JP4067817B2 - 容器のコーティング装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器のコーティング装置に関し、特に、プラズマCVD法により容器の壁面に薄膜を形成する容器のコーティング装置に関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】
現在、合成樹脂製容器は、飲料などの包装容器として普及している。
【0003】
例えばビールなどの酸化しやすい内容物の包装容器として、高ガスバリア性が求められる。
【0004】
しかし、飲料用容器として現在最も利用されている容器であるポリエチレンテレフタレート(PET)製容器は、ビールに求められる高ガスバリア性を満足することはできない。
【0005】
一般に、PET樹脂のガスバリア性を保証するためには、容器壁を複数層構造とし、PET樹脂とガスバリア性樹脂との積層構造とした容器が製造されている。
【0006】
これに替わって、高ガスバリア性の容器を提供する手段として最近注目されているのが、プラズマCVD(化学気相成長)法によるコーティング技術である。
【0007】
しかし、このプラズマCVDによるコーティングは、成膜に時間を要するものであるため、一度に多くの容器の成膜処理を行おうとすると、高周波電源の出力や真空ポンプ等を大きくするか、数量を増加しなければならず、コストがかかる上に、装置が大型化してしまうこととなる。
【0008】
本発明の目的は、プラズマCVDを用いて容器の成膜を行う場合において、高周波電源の出力や真空ポンプ等を大きくしたり、数量を増加したりすることなく、コスト増大や装置の大型化を防止して成膜処理を効率的に行うことのできる容器のコーティング装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明の容器のコーティング装置は、プラズマCVD法によりチャンバー内で合成樹脂製の容器の壁面に薄膜を形成する成膜処理部を有する容器のコーティング装置において、
前記成膜処理部を複数配置し、
これら複数の成膜処理部を順次切り替えて用いて前記容器の壁面に薄膜を形成することを特徴とする。
【0010】
本発明によれば、複数の成膜処理部を順次切り替えて用いて成膜処理を施すことで、高周波電源や真空ポンプを共通化し、これら高周波電源や真空ポンプを切り替えて用いることで、高周波電源の出力や真空ポンプ等を小さくすることができ、コスト増大や装置の大型化を防止することができ、しかも、或る成膜処理部で成膜処理を行っている間に、他の成膜処理部で容器の搬入や取り出しを行えば、成膜処理を効率的に行うことができる。
【0011】
例えば、2つの成膜処理部を有し、一方の成膜処理部にて成膜処理を行っている間に他方の成膜処理部で容器の搬入出を行うというように2つの成膜処理部を交互に切り替えて用いることで、効率良く処理を行うことができる。
【0012】
本発明においては、前記成膜処理部には、複数のチャンバーが設けられ、
前記各成膜処理部内の各チャンバーは、同一円周上で等間隔に配置されるようにすることができる。
【0013】
このような構成とすることにより、各成膜処理部内の各チャンバーのキャビティ間の電磁界のバランスを取ることができ、各チャンバーの成膜状態にばらつきが生じるのを防止することができる。
【0014】
本発明の他の容器のコーティング装置は、プラズマCVD法によりチャンバー内で合成樹脂製の容器の壁面に薄膜を形成する成膜処理部を有する容器のコーティング装置において、
前記成膜処理部を複数(N)配置し、
前記チャンバーは、固定側チャンバー及び非固定側チャンバーに分割形成され、
前記固定側チャンバーが前記複数の成膜処理部のそれぞれに固定配置され、
前記非固定側チャンバーが複数の成膜処理部のうち少なくとも1つの成膜処理部を除いた数(N−1)の成膜処理部の固定側チャンバーに対応した数とされると共に、各成膜処理部に対し移動可能にされて各成膜処理部に対し兼用にされていることを特徴とする。
【0015】
本発明によれば、複数の成膜処理部を順次切り替えて、或る成膜処理部で成膜処理を行っているときに、他の成膜処理部で容器の搬入出を行えば、効率良く、しかも、小さな装置で成膜処理を行うことができ、さらには、チャンバーが分割形成されているため、各チャンバーに対する容器の出し入れのストロークを短くして、容器の出し入れをスムーズに行うことができ、また、チャンバーが、例えば上下に分割されている場合には、装置の全高を低くすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0017】
図1〜図7は、本発明の一実施の形態に係る容器のコーティング装置を示す図である。
【0018】
このコーティング装置10は、プラズマCVD法により合成樹脂製の、例えばPET製の容器20の外壁面にDLC(ダイヤモンドライクカーボン)や、酸化ケイ素(SiOx)等の薄膜を形成するもので、図1に示すように、機台12のほぼ中央位置に2つの成膜処理部、すなわち第1の成膜処理部14及び第2の成膜処理部16が併設され、第1の成膜処理部14の一方の側方位置に容器20の搬入部30、他方の側方に搬出部32が配設されている。
【0019】
この容器20は、例えばビールなどの酸化しやすい内容物の包装容器として用いられるもので、図4及び図5に示すように、開口部22と、この開口部22に続く胴部26と、この胴部26を閉塞する底部28とを有するものとされている。
【0020】
第1の成膜処理部14及び第2の成膜処理部16は、それぞれ複数、例えば4つのチャンバー34を用いて4つの容器20に対して同時に成膜処理を行うようになっている。
【0021】
このチャンバー34は、容器20を倒立状態で収容するもので、図3〜図6にも示すように、高さ方向のほぼ中央位置で非固定側の上チャンバー36及び固定側の下チャンバー38に分割形成されている。
【0022】
下チャンバー38は、2組あり、第1の成膜処理部14及び第2の成膜処理部16にそれぞれ4つずつ固定された状態となっている。
【0023】
また、第1の成膜処理部14及び第2の成膜処理部16では、それぞれ下チャンバー38が同一円周上で等間隔で配置された状態となっている。
【0024】
上チャンバー36は、1組あり、下チャンバー38に対応して4つ同一円周上で等間隔に配置され、この4つの上チャンバー36が第1の成膜処理部14及び第2の成膜処理部16上を移動可能にされて、第1の成膜処理部14及び第2の成膜処理部16に対し兼用にされた状態となっている。
【0025】
具体的には、図3に示すように、下チャンバー38を固定したベースプレート40の上面で、第1の成膜処理部14から第2の成膜処理部16にわたって一対のレール42を配設し、このレール42に移動架44を載置支持させている。
【0026】
この移動架44は、レール42と係合するスライドプレート46上に上端を固定板48にて連結した4本のガイドロッド50を立設し、このガイドロッド50に可動板52を昇降可能に取り付け、この可動板52の下面側に1組の上チャンバー36を固定した状態となっている。
【0027】
スライドプレート46は、レール42に沿って配設したロッドレスシリンダ54に固定され、このロッドレスシリンダ54に固定したスライドプレート46が第1の成膜処理部14及び第2の成膜処理部16間を移動できるようになっている。
【0028】
可動板52は、図6にも示すように、スライドプレート46に立設したシリンダ56のシリンダロッド58に連結され、シリンダ56の駆動により昇降可能にされている。
【0029】
また、下チャンバー38には、図3〜図6にも示すように、その中心位置に内部電極60が設けられるとともに、真空吸引路62に接続され、図1に示すように、機台12内のドライポンプ64及びメカニカルブースターポンプ66によりチャンバー34内が真空吸引されるようになっている。
【0030】
また、内部電極60は、図1に示す機台12内のマッチングボックス68及び高周波電源70に、図5に示す金属板114を介して接続されている。
【0031】
また、外部電極としてのチャンバー34も同様に金属板116を介して互いに連結されている。
【0032】
このように、内部電極60及び外部電極としてのチャンバー34をそれぞれ金属板114、116を介して連結することで、構造が簡単になり、各電極間の差もなくすことができる。
【0033】
容器20の搬入部30は、図1及び図2に示すように、搬入用のベルトコンベア72と、整列機構74と、受渡し機構76とを有する。
【0034】
このベルトコンベア72には、ガイド78が設けられ、容器20を2列に案内するようになっている。
【0035】
整列機構74は、第1のシリンダ96及び第1のストッパ104、第2のシリンダ98及び第2のストッパ106、第3のシリンダ100及び第3のストッパ108、第4のシリンダ102及び第4のストッパ110、第5のストッパ112等を有し、密着状態で搬入されてきた容器を第1の成膜処理部14及び第2の成膜処理部16におけるチャンバー34のピッチに整列しうるようになっている。
【0036】
受渡し機構76は、容器20の胴部26を把持する4つの把持部材80がフレーム82に開閉可能に取り付けられ、このフレーム82が回転アーム84を介して昇降、水平回転用のボールねじ・スプライン86に取り付けられている。
【0037】
なお、94は把持部材80の開閉シリンダである。
【0038】
また、回転アーム84とフレーム82との間には、回転アクチュエータ88が取り付けられ、フレーム82を上下反転し得るようにしている。
【0039】
なお、ボールねじ・スプライン86は、機台12内で、回転用モータ90及び昇降用モータ92に接続されている。
【0040】
そして、フレーム82が整列機構74の上方に位置する状態で、昇降用モータ92によりボールねじ・スプライン86を下降させ、開閉シリンダ94により把持部材80を閉じることで、把持部材80によって整列機構74位置にある容器20の胴部26が把持されることとなる。
【0041】
次に、この状態で、昇降用モータ92によりボールねじ・スプライン86を上昇させ、回転アクチュエータ88によりフレーム82を反転させ、その状態で、回転用モータ90によりボールねじ・スプライン86を、例えば、図7にも示すように、時計方向に90度回転させ、その位置で昇降用モータ92によりボールねじ・スプライン86を下降させ、開閉シリンダ94により把持部材80を開くと容器20が倒立状態で第1の成膜処理部14の下チャンバー38内に搬入されることとなる。
【0042】
また、同様にして図1の実線の状態から回転アーム84を反時計方向に180度回転させることで、第2の成膜処理部16内への容器の搬入が行われることとなる。
【0043】
容器20の搬出部32は、受渡し機構76と、搬出用ベルトコンベア72とを有しており、搬入部30とは整列機構74が存在しないだけで他は搬入部30とほぼ同様の構成となっているので搬入部30と同一符号を付すにとどめ、説明は省略する。
【0044】
この搬出部32における受渡し機構76は、搬入部30における受渡し機構76と反対に反時計方向に90度回転アーム84を回転させることで図1の実線の状態から第1の成膜処理部14側への移動が行え、逆に時計方向に180度回転回転させることで第2の成膜処理部16への移動を行うことができるようになっている。
【0045】
次に、このような容器のコーティング装置10の動作状態について説明する。
【0046】
まず、搬入部30において、ベルトコンベア72上に容器20が供給されてくると、第2のシリンダ98が第2のストッパ106を突出させて先頭の容器20の移動を停止させるとともに、第1のシリンダ96が第1のストッパ104を突出させて3個目以降の容器20の移動を停止させる。
【0047】
この状態で第2のシリンダ98が第2のストッパ106を引っ込めて、第1のストッパ104より前にある2個の容器20を移動させる。
【0048】
この状態で第4のシリンダ102が第4のストッパ110を突出させ、先頭の容器20の移動を阻止するとともに、第3のシリンダ100が第3のストッパ108を突出させて、先頭から2番目の容器20の移動を阻止する。
【0049】
次いで、第4のシリンダ102が第4のストッパ110を引っ込めて先頭の容器20を移動させ、この先頭の容器20が第5のストッパ112に当接した状態で、第1の成膜処理部14及び第2の成膜処理部16のピッチに4つの容器20が整列させられる状態となる。
【0050】
このとき、搬入部30の受渡し機構76は、把持部材80を整列機構74の上方位置で待機させた状態となっている。
【0051】
また、移動架44は、例えば、ロッドレスシリンダ54により第2の成膜処理部16側に位置し、上チャンバー36はシリンダー56により第2の成膜処理部16の下チャンバー38上方に位置する状態となっている。
【0052】
この状態で、昇降用モータ92によりボールねじ・スプライン86を下降させ、把持部材80を下降させると、把持部材80は整列機構74によって整列された4つの容器20を把持可能な状態となる。
【0053】
この状態で開閉シリンダ94により把持部材80を閉じると、把持部材80が容器20の胴部26を把持する状態となる。
【0054】
次に、昇降用モータ92によりボールねじ・スプライン86を上昇させると搬入用のベルトコンベア72上からの容器20の取り出しが行われることとなる。
【0055】
次に、この状態で、回転アクチュエータ88によりフレーム82を反転させると、容器20が倒立状態となる。
【0056】
次いで、この状態から回転用モータ90にてボールねじ・スプライン86を時計方向に90度回転させると、フレーム82は、第1の成膜処理部14の上方に移動することとなる。
【0057】
次に、昇降用モータ92によりボールねじ・スプライン86を下降させ、容器20を第1の成膜処理部14の下チャンバー38内に挿入する。
【0058】
その後、開閉シリンダ94により把持部材80を開放して、昇降モータ92によりボールねじ・スプライン86を上昇させると、第1の成膜処理部14への容器20の搬入が終了することとなり、この状態で回転用モータ90により回転アーム84を反時計方向に90度回転させれば、次の容器20の取り出し待機状態となる。
【0059】
次に、ロッドレスシリンダ54により移動架44を第2の成膜部16側から第1の成膜処理部14側へと移動させ、シリンダ56により可動板52を下降させ、下チャンバー38と上チャンバー36とを密着させる。
【0060】
次いで、この状態で、ドライポンプ64及びメカニカルブースターポンプ66を用いて、チャンバー34内を真空引きし、チャンバー34内にガスを供給するとともに、高周波電源70及びマッチングボックス68を通して電源を内部電極60及びチャンバー34に供給して高周波を発生させ、プラズマCVDにより第1の成膜処理部14内の容器に対して成膜処理を行う。
【0061】
ここで、チャンバー34内に供給されるガスとしては、炭化水素系のガス、例えば、アセチレン、メタン、エタン、エチレン、トルエン、ベンゼン、プロピレン、ビニルアセチレン、メチルアセチレンなどを用いる。
【0062】
また、ケイ素系のガス、例えば、モノシラン、ジシセン、四フッ化ケイ素などを用いてもよい。
【0063】
この間に、搬入部30の受渡し機構76を用いて、次の容器20を第2の成膜処理部16内の下チャンバー38に搬入する。
【0064】
第1の成膜処理部14による成膜処理が終了した時点で上チャンバー36を上昇させ、第2の成膜処理部16側に移動させ、上チャンバー36を第2の成膜処理部16の下チャンバー38に対して密着させ、第2の成膜処理部16における成膜処理を行う。
【0065】
この間に搬出部32側の受渡し機構76を用いて、第1の成膜処理部14における成膜処理を終了した容器20を取り出し、搬出用のベルトコンベア72上へと正立状態で受渡し、外部へと搬送する。
【0066】
このように、第1の成膜処理部14または第2の成膜処理部16の一方で成膜処理を行っている際に、他方の第1の成膜処理部14または第2の成膜処理部16で容器20の取り出し、搬入を行えば、効率良く交互に成膜処理を行うことができる。
【0067】
また、成膜処理は、この第1の成膜処理部14または第2の成膜処理部16の一方のみで行われるため、真空ポンプや高周波電源出力を大きくしたり、数量を増加したりする必要がなく、コスト削減及び装置の大型化を防止することができる。
【0068】
さらに、チャンバー34は上チャンバー34及び下チャンバー38に分割形成されているため、容器20の挿入や取り出しが容易で、装置の全高を低くすることが可能である。
【0069】
また、複数のチャンバー34は、同一円周上で等間隔に配設されているため、チャンバー34のキャビティ間の電磁界のバランスを取ることができる。
【0070】
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の形態に変形可能である。
【0071】
例えば、前記実施の形態では、内容物としてビールを充填する容器について説明したが、この例に限らず、ケチャップやマヨネーズなどの酸化しやすい内容物を充填する容器としても用いることができる。
【0072】
また、前記実施の形態では、外側成膜の装置について説明したが、公知の方法で、内部電極に高周波電源を接続し、容器内部にガスを供給することで、内側成膜とすることもできる。
【0073】
さらに、前記実施の形態では、2つの成膜処理部を設けているが、3つ以上の成膜処理部を順次切り替えて用いるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る容器のコーティング装置を示す平面図である。
【図2】図1の移動架を省略した正面図である。
【図3】(1)は上チャンバー組み合わせ前の移動架の状態を示す正面図で、(2)は上チャンバーを組み合わせた状態の移動架の正面図である。
【図4】図3(1)の状態の下チャンバーの拡大図である。
【図5】図3(2)の状態の拡大図である。
【図6】搬入部の受渡し機構による容器の受渡しと移動架の動作状態を示す側面図である。
【図7】受渡し機構の動作状態を示す平面図である。
【符号の説明】
10 コーティング装置
14 第1の成膜処理部
16 第2の成膜処理部
20 容器
22 ネック部
30 搬入部
32 搬出部
34 チャンバー
36 上チャンバー
38 下チャンバー
42 レール
44 移動架
54 ロッドレスシリンダ
56 シリンダ
60 内部電極
76 受渡し機構
80 把持部材
86 ボールねじ・スプライン
90 回転用モータ
92 昇降用モータ

Claims (1)

  1. プラズマCVD法によりチャンバー内で合成樹脂製の容器の壁面に薄膜を形成する成膜処理部を有する容器のコーティング装置において、
    前記成膜処理部を複数(N)配置し、
    前記チャンバーは、固定側チャンバー及び非固定側チャンバーに分割形成され、
    前記固定側チャンバーが前記複数の成膜処理部のそれぞれに固定配置され、
    前記非固定側チャンバーが複数の成膜処理部のうち少なくとも1つの成膜処理部を除いた数(N−1)の成膜処理部の固定側チャンバーに対応した数とされると共に、各成膜処理部に対し移動可能にされて各成膜処理部に対し兼用にされていることを特徴とする容器のコーティング装置。
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