JP4075159B2 - 自動車のステアリング構造 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ステアリングシャフトの上端部にステアリングホイールを有し、このステアリングホイールには衝撃を吸収する衝撃吸収部が備えられたような自動車のステアリング構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上述例の自動車のステアリング構造としては、例えば、特開平9−104349号公報に記載の構造がある。
【0003】
すなわち、円環状のリング部を有するステアリングホイールを設け、このステアリングホイールの円環状のリング部においてその下側半分の部分を他の部位に対して塑性変形しやすく構成し、この塑性変形しやすい衝撃吸収部で車両衝突時の衝撃荷重を吸収するように構成したものである。
【0004】
このように、衝撃吸収部を有するステアリングホイールを備えた自動車のステアリング構造においては、車両衝突時に前傾姿勢となる乗員を適正に保護するために、上述のホイール部の衝撃吸収部が衝突時において乗員に対応する適切な位置に設定されることが要請される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、衝撃吸収部を有するステアリングホイールと、ステアリングシャフトの周囲を覆うカバー部材と、ステアリングシャフトの下部を支持する第1支持部材と、上記第1支持部材よりも上方位置でステアリングシャフトを支持する第2支持部材とを備え、上記第1支持部材は、上記カバー部材のフロント側にてボディ側に取付けられると共に、所定値以上の荷重が作用したとき、ボディ側がステアリングシャフトに接近する方向へ相対移動可能とする相対移動許容部を有し、上記第2支持部材には車両の衝突時に、所定値以上の荷重が作用した時、ステアリングシャフトを車体前方側へ移動させることにより、該ステアリングシャフトを起立する方向へ移動可能とする移動許容部を有することで、第2支持部材に所定値以上の荷重が作用する衝突時に、ステアリングシャフトを車体前方側へ移動させて、このステアリングシャフトを起立させ、ステアリングホイールの衝撃吸収部を前傾姿勢となる乗員に対応して適切な位置に設定することができ、しかも、第1支持部材に対して所定値以上の荷重が作用すると、その相対移動許容部にてステアリングシャフト下部の後退を阻止して、ステアリングシャフトの過度な起立移動を防止することができ、これにより、乗員保護性能の向上を図ることができる自動車のステアリング構造の提供を目的とする。
【0006】
この発明の一実施態様は、ステアリングシャフトの外周を覆うカバー部材の下端部が車両衝突時に車体後方側へ移動しようとするのを規制することで、ステアリングシャフトの必要以上の起立移動を抑制し、ステアリングホイールの衝撃吸収部の位置を安定させることができる自動車のステアリング構造の提供を目的とする。
【0007】
この発明の一実施態様は、操舵力を伝達する伝達シャフト部材に車体前後方向への伸縮を許容する伸縮機構を設けることで、車両衝突時に伸縮機構にて伝達シャフト部材を収縮させて、ステアリングホイールに設けられた衝撃吸収部がホイールセンタを中心として不要な方向に回動することを防止し、乗員保護性能のさらなる向上を図ることができる自動車のステアリング構造の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明による自動車のステアリング構造は、衝撃吸収部を有するステアリングホイールと、ステアリングシャフトの周囲を覆うカバー部材と、ステアリングシャフトの下部を支持する第1支持部材と、上記第1支持部材よりも上方位置でステアリングシャフトを支持する第2支持部材とを備え、上記第1支持部材は、上記カバー部材のフロント側にてボディ側に取付けられると共に、所定値以上の荷重が作用したとき、ボディ側がステアリングシャフトに接近する方向へ相対移動可能とする相対移動許容部を有し、上記第2支持部材は車両の衝突時に、所定値以上の荷重が作用した時、ステアリングシャフトを車体前方側へ移動させることにより、該ステアリングシャフトを起立する方向へ移動可能とする移動許容部を有することを特徴とする。
【0009】
この発明の一実施態様は、上記ステアリングシャフトは該シャフトの外周を覆うカバー部材を備え、車体部材には上記カバー部材の下端部に係合して該カバー部材の車体後方側への移動を規制する規制部材が設けられたことを特徴とする。
【0010】
この発明の一実施態様は、上記ステアリングシャフトの下端に連結され操舵力を伝達する伝達シャフト部材に車体前後方向への伸縮を許容する伸縮機構が設けられたことを特徴とする。
【0011】
【発明の作用及び効果】
この発明によれば、上述の衝撃吸収部を有するステアリングホイールを備えてなるステアリングシャフトは第1支持部材と第2支持部材とで支持されているが、車両の衝撃時に第2支持部材に対して所定値以上の荷重が作用すると、その移動許容部はステアリングシャフトを車体前方側へ移動させることにより、該ステアリングシャフトを起立する方向へ移動可能とする。
【0012】
この結果、ステアリングシャフトが同方向に起立して、ステアリングホイールの衝撃吸収部を前傾姿勢となる乗員に対応して、適切な位置に設定することができ、乗員保護性能の向上を図ることができる効果がある。
【0013】
しかも、第1支持部材は、上記カバー部材のフロント側にてボディ側に取付けられると共に、所定値以上の荷重が作用したとき、ボディ側がステアリングシャフトに接近する方向へ相対移動可能とする相対移動許容部を有しているので、車両の衝突時に第1支持部材に対して所定値以上の荷重が作用すると、その相対移動許容部にてステアリングシャフト下部の後退を阻止することができる。
この結果、ステアリングシャフトの過度な起立移動を防止して、ステアリングシャフトの必要以上の起立が抑制され、該ステアリングホイールの衝撃吸収部の位置を安定させることができる。
【0014】
この発明の一実施態様によれば、車両の衝突時にはステアリングシャフトの外周を覆うカバー部材の下端部が車体後方側へ移動しようとするが、この移動を上述の規制部材で規制することができる。
このため、ステアリングシャフトの必要以上の起立移動が抑制されて、ステアリングホイールの衝撃吸収部の位置を安定させることができる効果がある。
【0015】
この発明の一実施態様によれば、ステアリングホイールの操舵力はステアリングシャフトおよびその下端の伝達シャフト部材を介して伝達されるが、車両の衝突時には上述の伸縮機構により伝達シャフト部材を収縮させることができる。
【0016】
このため、ステアリングシャフト上端部のステアリングホイールに設けられた衝撃吸収部がホイールセンタを中心として左右の不要な方向に回動することが防止でき、乗員保護性能のさらなる向上を図ることができる効果がある。
【0017】
【実施例】
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は自動車のステアリング構造を示し、図1において、この自動車のステアリング構造は、ステアリングシャフト1の外周をカバー部材としてのステアリングコラム2で覆うと共に、ステアリングシャフト1の上端部にはステアリングホイール3を取付けている。
【0018】
上述のステアリングホイール3は図1、図2に示すようにホイールボス部3aと円環状のリング部3bとを有し、このリング部3bの下側半分の部分は、例えば、中空芯材等により他部に比較して脆弱に形成されて車両衝突時に乗員荷重(特に胸部の荷重)を受け止めて図2に仮想線αで示す如く変形する衝撃吸収部4が形成されている。
【0019】
また、上述のホイールボス部3aの所定部は車両衝突時に前傾姿勢となる乗員の顔部を受け止めて保護すべく変形可能なパッドにて構成された衝撃吸収部5が設けられている。
【0020】
一方、上述のステアリングシャフト1の下端には連結部材6および原動ベベルギヤ7を介して伝達シャフト8を連動連結している。
この伝達シャフト8はその前端に上述の原動ベベルギヤ7と噛合する従動ベベルギヤ9を有し、この従動ベベルギヤ9と後端部材15との間が車体前後方向に沿って、斜め後方下方に指向するように配置されている。
【0021】
また、上述の伝達シャフト8は前部ロッド10と後部ロッド11とを備え、これら両ロッド10,11間には車体前後方向への伸縮を許容する伸縮機構12が設けられている。
【0022】
この実施例では、前部ロッド10に対して内径部にスプライン孔を有するスプライン筒13を連結し、後部ロッド11にはスプライン軸14を一体または一体的に形成して、スプライン嵌合による伸縮機構12を設けているが、他の伸縮機構を採用してもよい。
【0023】
而して、ステアリングホイール3の操舵力は、ステアリングシャフト1から連結部材6、各ベベルギヤ7,9を介して伝達シャフト8に伝達された後に、後部ロッド11のリヤ側に設けられた後端部材15からステアリングギヤ、タイロッド、ナックルアームを介してトラック等のキャブオーバタイプの車両の左右の前車輪に伝達される。
【0024】
ところで、上述のステアリングシャフト1はその外周のステアリングコラム2を介してその下部が第1支持部材16(以下、ロア支持部材と略記する)で支持されると共に、このロア支持部材16よりも、上方位置が第2支持部材17(以下、アッパ支持部材と略記する)で支持されている。
【0025】
まず、図3、図4、図5を参照してアッパ支持部材17の構成について述べる。
このアッパ支持部材17は、ステアリングコラム2のフロント側面に溶接固定された断面門形状のインナブラケット18と、側面視L字状の上部部材19と断面門形状の下部部材20とを接合手段により一体化したボディ側のアウタブラケット21とを備え、インナブラケット18の左右両外側部にアウタブラケット21の下部部材20を被せると共に、この下部部材20に穿設形成された長孔22,22を利用して、ボルト23、ナット24でインナブラケット18とアウタブラケット21とを連結している。
【0026】
上述の上部部材19には図5に示すように取付け孔25,25が形成されており、この取付け孔25,25を利用して、図1に示す如くアウタブラケット21がボルト、ナット26によりステアリング支持ブラケット27に取付けられている。
【0027】
このステアリング支持ブラケット27はステアリング支持メンバ28に溶接固定されたもので、このステアリング支持メンバ28は車幅方向に延びて、その両端部がボディのピラー部等に連結され、車両衝突時において後退しにくいメンバである。
【0028】
ここで、上述の長孔22はアッパ支持部材17に所定値以上の荷重が作用した時、ステアリングシャフト1およびステアリングコラム2を車体前方側に移動可能とする移動許容部であって、上述の荷重設定はボルト23、ナット24による締付け力にて調整される。
【0029】
次に図6、図7を参照してロア支持部材16の構成について述べる。
このロア支持部材16は、ステアリングコラム2のフロント側面に溶接固定され、左側壁29a、右側壁29b、上側壁29c、背部側壁29dを有する角形のコラム側ブラケット29と、接合フランジ部30a,30aがボルト、ナット31(図1参照)によりフロアパネル32に取付けられた断面門形状のボディ側ブラケット30とを備えている。
【0030】
上述のボディ側ブラケット30には衝突時の荷重入力方向に沿って長孔33,33が穿設形成されており、この長孔33,33を利用して、ボルト34、ナット35でボディ側ブラケット30とコラム側ブラケット29とを連結している。
【0031】
ここで、上述の長孔33はロア支持部材16に所定値以上の荷重が作用した時、ステアリングシャフト1およびステアリングコラム2に対してボディ側ブラケット30を相対的な車体後方側へ移動可能とする相対移動許容部であって、上述の荷重設定はボルト34、ナット35による締付け力にて調整される。
次に図6、図8、図9を参照して、上述のステアリングコラム2の車体後方側への移動を規制する移動規制構造について述べる。
【0032】
上述のステアリングコラム2の下端と対応するようにフロアパネル32の上面にはカップ部材36をボルトアップしている。
そして、このカップ部材36のリヤ側上面部にはブラケット37を溶接手段にて一体的に接合固定している。
【0033】
上述のブラケット37はカップ面に沿う主面部37aと、この主面部37aの左右両側に一体形成されたリブ片37b,37cと、一方のリブ片37cからカップ面に沿ってフロント側へ延設された延設部37dと、上述の主面部37aからフロント側へ向けて一体連設された逆L字状の係止爪38とを備えている。
【0034】
一方、上述のステアリングコラム2の下端部背面側には係止孔2aを開口し、この係止孔2aに規制部材としての係止爪38を係入させて、ステアリングコラム2の車体後方側への移動を規制すべく構成している。
【0035】
このように構成した自動車のステアリング構造の作用について説明する。
通常時(非衝突時)にあってはステアリングシャフト1はロア支持部材16とアッパ支持部材17とで支持されており、ステアリングホイール3の操舵力は各要素1,6,7,9,8を介してステアリングギヤに伝達された後に、タイロッド、ナックルアームを介して前車輪に伝達される。
【0036】
ところで、車両の衝突時にアッパ支持部材17、ロア支持部材16に対して所定値以上の荷重が作用すると、ロア支持部材16側においてはボディ側ブラケット30がその長孔33によりコラム側ブラケット29およびステアリングコラム2に接近する方向へ相対移動して、ステアリングコラム2下部およびステアリングシャフト1下部の後退を抑止する。
【0037】
しかも、アッパ支持部材17側においてはボディ側のアウタブラケット21の長孔22に沿って、コラム側のインナブラケット18、ステアリングコラム2およびステアリングシャフト1を車体前方側に移動可能とするので、ステアリングシャフト1は図10に示す仮想線位置(通常時の状態)から同図の実線位置(衝突時の状態)へ起立して、ステアリングホイール3を水平方向に向けて変位させる。
【0038】
この結果、ステアリングホイール3の各衝撃吸収部4,5を前傾姿勢となる乗員に対応して適切な位置に設定することができて、乗員保護性能の向上を図ることができる。
【0039】
また、上述の車両の衝突時にはステアリングコラム2の下端部が車体後方側に移動しようとするが、該ステアリングコラム2下端部の係止孔2aに係入させた係止爪38で、その移動を規制するので、ステアリングコラム2およびステアリングシャフト1の必要以上の起立移動を抑制することができる。
【0040】
さらに、車両の衝突時においては前述の伝達シャフト8の中途部に設けた伸縮機構12により伝達シャフト8を収縮させることができるので、原動ベベルギヤ7が従動ベベルギヤ9に沿って不要な方向に回動するのを防止でき、この結果、ステアリングホイール3の所定部に設けられた衝撃吸収部4,5がホイールセンタを中心として左右方向に位置ずれするのを阻止し、これら衝撃吸収部4,5による乗員保護性能をより一層向上させることができる。
【0041】
以上要するに、上記実施例の自動車のステアリング構造によれば、上述の衝撃吸収部4,5を有するステアリングホイール3を備えてなるステアリングシャフト1はロア支持部材16とアッパ支持部材17とで支持されているが、車両の衝撃時にアッパ支持部材17に対して所定値以上の荷重が作用すると、その移動許容部(長孔22参照)はステアリングシャフト1を車体前方側に移動可能とする。
【0042】
この結果、ステアリングシャフト1が図10に実線で示す如く同方向に起立して、ステアリングホイール3の衝撃吸収部4,5を前傾姿勢となる乗員に対応して、適切な位置に設定することができ、乗員保護性能の向上を図ることができる効果がある。
【0043】
また、車両の衝突時にはステアリングシャフト1の外周を覆うステアリングコラム2の下端部が車体後方側へ移動しようとするが、この移動を上述の規制部材(係止爪38参照)で規制することができる。
このため、ステアリングシャフト1の必要以上の起立移動が抑制されて、ステアリングホイール3の衝撃吸収部4,5の位置を安定させることができる効果がある。
【0044】
さらに、上述のロア支持部材16にはステアリングシャフト1の下部に対して相対的な移動を可能とする相対移動許容部(長孔33参照)を設けたので、車両の衝突時にロア支持部材16に対して所定値以上の荷重が作用すると、その相対移動許容部(長孔33参照)にてステアリングシャフト1下部の後退を抑止することができる。
この結果、ステアリングシャフト1の過度な起立移動を防止することができる効果がある。
【0045】
加えて、ステアリングホイール3の操舵力はステアリングシャフト1およびその下端の伝達シャフト8を介して伝達されるが、車両の衝突時には上述の伸縮機構12により伝達シャフト8を図10に示す如く収縮させることができる。
【0046】
このため、ステアリングシャフト1上端部のステアリングホイール3に設けられた衝撃吸収部4,5がホイールセンタを中心として左右の不要な方向に回動することが防止でき、乗員保護性能のさらなる向上を図ることができる効果がある。
【0047】
図11は自動車のステアリング構造の他の実施例を示し、前部ロッド10の後部にスプライン軸14を設け、後部ロッド11の前部にスプライン筒13を設けて、スプライン嵌合による伸縮機構12を形成し、この伸縮機構12を伝達シャフト8の中途部に介設したものである。
【0048】
このように図1の構成に対してスプライン軸14、スプライン筒13の前後位置関係を逆に設定しても、先の実施例と同様の作用、効果を奏するので、図11において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
【0049】
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の第1支持部材は、実施例のロア支持部材16に対応し、
以下同様に、
第2支持部材は、アッパ支持部材17に対応し、
移動許容部は、長孔22に対応し、
カバー部材は、ステアリングコラム2に対応し、
車体部材は、カップ部材36に対応し、
規制部材は、係止爪38に対応し、
相対移動許容部は、長孔33に対応し、
伝達シャフト部材は、伝達シャフト8に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の自動車のステアリング構造を示す側面図。
【図2】 ステアリングホイールの正面図。
【図3】 図1の要部拡大図。
【図4】 図3のA−A線矢視断面図。
【図5】 図3のB−B線矢視断面図。
【図6】 図1の要部拡大断面図。
【図7】 図6のC−C線矢視断面図。
【図8】 カップ部材の拡大側面図。
【図9】 カップ部材のブラケットを示す平面図。
【図10】 衝突時の説明図。
【図11】 本発明の自動車のステアリング構造の他の実施例を示す側面図。
【符号の説明】
1…ステアリングシャフト
2…ステアリングコラム(カバー部材)
3…ステアリングホイール
4,5…衝撃吸収部
8…伝達シャフト(伝達シャフト部材)
12…伸縮機構
16…ロア支持部材(第1支持部材)
17…アッパ支持部材(第2支持部材)
22…長孔(移動許容部)
33…長孔(相対移動許容部)
36…カップ部材(車体部材)
38…係止爪(規制部材)

Claims (3)

  1. 自動車のステアリング構造であって、
    衝撃吸収部を有するステアリングホイールと、
    ステアリングシャフトの周囲を覆うカバー部材と、
    ステアリングシャフトの下部を支持する第1支持部材と、
    上記第1支持部材よりも上方位置でステアリングシャフトを支持する第2支持部材とを備え、
    上記第1支持部材は、上記カバー部材のフロント側にてボディ側に取付けられると共に、所定値以上の荷重が作用したとき、ボディ側がステアリングシャフトに接近する方向へ相対移動可能とする相対移動許容部を有し、
    上記第2支持部材は車両の衝突時に、所定値以上の荷重が作用した時、ステアリングシャフトを車体前方側へ移動させることにより、該ステアリングシャフトを起立する方向へ移動可能とする移動許容部を有することを特徴とする
    自動車のステアリング構造。
  2. 上記ステアリングシャフトは該ステアリングシャフトの外周を覆うカバー部材を備え、
    車体部材には上記カバー部材の下端部に係合して該カバー部材の車体後方側への移動を規制する規制部材が設けられた
    請求項1記載の自動車のステアリング構造。
  3. 上記ステアリングシャフトの下端に連結され操舵力を伝達する伝達シャフト部材に車体前後方向への伸縮を許容する伸縮機構が設けられた
    請求項1記載の自動車のステアリング構造。
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