JP4085556B2 - 自動原稿読取装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、原稿読み取り後に、その確認印を原稿に押すスタンプを具備する自動原稿読取装置における、メンテナンス性を向上するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に自動原稿読取装置においては、自動原稿搬送装置(ADF)内部の原稿搬送経路に、用紙の読み取りがなされた後、その確認印を押すためのスタンプが配設されており、従来、該スタンプのインクが切れると、ユーザーはサービスマンに連絡をし、直接、来てもらうなどしてスタンプの交換をしていた。
あるいは、ユーザー自身が、ADFの内部カバーを開けて、その開口部から覗き見ることができるスタンプの印体の頭部を針等で突き刺して引っ掛け、巧妙に抜き出して交換を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、サービスマンの訪問には費用もかかる上、時間帯によってはなかなか到着せず、翌日までさらには数日間待たなければならないこともあった。一方、ユーザー自身が印体を交換をするにしても、前記スタンプの印体を針等で突き刺すのは細かい作業である上に、内部カバーを開いた際の開口部が狭いために作業が行いにくく、また作業中にインクで手を汚すことがあった。
さらには、印体の交換作業を行うためにはなかなかの熟練を要し、慣れないユーザーにとっては手間隙がかかり、また、煩わしく感じることもあった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は以上のような課題を解決すべく、次のような手段を用いるものである。
すなわち、請求項1記載の如く、原稿読み取り後に、その確認印を原稿に押すスタンプを具備する自動原稿読取装置において、
ソレノイドコイルと鉄芯とを有する昇降機構を備えたスタンプと、
前記ソレノイドコイルへの通電制御を行うことで前記スタンプを昇降させるコントローラと、
前記スタンプの頭部が出没する原稿搬送路を上方から覆う閉じた状態と、前記原稿搬送路を開放した状態と、の間で回動可能に設けられた原稿搬送フレームと、
を備え、
前記スタンプによる押印を行う場合は、前記コントローラは、前記原稿搬送フレームが閉じた状態で、前記ソレノイドコイルに瞬間的に電流を流す通電制御を行って、前記スタンプを瞬時に上下させるようにし、
前記スタンプの交換を行う場合は、前記コントローラは、前記原稿搬送フレームが開放された状態で、前記ソレノイドコイルに所定時間、前記押印の際よりも弱い電流を流す通電制御を行って、前記スタンプが上昇した状態を所定時間保つようにした、ことを特徴とする自動原稿読取装置とする。
【0006】
本発明の実施の形態を、添付の図面を基に説明する。
図1は自動原稿読取装置を採用するファクシミリの斜視図、図2は同じく側面断面図、図3は同じく記録部に対して読取部を上方回動した状態の側面断面図、図4は通常の状態におけるADFの側面断面図、図5はカバー類を上方回動した状態の図4図示のADFの側面断面図、図6は本発明に係るスタンプの側面断面図、図7は本発明に係るスタンプの昇降制御を示すブロック図、図8は本発明に係るスタンプの昇降制御を示す流れ図である。
【0007】
本発明に係る自動原稿読取装置を有するファクシミリ装置を例にとり、まず、その全体構成から説明する。
図1乃至図3に示すファクシミリ装置は、記録部2の上方に読取部1を配置して構成されている。記録部2には、記録装置3及び給紙カセット4がそれぞれ上下に内装されており、給紙カセット4内に堆積される用紙を記録装置3へ給紙して、記録した後に、記録紙排出トレイ5へ排出するように構成している。
【0008】
読取部1は、その一部構成体である読取ケース10の底面より延設されるヒンジ10bが、記録部2に配設されたヒンジピン1a上に枢支されていることにより、該記録部2に対して、ヒンジピン1aを支点として上下回動可能とされている。図3のように読取部1を上方回動すると、記録部2の上面が開放され、記録装置3内のトナーカートリッジの交換等を記録部2の上方より行うことができるのである。
【0009】
読取部1においては、読取ケース10内に読取装置6が収納されている。読取ケース10の上面には、透明状の静止原稿載置ベッド11を配設しており、該静止原稿載置ベッド11上に原稿が置かれると、該読取装置6が、図2の実線位置から仮想線位置まで移動して走査を行う。
【0010】
読取ケース10の上方には、その一辺を中心として上下開閉可能に構成される原稿押えカバー7が配置され、静止原稿載置ベッド11上に載置された原稿を原稿押えカバー7により上方から押えるものとしている。
【0011】
原稿押えカバー7の一端部には、自動原稿搬送装置(以下、「ADF」)8が付設されている。ADF8の外観は、図1のように、読取装置6の走査方向と直交する方向上にて並列状に、サイドフレーム7a・7bを立設しており、両サイドフレーム7a・7b間に、ADF8の原稿搬送部全体を覆うADFカバー14が挟まれるように配置されたものとなっている。各サイドフレーム7a・7bのADFカバー14側端部に沿う内側開口面には、図示されない板金製の側板がそれぞれ立状に固設されていて、例えば、後記の各フィードローラのうち、駆動ローラのローラ軸の各軸端を軸支している。サイドフレーム7a・7bの一方または両方は、該駆動ローラの駆動源及びその伝動系を覆っており、その内側面が該側板にて覆われているのである。
これら原稿押えカバー7と一体状のサイドフレーム7a・7b、該両側板、そして、内装される駆動ローラ用駆動源及び伝動系がADF8の装置本体を形成し、該装置本体に左右を挟まれて、ADFカバー14にて覆われる原稿搬送部が配設されて、ADF8全体を構成している。
【0012】
ADF8の給紙口8aに連なるように、該原稿押えカバー7の上方に原稿供給トレイ9が配設されており、その下方における原稿押えカバー7の上面には、ADF8の該給紙口8aの直下に配置された排紙口8bに連なるように、原稿排出トレイ7cが一体成形されている。ADF8内には、給紙口8aから排紙口8bまで横向きUの字状の原稿搬送経路が構成されている。
【0013】
原稿供給トレイ9上に堆積されたシート原稿は、一枚ずつピックアップされ、給紙口8aに挿入される。ADF8にて給紙されてプラテンガラス12の上を通過する原稿は、図2中で実線にて示した初期位置の読取装置6により読み取られる。読み取られた後の原稿は、排紙口8bから原稿排出トレイ7c上に排出される。
【0014】
このように、読取部1は、読取装置6を走査させて静止原稿を読み取るフラットベッドタイプのスキャナとして用いるとともに、読取装置6を位置固定して原稿をADF8に給送しながら読み取りを行うシートフィードタイプのスキャナとして用いることができるように構成されている。
【0015】
また、読取ケース10の一側方にはキーパネル13が付設されている。該キーパネル13の各種操作キーを押すことにより、原稿内容の読み取りを行ったり、読み取った内容をファクシミリ送信する際の送信先の設定を行ったり、受信内容や読み取った内容の記録装置3による記録を行ったり、様々な操作がなされるのである。
【0016】
次に自動シート搬送装置のADF8の内部構造について説明する。
なお、この説明において、図4及び図5に示す側面視にて、原稿搬送方向を前後方向(原稿搬送路について給紙口8a・排紙口8b側を前方、湾曲部(搬送方向折り返し部)側を後方とする。)とし、その水平方向における直交方向を左右方向とする。また、特に断りのない限り、図4に示すように、ADFカバー14を閉じ、更に、原稿載置ベッド11上に何も原稿のない状態で原稿押えカバー7を読取ケース10の上面上に載置した状態を前提とした通常の状態を前提として、各構造体の上下・前後位置を説明するものとする。
【0017】
まず、原稿搬送路の流れを概説すると、図4に示すように、ADF8には給紙口8aから排紙口8bまで、側面視略「C」字状又は横向き略「U」字状の原稿搬送路が形成されている。給紙口8aの近傍にはピックアップローラ22が、排紙口8bには排紙ローラ31・32のニップ部が配設されており、給紙口8aから排紙口8bまでの原稿搬送路に沿って、セパレートローラ23とリタードローラ24とのニップ部、第一フィードローラ25・26のニップ部、第二フィードローラ27とジャイアントフィードローラ30とのニップ部、第三フィードローラ29とジャイアントフィードローラ30のニップ部が順に配設されている。
【0018】
ピックアップローラ22、セパレートローラ23、及びリタードローラ24等により、原稿供給トレイ9上に堆積されたシート原稿を一枚ずつ分離して、給紙口8aから原稿搬送経路へ給送するようにしている。
【0019】
前述の各ローラのうち、下側の第一フィードローラ26、第三フィードローラ29、ジャイアントフィードローラ30、及び下側の排紙ローラ31の各ローラ軸26a・29a・30a・31aは、両軸端が、それぞれ前記のADF8装置本体の各側板に軸支されて、位置固定されており、このうち該ローラ26・30・31はサイドフレーム7a・7bのいずれか或いは両方の内部に配設された駆動源及び伝動機構により駆動されるようになっている。すなわち、該ローラ26・30・31は駆動ローラであって、それぞれに接触する各ローラ25・27・29・32が各駆動ローラに連れ回る従動ローラとなっている。
【0020】
次に各ローラ等の配置構成を詳説すると、原稿押えカバー7の上面には第三フィードローラ29及び下側の排出ローラ32を収納する排紙部下方カバー21と、ジャイアントローラ30を収納する読取用ガイドフレーム19が突設され、該読取用ガイドフレーム19の前部が該排紙部下方カバー21の後部を覆うように配置されている。そして、排紙部下方カバー21を上方から原稿搬送フレーム16で覆い、その上方から原稿搬送フレーム16を読取用ガイドフレーム19諸共にADFカバー14で被装する。
【0021】
前記ADFカバー14はその後端部の枢支点39にて、ADF8装置本体の両側板に上下回動自在に枢支され、該ADFカバー14内には、前から順にピックアップローラ22、セパレートローラ23、上側の第一フィードローラ25、第二フィードローラ27を配設し、該ADFカバー14の両側板でそれぞれの回転軸22a、23a、25a、27aは回転自在に保持されている。
尚、該ローラ22、23、25、27の配置位置におけるADFカバー14の下面にはそれぞれ切欠口を設け、各切欠口より、該ローラ22、23、25、27の一部を突出させている。
【0022】
一方、前記原稿搬送フレーム16はその後端部で下側の第一フィードローラ26の回転軸26aにて、ジャイアントフィードローラ30を収納した前記読取用ガイドフレーム19の両側板に上下回動自在に枢支されている。また、原稿搬送フレーム16内においては、その前部位置に上側の排出ローラ31を配設し、その前後中間位置にリタードローラ24を配設し、該原稿搬送フレーム16の両側板で回転軸31aを回転自在に保持している。
尚、該原稿搬送フレーム16における、該排出ローラ31の下方及び該リタードローラ24の上方には、それぞれ切欠口を設け、各切欠口より、該ローラ31、24の一部を突出させている。
【0023】
また、前記排紙部下方カバー21内において、その前端位置には下側の排出ローラ32を配設し、その後端位置には第三フィードローラ29を配設し、該排紙部下方カバー21の両側板でそれぞれの回転軸32a、29aを回転自在に保持している。尚、該ローラ32、29の配置位置における排出部下方フレームの上面にはそれぞれ切欠口を設け、各切欠口より、該ローラ32、29の一部を突出させている。
【0024】
こうして、ADFカバー14及び原稿搬送フレーム16を、図4に示す如く、通常位置である閉じた位置にセットすると、セパレートローラ23がリタードローラ24に接触し、上側の第一フィードローラ25が下側の第一フィードローラ26に接触し、ジャイアントフィードローラ30においては、その後部位置で第二フィードローラ27と接触し、その前部位置で第三フィードローラ29と接触し、さらに、上側の排出ローラ31と下側の排出ローラ32とが接触する。メンテナンスや紙ジャムの処理を行う場合には、該枢支点39を支点にADFカバー14を上方に回動して、ADF8の内部を開放することができ、更に、ADFカバー14をこのように上方回動することによって、図5のように、ローラ軸26aを支点とする原稿搬送フレーム16の上方回動を可能とし、これにより、原稿搬送路を開放して原稿のジャムを処理したり、ローラ類やギア類、プラテンガラス12等のメンテナンス作業を施すことができる。
【0025】
次に送信済みの用紙に押印するスタンプ40の制御機構について説明する。
まず、簡単にスタンプ40による押印までの流れを説明すると、図4に示すように、スタンプ40は、排紙部下方カバー21内における前部位置に昇降可能に収納されており、該排紙部下方カバー21の上面に切欠口を設けて、該切欠口より該スタンプ40の頭部を出没させるように構成されている。
そして、前記給紙口8aより排出口8bへと搬送される用紙は、読取後に前記排出ローラ31・32の上流側(図4における後部側)で、収納状態のスタンプ40を上昇させることにより押印され、読取確認がなされる。
【0026】
次にスタンプ40の昇降機構について説明する。
周知の通り、円筒状に巻回したコイルに電流を流せば軸方向に磁場を生じ、該磁場中に鉄芯を置けば磁化して磁石となり、一方、この電磁石は電流を切れば、磁化しない状態にもどる。本発明ではこの原理を利用してスタンプ40の印体42を昇降させている。
【0027】
すなわち、図6に示すように、前記スタンプ40は、円柱状のスタンプ本体41、鉄製の円筒ケース44、ソレノイドコイル45、鉄芯等46から構成され、円筒状に捲回された該ソレノイドコイル45を該円筒ケース44内に埋設し、該円筒ケース44を載置面21bに固定する。また、該円筒ケース44の中空下部には鉄芯46が嵌設され、該鉄芯46上面には、円筒ケース44内に摺動自在に嵌装されるスタンプ本体41が載置されている。
【0028】
前記円筒ケース44のソレノイドコイル45とターミナル49とをリード線48により接続し、図7に示すように、該ターミナル49と、ファクシミリ装置内に設けられるコントローラ38とを制御線により接続する。
【0029】
また、図6において、前記スタンプ本体41は、ゴム印等が貼設された印体42の下部にフェライト磁石43を取り付けて形成されており、ソレノイドコイル45に電流を流して鉄芯46を磁化させると、該鉄芯46とフェライト磁石43とが反発して、スタンプ本体41が円筒ケース42内周面に沿って上昇する仕組みである。また、逆にソレノイドコイル45の電流を切れば、該鉄芯46は磁化していない状態に戻り、スタンプ本体41は重力により自然に下降して元位置に収まる。
【0030】
ここで、前記スタンプ本体41の昇降のタイミングであるが、原稿の給紙口8aから排出口8bまでの原稿搬送路の適宜位置に光電スイッチ等の位置検出センサを設け、該位置検出センサを前記コントローラ38に接続する。こうして、該位置検出センサにより原稿の通過を検出し、該コントローラ38に制御信号を送信する。その結果、該コントローラ38より通電命令が送信され、ターミナル49を通じてソレノイドコイル45に瞬間的に電流を流せば、発生した磁場によりスタンプ本体41は瞬時に上下し、該原稿の所定位置に押印がなされる。
【0031】
次に印体42等から成るスタンプ本体41の交換について説明する。
図1、図6、及び図7に示すように、前記スタンプ本体41の昇降を制御するコントローラ38をキーパネル13上に配設したスタンプ交換キー33とも接続する。あるいは、該キーパネル13の複数の番号キーを所定の順番に押してスタンプ交換モードに設定し、該コントローラ38に送信する構成などとしてもよく、その操作部とコントローラ38とを接続してスタンプ交換モードを送信する構成であれば、その制御構成は特に限定するものではない。
【0032】
こうして、スタンプ40の印体42がインク切れしたときには、図5及び図8に示すように、ユーザーは原稿搬送フレーム16を開放し(ステップS1)、この状態でキーパネル13のスタンプ交換キー33を押せば(ステップS2)、スタンプ本体41がゆっくりと上昇するように制御する。
【0033】
すなわち、該スタンプ交換キー33を押す(ステップS2)ことにより、前記コントローラ38から通電命令が出力され、ターミナル49を通じてソレノイドコイル45に電流が流れる(ステップS3)。この場合は、ソレノイドコイル45には所定時間、電流が流され、発生した磁場によりスタンプ本体41が上昇した状態を保っている間に、該スタンプ本体41をユーザーは摘み上げて交換を行う。そうして、前記所定時間が経過すれば(ステップS4)、前記コントローラ38から通電解除命令が出力され、ソレノイドコイル45に流れる電流が切られ(ステップS5)、交換済みのスタンプ40は下降する。
【0034】
このときのソレノイドコイル45に流れる電流値は、前記の押印の際にソレノイドコイル45に流れる電流値よりも弱く設定して、発生する磁場を弱めに調節し、スタンプ本体41が勢いよく跳び出さないようにその跳び出し量を制御している。
但し、前記ステップS1において、原稿搬送フレーム16を開放していない状態では、無論、スタンプ交換キー33を押してもソレノイドコイル45には電流が流れず、スタンプ本体41が跳び出さないように制御されている。
【0035】
また、図8に示す流れ図において、ステップS1とステップS2を入れ替えてもよく、すなわち、スタンプ交換キー33を押した後、原稿搬送フレーム16を開放すると、ソレノイドコイル45に所定時間、電流が流れ、その後電流が切れる構成とするなど、その制御の流れは特に限定するものではない。
【0036】
付け加えて、図8に示すステップS3乃至ステップS5における流れを、該スタンプ交換キー33を一度押すことにより、ソレノイドコイル45に継続的に電流が流れてスタンプ本体41を浮き上がらせ、該スタンプ本体41を交換した後に、再度、該スタンプ交換キー33を押せば、該ソレノイドコイル45に流れる電流が切られ、交換したスタンプ本体41が下降する構成としてもよく、本発明の請求項1に係る特性を示す制御であればその構成についても特に限定するものではない。
【0037】
このような構成で、ユーザーは、簡単にスタンプ本体41を取り出すことができ、印体42の交換を容易に行うことができる。
【0038】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成したので、以下のような効果を奏ずるものである。
すなわち、請求項1のように、スタンプの交換を行う場合は、コントローラは、原稿搬送フレームが開放された状態で、ソレノイドコイルに所定時間、押印の際よりも弱い電流を流す通電制御を行って、スタンプが上昇した状態を所定時間保つようにしたため、原稿搬送フレームが開放された状態であっても、スタンプが勢いよく跳び出すことがなく、スタンプが上昇した状態を保っている間に、ユーザーは、簡単にスタンプを取り出して、容易に印体の交換を行うことができ、メンテナンス性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動原稿読取装置を採用するファクシミリの斜視図。
【図2】同じく側面断面図。
【図3】同じく記録部に対して読取部を上方回動した状態の側面断面図。
【図4】通常の状態におけるADFの側面断面図。
【図5】カバー類を上方回動した状態の図4図示のADFの側面断面図。
【図6】本発明に係るスタンプの側面断面図。
【図7】本発明に係るスタンプの昇降制御を示すブロック図。
【図8】本発明に係るスタンプの昇降制御を示す流れ図。
【符号の説明】
8 ADF
13 キーパネル
21 排紙部下方カバー
33 スタンプ交換キー
38 コントローラ
40 スタンプ
41 スタンプ本体
42 印体
45 ソレノイドコイル
Claims (1)
- 原稿読み取り後に、その確認印を原稿に押すスタンプを具備する自動原稿読取装置において、
ソレノイドコイルと鉄芯とを有する昇降機構を備えたスタンプと、
前記ソレノイドコイルへの通電制御を行うことで前記スタンプを昇降させるコントローラと、
前記スタンプの頭部が出没する原稿搬送路を上方から覆う閉じた状態と、前記原稿搬送路を開放した状態と、の間で回動可能に設けられた原稿搬送フレームと、
を備え、
前記スタンプによる押印を行う場合は、前記コントローラは、前記原稿搬送フレームが閉じた状態で、前記ソレノイドコイルに瞬間的に電流を流す通電制御を行って、前記スタンプを瞬時に上下させるようにし、
前記スタンプの交換を行う場合は、前記コントローラは、前記原稿搬送フレームが開放された状態で、前記ソレノイドコイルに所定時間、前記押印の際よりも弱い電流を流す通電制御を行って、前記スタンプが上昇した状態を所定時間保つようにした、ことを特徴とする自動原稿読取装置。
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