JP4073392B2 - 仮設部材支持用具 - Google Patents

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本発明は、建設現場においてベランダやバルコニーなどの立上がり部に装着して、足場用のパイプや、手摺り等の防護用のパイプ、あるいは防護用のネットなどの適宜の仮設部材の支持用手段として使用可能な仮設部材支持用具に関する。
この種の仮設部材支用具として、ベランダ等の立上がり部の上端部に載置される横部材の一端部に、その立上がり部の一方の側面に当接可能に構成され、かつ建設用の仮設部材を支持可能に構成された第1縦部材を設けるとともに、前記横部材の他端部に、前記立上がり部の他方の側面を押圧する押圧手段を備えた第2縦部材を設け、それらの第1縦部材と第2縦部材とによって前記立上がり部を両側から挟持することにより、それ自体を立上がり部に装着する仮設部材支持用具は広く知られている。また、このタイプの仮設部材支持用具において、押圧手段を備えた第2縦部材を、横部材に内部に摺動可能に嵌装した摺動部と、該摺動部の中央部分から垂下して下端部に押圧手段を備えた本体部から構成して、前記摺動部の横部材に対する固定位置を変更することにより第1縦部材と第2縦部材との間の間隔を調整できるように構成したものが知られている(特許文献1)。しかしながら、この従来技術は、ベランダ等の立上がり部の壁厚の変化には簡便に対応できるものの、立上がり部の高さの変化に対しては、前記摺動部と本体部とからなる寸法の異なる第2縦部材を用意しておき、当該立上がり部の高さに応じて適応可能な第2縦部材を選択的に使用する必要があった。このため、前記従来技術の場合には、寸法の異なる第2縦部材を用意する分コストが嵩むとともに、第2縦部材を交換するための作業負担も加わることから作業性が低下する原因になっていた。
特開2002−213073号公報
本発明は、以上のような従来の技術的状況に鑑み、簡単な構成により、ベランダ等の立上がり部の壁厚の変化に簡便に対応できるだけでなく、立上がり部の高さ方向の変化に対しても、縦部材を交換することなく簡便に対応し得る仮設部材支持用具を提供し、その調整作業に関する作業性の向上を図るとともに材料コストの削減を図ることを目的とする。
本発明では、課題を解決するため、ベランダ等の立上がり部の上端部に載置される横部材と、該横部材の一端部に設けられ、前記立上がり部の一方の側面に当接可能に構成されるとともに、建設用の仮設部材を支持可能に構成された第1縦部材と、前記横部材の他端部に設けられ、前記立上がり部の他方の側面を押圧する押圧手段を備えた第2縦部材とからなる仮設部材支持用具において、前記横部材の長手方向に、それぞれの板面が略縦方向を向いて互いに平行に対向した状態に板部を離間させて配設し、それらの板部の間に上下に開放された横部材の長手方向の間隙部を形成するとともに、前記間隙部に前記第1縦部材又は第2縦部材の少なくともいずれか一方の縦部材を摺動可能に挿通した状態にて前記横部材側に固着するように構成し、その縦部材の横部材に対する固定位置を前記間隙部を介して縦横に調整し得るように構成するという技術的手段を採用した。
前記横部材の長手方向の上下に開放された間隙部の形成に関しては、次のような具体化手段が可能である。例えば、前記横部材を2本の角形パイプから構成し、かつそれらの角形パイプの隣接する対向壁部を背中合せに離間させて配設することにより、それらの対向壁部からなる板面が縦方向に向いた板部相互間に上下に開放された横部材の長手方向の間隙部を形成することができる。また、前記横部材を2本の断面コ字状のチャンネル形材から構成し、かつそれらのチャンネル形材の1辺を互いに背中合せに対向させて離間した状態に配設したり、前記横部材を2本の断面L字状のアングル形材から構成し、かつそれらのアングル形材の1辺を互いに背中合せに対向させて離間した状態に配設することにより、それらの対向設置された形材の辺部からなる板面が縦方向に向いた板部相互間に上下に開放された横部材の長手方向の間隙部を形成することができる。
本発明においては、横部材の長手方向に、それぞれの板面が略縦方向を向いて互いに平行に対向した状態に板部を離間させて配設することによって、それらの板部の間に上下に開放された横部材の長手方向の間隙部を形成するとともに、その間隙部に少なくとも一方の縦部材を摺動可能に挿通した状態にて横部材側に固着するように構成したので、次の作用効果を得ることができる。
(1)前記間隙部を介して少なくとも一方の縦部材の横部材に対する固定位置を縦横に調整することが可能となる。すなわち、ベランダ等の立上がり部の壁厚の変化に対応して簡便に横方向の調整ができるだけでなく、立上がり部の高さ方向の変化に対しても、従来技術のように縦部材を交換することなく縦方向の調整を簡便に行うことの可能な、使い勝手のきわめて良好な仮設部材支持用具を提供することができる。
(2)しかも、縦部材が縦横に摺動可能に挿入される上下に開放された横部材の長手方向に形成される間隙部は、それぞれの板面が略縦方向を向いて互いに平行に対向した状態に離間して配設した板部の相互間に形成されるように構成したので、それらの板面が略縦方向を向いた板部自体によって、横部材に作用する縦方向の外力、すなわち板面に沿った外力に対する曲げ剛性が大幅に強化される。以上のように横部材としての強度が効果的に強化されることから、横部材の軽量化延いては仮設部材支持用具としての軽量化にも有効である。
(3)さらに、それらの板部と縦部材との接触面積が大きいことから、調整時における相対的な摺動作業が安定化するとともに、横部材側に対する良好な固着状態が簡便に得られる。
(4)従来技術のように縦部材を交換することなく縦横に調整し得ることから、従来のように寸法の異なる縦部材の用意の必要がなくなり、その分材料コストの削減を図ることができるとともに、調整作業に関する作業性の向上も図ることができる。
本発明に係る仮設部材支持用具は、建設中のベランダやバルコニーなどに設けられた適宜の立上がり部を利用して装着して、足場用のパイプや、手摺り等の防護用のパイプ、あるいは防護用のネットなどの適宜の仮設部材の支持用手段として広く適用することができる。仮設部材支持用具を構成する前記横部材に関しては、その横部材の長手方向に互いに平行に対向した状態に離間させて配設した2枚の平板状の板材だけから構成することも可能である。また、以下の実施例でも説明するように、2本の断面が矩形状の角形パイプを使用して隣接する対向壁部を背中合せに離間させて配設したり、2本の断面コ字状のチャンネル形材を使用してそれらのチャンネル形材の1辺を互いに背中合せに対向させて離間した状態に配設したり、2本の断面L字状のアングル形材を使用してそれらのアングル形材の1辺を互いに背中合せに対向させて離間した状態に配設したりすることにより前記横部材を構成することも可能である。横部材の一端部に設けられる第1縦部材は、前記立上がり部の一方の側面に対して直接的に当接するように構成してもよいし、以下の実施例のように当接材を介して間接的に当接するように構成してもよい。また、第1縦部材の仮設部材に対する支持の仕方に関しては、以下の実施例のように、クランプを介して支持する形態でもよいし、第1縦部材を中空状に形成し、その中空部に対して仮設部材としてのパイプなどを嵌入して支持する形態も可能である。因みに、本発明に係る仮設部材支持用具は金属製のものが一般的であるが、必要な強度を有する合成樹脂等の他の材質から構成することも可能である。
図1〜図5は本発明の第1実施例を示したものであり、図1はその使用状態を示した説明図である。図2〜図5は本実施例に係る仮設部材支持用具を示したものであり、図2はその正面図、図3は平面図、図4はA−A断面図、図5は拡大して示したB−B断面図である。図示のように、本実施例に係る仮設部材支持用具1は、ベランダ等の立上がり部2の上端部に載置される横部材3と、この横部材3の一端部に突き合せ溶接により固着された第1縦部材4と、他端部に後述のように縦横に調整可能に設けられた第2縦部材5から構成されている。第1縦部材4は、図3及び図4に示したように角形パイプから構成され、本実施例ではその外側面に上下2個のクランプ6,7を設置して、図1に示したようにクランプ6,7を用いて仮設用パイプ8を支持するように構成している。また、第1縦部材4の内側面には、クランプ6,7に対向した位置に形成された開口部を介して上下2個の当接材9,10が設置されており、これらの当接材9,10を介して第1縦部材4の内側面が立上がり部2の一方の側面11に間接的に当接可能に構成されている。第2縦部材5は、本実施例では1枚の板材から構成され、その下端部にナット12を溶接し、このナット12に螺合した先端部に円盤状の当接材13を備えた押圧ボルト14とにより立上がり部2の他方の側面15に対する押圧手段を構成している。因みに、本実施例では第2縦部材5側を縦横に調整可能に構成したが、第1縦部材4側を縦横に調整可能に構成してもよいし、双方の縦部材を調整可能に構成することも可能である。また、第1縦部材4を仮設用パイプ8を直接嵌入できる形状と寸法に設定することにより、前述のように第1縦部材4自体を活用して仮設部材を支持するように構成することも可能である。
次に、本発明の特徴部分に関して説明する。図3の平面図及び図5の拡大B−B断面図に示したように、本実施例に係る横部材3は、2本の矩形状断面からなる角形パイプ16,17を使用して、それらの角形パイプ16,17の隣接する対向壁部18,19を背中合せに離間させた状態に配設している。すなわち、それらの角形パイプ16,17の対向壁部18,19を離間して配設することにより、それらの対向壁部18,19からなる板面が縦方向に向いた板部相互間に上下に開放された横部材3の長手方向の間隙部20を形成している。また、図4に示したように、第2縦部材5には、所定の横方向間隔をあけて2個の開孔21,22を形成するとともに、それらの開孔21,22の下方に同じ横方向間隔をあけて2個の開孔23,24を形成し、さらに図2に示したように、角形パイプ16,17の双方にも同じ横方向間隔をあけて3個以上、本実施例では4個の開孔25〜28を形成している。
そして、横部材3の長手方向に形成した前記間隙部20には、第2縦部材5を摺動可能に挿通し、本実施例では第2縦部材5の開孔21〜24の中から選定した上段あるいは下段の2個の開孔と角形パイプ16,17に形成した開孔25〜28の中から選定した2個の開孔とを合わせて、図3及び図5に示したように止めピン29,30等の適宜の固定手段を用いて横部材3側に対して固定することになる。本実施例では、それらの選定して合致させた第2縦部材5側の開孔と角形パイプ16,17側の開孔に止めピン29,30をそれぞれ挿通して、第2縦部材5を横部材3側に対して固定するとともに、図3に示したように、それらの止めピン29,30の角形パイプ16,17から外側へ露出する部分に穿設した小孔に図示しない適宜の係止具を挿入して、止めピン29,30の脱落を防止するように構成している。因みに、止めピン29,30の一方の端部に頭部を設けて、他方だけに小孔を設けて係止具の挿入により脱落防止を行うように構成してもよいし、ボルトとナットを用いて締付け固定するように構成してもよい。さらに、それらの止めピンやボルトを鎖等を介して第2縦部材5あるいは横部材3などに連結しておけば、紛失予防等に有効である。
しかして、ベランダ等の立上がり部2の壁厚の変化や高さ方向の変化に応じて第1縦部材4と第2縦部材5との間隔や第2縦部材5の長さを調整する場合には、前記止めピン29,30を抜いて、第2縦部材5側の上段の開孔21,22又は下段の開孔23,24の選定と、角形パイプ16,17側の開孔25〜28に関する選定を行うことにより、他の寸法からなる第2縦部材5に交換することなく、簡便に対応することができる。例えば、図2に示したように、第2縦部材5に関しては上段の開孔21,22を選定し、角形パイプ16,17に関しては開孔25,26を選定すれば、立上がり部2の壁厚が大きく高さが高い場合に対応した状態に設定される。また、図6に示したように、第2縦部材5に関して上段の開孔21,22を選定したまま、角形パイプ16,17の開孔を開孔27,28側へ移行すれば、立上がり部2の壁厚が小さい場合に対応した状態に設定できる。さらに、図7に示したように、第2縦部材5に関して下段の開孔23,24を選定すれば、立上がり部2の高さが低い場合に対応した状態に設定できる。そして、以上の各設定状態においては、押圧手段を構成する押圧ボルト14の端部に設けた六角部31にスパナ等の工具をかけて回転して当接材13の位置を調整し、第1縦部材4側の当接材9,10との間で立上がり部2を挟持することにより、本仮設部材支持用具1を立上がり部2に装着することになる。
因みに、前記第2縦部材5側に形成する開孔の横方向の間隔や、上下方向の間隔及び設置段数、角形パイプ16,17側の開孔の設置数などは、必要に応じて変更することができる。また、前記実施例では、第2縦部材5側に形成された横方向の2個の開孔を用いて第2縦部材5が回動しないように固定したが、それらの固定の際に同時に関与する開孔の数を増やしたり、上下複数段の開孔を用いて固定するように構成したり、縦方向の2個以上の開孔を用いて固定するように構成することも可能である。なお、以上の第2縦部材5側の開孔に関する変更に対応して、角形パイプ16,17側の開孔に関しても、第2縦部材5の開孔と合致し得るように変更することはいうまでもない。さらに、開孔の形状を角形等の円形以外の形状にすれば、1個の開孔でも第2縦部材5が回動しないように固定することが可能である。さらに付言すれば、本実施例においては、図4及び図5に示したように、第2縦部材5の上端部に角形パイプ16,17の隣接する対向壁部18,19間に形成された横部材3の長手方向の間隙部20より大きい直径の丸棒32,33を溶接して、第2縦部材5の固定位置に関する調整作業時などに間隙部20から抜落ちないように構成されている。また、図3に示したように、角形パイプ16,17の第1縦部材4とは反対側の端部は、ボルト34とナット35により、それらの角形パイプ16,17間に間隙部20を確実に維持するためのスペーサを挟んだ状態で、締付け固定するように構成されている。第2縦部材5は、ボルト34及びナット35や前記スペーサを取付ける前に、角形パイプ16,17の端部から間隙部20内に挿通しておくことになる。
図8は本発明の第2実施例を前記図5と同様に断面して示した拡大横断面図である。本実施例に係る仮設部材支持用具36は、前記横部材を2本の断面コ字状のチャンネル形材37,38から構成し、それらのチャンネル形材37,38の中央の辺部39,40を互いに背中合せに対向させて離間した状態に配設して、それらの対向設置された辺部39,40からなる板面が縦方向に向いた板部相互間に上下に開放された横部材の長手方向に沿った間隙部41を形成し、この間隙部41に第2縦部材42を摺動可能に挿通した点で特徴を有する。その余の構成に関しては、前記第1実施例と同様であり、同様の機能を奏する。なお、本実施例では、チャンネル形材37,38を使用し、その対向設置された中央の辺部39,40の上端部と下端部には残りの辺部43〜46が直角方向に一体的に形成されているので、それらの直角部を含む断面形状から曲げ剛性の大きい横部材が得られるとともに、左右両面の辺部がなく開放されていることからその分軽量化にも有効である。
図9は本発明の第3実施例を前記図5と同様に断面して示した拡大横断面図である。本実施例に係る仮設部材支持用具47は、前記横部材を2本の断面L字状のアングル形材48,49から構成し、それらのアングル形材48,49の長い方の辺部50,51を互いに背中合せに対向させて離間した状態に配設して、それらの対向設置された辺部50,51からなる板面が縦方向に向いた板部相互間に上下に開放された横部材の長手方向に沿った間隙部52を形成し、この間隙部52に第2縦部材53を摺動可能に挿通した点で特徴を有する。その余の構成に関しては、前記第1実施例と同様であり、同様の機能を奏する。なお、本実施例では、アングル形材48,49を使用し、その対向設置された辺部50,51の上端部あるいは下端部には残りの辺部54,55が直角方向に一体的に形成されているので、それらの直角部を含む断面形状から曲げ剛性の大きい横部材が得られるとともに、L字状の2辺のみから構成されていることからその分軽量化にも有効である。
本発明の第1実施例の使用状態を示した説明図である。 同実施例に係る仮設部材支持用具を示した正面図である。 同実施例を示した平面図である。 同実施例を示したA−A断面図である。 同実施例を拡大して示したB−B拡大断面図である。 同実施例における第2縦部材の他の固定状態を例示した正面図である。 同実施例における第2縦部材の更に他の固定状態を例示した正面図である。 本発明の第2実施例を示した拡大横断面図である。 本発明の第3実施例を示した拡大横断面図である。
符号の説明
1…仮設部材支持用具、2…立上がり部、3…横部材、4…第1縦部材、5…第2縦部材、6,7…クランプ、8…仮設用パイプ、9,10…当接材、11…側面、12…ナット、13…当接材、14…押圧ボルト、15…側面、16,17…角形パイプ、18,19…対向壁部、20…間隙部、21〜28…開孔、29,30…止めピン、31…六角部、32,33…丸棒、34…ボルト、35…ナット、36…仮設部材支持用具、37,38…チャンネル形材、39,40…辺部、41…間隙部、42…第2縦部材、43〜46…辺部、47…仮設部材支持用具、48,49…アングル形材、50,51…辺部、52…間隙部、53…第2縦部材、54,55…辺部

Claims (4)

  1. ベランダ等の立上がり部の上端部に載置される横部材と、該横部材の一端部に設けられ、前記立上がり部の一方の側面に当接可能に構成されるとともに、建設用の仮設部材を支持可能に構成された第1縦部材と、前記横部材の他端部に設けられ、前記立上がり部の他方の側面を押圧する押圧手段を備えた第2縦部材とからなる仮設部材支持用具において、前記横部材の長手方向に、それぞれの板面が略縦方向を向いて互いに平行に対向した状態に板部を離間させて配設し、それらの板部の間に上下に開放された横部材の長手方向の間隙部を形成するとともに、前記間隙部に前記第1縦部材又は第2縦部材の少なくともいずれか一方の縦部材を摺動可能に挿通した状態にて前記横部材側に固着するように構成し、その縦部材の横部材に対する固定位置を前記間隙部を介して縦横に調整可能にしたことを特徴とする仮設部材支持用具。
  2. 前記横部材を2本の角形パイプから構成し、かつそれらの角形パイプの隣接する対向壁部を背中合せに離間させて配設して、それらの対向壁部からなる板面が縦方向に向いた板部相互間に上下に開放された前記横部材の長手方向の間隙部を形成した請求項1に記載の仮設部材支持用具。
  3. 前記横部材を2本の断面コ字状のチャンネル形材から構成し、かつそれらのチャンネル形材の1辺を互いに背中合せに対向させて離間した状態に配設して、それらの対向設置された辺部からなる板面が縦方向に向いた板部相互間に上下に開放された前記横部材の長手方向の間隙部を形成した請求項1に記載の仮設部材支持用具。
  4. 前記横部材を2本の断面L字状のアングル形材から構成し、かつそれらのアングル形材の1辺を互いに背中合せに対向させて離間した状態に配設して、それらの対向設置された辺部からなる板面が縦方向に向いた板部相互間に上下に開放された前記横部材の長手方向の間隙部を形成した請求項1に記載の仮設部材支持用具。

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