JP4084525B2 - 光ディスク金型と光ディスク基板成形方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は光ディスク基板を成形する光ディスク金型と光ディスク基板成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、大容量の記録媒体としての光ディスクが一般に普及してきている。この光ディスクの基板には一般にポリカーボネート樹脂、ポリオレフィン樹脂、アクリル樹脂等が用いられている。
【0003】
これらのディスク基板は生産性の面から通常射出成形法や射出圧縮成形法を用いて形成されている。すなわち、固定金型と可動金型の1対の金型を閉じた状態で間に形成されるキャビティ内に平坦で環状のスタンパを取り付け、キャビティ内に溶融樹脂を射出することでスタンパ上のピットや溝等の凹凸を転写したディスク基板が形成される。
【0004】
図11に従来の金型構造を示す。スタンパは可動金型側の例を示す。101は固定金型、102は可動金型である。固定金型101は、内側から、スプルブッシュ103、固定側固定ブッシュ104、固定鏡面盤105、固定突き当てリング106の順になっている。固定鏡面盤105とスプルブッシュ103には温度調整用の溝105aと流路103aがある。固定鏡面盤105と固定側突き当てリング106は固定基盤107と接合し、固定基盤107は成形機の大プレート109と接しており、ロケートリング108で固定金型101の大体の位置出しをする。110はノズルで、溶融樹脂がこのノズル110とスプルブッシュ103の孔を通って、閉じた固定金型101と可動金型102との間に形成されたキャビティ111に入る。
【0005】
可動金型102は、内側から、エジェクタピン112、カッタ113、エジェクタ114、可動側固定ブッシュ115、内周ホルダー116、可動鏡面盤117の順になっている。カッタ113と可動鏡面盤117には温度調整用の流路113aと溝117aがある。エジェクタピン112とエジェクタ114は成形基板を取り出す際に突き出すものである。カッタ113は成形基板に内孔を形成するためのものである。内周ホルダー116はスタンパ118の内側を可動鏡面盤117に固定する働きをする。外周リング119はスタンパ118の外周を固定すると共に成形基板の外周端を形成するものである。可動金型102は可動基盤120を介して成形機の大プレート109に固定されている。可動鏡面盤の外には可動突き当てリング121があり、固定突き当てリング106と嵌合することで位置出しを行う。
【0006】
固定鏡面盤105と可動鏡面盤117に設けた溝105aおよび117aは、図11の通り、従来、鏡面から等しい距離に同じ断面形状で、かつ、媒体は1つの恒温槽から循環されていた。この場合、鏡面温度は一定に制御されている。
【0007】
溶融樹脂は固定金型101内のスプルブッシュ103から流入されるため、樹脂はスプルブッシュ103の中心から径方向に広がるにつれて冷却される。そこで、キャビティ111内に流入した樹脂が外周にいくほど低温になるので樹脂の収縮量等が径方向で異なる。
【0008】
これに対して、特開平5−212755号公報では内側の流路で外側の流路より低い温度の流体を流したり、内側で流路を鏡面に近づけ外側で流路を鏡面から遠ざけることで、鏡面の内側の温度を外側の温度より低くし、基板の温度が均一になり収縮量が径方向で均一になる方法を開示している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
特開平5−212755号公報での金型の鏡面内に複数の温度の流体を流す方法は、複数の恒温槽の機能を持つ温度調整機が必要である。また、鏡面と温度調整用の流体の流路との距離を金型の径方向で変化させる方法は、基板の仕様が変わればそれに合わせて成形条件が変わり、キャビティ内の溶融樹脂の状態も変わるので、基板の仕様ごとに鏡面と流路との距離を適正化するために鏡面自体を作り変える必要があり、コストがかかるという問題がある。
【0010】
本発明は、上記問題を解決するため、1つの鏡面に対して温度調整機は1つで良く、かつ鏡面部材を変えずに安価に基板仕様に応じた適正な流路設計が可能で、成形基板の収縮が径方向で均一になる光ディスク金型と光ディスク基板成形方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の光ディスク金型は、鏡面部材の温度を制御する光ディスク基板の成形金型において、前記鏡面部材は、略螺旋状の溝であって、前記溝の底面から樹脂が封入されるキャビティまでの距離が一定である溝を有し、表面に前記溝を埋めるように設けた凸部、もしくは前記溝と繋がるように設けた凹部を有する蓋部材を前記鏡面部材に対向させて、流体が流れる流路を形成し、前記蓋部材に設けた前記凸部の高さもしくは前記凹部の深さが内周側と外周側で異なり、前記流路の断面積が内周側より外周側で大きいことを特徴とする。前記基板の内側の流路を通る流体の速度は、外側の流路を通る流体の速度に比べて1.1倍以上程度早いことが好ましい。
【0012】
本発明の光ディスク基板の成型方法は、前記略螺旋状の溝であって、前記溝の底面から樹脂が封入されるキャビティまでの距離が一定である溝を有し、表面に前記溝を埋めるように設けた凸部、もしくは前記溝と繋がるように設けた凹部を有する蓋部材を前記鏡面部材に対向させて、流体が流れる流路を形成し、前記蓋部材に設けた前記凸部の高さもしくは前記凹部の深さが内周側と外周側で異なり、前記流路の断面積が内周側より外周側で大きい光ディスク金型を2つ対向させる工程と、前記流路に流体を流す工程と、2つの前記金型に挟まれたキャビティに溶融樹脂を封入する工程と、を含むことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
【0021】
(実施の形態1)
本発明の光ディスク金型の実施の形態1の構成を示す断面図を図1に示す。スタンパを可動金型側に取り付ける場合を示す。図1の1は固定金型であり、2は可動金型である。固定金型1は内側からスプルブッシュ3、固定側固定ブッシュ4、固定鏡面盤5、固定突き当てリング6がある。固定鏡面盤5は、従来例の図11とは異なり、固定基盤7との間に固定鏡面蓋8を介している。そして、固定金型1はロケートリング9で位置出しをして成形機の大プレート10にボルトで固定されている。
【0022】
可動金型2は、内側からエジェクタピン11、カッタ12、エジェクタ13、可動側固定ブッシュ14、内周ホルダー15、可動鏡面盤16の順である。可動鏡面盤16も、従来例の図11とは異なり、可動基盤17との間に可動鏡面蓋18を介している。可動基盤17は成形機の大プレート10にボルトで固定される。
【0023】
可動鏡面盤16の表面にはスタンパ19が内周ホルダー15と外周リング20とで装着されている。可動鏡面盤の外周には可動突き当てリング21があり、固定突き当てリング6との間で嵌合し位置出しを行う。
【0024】
スプルブッシュ3、固定鏡面盤5、カッタ12、可動鏡面盤16には温度調整用の溝もしくは流路が、それぞれ、3a、5a、13a、16aとして設けられている。
【0025】
ここで、固定鏡面盤に設けた溝5aと可動鏡面盤に設けた溝16aとを流れる流体は固定鏡面盤の溝5aと可動鏡面盤の溝16aとで、それぞれ、一定の温度に制御されており、流速は内側で早く外側で遅くしている。具体的には、固定鏡面盤の溝5aと可動鏡面盤の溝16aとで径方向に複数設けた溝の幅が一定であり、それぞれの溝5aと16aの蓋である固定鏡面蓋8、可動鏡面蓋18には凸部が形成されていて、溝5aおよび16aに入り込む構成で、流体の流路自体は内側で断面積が小さく、外側で断面積を大きくしている。
【0026】
固定鏡面盤5と可動鏡面盤16の温度調整用の流路は1系統であり、内周から外周または外周から内周に、例えば、図2Aに示すように螺旋状、もしくは図2Bに示すように略同心円状に連続につながっている。
【0027】
したがって、流体は流路に沿って連続に流れるため断面積が小さいところでは速く、断面積が大きいところでは遅くなる。流体の温度が一定でも流速が速いと熱伝達が大きくなる。また、流路は鏡面からの距離を略一定にしている。
【0028】
キャビティ22に流入した樹脂は内周側が高温で外周側が低温である。しかし、キャビティ22に面した流路面から奪う熱は流れが速い内側の方が大きい。この結果、成形基板の表面の冷却状態が径方向で略均一にできて基板の収縮が径方向で均一になる。
【0029】
固定鏡面盤5や可動鏡面盤16はキャビティ22側を鏡面仕上げや表面コーティング処理等を行うが、固定鏡面蓋8や可動鏡面蓋18はそこまでの処理を必要としない。
【0030】
したがって、安価であり、かつ、作製が容易で、1面の金型に複数準備することも十分可能である。また、金型部品の組替えも容易である。基板の仕様が異なれば、金型の鏡面盤に設ける温度調整流路の設計を含めた成形条件が変わる。鏡面盤の溝の深さを変える方法であれば、鏡面盤を再加工すると歪が生じるため金型そのものを新しく作製する必要があるが、本発明の実施の形態1の光ディスク金型の構造であれば、鏡面蓋を作り変えるだけでよい。
【0031】
また、固定鏡面盤5や可動鏡面盤16に設ける溝5aと16aは鏡面からの距離を変えていないので、固定鏡面盤5や可動鏡面盤16の歪が溝の深さの異なる場合より小さくなる。
【0032】
鏡面温度が固定金型1および可動金型2で、それぞれ、一定になるため金型の温度が安定し、生産性が良い。
【0033】
基板の外径120mm、厚み0.6mmで、深さが70nm、ピッチが1.2μmの溝が径50mmから116mmまである場合に、材料はポリカーボネート樹脂で、成形条件が最大型締め力20トン、金型温度125℃、サイクル10秒とした場合、流路が3巻きの略螺旋状、鏡面と流路との距離を10mm、流路の断面積比を内周から、1:1.2:1.4にした場合に、成形基板の板厚とチルトが良好な結果となった。
【0034】
もちろん、固定鏡面盤5や可動鏡面盤16に設ける溝5aと16aの鏡面からの距離を変えても良い。しかし、この場合も溶融樹脂の流入口近傍の内側で温調流体を速く流し外側で温調流体を遅く流すことで、それぞれの溝5aや溝16aの鏡面からの距離は、内側と外側とで大きな差をつけなくて良い。
【0035】
したがって、溝5aや溝16aの鏡面からの距離のみを変える場合より固定鏡面盤5や可動鏡面盤16の厚みを薄くできるだけでなく、鏡面での温度分布が均一になり固定鏡面盤5や可動鏡面盤16の歪が低減される。
【0036】
(実施の形態2)
本発明の光ディスク金型の実施の形態2の鏡面盤近傍の概略断面図を図3に示す。図1における固定鏡面盤5もしくは可動鏡面盤16の温度調整用流路の部分の近傍のみを表している。図3の左側が内周側で右側が外周側である。
【0037】
図1では鏡面盤23の溝に蓋材24の凸部が入り込んだ構造であったが、図3では鏡面盤23の溝に対応して蓋材24に溝が形成されており、両者がシールド材25を介して接合される。蓋材24への溝の深さを変えることで、流路の断面積は内側で小さく、外側で大きくしている。この場合も、流路は全て鏡面からの距離を一定、かつ、幅を一定にした。
【0038】
鏡面盤23または蓋材24の溝は略螺旋状にひと続きでつながっている。そこで、流路を流れる流体の速度は内側で速く外側で遅くなり、熱伝達量は内側の方が大きくなる。
【0039】
キャビティ22に流入した樹脂は内周側が高温で外周側が低温であるが内側で熱が大きく奪われるので、成形基板の表面の冷却状態が径方向で略均一にできて基板の収縮が径方向で均一になる。
【0040】
また、鏡面盤23に設ける溝は鏡面からの距離を変える必要はない。そこで、鏡面盤23の歪が溝の深さが異なる場合より小さくなる。また、鏡面温度が径方向で一定になるため金型の温度が安定し、生産性が良い。
【0041】
この場合も実施の形態1と同様に、成形する基板の仕様に応じて蓋材24のみを変更するだけで最適な金型にできるため複数の金型が不要で、金型の生産性の点でも良くなる。
【0042】
(実施の形態3)
本発明の光ディスク金型の実施の形態3の鏡面盤近傍の概略断面図を図4に示す。図4では図3と同様、鏡面盤23の温度調整用流路の部分のみを表している。図4の左側が内周側で右側が外周側である。鏡面盤23の溝に対応して蓋材24に溝が形成されており、鏡面盤23は蓋材24とシールド材25を介して接合されている。流路の深さは図3と同様に内周側で浅く外周側で深い。また、流路の幅は図3では一定であったが、図4では外周側ほど流路の幅が広くなる。したがって、流路の断面積は外周側ほど大きくなる。また、流路は全て鏡面からの距離は一定である。
【0043】
この場合も、鏡面盤23または蓋材24の溝は略螺旋状にひと続きでつながっている。そこで、流路を流れる流体の速度は内周側で速く外周側で遅くなり、熱伝達量は内周側で大きくなる。キャビティ22に流入した樹脂は内周側が高温で外周側が低温であるが、樹脂は鏡面盤23から奪われる熱の速度が内周側で速く外周側で遅いので、成形基板の表面の冷却状態が径方向で略均一にできて基板の収縮が径方向で均一になる。
【0044】
基板の外径120mm、厚み0.6mmで、深さが70nm、ピッチが1.2μmの溝が径50mmから116mmまである場合に、材料はポリカーボネート樹脂で、成形条件が最大型締め力20トン、金型温度125℃、サイクル10秒とした場合、流路が3巻きの略螺旋状、鏡面と流路との距離を10mm、流路の幅比を内周から、1:1.2:1.4にした場合に、成形基板の板厚とチルトが良好な結果となった。
【0045】
ここで、鏡面盤23に設ける溝は鏡面からの距離を内周ほど鏡面に近づける必要はない。そこで、鏡面盤23の歪が溝の深さが異なる場合より小さくなる。また、鏡面温度が径方向で一定になるため金型の温度が安定し、生産性が良い。
【0046】
実施の形態3の光ディスク金型では鏡面盤23と蓋材24の溝で形成した温度調整用の流路の深さを蓋材24に設けた溝の深さを変えることで変えているが、もちろん、溝の深さを一定にしていても良い。
【0047】
また、この場合も実施の形態1と同様に、成形する基板の仕様に応じて蓋材24のみを変更するだけで最適な金型にできるため複数の金型が不要で、金型の生産性の点でも良くなる。
【0048】
(実施の形態4)
本発明の光ディスク金型の実施の形態4の鏡面盤近傍の概略断面図を図5に示す。図5では、鏡面盤23と蓋材24とで形成される温度調整用流路の部分のみを表している。図5の左側が内周側で右側が外周側である。
【0049】
この場合は、蓋材24にのみ溝が形成されており、鏡面盤23は蓋材24とシールド材25を介して接合されている。流路の深さは内周側で浅く外周側で深い。また、流路の幅は一定である。したがって、流路の断面積は外周側ほど大きくなる。また、鏡面盤23に溝が形成されておらず、流路は全て鏡面からの距離は一定である。
【0050】
蓋材24の溝は略螺旋状にひと続きにつながっている。そこで、流路を流れる流体の速度は内周側で速く外周側で遅くなり、熱伝達量は内周側で大きくなる。キャビティ22に流入した樹脂は内周側が高温で外周側が低温であるが、樹脂は鏡面盤23から奪われる熱の速度が内周側で速く外周側で遅いので、成形基板の表面の冷却状態が径方向で略均一にできて基板の収縮が径方向で均一になる。
【0051】
ここで、鏡面盤23には溝がないため歪が小さくなる。また、鏡面温度が径方向で一定になるため金型の温度が安定し、生産性が良い。
【0052】
また、この場合も実施の形態1と同様に、成形する基板の仕様に応じて蓋材24のみを変更するだけで最適な金型にできるため複数の金型が不要で、金型の生産性の点でも良くなる。
【0053】
実施の形態4の光ディスク金型では、蓋材24に設けた溝の深さを変えているが、もちろん、実施の形態3の光ディスク金型で示したように、溝の幅を変えても良いし、溝の幅と深さの両方を変えても良い。
【0054】
(実施の形態5)
本発明の光ディスク金型の実施の形態5の鏡面盤近傍の概略断面図を図6Aに示す。図6Aの左側が内周側で右側が外周側である。鏡面盤23は蓋材24とシールド材25を介して接合されている。そして、温度調整用流路として、鏡面盤23の溝に対応して蓋材24に溝が形成されている。
【0055】
実施の形態5の光ディスク金型では、鏡面盤23と蓋材24の間に形成した溝が、並列した2つの溝で断面積を同一にし、この2系統の溝に対して流体の入口で2分割し出口で1つにしている。
【0056】
図6Aでは2巻きの場合を示している。流路の平面概略図を図6Bに示す。図6Bでは、溝が螺旋状の場合を示している。
【0057】
流路の深さは内周側で小さく外周側で大きい。流路の幅は一定である。そこで、概して流路の断面積は外周側ほど大きくなる。また、流路は全て鏡面からの距離を一定にした。
【0058】
流路を分岐しているのは温度調整機と金型との間を流れる流体が受ける流動抵抗を低減して流体を流れやすくするためである。また、分岐した2系統で断面積を同じにしているのは流動抵抗を両者で同じにするためである。2系統に分岐した断面積を変えると両者での流動抵抗が変わるため流動抵抗の低い側だけを流体が流れようとするので、鏡面盤23の温度分布が不均一になってしまうからである。
【0059】
このように流路を複数に分岐すると略螺旋状に設ける温度調整用流路の径方向での実際の巻き数を増やすことができる。
【0060】
この実施の形態5でも金型の内側で流速が速く外側で流速が遅くなるため熱伝達量は内周側で大きくなる。キャビティ22に流入した樹脂は内周側が高温で外周側が低温であるが、樹脂は鏡面盤23から奪われる熱は流体が速く流れるほど多いため、成形基板の表面の冷却状態が径方向で略均一にできて基板の収縮が径方向で均一になる。金型の生産性の点でも実施の形態1と同様に良くなる。
【0061】
ここで、蓋材24に設ける溝は鏡面からの距離を内周ほど鏡面に近づける必要はない。そこで、鏡面盤23の歪が溝の深さが異なる場合より小さくなる。また、鏡面温度が径方向で一定になるため金型の温度が安定し、生産性が良い。
【0062】
実施の形態5の光ディスク金型では、蓋材24に設けた溝の深さを変えているが、もちろん、溝の幅を変えても良いし、溝の幅と深さの両方を変えても良い。
【0063】
実施の形態1から実施の形態5では温度調整用の流路がひと続きの流路の構成を示したが、もちろん、流量を内側で多く外側で少なくしても同様の効果が得られる。
【0064】
(実施の形態6)
本発明の光ディスク金型の実施の形態6の鏡面盤近傍の概略断面図を図7に示す。図7の左側が内周側で右側が外周側である。図7の23は鏡面盤であり、蓋材24とシールド材25、例えば、Oリングを介して接合されている。鏡面盤23と蓋材24との間には内蓋材26が設けられ、鏡面盤23と内蓋材26の溝が対向して流路を形成する。この流路は温度調整用の流体が通る。流路の幅は一定で深さは内周で浅く外周で深くなっている。したがって、流路の断面積は内周では小さく外周では大きい。
【0065】
この鏡面盤23と内蓋材26とで形成された流路は略螺旋状に内周から外周にひと続きでつながっている。そこで、流路を流れる流体の速度は内周側で速く外周側で遅くなり、熱伝達量は内周側で大きくなる。
【0066】
キャビティ22に流入した樹脂は内周側が高温で外周側が低温であるが、樹脂は鏡面盤23から奪われる熱の速度が内周側で速く外周側で遅いので、成形基板の表面の冷却状態が径方向で略均一にできて基板の収縮が径方向で均一になる。鏡面盤23はキャビティ22側を鏡面仕上げや表面コーティング処理等を行うが、蓋材24や内蓋材26はそこまでの処理を必要としない。
【0067】
したがって、安価であり、かつ、作製が容易で、1面の金型に複数準備することも十分可能である。また、金型部品の組替えも容易である。基板の仕様が異なれば、金型の鏡面盤23に設ける温度調整用流路の設計を含めた成形条件が変わる。鏡面盤23の溝の深さを変える方法であれば、鏡面盤23を再加工すると歪が生じるため金型そのものを新しく作製する必要があるが、本発明の実施の形態6の光ディスク金型の構造であれば、内蓋材26を作り変えるだけでよい。
【0068】
実施の形態6の光ディスク金型では流路のシールドの役割を蓋材24に持たせ、流路の形状を内蓋材26に持たせており、前記実施の形態1から実施の形態5における蓋材24の持つ2つの役割を分けている。この結果、内蓋材26では流体の漏れ防止のための表面精度が不要になって作りやすくなる。
【0069】
基板の外径120mm、厚み0.6mmで、深さが70nm、ピッチが1.2μmの溝が径50mmから116mmまである場合に、材料はポリカーボネート樹脂で、成形条件が最大型締め力20トン、金型温度125℃、サイクル10秒とした場合、流路が3巻きの略螺旋状、鏡面と流路との距離を10mm、流路の断面積比を内周から、1:1.2:1.4にした場合に、成形基板の板厚とチルトが良好な結果となった。
【0070】
ここで、鏡面盤23に設ける溝は鏡面からの距離を内周ほど鏡面に近づける必要はない。そこで、鏡面盤23の歪が溝の深さが異なる場合より小さくなる。また、鏡面温度が径方向で一定になるため金型の温度が安定し、生産性が良い。
【0071】
(実施の形態7)
本発明の光ディスク金型の実施の形態7の鏡面盤近傍の概略断面図を図8に示す。図8の左側が内周側で右側が外周側である。実施の形態6では鏡面盤23の溝に対応して内蓋材26に溝が形成されているのに対して、実施の形態7では鏡面盤23の溝に内蓋材26の凸部が入り込んだ構造になっており、かつ、溝の幅も内周では狭く外周では広く変化させている。
【0072】
この鏡面盤23と内蓋材26とで形成された流路は略螺旋状に内周から外周にひと続きでつながっている。そこで、流路を流れる流体の速度は内周側で速く外周側で遅くなり、熱伝達量は内周側で大きくなる。流路は全て鏡面からの距離が一定である。
【0073】
蓋材24は流体が漏れないように鏡面盤23との間でシールド材25、例えば、Oリングを介してボルトで固定する。
【0074】
キャビティ22に流入した樹脂は内周側が高温で外周側が低温であるが、樹脂は鏡面盤23から奪われる熱の速度が内周側で速く外周側で遅いので、成形基板の表面の冷却状態が径方向で略均一にできて基板の収縮が径方向で均一になる。
【0075】
したがって、鏡面盤23に設ける溝は鏡面からの距離を内周ほど鏡面に近づける必要はない。そこで、鏡面盤23の歪が溝の深さが異なる場合より小さくなる。また、鏡面温度が径方向で一定になるため金型の温度が安定し、生産性が良い。
【0076】
この場合も実施の形態5と同様、鏡面盤23を作る基板の仕様に応じて変えることなく、内蓋材26のみの変更でよく、かつ、温度調整用の流体のシールドは鏡面盤23と蓋材24とで受け持っているため作りやすい。
【0077】
実施の形態7では流路の断面積を幅と深さで変えたが、どちらか一方でも良い。
もちろん、ここでの蓋材24そのものを図1における固定基盤7や可動基盤17に置き換えても良い。
【0078】
(実施の形態8)
本発明の光ディスク金型の実施の形態8の鏡面盤近傍の概略断面図を図9に示す。図9の左側が内周側で右側が外周側である。鏡面盤23には溝がなく、蓋材24の内側が凹んでおり、この蓋材24の凹みに内蓋材26が入り込む構造になっている。ここで、流体のシールドは鏡面盤23と蓋材24との間にシールド材25、例えば、Oリングで行われている。温度調整用流路は内蓋材26の溝によって形成されている。流路は全て鏡面からの距離が一定で、かつ、幅が一定である。溝の深さは、内周で浅く外周で深い。この場合も、基板の仕様に対する変更は内蓋材26の変更のみで良く、作りやすい。
【0079】
キャビティ22に流入した樹脂は内周側が高温で外周側が低温であるが、樹脂は鏡面盤23から奪われる熱の速度が内周側で速く外周側で遅いので、成形基板の表面の冷却状態が径方向で略均一にできて基板の収縮が径方向で均一になる。
【0080】
鏡面盤23には溝はなく鏡面から温度調整用流路までの距離は一定である。そこで、鏡面盤23は、歪が少なく、鏡面温度が径方向で一定になるため金型の温度が安定し、生産性が良い。
【0081】
基板の外径120mm、厚み0.6mmで、深さが70nm、ピッチが1.2μmの溝が径50mmから116mmまである場合に、材料はポリカーボネート樹脂で、成形条件が最大型締め力20トン、金型温度125℃、サイクル10秒とした場合、流路が3巻きの略螺旋状、鏡面と流路との距離を10mm、流路の断面積比を内周から、1:1.2:1.4にした場合に、成形基板の板厚とチルトが良好な結果となった。
【0082】
(実施の形態9)
本発明の光ディスク金型の実施の形態9の鏡面盤近傍の概略断面図を図10に示す。図10の左側が内周側で右側が外周側である。実施の形態9では実施の形態8に対して、内蓋材26に設けた溝を、深さを一定で、幅を内側で狭く外側で広いように変えている。
【0083】
キャビティ22に流入した樹脂は内周側が高温で外周側が低温であるが、樹脂は鏡面盤23から奪われる熱の速度が内周側で速く外周側で遅いので、成形基板の表面の冷却状態が径方向で略均一にできて基板の収縮が径方向で均一になる。
【0084】
この場合も、基板の仕様に対する変更は内蓋材26の変更のみで良く、作りやすい。また、鏡面盤23は、歪が少なく、鏡面温度が径方向で一定になるため金型の温度が安定し、生産性が良い。
【0085】
実施の形態6から実施の形態9では温度調整用の流路がひと続きの場合を示したが、もちろん、実施の形態5に示したように、入口と出口が1つずつで、途中を断面積が等しくなるように複数に分岐しても構わない。
【0086】
また、温度調整用の流路の入口が内周側なら出口は外周側の例を記したが、反対に外周側が入口で内周側が出口でも良い。入口と出口とが外周側にあっても、共に内周側にあっても良い。入口と出口が一箇所ずつであれば良い。
【0087】
また、実施の形態6から実施の形態9では温度調整用の流路がひと続きの流路の構成を示したが、もちろん、流量を内側で多く外側で少なくしても同様の効果が得られる。
【0088】
【発明の効果】
以上説明したとおり本発明は、金型の鏡面部材の温度調整用流路を、少なくとも鏡面部材と隣接する蓋状部材に凹凸を設けて形成し、流路の断面積を径方向で変えることで入口と出口が1つずつの温度調整流路でも径方向で樹脂の冷却速度を制御し、樹脂の収縮量を均一にできる。この結果、1つの鏡面に対して温度調整機を1つとし、かつ鏡面部材を変えずに安価に基板仕様に応じた適正な流路設計が可能で、成形基板の収縮が径方向で均一になる光ディスク金型と光ディスク基板成形方法を提供できる。
【0089】
また、本発明の光ディスク金型は、鏡面部材を変えずに蓋状の部材で基板仕様に応じた適正な流路設計ができるため組替えが容易であり、かつ安価である。さらに、鏡面と流路との距離を径方向で略一定にすることで鏡面部材の歪が低減され、かつ鏡面温度が径方向で一定になるため金型の温度が安定し、生産性が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク金型の実施の形態1の構成を示す断面図
【図2】Aは本発明の光ディスク金型の実施の形態1の鏡面盤を温度調整する流路の平面図、Bは本発明の光ディスク金型の実施の形態1の鏡面盤を温度調整する流路の概略を示す平面図
【図3】本発明の光ディスク金型の実施の形態2の鏡面盤近傍の概略断面図
【図4】本発明の光ディスク金型の実施の形態3の鏡面盤近傍の概略断面図
【図5】本発明の光ディスク金型の実施の形態4の鏡面盤近傍の概略断面図
【図6】Aは本発明の光ディスク金型の実施の形態5の鏡面盤近傍の概略断面図、Bは本発明の光ディスク金型の実施の形態5の鏡面盤を温度調整する流路の概略を示す平面図
【図7】本発明の光ディスク金型の実施の形態6の鏡面盤近傍の概略断面図
【図8】本発明の光ディスク金型の実施の形態7の鏡面盤近傍の概略断面図
【図9】本発明の光ディスク金型の実施の形態8の鏡面盤近傍の概略断面図
【図10】本発明の光ディスク金型の実施の形態9の鏡面盤近傍の概略断面図
【図11】従来の光ディスク金型の構成を示す断面図
【符号の説明】
1 固定金型
2 可動金型
3 スプルブッシュ
4 固定側固定ブッシュ
5 固定鏡面盤
6 固定突き当てリング
7 固定基盤
8 固定鏡面蓋
9 ロケートリング
10 大プレート
11 エジェクタピン
12 カッタ
13 エジェクタ
14 可動側固定ブッシュ
15 内周ホルダー
16 可動鏡面盤
17 可動基盤
18 可動鏡面蓋
19 スタンパ
20 外周リング
21 可動突き当てリング
22 キャビティ
23 鏡面盤
24 蓋材
25 シールド材
26 内蓋材
3a、12a 流路
5a、7a、16a、18a 溝
23a、24a、26a 溝
101 固定金型
102 可動金型
103 スプルブッシュ
104 固定側固定ブッシュ
105 固定鏡面盤
106 固定突き当てリング
107 固定基盤
108 ロケートリング
109 大プレート
110 ノズル
111 キャビティ
112 エジェクタピン
113 カッタ
114 エジェクタ
115 可動側固定ブッシュ
116 内周ホルダー
117 可動鏡面盤
118 スタンパ
119 外周リング
120 可動基盤
121 可動突き当てリング
103a、113a 流路
105a、117a 溝
Claims (18)
- 鏡面部材の温度を制御する光ディスク基板の成形金型において、
前記鏡面部材は、略螺旋状の溝であって、前記溝の底面から樹脂が封入されるキャビティまでの距離が一定である溝を有し、
表面に前記溝を埋めるように設けた凸部、もしくは前記溝と繋がるように設けた凹部を有する蓋部材を前記鏡面部材に対向させて、流体が流れる流路を形成し、
前記蓋部材に設けた前記凸部の高さもしくは前記凹部の深さが内周側と外周側で異なり、前記流路の断面積が内周側より外周側で大きいことを特徴とする光ディスク金型。 - 前記蓋部材の凸部の高さは、外周側より内周側で高い請求項1に記載の光ディスク金型。
- 前記蓋部材の凹部の深さは、内周側より外周側で深い請求項1に記載の光ディスク金型。
- 外蓋部材をさらに有し、前記蓋部材は前記外蓋部材と前記鏡面部材との間に配置され、前記外蓋部材は前記鏡面部材と接合されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の光ディスク金型。
- 前記流路は、始端で複数に分岐し終端で1つに結合している請求項1〜4のいずれか一項に記載の光ディスク金型。
- 前記分岐した流路の断面積を略同一とする請求項1から5のいずれか一項に記載の光ディスク金型。
- 前記溝の深さが略一定であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の光ディスク金型。
- 前記鏡面部材は前記鏡面側にスタンパを有する請求項1〜7のいずれか一項に記載の光ディスク金型。
- 前記流路の幅が一定である請求項1〜8のいずれか一項に記載の光ディスク金型。
- 光ディスク基板の成型方法であって、
前記略螺旋状の溝であって、前記溝の底面から樹脂が封入されるキャビティまでの距離が一定である溝を有し、
表面に前記溝を埋めるように設けた凸部、もしくは前記溝と繋がるように設けた凹部を有する蓋部材を前記鏡面部材に対向させて、流体が流れる流路を形成し、
前記蓋部材に設けた前記凸部の高さもしくは前記凹部の深さが内周側と外周側で異なり、前記流路の断面積が内周側より外周側で大きい光ディスク金型を2つ対向させる工程と、
前記流路に流体を流す工程と、
2つの前記金型に挟まれたキャビティに溶融樹脂を封入する工程と、
を含むことを特徴とする光ディスク基板の成型方法。 - 前記蓋部材の凸部の高さは、外周側より内周側で高い請求項10に記載の光ディスク基板の成型方法。
- 前記蓋部材の凹部の深さは、内周側より外周側で深い請求項10に記載の光ディスク基 板の成型方法。
- 外蓋部材をさらに有し、前記蓋部材は前記外蓋部材と前記鏡面部材との間に配置され、前記外蓋部材は前記鏡面部材と接合されている請求項10〜12のいずれか一項に記載の光ディスク基板の成型方法。
- 前記流路は、始端で複数に分岐し終端で1つに結合している請求項10〜13のいずれか一項に記載の光ディスク基板の成型方法。
- 前記分岐した流路の断面積を略同一とする請求項10〜14のいずれか一項に記載の光ディスク基板の成型方法。
- 前記溝の深さが略一定である請求項10〜15のいずれか一項に記載の光ディスク基板の成型方法。
- 前記鏡面部材は前記鏡面側にスタンパを有する請求項10〜16のいずれか一項に記載の光ディスク基板の成型方法。
- 前記流路の幅が一定である請求項10〜17のいずれか一項に記載の光ディスク基板の成型方法。
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