジンマウントブラケットは、流体通路の近傍に形成されている。このため、流体通路は、補強リブの機能を有することにより、カバー部材とエンジンマウントブラケットとの境界部分の近傍を含めるエンジンマウントブラケットの基部の剛性に寄与する。したがって、エンジンマウントブラケットの基部付近に別途リブを設けることなく、カバー部材に基部の剛性を確保したエンジンマウントブラケットを設けることができるとともに、カバー部材の形状を簡略化することができる。
【0031】
また、流体通路をシリンダブロック側からシリンダヘッド側までカバー部材の前壁に沿って形成することによれば、カバー部材の広範囲にわたって補強リブの効果を有する流体通路が設けられているため、カバー部材の剛性が向上するとともに、エンジンマウントブラケットの基部の剛性がより一層向上する。
【0032】
また、流体通路として冷却水通路を採用することによれば、冷却水通路は、冷却水が流れる充分な流路断面積を有しており、オイル通路より流路断面積が大きい。つまり、冷却水通路の近傍は、オイル通路の近傍よりもエンジンマウントブラケットの基部の剛性に寄与する断面積が大きい。したがって、エンジンマウントブラケットを冷却水通路の近傍に形成することは、効果的である。
【0033】
また、エンジンマウントブラケットは、凸部の近傍に形成されている。凸部は、カムシャフトの軸線から突出する方向に膨らんでいる。つまり、エンジンマウントブラケットの基部の剛性に寄与する断面積が壁部より大きい。したがって、エンジンマウントブラケットの基部の剛性がより一層向上する。
【0034】
また、エンジンマウントブラケットは、カバー部材の取付ボルトが挿入されるボルト孔の近傍に形成されている。ボルト孔は、エンジンブロックまで延びる側壁などの板厚の内部を貫通する。つまり、エンジンブロックまで延びる側壁などが補強リブとして機能するので、エンジンマウントブラケットの基部がより一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るエンジンを模式的に示す斜視図。
【図2】 図1に示す下部チェーンケースの正面図。
【図3】 図2中のF3−F3に沿って示す下部チェーンケースの断面図。
【図4】 図2中のF4−F4に沿って示す下部チェーンケースの断面図。
【図5】 図2中のF5−F5に沿って示す下部チェーンケースの断面図。
【符号の説明】
1…エンジン、2a…前壁(エンジン側壁)、21…シリンダブロック、22…シリンダヘッド、22b…冷却水入口、23…クランクシャフト、24…カムシャフト、25…動力伝達機構、3a…前壁(エンジン側壁)、4…チェーンケース(カバー部材)、44…下部左壁(側壁)、7…冷却水通路、8…凸部、9…エンジンマウントブラケット、M…部位(流体通路と凸部とボルト孔の近傍)、W…取付ボルト、X…ボルト孔、Y…ボルト孔。
Claims (4)
- クランクシャフトの回転力をカムシャフトに伝達する動力伝達機構と、
エンジン側壁に配置されて前記動力伝達機構の少なくとも一部を覆うとともに、前記エンジン側壁まで延びる側壁を有するカバー部材と、
前記カバー部材に突出して形成されてエンジンに供給される流体が内部を流動する流体通路と、
前記カバー部材に一体に形成されて前記カバー部材の一部が前記カムシャフトの軸線方向に沿って突出する凸部と、
前記カバー部材と一体に形成されるエンジンマウントブラケットと
を具備し、
前記エンジンマウントブラケットは、前記流体通路と前記凸部と前記カバー部材の側壁との近傍であって、かつ、前記流体通路と前記凸部と前記カバー部材の側壁とによって囲まれる部位に配置されることを特徴とするエンジンの動力伝達機構カバー部材。 - 前記流体通路は、前記エンジンのシリンダブロック側からシリンダヘッド側まで前記カバー部材に沿って形成されることを特徴とする請求項1に記載のエンジンの動力伝達機構カバー部材。
- 前記流体通路は、前記エンジンのシリンダブロックまたはシリンダヘッドに設けられる冷却水入口まで冷却水を導く冷却水通路であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエンジンの動力伝達機構カバー部材。
- 前記エンジンマウントブラケットは、前記カバー部材を前記エンジンのシリンダブロックとシリンダヘッドとが配置される側に取り付ける取付ボルトが挿入されるボルト孔の近傍に形成されることを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載のエンジンの動力伝達機構カバー部材。
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