JP4073887B2 - トランクリッドの建て付け構造及びトランクリッドの取付方法 - Google Patents
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Description
これは、トランクリッドに固定したヒンジアームを揺動可能に車体パネルに取り付けると共に、このヒンジアームにリンクの一端を揺動可能に取り付け、このリンクの他端にトーションバーのクランク部を係合させるようにしている。
前記トランクアームは、前記トランクリッドに固定されるアーム本体(例えば、実施形態におけるアーム本体12)と車体パネルに回動自在に設けられる回動アーム(例えば、実施形態におけるアームブラケット16)とを備え、前記アーム本体と前記回動アームとの連結部で位置調整可能に設けられており、
前記建て付け治具は前記回動アームと前記トランクリッドとの間に連結され、前記アーム本体と前記回動アームとの前記連結部で位置調整を行った後に取り外されることを特徴とする。
このように構成することで、車体パネルに建て付け治具を介して建て付け調整をしてトランクリッドを取り付け、その後トランクリッドと車体パネルとをトランクアームで連結し、前記治具を取り外せば、トランクリッドを車体パネルに対して位置決めして取り付けることが可能となる。
このように構成することで、トランクリッドを自動開閉可能にしたときに、トランクアームの組み付けは駆動手段との位置決めを含めて高い精度で行うことができる。
このように構成することで、アーム本体をトランクリッド側に取り付けると共に、回動アームを車体パネル側に取り付けて、これらアーム本体と回動アームとを係合部で仮り止めしてトランクリッドと車体パネルとの間にトランクアームを取り付けることが可能となる。
前記トランクアームは、前記トランクリッドに固定されるアーム本体と車体パネルに回動自在に設けられる回動アームとを備え、前記アーム本体と前記回動アームとの連結部で位置調整可能に設けられており、
前記建て付け治具は前記回動アームと前記トランクリッドとの間に連結されるものであり、前記回動アームに前記建て付け治具を取り付けた状態で、前記回動アームを車体側に連結し、前記建て付け治具を前記トランクリッド側に連結し、前記トランクリッドに前記アーム本体を締め付けると共に前記回動アームと前記アーム本体との前記連結部で位置調整を行った後に前記連結部を締め付け固定し、前記建て付け治具を前記回動アームと前記トランクリッドから取り外すことを特徴とする。
図1に示すように、車体後部のトランクルーム1の上部にはトランクルーム開口部2が形成されている。このトランクルーム開口部2は、トランクルーム1の上部から後側部のリヤエンドパンネル3を凹状に切り欠いた範囲に形成されたもので、開口フランジ部4にはトランクリッド5の裏面に密接するトランクウェザーストリップ6が取り付けられている。このトランクルーム開口部2にトランクリッド5がトランクアーム7を介して開閉可能に支持されている。開口フランジ部4の周囲にはガーター部8が設けられ、トランクリッド5閉時においてトランクリッド5と車体パネル9とのパーティング部から浸入した水がこのガーター部8を通って下方に排水ガイドされるようになっている。尚、図1中10はリヤパーセル(車体パネル)を示す。
具体的には、モータ22を備えた駆動ユニット21の回転軸23に第1リンク19が支持され、第1リンク19の先端に第2リンク20が回動可能に支持され、第2リンク20の先端が前記アームブラケット16の略中途部に回動可能に支持されている。
ここで、前記取付座24はブラケット13のトランクリッド取付面の中央部よりも高い位置となるように段差部29を介在させて形成されフラットな部位を確保している。この段差部29によって、前記ミグ溶接により生じた熱ひずみをトランクリッド取付面の中央側のみにとどめ、前記取付座24へ影響を与えないようになっている。
そして、ブラケット13のトランクリッド取付面とは反対側に筒状で蛇腹状のゴム製のシール部材30が取り付けられている。
また、前記ガーター部8の車体パネル9にはトランクアーム7のアーム本体12の挿通孔11の周囲に、上方に突出するゴム製で潰れ変形可能な蛇腹状のカバー部材31が取り付けられている。
前記アーム本体12、アームブラケット16及びブラケット13とでトランクアーム7を構成している。
図5においてアーム本体12の下部は車室外側の外壁がカットされ(図4参照)ここに内壁が露出しており、この露出している車室内側の外壁32に外側からブラケット33が溶接により固定されている。このブラケット33はアーム本体12の下部の車室内部分に取り付けられる取付面34と、この取付面34の下部に設けられ、前記アーム本体12に回り込むようにして設けられたフランジ部35とを備え、前記取付面34が溶接によりアーム本体12の車室内側に固定されている。また、ブラケット33にはアーム本体12の延長線上に延びるフック部36が形成され、このフック部36に図示しないハーネス類を係止するようになっている。
アームブラケット16にはヒンジセンタ18の反対側に位置する基部であって、前記ブラケット33の係合爪38を挟む位置にアーム本体12の取付孔40,40が形成されている。また、このアームブラケット16には基部側からヒンジセンタ18側に向けて2つの治具取付孔41,41が形成されている。尚、アームブラケット16のトランクリッド5側の側縁には補強用の折り曲げ部42が形成されている。
同図においてリヤウインドウガラス43の下方に配置されたリヤパーセル10に、ブラケット44をボルト51により固定してヒンジセンタ18が設定され、このヒンジセンタ18にアームブラケット16の先端部が回動可能に支持されている。アームブラケット16の基部の前記取付孔40,40にはアーム本体12がボルト17により固定されている。そして、前記アームブラケット16とトランクリッド5との間に治具39が着脱可能に取り付けられるようになっている。
トランクリッド5を車体に取り付ける場合には、図7に示すように、アームブラケット16の治具取付孔41,41に治具39の前端部の前端取付孔47,47をボルト46により締め付ける。そして、このように一体化された、治具39とアームブラケット16とを車体とトランクリッド5に取り付ける。具体的には、アームブラケット16をブラケット44、ボルト51を介してリヤパーセル10に固定すると共に、治具39の後端部の後端取付孔50にボルト49を挿通してトランクリッド5のインナーパネル14の治具取付部48に締め付ける。このとき、治具39の前端部や後端部においてボルト46,49を緩めて車体のトランクルーム開口部2とトランクリッド5との建て付け調整を行ってトランクリッド5を固定する。
そして、前記アームブラケット16の取付孔40,40にボルト17,17を挿入してアーム本体12とアームブラケット16とを締め付け固定する。尚、この締め付けにあたっては、アーム本体12側の図示しない取付孔とアームブラケット16側の取付孔40とがある程度余裕を持って位置調整できるようになっている。
そして、前記治具39の前端部をボルト46を緩めてアームブラケット16から取り外し、治具39の後端部をボルト49を緩めてトランクリッド5から取り外して、治具39を取り外してトランクリッド5の取り付け作業を終了する。
その結果、駆動ユニット21のモータ22によりトランクリッド5を自動で開閉できるようなこの実施形態の構造を採用しても、トランクアーム7の組み付けを駆動ユニット21との位置決めを含めて高い精度で行うことができるので、組み付けを容易に行うことができる。
したがって、外観品質に大きな影響を与えるため、位置決め作業には熟練を要するものとなっていたトランクリッド5の取り付け作業を、熟練を要することなくスムーズに行うことができる。
7 トランクアーム
10 リヤパーセル(車体パネル)
12 アーム本体
16 アームブラケット(回動アーム)
21 駆動ユニット(駆動手段)
37 上部爪(係合部)
38 係合爪(係合部)
39 治具
Claims (4)
- トランクリッドの建て付け時に車体パネルと前記トランクリッドとの間に介装されて建て付け調整を行い、その状態で前記トランクアームを車体パネルとトランクリッドとの間に連結した後に取り外す建て付け治具を用いるトランクリッドの建て付け構造であって、
前記トランクアームは、前記トランクリッドに固定されるアーム本体と車体パネルに回動自在に設けられる回動アームとを備え、前記アーム本体と前記回動アームとの連結部で位置調整可能に設けられており、
前記建て付け治具は前記回動アームと前記トランクリッドとの間に連結され、前記アーム本体と前記回動アームとの前記連結部で位置調整を行った後に取り外されることを特徴とするトランクリッドの建て付け構造。 - 前記トランクアームは、前記回動アームを駆動する駆動手段によって駆動されることを特徴とする請求項1記載のトランクリッドの建て付け構造。
- 前記アーム本体と前記回動アームとが係合部を介して仮止め可能に構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のトランクリッドの建て付け構造。
- トランクリッドの建て付け時に車体パネルと前記トランクリッドとの間に介装されて建て付け調整を行い、その状態で前記トランクアームを車体パネルとトランクリッドとの間に連結した後に取り外す建て付け治具を用いるトランクリッドの取付方法であって、
前記トランクアームは、前記トランクリッドに固定されるアーム本体と車体パネルに回動自在に設けられる回動アームとを備え、前記アーム本体と前記回動アームとの連結部で位置調整可能に設けられており、
前記建て付け治具は前記回動アームと前記トランクリッドとの間に連結されるものであり、前記回動アームに前記建て付け治具を取り付けた状態で、前記回動アームを車体側に連結し、前記建て付け治具を前記トランクリッド側に連結し、前記トランクリッドに前記アーム本体を締め付けると共に前記回動アームと前記アーム本体との前記連結部で位置調整を行った後に前記連結部を締め付け固定し、前記建て付け治具を前記回動アームと前記トランクリッドから取り外すことを特徴とするトランクリッドの取付方法。
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