JP4090822B2 - 作業車両の運転室のドア構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、作業機を備える作業車両、例えば建設機械における油圧ショベルなどの運転室のドア構造に係るもので、詳しくは閉扉時にスライドドアを受止めるフロントピラー側とドアとのシール構造を改善してシール機能を向上させる作業車両の運転室のドア構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、建設機械などで採用されている運転室の出入口に設けられるスライド式のドアにあっては、ドアと運転室の出入口との間で、ドアを閉じた状態において外部から雨水や粉塵の侵入を防止できるように、その出入口の縁をシールできるようにされている。
【0003】
この運転室における出入口に設けられるドアのシール構造としては、運転室の骨格の一部で形成される開口部(出入口)周りの部材にシール面形成部材を取付けて、例えば図3(a)および(b)に示されるように、フロントピラーに対応する個所では、そのフロントピラー20を利用して、その開口部側に沿ってシール面形成部材21が付設され、このシール面形成部材21のシール面(外向きの面)21aに、スライドドア24(以下、単にドアという)の端部における内側面端に取付くシール部材25が接触してシールされるようになっている。また、フロントピラー20の一部には、ドア24が閉じたとき、その閉止位置を保持できるようにするダブテール22(ストライカ26を受入れる溝部を有する、ドア閉じ受金具)が上下方向に複数個所で、そのドア24の端面に対向して配設されている。他方、ドア24の端部には、前記フロントピラー20に付設されたダブテール22によって受け止められることで閉扉完了できるように、そのダブテール22の溝部に係合するようにしてストライカ26が取付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような構成の運転室の出入口におけるスライドドアとのシール構造では、下記のような問題点がある。
【0005】
1)ドア24側に取付けられたストライカ26を受止めるためのダブテール22をフロントピラー20に設けるために、そのダブテール22の取付用の穴加工乃至は切欠き加工を必要とし、加えてその切欠き加工などを施した個所にダブテール22を取付けた支持部片23を溶接するなど、製作上多くの工費を要することになる。
2)ドア24に設けられたストライカ26とフロントピラー20に設けられたダブテール22との噛み合い代により、ドア24の内側縁部に設けられたシール部材25がシール面形成部材21のシール面21aに対して、いわゆる面当りとなるために、完全にシールされているとは言い難い状態にあった。また、ダブテール22とストライカ26との噛み合いを正しく調整するには、ダブテール22側での調整ができない構造(ダブテールの支持部片23が溶接固定されている)になるので、ストライカ26の固定状態が開放状態にあるドア24側で調整することになって、作業性が悪く手数を要するという難点がある。
【0006】
しかも、前記1)で記載のように運転室を構成する主要骨格の一部要所を占めるフロントピラーに、穴加工乃至切欠き加工を施すことは、その強度を十分に発揮させるのを阻害することにもなり、好ましくないという問題点がある。
【0007】
本発明は、前述のような問題点を解決するためになされたもので、ピラーに手数の掛かる加工を施すことなく、かつ合理的にシール機能を発揮できる構造とされる作業車両の運転室のドア構造を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用・効果】
前述された目的を達成するために、本発明による作業車両の運転室のドア構造は、
作業車両の運転室におけるスライド式のドア構造であって、ドアの縁部に付されるシール部材が運転室フレームにおけるフロントピラーの角部に当接してシールされるようにするとともに、ドア閉じ受金具が前記フロントピラーの室内側外面に付設されるブラケットに締結されて設けられ、このドア閉じ金具がドア側に付設のストライカと係合されるように構成され、かつ前記ドア閉じ受金具が前記ブラケットの取付面上で前記ストライカとの係合位置を調節可能に設けられていることを特徴とするものである。
【0009】
本発明によれば、ドアを閉じるとき、そのドアの内縁部に付されるシール部材が運転室フレームにおけるフロントピラーの角部に当接する状態とされるので、柔軟な弾性体であるシール部材が、フロントピラーの角部を覆うようにして当接することにより、狭い幅で確実に接触してシール性を向上させることができる。また、ドアに付設のストライカと係合してドア閉じ位置を決定するドア閉じ受金具がフロントピラーの室内側外面に付設されるブラケットに締結されて設けられているので、そのフロントピラーに対する穴加工や切欠きを廃止でき、加工工数を減じて製造コストの削減を図ることができる。また、運転室の強度メンバであるフロントピラーに穴加工や切欠きを行わないので、強度を低下させることもないという副次的効果が得られる。
【0010】
また、前記ドア閉じ受金具は、前記ブラケットの取付面上で、前記ストライカとの係合位置を調節可能に設けられているので、予めドア側に取付けられたストライカとフロントピラー側に取付けられたドア閉じ受金具とが、ドア組立後において係合状態に調整を要する場合であっても、そのドア閉じ受金具がピラーの外面にブラケットを介して設けられているので、その固定部を緩めて微調整することができ、作業性を容易にし、組立工程での合理化を図ることができるという効果が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明による作業車両の運転室のドア構造について、その具体的な実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。この実施形態では、油圧ショベルの運転室のドア構造につき説明する。
【0012】
図1には、本実施形態の油圧ショベルにおける運転室の全体外観図が示されている。図2には要部の平断面図(a)とそのA−A視図(b)が示されている。
【0013】
この実施形態の運転室1は、油圧ショベルにおける上部旋回体2に搭載され、その出入口3には側面後方にスライドさせて開くことができるスライド式のドア4を備えている。また、運転室1を構成するフレームについては、その詳細について図示省略するが、パイプ材を用いて一体に形成されている。
【0014】
この運転室1における出入口3の周りには、ドア4を閉じた状態で運転室1内を外部と遮断できるように、その出入口3の周りにシール部が形成され、一方ドア4側にはそのシール部と接してシールできるようにシール部材5が付されている。また、出入口3の前側部を形成するフロントピラー6側にはドア4を閉じた際の位置決め(ドア閉じ受金具7)が付設され、ドア4の側端部には前記ドア閉じ受金具7にて受止められるストライカ9が付設されている。
【0015】
前記ドア4の内向き縁部4aに付設されるシール部材5は、周知構造の断面中空状で復元力の大きい弾性材にてなるものであり、ドア4の内向き縁部4aを、図2(a)で示されるように、内向きに膨出させて、ドア4を閉じた状態で運転室フレームにおける出入口構成部の部材(この図2ではフロントピラー6を表わしている)の角部6aに前記シール部材5が接触してシールされるように位置決めして設けられる。
【0016】
また、前記ドア閉じ受金具7(ダブテール)は、フロントピラー6の出入口3に面した側面と、そのフロントピラー6に付設されている前面窓ガラス11の開閉用ガイドレール13の外側面とを利用して複数個所に溶接固着されたブラケット8に締結されて設けられ、ドア4の前記内向き縁部4aに固着されたストライカ9が受溝部7aに係合して、ドア4の閉じ位置を設定できるようにされている。
【0017】
前記ドア閉じ受金具7は、取付面側に複数個所(具体的に2箇所)でスタッドボルト7bが直交して植設されていて、前記ブラケット8に設けられるルーズな取付孔(図示省略)を通して、そのブラケット8の取付部背面でナット7cにより締結固定されている。したがって、ドア4の閉扉時において、このドア閉じ受金具7に対するストライカ9の係合状態を合致させるには、そのドア閉じ受金具7の位置をブラケット8の取付面上で微動させて、そのブラケット8背面側でのボルト7bとナット7cによる締結固定で微調整することができる。
【0018】
このように、本実施形態によれば、ドアを閉じたときにドア4側に取付けられるシール部材5が運転室1における出入口3を構成するパイプ部材(フロントピラー6)の角部(6a)に当接するように構成されているので、接触幅を狭くすることで接触面圧を高めることになり、確実にシール機能を発揮させることが可能になる。
【0019】
また、ドア4の閉止状態を維持させるドア閉じ受金具7の取付位置をフロントピラー6の側面部にブラケット8を介して取付けるようにすることで、そのフロントピラー6に対する切欠きや穴加工を行うことなく付設できることから、加工性を容易にすることができ、しかもそのドア閉じ受金具7側でドア4に取付くストライカ9との係合位置の微調整が容易に行えるために、作業性を向上させて生産コストの削減を図ることができる。また、フロントピラーに切欠きや穴加工を行わないので、強度の低下を防止できるという効果が得られる。
【0020】
以上の説明では、油圧ショベルの運転室について記載したが、本発明によればこれに限定されるものではなく、その他の作業車両などの運転室におけるドア構造において採用することができる。それらは、本発明の技術的範囲に属するものであることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本実施形態の油圧ショベルにおける運転室の全体外観図である。
【図2】図2は、要部の平断面図(a)とそのA−A視図(b)である。
【図3】図3は、従来の運転室におけるドア構造の要部を表わす平断面図(a)とドア閉じ受金具の取付け正面図(b)である。
【符号の説明】
1 運転室
3 出入口
4 ドア
5 シール部材
6 フロントピラー
6a 角部
7 ドア閉じ受金具
7a 受溝部
8 ブラケット
9 ストライカ
Claims (1)
- 作業車両の運転室におけるスライド式のドア構造であって、ドアの縁部に付されるシール部材が運転室フレームにおけるフロントピラーの角部に当接してシールされるようにするとともに、ドア閉じ受金具が前記フロントピラーの室内側外面に付設されるブラケットに締結されて設けられ、このドア閉じ金具がドア側に付設のストライカと係合されるように構成され、かつ前記ドア閉じ受金具が前記ブラケットの取付面上で前記ストライカとの係合位置を調節可能に設けられていることを特徴とする作業車両の運転室のドア構造。
Priority Applications (1)
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| JP2002255005A JP4090822B2 (ja) | 2002-08-30 | 2002-08-30 | 作業車両の運転室のドア構造 |
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| JP2002255005A JP4090822B2 (ja) | 2002-08-30 | 2002-08-30 | 作業車両の運転室のドア構造 |
Publications (2)
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|---|---|
| JP2004092209A JP2004092209A (ja) | 2004-03-25 |
| JP4090822B2 true JP4090822B2 (ja) | 2008-05-28 |
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| JP2019064310A (ja) * | 2017-09-28 | 2019-04-25 | 三菱ロジスネクスト株式会社 | 荷役車両および荷役車両用止水部材 |
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