JP4081032B2 - 折り畳み式運搬用容器 - Google Patents

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本発明は、底板の周辺に側板を起立させて箱状に組み立てられ、底板上面に物品を収納して保管や運搬に供し、物品を取り出した後は、側板を底板に重ねて小さく折り畳むことのできる合成樹脂製の運搬用容器に関する。
箱状に組み立てた折り畳み式運搬用容器に物品を収納して目的地まで移送し、目的地で容器を折り畳んで元の場所まで容器を返送する場合、折り畳まれた容器の嵩が小さい程、多数の容器を集約して運ぶことができ、保管の便宜も良い。
折り畳んだ状態で容器の高さが低くなるように設けた従来の運搬用容器として、例えば図8に示されるように、底板81の両側にヒンジ部82、82を介して回転自在に連結された側板83、83を底板81上に折り重ねたときに、底板81と重なる一方の側板83が傾斜状態で倒れ、その上に重なる他方の側板83が水平状態で倒れるようにした構造のものがある(特許文献1参照)。
特開2003−20035号公報
丈の高い物品の運搬に用いるため、高さのある側板を用いて収納部が十分に深くなるように形成された容器では、折り畳んだときに底板に折り重なる相対する側板同士が面接合状態で平行に重なり合えば、折り畳んだ容器の嵩は最も小さくなる。従って、折り畳んだ側板が傾斜状態に保持される前記従来の容器は、十分に嵩が小さいものとはいえず、また、折り畳んだ容器を多段に積み重ねると、下段容器の傾斜して倒れた側板のヒンジ部に大きなストレスがかかり、この部分の劣化を早めるという問題がある。
容器を折り畳んだときに側板同士を平行に重ね合わす手段として、相対する側板のヒンジ部を上下に位置をずらして設け、両側板が底板に食い違いに倒れるようにする構造が考えられる。しかし、この構造では、相対する側板の高さ寸法が異なるため側板の共用ができず、高さの異なる二種類の側板を成形する金型が必要となって製造コストが高くなり、また、折り畳み操作は、最初に低位のヒンジ部で支持された側板、次いで高位のヒンジ部で支持された側板の順に行わなければならないため、折り畳む前に、倒す側板を一々確認する作業が必要となり、作業効率が悪いという問題がある。
他の手段として、側板を底板で回転自在に支持するヒンジ部を、底板の側縁部に縦に真っ直ぐ伸びた長穴を設けるとともに、この長穴で側板の下部に設けた回転軸を支持して、側板の回転軸が長穴に沿って上下方向へ変位可能に構成し、容器を折り畳むときに、底板を挟んで相対する側板の回転支点が上下に食い違うようにする構造が考えられる。この構造では、相対する側板を共用でき、また、何れの側板からでも折り畳みが可能となるが、折り畳んだ容器を組み立てる際に、一旦側板を長穴に沿って上方へ平行に持ち上げてからでないと、側板を回転させることができないという操作上の不都合がある。また、組み立てた容器が十分に深くなるよう、側板を底板上面に一杯に重なる大きさに形成した場合には、折れ重なった下側の側板の上端部分が上側の側板の根元部分又は底板内壁面にきっちりと当たって底板上に圧接状態で嵌り込み、そこから側板を引き起こすには圧接状態を解除する大きな力が必要となって、容器を簡単に組み立てることができなくなり、取り扱いに不便を来たすという問題がある。
本発明は従来技術の有するこのような問題点に鑑み、側板を底板上に折り重ねて畳むことのできる運搬用容器において、相対する側板をどちらからでも折り畳んで底板上に平行に折り重ねることができ、且つ折り畳まれた側板を簡易な操作で立ち上げて容器を組み立てることができるようにすることを課題とする。
前記課題を解決するため本発明の折り畳み式運搬用容器は、物品が載る収納面の周囲に支持部を立設させてなる底板と、前記支持部にヒンジ結合されて支持部上に立ち上がる相対する一方の側板と相対する他方の側板とからなり、それぞれの相対する側板が前記収納面上に折り畳まれるように構成された折り畳み式運搬用容器において、支持部の内部に当該支持部の上方内側から下方外側へ傾斜して伸びた長穴を設け、側板の下端面には側板内面側に偏った位置から下方へ突出していて先端に軸棒を有する回転軸部を設け、回転軸部の軸棒を前記長穴に係入して長穴の上縁から下縁に亘りスライド自在に支持させることにより、側板を支持部の内面から上面に亘る支持部廻りで回転可能に接続し、側板を起こす回転操作に伴い前記軸棒が長穴内を上方にスライドし、側板の下端面が支持部の上面に乗り上げて容器が組み立てられ、支持部で囲われた収納面上に側板を平行に倒して容器が折り畳まれるように構成されたことを特徴とする。
前記長穴は、容器内方へ弓形に膨らんで支持部上方から下方へ湾曲しながら傾斜した開口であることが好ましい。また、前記長穴は、スリット穴であることを特徴とする。
これによれば、容器を折り畳んだときに、各側板は底板上で互いに隙間を空けずに平行に重なり合い、容器を小さな嵩に納めることができる。容器を折り畳むため、側板を容器内方へ倒すと、側板が回転するのに伴って側板の回転軸部が長穴に沿って容器外側へ変位するので、底板上に倒れた側板の上端部と、対向する側板の根元部分や底板内壁面との間には適宜な隙間が確保され、側板が圧接状態で嵌まり込むことはない。また、容器を組み立てるため、倒れた側板に上方へ引き上げる力を加えれば、回転軸部が傾斜した長穴に沿って上方へ変位し、力をかけずに簡単に側板を回転させて、容器を組み立てることができる。長穴が円弧状に湾曲して形成されていれば、よりスムーズに側板を立ち上げることができる。
本発明の好適な一実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の折り畳み式運搬用容器の組み立て状態と折り畳み状態の外観図、図2は組み立てた容器の短手辺中央と長手辺中央における縦断半面図、図3はヒンジ部の構成を示す要部拡大断面図である。なお、図1では容器表面に表れる凹凸の図示は省略してある。
各図に示されるように、この容器は、底板1の周囲側縁に、ヒンジ部4、5を介して短手側板2、2と長手側板3、3を回転自在に連結して構成されている。
底板1は、物品が積載される平面視矩形の収納面11の周囲に、短手側板2、2を支持する支持部12、12と、長手側板3、3を支持する支持部13、13とを、それぞれ収納面11を取り囲むように一体に連ねて形成されている。
詳しくは、図2及び図3に示されるように、支持部12、13は、それぞれ収納面11の縁部から垂直に立ち上がった内面12a、13aと、内面12a、13aの上端から水平に外折れした上面12b、13bと、上面12b、13bの端部から下方へ折り返された外面12c、13cとにより下向きコ字形の断面を呈する屈曲した枠形をなし、その枠内部に前記各面と交差した補強用のリブ12d、13dを一体に設け、さらにリブ12d、13dの面内に、後述する長穴42、52を設けて形成されている。
両支持部は、支持部12の収納面11からの突出高さが支持部13の突出高さの略半分に設定され、また、支持部12の上面12bは短手側板2の厚み(Ds)、支持部13の上面13bは長手側板3の厚み(Dl)とそれぞれ略同じ厚み幅に設けてあり、両側板の下端面を上面12b、13b上に載せたときに、両側板の内外両面が両支持部の内外両面と略面一となって、両側板が両支持部上に垂直に起立して支持されるようになっている。
また、支持部13の内面13aの上部には、外面13c側へ凹んだ凹段部13eを設けてある。
短手側板2と長手側板3は、それぞれ矩形板体の周縁に、その内面21、31側から外面22、32側へ張り出したフランジ23、33を一体に設けて形成されている。
詳しくは、短手側板2は、その幅が底板1の収納面11の短手辺の長さと略同じ寸法、その高さが収納面11の長手辺の長さの3/4程度の寸法の大きさに形成され、その下端面23aに後述する回転軸部41を一体に突設させ、また、短手側板2の両側端面の上部に長手側板3の被係合部34と弾発的に係合する係合突部24をそれぞれ設け(図4参照)、内面21の下部には短手側板2のフランジ23の外端部が嵌まる凹溝25を設けてある。
また、長手側板3は、底板1の収納面11上に略一杯に重なり合う大きさ、つまりその幅が収納面11の長手辺、その高さが収納面11の短手辺の長さとそれぞれ略同じ寸法の大きさに形成され、短手側板2と同様に、その下端面33aに後述する回転軸部51を一体に突設させ、また、内面31の上部両側に短手側板2の係合突部24が弾発的に係合する被係合部34をそれぞれ設け、内面31の下部には外面32側へ凹んだ凹面部35を設けてある。
ヒンジ部4は、底板1に短手側板2を回転自在に連結し、図3(A)に示されるように、短手側板2の下端面23aに突設した回転軸部41と、支持部12のリブ12dに設けたスリット状の長穴42により構成されている。また、ヒンジ部5は、底板1に長手側板3を回転自在に連結し、同図(B)に示されるように、長手側板3の下端面33aに突設した回転軸部51と、支持部13のリブ13dに設けたスリット状の長穴52により構成されている。
詳しくは、ヒンジ部4の回転軸部41は、短手側板2の下端面23aの中心より内面21側へ偏った位置から下方へ適宜な長さ垂下した突片41aの先端に、下端面23aと平行に伸びた軸棒41bを一体に設けてなっている。また、長穴42は、リブ12dの面内に、軸棒41bが略一杯に嵌まる大きさの幅を有し、支持部12の内面12aと上面12bとの角部付近から、容器内方へ弓形に膨らみながら適宜な曲率半径で湾曲しつつ外面12c側へ下り傾斜した、斜めに伸びた円弧状の開口を形成してなっている。長穴42の高さ(Hs)は、短手側板2の厚み(Ds)と略同じとしてある。
そして、ヒンジ部4は、長穴42に係入した回転軸部41の軸棒41bを支持して短手側板2を底板1の短手辺と平行に連結し、且つ内面12aから上面12bに至る支持部12の廻りで短手側板2を回転自在に支持するようになっている。また、短手側板2を収納面11と平行になるまで回転させた状態で、長穴42に係入した軸棒41bを、長穴42の上縁から下縁に亘ってスライド自在に支持し、回転軸部41の位置を上下方向及び水平方向へ変位させることができるようになっている。
また、ヒンジ部5の回転軸部51は、長手側板3の下端面33aの中心より内面31側へ偏った位置から下方へ適宜な長さ垂下した突片51aの先端に、下端面33aと平行に伸びた軸棒51bを一体に設けてなっている。また、長穴52は、リブ13dの面内に、軸棒51bが略一杯に嵌まる大きさの幅を有し、支持部13の内面13aと上面13bとの角部付近から、容器内方へ弓形に膨らみながら適宜な曲率半径で湾曲しつつ外面13c側へ下り傾斜した、斜めに伸びた円弧状の開口を形成してなっている。長穴52の高さ(Hl)は、長手側板3の厚み(Dl)と略同じとしてある。
そして、ヒンジ部5は、ヒンジ部4と同様に、長穴52に係入した回転軸部51の軸棒51bを支持して長手側板3を底板1の長手辺と平行に連結し、且つ内面13aから上面13bに至る支持部13の廻りで長手側板3を回転自在に支持するようになっている。また、長手側板3を収納面11と平行になるまで回転させた状態で、長穴52に係入した軸棒51bを、長穴52の上縁から下縁に亘ってスライド自在に支持し、回転軸部51の位置を上下方向及び水平方向へ変位させることができるようになっている。
なお、図示されないが、ヒンジ部4、5は、それぞれ支持部12と支持部13に沿って適宜な間隔を離して複数箇所に設けてある。
これらの部材により構成される本形態の容器は、短手側板2、2と長手側板3、3をそれぞれ支持部12、12と支持部13、13上に立ち上げ、両短手側板の係合突部24、24を両長手側板の被係合部34、34にそれぞれ係合し、隣接側板同士を一体に連結して組み立てられる。組み立てられた容器は、図1に示されるように、底板1の収納面11上が広く開放するとともに、その廻りで高さのある短手側板2、2と長手側板3、3とが垂直に起立し、丈の高い物品を収納して運搬したり保管したりすることができる。
また、容器の折り畳み操作は、以下のようにして行うことができる。
図4に示されるように、折り畳みは短手側板2、2から行ない、先ず、短手側板2のどちらかを容器内方へ押し倒す。このとき、短手側板2を外側から押して弾発性を備えた係合突部24に力が加われば、係合突部24が被係合部34から外れ、短手側板2はヒンジ部4を軸として容器内方へ回転する。この時の回転支点は長穴42の上縁となる(同図(A))。
短手側板2を、その先端が収納面11に当たるまで回転させ、同板から手を離せば、短手側板2の重みにより軸棒41bが長穴42に沿って下方へスライドし、短手側板2の元端部側が下方へ変位して、短手側板2は収納面11に平行に重なり合う(同図(B)、(C))。重なり合った位置で軸棒42bは長穴42の下縁に位置する。
そして、他方の短手側板2も同様に容器内方へ押し倒せば、収納面11と重なった短手側板2の上面に平行に重なり合い、両板は収納面11を挟んで相対する支持部12、12の間に水平に倒れて納まる(同図(D))。
短手側板2、2を折り畳んだならば、図5に示されるように、長手側板3、3を折り畳む。
先ず、長手側板3のどちらかを容器内方へ押し倒し、ヒンジ部5を軸に回転させる。長手側板3は収納面11と略同じ大きさであるが、支持部13に凹段部13eが、長手側板3の内面31に凹面部35がそれぞれ設けてあるので、長手側板3が収納面11と平行に倒れても、その先端が対向する支持部13や長手側板3に衝突することはない。この時の回転支点は長穴52の上縁となる(同図(A))。
長手側板3を、その先端が支持部13の凹段部13eに係止するまで回転させ、同板から手を離せば、長手側板3の重みにより軸棒51bが長穴52に沿って下方へスライドし、長手側板3の元端部側が下方へ変位して、同側の支持部13の凹段部13eに係止する。両端が凹段部13e、13eに係止された長手側板3は、収納面11上に重なり合った前記短手側板2、2の上面に平行に重なる(同図(B)、(C))。重なった位置で軸棒52bは長穴52の下縁に位置する。
そして、他方の長手側板3も同様に容器内方へ押し倒せば、収納面11上に倒れた長手側板3の上面に平行に重なり合い、両板は収納面11を挟んで相対する支持部13、13の間に水平に倒れて納まる(同図(D))。
折り畳まれた容器は、図6に示されるように、収納面11上に短手側板2、2と長手側板3、3とが、互い上下に隙間を空けずに平行に重なり合って小さな嵩に納められ、そのまま容器を多段に重ね、集約して運搬し、保管することが可能である。
また、容器の組み立ては、折り畳み操作と逆の手順で行うことができる。この際、折り畳まれた短手側板2と長手側板3は、ともに圧接状態で嵌まり込んではいないので、両側板を簡単に引き上げることが可能である。
容器の組み立ては、最初に長手側板3、3を立ち上げ、次いで短手側板2、2を立ち上げて行い、それぞれ上下に相重なった側板の内、上段の側板は、当該側板の端部を把持して持ち上げれば、長穴42、52の上縁に係入した軸棒41b、51bを支点に回転して、そのまま支持部12、13の上面12b、13bに乗り上げ、両支持部上に起立させることができる。
また、同様に、下段の側板もそれぞれ端部を把持して持ち上げれば、そのまま支持部12、13の上面12b、13bに乗り上げさせて、両支持部上に起立させることができる。
すなわち、図7は下段の短手側板2を引き上げる状態を示しているが、収納面11上に重なった短手側板2の先端を上方へ引き上げると、その下端面23aが支持部12の内面12aに当たる。このとき、長穴42の下縁に係入している軸棒41bには、容器内方へ水平に引張る力Fがかかる。この力Fは、長穴42が傾斜しているため、軸棒41bの中心とその周面が長穴42の周面と接した点を結ぶ方向の力F1と、軸棒41bを上方へ押す力F2とに分解され、この力F2によって軸棒41bは長穴42に沿って上方へ押し上げられる。そして、そのまま短手側板2を引き上げ続ければ、短手側板2は軸棒41bを支点に容器外側に向かって回転しながら、軸棒41bが長穴42に沿って上方へ変位するのに伴って下端面23aが支持部12の周面に沿って上方へ持ち上がり、支持部12の上面12bに乗り上がり、支持部12上に起立する。
長手側板3、3、短手側板2、2の順に立ち上げたならば、両短手側板を両長手側板の間に押し込めば、係合突部24と被係合部34が弾発的に係合して隣接側板同士が一体化し、容器は上面を開口した箱状に組み立てられる。
このように、容器を組み立てる際、側板の回転軸の位置を確認したり、回転させる前に側板を上方へ持ち上げたりする操作は一切不要であり、側板を持ち上げ、ヒンジ部4、5を軸として回転させるという簡単な操作で組み立てることが可能である。
なお、図示した形態では、容器周辺の全てのヒンジ部を、回転軸部と長穴により構成したが、二対の側板の内の一方のヒンジ部のみが前記構成であってもよい。また、長穴はスリット状に設けたが、回転軸部を回転自在に且つ変位自在に支持する構成であれば他の形状に設けてもよい。図示した容器の形態は一例であり、本発明は他の適宜な形態で構成可能である。
本発明の一実施形態の折り畳み式運搬用容器の組み立て状態と折り畳み状態の外観図である。 図1の組み立てた容器の短手辺中央(A)と長手辺中央(B)における縦断半面図である。 (A)は短手辺側、(B)は長手辺側のそれぞれヒンジ部の構成を示す要部拡大断面図である。 短手側板の折り畳み操作を説明するための図である。 長手側板の折り畳み操作を説明するための図である。 図1の折り畳んだ容器の短手辺中央(A)と長手辺中央(B)における縦断面図である。 容器を組み立てる際、下段の側板を引き上げる操作で軸部にかかる力の作用を説明するための図である。 従来の折り畳み式運搬用容器の断面図である。
符号の説明
1 底板、11 収納面 12、13 支持部、2 短手側板、3 長手側板、4、5 ヒンジ部

Claims (3)

  1. 物品が載る収納面の周囲に支持部を立設させてなる底板と、前記支持部にヒンジ結合されて支持部上に立ち上がる相対する一方の側板と相対する他方の側板とからなり、それぞれの相対する側板が前記収納面上に折り畳まれるように構成された折り畳み式運搬用容器において、
    支持部の内部に当該支持部の上方内側から下方外側へ傾斜して伸びた長穴を設け、
    側板の下端面には側板内面側に偏った位置から下方へ突出していて先端に軸棒を有する回転軸部を設け、
    回転軸部の軸棒を前記長穴に係入して長穴の上縁から下縁に亘りスライド自在に支持させることにより、側板を支持部の内面から上面に亘る支持部廻りで回転可能に接続し、
    側板を起こす回転操作に伴い前記軸棒が長穴内を上方にスライドし、側板の下端面が支持部の上面に乗り上げて容器が組み立てられ、支持部で囲われた収納面上に側板を平行に倒して容器が折り畳まれるように構成されたことを特徴とする折り畳み式運搬用容器。
  2. 長穴は、容器内方へ弓形に膨らんで支持部上方から下方へ湾曲しながら傾斜した開口であることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式運搬用容器。
  3. 長穴は、スリット穴であることを特徴とする請求項1又は2に記載の折り畳み式運搬用容器。
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