JP2000318011A - 成形用金型 - Google Patents

成形用金型

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JP2000318011A JP11132793A JP13279399A JP2000318011A JP 2000318011 A JP2000318011 A JP 2000318011A JP 11132793 A JP11132793 A JP 11132793A JP 13279399 A JP13279399 A JP 13279399A JP 2000318011 A JP2000318011 A JP 2000318011A
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mold
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学 富谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャビティの温度を均一にして成形の収縮バ
ラツキを少なくすることができ、安定した成形品で成形
する。 【解決手段】 相対向する固定側金型1及び可動側金型
2に形成したキャビティ20を囲むように、熱媒体の温
調用流路11を固定側金型1及び可動側金型2に設け
る。温調用流路11を通る熱媒体からの伝熱により生じ
る熱溜まり部がキャビティ20の外周部から略等しい距
離に生じるように、温調用流路11に対して熱溜まり部
を対称の位置に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形品を射出成形
によって成形する成形用金型に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチックなどの溶融した材料を成形
用金型内に射出し冷却固化させて所望する形状に成形す
るのに際しては、成形用金型の温度制御(例えば金型の
温度維持や冷却)は、材料の固化速度によって固化後の
成形品の寸法変化に影響を及ぼす。すなわち、成形品中
に固化速度の速い箇所と遅い箇所とがあると、成形品に
局部的にひけ等が発生したり、成形品どうしで寸法の狂
いが発生する。従って、成形においては、成形用金型の
温度制御は極めて重要な要素であり、種々の工夫がなさ
れている。例えば、金型内部に温度制御された水や油な
どの熱媒体を通す温調用流路を設け、熱媒体の流量、温
度等を制御することによって金型の温度を制御すること
がなされている。
【0003】図19はこのような熱媒体を金型内に供給
して成形するため、実開平6−50825号公報に記載
された従来の成形用金型を示し、100は可動側金型の
可動側型板である。この可動側型板100には図示を省
略した固定側金型の固定側型板が対向して配置される。
可動側型板100及び固定側型板には、レンズなどの成
形品を成形するためのキャビティ110,120,13
0,140が複数設けられている。これらのキャビティ
110,120,130,140にはランナ150及び
ゲート160を介して溶融樹脂が供給されて成形が行わ
れる。
【0004】この成形用金型では、可動側型板100及
び固定側型板の内部に温調用流路170が設けられると
共に、断熱部材180,190が設けられている。温調
用流路170は複数のキャビティ110,120,13
0,140を囲んでおり、内部には熱媒体200が流通
する。断熱部材180,190は熱媒体の出口側に近い
キャビティ130,140における温調用流路170の
外側に、温調用流路170を囲むように設けられてお
り、出口側の熱媒体の温度低下を抑制している。これら
の構造によって金型の温度の制御を均一化し、キャビテ
ィ110,120,130,140間の温度差を低減さ
せて、均一な冷却を行い、成形品どうしのバラツキを低
減させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】金型に温調用流路を設
ける場合には、金型に熱媒体が出入りするための入口側
及び出口側の連結用の流路が必要となる。この連結用の
流路付近はキャビティを囲んでいる流路とは異なり金型
の外周部へ向けて設けられる。
【0006】そして、実開平6−50825号公報に示
される構造では、連結用の流路周辺は連結用の流路が形
成されない領域と比べて、金型に対する流路の占める割
合が高くなる。このため、熱媒体を連結用の流路に流す
と連結用の流路付近で熱分布が高くなる熱溜まり部が生
じて、金型全体の熱分布がばらつく原因となる。従っ
て、金型の温度を均一にすることを目的として熱媒体を
通しても連結用の流路付近の温度が金型の他の部分に比
べ数度高くなり、その結果、キャビティを取り囲む温調
用流路がキャビティに対して一定の距離、離間して配置
されていても、金型全体としての熱分布のバラツキに影
響され、連結用の流路に近いキャビティの方が温度が高
くなり、均一な温度制御が困難となる。
【0007】このような構造の成形用金型を用いて、例
えば、プラスチック製の光学素子であるレンズを射出成
形による多数固取りで成形した場合は、成形用金型の温
度のバラツキが形成品の収縮バラツキ、即ち寸法変化に
強く関与してくるため、成形されたレンズの曲率半径r
に数10μmのバラツキが生じる。このバラツキは光学
素子の特性を大きく変化させるため、光学素子としての
寸法の許容差から外れるものとならざるを得ないものと
なっている。
【0008】また、従来では、複数のキャビティを取り
囲んでいる周囲の金型温度が均一にならないまま成形す
るため、成形条件のわずかな変動でも成形品に寸法変化
が発生する。このため、量産体制における成形品の品質
が不安定となる問題を有している。
【0009】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、簡単な構造で、キャビティの温度を
均一にして成形の収縮バラツキを少なくすることがで
き、これにより、安定した成形品品質を維持して量産す
ることが可能な成形用金型を提供することを目的とす
る。
【0010】
【問題点を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、相対向する固定側金型及び可動
側金型に形成したキャビティを囲むように、熱媒体の温
調用流路が固定側金型及び可動側金型に設けられた成形
用金型において、前記温調用流路を通る熱媒体からの伝
熱により生じる熱溜まり部が前記キャビティの外周部か
ら略等しい距離に生じるように、前記温調用流路に対し
て熱溜まり部が対称の位置に設けられていることを特徴
とする。
【0011】この発明では、温調用流路を通る熱媒体の
伝熱による熱溜まり部がキャビティの外周部から略等し
い距離に発生するため、キャビティの温度が均一とな
り、キャビティ内に充填された材料の熱分布がばらつく
ことなく、材料が均一な収縮バランスとなる。このた
め、成形品の寸法がばらつくことがなくなり、安定した
成形品品質で量産することができる。
【0012】請求項2の発明は、請求項1記載の発明で
あって、前記温調用流路は、前記キャビティの外周部か
ら略等しい距離になるように配置されてキャビティを囲
むキャビティ温調部と、このキャビティ温調部に連通す
ると共に金型の外周側に向かうように隣接して配置され
た熱媒体の供給側流路及び流出側流路とから構成されて
おり、前記供給側流路及び流出側流路が金型の型開き方
向との直交方向においてキャビティ温調部に対して左右
又は上下又は回転対称な位置になるように設けられてい
ることを特徴とする。
【0013】供給側流路は熱媒体をキャビティ温調部に
供給し、流出側流路はキャビティ温調部からの熱媒体を
流出する。この発明では、これらの供給側流路及び流出
側流路が隣接すると共に、キャビティ温調部に対して左
右又は上下又は回転対称な位置になるように設けられる
ため、これらによって生じる熱溜まり部がキャビティに
対して略等しい距離となる。このため、成形品の均一な
収縮バランスが可能となり、成形品の寸法精度が向上す
る。
【0014】請求項3の発明は、請求項2記載の発明で
あって、前記キャビティ温調部は少なくとも2以上が接
続流路によって接続されることにより前記キャビティを
囲んでおり、前記接続流路のキャビティ温調部との接続
部分と、前記供給側流路及び流出側流路とキャビティ温
調部との接続部分とが前記キャビティの外周部から略等
距離に位置するように設けられていることを特徴とす
る。
【0015】この発明では、キャビティ温調部が接続流
路によって接続されてキャビティを囲んでいるが、接続
流路のキャビティ温調部との接続部分と、供給側流路及
び流出側流路とキャビティ温調部との接続部分とがキャ
ビティの外周部から略等距離に位置するため、熱溜まり
部がキャビティに対して略等しい距離となる。このた
め、成形品の均一な収縮バランスが可能となり、成形品
の寸法精度が向上する。
【0016】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かに記載の発明であって、前記温調用流路は、固定側金
型を構成する固定側型板又は固定側取付板の少なくとも
一つ及び可動側金型を構成する可動側型板、受け板又は
可動側取付板の少なくとも一つにそれぞれ設けられてい
ることを特徴とする。
【0017】このように固定側金型及び可動側金型の構
成部材の少なくとも一つの部材に温調用流路を設けるこ
とにより、固定側金型及び可動側金型の双方の熱分布が
ばらすくことがなくなる。従って、均一な寸法バランス
で成形品を成形することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する実施の形
態により具体的に説明する。なお、各実施の形態におい
て、同一の要素は同一の符号を付して対応させてある。
【0019】(実施の形態1)図1及び図2は本発明の
実施の形態1を示し、図1は成形用金型全体の部分破断
側面図、図2はその可動側型板のパーティング面PLか
らの正面図である。
【0020】固定側金型1及び可動側金型2が相対向し
て配置されることにより成形用金型が構成されている。
固定側金型1は固定側取付板3に固定側型板4が取り付
けられることにより形成されており、固定側型板4には
成形品としてのレンズの光学機能面の一面を形成するた
めの固定側入り子5が取り付けられている。可動側金型
2は可動側取付板13に受け板12が取り付けられ、こ
の受け板12に可動側型板6が取り付けられて形成され
ている。可動側型板6にはレンズの光学機能面の他の一
面を形成するための可動側入り子7が取り付けられてい
る。これらの固定側金型1及び可動側金型2はステンレ
ス鋼板、炭素鋼板、アルミニウム合金、銅合金、ニッケ
ル合金などの熱伝導性の良好な金属によって形成される
ものである。
【0021】対向している固定側入り子5及び可動側入
り子7の間は、成形を行うためのキャビティ20となっ
ている。この実施の形態において、キャビティ20は4
カ所に形成されており、それぞれのキャビティ20がス
プルー8、ランナ9及びゲート10に連通しており、こ
れらを介して図示を省略した射出成形機の樹脂供給ノズ
ルからの溶融樹脂が射出されてレンズを成形する。ラン
ナ9はスプルー8の軸心Sを中心にして略H形状に形成
されており、H形状のランナ9の各先端にゲート10が
連通している。なお、この実施の形態では、スプルー8
の軸心Sと金型の中心とは一致するようになっている。
【0022】可動側型板6をパーティング面側から示す
図2のように、可動側型板6は矩形の外形となってお
り、4箇所のキャビティ20は可動金型6の中心Oを通
る相互に直交するX軸及びY軸に対し軸対象位置に配置
されている。この可動側型板6には、可動側型板6に形
成された4箇所のキャビティ20を囲むように、温調用
流路11が設けられている。温調用流路11は温度制御
された水、油などの熱媒体が内部に供給されて通るもの
であり、熱媒体の供給及び排出を行う入口接続部16及
び出口接続部17が可動側型板6の右側面に設けられて
いる。さらに、可動側型板6の左側面には、ブロック板
14が取り付けられており、このブロック板14に、温
調用流路11の一部をなすUターン流路15が温調用流
路11と連通するように形成されている。
【0023】温調用流路11は4箇所のキャビティ20
の外周部から略等しい距離でキャビティ20を囲む略矩
形状のキャビティ温調部21と、キャビティ温調部21
の右端部分から可動側型板6の外周側に向かうように設
けられ、入口接続部16及び出口接続部17にそれぞれ
接続される第1の供給側流路22及び第1の流出側流路
23と、キャビティ温調部21の左端部分から同様に可
動側型板6の外周側に向かうように設けられ、ブロック
板14のUターン流路15にそれぞれ接続される第2の
流出側流路24及び第2の供給側流路25とを備えてい
る。ここで、第1の供給側流路22及び第1の流出側流
路23は横並び状に隣接して設けられると共に、第2の
流出側流路24及び第2の供給側流路25も横並び状に
隣接して設けられるものである。
【0024】これらのキャビティ温調部21、第1の供
給側流路22及び第1の流出側流路23、第2の流出側
流路24及び第2の供給側流路25からなる温調用流路
11及び前記Uターン流路15は、途中で分岐したり、
断面積が変化することのない単一の流路に形成されてい
る。また、温調用流路11の各流路は、8〜10mm程
度の内径を有した直線状の孔となっていると共に、隣接
する孔とは相互に干渉することのないように形成されて
いる。
【0025】第1の供給側流路22及び第2の流出側流
路24はキャビティ20の下側に位置するキャビティ温
調部21に対して熱媒体の供給及び流出を行うものであ
り、第2の供給側流路25及び第1の流出側流路23は
キャビティ20の上側に位置するキャビティ温調部21
に対して熱媒体の供給及び流出を行うものである。従っ
て、第1の供給側流路22及び第2の流出側流路24が
一組をなし、第2の供給側流路25及び第1の流出側流
路23が一組をなしている。そして、これらの組となっ
ている供給側流路及び流出側流路は、可動側型板6の中
心O(スプルー8の軸心S)に対して対称の位置(この
形態では、左右対称の位置)となるように配置される。
これにより、組となる供給側流路及び流出側流路が、Y
軸に対して左右対称の位置に配置された構造となってい
る。
【0026】さらに、温調用流路11のキャビティ温調
部21は、いずれのキャビティ20に対しても均等とな
るように配置されている。すなわち、キャビティ温調部
21は各キャビティ20に対し、X軸方向ではh3の寸
法を有し、Y軸方向ではh4の寸法を有して配置されて
いる。
【0027】以上のような温調用流路11では、入口接
続部16及び出口接続部17を外部に設けられている熱
媒体供給装置(図示省略)に接続することにより、熱媒
体が入口接続部16から流入し、第1の供給側流路22
から下側のキャビティ温調部21に流れる。そして、第
2の流出側流路24から可動側型板6の外側に流れて、
ブロック体14のUターン流路15に流入し、その後、
Uターン流路15から第2の供給側流路25に入って、
可動側型板6の内側に入り込む。この熱媒体は上側のキ
ャビティ温調部21を流れて、第1の流出側流路23に
達し、同流路23から出口接続部17を介して可動側型
板6の外部に流出する。このようにUターン流路15は
下側のキャビティ温調部21および上側のキャビティ温
調部21を接続することから、複数のキャビティ温調部
を接続する接続流路となるものである。
【0028】この熱媒体の移動において、第1の供給側
流路22と第1の流出側流路23との間及び第2の流出
側流路24と第2の供給側流路25との間に、キャビテ
ィ温調部21の周囲よりも高温となる熱溜まり部30,
31がそれぞれ発生する。この熱溜まり部30及び31
は、第1の供給側流路22と第1の流出側流路23との
間及び第2の流出側流路24と第2の供給側流路25と
の間を通る熱媒体からの伝熱によってそれぞれ生じるも
のである。
【0029】この実施の形態では、上述したように組と
なっている供給側流路及び流出側流路が可動側型板6の
中心Oに対して対称の位置、すなわち、Y軸に対して左
右対称の位置に配置された構造となっているため、熱溜
まり部30,31をY軸に対して左右対称の位置に生じ
させることができる。また、熱溜まり部30の温度は第
1の供給側流路22と第1の流出側流路23との距離h
1によって変化し、熱溜まり部31の温度は第2の流出
側流路24と第2の供給側流路25と距離h2によって
変化する。この実施の形態では、かかる第1の供給側流
路22と第1の流出側流路23との距離h1及び第2の
流出側流路24と第2の供給側流路25と距離h2を略
同一寸法に設定するものである。このように設定するこ
とにより、熱溜まり部30,31の温度を略等しくする
ことができる。また、各キャビティ20と熱溜まり部3
0,31とが略等しい距離となり、各キャビティ20、
すなわち各キャビティ20内の成形品、が熱溜まり部3
0,31から均等に熱影響を受けることができる。
【0030】なお、この実施の形態では、h1=h2と
したが、熱溜まり部30,31の温度差を1℃以下のば
らつきで管理しても、キャビティ20への熱影響を均等
にすることができる。この場合には、h1とh2の寸法
の差(h1−h2)を25%以下、すなわち、(h1−
h2)/h1又は(h1−h2)/h2を25%以下と
するに可能となるものである。さらに、以上の温調用流
路11及びUターン流路15は、図1に示すように、固
定側型板4に対しても同様に形成するものである。
【0031】このような実施の形態では、熱溜まり部3
0,31が可動側型板6及び固定側型板4のそれぞれに
パーティング面PLから見たときにY軸に対して左右対
称で生じるように温調用流路11が設けられているた
め、固定側金型1及び可動側金型2の温度分布が左右対
称になって、4箇所のキャビティ20の間の温度差を低
減することができる。従って、成形される成形品は、各
キャビティ20毎の温度差が極めて少ないため、各キャ
ビティ20での温度の下降速度が等しくなる。これによ
り、キャビティ20間での成形品の収縮率差が少なくな
り、キャビティ間での寸法バラツキのない成形品を成形
することができる。
【0032】次に、図1及び図2に示す実施の形態を具
体的な数値により説明する。この例では、固定側入り子
5と可動側入り子7とに、それぞれレンズの一面となる
所定の曲率半径Rの球面形状を形成し、これらの組み込
むことによりキャビティ20を構成した。この成形用金
型に対して、142℃に加熱した温調用熱水(商品名
「日石ハイテクサーム32」、日本石油化学(株)製)
を入口接続部16を介して20リットル/分の流量で流
し込み、4箇所のキャビティ20の温度差を比較した。
その結果、各キャビティ20ともに、132.0±0.
2℃の安定した温度となっており、キャビティの温度差
が非常に小さいことが確認された。
【0033】この差はポリオレフィン樹脂を用いて実際
に成形した場合の成形品にも現れており、従来技術の金
型で成形した場合は、成形品のキャビティ間の曲率半径
Rの大きさは、Rに対して0.1%〜0.5%の差が生
じていたが、この形態の金型で成形した場合は、0.0
3%〜0.1%の差であった。また、PMMA、PCな
どの他の樹脂を成形した場合も、この実施の形態の金型
によって成形した場合方がキャビティの温度差、キャビ
ティ間の曲率半径Rの差ともに小さくなっていた。
【0034】図3はこの実施の形態の変形々態を示す。
この形態では、可動側型板6の内部に、Uターン流路1
5を形成するものであり、Uターン流路15はキャビテ
ィ温調部21の第2の流出側流路24及び第2の供給側
流路25と連通するように可動側型板6の内部に設けら
れている。なお、図示を省略するが、固定側型板4の内
部にも同様なUターン流路が設けられるものである。こ
のように各型板6,4の内部にUターン流路を設けるこ
とにより、ブロック板14が不要となるため、突出部分
が少ない型板とすることができる。
【0035】図4はさらに別の変形々態を示す。この形
態では、第1の供給側流路22及び第1の流出側流路2
3を可動側型板6及び固定側型板4(固定側型板4は図
示省略)のコーナ部分に設けるものである。また、これ
らの第1の供給側流路22及び第1の流出側流路23に
連通するキャビティ温調部21には、第2の流出側流路
24及び第2の供給側流路25が設けられるが、これら
の第2の流出側流路24及び第2の供給側流路25は、
第1の供給側流路22及び第1の流出側流路23を設け
たと反対側のコーナ部分に設けられている。そして、こ
のコーナ部分にブロック板14が取り付けられることに
より、そのUターン流路15が第2の流出側流路24及
び第2の供給側流路25を連結している。この場合に
は、h1,h2,h3,h4を上述と同様な関係とする
ことにより、熱溜まり部30,31が対称の位置に発生
するため、キャビティ間での寸法バラツキのない成形品
を成形することができる。
【0036】(実施の形態2)図5〜図7は実施の形態
2を示す。この実施の形態では、図6に示すように、キ
ャビティ温調部21が4箇所のキャビティ20を均等に
囲む円形となるように設けられている。この場合、各キ
ャビティ20とキャビティ温調部21とのX軸方向の距
離及びY軸方向の距離は略等しくなるように設定される
と共に、各キャビティ20と第1の供給側流路22、第
1の流出側流路23,第2の流出側流路24及び第2の
供給側流路25との距離も略等しくなるように設定され
る。なお、キャビティ温調部21と、第1の供給側流路
22、第1の流出側流路23,第2の流出側流路24及
び第2の供給側流路25とは連通部28を介して連通し
ている。
【0037】図5及び図7に示すように、固定側金型1
では、固定側型板4及び固定側取付板3との間の合わせ
面にキャビティ温調部21が形成され、可動側金型2で
は、可動側型板6及び受け板12との間の合わせ面にキ
ャビティ温調部21が形成されている。この場合、これ
らの合わせ面には、Oリングなどのシールリング40、
35を挟み込んで熱媒体の漏れを防止している。
【0038】また、熱媒体の漏れを防止するため、供給
側流路22,25及び流出側流路23,24の型開閉方
向の位置を変更している。すなわち、図7に示すよう
に、第1の供給側流路22を可動側型板6に設けるが、
この第1の供給側流路22を可動側型板6内で下方に屈
曲させて、受け板12との合わせ面のキャビティ温調部
21に連通させている。
【0039】この実施の形態においても、接続流路28
及び熱溜まり部30,31を均等で対称の位置に配置す
ることにより、キャビティ20の間の温度差を低減する
ことができる。キャビティ20の間での寸法バラツキの
ない成形品を成形することができる。
【0040】(実施の形態3)図8は実施の形態3を示
す。この実施の形態では、固定側金型1の固定側取付板
3及び固定側型板4の双方に温調用流路11を設けると
共に、可動側金型2の可動側型板6及び受け板12の双
方に温調用流路11を設けるものである。これらの温調
用流路11は実施の形態1の構造となるように設けられ
ている。従って、キャビティ温調部21と連通するUタ
ーン流路15が固定側取付板3、固定側型板4及び可動
側型板6及び受け板12に設けられる。なお、この実施
の形態において、固定側型板4及び可動側型板6では、
熱媒体の入口接続部16及び出口接続部17が下側に設
けられ、これに対し、固定側取付板3及び受け板12で
は、図示を省略するが、入口接続部16及び出口接続部
17が上側に設けられるものである。
【0041】この実施の形態では、温調用流路11の数
が増えているため、キャビティ20との熱交換を効率良
く行うことができる。また、型板4,6の他に、固定側
取付板3及び受け板12に温調用流路11を設けている
ため、熱媒体による昇温時間及び降温時間を短縮するこ
とができる。
【0042】なお、熱媒体は温調用流路11内を流れる
間に金型との熱交換が行われるため入口接続部16、出
口接続部17では熱媒体の温度差が生じ易いが、この実
施の形態では、上述したように、固定側型板4及び可動
側型板6では、入口接続部16及び出口接続部17が下
側に設けられる一方、固定側取付板3及び受け板12で
は、これらが上側に設けられているため、入口接続部及
び出口接続部の温度差を解消することができる。従っ
て、実施の形態1に比べて金型の温度分布が左右対称と
なって、4箇所のキャビティ20間の温度差を低減する
ことができ、各キャビティ20内で冷却が均一になっ
て、キャビティ20間での収縮率差が少なくなり、キャ
ビティ間でのバラツキのない成形品を成形することがで
きる。
【0043】図9及び図10は、温調用流路11を配設
する別の形態を示す。温調用流路11は、少なくとも成
形を行う固定側型板4及び可動側型板6に配置するもの
であれば良く、図9に示すように、可動側型板6(或い
は固定側型板4)に複数、配置しても良く、可動側金型
2の可動側型板6に加えて、その受け板12に配置して
も良く、これらの形態に限定されるものではない。
【0044】(実施の形態4)図11は実施の形態4を
示す。この実施の形態では、可動側型板6における入口
接続部16,出口接続部17を設けた側面以外の側面に
ブロック板14が取り付けられており、ブロック板14
に設けたUターン流路15が可動側型板6内のキャビテ
ィ温調部21にそれぞれ接続されている。また、キャビ
ティ温調部21とそれぞれのブロック板14のUターン
流路15との接続では、同一の接続構造となっている。
すなわち、可動側型板6の下部側面におけるブロック板
14のUターン流路15は、流出側流路24a及び供給
側流路25aに接続され、左側面におけるブロック板1
4のUターン流路15は、流出側流路24b及び供給側
流路25cに接続され、上部側面におけるブロック板1
4のUターン流路15は、流出側流路24c及び供給側
流路25cに接続されている。
【0045】この実施の形態においても、隣接している
供給側流路と流出側流路との間に熱溜まり部32,3
3,34,35が発生するが、可動側型板6の中心を対
称とし、且つ隣接する供給側流路及び流出側流路では、
実施の形態1と同様な関係となるように設定されるもの
である。すなわち、供給側流路22及び流出側流路23
と対称位置に配置される流出側流路24b及び供給側流
路25bでは、それぞれの間隔h1及びh2が実施の形
態1と同様に設定され、流出側流路24a及び供給側流
路25aと対称位置に配置される流出側流路24及び供
給側流路25cでは、それぞれの間隔h5及びh6が実
施の形態1と同様に設定される。これにより、熱溜まり
部32,33,34,35と、キャビティ20との関係
が、各キャビティ20に対して同じとなる。
【0046】このような構造とすることにより、上下対
称及び左右対称な位置に熱溜まり部を生じることがで
き、実施の形態1に比べ金型全体での温度分布が均等に
なる。このため、温度差が極めて少なくなり、冷却が均
一となってキャビティ20間での収縮率差が少なく、キ
ャビティ間でのバラツキのない成形品を成形することが
できる。
【0047】図12〜図14はこの実施の形態の変形々
態を示す。上述したように、熱溜まり部32,33,3
4,35が上下対称、左右対称或いは回転対称に位置す
るように設定することにより、キャビティ20間での温
度差がなくなって、キャビティ20間での収縮率差が少
なり、バラツキのない成形を行うことができる。従っ
て、図12に示すように、十字状に設けられた複数のキ
ャビティ20に対して、熱溜まり部32,33,34,
35が上下左右対称の位置で生じるように温調用流路1
1を設けても良く、図13に示すように、キャビティ温
調部21を複数のキャビティ20を囲む円形に設けても
良く、図14に示すように、キャビティ温調部21を擬
似円形に設けても良い。
【0048】(実施の形態5)図15は実施の形態5を
示す。この実施の形態では、キャビティ20が可動側型
板6に対して、上下及び左右の対称位置に形成されてお
り、図示を省略するが固定側型板4も同様となってい
る。このようなキャビティ20に対して、キャビティ温
調部21が略等しい距離h3,h4となるように設けら
れており、これにより熱溜まり部32,33,34,3
5が略均等の位置に発生するようになっている。このよ
うに、上下左右対称に配置されたキャビティ部20に対
して、均一な位置に熱溜まりを生じることによって、キ
ャビティ20間の温度差が極めて少くなるため、多数個
取りのキャビティに対しても適用することができる。
【0049】(実施の形態6)図16及び図17は実施
の形態6を示し、固定側金型1及び可動側金型2のそれ
ぞれに温調用入れ子26を用いるものである。すなわ
ち、それぞれの金型1,2の型板6,7に対し、貫通穴
を中央部分に形成し、この貫通穴に温調用入れ子26を
嵌め込むものである。
【0050】それぞれの金型1,2の温調入れ子26の
内部には、キャビティ20を形成するための入れ子7,
5が設けられると共に、各キャビティ20に対して実施
の形態1と同様に配置された温調用流路11が設けられ
る。また、温調用流路11のキャビティ温調部21と連
通するUターン流路15を備えたブロック板14が温調
用入れ子26の左側面に取り付けられている。ブロック
板14を金型に挿入するため、それぞれの型板4,6に
は、逃げ溝29が形成される。図17では、可動側型板
6の逃げ溝29を示しているが、固定側型板4にも同様
な逃げ溝が形成されるものである。
【0051】温調用入れ子26はそれぞれの型板4,6
に形成した貫通穴に、断熱層27を介して嵌め込まれ
る。この断熱層27としては、型板4,6との間に隙間
を設けたり、セラミックスなどの熱伝導性の低い板材を
設けることにより形成することができる。
【0052】このような実施の形態では、型板6、4を
分割して断熱層27を設けているため、可動側型板6の
外周側および固定側型板4の外周側から熱が逃げにくく
なる。このため、キャビティ20の熱交換を効率的に行
うことができ、効率的な成型が可能となる。
【0053】(実施の形態7)図18は実施の形態7を
示す。この実施の形態では、可動側型板6(固定側型板
4も同様)に対して、単一のキャビティ20を形成する
ものである。この単一のキャビティ20に対して、キャ
ビティ温調部21が等しい距離で囲んでいると共に、可
動側型板6の3側面に設けたブロック板14のUターン
流路15がキャビティ温調部21と連通している。かか
る関係は、図11〜図14で示す実施の形態4と同様と
なっている。
【0054】従って、この形態においても、キャビティ
の中心(キャビティの外周面)と、熱溜まり部との距離
が等しくなるため、キャビティ20内で成形される成形
品の外周部は均等に熱影響を受けることができ、均等に
収縮する。このように、単一のキャビティ20に対して
も、複数の熱だまりを形成することにより、特にキャビ
ティ容量の大きな成形品に対しても均一な冷却ができ、
高精度な成形品を得ることができる。
【0055】なお、以上の実施の形態では、射出成形を
行う成形用金型に対して説明し、しかも成形材料として
樹脂を用いたこれに限定されるものではない。例えばメ
タルインジェクションに対しても適用することができ、
この場合には、材料としてアルミニウム、SUS、鉄、
ニッケル、タングステンカーバイト、コバルト、チタ
ン、マグネシウムなどを使用できる。
【0056】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、温調用流路を
通る熱媒体の伝熱による熱溜まり部がキャビティの外周
部から略等しい距離に発生するため、キャビティの温度
が均一となり、キャビティ内に充填された材料の熱分布
がばらつくことなく、安定した成形品品質で量産するこ
とができる。
【0057】請求項2の発明によれば、供給側流路及び
流出側流路が隣接すると共に、キャビティ温調部に対し
て左右又は上下又は回転対称な位置になるように設けら
れるため、これらによって生じる熱溜まり部がキャビテ
ィに対して略等しい距離となり、成形品が均一に収縮
し、成形品の寸法精度が向上する。
【0058】請求項3の発明によれば、接続流路のキャ
ビティ温調部との接続部分と、供給側流路及び流出側流
路とキャビティ温調部との接続部分とがキャビティの外
周部から略等距離に位置するため、熱溜まり部がキャビ
ティに対して略等しい距離となり、成形品が均一に収縮
して成形品の寸法精度が向上する。
【0059】請求項4の発明によれば、固定側金型及び
可動側金型の双方の熱分布がばらすくことがなくなるた
め、均一な寸法バランスで成形品を成形できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における成形用金型全体
の部分破断側面図である。
【図2】実施の形態1における可動側型板6のパーティ
ング方向からの正面図である。
【図3】実施の形態1の変形々態の部分側面図である。
【図4】実施の形態1の別の変形々態のパーティング方
向からの正面図である。
【図5】実施の形態2の部分破断側面図である。
【図6】実施の形態2のパーティング方向からの正面図
である。
【図7】図6のA−A線断面図である。
【図8】実施の形態3の成形用金型の部分破断側面図で
ある。
【図9】実施の形態3の変形々態の側面図である。
【図10】実施の形態3の別の変形々態の側面図であ
る。
【図11】実施の形態4のパーティング方向からの正面
図である。
【図12】実施の形態4の変形々態のパーティング方向
からの正面図である。
【図13】実施の形態4の別の変形々態のパーティング
方向からの正面図である。
【図14】実施の形態4のさらに別の変形々態のパーテ
ィング方向からの正面図である。
【図15】実施の形態5のパーティング方向からの正面
図である。
【図16】実施の形態6の成形用金型の部分破断側面図
である。
【図17】実施の形態6のパーティング方向からの部分
破断正面図である。
【図18】実施の形態7のパーティング方向からの正面
図である。
【図19】従来の成形用金型の正面図である。
【符号の説明】
1 固定側金型 2 可動側金型 4 固定側型板 6 可動側型板 11 温調用流路 20 キャビティ 21 キャビティ温調部 30 31 32 33 34 35 熱溜まり部
フロントページの続き (72)発明者 唐沢 逸勇 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 4F202 AH74 CA11 CB01 CN01 CN12 CN22

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対向する固定側金型及び可動側金型に
    形成したキャビティを囲むように、熱媒体の温調用流路
    が固定側金型及び可動側金型に設けられた成形用金型に
    おいて、 前記温調用流路を通る熱媒体からの伝熱により生じる熱
    溜まり部が前記キャビティの外周部から略等しい距離に
    生じるように、前記温調用流路に対して熱溜まり部が対
    称の位置に設けられていることを特徴とする成形用金
    型。
  2. 【請求項2】 前記温調用流路は、前記キャビティの外
    周部から略等しい距離になるように配置されてキャビテ
    ィを囲むキャビティ温調部と、このキャビティ温調部に
    連通すると共に金型の外周側に向かうように隣接して配
    置された熱媒体の供給側流路及び流出側流路とから構成
    されており、前記供給側流路及び流出側流路が金型の型
    開き方向との直交方向においてキャビティ温調部に対し
    て左右又は上下又は回転対称な位置になるように設けら
    れていることを特徴とする請求項1記載の成形用金型。
  3. 【請求項3】 前記キャビティ温調部は少なくとも2以
    上が接続流路によって接続されることにより前記キャビ
    ティを囲んでおり、前記接続流路のキャビティ温調部と
    の接続部分と、前記供給側流路及び流出側流路とキャビ
    ティ温調部との接続部分とが前記キャビティの外周部か
    ら略等距離に位置するように設けられていることを特徴
    とする請求項2記載の成形用金型。
  4. 【請求項4】 前記温調用流路は、固定側金型を構成す
    る固定側型板又は固定側取付板の少なくとも一つ及び可
    動側金型を構成する可動側型板、受け板又は可動側取付
    板の少なくとも一つにそれぞれ設けられていることを特
    徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の成形用金型。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015174351A (ja) * 2014-03-17 2015-10-05 コニカミノルタ株式会社 光学素子用の成形金型
JP2015174450A (ja) * 2014-03-13 2015-10-05 玉晶光電股▲ふん▼有限公司 金型装置および金型装置の製造方法

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