JP2005347940A - 原稿搬送装置 - Google Patents

原稿搬送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005347940A
JP2005347940A JP2004163352A JP2004163352A JP2005347940A JP 2005347940 A JP2005347940 A JP 2005347940A JP 2004163352 A JP2004163352 A JP 2004163352A JP 2004163352 A JP2004163352 A JP 2004163352A JP 2005347940 A JP2005347940 A JP 2005347940A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
supply tray
pressing cover
original manuscript
holding mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004163352A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Oya
一幸 大矢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP2004163352A priority Critical patent/JP2005347940A/ja
Publication of JP2005347940A publication Critical patent/JP2005347940A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

【課題】原稿押えカバーの開放時には原稿供給トレイが回動しないように確実に保持しつつ、排出された原稿を取り出す際の原稿供給トレイの開閉操作が容易となるような構成を提案することを目的とする。
【解決手段】装置本体に回動自在に設けられた原稿押えカバー5の上面に取り付けられ、原稿を連続して搬送可能に構成された原稿搬送装置7において、前記原稿押えカバー5の一端側に設けられた原稿搬送部8と、該原稿搬送部8に接続され該原稿押えカバー5に対して回動自在に設けられた原稿供給トレイ9と、該原稿供給トレイ9の下方位置に形成された原稿排出トレイ10と、前記原稿供給トレイ9及び原稿押えカバー5を係合して原稿供給トレイ9が回動しないように規制する保持機構20とを設け、この保持機構20として、前記原稿供給トレイ9又は原稿押えカバー5のいずれか一方に磁性体からなる支持体21を設け、他方に磁石22をそれぞれ設けた。
【選択図】図4

Description

本発明は、原稿搬送装置に関し、より詳細には、回動自在に設けられた原稿供給トレイの回動を規制するための技術に関する。
一般に、ファクシミリ装置、複写機及びこれらを含めた複数の機能を有する複合機は、電子写真複写機等の画像形成装置の上部に画像読取装置を設けておき、画像読取装置により読み取った原稿の画像情報に基づいてこれを記録紙に出力するような手段が用いられる。この画像読取装置としては、プラテン上にセットした原稿の読み取りを行うフラットベッドスキャナと、原稿搬送装置とを組み合わせて設けているものが多く用いられている。
フラットヘッドスキャナを用いる場合には、装置本体に回動自在に設けられた原稿押えカバーを開放して、プラテン上に一枚ずつ原稿をセットして、原稿読取装置によって画像情報が読み取られる。一方、原稿搬送装置を用いる場合には、原稿供給トレイにセットした多数枚の原稿を、1枚ずつ分離しながら、搬送ローラ等によって原稿読取部に搬送して原稿の画像を読み取り、読み取りを終了した原稿が原稿排出トレイに順次排出される。そして、原稿排出トレイには、画像情報が読み取られた原稿が堆積していくため、通常は、原稿供給トレイを回動自在に設けて、これを開放することで、堆積した原稿を容易に取り出せるようにしている。
このように、複合機等においては、原稿押えトレイを装置本体に対して回動自在に設けるとともに、原稿供給トレイを原稿押えカバーに対して回動自在に設けたものが多く提案されている。
ところが、この原稿供給トレイがあまりにも自在に回動可能であると、原稿押えカバーが大きく開放されると、原稿供給トレイもその度に同じく開放されてしまい、かかる作業の妨げとなるだけでなく、ひいては原稿供給トレイ等が損傷してしまう。そこで、原稿供給トレイを原稿押えカバーに対してその回動を規制するような保持機構を備えた原稿搬送装置等が、すでに幾つか提案されているところである。かかる保持機構に関しては、原稿供給トレイ及び原稿押えカバーのそれぞれに係止部を突出させて、原稿供給トレイを閉じた状態で、この係止部をそれぞれ係止させるように構成したものが一般的である。
例えば、特許文献1において開示される原稿搬送装置においては、原稿供給トレイ又は原稿押えカバーのいずれか一方に一体的に形成された突起部と、他方に設けられた孔とをそれぞれ嵌合させることで、原稿供給トレイを原稿押えカバーに対して回動自在かつ着脱自在に設けたものであり、その際、突起部の先端を押圧する弾性部材が他方側に設けられる。そして、原稿搬送装置は、この弾性部材による押圧力を調整することによって、原稿供給トレイの回動の硬さ具合等を調整することができるとともに、原稿押えカバーの開放時に、原稿供給トレイが不意に回動してしまうといった問題をも解消するようにしたものである(特許文献1参照)。
特開平10−310263号公報
しかしながら、上記従来の保持機構は、原稿供給トレイ又は原稿押えカバーに形成される係合部を垂直面に対して略垂直に突出し、これを上下方向から相互に係合させるような機構であった。そして、原稿押えカバーを開口しても原稿供給トレイが開口しないように保持する必要があるため、原稿供給トレイ及び原稿押えカバーの係合部は、そのような係合状態が解けにくいように構成されていた。そのため、複合機の操作に慣れていないオペレータであれば、その係合を容易に解くことができず、原稿供給トレイを開放する作業が煩わしかった。
また、前記特許文献1に開示される原稿搬送装置においては、前記孔に挿通された前記突起部の先端を弾性部材によって押圧して原稿供給トレイの回動を規制するものであるが、原稿供給トレイは長手方向に一定の長さを有するとともに、原稿止め部等が配設されるためある程度の質量を有する。そのため、原稿供給トレイの一側端部に設けた突起部を押圧して、原稿供給トレイの回動自体を規制するには、弾性係数の大きな弾性部材を設ける必要があり、かかる弾性部材による付勢力に抗して原稿供給トレイを開放操作する必要があり煩わしかった。
そこで、本発明においては、原稿搬送装置に関し、前記従来の課題を解決するもので、原稿押えカバーの開放時には原稿供給トレイが回動しないように確実に保持しつつ、排出された原稿を取り出す際の原稿供給トレイの開閉操作が容易となるような構成を提案することを目的とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
すなわち、請求項1においては、装置本体に回動自在に設けられた原稿押えカバーの上面に取り付けられ、原稿を連続して搬送可能に構成された原稿搬送装置において、前記原稿押えカバーの一端側に設けられた原稿搬送部と、該原稿搬送部に接続され該原稿押えカバーに対して回動自在に設けられた原稿供給トレイと、該原稿供給トレイの下方位置に形成された原稿排出トレイと、前記原稿供給トレイ及び原稿押えカバーを係合して原稿供給トレイが回動しないように規制する保持機構とを設けたものである。
請求項2においては、請求項1において、前記保持機構は、前記原稿供給トレイ又は原稿押えカバーのいずれか一方に磁性体からなる支持体を設け、他方に磁石をそれぞれ設けたものである。
請求項3においては、請求項1において、前記保持機構は、前記原稿供給トレイ及び原稿押えカバーのいずれか一方に磁性体からなる支持体を設け、他方にコイルをそれぞれ設けてなり、該原稿押えカバーの開放時に、該コイルに電流が流れて支持体を吸引するものである。
請求項4においては、請求項1又は請求項2において、前記保持機構は、前記原稿供給トレイの開閉検出手段を兼ねるものである。
請求項5においては、請求項1において、前記保持機構は、前記原稿供給トレイに対して一定方向方向に回動自在に設けられた係合体と、該係合体が回動して係合する受け部と、を設けてなり、該原稿押えカバーの閉鎖時は、該係合体が受け部と係合することはなく、原稿供給トレイは回動自在であるとともに、原稿押えカバーの開放時は、係合体が自重によって回動し該受け部と係合して原稿供給トレイの回動を規制するものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1に示す構成としたので、原稿押えカバーの開放時には、原稿供給トレイが回動しないように確実に保持して原稿供給トレイが損傷するのを防ぐことができ、また、原稿押えカバーの閉鎖時には、原稿供給トレイの回動操作がスムーズになって原稿を取り出す際の開閉操作が容易となる。
請求項2に示す構成としたので、磁石の吸引力によって原稿供給トレイを原稿押えカバーに容易に係合させることができるとともに、原稿供給トレイを持ち上げるだけで、かかる係合を解消でき、原稿排出トレイに堆積された原稿を取り出す作業が容易となる。
請求項3に示す構成としたので、コイルが電磁石となって支持体を吸引するため、原稿供給トレイ及び原稿押えカバーをより確実に係合することができ、かかる原稿供給トレイの損傷等を効果的に防止することができる。
請求項4に示す構成としたので、原稿供給トレイ及び原稿押えカバーの係合状態が外部から視認でき、原稿供給トレイを開放したままで原稿押えカバーを不用意に開放してしまうことを防止することができる
請求項5に示す構成としたので、係合体が受け部と係合することによって、原稿供給トレイ及び原稿押えカバーをより確実に係合することができるとともに、原稿押えカバーの開放時に自動的に係合されるため、通常の原稿供給トレイの回動操作は、係合体等によって妨げられることなくスムーズに行うことができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明に係る原稿搬送装置を備えた複合機の全体的な構成を示した斜視図、図2は図1の原稿押えカバーを開放した状態を示した斜視図、図3は図1の原稿押えカバー及び原稿搬送装置の上方斜視図、図4は第一実施例に係る原稿搬送装置の原稿供給トレイを開放した状態を示した斜視図、図5は図4の原稿押えカバー及び原稿供給トレイの正面図、図6は第二実施例に係る原稿搬送装置の機能ブロック図、図7は開閉検出機構の機能ブロック図、図8は第三実施例に係る原稿搬送装置の原稿供給トレイを開放した状態を示した斜視図、図9は図8の保持機構の側断面図、図10は図9の保持機構において係合体による係合の様子を示した状態図である。
なお、以下に、本発明に係る原稿搬送装置7を備えた複合機1として、ファクシミリ機能と複写機のコピー機能を備えた複合機1について述べるが、本実施例はこれに限定されるものではなく、原稿搬送装置7は、単なるファクシミリ装置やコピー機等に適用することが可能である。
まず、本発明に係る原稿搬送装置7を設けた複合機1について説明する。
図1及び図2に示すように、複合機1は、画像読取装置2と、画像読取装置2の下方に位置する画像記録装置3と、画像読取装置2の上方に配置される原稿搬送装置7等とから構成されている。また、画像読取装置2の一側には複合機1の操作パネル6が付設される。以下、操作パネル6の配設側を複合機1において前方とする。
画像読取装置2は、画像読取部4と、該画像読取部4に対して前後方向に回動自在の原稿押えカバー5等とから構成されている。読画像読取部4の上面には、画像読取装置2において原稿載置面となるプラテン11が配置される。画像読取部4内部であって、プラテン11の下方には、光源やミラーを備え左右に移動可能とされる走査体(図略)や、該走査体からの画像光を受光する撮像素子等が配置されている。原稿押えカバー5は、プラテン11上に原稿を押圧するための原稿押圧板である。この原稿押えカバー5は、装置本体にヒンジ部14・14によって複合機1の前後方向に回動自在に設けられている。原稿押えカバー5は、静止原稿を読み取るフラットベットタイプのイメージスキャナとして用いる場合には、プラテン11の上方を開放するように回動操作し、次いでプラテン11上に原稿を載置し、この原稿をプラテン11に押し付けるように再び原稿押えカバー5を閉鎖する。このように原稿押えカバー5を閉鎖して、プラテン11上に載置された原稿を上方から押えた状態で、原稿の静止画情報が読み取られる。
原稿搬送装置7は、原稿押えカバー5の一端側に構成されて図示せぬ搬送ローラ等によって原稿を搬送する原稿搬送部8と、原稿搬送部8内部に原稿を供給する原稿給紙トレイ9と、原稿搬送部8の内部から排出される原稿を堆積する原稿排出トレイ10等とから構成されている。この原稿搬送装置7によって、原稿供給トレイ9に載置した原稿が、一枚ずつピックアップされて画像読取装置2上面の一端部へ搬送され、この原稿の内容を前記走査体(このときは画像読取装置2内部で静止されている)にて読み取られた後に、原稿排出トレイ10に排出される。この原稿搬送装置7についての詳細は、後述する。
このように、画像読取装置2は、走査体が走査して静止原稿を読み取るフラットベットタイプのイメージスキャナとして用いるとともに、走査体を位置固定して原稿搬送装置7によって原稿を給送しながら読み取りを行うシートフィードタイプのスキャナとして用いることができるように構成されている。
画像記録装置3は、画像記録部12と、画像記録部12の下方に配置する給紙カセット13・13を備えている。画像記録部12は、電子写真方式のプリンタで構成され、画像読取部4で出力された原稿画像や、ファックス等による受信画像を、記録紙上に記録(印刷)可能に構成されている。画像記録部12の正面側の上面には、画像記録装置3の排出トレイ12aが形成されている。
以上のように構成した複合機1において、一例として、原稿搬送装置7の原稿供給トレイ9に載置した原稿をファックス送信する場合について説明する。
すなわち、原稿供給トレイ9に載置された原稿は、給紙口で一枚ずつ分離されて原稿搬送部8内へと取り込まれ、装置本体側の画像読取装置2において、原稿の画像情報が読み取られた後に排紙口から排出されて、原稿排出トレイ10上に積載される。そして、この読み取られた画像情報が、画像記録装置3にて一旦記録された後、電気信号に変換されて、電話回線を通じて相手先に送信される。なお、相手側ファックス装置からの信号を画像情報に変換し、装置内部に貯溜された記録用紙に画像を形成して出力することも可能である。
次に、本実施例に係る原稿搬送装置7について、以下に詳述する。
図3乃至図5に示すように、原稿搬送装置7は、前記原稿押えカバー5の上部に形成されており、原稿搬送部8と、原稿供給トレイ9及び原稿排出トレイ10等とから構成されている。原稿供給トレイ9は、平面視略矩形状に形成された平板状部材であり、縁部には垂直上方に突出した原稿止め部15・15が形成されている。この原稿止め部15・15のいずれか一方もしくは両方が原稿の搬送方向(図3における左右方向)に対して直交する方向に摺動自在に構成され、この原稿止め部15・15を摺動操作して、原稿供給トレイ9の上面に載置した原稿の位置決めがなされる。また、原稿供給トレイ9の一部が透明部材(もしくは半透明部材)9aから構成されており、原稿供給トレイ9の下方に配設される原稿排出トレイ10に堆積した原稿を上方から視認できるようにしている。
原稿供給トレイ9の一端部には、原稿押えカバー5に構成された原稿搬送部8に取り付ける際の取付部としてのリブ部16・16が突設されている(図5参照)。このリブ部16・16から突出部16a・16aがそれぞれ反対方向に略垂直に突出され、この突出部16a・16aが、原稿搬送部8の開口部8aの両側壁に設けられた孔17・17に嵌入されている。このようにして、原稿供給トレイ9は、突出部16a・16aを回動中心として、原稿の搬送方向と同一方向に回動自在とされている。
また、原稿供給トレイ9の下面であって装置本体後方の一側部に、正面視略矩形に形成された当接部材18が直下方に突設されている。この当接部材18が、原稿押えカバー5の上面に形成された当接縁部19と当接して、原稿供給トレイ9の水平位置が位置決めされる。この当接部材18は、原稿供給トレイ9の下面からの突出長さが、前記突出部16a・16aに近い側から徐々に大きくなるように形成されている。このように形成することで、原稿供給トレイ9が、先端部から原稿搬送部8の開口部8aの方向(図3において左方向)にかけてなだらかに傾斜するようにして、原稿供給トレイ9に載置された原稿が原稿搬送部8へと容易に搬送されるようにしている。当接縁部19は、原稿押えカバー5の上面に、原稿排出トレイ10の一側側であって原稿の搬送の妨げとならない位置に形成されている。
原稿排出トレイ10は、原稿供給トレイ9と略平行となるように構成され、本実施例においては原稿押えカバー5の上面に一体的に形成されている。そして、原稿供給トレイ9の上面に載置された原稿は、装置本体の前後方向に対して垂直方向(図3において左方向)に搬送される。原稿搬送部8から排出される原稿は、原稿供給トレイ9から原稿搬送部8に移送される搬送方向とは逆方向に排出されて、原稿排出トレイ10上面に堆積される。
以上のように、本実施例における複合機1は、原稿搬送装置7の原稿供給トレイ9が原稿押えカバー5に対して回動自在に構成されるとともに、この原稿押えカバー5自体が装置本体に対して回動自在に構成されている。そのため、原稿をプラテン11上にセットするために原稿押えカバー5を上方に回動操作して開放させると、原稿供給トレイ9も回動してしまう。そこで、本実施例に係る原稿搬送装置7には、原稿供給トレイ9の回動を規制するための保持機構20が構成されている。以下に、かかる保持機構20の構成について詳述する。
まず、第一実施例に係る保持機構20について、以下に説明する。
図4及び図5に示すように、第一実施例に係る保持機構20は、原稿供給トレイ9に磁性体からなる支持体21を設けるとともに、原稿押えカバー5に磁石22をそれぞれ設け、磁石22が支持体21を吸引することによって、原稿供給トレイ9及び原稿押えカバー5を係合するように構成される。
支持体21は、鉄や板金等の磁性体からなる部材で形成され、原稿供給トレイ9に設けられた当接部材18に配設される。この支持体21は、正面視略L字状に形成され、接続部21aが当接部材18の前側壁に付設され、この接続部21aの下端から前方に向けて略垂直に当接部21bが突出している。磁石22は、原稿押えカバー5に設けられた当接縁部19に配設され、支持体21(当接部21b)を吸引する部材が用いられる。磁石22は、原稿供給トレイ9の閉鎖時であって当接部材18が当接縁部19に当接した状態(図3等参照)において、当接部材18に配設された支持体21(当接部21b)の略下方に位置するように配設される。なお、この磁石22は、当接縁部19の上面から表出するように配設してもよく、また当接縁部19に内設してもよい。
本実施例に係る保持機構20は、当接部材18に設けられた支持体21が当接縁部19に設けられた磁石22に吸引されて、原稿供給トレイ9及び原稿押えカバー5が係合される。換言すると、保持機構20によって、原稿供給トレイ9が開放しないようにその回動が規制されている。すなわち、原稿供給トレイ9の閉鎖時には支持体21が磁石22に吸引されており、原稿押えカバー5が上方もしくは後方に回動されても、原稿供給トレイ9が回動しないように保持される。一方で、磁石22が支持体21を吸引する以上の力を原稿供給トレイ9に加えることによって、原稿供給トレイ9を回動させて容易に開放することができる。
以上のように保持機構20によって、原稿供給トレイ9が回動しないように保持することで、原稿押えカバー5の開放時に原稿供給トレイ9が回動するのを容易に防いで、原稿供給トレイ9が損傷するのを防ぐことができる。また、原稿供給トレイ9の回動操作に際に、保持機20に妨げられることがないため、かかる作業がスムーズになる。
特に、保持機構20を磁性体よりなる支持体21及び磁石22より構成するため、磁石22の吸引力によって原稿供給トレイ9を原稿押えカバー5に容易に係合させることができるとともに、オペレータが原稿供給トレイ9を持ち上げるだけで、かかる係合を容易に解消することができ、原稿排出トレイ10に堆積された原稿を取り出す作業が容易となる。
なお、上述のように支持体21を原稿供給トレイ9(当接部材18)に、磁石22を原稿押えカバー5(当接縁部19)に設けるだけでなく、支持体21を原稿押えカバー5に、磁石22を原稿供給トレイ9にそれぞれ設けるようにしてもよい。
また、原稿押えカバー5に設ける磁石22(支持体21)は、必ずしも当接縁部19に設ける必要はなく、例えば、原稿押えカバー5の後側壁5aに設けるようにしてもよい。
次に、第二実施例に係る保持機構20について、以下に説明する。
図4乃至図6に示すように、第二実施例に係る保持機構20は、原稿供給トレイ9に磁性体からなる支持体21を設けるとともに、原稿押えカバー5には通電されることで電磁石となるコイル23をそれぞれ設け、コイル23に電流が流れて支持体21を吸引することによって、原稿供給トレイ9及び原稿押えカバー5を係合するように構成される。
支持体21は、鉄や板金等の磁性体からなる部材で形成されており、上述した第一実施例と同様に、原稿供給トレイ9に設けられた当接部材18に設けられている。そして、コイル23は、電流が流れると電磁石となって支持体21との間で磁気ループを形成し、電磁力によって支持体21を吸引するように構成されている。また、コイル23は、コイルの巻数を適切に設定して、後述するように原稿押えカバー5が開放されても、支持体21との吸引状態を維持するように構成される。
コイル23は、コイル23へ供給する電流の切替装置26を介して、各種演算処理や制御を実行するCPU等からなる制御部24と接続される。また、この制御部24は、原稿押えカバー5の開閉スイッチ25(図2参照)と接続されている。この開閉スイッチ25は、通常は原稿押えカバー5の開閉状態を検出するセンサとして用いられる。開閉スイッチ25としては、例えば、ON/OFFスイッチや各種センサ等を用いることができる。制御部24に開閉スイッチ25によって検出された情報が送られると、かかる情報に基づいて、切替装置26が切り替えられてコイル23へ流れる電流が入り切りされる。
具体的には、原稿押えカバー5の閉鎖時には、開閉スイッチ25によって検知された情報から、制御部24によって切替装置26が切り替えられることで電流供給経路27が断たれて、すなわちコイル23への電流の供給が切断されて電磁石がオフとなる。そのため、コイル23からは電磁力が生起されずに支持体21を吸引することができず、原稿供給トレイ9が回動自在となる。一方、原稿押えカバー5の開放時には、同じく開閉スイッチ25にて検知された情報から、制御部24によって切替装置26が切り替えられることで電流供給経路27が接続されてコイル23へ電流が供給される。そのため、コイル23が電磁石となって電磁力によって支持体21を吸引し、原稿供給トレイ9及び原稿押えカバー5が係合されて、原稿供給トレイ9の回動が規制される。
以上のように、本実施例に係る保持機構20では、原稿押えカバー5の開閉状態を開閉スイッチ25により連動して検知するようにして、原稿押えカバー5の開閉に応じてコイル23への電流供給を自動的に切り替えて、原稿押えカバー5及び原稿供給トレイ9の係合状態を容易に切り替えるように構成されている。特に、原稿押えカバー5の開放時にコイル23に電流が流れてコイル23が電磁石となって支持体21を吸引するため、原稿供給トレイ9をより確実に係合することができ、かかる原稿供給トレイ9の損傷等を効果的に防止することができる。一方で、原稿押えカバーの閉鎖時には、自動的に原稿供給トレイ9と原稿押えカバー5との係合が解消されるため、原稿供給トレイ9が回動自在となって排出された原稿を容易に取り出すことができる。
なお、本実施例においても、上述した第一実施例と同様に、支持体21とコイル23との配置はこれに限定するものではない。
また、上述した第一実施例及び第二実施例における保持機構20は、原稿供給トレイ9の開閉検出手段として、原稿供給トレイ9の開閉状態を検出する開閉検出機構30を兼ねるように構成してもよい。すなわち、上述したように原稿搬送装置7は、保持機構20を構成する磁石22やコイル23が支持体21を吸引することによって、原稿押えカバー5と原稿供給トレイ9とを係合させて、原稿供給トレイ9の回動を規制するように構成したものであるが、さらに開閉検出機構30において、原稿供給トレイ9の係合状態を外部から視認できるように構成される。
一例として、図1、図2及び図7に示すように、第一実施例に示した保持機構20として支持体21及び磁石22からなる原稿搬送装置7において、この保持機構20に加えて開閉検出機構30として、原稿供給トレイ9の開閉状態に応じて表示が切り替えられる表示部6aを操作パネル6に設けている。この開閉検出機構30においては、前記制御部24に、表示部6a、支持体21及び磁石22が接続される(図7参照)。支持体21が磁石22に吸引された状態すなわち原稿供給トレイ9の閉鎖時は、支持体21及び磁石22を介して制御部24からの電流供給回路が形成されるため、制御部24によって、表示部6aにおいて原稿供給トレイが「閉」であることを示すランプが点灯される。一方、原稿供給トレイ9の開放時は、かかる電流供給回路が切断されるため、表示部6aにおいて原稿供給トレイ9が「開」であることを示すランプが点灯する。
なお、表示部6aの構造の詳細はこれに限定するものではなく、単一のランプが原稿供給トレイ9の開放時には点灯し原稿供給トレイ9の閉鎖時には消灯するようにしたり、液晶表示で表したり等してもよい。
このように、保持機構20が原稿供給トレイ9の開閉検出機構30をも兼ねることによって、原稿供給トレイ9及び原稿押えカバー5の係合状態を容易に確認できる。そして、原稿供給トレイ9が係合状態にあるか否かで表示部6aにおける表示が異なるように構成することで、オペレータがその状態を視認できる。そのため、例えば、原稿供給トレイ9を開放したままで原稿押えカバー5を不用意に開放するのを防止して、原稿供給トレイ9の損傷を防ぐことができる。また、開閉検出機構30を、別所に設ける場合と比べて部品点数の低減と装置本体のコンパクト化を図ることができる。
次に、第三実施例に係る保持機構20について、以下に説明する。
図8乃至図10に示すように、第二実施例に係る保持機構20は、前記原稿供給トレイ9に原稿押えカバー5の回動方向と同一方向に回動自在に懸架された係合体となる係合フック35と、原稿押えカバー5に該係合フック35が回動して係合する受け部36等とから構成されている。
原稿供給トレイ9の当接部材18に孔37が貫設され、この孔37の前方を覆うように枠38が付設される。枠38の左右方向に係合フック35の回動軸39が横設され、この回動軸39を回動中心として係合フック35が回動自在に嵌合される。係合フック35は、一端を上方に屈曲して鉤状のフック部35aが形成される。また、この係合フック35は、当接部材18に対して略垂直方向であって、原稿供給トレイ9の回動方向と同一の方向に回動可能に構成される。ただし、係合フック35は、前方への回動下場合には枠38に当接させることでかかる回動方向を規制するように構成され、後方すなわち孔37から突出する方向にのみ回動可能とされる。
なお、枠38は、係合フック3の前方を完全に覆うように構成する必要はなく、あくまで係合フック35の前方への回動を規制するように構成すればよい。例えば、回動軸39と略平行に配設したバー等によって係合フック35の回動方向を規制するように構成してもよい。
一方、保持機構20を構成する受け部36は、原稿押えカバー5の後側壁5aに設けられ、本実施例においては後側壁5aを開口した開口部40の縁部に形成される。この開口部40は、当接部材18に設けられた孔37と前後方向において略同軸線上に位置するように設けられる。係合フック35が回動すると、開口部40を介して係合フック35のフック部35aが下方から受け部36に係合する。なお、この受け部36には、本実施例のように後側壁5aの一部を受け部36とするだけでなく、後側壁5aに別部材を配設してもよい。
図10(a)に示すように、原稿押えカバー5が閉鎖された状態において、原稿供給トレイ9を回動して閉鎖する場合には、係合フック35は、枠38に当接しながらもフック部35aの先端部等が原稿押えカバー5の後側壁5aに接触しないように構成されている。図10(b)に示すように、原稿供給トレイ9の当接部材18が原稿押えカバーの上面に形成された当接縁部19に当接して、原稿供給トレイ9の位置決めがなされた状態では、当接部材18の孔37と後側壁の開口部40とが連続するように形成される。このように、原稿押えカバー5が閉鎖された状態においては、係合フック35が受け部36と係合することはなく、すなわち原稿供給トレイ9が回動自在となるように構成される。
そして、図10(b)の状態から、原稿押えカバー5を後方に回動して開放すると、図10(c)に示すように、原稿押えカバー5が回動されるにつれて、この原稿押えカバー5と同一方向に回動可能に構成された係合フック35も自重によって回動し、やがて、係合フック35のフック部35aが受け部36と係合する。そして、フック部35aが受け部36と係合すると、原稿供給トレイ9を回動させようとしてもこれ以上上方に回動させることができない。
このように、係合フック35と受け部36とからなる保持機構20を設けて、原稿押えカバー5の閉鎖時は、係合フック35が受け部36と係合することはなく原稿供給トレイ9を回動自在とするとともに、原稿押えカバー5の開放時は、係合フック35が自重によって回動し、受け部36と係合して原稿供給トレイ9の回動が規制するように構成することで、原稿供給トレイ9を開閉させる際の回動操作をスムーズに行える。そして、原稿押えカバー5を開放する際には、保持機構20によって原稿供給トレイ9と原稿押えカバー5とが自動的に係合されるため、原稿供給トレイ9が不意に開放してしまって損傷するのを防ぐことができる。特に、本実施例においては、保持機構20を構成する係合フック35等は大量生産が可能であって製造コストを押えることができる。
なお、保持機構20の別実施例として、前記係合フック35を原稿押えカバー5の後側壁5aに配設し、前記受け部36を原稿供給トレイ9の当接部材18に形成してもよい。すなわち、かかる場合には、係合フック35は、上下方向の略中央部に回動軸39により回動自在に軸支され、フック部35aが上方に位置するようにフック部35aに他端部に錘等が設け、さらに当接部材18の方向に開口するように構成される。このように構成することで、係合フック35は原稿押えトレイ5が回動されると、自重によって回動して受け部36に係合することができる。
さらに、上述した保持機構20は、係合体としてフック状の部材を設けるだけでなく、受け部36に対して係合可能な突起状や凸状の部材を設けてもよい。
本発明に係る原稿搬送装置を備えた複合機の全体的な構成を示した斜視図。 図1の原稿押えカバーを開放した状態を示した斜視図。 図1の原稿押えカバー及び原稿搬送装置の上方斜視図。 第一実施例に係る原稿搬送装置の原稿供給トレイを開放した状態を示した斜視図。 図4の原稿押えカバー及び原稿供給トレイの正面図。 第二実施例に係る原稿搬送装置の機能ブロック図。 開閉検出機構の機能ブロック図。 第三実施例に係る原稿搬送装置の原稿供給トレイを開放した状態を示した斜視図。 図8の保持機構の側断面図。 図9の保持機構において係合体による係合の様子を示した状態図。
符号の説明
1 複合機
5 原稿押えカバー
5a 後側壁
7 原稿搬送装置
8 原稿搬送部
8a 開口部
9 原稿供給トレイ
10 原稿排出トレイ
18 当接部材
19 当接縁部
20 保持機構
21 支持体
21a 接続部
21b 当接部
22 磁石
23 コイル

Claims (5)

  1. 装置本体に回動自在に設けられた原稿押えカバーの上面に取り付けられ、原稿を連続して搬送可能に構成された原稿搬送装置において、
    前記原稿押えカバーの一端側に設けられた原稿搬送部と、該原稿搬送部に接続され該原稿押えカバーに対して回動自在に設けられた原稿供給トレイと、該原稿供給トレイの下方位置に形成された原稿排出トレイと、前記原稿供給トレイ及び原稿押えカバーを係合して原稿供給トレイが回動しないように規制する保持機構とを設けた、
    ことを特徴とする原稿搬送装置。
  2. 前記保持機構は、前記原稿供給トレイ又は原稿押えカバーのいずれか一方に磁性体からなる支持体を設け、他方に磁石をそれぞれ設けた、
    ことを特徴とする請求項1に記載の原稿搬送装置。
  3. 前記保持機構は、前記原稿供給トレイ及び原稿押えカバーのいずれか一方に磁性体からなる支持体を設け、他方にコイルをそれぞれ設けてなり、
    該原稿押えカバーの開放時に、該コイルに電流が流れて支持体を吸引する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の原稿搬送装置。
  4. 前記保持機構は、前記原稿供給トレイの開閉検出手段を兼ねる、
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の原稿搬送装置。
  5. 前記保持機構は、前記原稿供給トレイに対して一定方向方向に回動自在に設けられた係合体と、該係合体が回動して係合する受け部と、を設けてなり、
    該原稿押えカバーの閉鎖時は、該係合体が受け部と係合することはなく、原稿供給トレイは回動自在であるとともに、原稿押えカバーの開放時は、係合体が自重によって回動し該受け部と係合して原稿供給トレイの回動を規制する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の原稿搬送装置。
JP2004163352A 2004-06-01 2004-06-01 原稿搬送装置 Pending JP2005347940A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004163352A JP2005347940A (ja) 2004-06-01 2004-06-01 原稿搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004163352A JP2005347940A (ja) 2004-06-01 2004-06-01 原稿搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005347940A true JP2005347940A (ja) 2005-12-15

Family

ID=35499928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004163352A Pending JP2005347940A (ja) 2004-06-01 2004-06-01 原稿搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005347940A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2947863A1 (en) * 2014-05-22 2015-11-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Image reading apparatus and multi-function apparatus having the same
US20160368728A1 (en) * 2015-06-22 2016-12-22 Ricoh Company, Ltd. Automatic document feeding device
JP2017069650A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 原稿搬送装置、画像形成装置
JP2017077939A (ja) * 2015-10-20 2017-04-27 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 給紙装置及び画像形成装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2947863A1 (en) * 2014-05-22 2015-11-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Image reading apparatus and multi-function apparatus having the same
US9694998B2 (en) 2014-05-22 2017-07-04 S-Printing Solution Co., Ltd. Image reading apparatus and multi-function apparatus having the same
US20160368728A1 (en) * 2015-06-22 2016-12-22 Ricoh Company, Ltd. Automatic document feeding device
US9988223B2 (en) * 2015-06-22 2018-06-05 Ricoh Company, Ltd. Automatic document feeding device
JP2017069650A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 原稿搬送装置、画像形成装置
JP2017077939A (ja) * 2015-10-20 2017-04-27 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 給紙装置及び画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7894097B2 (en) Image forming apparatus with controller to control operation based on open or closed state of upper portion of apparatus
JP5477649B2 (ja) 画像記録装置
CN109941786B (zh) 供纸装置、图像读取装置和图像形成装置
JP2005347940A (ja) 原稿搬送装置
JP4329585B2 (ja) 画像読取装置
JP2015164292A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP2001154289A (ja) 原稿読取装置
JP2006273535A (ja) 画像読取装置
JP3885967B2 (ja) 画像読取装置
JP2006126406A (ja) 画像処理装置
JPH10126568A (ja) 画像記録装置
JP4332696B2 (ja) 給紙装置
JP2001320526A (ja) 画像処理装置
JP2007180788A (ja) 画像形成装置
JP3639775B2 (ja) ファクシミリ装置
JP2003051906A (ja) 画像形成装置
JP4221895B2 (ja) 画像形成装置
JP2004312731A (ja) 画像読取ユニット及び画像読取装置
US20080237966A1 (en) Rotating Input Tray for An Automatic Document Feeder Of An Imaging Apparatus
JP3424679B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3792573B2 (ja) ファクシミリ装置
JP4251165B2 (ja) 画像形成装置
JP4077931B2 (ja) 画像記録装置
JP2020005308A (ja) 原稿送り装置、および原稿送り装置を備えた画像形成装置
JP2006027280A (ja) ファクシミリ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070420

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090512

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090915