JP4073502B2 - 連結ピン - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、クラッチディスク,フライホイールを始めとする、駆動軸系中の捩じり振動緩衝装置に適用される連結ピンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、特開平5−296290号公報に示される捩じれ振動緩衝装置が知られている。これは、径方向に延びたフランジを備えるハブと、ハブのフランジの両側にフランジに対して相対回転可能に配設された中間プレートと、中間プレートの外側に各々フランジ及び中間プレートに対して相対回転可能に配設されたディスクプレート及びサブプレートと、中間プレートを介してフランジとディスクプレートとの間にフランジ,中間プレート,ディスクプレート及びサブプレートに形成された窓によつて直列配置された対の弾性体とを備えるものである。この従来装置では、ディスクプレートとサブブレートとの間にその回転中心軸と略平行に連結ピンを配設し、この連結ピンの両端をディスクプレート及びサブブレートに形成された貫通孔内に挿通してディスクプレート及びサブブレートに対してかしめることにより、連結ピンによつてディスクプレートとサブブレートとを一体回転するように連結していた。又、この連結ピンは、ディスクプレートとサブプレートとの間に位置するピン胴部及びこのピン胴部の両端から突出形成されディスクプレートとサブプレートの貫通孔に挿通されてかしめられるピン両端軸部よりなるものであつて、弾性体が配置される窓の長さを確保するつまり弾性体の弾縮方向の長さを大きくした広捩じれ角対応とするためにフランジ及び中間プレートの外周に位置されているが、ディスク径方向におけるスペース上の制約及びディスクプレートとサブブレートとを一体回転させるための剪断強度や曲げ強度の確保から、ディスク周方向(ディスクプレート及びサブプレートの回転方向)に幅広となる矩形形状を呈していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の連結ピンであると、ディスク周方向に幅広となる矩形形状を呈しているため、かしめ荷重がピン両端軸部のディスク周方向両端に比べてディスク周方向中央に集中しやすく、連結ピンのピン両端軸部のディスク周方向両端のディスクプレート及びサブプレートとの結合力が不足しがちつまり連結ピンのピン両端軸部のかしめ形状がディスク周方向両端においてディスク径方向に幅狭となりがちである。このため、かしめ強度が不足し、回転時、連結ピンのディスクプレート及びサブプレートに対する倒れが生じる(倒れ強度が不足する)恐れがあつた。又、ピン両端軸部のディスク周方向両端のディスクプレート及びサブプレートとの結合力を確保するためにかしめ圧を大きくすると、ピン両端軸部のディスク周方向中央にかしめ荷重が集中しやすいことから、かしめ時、ピン胴部の変形やディスクプレート及びサブプレートの割れを引き起こす恐れがあつた。
【0004】
故に、本発明は、かしめ時におけるピン胴部の変形やプレート部材の割れを引き起こすことなくプレート部材の回転に対する剪断強度や曲げ強度を確保しつつかしめ強度を向上させた連結ピンを提供することを、その技術的課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記技術的課題を解決するために本発明において講じた第1の技術的手段は、両プレート部材間に位置するピン胴部と、貫通孔内に挿通されて前記両プレート部材に対してかしめられプレート移動方向両端がプレート移動方向中央よりプレート非移動方向において幅広とされたかしめ形状を呈するかしめ部分となるピン両端軸部とを有した、ことである。
【0006】
上記技術的課題を解決するために本発明において講じた第2の技術的手段は、両プレート部材間に位置するピン胴部と、貫通孔内に挿通されて前記両プレート部材に対してかしめられかしめ面のプレート移動方向中央にへこみが形成されるように溝が形成されたピン両端軸部とを有した、ことである。
【0007】
より好ましくは、前記ピン両端軸部は、前記かしめ面と当接するへこみ面を有するポンチによりかしめられるものとする、と良い。
【0008】
上記技術的課題を解決するために本発明において講じた第3の技術的手段は、両プレート部材間に位置するピン胴部と、貫通孔内に挿通されて前記プレート移動方向においてその端側部分のへこみ量よりも中央部分のへこみ量が多くなるへこみ面を有するポンチの前記へこみ面が当接するかしめ面を持ち前記ポンチにより前記両プレート部材に対してかしめられるピン両端軸部と、を有した、ことである。
【0009】
【作用】
上記第1,2,3の技術的手段によれば、ピン両端軸部のプレート移動方向両端のプレート部材に対する結合力が確保される。これにより、プレート部材の回転に対する剪断強度や曲げ強度を確保しつつかしめ強度を向上させ得る。又、ピン両端軸部のプレート移動方向中央に高いかしめ荷重が集中しない。これにより、かしめ時におけるピン胴部の変形やプレート部材の割れを防止され得る。
【0010】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0011】
本実施例は、本発明による連結ピンが適用された捩じり振動緩衝装置を車両用クラッチディスクに実施した例を示していて、この実施例においては、図1及び図2に示されるように、出力軸(図示せず)上にスプライン結合されるハブ1の外周に一体に形成されてディスク径方向に延びるフランジ2と、このフランジ2の両側に相対回転可能に配置された一対の中間プレート3と、これら両中間プレート3の外側に相対回転可能に配置されたディスクプレート4及びサブプレート5と、フランジ2,中間プレート3,ディスクプレート4及びサブプレート5間にフランジ2,ディスクプレート4及びサブプレート5に形成された窓12,13,16,17,18,19には遊嵌された形で且つ中間プレート3に形成された窓14,15には嵌挿された形で窓12,13,14,15,16,17,18,19内に配置されて介装された対4個の弾性体6,7を備えている。ディスクプレート4とサブプレート5とは、弾性体6,7が配置される窓12,13,14,15,16,17,18,19の長さを確保するつまり弾性体6,7の弾縮方向の長さを大きくした広捩じれ角対応とするためにディスクプレート4とサブプレート5との間にディスクプレート4及びサブプレート5の回転中心軸と略平行に配設されフランジ2及び中間プレート3の外周に位置された後述する連結ピン8により相対回転不能つまり一体回転するように連結されている。又、弾性体6,7は、大径のトーションスプリング6a,7a及び小径のコイルスプリング6b,7bと、このトーションスプリング6a,6b,7a,7bの両巻き端に配設されるトーションシート6c,6d,7c,7dで構成されており、弾性体6,7は同じバネ定数であつて、弾縮方向の長さが異なる(弾性体7のほうが弾性体6より長い)ものである(窓12,13,14,15,16,17,18,19のディスク周方向の長さも弾性体6,7の弾縮方向の長さに合わせて各々設定されている)。
【0012】
尚、フランジ2,中間プレート3,ディスクプレート4及びサブプレート5間には、各部材間の相対回転時に引きずり抵抗(ヒステリシス)を与えるフリクションプレート91,92,93,94が、フリクションプレート94とサブプレート5との間にはフリクシヨンプレート94に固定され且つサブプレート5に係止されたスラストプレート95と皿バネ96が配設されている。これら、フリクションプレート91,92,93,94,スラストプレート95,皿バネ96でヒステリシス機構9を構成している。更に、ディスクプレート4の外周部にはディスクスプリング10を介して環状のフエーシング11,11が固定されていて、エンジン(図示せず)からのトルクが入力されるようになつている。
【0013】
次に上記した車両用クラッチディスクを搭載した車両の加速中に起こるフランジ2とディスクプレート4及びサブプレート5との間の相対捩じれ作動を、図3に示されるように、ディスクプレート5及びサブプレート7を固定しフランジ2を図において右方向(以下、左右の表現は図においてである)に移動させる作動に置き換えて説明する。ここでは、説明を簡略化するため弾性体6,7は夫々1個づつのみとする。
【0014】
図3aに示される初期状態では、ディスクプレート4の角窓16及びサブプレート5の角窓18の右側壁と弾性体6のトーションシート6dとの間に隙間Aを、フランジ2の角窓13の左側壁と弾性体7のトーションシート7cとの間に隙間Aより小さい隙間Bを設定してある。
【0015】
ここで、エンジンから入力されたトルクで車両用クラッチディスクが回転すると(低トルク領域)、図3bに示されるように、フランジ2がディスクプレート4及びサブプレート5に対して右方向に移動する。このフランジ2の右方向の移動によりフランジ2の角窓12の左側壁と弾性体6のトーションシート6cとの当接で弾性体6を弾縮させながら弾性体6のトーションシート6dと中間プレート3の角窓14の右側壁との当接を介して中間プレート3を右方向に移動させ、この中間プレート3の右方向の移動により中間プレート3の角窓15の左側壁と弾性体7のトーションシート7cとの当接で弾性体7を弾縮させながら弾性体7のトーションシート7dとディスクプレート4の角窓17及びサブプレート5の角窓19の右側壁との当接を介してディスクプレート4及びサブプレート5に弾性体7の荷重を負荷する。これにより、エンジンから入力されたトルクが弾性体6,7を介して出力軸に伝達され、この時の弾性体6,7の直列的な弾縮でトルク変動が吸収される(低トルク領域の捩じれ特性)。
【0016】
エンジンから入力されたトルクが増加して車両用クラッチディスクがさらに回転すると(高トルク領域)、図3cに示されるように、フランジ2がディスクプレート4及びサブプレート5に対して右方向に移動し、フランジ2の角窓13の左側壁と弾性体7のトーションシート7cとの当接で弾性体7がさらに弾縮させられる。この時、中間プレート3は弾性体6の反力を受けてフランジ2と一体に右方向に移動するので、弾性体6は弾縮されない。よつて、このフランジ2及び中間プレート3の右方向の移動により弾性体7のみをさらに弾縮させながらディスクプレート4及びサブプレート5に弾性体7の荷重を負荷する。これにより、エンジンから入力されたトルクが弾性体7を介して出力軸に伝達され、この時の弾性体7の弾縮でトルク変動が吸収される(高トルク領域の捩じれ特性)。
【0017】
以上のことから、車両用クラッチディスクは、エンジンからのトルクに応じて作動し、フランジ2の角窓13の左側壁が弾性体7のトーションシート7cと当接するまでの間は低トルク領域の捩じれ特性でエンジンからのトルクを出力軸に伝達し、ディスクプレート4及びサブプレート5の角窓16,18の右側壁が弾性体6のトーションシート6dと当接するまでの間は高トルク領域の捩じれ特性でエンジンからのトルクを出力軸に伝達する。
【0018】
上記した車両用クラッチディスクを搭載した車両の減速中に起こるフランジ2とディスクプレート4及びサブプレート5との間の相対捩じれ作動は、前述の加速中におこる作動とは逆にフランジ2が左方向に移動する。この際の車両用クラッチディスクの作動は前述と同様であつて、その説明は省略する。
【0019】
図4及び図11に示されるように、連結ピン8は、ディスク径方向(プレート非移動方向)におけるスペース上の制約及びディスクプレート4とサブブレート5とを一体回転させるための剪断強度や曲げ強度の確保からディスク周方向(プレート移動方向)において幅広の矩形形状を呈するものであつて、ピン胴部81及びピン胴部81の両端に突出形成されたピン両端軸部82よりなるものである。この連結ピン8のピン胴部81は、ディスクプレート4及びサブプレート5間に位置しており、ピン両端軸部82は、ディスクプレート4及びサブプレート5に形成された貫通孔41,51内に挿通されている。ディスクプレート4及びサブプレート5の貫通孔41,51内に挿通されたこのピン両端軸部82は、ピン胴部81より小さく且つディスクプレート4及びサブプレート5の厚みより長い軸長を有するものであつて、後述するポンチ83により所定のかしめ形状にディスクプレート4及びサブプレート5に対してかしめられ、ピン両端軸部82のかしめ部分82aとピン胴部81の肩部分81aとの間でディスクプレート4及びサブプレート5を挟持し、これにより、連結ピン8でディスクプレート4とサブプレート5とが一体回転するように連結される。かしめ部分82aのかしめ形状は、ディスク周方向両端がディスク周方向中央よりディスク径方向において幅広とされている。
【0020】
連結ピン8のピン両端軸部82及びポンチ83の第1実施例について説明する。
【0021】
図5に示されるように、ピン両端軸部82にはかしめ面82bのディスク周方向中央にへこみを形成する深いV字形状の溝82cが形成されている。又、図6に示されるように、ポンチ83のかしめ面82bと当接する面は平滑面83aとなつている。
【0022】
この構成において、図7ないし図9に示されるように、ポンチ83の平滑面83aをピン両端軸部82のかしめ面82bに当接させてポンチ83によりピン両端軸部82をかしめる。この時、かしめ面82bのディスク周方向中央には溝82cによりへこみが形成されていることから、ピン両端軸部82のディスク周方向中央はあまりかしめられずにディスク周方向両端が主にかしめられ且つかしめ荷重がディスク周方向中央よりもディスク周方向両端に分散され、しかも、溝82cが深いV字形状を呈していることから、この時のディスク径方向のかしめ幅は、除片される形でディスク周方向中央に対しディスク周方向両端が幅広となり、ピンの倒れ込み強度のみならずプレートの抜けに対する強度も確保できる。これにより、図4に示される如くピン両端軸部82にディスク周方向両端がディスク周方向中央よりディスク径方向において幅広とされたかしめ形状を呈するかしめ部分82aが形成される。
【0023】
溝82cは深いV字形状でなくてもよく、図10に示されるように浅い矩形形状でもよい。
【0024】
連結ピン8のピン両端軸部82及びポンチ83の第2実施例について説明する。
【0025】
図12に示されるように、ピン両端軸部82のかしめ面82bは平滑な面とされている。又、図13に示されるように、ポンチ83のかしめ面82bと当接する面は円弧状のへこみ面83aとなつている。
【0026】
この構成において、図14ないし図16に示されるように、ポンチ83のへこみ面83aをピン両端軸部82のかしめ面82bに当接させてポンチ83によりピン両端軸部82をかしめる。この時、ポンチ83はへこみ面83aとされていることから、ピン両端軸部82のディスク周方向中央はあまりかしめられずにディスク周方向両端が主にかしめられ且つかしめ荷重がディスク周方向中央よりもディスク周方向両端に分散される。これにより、図11に示される如くピン両端軸部82にディスク周方向両端がディスク周方向中央よりディスク径方向において幅広とされたかしめ形状を呈するかしめ部分82aが形成される。
【0027】
上記したように、ピン両端軸部82のかしめ部分82aは、ディスク周方向両端がディスク周方向中央よりディスク径方向において幅広とされたかしめ形状を呈しているので、ピン両端軸部のディスク周方向両端のディスクプレート4及びサブプレート5に対する結合力が確保される。これにより、ディスクプレート4及びサブプレート5に対する剪断強度や曲げ強度を確保しつつ(連結ピン8をディスク周方向において幅広とされた矩形形状としたことによる)かしめ強度を向上させることができる。又、かしめ荷重がピン両端軸部82のディスク周方向両端に分散されるので、ピン両端軸部82のディスク周方向中央に高いかしめ荷重が集中しない。これにより、かしめ時におけるピン胴部81の変形やディスクプレート4及びサブプレート5の割れを防止することができる。
【0028】
尚、ピン両端軸部82の溝82cによりかしめ面82bに形成されるへこみの深さやポンチ83のへこみ面83aの円弧径は、かしめ圧に合わせて適宜設定される。又、第1実施例と第2実施例とを組合わせてもよい。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、ピン両端軸部のかしめ部分をディスク周方向両端がディスク周方向中央よりディスク径方向において幅広とされたかしめ形状を呈するものとしたので、ピン両端軸部のディスク周方向両端のプレート部材に対する結合力が確保される。これにより、両プレート部材に対する剪断強度や曲げ強度を確保しつつかしめ強度を向上させることができる。又、かしめ荷重がピン両端軸部のディスク周方向両端に分散されるので、ピン両端軸部のディスク周方向中央に高いかしめ荷重が集中しない。これにより、かしめ時におけるピン胴部の変形やプレート部材の割れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る連結ピンが適用された捩じり振動緩衝装置を採用した車両用クラッチディスクの平面図である。
【図2】図1のC−C線断面図である。
【図3】本発明に係る連結ピンが適用された捩じり振動緩衝装置の作動を示す説明図である。
【図4】本発明に係る連結ピンの第1実施例による両プレート部材の連結を示す三面図である。
【図5】本発明に係る連結ピンの第1実施例を示す三面図である。
【図6】本発明に係る連結ピンに用いられるポンチの第1実施例を示す二面図である。
【図7】本発明に係る連結ピン(第1実施例)のかしめ状態(かしめ前)を示す説明図である。
【図8】本発明に係る連結ピン(第1実施例)のかしめ状態(かしめ途中)を示す説明図である。
【図9】本発明に係る連結ピン(第1実施例)のかしめ状態(かしめ後)を示す説明図である。
【図10】本発明に係る連結ピンの第1実施例の変形例を示す三面図である。
【図11】本発明に係る連結ピンの第2実施例による両プレート部材の連結を示す三面図である。
【図12】本発明に係る連結ピンの第2実施例を示す三面図である。
【図13】本発明に係る連結ピンに用いられるポンチの第2実施例を示す二面図である。
【図14】本発明に係る連結ピン(第2実施例)のかしめ状態(かしめ前)を示す説明図である。
【図15】本発明に係る連結ピン(第2実施例)のかしめ状態(かしめ途中)を示す説明図である。
【図16】本発明に係る連結ピン(第2実施例)のかしめ状態(かしめ後)を示す説明図である。
【符号の説明】
4 ディスクプレート(プレート部材)
5 サブプレート(プレート部材)
8 連結ピン
41,51 貫通孔
81 ピン胴部
82 ピン両端軸部
83 ポンチ
82a かしめ部分
82b かしめ面
82c 溝
83a へこみ面

Claims (4)

  1. 移動可能であつて且つ互いに対向するように平行に配置された2枚のプレート部材間に配設され両端が前記両プレート部材に形成された貫通孔内に挿通されて前記両プレート部材に対してかしめられることにより前記両プレート部材を一体移動するように連結する移動方向に幅広となる形状を呈する連結ピンにおいて、前記両プレート部材間に位置するピン胴部と、前記貫通孔内に挿通されて前記両プレート部材に対してかしめられプレート移動方向両端がプレート移動方向中央よりプレート非移動方向において幅広とされたかしめ形状を呈するかしめ部分となるピン両端軸部とを有する連結ピン。
  2. 移動可能であつて且つ互いに対向するように平行に配置された2枚のプレート部材間に配設され両端が前記両プレート部材に形成された貫通孔内に挿通されて前記両プレート部材に対してかしめられることにより前記両プレート部材を一体移動するように連結する移動方向に幅広となる形状を呈する連結ピンにおいて、前記両プレート部材間に位置するピン胴部と、前記貫通孔内に挿通されて前記両プレート部材に対してかしめられかしめ面のプレート移動方向中央にへこみが形成されるように溝が形成されたピン両端軸部とを有する連結ピン。
  3. 前記ピン両端軸部は、前記かしめ面と当接するへこみ面を有するポンチによりかしめられる、請求項2記載の連結ピン。
  4. 移動可能であつて且つ互いに対向するように平行に配置された2枚のプレート部材間に配設され両端が前記両プレート部材に形成された貫通孔内に挿通されて前記両プレート部材に対してかしめられることにより前記両プレート部材を一体移動するように連結する移動方向に幅広となる形状を呈する連結ピンにおいて、前記両プレート部材間に位置するピン胴部と、前記貫通孔内に挿通されて前記プレート移動方向においてその端側部分のへこみ量よりも中央部分のへこみ量が多くなるへこみ面を有するポンチの前記へこみ面が当接するかしめ面を持ち前記ポンチにより前記両プレート部材に対してかしめられるピン両端軸部と、を有する連結ピン。
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