JPH0222026A

JPH0222026A - ディスク成形用金型

Info

Publication number: JPH0222026A
Application number: JP2188A
Authority: JP
Inventors: Junji Sone; 順治曽根
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1988-01-04
Filing date: 1988-01-04
Publication date: 1990-03-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）本発明は、光ディスクを構成するディスク基板などを成
形するディスク成形用金型に関する。

（従来の技術）従来、光ディスクのディスク基板を成形する金型は第３
図に示すように、相対向する固定側および可動側型板（
１）、（２）の内側に、それぞれ環状の入れ子（３）、
　（４）を介して、その内側に相対向する如く、一対の
ミラーブロック（５）、（６）が配設され、特にその一
方のミラーブロック−この図示例では可動側ミラーブロ
ック（６）上に、ディスク基板に記録面を転写する環状
のスタン／＜　（７）が配設されている。

このスタンパ（力は、その内周部および外周部に配設さ
れた一対の押えリング（３）、（９）によシ、上記可動
側ミラーブロック（６）上に支持されるが、通常、スタ
ンパ（７）はきわめて薄く、金型の中央部に設けられた
スプル一部（１０）を通って上記一対のミラーブロック
（５）、（６）間に射出される樹脂の流れによシ変形を
おこしやすいため、この樹脂の流れにしたがって変位可
能なように、スタンパ（力および押えリング（９）の間
にクリヤランスが設けられている。

ところで、ミラーブロック（５）　、　（６）には、渦
巻状の冷却水路αＬ（１３）が内股され、これら冷却水
路ａの。

（１３）には型板（１）　、　（２）に内股されたＬ字
状の案内水路側・・・を経由して冷却水が環流するよう
になっている。しかるに、従来の案内水路側・・・は、
第４図に示すように、型板（１）、　（２）の側面に出
入口が設けられ、型板（１）、　（２）内部を冷却水路
ａａ、ｃＬ３１へ最短距離で連結するようにＬ字状に内
股されている。そのため、型板（１，）　、　（２）内
部では、温度が不均一となシ、例えば案内水路（１４）
・・・の走行方向とこれに直交する方向とでは、温度隔
差が拡大する傾向を生じていた。このため、このような
型板（１）、（２）の温度の不均一性がミラーブロック
（５）、　（６）内部の温度の均一化を妨げる結果とな
シ、射出成形された光ディスクの厚さ不拘−及び反シの
原因と々ってぃた。

（発明が解決しようとする問題点）本発明は、上記事情を勘案してなされたもので、ミラー
ブロック（５）、（６）の成形中の温度を均一化して、
成形不良を防止するととのできるディスク成形用金型を
提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段と作用）型板を介してミ
ラーブロックに冷却する金型において、ミラーブロック
とともに型板にも冷却水路を設け、温度分布の均一化を
はかることにょシ成形不良の発生を防止したものである
。

（実施例）以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳述する。

第１図に光ディスクのディスク基板を成形する成形金型
の主要部分を、また、第２図にその一部を拡大して示す
。この成形金型は、相対向する固定側および可動側型板
（１）、（２）の内側にそれぞれ環状の入れ子（３）、
（４）が配設され、これら入れ子（３）（４）の内側に
相対向する如く一対のミラーブロック（５）、（６）が
配設されている。そして、可動側ミラーブロック（６）
上には、ディスク基板に記録面を転写するスタンパ（力
が配設され、その内周部を取囲む如くスプルーロック部
まわシに配設された内周部えリング（８）および外周部
を取囲む如く可動側入れ子（４）上に配設された外周押
えリング（９）により、ミラーブロック（６）およびこ
れら押えリング（８）、　（９）との間に所定の微小ク
リヤランスをもち、スプルー部（ｌを通って上記一対の
ミラーブロック（５）Ｉ（６）間に射出される樹脂の流
れによシ変位できるように支持されている。上記押えリ
ング（９）は、この押えリング（９）の同一円周上に形
成された複数個の段付き孔にそれぞれ装着された複数個
のねじａυによシ、上記可動側入れ子（４）の上面に着
脱自在に固定される。この外周押えリング（９）の着脱
を容易にするために、外周押えリング（９）の基端部の
リング幅ｄ１は、可動側入れ子（４）のリング幅ｄ、よ
シ狭く、ミラーブロック（６）、スタンパ（７）および
可動側型板（２）との間に、それぞれ一定幅の間隙がで
きるようになっている。しかして、ミラーブロック（５
）、　ｆ６）には、渦巻状の第１の冷却水路１，２１）
、（２’２）が内股されている。

また、型板（１）、（２）のミラーブロック＋５）、（
６）に隣接した部位には、渦巻状の第２の冷却水路（２
３）、（２４）が内部に設けられている。これら第１及
び第２の冷却水路（２１Ｊ、　（２ａ、（ハ）、（財）
は、上下方向に設けられた連結水路（２つ・・・を介し
て連通している。一方、第２の冷却水路（ハ）、Ｃ４）
の一端部は型板（１）、（２）の外周面に開口していて
導水口（ホ）、（至）となり図示せぬ給水源に接続され
るようになっている。また、連結水路の型板（１）、（
２）側は、排水口（５）、（５）となっている。

しかして、上記構成のディスク成形用金型の作動につい
て述べる。

まず、型板（１）、（２）を密着させ、溶融樹脂をスプ
ル一部０〔を経由してキャビティー（イ）中に圧入する
。

すると、溶融樹脂は、キャビティー（２０中にて冷却・
固化する。このとき、光デイスク用の情報を示すスタン
パ（力の溝が成形品（ハ）に転写される。ところで、こ
の射出成形中においては、給水源から供給された冷却水
が導水口（１）、（２Ｌ第２の冷却水路（２り。

（財）、連絡水路（ハ）、（ハ）、第１の冷却水路（２
１）、（２つ、連絡水路０ツ、＠及び排水口（５）、＠
の順に循環し、型板（ＬＬ　（２）及びミラーブロック
（５）、（６）が冷却される。

このとき、ミラーブロック（５）、（６）のみならず型
板（１）、（２）にも第２の冷却水路（ハ）、（財）が
設けられているので、型板（１）、（２）の温度が均一
化し、ミラーブロック（５）、（６）の温度分布の均一
化を妨げることがない。そのため、成形品（２ｍの同化
が均一に進行し、熱歪による反シの発生や厚さの不均一
を防止できる。

な詔、上記実施例においては、第１及び第２の水路（２
℃、■、（ハ）、■は、渦巻状であるが、扇形状、放射
状等、形状には限定されない。さらに、ミラーブロック
（５）、（６）と型板（１）、（２）との間にＢｅ　−
Ｃｕ合金板又はＣｕ板等の高熱伝導板を介挿して、両者
間の熱伝導性を向上させることによシ、−層の温度均一
化をはかることができる。

〔発明の効果〕

本発明のディスク成形用金型は、ミラーブロックのみな
らずこれを支持する型板にも冷却水路を少なくともミラ
ーブロックに隣接する部位にて均一になるように配役し
たので、型板側から冷却水をミラーブロックに給排水し
てもミラープロッ、りの湯度分布の均一化を阻害するこ
とがなくなる。

したがって、成形品の厚さの不均一や反漫を発生させる
ことが々く、成形品質の向上に寄与することがなくなる
。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の一実施例のディスク成形用
金型の要部を示す構成図、第３図及び第４図は従来技術
の説明図である。（１）。（５）。（２υ。（２３）　。（２）：型　板。（６）：ミラーブロック。Ｉ２２１＝第１の冷却水路。（２４）　：第２の冷却水路。

Claims

【特許請求の範囲】

型板にミラーブロックが保持され上記型板側からミラー
ブロックに内設された第１の冷却水路に冷却水を供給す
るディスク成形用金型において、上記型板の少なくとも
上記ミラーブロックに隣接する部位に第２の冷却水路を
ほぼ均一に内設し、上記第２の冷却水路を介して上記冷
却水の給排水を行うことを特徴とするディスク成形用金
型。