JP4073688B2 - 動力伝達機構 - Google Patents

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    • F16H2055/366Pulleys with means providing resilience or vibration damping

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トルクリミッタの機能を有する動力伝達機構に関するものであり、圧縮機及び一般産業用機器等の分野に広範に使用することができる。
【0002】
【従来の技術】
この種の動力伝達機構は、現在までに多数提案されているが、一例として特開2001−153152号公報に記載された動力伝達機構の要点について図4〜図10を参照して説明する。
【0003】
図4は、正面図、図5は、トルクの伝達時における圧縮機の軸方向断面図、図6は、トルクの遮断時における圧縮機の軸方向断面図、図7は、図5における線A−Aによる断面図、図8は、図6における線B−Bによる断面図、図9は、トルクの遮断時における力学関係を説明するための要部の軸方向断面図、図10は、トルクの遮断時におけるインナーリングとボールとハブとの力学関係を説明するための正面図である。
【0004】
圧縮機1のハウジングには、球軸受3の内輪が固定され、球軸受3の外輪には、プーリ4が固定されている。プーリ4の側面には、アウターリング5が3本のボルト6によって固定され、アウターリング5の内側には、加硫接着された弾性変形可能なゴムリング7を介してインナーリング8が固定されている。ゴムリング7は、緩衝作用を営む。インナーリング8には、1個のボール9を収容するための径方向テーパ状凹部8aが、同一径上に等間隔で数箇所形成されている。各径方向テーパ状凹部8aには、一対のテーパ面8bが左右対称に形成されている。
【0005】
圧縮機の回転軸2には、ハブ10の軸取付部10aがナット11によって固定されている。ハブ10には、1個のボール9を収容するための径方向及び回転軸方向凹部10bが、同一径上に等間隔で数箇所形成されている。また、各径方向及び回転軸方向凹部10bに連続して各回転軸方向奥凹部10cが形成されている。
【0006】
各ボール9は、トルクの伝達時には、図5と図7に示されるように、各径方向テーパ状凹部8aと各径方向及び回転軸方向凹部10bとにまたがって位置する。しかし、トルクの遮断時には、各ボール9は、図6と図8に示されるように、各径方向及び回転軸方向凹部10bに移動して、更に、各回転軸方向奥凹部10cに移動する。各ボール9の移動については、後述する。
【0007】
ハブ10の突出円筒部10dには、ボール押圧リング12と皿ばね13とをはめて、ナット14によって固定する。ナット14の締め付け度を加減することによって、ボール押圧リング12に対する皿ばね13の付勢力を設定することができる。ボール押圧リング12には、各ボール9を径方向外側に配置されるインナーリング8と回転軸方向に配置されるハブ10とに対して圧接させるための傾斜面12aが形成されている。インナーリング8とハブ10の突出部10eとの間には、リング状シール部材15を配設し、また、インナーリング8とボール押圧リング12との間には、リング状シール部材16を配設する。インナーリング8、ハブ10、ボール押圧リング12及び各リング状シール部材15,16によって密閉された空間に、防錆剤又は潤滑剤を封入する。
【0008】
インナーリング8の各径方向テーパ状凹部8aの一対のテーパ面8bの一方(プーリ4の回転方向に応じていずれか一方)と、各ボール9と、ボール押圧リング12の傾斜面12aとの間における力の関係及びボールの移動について説明する。傾斜面12aは、皿ばね13の付勢力によってボール9を傾斜面12aに対して垂直な方向に力P1で押す。図9に示されるように、力P1は、ボール9を径方向外側に押す分力P1rと回転軸方向右側に押す分力P1hとに分解することができる。また、一方のテーパ面8bは、ボール9をテーパ面8bに対して垂直な方向に力P2で押す。図10に示されるように、力P2は、ボール9を径方向内側に押す分力P2rと回転軸方向右側(図7においてインナーリング8が右方向回転の場合)に押す分力P2hとに分解することができる。P1r>P2rのとき、一対のテーパ面8bがボール9に圧接するため、トルクは伝達され、P1r<P2rのとき、一方のテーパ面8bがボール9を径方向内側に移動させるため、トルクの伝達は遮断される。
【0009】
トルクの伝達時における本動力伝達機構の作用について図5と図7を参照して説明する。各ボール9は、インナーリング8の各径方向テーパ状凹部8aの一対のテーパ面8bと、ハブ10の突出部10eと、ボール押圧リング12の傾斜面12aとに圧接しているため、プーリ4の回転は、3本のボルト6、アウターリング5、ゴムリング7、インナーリング8、各ボール9、ハブ10の突出部10e及びハブ10の軸取付部10aを経て圧縮機の回転軸2に伝達される。
【0010】
圧縮機1の焼付き事故等に起因して設定値を超過したトルクが発生した際には、図5と図7の状態が維持されずに、インナーリング8の各径方向テーパ状凹部8aの一方のテーパ面8b(プーリ4の回転方向に応じていずれか一方)が、各ボール9を押圧して図6と図8に示されるようにハブ10の各径方向及び回転軸方向凹部10bに移動する。この移動後の状態では、各ボール9は、径方向外側に戻る若干の恐れがあるため、各一方のテーパ面8bとボール押圧リング12の傾斜面12aとは、各ボール9を各回転軸方向奥凹部10cに更に移動する。この結果、各ボール9は、径方向外側に戻ることを確実に阻止される。このとき、ボール押圧リング12は、傾斜面12aが各ボール9に押圧されることによって、皿ばね13に抵抗しながら図5において一時的に若干左方向に移動した後に復元する。したがって、インナーリング8と各ボール9とは、離間するため、プーリ4の回転は、圧縮機の回転軸2に伝達されない。
【0011】
なお、図9におけるθs はボール押圧リング12の傾斜面12aと径方向との間の角度、図10におけるθr は径方向と径方向テーパ状凹部8aの中心線との間の角度、図10におけるθt は径方向テーパ状凹部8aの中心線と一方のテーパ面8bとの間の角度を、それぞれ意味する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の動力伝達機構では、プーリ4の側面にアウターリング5を3本のボルト6によって固定するため、ねじ加工及び組立工程が煩雑である。また、構造上、アウターリング5の外径寸法の制約により、プーリ4の小径化は困難である。更に、前記従来の動力伝達機構は、アウターリング5とインナーリング8との間に加硫接着された弾性変形可能なゴムリング7の回転方向の捩れにより緩衝作用を営む。したがって、ゴムリング7の緩衝作用の効果を増大するためには、ゴムリング7の硬度を低く設定することが有効である。しかし、ゴムリング7の耐久性は、損なわれる。ゴムリング7の緩衝作用の効果と耐久性とは、相反する関係にあり、両立させることが困難である。
【0013】
そこで、本発明は、前記従来の動力伝達機構の欠点を改良し、組立が簡易で、部材が小型で、しかも、構成部材の弾性体(ゴム等)が緩衝作用と耐久性に優れる動力伝達機構を提供しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するため、次の手段を採用する。
【0015】
1.複数の径方向テーパ状凹部を有する駆動側回転部材と、回転軸に連結され、かつ、複数の径方向及び回転軸方向凹部を有する従動側回転部材と、前記各径方向テーパ状凹部から前記各径方向及び回転軸方向凹部に移動することができる各ボールと、前記従動側回転部材に取り付けられたばね及び前記ばねによって付勢されたボール押圧リングとから構成され、トルクの伝達時には、前記ボール押圧リングに形成された傾斜面が前記各ボールを前記駆動側回転部材の前記各径方向テーパ状凹部と前記従動側回転部材とに圧接させ、トルクの遮断時には、前記駆動側回転部材の前記各径方向テーパ状凹部の一方のテーパ面と前記ボール押圧リングの前記傾斜面とが前記各ボールを前記各径方向及び回転軸方向凹部に移動させる動力伝達機構において、前記駆動側回転部材の同一径上に前記回転軸の軸方向に突出する複数の軸方向突出部が形成され、前記駆動側回転部材よりも駆動源に近い回転部材の同一径上に放射状に分割切断された複数のリング片が前記回転軸の軸方向に突出して形成され、放射状に分割切断された複数の弾性体製リング片が、前記各軸方向突出部に装着され、かつ、前記各リング片の間に挿入され、 前記各リング片と前記各弾性体製リング片とが1つのリング形状を構成し、前記各弾性体製リング片に形成された断面略T字形状の切り欠きは、前記駆動側回転部材に形成された断面略T字形状の前記各軸方向突出部にはめ込まれる動力伝達機構。
【0016】
2.前記各弾性体製リング片は、前記駆動源に近い回転部材の前記各リング片に凹凸構造によりはめ込まれる前記1記載の動力伝達機構。
【0017】
3.前記駆動側回転部材の内周面と前記従動側回転部材の外周面との間、及び、前記駆動側回転部材の内周面と前記ボール押圧リングの外周面との間が、それぞれリング状シール部材によって密閉される前記1又は2記載の動力伝達機構。
【0018】
4.前記駆動側回転部材が樹脂製で、前記駆動側回転部材に金属製のインナーリングがインサート成形されて、前記各径方向テーパ状凹部が前記インナーリングに形成される前記1,2又は3記載の動力伝達機構。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態例の動力伝達機構について図1〜図3を参照して説明する。なお、本実施の形態例については、前述した従来の動力伝達機構と同様な点の説明を一部省略する。
【0021】
圧縮機21のハウジングには、球軸受23の内輪が固定され、球軸受23の外輪には、樹脂又は金属製のプーリ24が固定されている。
【0022】
プーリ24の内周面の同一径上には、6個の軸方向突出部24aが等間隔で設けられている。各軸方向突出部24aは、12等分の1に放射状に分割切断されたリング片の形状に構成される。各軸方向突出部24aの分割切断された両面には、凸部24a1とその両側に凹部24a2とが形成される。隣り合う各軸方向突出部24aの間には、それぞれゴム製ブロック25が挿入される。各ゴム製ブロック25は、12等分の1に放射状に分割切断されたリング片の形状に構成され、その内周面から外周面に向かって断面略T字形状の切り欠き25aが形成され、また、その分割切断された両面には、それぞれ2つの凸部25bが形成される。
【0023】
トルク伝達板26は、軽金属又は樹脂から製造され、その内面の同一径上には、6個の断面略T字形状の軸方向突出部26aが等間隔で形成される。各ゴム製ブロック25の切り欠き25aは、トルク伝達板26の各軸方向突出部26aに、それぞれはめ込まれる。
【0024】
各ゴム製ブロック25がプーリ24の隣り合う各軸方向突出部24aの間に挿入されるとき、各ゴム製ブロック25の各凸部25bは各軸方向突出部24aの各凹部24a2にはめ込まれる。
【0025】
各ゴム製ブロック25がプーリ24の隣り合う各軸方向突出部24aの間に挿入され、かつ、各ゴム製ブロック25の切り欠き25aがトルク伝達板26の各軸方向突出部26aにそれぞれはめ込まれているため、プーリ24が回転すると、各ゴム製ブロック25は圧縮される。そして、圧縮応力は、各ゴム製ブロック25から各軸方向突出部26aを介してトルク伝達板26に伝達される。このようにして、動力は、プーリ24からトルク伝達板26に伝達される。
【0026】
トルク伝達板26の内周面には、インナーリング27がインサート成形されている。インナーリング27には、1個のボール28を収容するための径方向テーパ状凹部27aが、同一径上に等間隔で数箇所形成されている。各ボール28の収容構造は、従来の技術と同様である。各径方向テーパ状凹部27aには、一対のテーパ面27bが左右対称に形成されている。
【0027】
圧縮機21の回転軸22には、ハブ29の軸取付部29aがナット30によって固定されている。ハブ29には、1個のボール28を収容するための径方向及び回転軸方向凹部29bが、同一径上に等間隔で数箇所形成されている。また、各径方向及び回転軸方向凹部29bに連続して各回転軸方向奥凹部29cが形成されている。
【0028】
各ボール28は、トルクの伝達時には、各径方向テーパ状凹部27aと各径方向及び回転軸方向凹部29bとにまたがって位置する。しかし、トルクの遮断時には、各ボール28は、各径方向及び回転軸方向凹部29bに移動して、更に、各回転軸方向奥凹部29cに移動する。各ボール28の移動も、従来の技術と同様である。
【0029】
トルク伝達板26の内周面とハブ29の外周面との間、及び、トルク伝達板26の内周面とボール押圧リング31の外周面との間が、それぞれリング状シール部材32,33によって密閉される。したがって、この密閉された空間内に防錆剤又は潤滑剤を封入すると、各ボール28は、トルクの遮断時にスムーズに各径方向及び回転軸方向凹部29bに移動することができ、更に、各回転軸方向奥凹部29cに移動することができる。
【0030】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、次の効果が奏される。
【0031】
1.従来の動力伝達機構では、ゴムリングに引張応力が作用する。これに対して、本発明では、弾性体(ゴム等)に圧縮応力が作用する。通常、弾性体に作用する応力を引張から圧縮に変更すると、疲労寿命は改善され、緩衝作用の効果に大きく影響する弾性体の硬度を低下させても、弾性体の破断は発生し難い。
【0032】
2.本発明の緩衝作用を営む構造は、従来の動力伝達機構におけるアウターリングのようなフランジ部材を必要としないので、動力伝達系における回転部材(プーリ等)を小型化することができる。
【0033】
3.各弾性体製リング片に形成された断面略T字形状の切り欠きは、駆動側回転部材に形成された断面略T字形状の各軸方向突出部にはめ込まれるので、各弾性体製リング片の断面略T字形状の各軸方向突出部への装着が、簡便で、しかも、確実である。
【0034】
4.各弾性体製リング片は、駆動源に近い回転部材の各リング片に凹凸構造によりはめ込まれるので、各弾性体製リング片の各リング片への装着が、簡便である。
【0035】
5.本発明は、従来の動力伝達機構におけるアウターリング及びねじ並びにゴムリングの加硫接着を不要とするため、組立が簡易で、重量が軽く、更に、コストが安価である。
【0036】
6.駆動側回転部材の内周面と従動側回転部材の外周面との間、及び、駆動側回転部材の内周面とボール押圧リングの外周面との間が、それぞれリング状シール部材によって密閉される。したがって、この密閉された空間内に防錆剤又は潤滑剤を封入すると、ボールがスムーズに移動することができるので、動力伝達の遮断の精度が向上する。
【0037】
7.樹脂製の駆動側回転部材に金属製のインナーリングをインサート成形すると、軽量で堅牢な部材を簡易に安価なコストで製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態例の動力伝達機構が使用された圧縮機の正面図である。
【図2】図1における線A−O−Bによる断面図である。
【図3】同動力伝達機構におけるプーリ、ゴム製ブロック及びトルク伝達板の分解斜視図である。
【図4】従来の動力伝達機構が使用された圧縮機の正面図である。
【図5】従来の動力伝達機構が使用された圧縮機のトルクの伝達時における軸方向断面図である。
【図6】従来の動力伝達機構が使用された圧縮機のトルクの遮断時における軸方向断面図である。
【図7】図5における線A−Aによる断面図である。
【図8】図6における線B−Bによる断面図である。
【図9】従来の動力伝達機構のトルクの遮断時における力学関係を説明するための要部の軸方向断面図である。
【図10】従来の動力伝達機構のトルクの遮断時におけるインナーリングとボールとハブとの力学関係を説明するための正面図である。
【符号の説明】
21 圧縮機
22 回転軸
23 球軸受
24 プーリ
24a 軸方向突出部(リング片)
24a1 凸部
24a2 凹部
25 ゴム製ブロック
25a 切り欠き
25b 凸部
26 トルク伝達板
26a 軸方向突出部
27 インナーリング
27a 径方向テーパ状凹部
27b テーパ面
28 ボール
29 ハブ
29a 軸取付部
29b 径方向及び回転軸方向凹部
29c 回転軸方向奥凹部
30 ナット
31 ボール押圧リング
32 リング状シール部材
33 リング状シール部材

Claims (4)

  1. 複数の径方向テーパ状凹部を有する駆動側回転部材と、回転軸に連結され、かつ、複数の径方向及び回転軸方向凹部を有する従動側回転部材と、前記各径方向テーパ状凹部から前記各径方向及び回転軸方向凹部に移動することができる各ボールと、前記従動側回転部材に取り付けられたばね及び前記ばねによって付勢されたボール押圧リングとから構成され、トルクの伝達時には、前記ボール押圧リングに形成された傾斜面が前記各ボールを前記駆動側回転部材の前記各径方向テーパ状凹部と前記従動側回転部材とに圧接させ、トルクの遮断時には、前記駆動側回転部材の前記各径方向テーパ状凹部の一方のテーパ面と前記ボール押圧リングの前記傾斜面とが前記各ボールを前記各径方向及び回転軸方向凹部に移動させる動力伝達機構において、
    前記駆動側回転部材の同一径上に前記回転軸の軸方向に突出する複数の軸方向突出部が形成され、
    前記駆動側回転部材よりも駆動源に近い回転部材の同一径上に放射状に分割切断された複数のリング片が前記回転軸の軸方向に突出して形成され、
    放射状に分割切断された複数の弾性体製リング片が、前記各軸方向突出部に装着され、かつ、前記各リング片の間に挿入され、
    前記各リング片と前記各弾性体製リング片とが1つのリング形状を構成し
    前記各弾性体製リング片に形成された断面略T字形状の切り欠きは、前記駆動側回転部材に形成された断面略T字形状の前記各軸方向突出部にはめ込まれることを特徴とする動力伝達機構。
  2. 前記各弾性体製リング片は、前記駆動源に近い回転部材の前記各リング片に凹凸構造によりはめ込まれることを特徴とする請求項1記載の動力伝達機構。
  3. 前記駆動側回転部材の内周面と前記従動側回転部材の外周面との間、及び、前記駆動側回転部材の内周面と前記ボール押圧リングの外周面との間が、それぞれリング状シール部材によって密閉されることを特徴とする請求項1又は2記載の動力伝達機構。
  4. 前記駆動側回転部材が樹脂製で、前記駆動側回転部材に金属製のインナーリングがインサート成形されて、前記各径方向テーパ状凹部が前記インナーリングに形成されることを特徴とする請求項1,2又は3記載の動力伝達機構。
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